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<title>うつうつnorie日記</title>
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<description>はやく（普通の）人間になりたいnorieの精神病日記。</description>
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<title>しなやかな腕の祈り</title>
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<![CDATA[ 私の標準体重は46.5kgで、これより上だとデブで下だと痩せすぎである。<br><br>誰が何と言おうとそうなのである。<br><br>人の顔には生まれ持ってついてきた運命があると思っている。<br><br>美形に生まれてきた人はそれなりの道を辿らないといけないし、私は自分を美人だとは思ってはいないけれども、やはりそれなりの体型でなくてはそれなりに見えないのである。<br><br>かのオードリー・ヘップバーンが激太りした時ですら、あなたは痩せてないと価値がないのだと人に言われたと言う。<br><br>私の夫は特にその辺がシビアで、寝不足だった日は顔がむくんでいると正直に言うし、私の体重が53kgになった時は太り過ぎで会いたくないとさえ言われたことがある。<br><br>私は人に対して、もっと痩せたほうがいいよ、とか、もっと食べたほうがいいよ、とか言った覚えがない。<br><br>私は拒食症になって、30kg台になろうとする時、恍惚と恐怖を両方感じた。<br><br>そして痩せても可愛くないことを悟った。<br><br>今私は健康美に憧れている。<br><br>それは運動選手などの筋肉美ではなく、やはりPerfumeなのだ。<br><br>あの、適度に肉と筋肉がついた脚に、胸があって、<br><br>素人が踊ると翌日本当に歩けなくなるような激しいダンスをヒールでかっかっと踊る彼女達は憧れだ。<br><br>子供の頃から十代の頃はとにかく痩せぎすのすらっとした女性が大好物で、私は大人になったらああなるのだと信じていた。<br><br>第二次成長期に入ると一気にふっくらする一方、少女体型そのままのクラスメイトに嫉妬すら覚えた。<br><br>私は私にしかない私の理想の体型があるというお話でした。
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<pubDate>Sun, 10 Aug 2014 01:27:57 +0900</pubDate>
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<title>退院しました</title>
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<![CDATA[ みなさんお久しぶりです。 <br><br>4月4日に無事退院することができました。<br><br>ご心配、ご迷惑をおかけした方には、大変申し訳ございませんでした。 <br><br>これで、入院中の日記を書くのは最後にします。 <br><br><br><br>まだ薬に翻弄されている毎日で、仕事復帰はできていませんが、 <br>少しずつ家事をしながら、リハビリをしている日々です。 <br><br>今はまだ横になっていることが多いので、日々の生活に慣れるのには <br>もう少しかかりそうです。 <br><br><br><br>今思えば、タバコなし酒なし携帯なしインターネットなし、という <br>かなりの荒療治でしたが（みんなもやってみるといいよ）、 <br>乗り越えてみると意外とこんなもんかというかんじで、 <br><br>最後の方はもう携帯って実は私にはいらないんじゃ…？というくらいでした。 <br><br>退院してまず、なんとなく精神病院にまつわる映画が観たくなり、 <br>「クワイエットルームにようこそ」 <br>「17歳のカルテ」 <br>「カッコーの巣の上で」 <br>の3作品を見直してみることにしました。 <br><br><br><br>まず思ったことは、精神病院で心の許せる友達ができることはまずありません。 <br>よっぽどのことがない限り有り得ないということです。 <br><br>クワイエットでいうなら蒼井優、 <br>17歳のカルテでいうならアンジェリーナ・ジョリー、 <br>カッコーの巣の上ででいうならジャック・ニコルソンです。 <br><br>このような“精神病棟内での救世主”は現れないと言ったほうがいいでしょう。 <br><br>これは一般社会でもそうだと思いますが、こちらが何らかのアクションを起こさない限り、何も起きないという事です。 <br><br>誰か私の心情を汲み取って、なんて思ってもそれはただの甘えに過ぎず、無理に等しい(頭のいい人は汲み取ってくれる場合もありますが、それに頼っているのもむなしいだけです)。 <br><br>私はそれを痛感しました。 <br><br>各映画でもあるように、ホールでポーカーや将棋などやっている人たちの輪に入ることのない私は、ただ天涯孤独で入院生活を最初から最後までやってのけたのでした。<br><br><br><br>同室のおばあさんともなじめず、敵意すら感じて毎日を送っていました。 <br><br>そんな私に、外泊許可が降りて実家に帰っていた時のこと、 <br><br>父は「そんなおばあさん達を助けてあげられるくらいの気持ちでないと、退院なんてできないよ」と言われたのでした。 <br><br>私は、案外そうなのかもしれないと思った。私の心の狭さや捻じ曲がりようは、今までのブログでもわかるとおり。完全に自分以外をバカにしているし、 <br><br>外出時間がパァになったからといって、看護士とやり合うのなんか、完全に子供じみている。 <br><br><br><br>ある夜、消灯されて聞こえる泣き声に、私はクワイエットルームのワンシーンを思い出していました。 <br><br>「誰かが泣いてる…」 <br>「泣くわよそりゃ…こんなに人間が集まっているのにこんなに孤独な場所、他にないもの」 <br><br>私は独りでいることの恐怖に気付き、その夜始めてベッドで号泣したのです。 <br><br>寂しい、怖い、ここは私のいるところではない。。。 <br><br><br><br>それまでなんともないと思っていた病院生活で、初めて、精神科病院が怖いと感じた夜でした。 <br><br><br><br>それからの生活は一変しました。家に戻りたいの一心で、不必要に家に電話をしてみたり、食事や入浴を拒否したりと、私はどんどん甘えた子供へ戻っていくようでした。 <br><br>ここにいることで精神状態が悪化すると判断した医師が、早めの退院を打診してくれました。 <br><br>面談では、医師に今後OD(オーバードーズ)することは、旦那さんをも裏切る行為だからね、と強く言われ、お前に何が分かるんだよと言いそうになりましたが、どうしても退院したかったので、我慢しました。 <br><br>それくらい私はまだ子供でした。 <br><br>私が入院した病院では家族しか面会が許されず、毎日、1日でも空くことのないように、両親と夫がスケジュールを組んで、両親は実家から1時間かけて、夫は仕事帰りに自転車で会いに来てくれました。 <br><br>それでも気分が沈む時は、もう帰ってくれと横柄な態度を取ったりして、私はもっと反省すべきでした。けれどその時はどうしようもなかった。 <br><br><br><br>それぞれ年代の違う映画ですが、 <br>安住してしまう怖さ(17歳のカルテ、クワイエットルーム) <br>出る杭は打たれる(まともな人間ほど目をつけられやすい)(カッコーの巣の上で、17歳のカルテ) <br>など、全ての映画に共通していると思う。<br>私の実体験も含めて。 <br><br>私にもう少し広い心があったら、そうはならなかったんだろうか？ <br><br>いや、違う。 <br><br>誰もがみな、精神病棟に入る可能性はあるのだ。 <br><br><br><br>追伸： <br><br>映画を見直してみて、気付いたのだが <br>17歳のカルテでデイジーが自殺を図るシーンで流れていたのは <br>「The End Of The World」(毛皮のマリーズのTHE ENDのカバーでおなじみ) <br><br>クワイエットルームにようこその佐倉明日香の元旦那は、塚本晋也監督である(後のcocco主演の映画KOTOKOの映画監督)。 <br><br>ちなみにクワイエットには庵野秀明など出ていて出演陣が豪華です。ぜひご覧あれ。<br>
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<link>https://ameblo.jp/norie1430/entry-11509690333.html</link>
<pubDate>Fri, 12 Apr 2013 01:56:51 +0900</pubDate>
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<title>まともな人間は退院する</title>
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<![CDATA[ 入院して暫くは、人の様子を伺っていた。この閉鎖病棟にまともな人なんているはずがないのはわかっていたけど、それでもまだまともそうな人を探していた。私は普通と言える人間とそうでない人間とを区別していた。<br><br>最初に声をかけてもらったのを今でも鮮明に覚えている。それは食事中に、「コップないんですか？」と声をかけられたのだった。30代くらいの女性だった。そう言われてみれば食事をする時に皆コップ（マグカップ）を持参していた。その女性の話だと、用意されている大きいやかんにお茶が入っているから、コップがあれば自由に飲めるんですよと教えてくれた。<br><br>次の日、売店で両親にマグカップを買ってきてもらった（まだ外出許可が降りてなかった時の話）夕食時、食べていると「コップ、良かったですね」と話してくれた。<br><br>閉鎖病棟でのホールの食事は、とにかく会話がない。BGMで流れるインストゥルメンタルのAKBや木村カエラが悲しい…（こんなにむなしい食事はないよ）<br><br>前のブログでも書いた通り、私は大体食べ終わるのが一番最後で、食事は何気に一番自分にとって苦痛なものになった。<br><br>そんな時、違う班の女性が「いいのよー、ゆっくり食べて。この人なんて（話しかけてくれた人）あなたが来る前はビリだったわよー。今なんてね、人がまだ食べてるの見て、今日は勝った！とか言って喜んでるくらいだから」と、話してくれた。その人のことも後に書くが、とても良い人だった。<br><br>私はその会話をきっかけに、今後その女性となんだかうまくやっていけそうな気がしてきて、私の食事に対しての苦痛が少しやわらいだ気がした。<br><br>しかし、残念なことにその日の夜、その女性が訪ねてきて、「私、明日で退院するんです。短い間でしたが、ありがとうございました」と言われました…<br><br>せっかく仲良くなれそうだったのに…いや、なれなかったかな、やっぱり、私の性格では…。それにしても早すぎる退院でした。<br><br>月並みだけど、全く見ず知らずの人に声をかけることって、とても勇気がいることだと思う。<br><br>その人は、食事の時に限らず、私が困っている所を見かけると必ず助けてくれた。もう遅いけど、もっとお礼がしたかった…<br><br>もう一人の女性は、その人とも仲の良い活発で明るい性格の人で、よく〝まともな連中〟同士でつるんでた（笑）<br><br>私はホールに設置されている洗面台で歯磨きをするのがなんとなく気が引けてトイレで歯磨きをしていたのですが、「あ、こっち（トイレ）側組に加わったなー？！」「うちらの病室、こっちの方が近いしねー」と話しかけてきてくれました。<br><br>お互い、病気のこととか話さないし、必要以上に干渉し合わないし、これって一体何の関係？って感じだけど、悪いもんでもなかった気がする。<br><br>話はちょっと飛んで、私が外出許可の時間を無理やり変更されて看護士とやり合い、泣いてボロボロになっているところを彼女が発見した時は、<br><br>私の姿を一目見て状況を察知し、「とりあえずトイレ行こうか？」と一時避難し、話を聞いてくれました。<br><br>「私もこういう性格だからさ、何度も看護士とぶつかったよー」「私、ヘビースモーカーなんだけど外出禁止なの。あなたはまだ外出れるだけいいじゃない！」とか、色々と励ましてくれました。何だか彼女が何故こんな所にいるのか不思議に思えてきて、<br><br>最後に、「どうして、あなたはこんなにまともなのにここにいるの？」と聞いたら、バツの悪そうな顔をして、周りを見回し、「絶対言わないでね？私、明日退院するんだ」と笑ってみせた。「明日、入浴がある日でしょ？その間に、荷物まとめて出て行く」<br><br>つまり、誰にも言わずに去って行くと言うのだ。<br><br>私は悟った。ここでの人との距離は、それくらいが正解なのだと。<br><br>誰からも信頼されて、面倒見も良く、人物の輪の中心とされていた人。でも、消える時は一瞬なのだ。<br><br>居なくなれば、そこには大きな穴がぽっかりと開くだけ。<br><br>でも、私はその2人の女性と交したほんの少しの言葉と笑顔を、多分一生忘れないだろう。<br><br>たぶんもう一生会えないだろうけど、ありがとうと言いたい。<br><br>食事の時に、病院食に向かって「いただきます」と「ごちそうさまでした」ときちんと言ってたのには、胸打たれました。私もそういう人間になりたいと思った。<br><br>最後に、「なんでこうまともな人ばっかり退院してっちゃうんだろう…」と嘆いていたら、「まとも（になったから）だから退院するんだよ」と親に言われてしまいました…そりゃそーか。<br><br><br>
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<pubDate>Tue, 09 Apr 2013 00:03:20 +0900</pubDate>
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<title>ゆかいな仲間たち</title>
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<![CDATA[ Y上さん…入院して始めに強烈なインパクトを残すY上さん。閉鎖病棟内をすみずみまで徘徊するおばあさんである。ちなみに足元は靴下でスリッパは履いていない。動きはいつもゆっくりで、人畜無害、人に迷惑をかけないので、慣れてしまえば可愛らしくも見えてくる。…が、不穏時のY上さんは違う。<br><br>看護士さんが薬を飲ませようとすると、「私はY上ではないって言ってるでしょう？」「どうして行方不明の人の薬を持ってくるんですか？」と大声を出す。<br><br>この時ばかりは看護士さんは困り果て、他の患者は苦笑いだ。ちなみに前のブログで私のいる病室に入ってきたのもこのおばあさんである。<br><br>ボー君…見た目若いので多分20代前半くらいだろうか、棒のように細くてボーッとしているので通称ボー君である（私が勝手につけた）。この子は他の誰よりも動きが鈍く（この病棟の方は皆さん動きがとてもゆっくりでいらっしゃる）、それなのにいつもどこかしら病棟内をうろついている。<br><br>たまに止まっている時もある。その時は頭を斜め45度くらいに傾けて、ボーッとナースステーションを眺めたりしている。<br><br>私は彼の出現のお陰で食事を終えるのがビリだったのが最後から2番目に浮上した。だから非常に感謝している。<br><br>彼を観察しているととても面白い。特に面白いのはやはり食事の時だ。彼は口元まで持っていった食べ物を途中で皿に戻したりする。何がしたいのか意味不明だ。<br><br>私はそんな彼に愛着が湧いてしまい、たまにどうしようもなく「よッ！ボー君！」と肩を叩いてやりたい衝動に駆られる。<br><br>そして、彼はきっと過去に何かあったに違いないと勝手に思う私であった。<br><br>いつも泣いてる人…病棟内に響き渡る女性の泣き声。この声を聞くと精神病院だなと思う。寝ている時以外はひっきりなしにこの声が聞こえている。泣き声というより、何かに怯えているような声で、まるで幽霊が泣いているかのようなおどろおどろしさがある。<br><br>彼女は一体何に怯えているのだろうか。そして、そんなに四六時中怯えていて疲れないのだろうか（どうやら疲れないらしい）。<br><br>保護室の人…これぞザ・保護室☆というくらいの症例があったのでご紹介しよう。わりと体格の良いおばさんだったのだが、夕食前の夕方、ホールで夫と話をしていると、突然それは起こったのだ。ナースステーションの強化ガラスをガンガン叩き、「隣の部屋の◯◯さんが私の悪口を言ってるのが聞こえま・し・た！！！」と言う。<br><br>その後、ホールにいる人達に向かって、「皆さんはどう思いますか…？こういう時、どんな技を使って解決しますか？」と聞いた。わ、技って…。ホールに白けた空気が漂うと、暫くして彼女は猛スピードで突進してきた。「アイツが私のことをバカにして笑ってた！！」と。<br><br>人にぶつかる寸前のところで男性の看護士さんが後ろから羽交い締めにし、そのまま保護室の方へ引きずられていった。<br><br>その後、かなり長い間保護室に入っていた（1週間以上ではないだろうか）のだが、なんせ体当たりの音といったら工事の騒音並みで、叫び声も獰猛な動物と言った感じでまさに保護室にふさわしい人でございました。いくら保護室でもさすがに壊れるんじゃないかと不安になるくらいでした。暫くして彼女の声は聞こえなくなりました。<br><br>私は彼女に一度だけ声をかけられたことを思い出しました。朝洗面所で顔を洗っている時、「あのう…言っていいことなのかわからないですけど…ズボン、後ろ前ですよ…」と。その時から何やら様子はおかしかったのですが、おかしい人達の集まりなので特に気にしなかったのでした（失礼）。彼女は一体どこに行ったのだろう。彼女は本当は親切な人だったんじゃないだろうか。<br>
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<pubDate>Mon, 08 Apr 2013 21:43:55 +0900</pubDate>
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<title>怪談。</title>
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<![CDATA[ ある日の深夜。<br><br>病室のドアが開く音で私は目を覚ました。<br><br>この病院では消灯後に2回ほど、看護士が見回りにやってくる。<br><br>私は結構小さい物音でも起きてしまう方なので、今回もきっと見回りの看護士さんが来たのだろうと思っていた。<br><br>すると、なんだか様子がおかしい。<br><br>ぶつぶつと何かしゃべっているのが聞こえるのだ。<br><br>その声は一定の音程で連続的で、まるで呪文のようにも、念仏のようにも聞こえる。声が比較的高く、少女が喋っているようにも聞こえた。<br><br>その声がヒタ…ヒタ…という足音とともに、ベッドとベッドの間を進んでいくのが、ベッドを囲っているカーテン越しにわかる。<br><br>犯人は奥隣の部屋のおばあさんだとわかるまでに、少し時間を要した。<br><br>そのおばあさんは昼間もよく一人で病棟内を徘徊している。<br><br>ただ、声を聞いたのは初めてだったので、ぞくっとした。<br><br>おばあさんは部屋の奥まで行くと、クルリと引返してきた。カーテンがひそかに揺れる。<br><br>そしておばあさんは何をするでもなく、病室のドアを開けて、出ていった（きちんとドアも閉めていった）。<br><br>その後、他の病室でも同じことを繰り返し、一周して私達の病室に何度も現れた。<br><br>暗闇に消え入りそうなうわ言が逆に耳障りで、その度に耳栓をしようと思ったのだが、<br><br>もし、耳栓をしてうわ言が聞こえなくなったとしても、<br><br>目を開けた時にカーテンを開けてベッドの脇に立っていたらどうしよう…<br><br>と思うとなかなかできなかった。<br><br>おばあさんが部屋を出ていったのを確認し、ナースステーションに行って看護士さんに報告すると、<br><br>どうやら看護士さんも手を焼いているらしく、話によるとそのおばあさんは今不穏の時期で、下手に声をかけると大声を出してしまうそうだ。<br><br>担当医が休みで薬を飲ませることもできないので、ただ様子を見ているのだという。<br><br>私はあきらめてベッドに戻ったが、その後もなかなか寝付けなかった。<br><br>そんななか、同室のおばあさんはいびきをかいて爆睡しており、翌朝そのおばあさんが入ってきたことに全く気づいていなかったことに、私は驚いたのであった…
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<pubDate>Fri, 05 Apr 2013 15:33:21 +0900</pubDate>
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<title>ホームシック</title>
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<![CDATA[ ここ3日くらい気分が沈んでいて、両親や夫が面会に来ても帰ってくれとか言ったりして、でもどうしようもなくて…<br><br>ワイパックスを多用することが多くなりました。<br><br>昨日の夜ベッドでcoccoちゃんの玻璃の花を聴いてたら、泣けてきて、ついに号泣。<br><br>怖いとかではない。ただどうしようもなく、寂しい。<br><br>自分から希望した入院。気がつけば完全にホームシックになっていた。<br><br>自分を一生懸命説得しても、ただ涙があふれるばかり。これは耐えなければならない寂しさなんだと思っても、つらい。<br><br>こんな時はただ、泣くしかないのかもしれない。<br><br>声を押し殺して泣いていたけど、同室の人に聞こえると起こしてしまうので、トイレで泣き、ついにはナースステーションで泣いた。<br><br>早く寝ついてしまおうと頓服をもらい、寝床についた。<br><br>次の朝、入院してはじめての朝食拒否。<br><br>今日は入浴の日だったのですが、入浴も拒否。<br><br>結果、主治医を呼んで、本当は明日からだった外泊を今日からにしてもらい、2泊3日の外泊を許可してもらいました。<br><br>その後皆さんが入浴中に夫に電話しました。電話しながらまた泣いて、それでも夫は今日は仕事で明日からでないと会えず…うん、うん、と心ない返事をして電話を切った。<br><br>そしてお昼過ぎに両親が迎えに来て、実家へ。<br><br>気晴らしにショッピングモールにも寄ったけど、あまり気分もあがらず。<br><br>今はお酒飲んでうだうだしてます。<br><br>願うならば、早く明日になって夫に帰って来てほしい。<br><br>そして、一刻も早く、退院したい。<br><br>でも、家に戻ったとしても、うまくやっていけるのだろうか？私は本当に家に帰りたいのだろうか？<br><br>ただ、逃げているだけなのではないだろうか？<br><br>私の居場所はどこにあるんだろうか。<br><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 29 Mar 2013 18:38:34 +0900</pubDate>
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<title>まとめ</title>
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<![CDATA[ 入院して2週間が経ちました。そろそろ入院生活にも慣れてきたところで、退院に向けて今までの経過を振り返るとともに、これからの課題、対策などをもう一度確認し、まとめてみようと思います。<br><br><br><br>【なぜ、入院したのか】<br><br>・薬を大量に服薬してしまう<br>・薬の管理ができない<br>・きちんとした管理の元、薬を服用したかったから<br><br>【ではなぜ、ODしてしまうのか】<br><br>・漠然とした不安が襲ってくる（特に夕刻時）<br>・一人でいる時が怖い<br>・何か嫌な事があった時（イライラした時）<br>・寝逃げ、現実逃避するため<br>・死に直結はしていないが、ODすることによってあわよくば死ぬことができればいいなとは思う<br><br><br>【入院中に望むこと】<br><br>朝起きて夜寝る生活<br><br>【退院後に望むこと】<br><br>・仕事に復帰する<br>・薬とうまく付き合っていく生活<br><br>【夫の希望すること】<br><br>・私が一人の時に孤独だと思わず、一人の時間を楽しめるようにできればいい。<br><br>・薬への依存（薬で死にたい、薬で楽になりたい、など薬に逃げる）をなくす<br><br>・精神科への憧れ（？）（薬を大量に飲むことによって優越感を得る、他人とは違った行動をとることで安心感を得る）を断つ<br><br>・他人の同情をひく（SNSへの書き込み）のを直す<br><br>【対策】<br><br>まず最初に心身を整え、仕事に通えるようになることが先決である<br>↓<br>今までアルコールで薬を飲んでいた行為は絶対禁止<br>↓<br>アルコール＜仕事<br>↓<br>夜9時以降はアルコール摂取を控える<br>平日は仕事が夜9時までなので平日は原則的に飲まない、休みの日は飲んでも良い<br><br>ポイントは絶対飲まない、などとおさえつけすぎないこと（精神的ストレスになるため）<br><br>加えて、私は恐怖心を覚える時以外にも、イライラしたり怒りを覚えるような時でも気分が激しく乱れることが入院中にわかったので、そういった時はワイパックスなどの精神安定剤を飲むようにする（薬とうまく付き合う）<br><br>SNSへの書き込みは控え、残してきた日記などは消去するか、なんらかの形で処理し、多くの目に触れないようにする<br><br>なるべく薬を飲んで安心感を得るという意識を改める（依存性をなくす）<br><br><br><br>と、いったところでしょうか。総合的に薬に対しての意識を改める、というのが私の課題のようです。<br><br>あとは朝昼晩という生活のリズムをなるべく崩さないよう心掛けたいです。<br><br>以上です。<br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Wed, 27 Mar 2013 14:21:51 +0900</pubDate>
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<title>おどれどつきまわしたろか</title>
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<![CDATA[ 入院して何日か経ってすぐに病室の人の入れ替えがありました。最初、4人部屋で3人だったのが、1人退院して別の部屋から2人移動してきまして、私含めて4人になったのですが、この移動してきた2人組に今でも慣れません。<br><br>そのおばちゃん2人組は前の部屋でも同室だったのでしょう、仲が良く、いつもゆるーいマッタリとした会話を聞かせてくれます。が、正直イライラします。その会話の内容にもまったくついていけないですし、本当ーーーにどーーーでもいいことばかり話すので、こちらとしてはただ五月蝿いだけです。<br><br>一度だけ、朝6時から部屋でしゃべり始めたので、「ホールの方でしゃべってくださぁい……」と言った事がありますが、彼女達に勉強力はないのでしょうか、その後も他の2人が寝てようと何してようと、そのくだらないゆっくりのんびりマッタリとしたおしゃべりをカーテン越しに聞かされるハメになります。<br><br>一番嫌なのは、おばちゃんの1人が病室でラジオをかけることでしょうか。4人部屋でラジオかけるなんて、どうかしてるゼ！！！（ブラマヨ吉田）<br><br>最近は不安よりイライラのせいで薬をもらうことの方が多くなりました。頓服でもらっているワイパックスはイライラにも効果があるそうです。<br><br>しかし、この問題は両親が持ってきてくれた耳栓によってだいぶ解消されるようになってきました。でも耳栓越しに否が応でも聞こえる会話にまたイライラしますけど。<br><br>さっきも夕方ベッドでマンガを読み疲れてベッドでまどろんでいたところ、おばちゃん2人組が登場→1人がラジオをかけだしたのでイライラしていたら、久々に保護室に入っている人が復活！パワーを発揮し、<br><br>「工事中ですか？」といわんばかりの騒音でドアを叩き、<br><br>「うおおうあああああ！！！！！」<br><br>という怒号？が聞こえ出し、私も<br><br>「うおおうあああああ！！！！！」<br><br>とそのまま保護室の扉をドーーーン！！と蹴ってやりたい気分になりましたが、<br><br>とりあえずベッドから起き上がり、ナースステーションでワイパックスをもらい、暗い保護室を横目で見ながら通り過ぎ、部屋へと戻りました。<br><br>そして今、未だかかっているラジオを耳栓でシャットアウトしてこれを書いています。<br><br>隣人トラブル！！！！！…すいません、鳥居みゆきのネタが出てしまいました。<br><br>今夜も明日も、きっと眠れない。さようなら。norieでした。
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<pubDate>Mon, 25 Mar 2013 13:42:48 +0900</pubDate>
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<title>白い旗はあきらめた時にだけかざすの</title>
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<![CDATA[ 入院中音楽は欠かせないと思って持ってきたCD宇多田ヒカルのULTRA BLUE。ずいぶん前に中古で買って聴いてなかったのです。何で買ったのかも忘れた（笑）<br><br>感想はというと、シングル曲以外は「BLUE」以外はそんなに良くない。でも曲数だけは13曲も入っている。<br><br>好きな歌詞引用<br><br>「Keep Tryin'」<br><br>I don't care anything<br>ちょっと遅刻した朝もここから<br>がんばろうよ<br>何度でも期待するの<br>バカみたいなんかじゃない<br>だからkeep trying<br><br>少年はいつまでも いつまでも片思い<br>情熱に情熱にお値段つけられない<br>お父さん keep trying,trying<br>お母さん keep trying,trying<br>お兄ちゃん、車掌さん、お嫁さん keep trying,trying<br><br>「BLUE」<br><br>女の子に生まれたけど<br>私の一番似合うのはこの色<br><br>「誰かの願いが叶うころ」<br><br>あなたの幸せ願うほど<br>わがままが増えてくよ<br>あなたは私を引き止めない いつだってそう<br>誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ<br>みんなの願いは同じには叶わない<br><br>「COLORS」<br><br>もう自分には夢の無い絵しか描けないと言うなら<br>塗りつぶしてよ キャンバスを何度でも<br><br>白い旗はあきらめた時にだけかざすの<br>今の私はあなたの知らない色<br><br>普段i phoneで音楽を聴いてる私はもしもの時のために普段聴いてないCDを入れておいて良かった。（i phoneが使えるのは面会の時の4時間だけなので）<br>あと持ってきたのはcoccoのザンサイアンです。この機会に聴いてみます。聴いたら感想書きます。<br><br>でもi podが久しぶりに使ったら電池の消耗が早くなってて、アルバム2枚分聴くと充電が切れるので、時間配分を考えて聴かなくてはなりません。。<br><br>でも入院中は意外と音楽を聴く気が起きないので別にいいのですが。<br><br>ただ歌詞はやはりいつもより響く気がする。寝る時に聴いてるからかな。<br><br>ではでは、また。<br><br><br>
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<pubDate>Fri, 22 Mar 2013 13:41:09 +0900</pubDate>
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<title>同情するならグミをくれ</title>
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<![CDATA[ 寝る時と食べる時以外のヒマな時間は、意外と音楽を聴いたり雑誌を読んだりする気がおきなくて、それでもペンを持つ気は起きるのだから不思議だ。<br><br>自分がこんなにものを書くのが好きな人間だとは知らなかった。<br><br>ペンは尖ったものなのでナースステーションから借りて返さなきゃいけないけど…<br><br>毎回ペンを借りに行く時はワクワクする。（看護師たちはこいつ一体部屋で何を書いているんだろうと思っていることだろう）<br><br>ということでこのブログも実は大体前の晩に書いたメモを片手に作成している。携帯を使用していい時間帯が決められているので、文章を考える時間が省けていい。<br><br>最近考えていることは、辛気臭いこの入院という行為を少しでも楽しい気分にさせるよう工夫してみようということ。<br><br>1日3回はする歯磨き（ヒマなんです…私普段でさえ歯磨きは1～2回なのに）、これをいちご味（小児用）の歯磨き粉にしてみるとかね。これはface bookで前働いていた職場の上司が入院していた際にアップしていたのを見て真似させていただきました。少しでも可愛い味にしたくて（笑）<br><br>あとやっぱり服装は大事！前のブログでも書きましたが、限られた色でKPPファッションっぽく着こなしております。色がPOPでかわいい。ジャージ最高（笑）<br><br>スリッパは夫が売店で買ってきてくれた猫ちゃんです。<br><br>いただきもの。<br><br>これ大事！<br><br>私のベッドの上は、特殊です。置いてある雑誌だけでも、AMOちゃんのスタイルブック（持参）から、デヴィッド・ボウイのムック本（夫が買ってきた）、ゴールデンボンバー表紙のQuick Japan（笑）これも夫。マンガは、別冊フレンド（姉より）。<br><br>活字がダメなので、写真が多く載ってたりするものが私にはいいみたい。なのでAMOちゃん本は持ってきて正解❤エッセイとかもいいですね。<br><br>食べ物はですね、ケーキ、おまんじゅうなどの生ものは❌。<br><br>余ったりすると保管できないしね。<br><br>あと、病院食が出るからあんまりお腹空かないの。<br><br>だから、片手間にポリポリムシャムシャできるものが私はいいです。無類のグミ好きなので、家族にはグミや噛むキャンディーなどを頼んでます。これを書いている間もヨーグレットをポリポリ…（タブレットなので薬っぽくて食べてると安心する）<br><br>夕飯食べてから就寝までの間、間が空くので大体こうやってお菓子を食べながらもの書きをしているかマンガ読んでます。<br><br>お薬の時間になったらザザーッと飲んでi podをon。聴いてる音楽についてはまた次回書きますねー。<br><br>はーもっと色んな小物とか好きなもので飾って病室を可愛くしたいワ✨<br><br>そんなこと現実世界では無理そうですけど…<br><br>でも実際ジュディマリのYUKIちゃんが入院した時は、やはりこういうことをやっていたらしい。レコーディングスタジオも自分の好きなもので埋め尽くしてモチベーションを上げていたんだって。<br><br>やっぱ、誰でも気分を上げるのに必要なものって、あるよね。<br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Thu, 21 Mar 2013 13:57:28 +0900</pubDate>
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