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<title>nokecafemanのブログ</title>
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<title>記憶の先端</title>
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<![CDATA[ 　僕は兵庫県と岡山県の県境にある佐用という小さな田舎町に生まれた。狸や鹿の飛び出し注意の標識が出ている山奥にあった。そんな僕の大学を卒業するまでのごく普通の半生をここに記していきたいと思う。<br>　僕の父親は農業高校の先生をしていて、その関係で僕と兄、姉、母、父、そして愛犬の５人と１匹で小さな官舎で暮らしていた。僕たち家族が住んでいたその官舎は農業高校のすぐ近くにあり、高校前の道路を隔てて建てられたボロ屋だった。僕は保育園に入るまでここで自由奔放に暮らしていた。<br>今となっては幼い頃の記憶が断片的にしか残っていない。<br>　兄と姉が幼稚園へ通っている間、僕はよく母に連れられ、官舎から数十メートル先の高校敷地内の牛小屋を見にいっていた。そこには生まれたばかりのお気に入りの子牛が１頭いて、僕はシロちゃんと呼んでいた。余談ではあるが、牛小屋と官舎があまりにも近いため、家にいても牛小屋の匂いが届き、２５歳になった今の僕にとっても未だにそれは故郷の匂いである。大人になった今でも、牛小屋の匂いがすると、つい深呼吸してしまう。<br>　愛犬の名前はマリという。メス。当時は２歳くらいだろうか。元々、姉が捨てられているところを拾って、最初は母が飼うことに対して反対したそうだが、結局押し負けてしまったらしい。マリとの佐用での記憶としては、近所のトウモロコシ畑で遊んだ記憶だった。僕の背丈の２倍くらいあるトウモロコシの畑で、マリは全速力で駆け抜けて遊ぶのが好きだったようだ。トウモロコシで視界が遮られているので、遠くからザザザザザと掻き分ける音だけが近づいてくるかと思うと、僕の目の前を駆け抜け、一瞬で過ぎ去っていく。小さい頃の僕にとってはF1のような速さに感じた。母が見ていないのを見計らって、僕は頻繁に前足で押し倒されて、泣いていたらしい。かなりのお転婆娘だった。<br>　僕たち家族は、やがて同じく県内ではあるが引越すことになる。僕が４歳くらいになった頃だ。
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<pubDate>Fri, 11 Mar 2016 12:32:00 +0900</pubDate>
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