<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>日常における真の日常とは</title>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/okamiron/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>日常を淡々と過ごしている、ごく普通のサラリーマンが感じる日常の不条理や疑問、あるいは爆笑ネタをお届けします。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>うな丼における真の面積比とは</title>
<description>
<![CDATA[ 梅雨時は気分が乗らないなぁなどと思っていたら、いつのまに灼熱の日差しに汗がダラー。<br><br><br>というわけで、うな丼 である。<br><br>多くの日本人はうなぎが好きだ。<br>うな重だろうがうな丼だろうがひつまぶしだろうが、うなぎが好きだ。かつて、うなぎが嫌いという人に出会ったことがない。<br><br>休日に買い物に出掛けた先で、格安うな丼店を見つけた。看板には｢XXXX駅前店｣とあったので、どうやらチェーン展開しているようだ。<br>牛丼屋でもうな丼を出す時代だから、うな丼専門ののファストフードもありだな などと妙に納得した。<br><br>入り口のすぐ脇のポスターに<br>｢うなぎの限界に挑戦! 特製うな丼 500円! &nbsp;うな丼ダブル900円!｣と大きく書かれている。随分と挑戦的なキャッチコピーである。<br><br>500円は安いなぁ、うん安い安い、と言いつつ店に入ってしまった。まんまと店の思うつぼだ。<br><br>｢いらっしゃいませ～、お一人様ですかぁ？カウンターのお席にどうぞぉ｣<br>｢ご注文はお決まりですかぁ？｣<br>｢あっ、外のポスターにあった500円のうな丼をください。｣<br>｢ブラス100円で大盛りにできますけど、どうしますか？｣<br>｢いえ、普通でいいです｣<br>｢ご一緒に肝吸いはいかがですか？｣<br><br>(えっ、肝吸い? あっそうか、さすがに500円だから、何にも付いてないんだな。)<br>と、即座に考えながら目の前の小さなメニューをチェック。肝吸い150円の文字を見つける。<br><br>｢いや、肝吸いは要りません、うな丼だけで｣<br>｢はぁい、暫くお待ちください｣<br><br>いくらファストフードでも相手はうな丼だ。店員の言葉通り暫く待つものと思っていたら、２分も待たずに出てきた。<br>｢お待たせしました、うな丼です｣<br><br>うわっ、うなぎ、ちっさいな」が第一印象である。<br>申し訳程度の大きさのうなぎである。<br> うなぎの面積はご飯の面積の1/3くらいしかない。どんぶりを上から見ると、うなぎの小ささが際立つこと、この上ない。<br>割りばしでうなぎをつまみ上げて、改めて確認する。うん、間違いなく小さい。<br><br> か、しかし、一口食べてみれば、そこはうな丼である。やっぱり美味しい。 <br>確かにうなぎは小さいが、うな丼のたれだけでもご飯はいけるのだ。もはや、うなぎが美味しいのか、たれが美味しいのか、分からないけれど美味しいのだ。<br>「これが500円かぁ」と感動しながら食べていると、隣の席に小柄な男性が座った。 60～70歳くらいと思しき男性で、ストライプのポロシャツを着て小さなバッグを肩に斜め掛けしている。 最近はやりの町歩きの途中でうな丼をいただこうという感じである。<br><br>｢ご注文はお決まりですかぁ？｣<br>｢うな丼をお願いします｣<br>｢ブラス100円で大盛りにできますけど、どうしますか？｣<br>｢あぁ、大盛りでお願いします｣<br>｢ご一緒に肝吸いはいかがですかぁ？｣<br>｢あっじゃ肝吸いもお願いします｣<br>｢いま、肝吸いをご注文頂くと、サイドディッシュが半額になるんですけどぉ、何か召し上がりますかぁ？｣<br>｢サイドディッシュってのは何ですか？｣<br>｢メニューのこちらの中から選んでください｣<br>｢･･･じゃ、大根サラダをお願いします｣<br>｢はぁい、暫くお待ちください｣<br><br>おとうさん、随分と小柄だけど大盛り頼んで大丈夫？　大根サラダも店員さんの勢いにつられて頼んでしまったのでは？　と他人事ながら心配してしまう。<br><br>２分程待っていると、隣の席にうな丼が出てきた。<br>｢お待たせしました、うな丼大盛りです。｣<br><br>うな丼の大盛りは、気の毒なほどにうなぎが小さく見える。大盛りにはうなぎダブルじゃないと太刀打ちできない。<br><br>「お待たせしましたぁ、大根サラダと肝吸いです」<br> 肝吸いは美味しそうだが、大根サラダは40点くらいかな。<br><br>おとうさんも私と同じで、まずはうな丼からうなぎを箸でつまみ上げている。<br>うなぎが小さいことを必死で受け入れようとしているかのようだ。無理もない。おとうさんのご飯は大盛り。うなぎの小ささが際立ってしまっている。<br><br><br> 改めてメニューをチェックしてみた。 おとうさんの注文は、うな丼大盛りに肝吸いと大根サラダ半額で計950円であった。<br><br><br> おとうさん、きっと私と一緒で入り口脇のポスターのキャッチコピーに引き寄せられて来たんだよね？<br>それなら、うな丼ダブルでご飯は普通盛りが正解だったかも。ご飯とうなぎの面積の黄金比が堪能できたと思うよ。<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12191090648.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Aug 2016 09:21:36 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>会社員における真のゆとりとモーレツとは</title>
<description>
<![CDATA[ 暑い、いや蒸し暑い、ムシムシする、不快指数がガクンと上がる、そんな季節になった。<br><br>という訳で、会社員あれこれである。<br><br><br>仕事の関係で、取引先のオフィスに伺うことがちょくちょくある。<br>先週打ち合わせのために、ある会社を訪問した。打ち合わせは、オフィスエリアの一角を背の高いパーティションで区切った会議コーナーで行われた。<br>会議コーナーで打ち合わせの担当者が来るのを待っている間、打ち合わせ資料をカバンから出すなどをしていると、パーティションの外から声が聞こえてきた。<br>｢タカギさん、ちょっといいですか？｣<br>｢うん、どしたぁ？｣<br>｢冷蔵庫なんですけど、上の段の棚を企画が使うって来てるんですけど、そうなんですかぁ？｣<br>｢誰が言ってんの？｣<br>｢イイヤマさんが言ってんですけど｣<br>｢イイヤマさんが言ってんの？冷蔵庫のことなんか僕は知らないけど、空いてるとこを使えばいんじゃないの？｣<br>｢じゃ３番目の棚を使いますけど、いいですか？ 他の棚を使って後で何か言われるかなとかぁ・・・主任から話して貰うのがいいなぁと思うんですけどぉ｣<br><br>打ち合わせの担当者を待ちながら、｢タカギさんは主任さんなのか｣などのさほど重要でもない情報を入手しながら、それにしても、オフィスの冷蔵庫のいわば他部署との´国境´を調整をするのも、主任さんの仕事なのだなぁと改めて認識した。<br><br><br><br>今の時期は電車に乗っていると、新入社員とおぼしき人達を多く見かける。<br>新人OLとおぼしき二人組の会話。<br>｢研修どう？慣れた？｣<br>｢あっ、でも慣れたかな、想像したより楽っちゃ楽だったし、もう慣れた？｣<br>｢なんか研修とか全然実感ないわぁ、バイトより楽勝だし｣<br>｢うん、そう、研修期間もお金貰えるでしょ、うちはずっと研修でもいいわ｣<br><br>"ずっと研修でもいいわ"って発言に、少し今の時代感が滲んでいる気がした。<br><br> <br> <br>リタイアする人もいる。<br>定年を迎えた後に二年間の雇用延長を二回して、64歳でリタイアする人からお礼&amp;挨拶メールが送られてきた。<br><br>｢これからの人生は、妻の実家で畑を耕したり、近所の温泉巡りをしようと思っています。｣<br><br>奥さんの実家かぁ、九州のどこかって聞いた気がしたなぁ、それはそれで良さそうだなぁ、ちょっと羨ましいなぁ、などと思いながらメールを読み進めて行くと・・・<br><br>｢ただその前に、もう一仕事しようと思っています。さして広くはないこの業界の片隅で、もう一踏ん張りしてみる所存です。皆様とお会いする機会もあるかと思います。その際は、変わりなくお付き合いいただけますよう、宜しくお願いいたします。｣<br><br><br>え～っ、まだ働くの？<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12177101149.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Jul 2016 08:14:14 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>奥さんとの日常における真の破壊力とは</title>
<description>
<![CDATA[ 気が付いたらいつの間にか梅雨真っ只中な今日この頃。<br><br>ということで、うちの奥さんの小ネタである。<br><br><br>ゴールデンウィークに奥さんと久しぶりに映画を見に行った。その翌日、奥さんが｢あ～昨日の日記を書き忘れたぁ｣と言いながら日記帳を開いてあれこれと書き始めた。<br>一日遅れの日記を書いている奥さんの横でテレビを見ていたら、奥さんからこんな問いかけが・・・<br><br>｢昨日の、何だっけ？｣<br>｢何？ あっ映画？｣<br>｢アドベンチャーズだよね？ スリムウォーだった？｣<br>｢･･･？｣<br>｢アミコメ見たじゃん｣<br>｢ちょっ、それマジで言ってんの？ スリムウォーってダイエットの映画？しかも冒険家達の？｣<br><br>｢アハハッ、ちょっと違ったね。さすがに自分でもウケた。で、スイムだっけ？｣<br><br>泳がね～よ!<br><br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12170625841.html</link>
<pubDate>Wed, 18 May 2016 08:56:17 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>記憶における真の自己都合とは</title>
<description>
<![CDATA[ すっかり春である。いや、体感温度では春以上夏未満である。それはつまり初夏？と思えるとっても良い季節である。<br><br>というわけで記憶である。<br><br><br>人は以前の事をしっかり記憶しているつもりでも、いつの間にかその記憶が書き替わっていることがある。<br><br><br>私が最初に入社した会社の同窓会的な集まりが年に１回ある。もう辞めているものもいるが、集まれるメンバーだけで集まって昔話をする飲み会である。昨年のその同窓会で、昔話をしていてビックリしたことがあった。<br><br>入社一年目の夏に同期が集まっての飲み会があった。その時に同期の渡辺君が酔っ払い、私が渡辺君をトイレに連れていき、渡辺君のゲロにつられて私も貰いゲロを吐いたことがあった。若い頃のバカ話というか笑い話である。<br><br>昨年の同窓会でこの話が出たのだが、私が先に吐いて渡辺君が貰いゲロをしたという話に刷り変わっていたのだ。<br><br>どちらが先にゲロを吐いたのかなどというのは全く些末なことであり下らないことだ。ましてや、いい歳をしたオッサンが気にするようなことではないのだ。<br>が、しか～しである。たとえいい歳をしたオッサンであっても、当事者としてははっきりさせておきたいのだ。私はあくまでも貰いゲロをしただけであり、断じて先に吐いたのではないという、この一点だけは譲れないのだ。<br><br>ただし、この刷り変わった主張をするのは当の渡辺君だけてあった。他の多くのメンバーはそんなことあったっけ？という反応だ。唯一、一人だけ正しいゲロの順番を覚えていた。結局、そのメンバーがアレコレと説明をしてくれて渡辺君の間違った記憶を正してくれた。<br>いい歳をしたオッサンとしてもホッと胸を撫で下ろした瞬間であった。正に持つべきものは友達である。<br><br><br>渡辺君には、自分は酒に強いという思いがあったのだと思う。そんな自分が誰よりも先に酔って吐くなどある筈がな得なとの思いが願望に変わり、自らの記憶を書き換えたのではないかと想像する。<br><br>とにかく、無事にゲロの順番が明確になったことは極めて良かった。<br><br><br><br>ところで、この話には続きがあった。このゲロ話を覚えていたメンバーから｢あん時は二人がゲロまみれだったから、飲み代を俺が立て替えてそのままなんだからな｣との話が出てきた。<br><br>｢えっ、払ってないんだっけ？｣<br>｢払ってないって、お前らのぶんは俺が立て替えたままだって｣<br>｢うっそー、俺たち払ってない？｣<br><br><br><br>渡辺君に限らず自分も含めて、人の記憶は何とも頼りないものである。<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12158490267.html</link>
<pubDate>Mon, 09 May 2016 08:23:16 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>独り言における真の感動とは</title>
<description>
<![CDATA[ すっかり春。であるにもかかわらず、朝が寒くてビックリする今日この頃。<br><br>というわけで、独り言である。<br><br>自分は独り言を言うらしい、というか独り言を言うのだ。<br><br>先週、風呂から出て来てドライヤーで髪の毛を乾かした後に、｢なんだかんだ言ってもドライヤーはも少し軽くないとなぁ｣と一人で喋っていたらしい。<br><br>テレビをみながら、｢え～、これはウソだよぉ｣などと言ったりすることはある。この時は独り言を言っているという自覚がちゃんとある。<br><br>自分には独り言を言っているという自覚があったので、無自覚の独り言を指摘されるとは思っていなかった。<br>｢独り言の声、割と大きいよ｣奥さんから指摘されて、こんな時に独り言を言っていたのかと知った。我ながら少し怖くなった。<br><br><br>昨日、仕事の関係で同僚の宮元さんとと二人で出張に行った時のことだ。<br>東京都心から東京近郊に移動する電車に乗っていた。横並びで７人程が座れるシートに座った。シートの端に同僚の宮元さん、その隣に私が座った。私の反対側の並びには誰も座っていない。向かいのシートには男子高校生の４人グループが座っている。その中の一人がスマホの画面を見せて得意そうに何か喋っている。<br>平日の昼間の車両は比較的に空いている。<br>次の駅で男性が１人乗車した。私の隣に人一人座れる程度の隙間を空けて座った。<br><br>私の隣に座った男性が何か喋っている。<br><br>｢だから言ったんだよ｣<br><br>と聞こえた。割と大きな声で滑舌良い発音だった。あっケータイで話してんのかな？とも思ったが、携帯電話は持っていない。ははぁこの人独り言だなと分かった。<br>ただ、その後は独り言は聞こえなくなった。車内は高校生の他愛もない会話でガヤガヤしている。<br><br>２分程も経っただろうか、隣の男性の声が聞こえた。<br><br>｢１＋１は２じゃないってことだよ｣<br><br>はっ何言ってんの？と思った時には続きが聞こえてきた。<br><br>｢答えはひとつじゃないってことに気付いたんじゃないの？｣<br><br>決して大声ではないのだが、ぼそぼそ喋っているのでもない。滑舌良く喋っている。<br>目は前方の一点を見つめているようだ。<br>え～っと、やっぱりこの人電話してるのかな？と思ったのだが、そんな感じではない。<br>それともこの人は危ない人なのか、ジロジロと見た訳ではないが、どこにでもいるフツーの人に見える。と、そこまで考えた時にハタと閃いた。<br>ははぁ～ん、実はこの人は俳優さんで、明日からの舞台のために必死にセリフを覚えようとしているのかもしれない。<br>年齢は40才前後、中肉中背で短髪、青いヨットパーカーにデニムにスニーカー。背中に背負っていた黒いバックパックを膝の上に置いている。何の変鉄もない普通の人に見える。だが、この人は役者さんかもと思うとそう見えてくる。<br><br>もはや私の認識では、明日からの舞台本番を前に稽古に余念がない役者さんが７、単にあぶない人が３の見立てとなった。<br><br>電車が次の駅に着いた。<br>平日の午後、ホームに斜めに差し込む西日が眩しい。自分のすぐ脇にある乗降口からは誰も乗り降りしない。開いた扉から｢ドアが閉まります、ご注意下さい｣などのアナウンスが聞こえる。<br>向かいのシートの高校生達はお互いにスマホの画面を見せ合いながら大声で喋っている。ゲームの画面を見せているようだ。<br>どこにでもある、のどかな風景である。<br><br>｢根っからの悪人なんていなかったんだよ｣ <br><br>扉が閉まり今にも発車するというタイミングで声が聞こえた。<br>一瞬の静寂の中で発せられた声だった。向かいの高校生が全員こちらを見た。｢いやいや、私ではなくお隣さんですよ｣という体で私も隣の男性をチラッと見た。<br><br>｢金で解決できるって本気で思ってる？｣<br><br>とうとう独り言或いはセリフが疑問文になった、｢思ってる？｣の｢る｣で語尾が上がった。<br><br>｢それで自分の限界を知るんだよ｣<br><br>諭すように、或いは噛んで含めるような口調だ。少しタメを作っている感じもする。<br>やっぱりお芝居の稽古なのかもしれない。<br><br><br>男性が立ち上がった。次の駅で降りるのかもしれない。<br>七人掛けシートの端、ドアの脇にある手すりを左手で掴む。右手は肩に掛けたバックパックのストラップを掴んでいる。乗車した時には気付かなかったが、割と背が高い人なのだ。<br>電車のホームに滑り込む。スピードが落ちると同時に立っている男性の身体が少しだけ傾く。<br>電車が所定の位置に止まり今にもドアが開くその刹那、男性の最後の声が聞こえた。<br><br>｢自分の足で立つ努力をしろよ｣<br><br>パシュー、ドアが開き男性は降りていった。<br><br><br>隣に座っている宮元さんに｢何か独り言スゴくなかった？ まぁ面白い人だったね｣と言ったら･･･<br><br>｢なんか、心に刺さりました･･･ そうだなぁって言うか、分かるって言うか･･･｣<br><br><br>え～っ、刺さったの？<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12149398310.html</link>
<pubDate>Tue, 12 Apr 2016 08:42:21 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>グローバルにおける真の乗りこなしとは</title>
<description>
<![CDATA[ このところ寒さが和らいできて、梅や桜の時期だなぁなどと思っていると、急に寒くなったり・・・春というには少し早い、なんだか落ち着かない季節である。<br><br><br>というわけで、銭湯である。<br><br><br>銭湯に行くと、世の中には色々な人がいるなぁということを実感する。みんな裸でいるので、その人の素が見えてしまうのかもしれない。<br><br><br>今回はいつもの銭湯ではなく、天然温泉の銭湯に入ってきた。料金は普通の銭湯の２倍もするのだか、天然温泉だし大きな露天風呂はあるし、設備もきれいなので、まぁ納得の料金だ。<br><br>ここの露天風呂は大きい。大人が１０人入っても余裕の大きさがある。しかも周囲を背の高い生け垣に囲まれているので、露天風呂に浸かっていると、近所のマンションなんかも目に入ることはなく、空しか見えないのも良い。ちょっとした旅行に来て露天風呂に浸かっているという気にさせてくれる。<br><br>露天風呂に行ってみると、先客が数名いた。<br><br>私と入れ違いに一番奥に居た人が出ていったので、すかさず一番奥を陣取った。<br><br>私の前には３０前後の二人組がいる。<br>一人は下っ腹がポコンと出ている。髪の毛は長くもなく短くもない。ジャッキーチェン主演の香港映画に出てくる中華料理店のマスターみたいな印象だ。<br>もう一人は背が高い。確実に190以上はある。太ってはいないが鍛えているのでもない。ジャッキーチェン主演の香港映画に出てくるミスばかりしている気のいいホテルボーイみたいな印象だ。<br><br>私が露天風呂に入った時には、太っちょが喋っていた。もっぱらノッポは聞き役のようだ。<br>何を話しているのか分からないが、何かの納期を守るためいかに大変であったかを説明、いや自慢をしているようだった。<br>それを、ノッポがフンフンと聞いている。<br><br>その自慢話もひとしきり終わると、しばし沈黙が流れた。<br>ノッポは熱くなったらしく、お湯からでて風呂のヘリにあぐらをかいて、ふぅーなどと言っている。<br>太っちょはお湯浸かったまま、自分の肩にお湯をかけたりしている。<br><br>少しマッタリした後、太っちょがボソッと呟いた。<br>｢明日あさっては英語勉強しなきゃなぁ｣ <br><br>彼らからすぐ目の前に居た訳でもない私にもはっきり聞こえたから、呟いたというのとは違うかもしれない。でも、今までの声の大きさとは明らかに違っていた。<br>声のトーンを下げて今までの会話とのギャップを産むことで、ノッポから｢何かあったか？｣との問い掛けを期待したのかもしれない。<br><br>と、そこにノッポが｢何よ？英語って、何かあったか？｣と問い掛けた。<br>まさに太っちょの思惑通りだ。完全にノッポは操られている。<br><br>｢香港からマネージャー来るの知ってたっけ？｣<br>｢・・・｣<br>｢実はさ、リッキーてのが４月から来んだよ｣<br>太っちょはここだけの話って空気を全開にして、一段と声をひそめる。勿論私にも聞こえる程度のボリュームではあるのだが。<br><br>｢え～、リッキーっていう人がマネージャーなわけ？ そしたら池田さんはどうなるん？｣<br>｢こっちも情報が降りてこないからだけど、４月からそのリッキーがマネージャーってのは確定っぽい。そんで日本で住むところとか探すのに今週来週日本に来てんの。そんで来週グループ面談すんだって、そんで英語やらなきゃいけなくなっちゃってさ｣<br>｢池田さんどうなるん？・・・、そんで面談すんの？ 全員？｣<br>｢うん、部門全員。けどうちとこは４０いるかどうかだし、１０人グループを４回とかすんじゃん？｣<br>ノッポはすっかり太っちょの術中に嵌まってしまったようで、もはや池田さんのことは忘れてしまったかのようだ。<br><br>ところで、なぜ彼らは二人して接続語として｢そんで｣を多用するのか、太っちょの口癖が｢そんで｣であり、それがノッポに移ってしまったのかなと思える。<br><br>｢面談は英語なん？ でも英語バリバリしゃべれるやん？｣<br>｢うん、普通には話せんだけど、なんか面白いこととかは言えないよね｣<br>｢もしかして第一印象で笑いを取りに行くとか？｣<br>｢なんかさ、会話で面白いこととか言えないと昇進とかに影響あっかなぁって思ったり・・・｣<br>｢やっぱ、そゆの有るんかなぁ？｣<br>｢でもさ、俺だけがバカ真面目に受け応えして、そんでメチャメチャ浮くのは最悪でしょ？｣<br>｢そんで土日にアメリカンジョークの勉強するんか｣<br>｢アメリカンジョークってことじゃないけど、でも気のきいたことを言わなきゃかなとか｣<br>ノッポに続いて太っちょもお湯に浸かるのが熱くなったらしく、露天風呂のヘリにあぐらをかいた。<br><br>｢土日にアメリカンジョークを考えるって、なんか痛々しいな･･･ま、でもそれも仕事か｣<br><br>太っちょとしては外人マネージャーとか英語とか、そんなことがちょっとした自慢のネタであったのだろうけれど、ノッポの｢なんか痛々しいな｣の一言ですっかり白けてしまったようだ。<br><br>全くの他人事ではあるものの、池田さんの去就が気になるなぁ。<br><br>太っちょはあぐらをかいていた足を伸ばして湯船に浸した。ポコンと出た下っ腹をベシベシと叩いてから、ぐぅーっと伸びをして｢明日、身体を動かそうかな｣と言った。<br>｢相撲か、相撲だな｣<br>｢そうそうそう、四股はこうやって、て、何でやねん、･･･いつのまにか乗りツッコミもマスターしたわぁ｣<br>｢それをリッキー面談でやれたらなぁ、まあ、リッキーもそうそう上手いことパスは出してくれないよなぁ｣<br>｢でしょ？ だからぁ、アメリカンジョークを勉強すんだよ｣<br><br><br><br>う～ん、なんだかなぁ。<br>太っちょは逞しいのか逞しくないのか、小賢しいのかバカなのか・・・<br>全くの部外者である私が話を聞いていると、太っちょが可愛く思えてきた。<br><br><br>でもこれだけは言える。<br>グローバルとかボーダーレスとか世間では大きなことを言っているが、その波に乗り遅れないように、日本の若者は休日にアメリカンジョークを勉強するのだ。<br><br>これこそが日本におけるグローバルの｢或る風景｣なのだ。<br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12142092294.html</link>
<pubDate>Tue, 22 Mar 2016 19:34:52 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>厨房における真の上手とは</title>
<description>
<![CDATA[ 段々と寒さが薄らいできたな思っていたら、代わりに花粉がやってきている今日この頃。<br><br><br>というわけで 料理 である。<br><br><br>かつて、｢男子、厨房に入らず｣という言葉があった。いや、言葉自体は今もあるのだろうが、これはもはや昔の話で、今は男子は嬉々としてキッチンに入る時代である。<br><br>かくいう私は｢自分にはとても料理なんか作れない｣と思い込んでいた。<br>独身時代は自炊せずに、外食とコンビニ弁当とカップ麺で過ごしていた。結婚後は奥さんにキッチンを任せっきりであった。バーベキューなどに行っても、専ら飲んで食べて寝る役割で、自分が焼いたり、炒めたり(？)などはしたことがなかった。そのため、料理をほとんどせずに、ほとんど知らずに生きてきた。<br><br>今から３年程前だろうか、テレビをザッピングしていて、偶然にお料理番組で豚肉の角煮を作るシーンを見た。普段なら他の番組に変えてしまうところなのだが、この時は何故かそのまま見たのだ。<br>あ～、角煮ってこう作るのかと初めて知った。と同時に、これなら作れそうだなとも思えた。<br><br>この｢作れそうだな｣という気持ちがきっかけで、それから３年間、色々な料理に挑戦してみた。自分としてハードルが低いと思えた焼きそばやチャーハンから、ハードルが高いと思っていた筑前煮や茶碗蒸しまで、休みの日に時間があるとちょこちょこと作ってみた。<br>作る度に奥さんに振る舞うのだが、贔屓目に見ても勝率は５割程度だ。<br>甘過ぎたり、塩辛かったり、妙にベタベタだったり、薄味だったり・・・<br>ハードルが低いと考えていた焼きそばやチャーハンがむしろ難しいというのも判った。<br>それと同時に、どうやら私には料理の才能がないようだということも判った。<br><br><br>ところで、私は甘いものが大好きだ。ケーキやチョコレートなどから、大福や鯛焼きやあんみつなど、洋の東西を問わず甘いもが好きなのだ。<br><br>小豆からあんこを炊いて、白玉を茹でて、アイスまで自作して、なんちゃってあんみつを作ったり、なんちゃってクレープを焼いたりした。自分で言うのも何だが、これがなんと美味いこと。自分には料理の才能はないが、スイーツ作りの才能は抜群なのだと自覚した。<br>確かにスイーツ作りについては、奥さんも｢あんみつチョー美味しい、また作ってね｣などと大絶賛である。<br><br><br>なんちゃってあんみつまでは作った。<br>できれば、その先の本格的なあんみつまで作ってみたいという思いがふつふつと沸いている。<br><br>今は寒天とぎゅうひと黒蜜作りに精を出しているところだ。<br><br><br><br>さすがに大絶賛していた奥さんも最近は少し心配し始めた。<br><br>｢あのさぁ、何を目指しているの？｣<br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12136883702.html</link>
<pubDate>Tue, 08 Mar 2016 08:40:10 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>相手の印象における真の相づちとは</title>
<description>
<![CDATA[ 通勤途中などで、梅が咲き始めているのを見掛けるようになった。もう春もそこまで来ているな などと年寄り臭いことを思う今日この頃。<br><br><br>というわけで 相づち である。<br><br><br>人との会話を円滑に進めるには、相づちが必要である。<br>相手の言い分を受け入れて。尚且つ話の続きを催促するという役目を担っている。<br><br>この相づちにも色々あるものだ。<br><br><br><br>先週末に美容院に行ってきた。<br><br>美容院のイスに座って髪の毛をカットして貰っていると、ふたつ隣のイスでカットされている30歳前後のお客さんと20代半ばのスタッフが笑いながら話をしている。<br><br>｢･･･だからって、それは言えないでしょ？｣<br>｢え～、それマジでですか？｣<br>｢だって気まずいしさぁ(笑)。分かるでしょ？そう思わない？(笑)｣ ' &nbsp; <br>｢マジでですか(笑)、 まぁでも気持ちは分かりますけどね｣<br>｢でしょ、その日はその店で解散したから、あとのことまではアレだけど･･･｣<br>｢え～マジでですか(笑)｣<br><br>お客さんの知り合いが何か面白い状況にあるものの、それを指摘しにくい、結局指摘しなかったという話のようだ。<br>話の聞き手であるスタッフはほほ｢マジでですか｣しか言っていない。<br>それでも会話が成り立つのは、きっとこのスタッフに会話を成り立たせるための技術があるのだ。<br>このスタッフは｢マジでですか｣と言いながら、襟足を少し刈り込んでみるなどの動作を伴うことで、会話のボキャブラリーの貧困さを補っているのだ。いや補っているのではないかな？という推測である。<br><br>私は美容院では。カットする人を指名している。私がカットにうるさいからではなく、単にその人が楽だからだ。私が指名している人は、むやみに話し掛けてこないのでとっても楽なのだ。<br>私を担当した人が｢マジでですか｣を連発したら、｢ちゃんと話を聞いているのか？｣と疑って、きっと私はそのスタッフと話をするのが嫌になり、そして、その美容院に行かなくなる。私はそういう会話の一つ一つが気になる質なのだ。<br><br><br>自動車ディーラーの営業と話をしていたときのこと。<br><br>｢最近は４WDのでっかい車に乗りたいなぁって思ってんだよね｣<br>｢いや～、皆様そうおっしゃいます｣<br>｢色は白に決めてるんだけどね｣<br>｢あっはい～、白がいいとおっしゃるお客様が増えてらっしゃいますねぇ｣<br>｢燃費はどうなの？｣<br>｢ですよねぇ、皆様燃費のことは特に気にしてらっしゃいます｣<br><br>この自動車ディーラーの営業さんは私が何か言う度に、私の意見や質問が多くのお客に共通していると指摘されるのだ。<br>この営業さんには悪気は無く、むしろ他のお客も同じことを考えたり心配しているので安心してくださいね というつもりなのだと思う。<br>しかし、あなたの考えはあなたオリジナルのものではなく、皆な共通の考えだよ と指摘されるのは、何だか良い気分ではなかった。<br><br><br>営業さんの相づちに絡んでもう一つ。<br><br>銀行で住宅ローンの借り換え相談をした時の話だ。<br>私が何か話す度に、住宅ローン相談の担当者は｢えぇはい、なるほどですねぇ｣を繰り返した。その時は、この人に相談しているのが苦痛になった。<br>｢なるほどですねぇ｣を繰り返し使う上に、｢なるほどですねぇ｣と発音する際のイントネーションが嫌だったのだ。誠意が感じられず、むしろウソっぽい空気を感じたのだ。<br><br><br><br>たかが相づちであるが、その相づちひとつでその人の印象が変わるのだ。<br><br>なんとも微妙な話ではある。<br><br><br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12132195931.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Feb 2016 07:48:14 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ランチにおける真の店選びとは</title>
<description>
<![CDATA[ ついさっきまで正月だったような気がするのだが、すっかり豆もまき終えて、目の前はバレンタインデーである。<br><br>というわけでランチである。<br><br><br>平日オフィスで仕事をしていると、ランチにオフィスでお弁当を食べるなどもあるが、たまには外の店で食べたい時もある。<br><br>そこでフラりとオフィスの外に出てランチを探してみる。だがオフィス街でのランチの店選びは案外難しいのだ。<br><br>居酒屋さんがランチをやっている店は。定番のお刺身定食や焼き魚定食などになる。どこで食べても代わり映えしない。<br>イタリアンレストランでは、パスタとサラダのセットで、ちょっと物足りない気がする。<br>牛丼、ラーメン、トンカツ、天丼、・・・<br>真冬の寒空の中、肩を窄めて歩きながら｢う～ん、どれもピンと来ないなぁ｣などと思っていると、通ったこともない路地にひっそりと洋食屋があるのを見つけた。もっと正確に言えば、ひっそりと小汚ない洋食屋を見つけた。<br><br>ガラス戸から中を覗くと、予想外にほぼ満席である。このひっそりと小汚ない洋食屋は結構人気店なのか？<br>店の前にはメニューが置いてある。｢人気No.1メニュー 生姜焼きライス｣とある。<br>う～ん、どんなものか、入ってみようか？ もしかしたらチョーウマの店を見つけたかもしれないし、いやまさか、などと様々な思いを抱きながらガラス戸を開けて中に入る。<br>カランコロカラ～ン<br><br><br>四人掛けのテーブルが３つ、二人掛けのテーブルが４つというほどよい大きさの店である。<br><br>一番奥のテーブルにはOL風の３人組、手前の四人掛けにはサラリーマン風の男性４人組が二組いる。<br>二人掛けのテーブルには引っ越し業者か宅配業者に見える上着を羽織った男性と、いかにもサラリーマンて感じの男性がそれぞれ座っている。<br>二人掛けのテーブルが一つだけ空いている。そこに案内され座りながら周りのテーブルを見ると、多くが生姜焼きライスを食べているようだ。カツカレーやミックスフライを食べている人もいるが、生姜焼きライスが圧倒的に多い。<br>生姜焼きライスとは、つまり生姜焼き定食だ。白くて丸いお皿の半分を豚肉の生姜焼きが占領していて、更にキャベツの千切りと、付け合わせのナポリタンと目玉焼きが乗っている。それとライスとスープとちょっとした漬物だ。<br><br>どうやら、各テーブルにちょうどオーダーが届いて食べ始めたところのようだ。食べ終わってる人は一人しかいない。<br>これは少し待たされるかもな などと思いながら、何を頼むか改めて考えてみる。<br>改めて考えてはみるものの、この状況から導き出されるオーダーは、やはり生姜焼きライスしかなかろう。<br><br>ということで生姜焼きライスを頼む。<br><br>水を飲みながら周りをチラチラ見ると、それなりに生姜焼きライスは美味しそうだ。やはり当りの店かもしれない。<br><br><br>４、５分ほど待った後に、生姜焼きライスが運ばれてきた。<br>食べてみると、うん、まぁ、それなりに美味しい。<br>付け合わせのナポリタンスパゲッティと目玉焼きが洋食屋らしさを醸し出している。<br>玉ねぎたっぷりのオニオンスープもまたよい。漬物は適度な歯応えがあり、箸休めには丁度良い。<br><br>しばらく食べ進めていて、ハタと気づいた。<br>クンクン、クンクン、あれ？<br><br>恐る恐る顔を上げて周りを見ると、食べ終わったほぼ全ての人が食後の一服をスパーッとしていた。<br><br><br>あ～、はいはい、なるほどね、そゆことね、そりゃ満席にもなるよね、はいはい。<br><br><br>満席になる理由が判った途端、なんだか生姜焼きも特段旨い訳でもないなぁ、付け合わせも普通だし、オニオンスープは胡椒が効きすぎで辛すぎだよ、漬物は噛みきれなくてゴムかなと疑ったよ と思えてきた。<br><br><br><br>つまり、タバコを吸わない私にとっては｢ハズレ｣の店であったということだ。<br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12127079185.html</link>
<pubDate>Wed, 10 Feb 2016 08:42:59 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>意味通じるよねにおける真の選択すべき言葉とは</title>
<description>
<![CDATA[ とっくに年も明けて、今年の恵方はどっちだっけなどという今日この頃。<br><br><br>というわけで、言葉である。<br><br>人には覚えやすい言葉と覚えにくい言葉がある。覚えにくい言葉は｢こんな感じの言葉だったよなとかこんな言い回しのはずだ｣などの極めて頼りない記憶に基づいたまま使うことになり、結果的にそうやって使う言葉はほぼ間違っている。<br>更に言えば、薄々間違っているのだろうなぁと判っていながら使っている言葉なんかもある。<br><br><br>我が家にはクルマが一台ある。<br>休日は私が運転するが、平日はもっぱら奥さんが乗り回している。<br>クルマの利用頻度は奥さんの方が高いので、クルマを購入するときには、奥さんから装備についてリクエストがあったりする。<br>今乗っているクルマを購入する時には、｢シートヒーターが欲しい｣とのリクエストがあった。<br>シートヒーターとは、そのものズバリでクルマの座席、つまりシートにヒーターが仕込まれていて、座面が温かくなる機構のことだ。<br>各自動車メーカーによって呼び名は異なるだろうが、大概シートヒーターで通じる。<br><br>私には、このシートヒーターという言葉が覚えにくい。<br><br>奥さんとクルマに乗っていた時のこと、つい｢これくらい寒くてもヒートシーターはすぐ暖かくなるよね｣と言ってしまった。<br>すかさず奥さんから<br>｢確かに暖まるけど、ヒートシーターじゃないよ、シートヒーターだよ｣ <br>｢えっ、また間違ってた？ どうもダメなんだよな、ヒートシーターでいいんだよね？｣<br>｢いや違うって、ちょっと面白いけど間違っているからね。ヒートシーターじゃなくて、シートヒーターだよ｣<br>｢う～ん、でもどっちでも意味通じるからいいよね｣<br><br><br>そんな奥さんにも間違えている言葉がある。<br>ネットの記事で映画の興業収入ランキングが紹介されていた。それを見ていた奥さんが<br>｢最近はアミコメの映画がバンバン公開されるよね｣<br>｢えっ？｣<br>｢最近はアミコメの映画が多いってこと｣<br>｢アミコメじゃないからね、アメリカのコミックでアメコミだよ｣<br>｢アメコミかぁ、アメコミって早口言葉みたいで、なんかにがて～｣<br><br><br>同僚の河野さんが病院から戻ってきて･･･<br>｢ピルル菌を減らす薬を飲んでんだけど、全然減ってないんだって。薬だって山ほど飲んでんのにさぁ、薬でお腹が一杯になっちゃうよ｣<br>これを聞いていた宮元さんが<br>｢ピルル菌ってかわいいですね、本当はピロリですよねぇ、ウフフ。 あっ、ピロリもかわいいですね。｣<br>何だか楽しそうだ。<br><br><br>奥さんの話をもうひとつ。<br>休日の夜に奥さんと二人でテレビでアニメ映画を見ていた時のこと。<br>奥さんが｢あ～憧れるなぁ、私もミネ子ちゃんみたいになりたかったなぁ｣<br><br>思わず甘酒を鼻から吹いた。<br><br>｢いやいやいやいや、ミネ子ちゃんじゃないでしょ、フジ子ちゃんでしょ!｣<br><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/okamiron/entry-12122366482.html</link>
<pubDate>Thu, 28 Jan 2016 12:27:35 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
