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<title>記憶のしおり</title>
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<description>美術館に行くのが好きなグラフィックデザイナーです。西洋絵画史＆文字勉強中です。掲載する情報は可能な限り調べておりますが、間違いの場合があります。お気づきになられた場合はお気軽にご連絡くださいm(__)m専門用語はなるべく解説するように心がけております。</description>
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<title>国立国際美術館「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p>大阪の国立国際美術館で行われている「日伊国交樹立150周年特別展 アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」に行ってきました。</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/8c/95/j/o1200060013826904200.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/8c/95/j/o1200060013826904200.jpg" alt="" width="420" height="210"></a></p><p>&nbsp;</p><p>ルネサンスといえばフィレンツェという印象ですが、ヴェネツィアも有名で「ヴェネツィア・ルネサンス」と呼ばれいています。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/b4/12/p/o0486038713826904205.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/b4/12/p/o0486038713826904205.png" alt="" width="420" height="334"></a></p><p>ヴェネツィアはイタリア北東部に位置する都市で、「水の都」とよく言われていますね。西洋の風情ある街並みの中に川（運河）が流れており、ボートが悠々と通っている写真を一度は見たことがあると思います。</p><p>&nbsp;</p><p>この街は今はイタリア共和国の一都市ですが、7世紀末期〜1797年までヴェネツィア共和国という一つの国でした。地中海貿易の拠点として発展し、14世紀から15世紀には全盛期を迎えますが、1797年にナポレオンに滅ぼされた国です。</p><p>&nbsp;</p><p>15世紀から17世紀初頭までのヴェネツィア・ルネサンス絵画約60点が今回展示されているのです。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/6d/af/j/o0589167013826904192.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/6d/af/j/o0589167013826904192.jpg" alt="" width="317" contenteditable="inherit" height="900"></a></p><p>チラシは、A4を縦に2枚並べ、真ん中で折ったものでした。手に取った時は「なが...」と思ったのですが、メインビジュアルに使用されているティツィアーノの《受胎告知》、これ本物は縦4mはあろうかという大きさで、この絵の存在感を伝えようとしたために、この長さになったのだろうな…と感じ「なるほど」と思いました。<br>展覧会後に見るチラシは、デザインを味わう良い機会です。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、展示されていた作品で印象に残ったものを数点書いておこうと思います。</p><p><br>この展覧会は4つの章に分かれており、「第1章ルネサンスの黎明ー15世紀の画家たち」です。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/f9/e2/j/o0235030813826904167.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/f9/e2/j/o0235030813826904167.jpg" alt="" width="235" height="308"></a></p><p>まず入り口に入って最初に出てくるのがジョヴァンニ・ベッリーニが描いた《聖母子（赤い智天使の聖母）》です。雲の上にいる赤い天使たちが唐突で、絵の中で強い存在感を放っていて、私は不思議な絵だなと感じたのですが、調べてもこの理由はわかりませんでした。何か理由はあるのだろうと思いますが。<br>この絵を描いたジョヴァンニ・ベッリーニはヴェネツィア初期ルネサンスを代表する画家で、父が営む工房で修行したそうでう。ベッリーニ工房とヴィヴァリーニ工房、この2つがルネサンス期のヴェネツィア美術の祖となっています。</p><p>&nbsp;</p><p>その他にもたくさんの絵画が展示されているのですが、聖書における出来事や例え話を絵にしたものが多かったです。１枚１枚の絵をじっと見ていると、とにかく書き込みが凄い。服の模様や本のページまで細かく描かれていて近くで見ても離れて見ても楽しめます。凄い。</p><p>&nbsp;</p><p>第2章は「黄金時代の幕開けーティツィアーノとその周辺」です。</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/1b/9b/j/o0404070013826904173.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/1b/9b/j/o0404070013826904173.jpg" alt="" width="346" contenteditable="inherit" height="600"></a><br>ここでは、今回の展覧会の目玉であるティツィアーノの《受胎告知》があります。<br>も〜この絵はすごかった。4mの高さのある絵ですから、それだけで存在感があります。描かれているのは、マリアに大天使ガブリエルがイエスを身ごもったことを告げる出来事なんですが、「瞬間」を切り取っているような描写にドキドキしました。少しの間、見入ってしまいました。荒々しいとも思えるタッチが余計ドラマチックさを演出しています。<br>この絵を描いたティツィアーノはベネツィア・ルネサンスの第一人者であるティツィアーノ・ヴェチェッリオです。</p><p>&nbsp;</p><p>第3章は「三人の巨匠たちーティントレット・ヴェロネーゼ・バッサーノ」です。</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/2f/37/j/o0300052313826904178.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161222/13/nokonote345/2f/37/j/o0300052313826904178.jpg" alt="" width="300" height="523"></a><br>この章で記憶に残ったのはヤコポ・ティントレットの《聖母被昇天》です。<br>マニエリスム様式の特徴がよく出ている絵画でした。描かれている聖母マリアの身体のうねりの曲線がドラマチックをより強調しているように見えました。</p><p>&nbsp;</p><p>第4章は「ルネサンスの終焉ー巨匠たちの後継者」です。<br>（この辺から時間がなくゆっくりと見ることができず....）<br>ティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノが他界した後の後継者たちの絵画が展示されています。</p><p>&nbsp;</p><p>第5章は「ヴェネツィアの肖像画」です。<br>タイトルの通り、肖像画がたくさん展示されていました。肖像画はヴェネツィア派の画家たちの得意分野だったそうです。<br>すべてに通して言えたのですが、額が豪華！彫刻作品と言ってもいいのでは...と思うくらい細かい彫りが施されていて、権力がある人ほど額が豪華だったのかな？と思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>最後にどうしても書いておきたいのが、石坂浩二さんによる音声ガイドがとても良かったということです。感じ方を断定せず「こうではないでしょうか？」と提案しているんです。あなたはあなたの感じ方も大事にして欲しいという姿勢ですね。感じ方を断定しないというのは、美術鑑賞の解説としてとても大事なことだと私は思っています。言葉にも説得力があり、石坂さんは美術に大変造形が深い方だとよく聞きますので、原稿作成にも協力されたのではないだろうかと思います。それくらい彼の言葉になっていました。</p><p>&nbsp;</p><p>ギリシャ神話とキリスト教と歴史は、絵画の鑑賞において知っておいた方がが断然楽しいとよく感じます。折に触れて勉強していこうと思いました。</p>
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<pubDate>Thu, 22 Dec 2016 13:23:09 +0900</pubDate>
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<title>兵庫県立美術館「世界遺産ポンペイの壁画展」ブロガー向け内覧会</title>
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<![CDATA[ <p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/21/nokonote345/ca/f1/j/o0900067513810550629.jpg"><img alt="" height="300" width="400" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/21/nokonote345/ca/f1/j/o0900067513810550629.jpg"></a></p><p>兵庫県立美術館「世界遺産ポンペイの壁画展」のブロガー向け内覧会に行ってきました。SNSで展覧会の感想を書く代わりに、学芸員さんの解説を聞けたり、作品の撮影ができたりするわけです。</p><p>&nbsp;</p><p style="text-align: left;"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/d0/cd/j/o0900067513810499748.jpg"><img alt="" height="315" width="420" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/d0/cd/j/o0900067513810499748.jpg"></a></p><p>ポンペイという街はイタリア南部にありまして、西暦79年（日本は弥生時代）にヴェスヴィオ火山の噴火により1日余りにして地中に埋もれてしまった街として有名です。火山灰が乾燥剤の役割をしたこともあり、長い時間を経て、18世紀に貴重な遺跡として発掘され、ユネスコの世界遺産にも登録されました。このポンペイ壁画が日本にやって来て展示されているのが今回の展覧会です。</p><p style="text-align: left;">&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/55/c0/j/o0455064413810505215.jpg"><img alt="" height="300" width="212" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/55/c0/j/o0455064413810505215.jpg"></a></p><p>フライヤーに使われているフォントはローマン体の<span class="null">Trajan</span>、そして特色の赤・金。展示の企画内容を理解したフライヤーで素敵だなと感じました。</p><p>Trajanは西暦114年にローマで建てられた「トラヤヌス帝の碑文」が元になっています。ヴェスヴィオ火山の噴火は西暦79年、トラヤヌス帝の碑文が建立されたのは西暦114年、書体選定に意図を感じるのは考えすぎ？</p><p>&nbsp;</p><p>さて、展示をパッと見て思ったことを素直にいうと「大きい」です。要は壁ですから。厚みも凄いです。壁ですから（笑）</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/a0/ed/j/o0900067513810508207.jpg"><img alt="" height="300" width="400" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/a0/ed/j/o0900067513810508207.jpg"></a></p><p>一番最初に展示されているのは《赤い建築を描いた壁面装飾（前1世紀後半）》です。<br>赤が印象的な壁画です。他の作品も見ていると赤がよく使用されているのですが、この赤「ポンペイ・レッド」と呼ばれているそうです。少し黒が混ざった金属的な印象の赤だなと思いました。なぜ赤が多用されているのか、ハッキリとした理由はまだ分かっていないそうです。そして発掘された瞬間はもっと鮮明な赤だけど、湿気に触れて色が変わってしまうそう。近づいてみると細かい描写もありました。奥行き（遠近法）があることが驚きなのですが、部屋を広く見せようとしたのかな？などと想像してみたり。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/26/d3/j/o0900067513810508949.jpg"><img alt="" height="225" width="300" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/26/d3/j/o0900067513810508949.jpg"></a><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/8e/62/j/o0900067513810508956.jpg"><img alt="" height="225" width="300" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/8e/62/j/o0900067513810508956.jpg"></a></p><p>たくさんの壁画とともに、道具や顔料の展示もありました。<br>この時代は「フレスコ画」、漆喰を壁に塗り、乾くまでに水で溶いた顔料で描く技法で描かれています。道具が形を産み出すわけですから「古代の道具を使って壁画を描いてみよう」みたいなワークショップあればぜひ参加してみたいです。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/f7/bf/j/o0900120013810509794.jpg"><img alt="" height="400" width="300" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/f7/bf/j/o0900120013810509794.jpg"></a></p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/13/88/j/o0900067513810510011.jpg"><img alt="" height="225" width="300" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/13/88/j/o0900067513810510011.jpg"></a></p><p>一番反応したのは《グラッフィーティのある壁画（前2世紀末）》。<br>これは2000年前の選挙広告だそうです。ただ現代のように出馬する側が描くのではなく、当時は「私はこの人を応援します！」というものだったそうです。なんとこの時代は選挙広告を専門に描く職人さんが居たようです。</p><p>&nbsp;</p><p>他にも...</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/f3/99/j/o0900067513810511367.jpg"><img alt="" height="300" width="400" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/f3/99/j/o0900067513810511367.jpg"></a></p><p>《カルミアーノ農園別荘、トリクリニウム（後62-79）》<br>なかなか爽快な景色で赤い壁が迫ってくるような感覚に陥りました。ぶどう酒をつくっていた農園の中にある別荘（食堂）に描かれていた壁画だそうです。ギリシャ神話に登場する神々が描かれています。古代ローマ人はギリシャ文化への強い憧れがあったそうです。<br>壁画で部屋を覆う感覚、というのは日本人には理解しがたいものかもしれませんが、あえて言うなら襖絵や屏風絵のような感覚だったのでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/72/c8/j/o0900067513810511862.jpg"><img alt="" height="300" width="400" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/72/c8/j/o0900067513810511862.jpg"></a></p><p>《踊るマイナス（後1世紀後半）》<br>マイナスは、ディオニュソス、バッカスの女性信者なのですが、なかなかのおてんばさんだったようです（笑）。このマイナス、《カルミアーノ農園別荘、トリクリニウム》にも描かれています。よく描かれるモチーフなのでしょうか。布の描写が美しくかつ繊細で、この展示会でも目立つ存在でした。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/36/93/j/o0900067513810512229.jpg"><img alt="" height="300" width="400" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/36/93/j/o0900067513810512229.jpg"></a></p><p>《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス（後1世紀後半）》<br>チラシのメインビジュアルに使われているこの壁画はポンペイと同じく世界遺産に登録されたエルコラーノのアウグステウム（皇帝崇拝の場）から見つかったものです。エルコラーノもヴェスヴィオ火山の噴火で地中に埋もれてしまった街です。<br>日本初公開で、重さが約500kgもある大壁画です。写真で見ると大きさが伝わりにくいのですが、身長160cm弱の私が見上げるほどの大きさでした。<br>この壁画もギリシャ神話の一説となっています。ヘラクレスが息子と出会う瞬間を表現しています。ここにもギリシャ文化への憧れが。ヘラクレスのフォルムの美しさに感心してしまいます。</p><p>&nbsp;</p><p>このアウグステウムに描かれていた壁画があと2枚展示されています。<br>その2枚もギリシャ神話なのですが、描かれている神々のプロポーションの美しさ、構図の工夫、皇帝崇拝の場に飾られる絵だけあってこの3枚は存在感が違いました。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/19/1c/j/o0900067513810512688.jpg"><img alt="" height="300" width="400" contenteditable="inherit" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/19/1c/j/o0900067513810512688.jpg"></a></p><p>《天球儀（後62-79）》<br>この壁画はテルマエ・ロマエの作者として有名なヤマザキマリさんが好きだと仰っていたそうです。天の黄道（太陽の道筋）を表す天球儀で、中に描かれている4人の女性は四季を表現しています。当時は科学水準はいかほどだったのでしょう。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/6f/86/j/o0900067513810513253.jpg"><img alt="" height="315" width="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20161130/20/nokonote345/6f/86/j/o0900067513810513253.jpg"></a></p><p>《フェニックスと2羽のクジャク（後1世紀後半）》<br>展覧会の最後に展示されているこの絵はポンペイの食堂にあったもので「Phoenix felix et tu.（フェニックスは幸せである。君もまたそうであるように）」と書かれています。「et tu」は「あなたも」という意味で、有名な「Et tu, Brute?（ブルータスおまえもか）」と同じ言葉です。<br>ホスピタリティというと言い過ぎでしょうか？人間らしさを感じて微笑ましく思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>最後の質疑応答で「今回の展示で苦労されたことは？」という質問があったのですが「安全性」と仰っていました。仮設の壁をつくりどこまで強度を保証できるか、歴史的遺産が粉々になる危険、作品の前に人が立ってたら大怪我になってしまう危険、悩んだ末仮設の壁はつくらず美術館の壁に設置されたそうです。昨今の日本の災害事情を考えると致し方ないことで、悩まれた上でそう決断されたこと応援したいと思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>美術作品を鑑賞する時、どうしても画家の人生や作品にかけた思いなど「過ぎたドラマチック」を求めてしまうのですが、今回の展覧会では本来の「描（えが）く」と「歴史」に目を向けることができました。<br>近代絵画の画家達もポンペイの壁画を見ており、自身の作品にかなり影響を受けたそうです。新古典主義の背景となっています。<br>時代も違えば、国も違う、もちろん文化も違う、そんな壁画たちを皮膚感覚で理解するのは正直難しかったのですが、2000年の時を越えて肉眼で見るポンペイ・レッドは眩しかったです。</p><p><br>【展覧会詳細】<br>「世界遺産 ポンペイの壁画展」<br>会期：10月15日(土)〜12月25日(日)<br>会場：兵庫県立美術館（神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1）<br>開館時間：10：00〜18：00（金・土曜日は20時まで開館）<br>休館日：月曜日</p><p>&nbsp;</p><p>【関連イベント】<br>いいむろなおきマイムカンパニーによる公演「ポンペイの夢」<br>会期：12月4日(日)14:00〜<br>会場：兵庫県立美術館 ミュージアムホール<br>定員：250名<br>※ 公演の観覧料 1,000円（別途ポンペイ展観覧券が必要です）</p><p>&nbsp;</p><p>【参考】<br>●兵庫県立美術館 ポンペイの壁画展<br><a href="http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1610/">http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_1610/</a></p><p>&nbsp;</p><p>●動画：世界遺産 ポンペイの壁画展 報道内覧会<br><a href="https://www.youtube.com/watch?v=QqNfZLwkTyE">https://www.youtube.com/watch?v=QqNfZLwkTyE</a></p>
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<link>https://ameblo.jp/nokonote345/entry-12224424462.html</link>
<pubDate>Wed, 30 Nov 2016 20:28:25 +0900</pubDate>
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