お~ずかんてん https://ameblo.jp/os-line/ Plants・空間・景色・その他をお~ず風観点でブログってます。 ja-jp だから一人じゃ https://ameblo.jp/os-line/entry-11950247039.html 気を遣いすぎるホステスが言った。「いくら気を遣っても相手に見返りを求めてはいけない。」淋しがりやな猫が悟った。「いくら淋しくても生まれ変わったら人間や魚にはなりたくない。」強がりな造花は思った。「いくら強がっても一瞬で見抜かれていることは知っているんだ。」飛べないカモメが気づいた。「いくら飛べなくてもあの雲の向こうはきっと輝く未来があるんだ。」そして、泣いている少女を見て少年は言った。、「自分を思って涙を流せることは幸せなことだよ。」人は常に客観的な情報を取り入れ成長を繰り返しながら、思ったり悟 2014-11-09T20:08:13+09:00 黒で繋がる思春期 https://ameblo.jp/os-line/entry-11946449693.html 「少年が渡したかったのは、前の日に涙した少女への言葉だったかもしれない。」繋がるものを探す若者たちは今夜も自分の気持ちに素直に生きている。その夜は余裕があったから、少女は怒ったと思われる理由を聞きたかっただけだった。覗いた赤や巻いたオレンジに気を取られていたが、少女はここがどういう場所だということもわかっていた。だから7時間後、「いつの時間でも大丈夫」だと思った。その夜は余裕がなかったから、少年は隠し持っていた驚きにタイミングを見計らっていた。他人が仕掛けた驚きやそびえたつ光るシンボルに気を取ら 2014-11-03T23:02:59+09:00 コペンハーゲンの夜 https://ameblo.jp/os-line/entry-11940747505.html コペンハーゲンのワイン色した月の下で、人間が人間について想った。人間の人生の中で出会う人間の数は限りなく、その人間を信じる心は限りある。似ている人間がいるとすればそれは素直に受け止める人間のほうが人間らしい。行き着く場所を共有できる人間が自分の人生を指南してくれる人間だろう。脳と言葉と心のズレを少しでもなくなるように生きようとするから人間は美しい。なんて、北欧の力を借りてちょっと人間らしくなった気がして涙した秋の夜。。 2014-10-18T18:16:24+09:00 無くなる記憶への概念 https://ameblo.jp/os-line/entry-11934418880.html 言い忘れていたことがあったけど、それが思い出せない。思い出したいことがあったけど、それが言葉に出てこない。脳に残る記憶のアレコレは、優先順位という愚かな判断のもと消されていく仕組みを誰が創り出したのだろう。あんなに楽しかった日のことを、全て思い出すことが出来ない。あんなに好きだった人のことを、全て思い出すことすらしない。「哀しくなって泣いた時にフッと思い出す記憶はきっと、老人になっても思い出す記憶だよ。」ショパンを愛する老婆が耳元で言った。「古い記憶をずっと大切にしてしまうと、ずっと変わらない自 2014-10-04T19:43:58+09:00 男と女と夏の終わり https://ameblo.jp/os-line/entry-11925306798.html 「ヒマワリは黄色だろ?」概念の固まりが脳ミソに引っ付いて取れない男が言う。「そんなことないわよ。」現実的な妄想の世界の中で常に新しいものに貪欲な女が言う。女がいくら男に理解してもらおうとしても100%の理解は得られない。逆に男は女に理解してもらおうとするのではなく洗脳しようとするから撃沈する。だから、男と女の価値は食い違う。そして、男と男の価値も食い違う。けど、女と女の価値は同化する。「どうやったら華麗に生きて綺麗に死んでいくのだろうか。」それは同じ価値感の人間といつもいることかもね。お互いを刺 2014-09-15T17:51:10+09:00 初秋のキモチ https://ameblo.jp/os-line/entry-11919976885.html 人は誰かの為に生きてるとすれば、誰かは自分の為に生きてくれてるのかなって考えても、特に何も実感もなく悲しくもならず今日も終わる。時が来れば解決出来る感情があるとすれば、今抱えてる感情の重みを過小評価しがちだと、特に誰かに言うつもりもなくまた胸の中に閉じる。自分の存在を改めて考えた時に思うことが、自分は他人の足元にも及んでいないということを、特に気にしたこともなかったと頭をよぎる。このトキメキみたいなものはいつか、安らぎには変わる訳がないことに気付いてたとしても、特にいつもと違うシャンパンを流し込 2014-09-04T18:48:48+09:00 赤い夏 https://ameblo.jp/os-line/entry-11914156574.html 赤い夕日が傾いてから3時間後、赤い足の軟体が胃で踊っているときにはすでに空の上で、サウナのような世界からイタリアの孤独な空の下でフランスのハーフが喉を潤してくれた。きっと、10年来の友人が記憶をなくしているときにはすでにオリーブの香りに包まれ、赤い身体の制御不能者が朝方のアラームを気にしてうな垂れることをオレンジのスカルは知っていたのかもしれない。たぶん、まぶしい光と共に大きな声で唄うのは、溶けたアイスのように半乾きの髪が気になるからで、たぶん、昨日より早く歩けると思っているのは、昨晩の赤い遺伝 2014-08-23T19:46:33+09:00 真似て残る個性をカバーするセンス https://ameblo.jp/os-line/entry-11912227581.html 例えば好きなモデルの真似をする。服、靴、アクセ、化粧、カバン、立ち振る舞い、、etcをほとんど真似る。けど、96%真似したはずの好きなモデルと自分が、なんか違うことに気付く。顔や体型が違うのはもちろんだけど、もう少し近づいてもよくない??って思う。それが個々が持つ「個性」ってやつ。真似されたモデルの個性があって、真似したその子にも個性があるから。だから違うのはしょーがない。完璧一緒にはならない。けど、せっかくそのモデルみたいになりたいんだったら、自分の個性を残しながら、モデルが持つニュアンスやオ 2014-08-19T18:00:30+09:00 自分探し https://ameblo.jp/os-line/entry-11909387135.html ≪imaged by Mika Ninagawa≫「私、ちょっと自分探しの旅に出ようかな・・」「はぁ?どうした急に?」「最近、本当の自分が分からなくなって・・」「へー。本当の自分ってどーゆーこと?」「最近まで結婚しようと思ってた彼氏がいて別れた話知ってるよね?けど、あれ程燃え上がってた自分が、今じゃその人のことを何とも思っていないの。嫌いじゃないんだけど、結婚したいとは思わない…最近そーゆー自分を客観的にみたら怖くなってきちゃって…」「そーゆーのって女の子特有の割り切り脳みそチェンジねーの?w」 2014-08-13T18:32:41+09:00 幻想食 https://ameblo.jp/os-line/entry-11904844734.html よそ行きのドレスがないと青い目の女の子が言う。じゃあまずは靴から買ってあげるよと髭をそり残すオトコが言う。冷めたスープでも美味しいというのはわかっていた。オリーブオイルが少なめでも胃はもたれると思っていた。ある人は言う。「食事を楽しむことへの喜びを失ったら、それは人生の3分の2を失うのと同じだよ。」あの子は言う。「食事は一緒に食べる人によって満足度が変わるのよ。自分が歩んできた人生がそうさせるの。」フランスパンが好きだった15才の彼女は、味わったことない濃厚なブイヤベースに憧れる。いぶりがっこが 2014-08-04T21:01:23+09:00