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<title>銀色の電車が止まる駅で</title>
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<description>日記か、小説か。暖かい目で見てください。</description>
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<title>青いユニフォーム⑥</title>
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<![CDATA[ その分、幸はうらやましかった。鎌倉時代から代々伝わる寺の息子で、高校を卒業したら修行に入るらしく、今をエンジョイしてる感じがして、僕とは正反対だ。幸の寺にはビートルズ好きの住職、幸パパがいて自慢のエレキギターで、遊んでいる幸と僕を呼んでありがたい説法を説いてくれた。その影響もあってか、幸と僕はどっぷり音楽に魅了された。幸はギターで、僕はベース。曲はビートルズ。寺の奥にある使用しなくなった物置が二人の練習場所で、周辺機具は幸パパが揃えたものだ。そこで毎晩、大音量で指が痛くなるまで二人で演奏していた。
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<pubDate>Wed, 24 Jan 2007 15:29:18 +0900</pubDate>
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<title>青いユニフォーム⑤</title>
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<![CDATA[ 進路って今まで学生だったのに、急に大人になりなさい!!飛び立ちなさい!!って言ってる気がして嫌だった。まだ遊びたいし、まだ好きな子に告白だってしてない。だから、真剣に考えなさいって言われても僕には無理だ。島に大学があれば、最高だけど残念ながら高校までしかない。なので、しょうがなく島を出て頑張ろうって思ったけど、大学は諦めたから就職しかないと思うと少し残念な気がする。就職を考えても、何が向いてるのだろう。バイトはした事ないし、仕事に付いて一年で辞めましたなんて、あまりに情けない。進路は子どもの僕には難しい問題だ。
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<pubDate>Wed, 24 Jan 2007 08:40:19 +0900</pubDate>
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<title>青いユニフォーム④</title>
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<![CDATA[ 幸とは幼なじみで、家が近所だったのもあり、いつも行動を共にしていた。生徒会やクラス委員などいつも二人。なので、あいつは嫁みたいな存在。男だけどね。｢今日どうしたよ。ヤンジャン発売日なのに。本屋に寄らないなんて珍しいな。｣帰り道、幸はiPodをいじりながら言った。｢…気分が乗らなかったんだよ。｣｢え!?何か言った?｣｢ビートルズが耳から俺に助けを呼んでるよ!!｣ 幸からiPodを取り上げ、ヘッドホンを僕の耳に装着した。そこでは、脳を揺さぶるメロディーとビートルズが大声で助けを呼んでいた。助けてくれ…。今の僕も言いたかった。
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<pubDate>Tue, 23 Jan 2007 12:59:43 +0900</pubDate>
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<title>青いユニフォーム③</title>
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<![CDATA[ ｢Hey～大ちゃん。｣の声と同時に首に腕が絡みつきてきた。とっさに腹に肘をかまし、その肘は見事に体の中心を捕らえ、相手はその場にうずくまった。よく見ると幼なじみの幸だった。｢マジでやるなよぉ。｣幸は少し涙目になりながら言った。｢最近、ニュースで通り魔が多いってさ。通り魔かと…｣｢それは東京の話だろ!!ばぁさん、じぃさんしか歩いてない島で、誰が通り魔をするんだよ!!｣ 幸は、立ち上がり漫才師のように突っ込んだ。だが、僕は｢ここも東京ですが。｣と漫才師だったら有り得ない返し方をした。幸はボケてくれと合図を出したがサラっと流した。
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<link>https://ameblo.jp/oregaberuni/entry-10024039959.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Jan 2007 11:45:08 +0900</pubDate>
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<title>青いユニフォーム②</title>
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<![CDATA[ 高校二年生の二学期と言ったら、進路を本格的に決めなくてはいけないから、息苦しい時期だ。とりあえず、大学進学を希望していた僕だったが、模試では散々。進級も危うい状態だった。担任から出る言葉は｢努力が必要。｣のみ。先生は生徒の夢を壊してはいけないし、かと言って僕の成績を見て｢お前なら出来る。｣なんて言ったら、右ハイキックが先生を襲う。なので、僕と大学の真剣勝負は幻に終わった。面接が終わり来週の面接日までに、進路用紙を埋めなければならず、帰り道はいつも立ち読みをしている本屋をスルーてしまった。
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<link>https://ameblo.jp/oregaberuni/entry-10024038323.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Jan 2007 11:16:24 +0900</pubDate>
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<title>青いユニフォーム①</title>
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<![CDATA[ ｢辞令。異動種目、辞職。日付、平成5年4月3日。辞職を承認する。｣…言われてから二時間たった。最寄り駅のカフェで極甘コーヒー(480円)四杯目に突入して、えらく狭い夕焼け空をボーッと見ていた。何をする訳でもなく、読まない新聞を広げ、営業マンオーラを頑張って出していた。営業マンじゃないのに。辞めてどうなるかとか、こうなりたいとか、全然考えてない。とにかく、あの空間だけはいたくなかった。いや、存在してはいけなかった。
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<link>https://ameblo.jp/oregaberuni/entry-10024013511.html</link>
<pubDate>Mon, 22 Jan 2007 22:19:24 +0900</pubDate>
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