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<title>浜川崎から</title>
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<description>浜川崎から日常の小さな景色を書いてゆきます</description>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　30</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月二十一日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372323.gif" width="16"></p><p>どうしたらいいのだろう</p><p>我慢をしている</p><p>好きでもないことを無理やり好きと思い込もうとしている</p><p>それでも仕事二ゆき日常をつづける</p><p>どうしたらいいのだろう</p><p>走って行きたい</p><p>なんのために生きるのだろう</p><p>何かひとつ成し遂げるものが欲しいい</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十二月二十六日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372294.gif" width="16"></p><p>私の鬱はどうしたら治るのだろう</p><p>乗り越えられない壁</p><p>辛抱強く迂回して歩くしかないのか</p><p>山にゆきたい</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十二月二十九日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372332.gif" width="16"></p><p>出川荘のあったここはいま駐車場です</p><p>その後ろには送電線が地下に埋められ通っています</p><p>草が茫々生えています</p><p>殺いてここは今野生のもうたちの領域です</p><p>ときどき猫が出てきます</p><p>元気な姿でいることもあるのですが</p><p>命を終えるために境界線まで出てくるものも多いのです</p><p>ここは人間と野生のものが交わる場</p><p>中間地帯なのです</p><p>今日の昼過ぎ駐車場で若い女の子がしゃがみこんでいました</p><p>ピンクのふわっとしたワンピースを着てこの辺りには不似合いな雰囲気です</p><p>スマートフォンでなにかを撮影しているようです</p><p>アスファルトの上をみたらチョークで「ぶちよ」と書いてありました</p><p>ぶちってなんだろう</p><p>この辺りにいるあのぶち</p><p>お母さん猫のことだろうか</p><p>女の子はチョークで文字を肉厚にしています</p><p>そしてまた撮影</p><p>お母さん猫のぶちは先日子供もなくしました</p><p>三毛の毛並みが美しい利発そうな子でしたが</p><p>雨の日にフェンスの下で冷たくなっていました</p><p>眼はひらいたまま</p><p>すこし空いた口から白い歯がのぞいていました</p><p>それから何度かぶちをみました</p><p>ぽつんといつも一匹で座っていました</p><p>なにもできない・・・</p><p>そして今日　チョークで書かれた｛ぶちよ」</p><p>なにかあったというのでしょうか</p><p>もう春がくるというのに</p><p>なにもわからない　もどかしい</p><p>それでも彼らはどこかで生き延びることができるのでしょうか</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12320820331.html</link>
<pubDate>Thu, 19 Oct 2017 07:06:22 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　29</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十八日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372339.gif" width="16"></p><p>この世界をどうやって生きていったらいいのだろう</p><p>私はいつもとらわれている</p><p>そうならないように生きてゆきたい</p><p>歌と色</p><p>人間たち</p><p>猫たち</p><p>私はいつか遠いところへゆきたい</p><p>どうして怖いものにひかれるのだろう</p><p>飛騨の山にいってみたい</p><p>落葉松の林をみてみたい</p><p>山のふところに抱かれていたい</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十九日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372316.gif" width="16"></p><p>私にはなにが足りないのだろう</p><p>そんなことをグルグルと考えている</p><p>らちがあかない</p><p>わかっている</p><p>いやわかっていない</p><p>行動を起こすことだ</p><p>たぶん　終わったことを後悔しないことが必要</p><p>年月がたっても何もしていない</p><p>何ものにもなっていない</p><p>それでも詩を書いている</p><p>詩を書いて生きてきた</p><p>それが」うまいか　まずいか</p><p>褒められるのか　認められるのか</p><p>そういうことも考えるけれど</p><p>それを深刻に悩んでいたら</p><p>これほど長い間詩を書いてはいなかったろう</p><p>結局は生きるため</p><p>生きるためには言葉を吐き出していくしかなかった</p><p>うろうろとあるきまわって今も書いている</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月二十日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372325.gif" width="16"></p><p>私の生きる場所はどこにあるのだろう</p><p>そんなこと亜ｋンが得ないほうがいいのかもしれない</p><p>歌をうたいたいと思う</p><p>等々力の紅葉を見ながら</p><p>遠い山々のことを思っている</p><p>もう滅びてゆくしかないのかもしれないけれど</p><p>日本はどこへゆくのだろう</p><p>放射能まみれになって終わってゆくのか</p><p>人々が生きた証はなんなのだろう</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12319925879.html</link>
<pubDate>Mon, 16 Oct 2017 06:09:41 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　23　</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十五日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372332.gif" width="16"></p><p>麻生知子さんの詩を読んでいたら</p><p>落葉松の林の黄葉を見たくなった</p><p>針葉樹なかで唯一黄金色に染まる</p><p>私は麻生さんのように見事な言葉をもってはいない</p><p>拙く単純な言葉しか出てこない</p><p>しかし　内面で受け取るものは共通だとひそかに思っている</p><p>おこがましいだろうか</p><p>いつか飛騨上ノ平にいってみたい</p><p>ずっと自然に囲まれて暮らすことを夢見てきた</p><p>それなのに街から離れられない</p><p>それでもやっと今心が少しだけ自由になれた</p><p>麻生さんの詩をより深く読み込むためにも</p><p>落葉松の林と向き合ってみたい</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十六日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372294.gif" width="16"></p><p>時代が音を立てて変わってゆく</p><p>私にはどうしようもない</p><p>小さなことにこだわってはいられない</p><p>未来など本当はないにひとしい</p><p>今日はスーパームーン</p><p>西に沈んでゆく月がわずかな時間見えていた</p><p>天体のショーが着々と進んでいる</p><p>運命とはなんだろう</p><p>私が生まれてきた意味とはなんだろう</p><p>漠然とは生きられない</p><p>しかし　どうしたらいいかわからないまま</p><p>今日も日常が続いてゆく</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十七日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372316.gif" width="16"></p><p>私は子供のころ山を歩くのが好きだった</p><p>いつのまにかその感覚が失われてしまった</p><p>もういちど取り戻してみよう</p><p>私たちは自然のなかにもどることが必要だ</p><p>たやすいことではない</p><p>しかし　草紅葉などは浜川崎の草原でもみられる</p><p>置き去りにされた気動車に巻き付いたツタがだんだん紅くなってｔきた</p><p>穂のある草も黄葉している</p><p>帰化植物ばかりだがこれも今の自然の姿</p><p>皆が必死で生きている</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12319633528.html</link>
<pubDate>Sun, 15 Oct 2017 06:48:27 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　22</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十二日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372339.gif" width="16"></p><p>寝られなくて考えていた</p><p>私には未来があるのだろうか</p><p>これからどうして生きてゆけいいのだろうか</p><p>未来のことは思い浮かばない</p><p>けれど今やりたいことはある</p><p>小さなことばかりだけれどね</p><p>来年の手帳のカバーをつくる</p><p>それからどこかに紅葉を身にゆきたい</p><p>東海道も歩きたい</p><p>深い想いはどこかにあるのだろうか</p><p>しかし　こうして進んでゆくしかない</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十三日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372323.gif" width="16"></p><p>浜川崎の猫たちは何を食べているのだろうか</p><p>餌をあげる人はもうほとんどいないのに</p><p>駅の周辺にいる</p><p>毛のつやもいい</p><p>若猫たちが元気に遊んでいる姿をみるとほっとする</p><p>ネズミがいるのだろうか</p><p>立ち枯れた草と砂利</p><p>あちらこちらに通る溝</p><p>そこには色々なものがいそうだ</p><p>彼らは人間に「連れていってくれ」とはいわない</p><p>浜川崎で乗り降りする人たちはお金持ちそうではない</p><p>きっとそういうことを知っているのではないか</p><p>そんな気がする</p><p>住むならばいいお家にゆきたいのかもしれない</p><p>猫は人間をよく見ている</p><p>私たちが思う以上に色々なことを知っているのだろう</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十四日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372325.gif" width="16"></p><p>過去の泥沼に足を囚われている</p><p>心の世界では時間はないにひとしい</p><p>だｋら子供のころの悪夢が寝床のなかに現れる</p><p>たまったものではない</p><p>未来はもうないのだろうか</p><p>それでも進んでゆくしかない</p><p>私たちはそういうふうにできている</p><p>今現在から未来へといやでも進んでゆく</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12319364652.html</link>
<pubDate>Sat, 14 Oct 2017 06:08:18 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　21</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月八日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372332.gif" width="16"></p><p>私たちは自然のなかに生きることができるのだろうか</p><p>それはもう望むべくもないことなのだろうか</p><p>私はいつも新橋の交差点から空を見上げる</p><p>もしかしたらそこにタカの姿を見つけられないかと思いながら</p><p>しかし　見えない</p><p>カラスたちが旋回しているだけ</p><p>カラスたちはなにかを知っているのだろうか</p><p>人間ははかない望みを抱いて</p><p>今日も地上を這いまわっている</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月九日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372294.gif" width="16"></p><p>寝床のなかで</p><p>十一月の冷たい雨といったら</p><p>相棒が</p><p>十一月の暖かいオッパイといった</p><p>そのまま寝間着のなかに手がのびてきた</p><p>オッパイを握りながら相棒は眠った</p><p>暖かく乾いた手だった</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f00;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十一月十一日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372316.gif" width="16"></p><p>新宿の駅前で出会った人</p><p>ずいぶん久しぶりだった</p><p>眼を凝らされてしまった</p><p>そんなに変わったのだろうか</p><p>そういえば最後にあったとき</p><p>私はまだ長い髪をしていた</p><p>今は白髪が半分以上のオカッパ頭</p><p>しわも出来ている</p><p>自分ではまだ可愛いつもりでいるのにね</p><p>懐かしい人にあうとなんだか心がときめく</p><p>当たりさわりのない話を少しして別れた</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12318240382.html</link>
<pubDate>Tue, 10 Oct 2017 06:45:17 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　21</title>
<description>
<![CDATA[ <p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月二十六日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372323.gif" width="16"></p><p>心を尽くして愛するものが欲しいと思う</p><p>行動を起こさなければそれは無理だろう</p><p>私たちはどうして欲望のままに動くのだろう</p><p>他人を攻撃したいと思うとき</p><p>それは自分を責めているのだ</p><p>自分に自信があり充分満足できていれば</p><p>きっと他人のことは気にならなくなるはず</p><p>そう考えながら体操をした</p><p>終わったらとたんに頭に激痛が走った</p><p>身体がほぐれたとたんに頭に痛みが走るなんてどういうことだろう</p><p>過去に心を向けると自分がみじめになる</p><p>今に心をうつそう</p><p>しかし　頭痛はなかなか去らない</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月二十七日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372325.gif" width="16"></p><p>遠くからチチ　チチ　チチと鳴きながら</p><p>近づいてくる</p><p>羽を広げたりたたんだりしながら</p><p>白い尾羽のセキレイ</p><p>私は痛む頭をかかえ</p><p>そちらをみる</p><p>薄紅色に染まった夜明けの空</p><p>いつか空を飛びたいと思っていた</p><p>しかし　それもかなわぬ</p><p>せめて山の世界を知りたい</p><p>あと二十年精一杯生きられればいい</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12317923072.html</link>
<pubDate>Mon, 09 Oct 2017 06:24:16 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　20</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月二十四日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372294.gif" width="16"></p><p>遠いところへゆきたいな</p><p>しかし　家の整理もしたい</p><p>家か</p><p>今年は苦瓜を片付けるとき</p><p>ふと　これが最後のような気がした</p><p>来年は植えないだろうと思ったのだ</p><p>どうしてそんな気がしたのか</p><p>私たちの家</p><p>混沌のなかにある</p><p>難破船のような家</p><p>叶わなかった夢がつまっている</p><p>半分まどろんでいるような家</p><p>しかし　それも最後に近づいているということなのだろうか</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月二十五日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372339.gif" width="16"></p><p>眠れないと頭がくらくらする</p><p>昼間電車のなかで白昼夢をみる</p><p>心に任せないことが多いから</p><p>白昼夢を見るのだろうか</p><p>記憶は曖昧</p><p>何がなんだかわからず</p><p>色々な状況に夢のなかで出会っていいるらしい</p><p>わたしはつぶやき　そのつぶやきのせいで目が覚める</p><p>電車のなかで立ちながら揺られているのに</p><p>はっと気づくと夢をみている</p><p>どういうことだろう</p><p>しかしその夢の状況はすべて忘れている</p><p>私のなかに違う世界がある</p><p>ときどきそこにいっている</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月二十六日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372316.gif" width="16"></p><p>心を尽くして愛するものが欲しいと思う</p><p>行動を起こさなければそれは無理だろう</p><p>私たちはどうして欲望のままに動くのだろう</p><p>他人を攻撃したいと思うとき</p><p>それは自分を責めているのだ</p><p>自分に自信があれば十分な満足ができていれば</p><p>きっと他人のことは気にならなくあんるはず</p><p>そう考えて体操をしてみた</p><p>身体がほぐれたとたんに痛みが頭にくるなんてどういうことだろう</p><p>過去に心をむけると自分がみじめになる</p><p>今に心をうつそう</p><p>しかし　頭痛はなかなか去らない</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12317351681.html</link>
<pubDate>Sat, 07 Oct 2017 06:22:10 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　19</title>
<description>
<![CDATA[ <p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月十六日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372325.gif" width="16"></p><p>おおい　おおい</p><p>私のなかで青い山が呼んでいる</p><p>登戸の枡形山に登るとはるかに武甲山までも望むことができる</p><p>私はいつも遠くを見つめている</p><p>それから歩き出す</p><p>いつか美しい富士山がみたい</p><p>枡形山のふもとの民家園でコキリコ節を踊る人々をみた</p><p>五家荘の暮らしは厳しいものだったろう</p><p>囲炉裏の周りに吹き込む風を感じる</p><p>いや雪に囲まれていた世界</p><p>風ではなく深々とした寒さと静けさが周りを取り巻いていたのだろうか</p><p>冷える体</p><p>それでも人々は唄っていた</p><p>死んだ人と生きた人が共に歌う唄</p><p>闇を知っているだろうか</p><p>遠い闇を</p><p>そこからやってくる人々を</p><p>私はその人たちといっしょに踊りたい</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0064;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月十八日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372332.gif" width="16"></p><p>浜川崎駅　渡田踏切</p><p>フェンスのなかに手を伸ばし</p><p>ススキとセイタカアワダチソウを折り取った</p><p>いや手折った</p><p>節を探り当てれば意外と簡単にぽきりと折れる</p><p>平安時代の書物を読むと手折るという言葉が頻繁に出てくる</p><p>今　植物はハサミで切ることがほとんどになっている</p><p>しかし　あの頃はハサミなどそう簡単には手にはいらなかった</p><p>草木は手折ることが普通だった時代</p><p>植物の茎をたどり　節を探り当て</p><p>その茎のほのかなぬくもりや　流れている水の気配を感じながら手折る</p><p>手折った茎は鋭利ではなく</p><p>自然な丸みを帯びる</p><p>一月の松から始まり</p><p>梅　桜　藤　桐　栴檀　朝顔　撫子　桔梗　女郎花　薄　紅葉</p><p>手折る植物は無限にある</p><p>童べたちのやわらかく幼い手でそれらは手折られた</p><p>手折るにもセンスというものがあったろう</p><p>上手に手折ることができた童はきっともてはやされたのだろう</p><p>私は不器用だから節がうまく探れない</p><p>それでもなんとか折り取ると持ち帰った</p><p>花瓶にさすと部屋のなかに野生が広がる</p><p>ススキとセイタカアワダチソウ</p><p>彼らに囲まれて生活している</p><p>そのことを深く感じる</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12317052412.html</link>
<pubDate>Fri, 06 Oct 2017 05:40:39 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　18</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#cc0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">一〇月五日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372339.gif" width="16"></p><p>夜はまだ明けてはいない</p><p>カラスの聲があちらこちらから聞こえてくる</p><p>あいつらには言葉があるのに違いない</p><p>私たちにはその意味がわからない</p><p>あの世界ではなにが起きているのだろう</p><p>今日彼らはなにをしようとしているのだろう</p><p>私は人間の世界で何をしてきたのだろう</p><p>トーベヤンソンの短編小説集を読んでいる</p><p>私は疲れている</p><p>あの小説集には疲れている人たちが出てくる</p><p>その言葉をどうやってすくいあげよう</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月十四日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372325.gif" width="16"></p><p>日が短くなった</p><p>とにかく朝が暗い</p><p>五時になって夜があけたはずなのになお暗い</p><p>私たちは暗闇のなかで目をこらし</p><p>深い山のことを思う</p><p>そこを歩いてゆく獣たちのことを思う</p><p>またはこのあたりのアスファルトを密かに歩む獣のことを思う</p><p>それは猫と呼ばれる</p><p>冷たいアスファルトに触れる柔らかい肉球</p><p>彼の孤独の深さを思う</p><p>猫の姿を借りた孤独な魂がゆったりと歩いてゆく</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月十五日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372316.gif" width="16"></p><p>靴下ってどうして片方ずつなくなるのだろう</p><p>不思議だな</p><p>なにかが持ってゆくのかしら</p><p>穿いているときには確かに二足あるのに</p><p>どこでどうしてなくなるのだろう</p><p>靴下好きの妖精がどこかにいるのだろうか</p><p>家の畳が靴下を食べてしまうのだろうか</p><p>今日も靴下探しで日が暮れてゆく</p><p>&nbsp;</p>
]]>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12316135326.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Oct 2017 05:39:03 +0900</pubDate>
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<title>坂井のぶこの詩　2016年　17</title>
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<![CDATA[ <p><span style="color:#6416b3;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">九月二十七日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372294.gif" width="16"></p><p>今日はツイツイという鳥の聲が聞こえる</p><p>あれはセキレイだろうか</p><p>アンテナの上で鳴き交わす姿が見える</p><p>ツツピ　ツイツイ</p><p>ちょっと遠くでツイツイ</p><p>尻尾をふりふり</p><p>しゃべっている</p><p>穏やかな朝だけれど</p><p>これでいいのだろうか</p><p>十年前だったら朝家の前で鳴くのはスズメだったはずなのに</p><p>にぎやかにジャジャジャと囀る聲がきこえない</p><p>人間の近くにいた鳥たちが消えていく</p><p>かわりには野の鳥たちが来ているが</p><p>なんだかさみしい</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#6416b3;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">九月二十八日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372332.gif" width="16"></p><p>私には物語がない</p><p>夕焼けの燃えるような赤</p><p>刹那的にひかれる</p><p>しかし　そのあとが続かない</p><p>持続する物語</p><p>途切れないロマンス</p><p>そんなものはない</p><p>日常が散文的に続く</p><p>それなのに私は物語が好きなのだ</p><p>相棒との暮らしもドラマではない</p><p>日常の些細なことが続いてゆく</p><p>私はもっと物語が欲しかった</p><p>ｋれどそれは望んでも得られない</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#cc0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="font-size:0.83em;">十月一日　</span></span></span><img alt="えんぴつ" draggable="false" height="16" src="https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1372323.gif" width="16"></p><p>三時に眼が覚めて考える</p><p>明日はまた仕事なのだろ</p><p>なんだか同じことの繰り返しがむなしく思える</p><p>生きがいとはなんだろう</p><p>もう遠いところに旅することもできないのだろうか</p><p>いつかゆきたいと思っていたところに</p><p>私はなにもなさなかった</p><p>家庭を持つことなども考えてはいなかった</p><p>それでもいいのだが</p><p>虚しさはそれでも消えない</p><p>いつか唄をうたいたい</p><p>遠くにゆく歌を</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/nobara12eimi/entry-12315825756.html</link>
<pubDate>Mon, 02 Oct 2017 05:47:03 +0900</pubDate>
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