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<title>千の物語と折々の菓子。</title>
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<description>日々の思い模様の物語（小説）とエッセイは主に菓子偏向百珍</description>
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<title>コラム　錦藤野の豆乳ドーナツ</title>
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<![CDATA[ <p>これがどうしようもなくおいしいのである</p><p>登場してから短期間でほぼ倍の価格になったように思いますが</p><p>最初10個入って180円ではなかったか・・？？</p><p>現在300円</p><p>これほど人気になる前は試食が供されていました</p><p>それが最もおいしいのです</p><p>外気に触れたために外がカリッと中はふわっと。</p><p>暖かさが残っていたりすると最高です</p><p>普通に購入して袋に入れてもらうと水蒸気でやわやわになってしまいちょっと残念な食感に。</p><p>それができるのを見ていても楽しい、たくさんある豆乳ドーナツの中で最もおいしい豆乳ドーナツ</p><p>&nbsp;</p><p>ふわふわかりかり</p><p>甘さの下限が絶妙で他の追随を許しません。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200923/08/note2020kana/9d/00/j/o0462032814823830295.jpg"><img alt="" height="298" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200923/08/note2020kana/9d/00/j/o0462032814823830295.jpg" width="420"></a><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200923/08/note2020kana/9d/00/j/o0462032814823830295.jpg"><img alt="" height="298" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200923/08/note2020kana/9d/00/j/o0462032814823830295.jpg" width="420"></a></p><p>写真はお店のＨＰから</p>
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<pubDate>Wed, 23 Sep 2020 08:21:07 +0900</pubDate>
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<title>花壇7</title>
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<![CDATA[ <p>震源地に近い地域では大きな被害が出ているであろう<br>その夕方はまだ明るく<br>空は大地のことは知らないよという顔をして晴れて穏やかだった<br>会社を出てバス停へ向かいだしてすぐに<br>小さな車がすっと私の横につけた</p><p>それは守衛のおじさんだった<br>交通が麻痺している中自宅まで送ってくれるという。</p><p>知らない人の車に乗っていいものか<br>自宅まで送ってもらうって危なくないだろうか</p><p>私の中の恐怖と迷いよりも<br>早く確実に帰りたい気持ちが勝った<br>おじさんはいい人に見えた</p>
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<pubDate>Wed, 23 Sep 2020 08:07:33 +0900</pubDate>
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<title>花壇6</title>
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<![CDATA[ <p>あるとき大きな地震が地方を襲った。<br>直撃はされなかったが交通は麻痺し<br>電車通勤の私は帰る足を失った。</p><p>バスは少しづつ動いているらしい。<br>私の家に通じるバスへのバス停までが1キロ近くあったが<br>ほかに選択肢はなかった<br>車通勤の同僚の誰かを頼れるような器用さは私にはなかったから<br>（それはとても残念なことだった）<br>どうしようもなければ国道のバスの経路を歩こうと覚悟を決めた。</p><p>まだ夕方早いし夜までには着けるだろう<br>タクシーを拾うこともできるかもしれない。</p><p>職場のみんなが動揺していたが<br>グーグルマップで経路を確認したあとは私は冷静になった。</p>
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<pubDate>Fri, 18 Sep 2020 08:59:24 +0900</pubDate>
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<title>花壇5</title>
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<![CDATA[ <p>私は土曜にも出勤することがあるがおじさんは土曜は休みである。<br>別のおじさんがいるのだが彼には特に道行く人とのコミュニケーションを望む気配はなかった。</p><p>何週間かに一度、その間隔は季節で変わるのだが<br>おもに土曜のお昼ごろに花屋のトラックが止まっていることがある。</p><p>花屋のおじさんは花壇を厳しくチェックして<br>弱っている花を片っ端から抜いてしまう<br>そうして元気な花ばかりを一隅に集めると<br>余白になった花壇を新しい花で埋める。</p><p>この作業は真冬にも行われ、<br>おじさんの「緑を植えたら上の人に怒られた」話と合わさって<br>私に、女王を恐れてバラを赤く塗るトランプの庭師を思わせた。</p>
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<pubDate>Thu, 17 Sep 2020 07:46:14 +0900</pubDate>
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<title>花壇4</title>
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<![CDATA[ <p>ある朝には守衛のおじさんが水をやっている花壇をほめると<br>それは春夏秋冬、春のように花が咲いている魔法の花壇だったのだが<br>「あまりに持ちが悪いので花ではなく緑を植えたら上の人に怒られた」話をしてくれた<br>会社の顔なのでいつもかぐわしい陽気な花がふさわしいのだという</p><p>数100Ｍ向こうにある私の勤務先は小さな町工場で<br>きちんと整えられた玄関には生け垣と木立があったから<br>それは常に咲いている花壇よりはメンテナンス費用がずっと安いに違いなく<br>「上場企業は違うな」と私は感心したのだった。</p>
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<pubDate>Wed, 16 Sep 2020 08:32:50 +0900</pubDate>
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<title>コラム　丁稚羊羹</title>
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<![CDATA[ <p>羊羹はあまり得意ではないのですが</p><p>例外的に丁稚羊羹が大好きでした</p><p>独特の素朴な味わいと歯ごたえで</p><p>この時期には栗入りの丁稚羊羹が楽しめたと思います</p><p>実際に丁稚経験のある父は</p><p>丁稚が羊羹ましてや栗入りの羊羹など食べられるわけがないと言っていましたが</p><p>湖国の素朴な味わい、丁稚羊羹。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20200915/08/note2020kana/84/39/j/o0376022014819685717.jpg"><img alt="" height="220" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20200915/08/note2020kana/84/39/j/o0376022014819685717.jpg" width="376"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/note2020kana/entry-12625020190.html</link>
<pubDate>Tue, 15 Sep 2020 08:18:41 +0900</pubDate>
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<title>花壇3</title>
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<![CDATA[ <p>毎朝毎朝<br>早いと早いね<br>遅いと遅いね<br>熱いね寒いね雨だね</p><p>どこからきているの？<br>といった立ち入った質問は笑顔でスルーした。</p><p>時にはちょっぴり煩わしく感じることもあったが<br>守衛さんと私のちいさな友好関係は続いた。</p><p>あるとき私の帰り道<br>ちいさな車がそろそろ走って寄り添ってきた<br>気味悪く感じて振り向くと<br>運転席にはおじいさんがいた</p><p>足を速めると<br>わしや<br>わしや</p><p>それは守衛のおじさんだった<br>ガードマンの制服を脱ぐと本当に小さく年取って見えて<br>運転も危ぶまれるほどだった</p><p>駅まで送ってやろうという。</p><p>ありがたかったがおじさんを警戒する気持ちがまだ残っているのと<br>私はとても会話が下手で間が持たないのがしんどかったので<br>丁重に断った。</p><p>おじさんは気を悪くするでもなく<br>そーっと運転して去って行った<br>また明日な！</p>
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<link>https://ameblo.jp/note2020kana/entry-12625017603.html</link>
<pubDate>Tue, 15 Sep 2020 08:03:20 +0900</pubDate>
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<title>花壇2</title>
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<![CDATA[ <p>その門の前には広い花壇が設けてあって</p><p>とりどりの草花が常に咲いていた</p><p>その花に水をやるのも守衛のおじさんの仕事のようだった</p><p>&nbsp;</p><p>守衛のおじさんはかなり年を取っていて</p><p>私が会社の前を通り過ぎると</p><p>おはようございます、とあいさつするばかりか</p><p>今日の天気はいいとか悪いとか</p><p>ちょっとした会話をしてくるのだった</p><p>&nbsp;</p><p>最初なんとなく警戒していた自分も</p><p>彼がほかの人にも同じように愛想よく接しているのを見て</p><p>安心し、軽い会話を交わすようになってきた。</p><p>&nbsp;</p><p>おじさんは70代でもう老人といっていい年齢で</p><p>社長に特に慰留されて勤めを続けているのだそうだ</p><p>私は社長にいい印象を持った。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/note2020kana/entry-12624784791.html</link>
<pubDate>Mon, 14 Sep 2020 08:22:27 +0900</pubDate>
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<title>花壇1</title>
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<![CDATA[ <p>駅から勤務先までの途中に</p><p>数年前に上場企業の本社ができた</p><p>&nbsp;</p><p>前を通ると</p><p>夜勤に疲れ切った表情の労働者と次々にすれ違う。</p><p>私の脳裏に以前読んだ</p><p>この会社がブラック企業である</p><p>といった告発記事がぼんやりと蘇るのだった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/note2020kana/entry-12624384466.html</link>
<pubDate>Sat, 12 Sep 2020 14:01:34 +0900</pubDate>
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