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<title>N/F　NO FACTER</title>
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<description>剣と魔法の世界「アスタシア」を舞台にしたファンタジー小説。謎多き主人公アレルと連れのゼイラ、その他キャラクターたちの冒険活劇です。アレルとゼイラ、二人の恋愛要素もあります。</description>
<language>ja</language>
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<title>第40話　平和な日々を結ぶ。</title>
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<![CDATA[ <p>「こっちよ」</p><p>サザンがペンダントを下げてダウジングして</p><p>進路を示している。</p><br><p>その通路はたくさん枝分かれした</p><p>とてつもなく複雑な迷宮のようだ。</p><br><p>アレル、キィル。</p><p>そして、文献を持ったローラと道を示す占い師のサザン。</p><br><p>あとから、ゼロとザイン、用心棒として連れてきたノッヂが進む。</p><br><p>パーティーメンバーでは、ゼイラとティオが留守番である。</p><br><p>今回は地下を進んでオトルトゼの都市にたどりつくのが目標の旅だ。</p><br><p>そろそろ出発して３日になるだろうか？</p><p>坑道から下々の魔族たちの居住区に変わったのが今朝のことだ。</p><br><p>ずっと暗い洞窟のような場所を進んできたので</p><p>日付の感覚もないと言えばないが、アレルは</p><p>精巧な懐中時計を持っており、時折休憩して食事をしたり、</p><p>仮眠を取ったりしているので体感時間はそんなに大きくずれこんでないはずだ。</p><br><p>オトルトゼの表層は、そろそろではないだろうか。</p><br><p>魔族との交渉が終わったので</p><p>日をあらためて彼らはオトルトゼの調査にきた。</p><br><p>魔族はほぼ居ないのだが、知力の低いホブゴブリンやトロールと</p><p>出くわして戦闘になるシーンも数度あった。</p><p>彼らの住処としては広く、食料も供給できるし</p><p>最高の立地となっているのかもしれない。</p><br><p>そんなキケンがあるから、ゼイラとティオを連れてこなかった。</p><p>ティオはあっさり承諾したが、ゼイラはかなり文句を云っていた。</p><p>でも、アレルの</p><p>「お前が大事だから言うんだ」という発言と</p><p>そのあとの濃厚なキスによってやっと納得してくれたようだ。</p><p>「無事帰ってきてくれよな」</p><p>ゼイラはそう云って見送ってくれた。</p><br><p>「この扉の外だと思うけど…」</p><p>ローラが文献を地図に照らし出しながら言う。</p><br><p>「いくぞ！１，２　　３！」</p><p>ギジジジジー　</p><br><p>錆びついた扉が少しづつ開いていく…</p><p>緊張の一瞬。</p><br><p>そこには、壊れた天窓から、光の降り注ぐ美しい広間があった。</p><p>なぜだろう、どこかで見たような…デジャヴュ？</p><br><br><p>広間の中央には王座があり、</p><p>白骨化した人物の亡骸がそこに座している。</p><br><p>服装からして、女性のように見える。</p><p>豊かな金髪は波のようにウェーブしており、</p><p>ライナノーツェの王座に座る王と同じように蔦のように伸び、</p><p>そこら中に蔓延っている。</p><br><p>記憶を辿ると以前訪れた魔族第２の都市ライナノーツェの王座の間に似ていたのだ。</p><br><p>夢のような、ある意味とても美しい空間…</p><p>全員がその景色に圧倒されるなか</p><p>ゼロが小さく呟いた「ただいま」</p><br><br><p>＊＊＊</p><br><p>彼らが持ち帰った本のなかにはザイナノーツェの</p><p>成り立ちや複雑な建築様式など</p><p>財宝こそなかったものの、歴史的価値の</p><p>高いものばかりで、その知識と技術等は</p><p>お金では買えないほどだ。</p><br><p>アレルは語学力を買われ、その解析チームで</p><p>仕事をするという激務が待っていた。</p><p>なので毎日帰りが遅かった。</p><p>ゼイラはごはんを用意して、毎日待っている。</p><br><p>そんな日々も、約２か月後、ようやく収束した。</p><br><p>「あしたからやっとのんびりできそうだ」</p><p>いつもより珍しくかなり早く帰ってきた</p><p>アレルが夕方のテラスで夕飯を摂りながらゼイラに云った。</p><br><p>「仕事、終わったのか？」</p><p>ゼイラが顔をきらめかせて、見つめた。</p><p>「まだ手つかずの文書もあるけど</p><p>後任が見つかったから、俺はもう担当を外れた」</p><br><p>アレルによると、古代魔族語のわかる</p><p>魔導師の女性が突然現れて後任を名乗り出たのだという。</p><p>聞くところによると、それはあのジェザの彼女だとか。</p><p>ジェザにより異空間に飛ばされて２０００年。</p><p>苦労を重ね、この空間に帰って来たらしい。</p><p>「どんないわくつきの美女かと思ったらかわいらしい雰囲気の女性だったよ」</p><p>「おれも会ってみたいなぁ。」</p><p>「そのうち、紹介する。」</p><p>「うん。」</p><br><p>二人の正面には美しい夕日が輝いている。</p><br><p>「なんか、こう平和だとなにか始めたい気分になるんだ」</p><p>ゼイラがアレルを見ながら切り出す。</p><p>「なにか事業でも始める？」</p><p>アレルは真剣に考えず、軽く応じる。</p><p>「結構本気でやってみたいことがあるんだ」</p><p>「なに？」</p><br><p>「俺たちの知り合ったきっかけ、手紙だったじゃん？」</p><p>「うん」</p><br><p>思い起こせば、ゼイラと出会ったきっかけになったのが</p><p>なぜかアレルの執務室とゼイラの暮らす後宮に</p><p>ワープ用の魔方陣が敷かれていたことだった。</p><p>二人は手紙をやりとりし、知り合い…</p><p>そしてゼイラは押しかけ妻のようにアレルのもとにやってきた。</p><br><p>もちろん、出会った当時はゼイラは自身を男としかおもっておらず。</p><p>まわりにも不毛な関係を心配する声もあったが。</p><p>その後、ゼイラが女性であることが判明して。</p><p>アレルとしては、別にゼイラなら男性であっても</p><p>気持ちは変わらなかったはずだと自負しているが…</p><p>どこか本能的にゼイラを女だと見抜いた部分はあったのかもしれない。</p><p>今となっては懐かしい話だ…</p><br><p>そんなこんなを考えているうちにもゼイラの話の続きはつづいた。</p><p>「手紙を届ける仕事がしたいなって。」</p><p>「手紙…か。」</p><br><p>なかなか名案かもしれない。</p><p>「まずは世界中に魔方陣を作ってさ」</p><p>「なるほど」</p><br><p>魔方陣から魔方陣に手紙を送ることができれば。</p><p>その手紙を別の国に届けることも可能だろう。</p><br><p>「やってみる？」</p><p>「できれば」</p><br><p>二人は見つめ合って笑った。</p><p>そろそろ、外交官を辞して</p><p>新しい仕事をするのもいい機会かもしれない。</p><p>パーティーメンバーで旅しながら魔方陣を設置して…</p><br><p>「ところで…さ」</p><p>ゼイラが恥ずかしそうに目をみずに俯いて口を開いた</p><p>「ん、なに？」</p><p>アレルはなんだかドキドキして、次のゼイラの言葉を待った。</p><br><p>「俺たちはいつ、結ばれるのかな？」</p><p>「………」</p><br><p>アレルも顔を赤らめる。</p><p>ここ数か月仕事に追われ、</p><p>結局ときどき戯れるばかりで、ゼイラとまだ先の関係に進んでいなかった。</p><br><p>「今、でしょ？」</p><p>アレルはそういうと</p><p>ゼイラの焦らされた恥ずかしさと勇気ある発言を熱くを感じながら</p><p>ゼイラの唇を強く求めた。</p><br><p>夕日は　夕闇にかわりつつある。</p><p>静かな夜のベールを纏いつつ、今日という日は終焉に向かって閉じて行っている。</p><br><p>「なにみてるの？」ルクエがルクスに訊ねる。</p><p>「しっ！」</p><p>ルクエはその光景を見て察したようで</p><p>ルクスの手を引いてその場をあとにする。</p><p>「やっとじゃない？邪魔しちゃ悪いわよ。」</p><br><p>「ふふふ。」</p><p>双子ではないのに名前も雰囲気の似た</p><p>アレルとゼイラつきのメイドルクエとルクスは</p><p>顔をあからめながら、本日の業務をかたずけ、</p><p>寝床のある寮に戻っていった。</p><br><br><p>二人の夜はこれから。</p><p>どんな情熱の夜になるやら。</p><p>うっすらと細い三日月だけが知っている…</p><br><p>第１章　第３０話　平和な日々を結ぶ　完　番外編と第２章に続く…</p><br><p>＊＊＊</p><br><p>第１章が終了しました。</p><p>プロットを間違っており、話数が途中で増えたり減ったりしましたが</p><p>漸く第１章終了です。</p><br><p>次はとりあえずサイドストーリーの番外編を交えつつ、</p><p>第２章に話が続いていく予定です。</p><br><p>新キャラクターや新しい国を訪問しつつ、</p><p>お話は続いていきます。</p><br><p>ただ、かなり更新頻度は遅くなるかと…</p><p>別の趣味や仕事との兼ね合いが…</p><br><p>とりあえず、こちらの第１章が終わった今の段階で</p><p>この小説を某所に転載しての展開を考えております。</p><p>１話づつ、描きおろしイラストを描きつつ、きれいな</p><p>かたちで再掲載していきたいです。</p><p>まだ予定の段階なのですが…どんな感じか</p><p>決まり次第こちらでもお知らせします。</p><br><p>とりあえず、４０話というこの長い小説を</p><p>ここまで書けたことのヨロコビも大きいですし</p><p>数は少ないとはいえ、見守っていただけたことに</p><p>多大なる感謝を伝えさせて頂きたいです。</p><br><p>ありがとうございました！</p><br><p>そしてまた時々読みに来てやってください。</p><br><p>よろしくお願いします～</p><br><p>2015.3.29　小砥テイ</p>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-12007729974.html</link>
<pubDate>Sun, 29 Mar 2015 21:35:49 +0900</pubDate>
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<title>第３９話　結婚と戴冠　②</title>
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<![CDATA[ <p>ザインとゼイラが笑い合っていたころ、</p><p>新郎のゼロは…</p><br><p>「まぁ、心がけ次第ってことでさ」</p><p>ゼロはキィルと一緒に飲んでいた。</p><br><p>キィルはザインの前夫という立場から</p><p>ザインの昔の話等々をゼロに聞かせていた。</p><br><p>キィルが望んだのではない。</p><p>ゼロがキィルを誘ったのだ。</p><p>結婚を明日に控え、ゼロはほんの少しだけ、</p><p>マリッジブルーを感じていた。</p><br><p>キィルを訪ねて</p><p>夕方からやっている居酒屋に来ている。</p><p>ここは、おでんが美味しい。</p><p>（ファンタジー世界のおでんというのも違和感があるが</p><p>おでんに似た、料理である。）</p><br><p>「正直、ザインを何回抱いた？」</p><p>「え？は？」</p><br><p>あまりの直球の問いにしどろもどろなキィル。</p><p>「…実は、１回だけ。」</p><p>「それで妊娠？気を付けないと」</p><br><p>ザインは体質的にできやすい身体なのかもしれない。</p><p>あまりに早く子供ができると夫婦の楽しみも</p><p>味わえないというもの。</p><br><p>「俺ができなかったぶん、幸せにしてやってほしい。」</p><p>「ザイン…いや、フローラはもう俺のだからな。」</p><p>「…ああ、わかってるって。」</p><br><p>二人のわだかまりはもう、消えつつある。</p><p>「明日は式だし、飲みすぎない程度で切り上げよう。」</p><p>飲んだ酒とは別の意味で顔の赤いふたりは</p><p>そう言うと居酒屋の支払いを済ませ、店を後にした。</p><br><br><p>からーん　からーん</p><p>式場となるルアーガの教会。</p><p>ルアーガでも主流になりつつある</p><p>ベ＝オラ教の形式の教会で式は行われる。</p><br><p>「ついに、だね。」</p><p>「ああ、」</p><p>正装して式に参列したゼイラとアレル。</p><p>アレルは、いつもより質のいい仕立ての</p><p>豪華版ルアーガの制服</p><p>ゼイラはいつもの着物より</p><p>一段とシックできらびやかな着物を纏っている。</p><p>今までは男ものを身に着けることが多かったのだが</p><p>最近は徐々に女性のものに装いを変えつつある。</p><p>だが、やはり急に女性らしく、というのもまだできそうにない、</p><p>どうもスカートや襦袢にはなれないらしく</p><p>下にドロワーズのようなパンツを履くスタイルが主流だ。</p><br><p>今日も見えないところに質のいいドロワーズを仕込んでいた。</p><p>（アレルとしてはそれを脱がす楽しみができて喜んでいるらしい）</p><br><p>二人がレッドカーペットに登場した。</p><p>「おめでとう！」</p><p>二人とも、両親が存命でないから、</p><p>父が花嫁を連れてくるシステムは省かれる。</p><br><p>今回の式にはゼロの魔族の王としての戴冠も兼ねており、</p><p>その儀は先ほど、各国の王族を招待して執り行われた。</p><p>「ゼロのやつなよっとして見えるけどなかなか凛々しいやつだな。」</p><p>先ほどアレルはそう、ゼイラに感想をもらしていた。</p><p>なかなか、しっかりとした戴冠式だったようだ。</p><br><p>二人の幸せそうな姿を眺めつつ。</p><p>ゼイラはそっとアレルの手を求めた。</p><p>手をつないで式を見物する二人。</p><br><br><p>遠くない未来、二人も式を挙げる予定だ。</p><p>なんなら、すぐでもいいくらいだが、</p><p>ゼイラが先日成人を迎えたばかりであり</p><p>出身地のシャハンは成人を迎えることと</p><p>結婚できる年齢というが違うというやっかいな</p><p>法律があるため、まだ結婚の日取りは決まっていない。</p><br><p>シャハンの婚礼下限年齢は、１９。</p><p>成人して、仕事をはじめ、貯金ができてから、</p><p>という先人の考えかららしいがゼイラは正直やきもきする。</p><br><p>とくにこんな幸せそうな光景を見せられると…</p><br><p> </p><p>「俺たちもさ、いつか…」</p><p>「ああ、もちろんだ」</p><br><p>アレルはゼイラの手を握る力を</p><p>ぎゅっと強めた。</p><br><p>アレルのつないでないほうの手が空を切る。</p><br><p>色とりどりの花と花びらが空中から舞い落ちた。</p><br><p>わっという歓声が上がる。</p><p>「サプライズ？」</p><p>「いいだろ？」</p><br><p>こんな晴れやかな日にふさわしい快晴の青空。</p><p>幸せな空気が場を包んでいた。</p><br><p>俺たちのときも、こんなふうだといいな。</p><p>ゼイラはそう思った。</p><br><p>隣には、アレル。</p><p>こんな幸せな日々が続きますように…</p><p>ゼイラはそう、強く願った。</p><br><p>第２９話　結婚と戴冠　②　終わり、　第３０話に続く…</p><br><p>＊＊＊</p><p>ゼロとザインの結婚式です。</p><p>男装の麗人、ザインと男だと思いこみ</p><p>男装していたゼイラ。</p><p>なんだか共通項があるような気がします。</p><br><p>ついに！</p><p>次の４０話でこの第一章は最終話を迎えます。</p><p>もうちょっと頑張ります。</p><br><br>
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<pubDate>Mon, 09 Feb 2015 18:35:44 +0900</pubDate>
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<title>第３９話　結婚と戴冠　①</title>
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<![CDATA[ <p>あの、騒動からちょうど１ヶ月が過ぎた。</p><br><p>明日はちょっとした記念日になる。</p><p>「ふぁ～！」</p><p>大きな声をあげたのはゼイラ。</p><br><p>あの日から１ヶ月。</p><p>ゼイラは手仕事の依頼を受け、今日漸く完成した。</p><br><p>それは、白のチュールに</p><p>同じ白い糸で刺繍したベールだ。</p><br><p>それをかぶるのはゼイラではない。</p><p>結婚式はザインとゼロのものだ。</p><br><p>１ヶ月前のこと。</p><p>アレルが魔族との交渉に臨み、</p><p>その場に現れたキィルを視て怒り出した</p><p>魔族たち。</p><br><p>キィルは記憶を失っていたが</p><p>魔族との橋渡しをする予定が不和により</p><p>仇と思われていた。</p><br><p>それが、ピートの暗躍により、</p><p>無事交渉は成立し、世界が平和になる一歩を踏み出した。</p><p>これから、相互理解と交渉が本格的に進み、</p><p>魔族と人間、そして多民族、とくにエルフとも</p><p>仲を取り持っていく役割を主にルアーガの</p><p>外交官たちが担う。</p><br><p>本当の平和にはまだ、少しの猶予が必要だ。</p><p>だが、この一歩は大きな一歩と言えるだろう。</p><br><p>昨日夜なべしてベールの仕上げをたった今終えた</p><p>ゼイラは少しの休息を取っていた。</p><br><p>「ゼイラ」</p><p>明日の準備のため公務を早めに切り上げたアレルが</p><p>塔に戻った。</p><p>「ううん、むにゃむにゃ。」</p><p>ゼイラは机に伏してすっかりいい夢をみている。</p><p>「ふふふ…」</p><p>アレルはそっとゼイラに近づくと</p><p>そっと頬に口づけした。</p><p>そして、すっと手を出すとゼイラの着物の</p><p>前合わせに少し手を入れる。</p><p>最近ブラをつけだして、すこしだけ大きくなった</p><p>ゼイラの胸を弄ぶ。</p><br><p>と言ってもせいぜいAがBに近づいたに過ぎない。</p><p>まだ成長期であるから、これからに期待したい。</p><br><p>「あっふぁっアレル！もう！」</p><p>ゼイラが感じた声を出してしまった恥ずかしさで</p><p>アレルを睨む。</p><br><p>「ごめん、つい…」</p><p>アレルも顔を赤らめる。</p><p>「不意打ちはやめてくれよ</p><p>おれも心の準備って言うもんが、さ…」</p><br><p>あの二人の未遂事件から</p><p>アレルはゼイラとのスキンシップを大事にしている。</p><p>ゼイラの月のものの時やお疲れモードのときを</p><p>外して、肌に触れることを楽しんでいるようだ。</p><p>そして、狭すぎる…の拡張に励んでいる。</p><p>やっと指が２本入るようになり、近々再チャレンジを</p><p>ひそかに計画中だ。</p><br><p>「ベール、できたんだな」</p><p>「そう、さっき」</p><br><p>あれるはそういうとすっと窓にチュールのベールを広げてみた。</p><p>「すっげぇ」</p><p>日の光に透けて、金糸もところどころにちりばめられた</p><p>美しい白のレース。</p><p>「商売になるな」</p><p>アレルがにまりとして言う。</p><p>「…もうなってるつもりなんだけどな」</p><br><p>「俺の将来の嫁は手先が器用ってわけか。」</p><p>アレルはそういうと</p><p>「んっ…」</p><p>ゼイラの唇を突如求めた。</p><p>「はっ…」</p><p>吐息がすぐそばにある感覚。</p><p>「もう！」</p><p>ゼイラはそういうとアレルから少し離れた。</p><p>「これから届けにいかなきゃなんだからな！」</p><br><p>「あ、わりぃ」</p><p>「ばかやろう」</p><br><p>ゼイラはドキマキする気持ちを</p><p>抑えながらその場を後にした。</p><br><p>レースを自分であしらった</p><p>買い物かごにベールを詰めて</p><p>教会の控室に向かう。</p><br><p>そこにはちょうどドレスの試着をしていた</p><p>ザインが居た。</p><br><p>「ザイン…きれい」</p><p>ザインは白いウエディングドレスを身に纏っている</p><br><p>「女装、みたいじゃないか？」</p><p>ザインが恥ずかしそうに俯く。</p><p>「そんなことない」</p><p>「女の格好なんて、久しぶりすぎて恥ずかしい。」</p><p>ザインは男装の麗人である。</p><p>その過去には様々な葛藤があっただろう。</p><br><p>「きれいだから自信持って！」</p><p>「ありがとうゼイラ。」</p><br><p>二人は笑い合った。</p><p>「これ、」</p><p>「ベール、間に合ってよかった」</p><p>ゼイラからまだ完成していないと聞いていた</p><p>ザインは間に合わないかもしれないと凹むゼイラに</p><p>「このままで十分だと思うけど」</p><p>と笑って云ってくれたのだ。</p><p>そんなザインに応えたいとすこし、徹夜をした。</p><p>間に合ってよかった…</p><br><p>「ゼロ、きっとびっくりするよ！」</p><p>「ありがとう」</p><br><p>式は、明日だ。</p><p>ザインはまだ今のところ、マリッジブルーとは</p><p>無縁のようだ。</p><br><p>そのころ…新郎は…</p><br><p>第２９話　結婚と戴冠①終わり　②につづく…</p><br><p>＊＊＊</p><br><p>前回のゼロのキャラ紹介が</p><p>新年１発目でしたが</p><p>コメントで書くのを忘れておりました。</p><p>あけましておめでとうございます！</p><p>今年もゆるゆると続きをしたためますので</p><p>たまに更新があったらぜひチェックしてやってください。</p><br><p>今年もよろしくお願いします♪</p><br><br><br>
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<pubDate>Sat, 31 Jan 2015 21:31:12 +0900</pubDate>
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<title>キャラクター紹介　ゼロ</title>
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<![CDATA[ <br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20150117/20/nofac/3d/8c/j/o0340045013192113991.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20150117/20/nofac/3d/8c/j/o0340045013192113991.jpg"></a></div><div align="center"><br></div><div align="center">名前<br><p>ゼロスターク・ラフィア=エスメルタル・ラレスⅩⅢ世</p><p><br><br></p><p>年齢</p><p>外齢22歳程度</p><p>（魔族なので長命）<br></p><p>髪の色</p><p><br></p><p>グリーン<br><br></p><p>瞳の色</p><p><br></p><p>深緑</p><p><br></p><p>身長</p><p><br></p><p>164ｃｍ</p><p><br></p><p>体格</p><p><br></p><p>肩幅がっちりめの華奢</p><br><p>服装</p><br><p>シャツにベスト</p><p>基本的に現代っぽい</p><br><p>＊＊＊</p><br><p>世が世なら魔族の長。</p><br><p>生存を魔族の末裔が確認していなかったが</p><p>実は長期にわたり、幽閉されていた。</p><br><p>ザインとの出会いにより、</p><p>かなり性格が変わった。</p><br><p>二人に何があったのかは</p><p>また外伝とかかけたらいいな…</p><br><p>外見的イメージはフィギアの羽入君</p><p>（あくまでも私のイメージですが…）</p></div><br>
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<pubDate>Sat, 17 Jan 2015 20:16:50 +0900</pubDate>
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<title>第３８話　か弱きもの　⑤</title>
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<![CDATA[ <p>キィルの記憶の奥に</p><p>全員が導かれていく。</p><br><p>まるで、映画を観ていて、それに入りこんでいるような感覚。</p><p>現代の人がたとえるなら、そんな、体験。</p><br><p>その場に居る、パーティーメンバーと</p><p>魔族たち。</p><p>全員がその記憶の澱のなかに漂っている。</p><br><p>キィルの若いころの姿が見える。</p><p>そして、許嫁である、少女の姿。</p><p>二人は婚約し、少女は子供を宿した。</p><p>生まれてきたのは、茶色の髪の赤子だ。</p><br><p>ティオは、キィルとクローディア（ザイン）の</p><p>間にできた娘だったようだ。</p><br><p>ピートの鈴が鳴る。</p><p>リ～～ン</p><br><p>「これから、過去に起こったことをを詳しく観ていきます。」</p><br><p>場面が切り替わった。</p><br><p>フェルメールの都市は美しい。</p><p>その一角の町外れ。</p><br><p>若い姿のキィルが何かを待っている。</p><p>現れたのは魔族だ。</p><p>この場に居る、魔族の長の若いころの姿のようだ。</p><p>二人は何か二言三言語ると、キィルから</p><p>宝石の入った袋を魔族の長に渡している。</p><p>二人はそこで別れた。</p><br><p>「キィルは、魔族となにか交渉をしていたらしい。」</p><p>アレルも興味深く記憶を眺めている。</p><br><p>そうだ…</p><p>記憶の主であるキィルもだんだん記憶が蘇ってくる。</p><br><p>おれは…</p><br><p>「魔族とエルフの橋渡しをしようとしていた。」</p><br><br><p>キィルは魔族との交渉のため、フェルメール姫であるクローディアと結婚を早めるため、</p><p>婚前交渉を無理やり遂行する。</p><br><p>子どもを宿したクローディアはキィルと正式に結婚し、</p><p>だんだんおなかも大きくなっていく。</p><br><p>クローディアは子供を産み落とすと、消えた。</p><p>キィルとの子供に王位継承権２位が確定する。</p><p>そして…</p><p>遺されたキィルはなおも、魔族との交渉をしていたが…</p><br><p>現れた兵士長はフェルメールの国権をキィルに迫った。</p><p>応じないキィルに無理やり指輪を嵌める。</p><p>「これは、嵌めたものに操られる効果のある指輪。</p><p>魔族の常套手段だ。」</p><br><p>キィルは人が変わったようになった。</p><br><p>長い年月をかけ、国民をまるめこんで王位につき、娘のティオは１０歳程度に成長した。</p><p>すべての富を魔族に与えると…</p><p>国に火を放った！</p><br><p>その火と富をすべて失ったことが原因で</p><p>フェルメールは事実上崩壊した。</p><br><p>「そろそろ役者が揃いました。」</p><p>ピートのその言葉にはっと全員が一か所を見つめた。</p><br><p>「フローラ、いや、ザイン」</p><p>キィルが婚姻した、フェルメールの姫、クローディア。</p><p>今は男装して、ザインと名乗っている。</p><br><p>「すべてを観て、どう思われましたか？」</p><p>しばらく無言だったザインだが、こう口を開いた。</p><p>「私は勘違いをしていた。」</p><p>後悔が混じった物言いだ。</p><br><p>「キィルが魔族と通じていたことは事実。</p><p>だが、途中から操られていたんだな…」</p><p>「おそらく、あなたを襲う夜の前あたりから…」</p><br><p>魔族にはその強大な力で</p><p>人の心を操る術がある。</p><p>その力を利用し、キィルの善意を悪用した。</p><p>その後、その操作を確実なものにするため、</p><p>魔法のかかった指輪を指に…</p><br><p>キィルが姿を現す。</p><p>全員が過去の記憶の淵から</p><p>洞窟の中へと戻った。</p><p>「すべて思い出せた</p><p>こんなことをしでかした自分が情けない。」</p><br><p>「でも、それが魔族を裏切ったことになるのかしら…」</p><p>ローラは素朴な疑問を口にした。</p><p>そう云われればそうだ。</p><p>キィルは過去に結果、フェルメールの財宝を</p><p>すべて魔族に渡していた。</p><p>なのに魔族から諸悪の根源のように見られたのには</p><p>理由があるからだ。</p><br><p>「魔族が一番欲しかったのは、フェルメールの都市だ。」</p><p>アレルがすかさず解説する。</p><p>「うつくしい美術で構成された、素晴らしい立地。</p><p>キィルは操られてはいたが、火を放ったのは</p><p>最後の良心だったのかもしれない。」</p><p>「むしろ、良心の暴走の末と言えなくもない…」</p><p>キィルは観念したように俯いた…</p><br><p>「ソウダ」</p><p>魔族の長が標準語で重い口を開いた。</p><br><p>「ワレワレハ、タダ、ウツクシイモノガスキ、ソレヲテニスルマデ</p><p>シュダンヲエラバイトコロガアル。ハンセイスベキテンモ…」</p><br><p>「ウチノヘイシチョウガドクダンデ、コッケンマデセマッタノハ</p><p>ワタシノイトデハナイ。エフェーク！」</p><p>王がそう声をかけると、兵士長は周りの兵士に先導され、</p><p>連れて行かれた。</p><p>どうやら、その身を拘束されるようだ。</p><p>兵士長はおとなしく罪を認め、連行されていった。</p><br><p>魔族の王の話によると（以下は魔族語でアレルが翻訳した。）</p><p>兵士長がキィルの裏切りにより、都市が手に入らず、</p><p>富も手にできなかったと公表し、私腹を肥やした。</p><p>それを知らず、魔族側はキィルを深く恨み、</p><p>結果放たれた閃光弾で今回のティオが倒れる事態に発展した。</p><br><p>ティオはまだ、目を覚まさない。</p><p>フォースだけ、キィルの過去の映像を気にするより</p><p>常にティオを心配していた。そんな感じ。</p><br><p>魔族の王や魔導師たちもおろおろしている。</p><p>このまま、場が閉廷すると思えないのだが…</p><br><p>そこに、ザインの隣に急にある人物が姿を現した！</p><p>「…ゼロ！？」</p><p>魔族たちがなにやら驚いて騒いでいる。</p><p>「コウタイシ…イキテイタノカ？」</p><p>その様子を察するに、ゼロは魔族の権力者であるらしい。</p><br><p>「俺は、魔族と人のハーフだ。」</p><p>ザインも続く。</p><p>「私は、エルフと人のハーフだ。」</p><br><p>「俺たちは愛し合っている。」</p><p><font size="5">「人とエルフ、魔族。きっと共存できるはずだ！」</font></p><p><font size="5"><font size="2">魔族たちはざわざわしていたがそこですかさずアレルが云った。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「今後、仲良くして頂くために今回の交渉の場を設けた。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">これを受け取ってほしい。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ターレクイーナエフリートホンセ」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">共通語のできない魔族のためにアレルが付け足した。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">キィルも思い出したように背負ってきたザックをおろした。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">中にはまばゆい宝石が詰まってる。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「アレル、スキーナバリーエスキア」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ホンワカ？」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ジ・レキーラ」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">魔族語で交わされた言葉は周りのものほとんどに伝わらなかったが。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「どうやら、もう必要ないと云ってくれたみたいですね。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ローラは語学の勉強中だ。少し、魔族語もわかるのだろう。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">莫大な量の宝石は、もう要らないと。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">魔族もそう云ってくれているのだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">安堵の空気が流れる中、</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">倒れたティオの前にピートが居た。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">リィン</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ティオの精気のない顔に赤みが差した。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「う…ん…」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ティオの身をフォースが起こす。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「良…かった」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">フォース目には涙が溜まっている。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">耐え切れず、あふれ出す。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「心配かけて、ごめんね。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ティオはすっかり生き返ったようになり、</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">泣くフォースの頭部をゆるゆると撫でるティオ。</font></font></p><p><font size="2">「よかった…本当に」</font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「エスタラードラセル、アレル？」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「エクサティア」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">交渉は無事終わった。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ピートさんは結局過去のどの部分を変えたの？」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ローラはキィルの過去の部分的悪しき面を知ってしまっても</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">そのまま許す気になったらしい。</font></font></p><p><font size="2">心が広くてうらやましいことだ。</font></p><p><font size="5"><font size="2">「いろいろ。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「え？いろいろ？」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">姿くらましのマントの交渉、ティオの絶命、そして</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">キィルがクローディアにしたこと。その一部をきれいに上書きして</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">うまくまとめてくれたのがピートだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">今回の隠れた立役者である。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「さて、大所帯になったけど、みんなでルアーガに帰るか。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「あ、でも…」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">飛竜は帰り道のため定着させていたがアレルのぶん、余計に１頭</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">飛竜を寄越してくれたルアーガ王、セトナであったが</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">合流したゼロ、ザイン両人も一緒にルアーガに向かう体裁であるからして</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">結局飛竜が一人分足りない計算になる。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">フライドラゴンというのは、通常１００ｋｇ以上の負荷がかかると</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">飛ぶことができないからだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">だいたい、男女の体重を組み合わせると１００キロ単位に近しい数字なので</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">今までそういう組み合わせを取ってきたが。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">どう考えても一人分、足りないのだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「どうする？アレル…」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ゼイラが心配そうにアレルを見たが、</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「こんな時のためのコレ、だろ？」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ああ。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">アレルが中空から取り出した青紫色の石。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">それを見てゼイラも納得した。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">そうだ、ガリュウを呼び出せばいいのだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ローラ　キィル</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">フォース　ティオ</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">サザン</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">そして、</font></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="5"><font size="2">ザイン　ゼロ</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ガリュウには</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">やはり、ゼイラとアレル。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「えっとぉ。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">そこにあった銀色の水溜りがなんだろうと</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ゼイラが不思議に思っていたが</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">急に人の形に変わった！</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ノッヂだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「実は心配だったから後発の予備の飛竜にこっそり乗って</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ここで待ってたっていうわけ。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ノッヂがサザンにウィンクする。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「んもう。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">そう云いつつもなんだか嬉しそうなサザン。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">サザンの乗る飛竜にノッヂも加わる。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">全員そろったところで、ルアーガに引き上げることにする。</font></font></p><p><font size="2">飛竜は帰りも隊列を組んで飛び立つ。</font></p><p><font size="2">そこに、ガリュウも加わる。</font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「そういえば…」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ガリュウの背でゼイラが思いついたような言葉を口にした。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「いつのまにか俺たち、全員カップル成立してるな」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「あ、確かに。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">アレルも今まで気づかたかったが、</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">飛竜に乗っている二人の組み合わせが</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">全部カップルであるという事実。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「最初出会ったころは男同士だと思い込んでいた</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">俺たちも…な。</font></font><font size="5"><font size="2">」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">それを聞くとゼイラもなんだかこそばゆい思いがした。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ははは。へっへ。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">しばらく照れ笑いした二人だったが</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ゼイラが思い出したように云った。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「そうだ、アレル。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「ん？」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「完成したよ、ニット。」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">「おお、帰ったら着よう！」</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ゼイラがここ２か月ほど頑張って編んでいた</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">アラン編みのニットが完成した。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">お愉しみはこれからだ。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">いろんな意味において…</font></font></p><p><font size="2">精神的にも、肉体的にも。</font></p><p><font size="2">アレルは少し、艶のある想像に身を任せた。</font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">ルアーガが目前に迫る中、</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">それぞれのカップルが</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">それぞれにイチャついていた。</font></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">今まで夜の暗闇だった。</font></p><p><font size="2">朝日が少し見え始め、空が</font></p><p><font size="2">明るく染まった。</font></p><p><font size="2">そんな中をそれぞれの飛竜は</font></p><p><font size="2">はばたいていた。</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">まるで平和にむかっているように…</font></p><p><font size="2">明け行く空はこのアスタシアの未来を</font></p><p><font size="2">示しているようだ。</font></p><p><font size="2">アレルはそう、思い目を細めた。</font></p><p><font size="2">隣にはゼイラが居る。その喜びに神に感謝した。</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">第38話　⑤　終わり　第39話に続く…</font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">***</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">とりあえず一番の長丁場が終わり、</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">私自身もほっとしています。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">あと２話となりましたが</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">残りの〆をうまくできればと思ってます。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">もう少し第１章にお付き合いください。</font></font></p><p><font size="5"><font size="2"><br></font></font></p><p><font size="5"><font size="2">２章がまだぼんやりとしか決まってないのですがｗ</font></font></p><p><font size="5"><font size="2">早くプロット立てないと～</font></font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">やはり、年を越してしまいましたね…</font></p><p><font size="2">良いお年を！</font></p><p><font size="2"><br></font></p><p><font size="2">来年も更新がんばります。</font></p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-11961037283.html</link>
<pubDate>Wed, 31 Dec 2014 19:00:12 +0900</pubDate>
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<title>キャラクター紹介　ザイン</title>
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<![CDATA[ <br><div align="center"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20141227/10/nofac/5b/bb/j/o0369045013171130815.jpg"><img style="FLOAT: right; CLEAR: both" border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20141227/10/nofac/5b/bb/j/o0369045013171130815.jpg" width="369" height="450"></a> <br></div>名前<br><p>クローディア・フローラ＝フェルメール</p><p>（現在は男装しザインと名乗っている）</p><p><br><br></p><p>年齢</p><p>外齢26歳程度</p><p>（エルフなので長命）<br></p><p>髪の色</p><p><br></p><p>ダークレッド</p><p><br><br></p><p>瞳の色</p><p><br></p><p>金がかったエメラルド</p><p><br></p><p>身長</p><p><br></p><p>168ｃｍ</p><p><br></p><p>体格</p><p><br></p><p>華奢だが骨太</p><br><p>服装</p><p>アーマーをつけている</p><p>剣士らしい服装。</p><p>細身のレイピアを腰に差している</p><br><p>見た目は華奢だが男装すると</p><p>不思議にさまになる麗人。</p><br><p>キィルと過去にいろいろあり、</p><p>実は出産も経験していたが（ティオの実母）</p><p>その後記憶喪失して浜辺に打ち寄せられたのを</p><p>ゼロに助けられ、行動を共にする。</p><br><p>いつの間にか二人の間には愛が芽生えたらしい（笑）</p><br><p>昔の娘姿を背景に描いてみました。</p><p>基本髪型はまとめていたようです。</p><br><p>***</p><p>アーマーは結構派手好みみたいですｗ</p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-11969601395.html</link>
<pubDate>Sun, 28 Dec 2014 17:19:33 +0900</pubDate>
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<title>第３８話　か弱きもの　④</title>
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<![CDATA[ <p><strong><font size="4">「あぶない！」</font></strong></p><p>キィルの前に飛び出したのはフォースだ！</p><p>魔族たちは目くらましマントをはずし、突然現れたフォースに</p><p>唖然としている。</p><br><p>だが、事態はそれで終わらなかった。</p><p>フォースの少し前にさらに進み出た人物がいた！</p><br><p>キィルは自分と閃光弾の間にフォースが現れ、</p><p>さらにその前に現れたティオ</p><p>二人の歩みが走馬灯のようにゆっくりと感じられた。</p><p><font size="6">ボワン！</font></p><p>「キャ！」</p><p>閃光弾はティオに当たり、肉の焦げる嫌な臭いがあたりを包んだ…</p><p>「ティオ…」</p><p>呆然と光景を眺めるしかなかったキィル。</p><p>キィルの少し前のティオが被弾して倒れている。</p><p>その手前のフォースがティオに思わず駆け寄った。</p><br><p><font size="4"><strong>「ティオ！」</strong></font></p><p><font size="3">ティオに駆け寄ったフォースが傷を確認する。</font></p><p><font size="3">かなり深手だ。</font></p><p><font size="3">顔面蒼白のメンバーたちと</font></p><p><font size="3">いきなり現れた二人をみつめて</font></p><p><font size="3">唖然とした魔族という図がしばらく時を止めたように</font></p><p><font size="3">誰も動かなかった。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「ティオ！うわぁ～～～！」</font></p><p><font size="3">一方、誰も動かないなかで、フォースは</font></p><p><font size="3">ティオを介抱し、涙ながらにその力なき</font></p><p><font size="3">手を握っている。</font></p><p><font size="3">「フォース？わたし…」</font></p><p><font size="3">力なきその声に応えるフォース</font></p><p><font size="3">「そう、フォースだよ。しっかりしろ！」</font></p><p><font size="3">「う…」</font></p><p><font size="3">「ティオ！」</font></p><p><font size="3">ティオは力なくその腕を落とした。</font></p><p><font size="3">「いやだ！お前の飯がもう食えないなんて！俺は嫌だ！」</font></p><p><font size="3">そう言うとフォースはたまらず号泣した。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">ゼイラが、そのフォースとティオに駆け寄った。</font></p><p><font size="3">ローラとサザンもやってきて、なにやら</font></p><p><font size="3">ローラはティオにヒールの魔法をかけたようだ。</font></p><p><font size="3">傷は一旦塞がったが、ティオの意識は戻らない…</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">そこに、誰かフードを目深にかぶった人物がやってきた。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">こつこつコツコツ、</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">歩く音が響く。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">魔族たちもあまりの事態に</font></p><p><font size="3">呆然としている中、フードを取って現れた人物</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「きみは…」</font></p><p><font size="3">相変わらず顔面蒼白のアレルはその人物を知っていた。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「僕は時魔導師のピート」</font></p><p><font size="3">アレルたちが第６話で探した時魔導師ゲンスの弟子。</font></p><p><font size="3">そして、３５話では人知れず、フォースの命も救った。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「俺の命を救ってくれたあんたならティオも…」</font></p><p><font size="3">アレルははっとした。</font></p><p><font size="3">フォースは知らないと思っていたのだが、フォースは</font></p><p><font size="3">自分の命が消え変えた時の記憶が残っていたのだろう。</font></p><p><font size="3">ピートが自分を救ったことを知っていたのだ。</font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3"><br></font></p><p><font size="3">「このこんがらがった記憶と過去を正しに、僕は派遣されました。」</font></p><p><font size="3">そう言うと、持っている杖の先についた鈴を鳴らす。</font></p><p><font size="3">リ～～ン</font></p><br><p><font size="3">キィルの前に、いつのまにかピートが居た。</font></p><p><font size="3">「あなたの記憶をほどきに参りました。」</font></p><p><font size="3">「うっ！」</font></p><p><font size="3">頭が、イタイ</font></p><br><p><font size="3">キィルの記憶の靄がすこしづつ、晴れていく…</font></p><br><p><font size="3">第３８話　④　終わり、⑤に続く…</font></p><br><p><font size="3">***</font></p><br><p><font size="3">緊迫した空気になってきました（焦）</font></p><p><font size="3">これからキィルの過去編に突入です。</font></p><p><font size="3">過去に何があったのか？</font></p><p><font size="3">それをピートが紐解いてくれるかも…</font></p><br><p><font size="3">しばらく重い話が続くのですがお付き合いお願いします！</font></p><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-11961031474.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Dec 2014 20:09:40 +0900</pubDate>
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<title>第３８話　か弱きもの　③</title>
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<![CDATA[ <p>「どうしたというんだ？」</p><p>キィルは困惑した。</p><p>宝石を持参した、キィルを険悪なムードで</p><p>魔族たちは迎えた。</p><br><p>そのうち、魔族の牢屋番のような人物が</p><p>アレルを連れてきた。</p><p>武器は奪われていたが</p><p>アレルもそんなにぞんざいには扱われてなかったような雰囲気だ。</p><br><p>パーティーメンバーたちは、姿くらましのマントを被ったまま、</p><p>この大部屋の入り口のあたりに待機している。</p><p>フォースの送る合図でキィルもそのことを確認している。</p><br><p>もちろん、アレルにそのことをまだ伝える術がないので</p><p>アレルだけ、知らない状態ではあった。</p><p>アレルに伝えたほうがいいだろうか？でもどうやって？</p><p>キィルはまだ、その術を思いつかない。</p><p>それに…</p><br><p>「アレル、どうして俺はこんなふうに魔族に睨まれているのかな？」</p><p>キィルを見て、あきらかに態度が変わった魔族たち。</p><p>その理由が知りたかったのだが…</p><br><p>「キィル、魔族たちと交渉していて、裏切って結果、</p><p>魔族たちの離散のきっかけになった</p><p>エルフに君が似ているらしい…」</p><br><p>「！？」</p><br><p>キィルは言葉を無くした。</p><p>実は、キィルはあまり過去の記憶が定かではない部分があった。</p><p>まったく過去の記憶のない、ティオよりはマシだろう。</p><p>だが、なぜか昔のことを考えると記憶に靄がかかったように</p><p>思い出せないことが多いのだ。</p><br><p>それは、エルフの古都フェルメール滅亡の際に逃走して、</p><p>途中落ちてきた瓦礫でひどく頭を打ち付けたからだと思っていたが…</p><br><p>「コンオテャゼレーザ！」</p><p>魔族の一人が声を上げた</p><p>「ソアラソララ」</p><p>魔族たちがキィルを忌々しげに指さして云った。</p><br><p>「間違いないって言ってる」</p><p>アレルも顔を青くしてキィルに伝える。</p><br><p>「そ、そんなはずは…うっ！」</p><p>過去を思いだそうとしたキィルの頭が痛んだ。</p><br><p>そこに、魔族の長が現れて、</p><p>やはりキィルを見て顔色を変えた。</p><br><p>「これはまずいことになった」</p><p>アレルも顔面蒼白だ。</p><br><p>よもや、宝石を糧に交渉をしようとして、</p><p>派遣したキィルの顔が魔族の離散の</p><p>きっかけになったエルフに似ているとは…</p><br><p>次に現れた魔族の兵長らしき人物と</p><p>魔導師らしき人物がなにやら小声で言い争っている。</p><br><p>「エタシータトエ？」</p><p>「アレル、なんて？」</p><p>こちらもだんだん状況がまずいことになったと</p><p>肌で感じているキィルがアレルに通訳を頼む。</p><p>「そいつの名前は？と聞いてる。」</p><p>「応えていいのかな？」</p><p>不安そうにキィルがアレルに聞いた。</p><p>「言うしかないかな」</p><br><p>一呼吸おいて、キィルが名前を名乗った</p><p>「キィルデュエロ・アラカンサスタ＝ラルドセル」</p><br><br><p>場の空気が一変した。</p><p>何が起こったというのだろう？</p><p>キィルは霞んだ昔の記憶がまだ見えてこないことに戸惑いと</p><p>自分の知らない過去に何か、</p><p>しでかしたかもしれないという恐れを感じた。</p><br><p>「エカ、エシーク！」</p><p>そう、先ほどの位の高そうな魔導師が叫ぶと</p><p>魔法を詠唱し、閃光弾を放った！</p><br><p>「あぶない！」</p><p>目くらましのマントを脱ぎ棄て、</p><p>誰かがキィルの前に立ちふさがる！</p><br><p>第２８話　③　終わり、　④に続く…</p><br><p>***</p><br><p>キィルの顔をみて、場の空気が変わった今回のお話。</p><p>キィルの過去になにがあったのでしょうか？</p><p>それは、今後の流れで出てくる予定。</p>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-11961019928.html</link>
<pubDate>Wed, 17 Dec 2014 18:53:36 +0900</pubDate>
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<title>キャラクター紹介　ピート</title>
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<![CDATA[ <br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20141130/20/nofac/41/49/j/o0295045013145214153.jpg"><img border="0" alt="" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20141130/20/nofac/41/49/j/o0295045013145214153.jpg"></a> </div><div align="center"><br></div><div align="center"><br></div><div align="center">名前<br><p>ピート＝ラグナス</p><p><br><br></p><p>年齢</p><p>見た目は19程度</p><p>時魔導師なので自分の時を止めている<br><br></p><p>髪の色</p><p><br></p><p>淡い紫</p><p><br><br></p><p>瞳の色</p><p><br></p><p>オリーブ</p><p><br></p><p>身長</p><p><br></p><p>167ｃｍ</p><p><br></p><p>体格</p><p><br></p><p>ひょろりとしている</p><p><br><br></p><p>服装</p><br><p>基本的に</p><p>耳を隠すためフード。</p><p>あとは動きやすそうなローブに</p><p>ふんわりしたズボンという服装。</p><br><p>数年前、前時魔導師ゲンスから</p><p>すべての時魔法を継承した</p><p>このアスタシア唯一の時魔導師。</p><br><p>獣人族で、兎のような耳。</p><p>なので本来</p><p>人間にあるべき耳はない。</p><br><p>時間を自由に操り、</p><p>過去を見ることも未来をみることもできる。</p><br><p>他人の過ちを解消するため</p><p>過去に戻すなども可能</p><p>（35話③にて時を戻した事例あり）</p><br><br><p>＊＊＊</p><br><p>ピートに関しては</p><p>最近モデルにふさわしい知り合いを見つけたので</p><p>外見を少々変えました。</p><br><p>ちょっとそれでイラストが過去のものと</p><p>ちがう場合あり。</p></div><div align="center"><br></div><div align="center"><br><p>今後、重要な場面で活躍しそうな人物だ。</p></div><br>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-11958928107.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Dec 2014 11:10:49 +0900</pubDate>
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<title>第３８話　か弱きもの　②</title>
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<![CDATA[ <p>「本当にこんな方法で大丈夫なのか？」</p><p>ゼイラが心配そうに声をもらす。</p><br><p>「やってみる価値はあると思うんだ。」</p><p>キィルがにやっと笑った。</p><br><p>アレルが魔族の交渉に向かい、さらなる宝石を無心され</p><p>ルアーガに居るキィルは残りの宝石や</p><p>他国からの援助で宝石をあつめた。</p><p>アレルの交渉の場に持参する運びになったのだが</p><p>パーティーメンバーたちが全員自分も行くと云って譲らない</p><p>状態になったのだが…</p><br><p>キィルの提案というのは。</p><p>こうなったらパーティーメンバー全員で行こう、ということ。</p><br><p>無論、こんな大所帯では魔族側も不審がる筈だ。</p><p>だが、それを可能にする魔法のアイテムが存在する…</p><br><p>「この姿くらましマントを全員で被れば問題なしだ。」</p><br><p>その、魔法のアイテムはルアーガの偵察部隊で使われる</p><p>特殊な魔法のかかったマントだ。</p><br><p>偵察部隊が偵察の際、一時姿をくらますために</p><p>開発された秘密アイテムだ。</p><p>キィル作の宝飾品と引き換えに偵察部隊の隊員が</p><p>代金として置いていったことで存在を知った。</p><br><p>偵察部隊の隊員は、結婚を控えており、</p><p>結婚指輪の制作と引き換えにこのマントを代金に充てようと</p><p>キィルにこっそり持ちかけたのだ。</p><br><p>最初は訝しんだキィルであるが</p><p>そのうちなにかの役に立つかもしれない。</p><p>そう思い、と交渉に応じた。</p><br><p>キィルはその隊員と交渉して、</p><p>パーティーの頭数全員分と引き換えてもらっていざという時のために</p><p>用意していたのだ。</p><br><p>「そんな便利なものがあるなら使わない手はないよな」</p><p>フォースが一番乗り気だ。</p><br><p>まさか、こんな形で役に立とうとは！</p><p>調達したキィルも自分でびっくりした。</p><br><p>ちょっと大所帯になってしまうので、</p><p>飛竜に２人づつ乗るとして。</p><br><p>ルアーガの南のケメール族の住処まで</p><p>そのまま全員で進むことにした。</p><br><p>今は旅支度でバタバタしている。</p><br><p>アレルが今、魔族側に幽閉され、人質同然だから、念のため</p><p>戦闘態勢も必要だ。</p><br><p>結果、飛竜には</p><br><p>キィル　ローラ</p><p>ティオ　フォース</p><p>サザン　ゼイラ</p><br><p>この振り分けで行くことにした。</p><p>3頭の飛竜で現地に向かう。</p><br><p>「俺も行きてぇなぁ」</p><p>ノッヂがそう腕を回しながら嘯いたが、なにせ</p><p>姿隠しマントの数はパーティーメンバー分だけだ。</p><p>アレルのぶんのもう一枚があるのだが、</p><p>帰りにアレルに必要になるかもしれない。</p><p>なので、ここでノッヂに使わせるわけにはいかなかった。</p><br><p>ノッヂも自身として、まだこの面子全員に自分の魔法のこと等を明かしていない</p><p>こともあり、（ノッヂは地の属性のものであれば、何にでも体を変形できる）</p><p>無論、ノッヂのような武闘派はマントを必要としないかもしれないが…</p><p>そんなに食い下がることもできなかったので</p><p>結局、この６人での行動が最善という事で落ち着いた。</p><br><br><p>日が陰りはじめている。</p><p>アレルのもとへ、たくさんの宝石をかついで</p><p>キィルたちパーティーメンバーは</p><p>それぞれドキドキしながら現地へと向かうところだ。</p><br><p>何があるかわからない。</p><p>でも、このメンバーなら。</p><p>なんとかなりそうな気がみんなしていた。</p><br><p>それは、全員同じかもしれない。</p><p>いつの間にかこのメンバーの絆は</p><p>強く育っていたようだ。</p><br><p>キィルもそんなことを考えながら</p><p>心強さに安堵した。</p><p>それぞれの飛竜に２人づつ跨り</p><p>「じゃあ、出発だ！」</p><p>キィルの号令に３頭の飛竜は同じ方向に</p><p>隊列を組んで飛んで行った。</p><br><br><p>ノッヂは珍しくシリアスな顔でその</p><p>飛竜たちを見送った。</p><br><p>だんだん小さくなるサザンの背中を見つめて。</p><br><p>細い目をさらに細くして黄昏の空に消える</p><p>ちいさな点を心配そうに見ていた。</p><br><p>「何もないといいんだが…」</p><br><p>第２８話　②終わり、　③に続く…</p><br><p>****</p><br><p>アレルのもとに集うパーティーメンバー。</p><p>キィルだけでなく、全員で向かうことになりました。</p><p>そのことが吉と出るか凶とでるか！？</p><br><p>それが今後の話の進展にいろいろ</p><p>余波をもたらしますのでその辺を見て頂ければと</p><p>思いつつ筆を走らせております。（実際はキーボードでタイピングですがｗ）</p><br><p>できれば今年度中に今作をと思いましたが</p><p>この調子だとちょっと来年にはみ出るかな…</p><br><p>まだまだ続きますのでお楽しみに！</p>
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<link>https://ameblo.jp/nofac/entry-11961009535.html</link>
<pubDate>Wed, 10 Dec 2014 21:24:39 +0900</pubDate>
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