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<title>芸者珠樹</title>
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<description>ヨーロッパに旅行中の芸者珠樹と黒人マリーと日本で暮らして居る功青年のフィクションですブログの説明を入力します。</description>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <font size="4">　　　　　　　　バルセロナから舞い戻って来ましたのよ。根津の此の暑さは何なんでしょう。バルセロナの夜の爽やかさに慣れた体には蒸し暑さは耐え切れませんのよ。別荘を持たないマリーですから北海道にお宿を探して秋を待つことにしましたのよ。今暫くお休みを頂いて、再開に体力が付くまでご容赦頂きたいとお願いします。</font>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12080811286.html</link>
<pubDate>Mon, 05 Oct 2015 15:00:44 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5"> 　　　　　　　此の手の話には興味が無いと仰るのですのね。女性って<font color="#ff0000">知らんぷりをして心の内を隠そう</font></font></p><p><font color="#000000" size="5">と為さいますのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　弱い処を突かれますと、泣くか喚くかして逃げようとする心を騙しますのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">お金には――其れも特に体を許した男性の収入には強く拘りますのね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　【　其れで体を許したのでは無い　】</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">と、言わずもがなの本音をチラつかせて、其れと無く誰彼無しに牽制しますのね。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　<font color="#000000">誰れもが奥の院の封鎖的なのは承知して居ますし、かと言って特別なステータスにはヒト夜の興味しか持たない中で急接近すれば、粉屋の娘もテニスを取り巻いて居る女性週刊誌が、見逃さないで盛り上げて呉れるのは計算の内なんですのよ。</font></font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　あら、<font color="#ff0000">貴女様を申し上げて居ますのよ。銀ブラはウインドショッピングでは無いでしょう。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">老舗の家系に押し出されるのではなく、ダブルブッキングも名を売る武器にする強かさで、新派を立ち上げる度胸には頭が下がりますのよ。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　<font color="#000000">イットキの時間潰しに書いて居ても、スタミナの消耗度合いは同じなんですのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　<font color="#ff0000">お休みを取らないと　"　労働基準法 "</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">に触れる恐れが有りますので、一服したいと思いますのよ。　【　お怒り結構、無視も歓迎します　】のよ</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　<font color="#000000">だって手前どもは、貴女様に関係仕様とは思って居ませんのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　只なんとなく、アメブロさんのご趣味を拝借して居るだけなんですもの。夏休みには出遅れましたが、旧旧のお盆休みを作っても構いませんでょう。高速道路の渋滞に嵌るやとも思いますから、珠樹の出産は弥太郎さんにお任せとして、根津に戻ろうかと迷って居ますのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　<font color="#ff0000">何しろ無責任この上は無いフィクションなんですから、時間を停めてバルセロナをエンサンチャ病院の特別室からリレーしたってドウって事は無いでしょう。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　<font color="#000000">お休みなさい、ナンマンブツでね。</font></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12077806806.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Sep 2015 14:55:11 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　　　ロンダはバルセロナとは違って観光はささやかに行われて居ましたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">観光収入に頼らなくても街が生きて居るのには、収入が有るからですのね。珠樹がロンダを原点と言ったのは、実に其の事でしたのね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　<font color="#000000">「 珠樹は金には欲が無い様だ。」</font></font></p><p><font size="5">とは弥太郎さんが仰いましたのよ。其れを取り上げてマリーに仰ったのは、</font></p><p><font size="5">　　　　　　　<font color="#ff0000">下賤の言葉で弥太郎さんに銭をセビラナイのを―――ご免遊ばせ。別の言い回しで 【　弥太郎さんの資産の大きさを無視する態度　】を非難めいてマリーに訴えましたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">あながちなこじ付けでは無いのですのよ。例えばサラリーマンの名刺に役職の肩書が有るのをご自慢するのと同じなんですのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　マリーはハーバードの学歴などヒケラカシタ覚えは有りませんが、人より優れて居るモノと言ったらハーバードしか有りませんのよ。其れと同じだとは申しませんが、弥太郎さんの地位とステータスと資産はご自慢なさるだけのお値打ち物なんですのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">珠樹は其れをヘとも思って居ない―――マタマタ失礼しましたのね、つい地が出ましたのはお見逃し頂けますでしょうか。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">其の事を心の隅で根に持って居ますから、お付き合いの浅いマリーに愚痴をお零しなんですのよ。</font><font color="#ff0000">下賤のグチ</font><font color="#000000">と申しましたが、遥かに下の身分の者と思って居る珠樹に並ばれて居るのが、まだ解せないグチだとして置きましょう。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　いーえ、其の事は珠樹が理解と言うよりは心に掛けて居ても、まだジレンマを持って居るのではと思いますのよ。極く々々些細な問題ですが、人の心の奥には収入の桁が常に絡んで居ますのよ。太古の昔でしたら男が射止めて来た獲物の大きさが価値観と成ったのでしょうね。現代でも其れを小さいと思うお人と、決定的な判断の基準と為さる人が居ますのね。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　今、此れを理屈っぽく申しましたのは、珠樹が言った原点とはバルセロナと明らかに違うモノは、観光に頼らなくても収入が確保できるミカン園を見て何かを感じて欲しいとのサインと受け取りましたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">弥太郎さんのお金は表立って欲しがらなくても、其の大きさも認めて頼りにして居る現実は承知して居るのを、マリーに知って欲しいと</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">暗に打ち明けた女の焦りなんでしょうね。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">心を打ち明けられる人が居ないのを、お金のやり取りに絡めてグチッタと想えば好い</font></font><font color="#ff0000" size="5"><font color="#000000">のね。女って其うしたいじけが有りますのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">愚にも付かない井戸端会議でストレスを発散するだけでは無いのですのね。弱いからとは申しませんが、逃げ場を塞がれた心の惨めさが、恵まれて居る珠樹にも多少なりとも有るのを知って欲しいグチだと思いましたのよ。</font></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12077563415.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Sep 2015 00:01:01 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　　ポロホテルのディナールームは変わってますのよ。６階のフロアを見通す作りに成って居て、南北のガラス窓から旧市街と闘牛場とが見下ろせる様に成ってますのよ。何とも珍しいのですが、ウエイトレスさんにお聞きしましたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　「 素晴らしいわ。お日様を浴びながらのお食事何て、ホテルでは味わえ無いのね。此のフロアの広さでしたらパーティーも為さるのでしょう。厨房は地下でしょうから、準備するのに大変でしょう。」</font></p><p><font size="5">　　　　　　　半分は厨房から遠い処にディナールームを作った不見識と、其の準備に追われるでしょう方たちへのお慰めを込めて話しましたのよ。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　「 いーえ、困りませんのよ。新市街が見下ろせる西側の目隠しも兼ねて厨房を作って有りますのよ。街にお住いの人たちの要望も有りますから、此処を建てた時に市街を覗き見るのは禁じられて居ましたのね。ですから東西に延びる作りにして、南北は開放的に成って居ますけど、わざとテラスは作らない様式に成って居ますのよ。お住まいの人たちに配慮しましたので、西側を閉鎖するのに窓が無い厨房を作りましたのよ。」</font></p><p><font size="5">　　　　「 驚いたわ。水回りは解決できたとしても、パーティーに追われたら厨房の音が聞こえて来るでしょう。お鍋を落とした音なんかでパーティーが台無しに成っても困るでしょう。」</font></p><p><font size="5">　　　　「 ご心配には及びませんのよ。此処ではお泊りのお客様にサービスする様に成ってますのよ。パーティーは開かれませんが会合は御座いますけど、其れは全部スぺイン広場のパラドール.・デ・ロンダで引き受けますのよ。ロンダには学校も有りませんし、遊べる施設も禁止されて居ますのよ。お仕事で疲れた人たちが休める様に配慮して有りますのよ。」</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　「 其れらしいのは判りますのよ。でもお休みだって有るでしょう。働くだけが人生では無いと思いますのよ。」</font></p><p><font size="5">　　　「 いーえ、働くと申しましても皆さま農園をお持ちですから、ミカンが休むのは夜だけなんですのよ。其れに併せてお住まいの皆様方も夜はお休みに成りますのよ。ミカン畑は穏やかに見えますけど、季節風も強い日が有りますし、収穫が終われば手入れをし無ければ次の実りに其れが現れますでしょう。ミカンに笑われるだけでは無くて、周りの農民にも迷惑に成りますから、手を抜くことは許されませんのよ。」</font></p><p><font size="5">　　　　「 判ったわ。でも働いてる方って貴女たちの様に、ホテルのお仕事を為さってる人たちだって居るでしょう。」</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　笑われましたのよ。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　「 此処で生まれた人たちだけなんですのよ。育ったのはミカン畑ですから、学校も病院も畠の外れに有りますのよ。都会の人たちがスポーツで体を鍛えるのでしょうが、私たちはミカンが運動も健康も教えて呉れるんですもの。今でもお泊りのお客様が少なければ、交代で畑に出ますのよ。ミカンに囲まれて居たら悩みなんか吹き飛んで仕舞いますのよ。」</font></p><p><font size="5">　　　　　　　あっさり肩透かしでしたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">ミカンと共に生きるのを教えられたロンダでしたのよ。</font></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12077354649.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Sep 2015 12:01:00 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　　３６年を駆け足で通り過ぎて来た様な気がしてますのよ。良く考えて見ましたら、目の前に有る物にセッツカレテ居た様に思えますのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　広い目で見て居る様に思って居ましたが、実は５年も１０年も、或いは命の終わりなど想っても見ませんでしたのね。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">若い心算で居ましたが、何時の間にか十代で停まって居様と頭では決めて居ましたのね。鏡を見る余裕が無かったと申しますか、見るのが怖かった想いって女は持つのでしょうね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　<font color="#000000">十台で気に成って居たニキビも消えましたけど、其れに換わって目じりの皺が気に成り始めたでしょう。鏡を見てもはす向かいから見る様にして、</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　<font color="#ff0000">【　心の中に皺は無いのよ　】</font></font></p><p><font color="#000000" size="5">と、自分を誤魔化して来ましたのね。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　なぜ此れを持ち出したのかと言いますと、初めて見たロンダに圧倒されて居ましたのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">此処に似た都市を探して見ましても、思い当たる物が無かったのですのよ。僅かに珠樹が言うグアダレビン川に秋ヶ瀬川の峡谷が思い出されるだけなんですのね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">新市街と古くから有る街が区別されて居るのは多くの都市に見られますのね。東京で言えば下町と山の手の違いなんでしょうね。其れでも際立った違いは有りませんし、どらかと言うとお店の作りも売れスジ合わせると申しましょうか、何と無く右へ倣えに成って居ますのね。</font></font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　処がロンダでは、川までが急流を外れますと広い川幅に成って、違う川の様相を見せますのね。其の先は何処までも続くミカン畑なんですのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　其処にはブドウも他の果物も寄せ付けない風格すら感じますのよ。確かにバルセロナで入ったパルのお料理には、必ずと言って好いほどのおみかんのお料理が並んで居ましたのよ。マリーのおみかんって、ジュースか果物なんですのね。其れが他のお料理と遜色ない顔で，お皿に盛られて威張って居ますのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　此処に来て其れが当然だと思えますのよ。ホントに山間の小さな町なんですけど、</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　<font color="#ff0000">【　ロンダが珠樹の原点なのよ　】</font></font></p><p><font size="5">が、判る気がしましたのよ。ロンダに来て良かったと思いましたのよ。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　不思議に焦る気が無く成りましたが、其れと同時に今まで感じた事が無いズート先まで思えたんですのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">其うなのよ。珠樹の娘さんの産声が聞こえる様な気に成りましたのよ。同時に小学校に通う姿も頭に浮かびましたのよ。そうですのよ、中学も高校も浮かびましたら、急に根津に残して来た１０人の十文字高校の晴れ姿が瞼に浮かんだのですもの。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">其の時の珠樹の小母さんぶりを思い描けましたのよ。今まで十台のマリーと珠樹に拘って居たのは何だったのでしょう。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><font color="#000000">　　　　　　　　　　　　　</font><font color="#ff0000">歳を取るのが怖かったんでしょうか。違う気がしましたのよ。鏡を見てウインクしたり、百面相を作っておどけるのを忘れて居ましたのね。ロンダの何が其うさせたのは其うなんですのね。何処にでも有る小さな町なんですけど、１０年、</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">２０年先を鏡に映して見る想いを作って呉れましたのね。　　　</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">急に笑っちゃいましたのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　何を赤ちゃんの小児麻痺を心配して居たんでしょう。其れに似た変化はマリーにも珠樹にも、弥太郎さんにも有って不思議では無いでしょう。そうなのよ、お嬢さんが育つのって、マリーも珠樹も歳を取って行くのと並んでるのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">そうよ、何もかも順繰りなんですから、お嬢さんも十台の高校で羽を伸ばして、今のマリーと同じに成るのよ。順繰りなんですから押し出されて皆んな行き着く処は決まってるでしょう。マリーは珠樹より先なんですから、" あかんべー " をして待って挙げられる気に成りましたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　<font color="#000000">そうよ、待てる楽しみをロンダが教えて呉れた気に成ったのですもの。</font></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12077240314.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Sep 2015 00:01:00 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　　畠山ご夫妻がマリーを必要と為さるのは、子育てが始まってからなのよ。お子様が健康なら言う事は無いけど、物のご本によると脳に障害を持つお子様は３％と書いて有りましたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">其のご本の作者がオツムに癖がお有りなんじゃと想いましたが、養育院の経験では、親に捨てられる子の半分近くは何らかの障害を持って居ましたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　<font color="#000000">其れは特例として置きますが、</font><font color="#ff0000">ヘレンケラーのお立場でも</font><font color="#000000">障碍者が生を全うするのには、かなりの援助者が必要なんですのね。</font></font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　有難い事にマリーは暗い人生の中で生き抜いて来ましたから、其れをラッキーに誤魔化す手口は心得て居ますのよ。顔で笑いを作っても、直面する世の中の不合理には耐えるしか無いのは承知して居ますのよ。先を見たって長生きは出来ませんのね。ですから今日は、ロンダの旧市街を散策する積りでポロホ</font><font size="5">テルを出ましたのよ。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　グアダレビン川の川岸に下りるのには、ヌエボ橋を渡って右に進めば峡谷に下りる階段が刻まれて居ますのよ。ドウ言う訳か階段の中腹に崖を切り開いた民家が御座いますのよ。何人かの観光客が下から見上げるヌエボ橋の写真を撮って居ましたのよ。独りのお婆さんが観光客から小銭を集めて居たのですのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">確かに橋を見上げる絶好の位置に有りますから、撮影料を取られるのは観光地には必ずと言って好いほど有りますのね。ですから今日は、川に下りないで橋を渡って左に進みましたの。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　<font color="#000000">直きに断崖を堰き止めた石垣が見えて来ましたのよ。ドウやら人工に作ったダムの様でしたのよ。ビーバーは木でダムを作るって言われますけど、</font><font color="#ff0000">　イスラムかアラブの人たちが流れの豊かなグアダレビン川の水を生活に使った</font></font><font color="#ff0000" size="5"><font color="#ff0000">のではと見受けましたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><font color="#000000">　　　　　　確かに其処だけは旧市街が低く成って居て、川の水を汲み上げるのに都合よく出来てましたのよ。石をくり貫いた温泉らしき物が廃墟として残って居ましたのよ。不思議でしたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　　　　アンダルシアの人達に沐浴の習慣が無かったのでしょうね。此の大きな沐浴場が廃墟に成ってコケが蒸して居るのが、唯一とも言える遺跡の趣でしたのよ。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">使われて居ない闘牛場も白壁で塗り固めて１０００年以上の荒廃を許さない観光施設と成って居ましたのよ。ドウやら観光で収入を上げれば町が荒れるのを知って居た様ですのね。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　其れに引き換え、ヌエボ橋を見上げる断崖の中腹に写真撮影の関所を作るとは、何とも見上げたお利巧に感じましたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">カメラが出来る前はドウだったのか勘ぐって一人で笑いましたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　　　　　　　　　　　</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12076993307.html</link>
<pubDate>Fri, 25 Sep 2015 12:01:10 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　　マリーは妊娠なんて経験は無かったでのよ。黒でも女ですから其れなりの知識はチャンとお勉強してましたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">生理が始まるのは早かったし、おっぱいも膨らんで来てお毛ケも其れなりに育って来るでしょう。嫌でも其の知識は入って来るのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">其れだって芝浦キャンプに着任したら、１個小隊居た守備隊のGIは１０人のならず者と入れ替わったでしょう。船が停まった港には女が居ますから、船乗りのならず者たちはマリーには目も繰れなかったのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　言って見れば男日照りが続いてたから、アメリカではかたわ扱いされる正真正銘のバージンだったのよ。其処へ盗みに入った１８歳の坊や々々した余丁功が捕まって、事務所に連れて来られたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　<font color="#ff0000">【　お仕置きをして海に放りなさい　】</font></font></p><p><font size="5">に、誰れも手を出さないから、お尻ペンペン仕様としたら取っ組み合いに成って、ヘンな具合に初水揚げされちゃったのよ。除隊まで２年一緒に暮らしてたのね。２８と18でしょう。遣ると言ったらセックスしか無いから良くも続いたと思うのよ。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　玉川河岸で暮らしてた功は、川崎競馬の調教も任されてたのね。其の関係でオーストラリアが処理に困って居た野生化したサラブレットの処理に乗り出したのよ。其れも何時かは話すけど、君主国のGB</font><font size="5">の動物愛護団体が目を光らせて居たから勝手に繁殖して増え過ぎてたサラブレットを引き取って来たのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">天皇の戦争犯罪を誤魔化すので、スポーツに天皇杯を作ったけど、競馬の天皇賞レースはサラブレットが不足して出来なかったのね。管轄は農林省なんですけど、マリーの占領軍の治外法権を使ってオーストラリアから大量のサラブレットを引き取って来たのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">ご存じでしょうが、生きた動物を国内に持ち込むのには、１ヶ月隔離した検疫が必要なのよ。横浜の磯子に検疫所が有るけど、２頭の馬しか収容できないのね。仕方が無いから東京湾に貨物船を浮かべて、１ヶ月の隔離を検疫だとしちゃったのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">だって日本は、ポッダム宣言の</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">無条件降伏を丸呑みしちゃったんですもの。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　硫黄島の一時休戦条約で判る様に、戦争を終わらせるのには条件が付いて当たり前だったのよ。賠償とか捕虜の使役だとか、領土の分割なんかが有るでしょうが、</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　【　異例とも言える無条件降伏　】</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">を飲んじゃったから、何から何まで無条件だったのよ。原爆も無条件なら、沖縄の民間人を捲き込んだ２３万人とも言われる殺人の戦争も、無条件の中に入るのよ。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　<font color="#000000">かってドノ戦争でも必ず条件で折り合うのが世界の常識だったのよ。其れを規則も前例も無い</font></font></p><p><font size="5">　　　　　<font color="#ff0000">【　戦争犯罪裁判　】</font></font></p><p><font size="5">に、責任者の天皇を引っ張り出そうとするのに抵抗して、スポーツと競馬に天皇杯を作っちゃったのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　大学対抗の野球と、イギリスにオベンチャラを使って競馬に天皇賞レースを作ったのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">野球はアメリカ、競馬はイギリスを宥めるのに使ったのね。ところが肝心のサラブレットが居ないでしょう。オーストラリアは君主国の動物愛護団体が目を光らせて居るから、サラブレットを殺せ無いでしょう。其処に目を着けた農林省の頼みで、ポッダム宣言の無条件降伏の権利を使ってマリーがサラブレットを引き取って来たのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">天皇賞レースが開催できれば、サラブレとが馬肉に成ろうとマリーは知った事では無かったのよ。でもオーストラリアはマリー様様ですから、其れこそVIP待遇でオーストラリアでは別格の黒人の特任大佐でしたのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">話がお馬さんにトンじゃったけど、２６歳のマリーも生理はちゃんと有りましたのよ。そっちの知識も人並みには持ってましたけど、妊娠は無経験でも子供の経験は暗いのではイヤと言うほど知ってましたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">南部の養育院には親に捨てられた子供たちが集められて居たのよ。産まれ乍らに不幸を背負って来た子も居ましたけど、高熱が続いて脳性まひの子も多く居たのよ。車椅子が有れば好い方で、知らぬ間に姿を消して居た子も多かったのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">此れを珠樹のお産に重ね様とは思いませんが、子育ての途中で事故に有ったり、高熱で異常な子に成ったりするのは有り得るでしょう。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　<font color="#000000">畠山ご夫妻がお一人の子育てなら違うでしょうが、何人ものご兄弟がお生まれに成ったら、独りのお嬢さんの脳性麻痺は全員の重荷に成りますのよ。ですから好むと好まざるとに関わり無く、マリーの存在がご家族の重荷を軽くするのに役立つ事だって有るでしょう。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">無いに越した事は無いでしょうが、臨月までの何ヵ月かの相談の中には、此れに似た様な話し合いが持たれたと思いますのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">少なくても暗い子供の体験は、マリーの方がベテランなんですのよ。突然来る様々な衝撃にも、マリーは耐える覚悟は出来てますのよ。無ければ幸いですけどね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12076761653.html</link>
<pubDate>Fri, 25 Sep 2015 00:00:03 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　マリーは１５歳でハーバードスクールを飛び越してハーバードに入った時から注目してたって仰ってたでしょう。確かにハーバードスクールは、イギリスの大学制度をそのまま持って来て、オックスホードスクールを踏襲して作ったハイスクール制度なのね。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　南部の孤児の養育院でニガーの娘が１５まで居る事すら奇跡に近かったのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">白人の娘だったら、何年も里親に登録して待ってる親が多いのよ。黒人は拾われないのが殆どなのね。皆んな知ってるのよ。里親って名ばかりで、父親や兄弟たちの慰め者にされるのね。蛙の解剖と同じで、切り刻まれて捨てられのがまことしやかに噂に成ってるのよ。其れでも引き取られ無かったら順番を待ってる子供が居るのですから、皆んな綺麗なオべべと新しい靴を与えられて、いそいそと里親に付いて行くのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">蛙と同じ解剖で殺されるのならまだラッキーな方で、黒人が少ない北部では１０歳にも満たないロリータは売れるのね。其んな噂は伝わるのが早いから、人並みより大きかったマリーは連れて行かれない様に、おトイレで食べた物を吐き出して病気を装ったのよ。１５に成ってまだトイレのお掃除をしてるのをローマ法王庁の視察に目を着けられて、ユダヤの学生に紛れ込んでハーバードに入れられたのよ。</font></font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　その話は何れするけど、黒人の女の学生なんかマリー１人でしょう。学食は愚かおトイレも使わせて呉れないから、夜抜け出して公園のおトイレで何とか済ませたのよ。ユダヤの学生が３０％は居たでしょう。皆んなお金持ちの子供だから、毎晩パーティーに明け暮れてたのよ。マリー１人街灯の明かりを頼り猛ベンをしたのよ。ですから首席で学士の資格を手に入れたの。本来でしたらホワイトハウスに入るんだけど、黒人が入ったら何かともめ事の種に成るでしょう。代わりにペンタゴンに送り込まれたのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">特任大佐ですから部下とは何かと揉めますでしょう。ですから日本の占領軍として東京港の管理を任されたのよ。部下はって軍に徴用されてた船乗りですが、行く先々で喧嘩と女ばかりですから、軍事裁判に掛けるよりもマリーの部下として芝浦キャンプに放り込まれたのね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5"><br></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　<font color="#000000">何しろ軍属の犯罪集団でしょう。お給料なんか出る訳が無いでしょう。リーダーの山田さんが出来てる男でしたのでPX用品を横流しして何とか食い繋いでたのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">そうそう、オーストラリアでVIP待遇だったのは今は話さないわ。ヒョンな事から野放しに成って大繁殖したサラブレットの処置を引き受けたから、オーストラリアの国籍と大臣以上の権限を持たされたのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">１０人の娘たちの大学の下調べで、泊まってたマクラーレンホテルに内務大臣が訪ねて来て、ロールスロイス社で開発したジェット機のコメットに乗せられたのよ。何とか聞き出したのは</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">岩崎コンツェルンのCEO</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">の弥太郎さんが、立っての望みだから会いたいってのを聞かされたのよ。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">マッカーサーも手を焼いた大物なのは知ってたのよ。噂では芸者珠樹を正妻にするのに手古摺ってると聞いてたから、其の辺の何かだとは思ってましたのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12076622756.html</link>
<pubDate>Thu, 24 Sep 2015 12:01:01 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　お産を命に関わる大事だとは思って居ますのよ。珠樹に親しみを持つからでは無いのですのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">世の中にはドウ仕様も無い事が多いのは事実ですのね。確かに珠樹のお産は目の前の大事ですが、其れをお二人の問題とするか、或いはもっと広い判断が必要なのかは難しいテーマなんですのよ。　</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　<font color="#000000">「 入院を納得して呉れたから半分は安心なのさ。だからロンダを楽しんで来て呉れ。」</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　とは言われて居ますが、其れで安心は出来ませんのよ。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　でもマリーの経験の中には、女として知らねば成らない事も多いのですのよ。男女関係の有る無しに拠って覚えねば成らないことも有りますけど、以外に性の問題は子供の内から興味を持つものなんですのね。ですからご夫妻よりも以外に冷静な知識も持って居ますのよ。其の中には世の中の多くの問題と同じ様に、第三者として近くの問題と同時に、長いスパンで考えねば成らない判断も有りますのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　弥太郎さんが仰った<font color="#ff0000">入院が決まったから</font><font color="#000000">も、マリー為りの判断も有りますのよ。ご夫妻はエンサンチャ病院の技術と言うか、医療上の保護を優先してお考えでしょうが、マリーの立場では圏外に置かれたのと同じなんですのよ。</font></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">判るかしら。バルセロナに留まって居ても遠くロンダに居ても、結果としては同じなんですのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">だとしたらバルセロナに戻るまでは</font></font></p><p><font size="5">出産をアレコレ悩むのは大人の判断では無いのですのね。冷酷に映るとしても今は其れが優先しますのよ。</font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12076518792.html</link>
<pubDate>Thu, 24 Sep 2015 00:02:03 +0900</pubDate>
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<title>芸者珠樹が登場します</title>
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<![CDATA[ <p><font size="5">　　　　　　　　ホントに小じんまりとした街ですのね。</font></p><p><font size="5">教会の塔も見えませんし、ポロホテルで聞きましたらホテルは２軒しか有りませんのよ。闘牛場の有るスペイン広場にはレストランに併設したホテルが有ると聞きましたが、</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　<font color="#ff0000">闘牛場の観光に来たお客様の為に作られたホテルですからお奨めは―――</font></font></p><p><font size="5">と、あっさりダメ出しが出ましたのよ。此れと言った市場も有りませんし、ビルヘン・デ・ラ・バス通りにはレストランも何軒か有りますが、バルセロナの様に昼は観光プライスで営業して、夜は地元の人たちの集会場に成るパルは見当たりませんのね。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　言って見れば外来者を嫌うではない様ですが、お買い物に集まるでも無い様ですし、日曜日のミサは旧市街の二つの教会がしめやかに行うのでしょうね。街に有りがちな洗濯物も見掛けませんし、何よりも子供さんの息吹を感じないロンダですのね。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　聞くのに憚られますが、学校も此れと言った病院も見当たりませんから、子育てには向いて居ない通勤の街なんでしょうね。</font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">判りますのよ。アメリカにも此れと似た新興住宅街は有りますのよ。テキサスの様に石油が出れば其の精製施設の従業員たちが住む住宅地は作られますのね。石炭や金鉱が発掘されても、盛りを過ぎれば閉鎖されるのが常ですから、永住する住宅地は作られませんのよ。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　<font color="#000000">ロンダを見れば山の中の小さな住宅地ですから、働くのは旧市街のお勤めか、ミカン畑の農家のお人なんでしょうね。闘牛場は昨日一回りしましたし、マリー１人の観光ですからミカン畑は歓迎されませんでしょう。ですから今日一日はグアダレビン川の遊歩道を流れに沿って下る心算でしたのよ。</font></font></p><p><font size="5"><br></font></p><p><font size="5">　　　　　　　ヌエボ橋はグアダレビン川を跨ぐ建築物の面影でしたのよ。克っては牢獄として使われて居た様ですが、どうやら確たる目的も無く造られた様に感じますのよ。</font></p><p><font size="5">　　　　　　　　　　　　<font color="#ff0000">聞きましたらイスラムの人たちが占領していた時代には、川幅の狭い上流に橋を架けた様ですのね。其処は土地が一段と低く成って居て、グアダレビン川も堰を造って居て水を汲み上げるのに適して居た土地なんですのね。</font></font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　　　　　ですからバーニョ・アラベの公衆浴場を中心とした歓楽施設が作られていたと聞きましたのよ。</font></p><p><font color="#ff0000" size="5">　　　　　　　　<font color="#000000">其の全てが閉鎖されて荒れるに任せて居るそうですから、イスラムの文化を受け入れるよりも、其の維持に意味が無かったのでしょうね。廃墟に成って居るのでしたら行きたいとは思いませんでしたのよ。今日は靴を履き替えて来ましたから、流れに沿って行ける処まで足を延ばそうと気軽に出掛けましたのよ。</font></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/nishimura58/entry-12076261895.html</link>
<pubDate>Wed, 23 Sep 2015 12:01:00 +0900</pubDate>
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