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<title>nagomiitsuki21のブログ</title>
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<description>読書感想文です。</description>
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<title>何者</title>
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<![CDATA[ <p>ネタバレありますご注意ください</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>何者　　　朝井リョウ</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>まず、作者プロフィールを読んで、</p><p>同い年の作家さんだということに驚きました。</p><p>学年では一個下になるのですが、それでも同じ時期に生まれた人がこんな作品を書くのだと思ったら、</p><p>世の中には選ばれし人はいるんだなと感じました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>本作のあらすじは</p><p>就職活動に挑む若者たちが、それぞれの未来に向かって試行錯誤しながら自分を見つめ直していく。</p><p>一言でいってしまえばこういった話であります。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>この本を読んでいて改めて思ったのですが、小説の終盤ってなんでこんなに面白いんですかね？</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>大概の作品を読む時、序盤で退屈さを感じてしまい、この本自分にあってないんだろうなと感じて</p><p>閉じてしまおうかなと考える時がくるんです。</p><p>でも我慢して読み進めていくと大概の作品が終盤に盛り返してくれるんですね。</p><p>だからどんな作品でも必ず最後まで読むようにするんです。</p><p>最後には絶対おもしろいものがあると信じて。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>あとは小説を読む時、登場人物の初登場のシーンに、こいつ悪者になるんだろうなぁって固定概念で見てしまいます。</p><p>よっぽどの書かれ方をしていない限り大体そうです。</p><p>小説って活字しか無いからなのか、どこか暗い雰囲気というか閉鎖的な雰囲気を持っていて、</p><p>書かれている全てがバットエンドに持っていく要素を持っているように感じてしまうんです。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>この小説で最初にそう感じたのは瑞月。</p><p>でもそれは完全に間違っていました、素晴らしい人だったじゃん瑞月。</p><p>なんの脈略もなくそう思って読み進めてしまう自分に反省します。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>物語中盤では理香、隆良、ギンジ</p><p>この3人に対して少なからず寒いなと感じた人も多いのではないでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>私も勿論そう思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>しかしここまで寒い描かれ方をしていると、普通ここまで寒さを誇張しなよなと感じ、</p><p>作者は、単純にこの3人の寒い有様を笑い話にしようとしているのではないなと感じました。</p><p>それでは流石にあからさますぎる。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>そこで感じたのは、主人公の客観的で冷静すぎる態度。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>これも絶対にいつかブーメランが帰ってくると思って読んでいました。</p><p>一見常識なことを言っていて、分析力も優れる。言ってしまえば読者に一番近い思想を持っていたのがこの主人公なのかも知れません。</p><p>&nbsp;</p><p>しかしそれ故に、どこか論理臭く相手の嫌な部分だけを見つけることに長けている。</p><p>それなのに自分を客観的に見る描写はない。</p><p>&nbsp;</p><p>典型的なナルシスト野郎なんだなとも感じました。</p><p>作品のどっかでブーメランが帰ってくるぞと。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>結果予想通りの結末となったのですが、それでも驚いたのが拓人の本性が明らかにされるシーン。</p><p>まさか理香によって、あそこまで完膚無きまでに言われるとは思っていませんでした。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>まさかこのタイミングとは・・・</p><p>自分の悪事を思いもよらぬ場面で暴かれているような気分でしたが、やはりここが一番面白い。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>はじめの方に言いましたが、序盤で退屈さを感じてしまう。</p><p>確かにこの本にもそれはありました。</p><p>就活という身近な題材のせいかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>それでもやはりプロは凄い、最後に全部持っていくじゃん。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>そう思える一冊でした。</p>
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<link>https://ameblo.jp/ningenshikkaku21/entry-12528588230.html</link>
<pubDate>Sun, 22 Sep 2019 21:06:44 +0900</pubDate>
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<title>蜜蜂と遠雷</title>
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<![CDATA[ <p>時間を置いて一度読んだ本を読み返した時に、</p><p>以前とは違った読み方をしていると感じる事があります。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>それを楽しみに本を読んでいるのかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>とは言っても、1年から２年くらいは同じ本を再び開く気になりませんし、</p><p>いやむしろ1･2年で再読するほうが稀で、</p><p>ほとんどは高校時代読んだ本を10年以上経った後に開く事の方が多いかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>常に新しい本が出ていますので、どちらかと言えば新しいものを読みたいと思ってしまいます。</p><p>それでも確かに一度読んだ本を再び開く時はあるわけで、</p><p>そのような本に出会えた時より一層読書のおもしろさを感じます。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>読み返してみると</p><p>「ああ、そうそう、こんな話だった」</p><p>と懐かしさが大半ですが、</p><p>「あれ、こんな話だったっけ？」</p><p>と思う時もあります。</p><p>あまり記憶力はよくないので、単に忘れているだけだとは思いますが、</p><p>ちょっとでも自分の価値観が変わったのかなと思えると、嬉しくなりますし、</p><p>逆に年取ったなと悲しくなる時もあります。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>そんなわけで、</p><p>未来の自分がこのブログを読んで、</p><p>あの時こんな風に思って読んでいたのかと、恥ずかしくも懐かしんでもらうために</p><p>ここに読書感想文を残します。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>人様に見てもらう様な物では無いですし、あくまで個人的な感想ですので、</p><p>もし見られている人がいるのであれば、どうか軽い気持ちで見てください…</p><p>恥ずかしながらちょっとだけで共有したい気持ちもあるのでブログに残します。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>※以下ネタバレあります。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>蜜蜂と遠雷　　恩田陸</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>国際的なピアノコンクールに挑む若き天才達の話。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>読み終わった後に、色んな方々の書評を読ませて頂くと、</p><p>「本から音が飛び出すよう」とか、「観客席に一人いるかのよう」のように書かれている事が多かったです。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>私も僅かながら同じ気持ちを持って楽しんでいたのですが、如何せん自身が音楽に詳しくないもので、</p><p>作品中に出てくる音楽が「明るい曲何だろうなー」とか「速くて難しい曲なんだろうなー」</p><p>といった幼稚な感想ばかりになってしまいました。</p><p>もっと音楽に精通していれば、もっとこの本を楽しめたのだろうなと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>なので私は、物語に出てくる音楽を流しながら、</p><p>カッコつけでクラシックの世界に浸りながら読んでいました。</p><p>何もわからないニワカですが、このおかげで音楽の世界に酔えました。笑</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>そんな私でも引き寄せられたこの物語の魅力は、なんといっても個性豊かな登場人物達です。</p><p>この本でメインに描かれている人物は、違った個性を持った4人の天才で</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>・神に認められた神童、野生的な才能をもつ風間塵</p><p>&nbsp;</p><p>・かつて天才と呼ばれたが、母の死以降弾くことが出来なくなったが、復活の一歩を踏みだした栄伝亜夜</p><p>&nbsp;</p><p>・天才的な技術持ち、それでいて容姿端麗、人気もあるマサル・カルロス・レヴィ・アナトール</p><p>&nbsp;</p><p>・妻子と仕事を持ちながら、ピアノに向き合う努力の天才高島明石</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>この４人を中心にコンテスタントの熱い争いが描かれております。</p><p>&nbsp;</p><p>それぞれに違った武器を持ち競い合う天才達。</p><p>男なら誰もがワクワクするであろう天下一武道会や地下闘技場トーナメントを彷彿とさせます。（勿論そこまで男臭くないですが）</p><p>こんなにすごい人達が揃って、一体誰が勝ち上がるのか、</p><p>ドキドキしながらページをめくっていました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>さらに素晴らしいのは、この4人のコンテスタント、勿論ライバル関係ではあるのですが、</p><p>蹴落としたり啀み合いあったりドロドロした関係は一切なく、お互いに尊重し、信頼し、成長していく、</p><p>その様子はとても綺麗で全員が最高の主役、全員が応援したくなる魅力を持っています。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>この物語で結果（順位）を求める事は不毛なことではないかとも感じます。</p><p>実際に、本戦の結果発表の描写はなく、</p><p>何となく順位を臭わせる言葉と、巻末に載せられた結果一覧だけでしたので、</p><p>作者もそこまで結果というものに重きを置いていないのかと思ってしまいます。</p><p>それ程までに、結果云々ではない、</p><p>人間関係の尊さや音楽に対する情熱、人が成長していく過程を大事にしたいのだと思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>もうひとつ読んでいて素晴らしいと思った事は、様々な視点でこの物語が構成されている事です。</p><p>一人称がメインとなる4人のコンテスタントで何度も代わるのですが、</p><p>その他に、取材記者、ステージマネージャー、調律師など裏方の視点でも書かれています。</p><p>このおかげで誰か一人に肩入れして読み進めていくのではなく、客観的に物語を読み進めて行くことができました。</p><p>これが作者の狙いなのかどうなのか素人には分かりませんが、</p><p>このおかげもあって純粋にコンサートというものを楽しめたと感じます。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>作中にとても印象に残った言葉があります。</p><p>天才の中の1人であるマサルの師事、ナサニエルの描写のシーンで、こんな事を言っていました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　たぶん、僕らは君に教えているわけじゃない。元々君の中にあった物を、君に思い出させているだけなんだ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>ナサニエルは過去にマサルにこのように言っています。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>ああ、天才ってこういうものなんだな。</p><p>マサルは勿論のことながら、塵、亜夜、明石もこのコンサート通じて大きな成長をしていくのだが、</p><p>みんなどこかに底知れぬ力を持っていて、それが教わるでもなくふとした瞬間にあふれ出していく。</p><p>&nbsp;</p><p>それこそが天才なんだ。</p><p>「天才ってすげーな」と思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>みんな揃って応援したくなるとは言いましたが、それでもいくらか贔屓してしまった部分はあります。</p><p>亜夜と塵</p><p>この2人の関係に魅力を感じた方も多いのではないか思うのですが、</p><p>塵の演奏を通じて、2人が会話をしているのを見ると、毎回胸がとても熱くなります。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>特に本戦で塵の演奏中に繰り広げられる2人の掛け合い。</p><p>この作品のクライマックス。</p><p>あまりの美しさにずっと鳥肌が立っていました。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>終始美しい作品。これがこの小説の1番の感想です。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>芸術が好きな方、青春を思い出したい方、</p><p>バトル漫画がお好きな方にもおすすめです！（←超個人的偏見です）</p>
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<pubDate>Sun, 08 Sep 2019 16:09:11 +0900</pubDate>
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