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<title>現役編集者・パイセン日記</title>
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<description>現役編集者のパイセンが語る、出版業界、編集者、雑誌・本の作り方のおもしろ裏話を暴露</description>
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<title>③取材　取材は「事前準備」が９割</title>
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<![CDATA[ <h4>前回までのブログで、</h4><h4>①企画で、雑誌で取り上げるテーマが決定。</h4><h4>②構成・人選で取材依頼をする相手も決定した。</h4><div>&nbsp;</div><h4>取材依頼書を作って、相手の連絡先（HPなど）を調べ、</h4><h4>自分が所属している媒体の紹介・企画趣旨の説明、A4 1枚の企画書をメールで送る。</h4><h4>確認してもらい、取材先からOKが出れば、いよいよ取材が決定する。</h4><div>&nbsp;</div><h2><span style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff0000;"><span style="background-color:#fff3c3;">取材の良し悪しは事前準備で９割決まる。</span></span></span></h2><h4>我々編集者は、通常、取材前日までに、７～8個くらいテーマに沿った質問を考え、</h4><p>ライターさんに共有しているのだが、この質問を作る過程の事前準備は特に大切だ。</p><p>&nbsp;</p><h4>質問を考えるのは意外に難しい。</h4><h4>著書がある方の場合、その本に書かれている内容ばかり質問してしまうと、</h4><h4>発売されている本の焼き直し記事みたいになり、途端に面白くない記事になる。</h4><h4>&nbsp;</h4><h4>できる限り、その人のネット記事なども探し、そこでも出ていない話を聞こうとする姿勢が</h4><h4>取材記事の新規性、面白さを強めてくれる。</h4><p>&nbsp;</p><p>実際に最近、サッカーの女性監督にリーダー論、組織論を取材した時の質問が下だ。</p><p>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</p><p><span style="color:#ff0000;">①選手への指導で、必ずやるべきこと、絶対にやってはいけないこと</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">②人材育成で、教えないで考えさせるべきことと、教えるべきことの違い</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">③選手の叱り方、褒め方。具体的にどんな場面で、叱る、褒めるか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">④選手への指導で、最も記憶に残っている失敗経験と、それをどう次に活かしたか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">⑤失敗や長いキャリアの中で、競技へのモチベーションを落としている選手へのケア、</span></p><p><span style="color:#ff0000;">声のかけ方</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">⑥監督している国では、自信が外国人であることの差別発言や、成績が悪かった時のヤジや批判もあると聞く。ご自身のメンタルを強く保つ秘訣はあるか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">⑦チームの成績が良くないとき、最初に何を見直し、考えているか</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">⑧チームに日本人、女性として始めて監督に就任された。</span></p><p><span style="color:#ff0000;">女性管理職が男性メンバーを指導する秘訣、チームでうまく信頼関係を築くコツ</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;">⑨サッカーのスキルに加えて、トップ選手として、</span></p><p><span style="color:#ff0000;">または別の道に進んでも活躍する選手の特徴</span></p><p>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</p><p>&nbsp;</p><p>実際にはこういった質問を相手にぶつけていくのだが、</p><h2><span style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff0000;"><span style="background-color:#fff3c3;">取材時に絶対にやってはいけないのが、</span></span></span></h2><h2><span style="color:#ff0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="background-color:#fff3c3;">書いた順番通りに質問をしていくこと。</span></span></span></h2><h4>皆さんも異業種交流会や、婚活パーティーで、「一問一答かっ」というくらい</h4><h4>質問攻めにあった経験はないだろうか。</h4><div>&nbsp;</div><h4>質問攻め自体は、相手に興味があることだから仕方のないことと</h4><h4>思えるが、</h4><h2><span style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff0000;"><span style="background-color:#fff3c3;">問題なのは、聞かれた方が話しにくいこと。</span></span></span></h2><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210601/18/paisen6969/c0/5b/j/o4463334814950873241.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210601/18/paisen6969/c0/5b/j/o4463334814950873241.jpg" width="420"></a></p><h4>例えば、先ほどの質問①で、「絶対にやってはいけないこと」について、</h4><h4>取材相手が熱く語っていたとする。</h4><p>&nbsp;</p><h4>その際、話がひと段落して、すかさず②の「教えないで考えさせるべきこと」に</h4><h4>話を進めたら、話し手はかなり話しにくいはずだ。それは、</h4><h2><span style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff0000;"><span style="background-color:#fff3c3;">話の流れをブチっと切ってしまっているから。</span></span></span></h2><h4>&nbsp;</h4><h4>「絶対にやってはいけないこと」について熱くなっているのなら、私であれば、</h4><h4>「そのやってはいけないことを以前はやってしまって、失敗をしたこともあるんですか」</h4><h4>と聞いて、次は④の「最も記憶に残っている失敗経験」に話を移す。</h4><div>&nbsp;</div><div>このように、考えた質問はそれぞれ関連させていくと、相手の話をうまく引き出しやすいので</div><div>ぜひやってみてほしい。</div><div>&nbsp;</div><h4>また、</h4><h2><span style="color:#ff0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="background-color:#fff3c3;">取材相手の「新たな引き出し」を</span></span></span></h2><h2><span style="color:#ff0000;"><span style="font-weight:bold;"><span style="background-color:#fff3c3;">見つけることも大切だ。</span></span></span></h2><h4>&nbsp;</h4><h4>それが、上の質問⑥で、他の質問はリーダー論、人材育成術について聞いているが、</h4><h4><span style="font-weight:bold;">突然、取材対象者のメンタルについての質問を入れている。</span></h4><p>&nbsp;</p><h4>これは、メンタルについてのノウハウや経験談を持っているかを探っておくことで、</h4><h4>次に別の企画があったときに、依頼できるかどうか、可能性を見極めておく狙いがある。</h4><p>&nbsp;</p><h4>もし、取材相手にメンタルについても知見が見られれば、さらに掘り下げて、</h4><h4>メンタルのテーマで書籍化も狙えることもある。非常に重要な質問なのだ。</h4><p>&nbsp;</p><h4>こういった事前準備や質問で、雑誌掲載が2～4ページの間であれば、</h4><h4>取材は1時間あれば十分すぎるくらい材料が集まる。</h4><div>&nbsp;</div><h4>この取材をICレコーダーで録音しておき、</h4><h4>ライターさんに依頼している場合は、ライターさんが執筆。</h4><h4>ライターさんに依頼していない場合は、編集者が執筆。</h4><p>&nbsp;</p><h4>という流れになっている。</h4><h4>執筆した後の流れは、次の④原稿整理でご紹介したい。</h4>
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<link>https://ameblo.jp/paisen6969/entry-12678012343.html</link>
<pubDate>Tue, 01 Jun 2021 16:51:53 +0900</pubDate>
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<title>②構成・人選は「バランス」がカギ</title>
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<![CDATA[ <p>さて、「雑誌づくり」の方法を紹介している本ブログだが、</p><h3>今回は、<span style="color:#ff0000;"><span style="font-weight:bold;">②構成・人選</span></span>について、紹介したいと思う。</h3><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210516/18/paisen6969/f3/23/j/o0496057414942866323.jpg"><img alt="" height="486" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210516/18/paisen6969/f3/23/j/o0496057414942866323.jpg" width="420"></a></div><p>&nbsp;</p><p>「ブログで稼ぐ方法」という内容の本を読み、そこに載っている秘訣は「とにかく毎日書くこと」、</p><p>「1年以内に普通の人は離脱してしまう」。みたいなことが書いてあり、続けさえすれば俺にもできる！</p><p>&nbsp;</p><p>と思ってやる気を出して始めたブログが、2週間くらい空いてしまっている。</p><p>継続のなんと難しいことか……、アプリの野球ゲームは毎日欠かさず起きたらすぐやっているのに。落ち込んでいてもしょうがないので、本題に入りたい。</p><p>&nbsp;</p><p>①企画で、企画会議の開催によって、次号の方向性、仮タイトルなどが決まる。</p><p>その次の過程では、各編集者に割り振られたページ数の中でそれぞれが、</p><h2>「誰に、何を、どのように話してもらうか」</h2><h2>を考えるのが肝だ。</h2><p>私の所属する雑誌では、実働部隊は編集者3人で、総ぺージ112ページ。</p><p>その中から、各自が第1部、第2部、第3部と分かれた内容をローテーション（第1部→第2部→第3部）で受け持つ。</p><p>&nbsp;</p><p>広告ページや、各自が持っている連載ページなどを差し引くと、</p><p>だいたい一人当たり、毎月20～30ページくらいを受け持っている。</p><p>内容もそれぞれのパートで大まかに分けられている。</p><p>&nbsp;</p><h2><span style="font-weight:bold;">第1部→その号のメイン、テーマの概要、</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">著名人のインタビュー</span></h2><p><span style="font-weight:bold;">その号が「睡眠特集」だった場合↓</span></p><p><span style="font-weight:bold;">例)睡眠の科学的なメカニズム、睡眠不足かどうかの判断方法など</span></p><p>&nbsp;</p><h2><span style="font-weight:bold;">第2部→より具体的なノウハウ</span></h2><p><span style="font-weight:bold;">例）適した枕の選び方、快適な入眠にはお風呂が有効など</span></p><p>&nbsp;</p><h2><span style="font-weight:bold;">第3部→変化をつけるため、</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">その号のテーマとは別のテーマ</span></h2><p><span style="font-weight:bold;">例）睡眠とは関係ない、資産運用のための投資特集など</span></p><p>&nbsp;</p><p>例えば、私が「リーダーがやること、やらないこと」という特集で第1部担当になったときは、</p><p>一企画当たり3ページにして、5人くらいに取材をしようと考えた。</p><p>&nbsp;</p><p>メインなので、著名な経営者のインタビューを3人くらいしようと考え、</p><p><span style="font-weight:bold;">１、最近業績が好調で、支社時代に組織を復活させた経歴を持つ、</span></p><p><span style="font-weight:bold;">某ビール会社の社長</span></p><p><span style="font-weight:bold;">→リーダーとして、始めたこと、捨てたこと</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">２、書籍を多く出版しており、辛口ながらも人気がある元商社社長の重鎮社長</span></p><p><span style="font-weight:bold;">→リーダーとして、考えていたこと、考えないようにしていたこと</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">３、既存業態の常識を覆し、新規上場を果たした若手社長</span></p><p><span style="font-weight:bold;">→リーダーとして、変えるべきこと、変えないでよいこと</span></p><p>上記の経営者と内容に決め、</p><p>&nbsp;</p><p>バリエーションを持たせるために、</p><p><span style="font-weight:bold;">４、スペイン初の男子プロチームの日本人監督になった、女性監督</span></p><p><span style="font-weight:bold;">→リーダーとして、教えること、教えなくてよいこと</span></p><p><span style="font-weight:bold;">５、読者が選ぶビジネス書グランプリで、著書がマネジメント部門トップだった企業役員</span></p><p><span style="font-weight:bold;">→職場の心理的安全性を高める方法</span></p><p>&nbsp;</p><p>上記のように構成・人選にした。</p><p>この②構成・人選では、「何を、誰に、どのように話してもらうか」、バランスを見ながら考えていくことが大切だ。一企画、一企画、読み終わったら飽きずに続けて読んでもらえるように、</p><p>人の変化、レイアウトの変化をつけていく。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、まさに上のようなことをA4用紙1枚にまとめて、編集長に確認を取る。</p><p>何か問題がある著者でない限り、各編集者の意思を尊重して、そのまま構成・人選で</p><p>取材依頼をすることになる。</p><p>&nbsp;</p><p>もし、取材依頼で断られたら、追加の人選を考えて、編集長に許可を取り、取材依頼を重ねることになる。</p><p>&nbsp;</p><p>知名度の高い有名な経営者などは、やはり断られる確率が高くなる。</p><p>だから、いつも原稿の締め切りスケジュールを意識しつつ、間に合うかドキドキしながら</p><p>どんどん依頼をしていくのが雑誌編集者のルーティンなのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、この「雑誌づくり」を紹介する記事は、流れを意識して書かなければならないので、</p><p>事実中心になって、なかなかふざけることが難しいのです。</p><p>&nbsp;</p><p>もし、読まれている方で、雑誌づくり、本づくりで疑問・質問があれば、どんどんメッセージを寄せていただきたい。よろしくお願いします！</p>
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<link>https://ameblo.jp/paisen6969/entry-12674868341.html</link>
<pubDate>Sun, 16 May 2021 18:05:46 +0900</pubDate>
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<title>ライターさんは「400字」書いてお金をいくらもらえるのか？</title>
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<![CDATA[ <p>現役編集者・パイセンです。</p><p>&nbsp;</p><p>どんどん雑誌のつくり方を紹介していこうと思ったのだが、</p><h2>今日は突然お金の話をしたいと思う。</h2><h3><span style="font-weight:bold;">決して、紀州のドン・ファンの元妻が</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">逮捕され、お金の怖さを知ったからではない。</span></h3><div>&nbsp;</div><p>編集者はフリーでない限り、会社員なので、会社から給料が支払われるわけだが、</p><p>ライターさんはフリーランスだ。</p><p>&nbsp;</p><p>原稿を書いてお金になるかならないかは死活問題。</p><p>&nbsp;</p><p>ここを語らずして、雑誌のつくり方ばかり述べていても大事な部分だけが</p><p>すっぽり抜け落ちている気がしたのだ。</p><h3><span style="font-weight:bold;">会話のドーナツ化現象や～。</span></h3><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210501/23/paisen6969/2f/3d/j/o0768076814935152390.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="420" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210501/23/paisen6969/2f/3d/j/o0768076814935152390.jpg" width="420"></a></p><p>また、ムダなところにイラストを入れてしまった…。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、ここからのお話はあくまでも、紙媒体のいちビジネス雑誌の例として受け止めてほしい。媒体によっても違うであろうし、枚数によっても違う。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、早速に言ってしまうと、私が所属している雑誌では、編集部からライターさんには、</p><p>&nbsp;</p><h2><span style="font-weight:bold;">1枚400字換算として、</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">約3,000円前後お支払いしている。</span></h2><p>&nbsp;</p><p>だいたい、雑誌では、一つの企画で3、4ページ＝4,000～5,000字くらいをお願いする。</p><p>つまり、4,000字÷400字＝10枚　5,000字÷400字＝12.5枚</p><p>10枚×3,000円＝3万円　12.5枚×3,000円＝3万7,500円くらいとなる。</p><p>&nbsp;</p><p>これに加えて、対面取材だった場合は、取材場所までの交通費、</p><p>取材対象者の著書の書籍代などは、経費としてお渡しする。</p><p>&nbsp;</p><p>高いと思っただろうか、安いと思っただろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>付け加えると、ライターさんはもちろん原稿を書くだけではない。</p><p>その仕事には取材対象者について調べる事前準備の時間も取っているし、</p><p>取材場所までの移動時間、実際に取材する1時間。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、取材で録音した音源のテープ起こし</p><p>（音声を文字にしていく作業のこと）の時間も含まれる。</p><p>&nbsp;</p><p>そう考えると、時間と原稿料が割に合わないような気もするが、</p><p>慣れてくるとその執筆スピードはものすごく上がる。</p><p>&nbsp;</p><p>ライターさんがつかまらないとき、我々編集者が自ら原稿を書くこともあるが、</p><p>取材によっては、テープ起こしをせず、取材の記憶のまま、</p><p>取材後3～4時間くらいで書き上げられることもあるくらいにはスピードも上がる。</p><p>&nbsp;</p><p>そう考えると、慣れてきて、月6，7本の取材ができれば、</p><p>コンスタントに月20万円くらいにはなるのではないだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>また、お願いしている経験を積んだライターさんは、雑誌取材だけでなく、</p><p>出版社から書籍の取材・執筆も頼まれることが多い。</p><p>&nbsp;</p><p>書籍は、だいたい約200ページ前後のページ数があり、</p><p>雑誌取材と比べ物にならないくらい書くのは大変だ。</p><p>&nbsp;</p><p>だが、雑誌〆切が取材から1週間くらいなのに対し、書籍締め切りは数カ月あるので、</p><p>数カ月に1冊のペースで書籍を請け負うことも十分可能なようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>書籍の場合も、もちろんケースバイケースなのだが、</p><h2><span style="font-weight:bold;">書籍が出来上がると、40～60万円くらい。</span></h2><p>さらに、重版（最初に刷った冊数が売れ、加えて刷ること）の際に、</p><h2><span style="font-weight:bold;">重版の印税として2～3％</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">をお支払いすることが多い。</span></h2><p>&nbsp;</p><p>例えば、1,400円の本で、ライターさんが著者を取材して原稿を書いたら、</p><p>仕事完了で40～60万円、重版が3,000冊決まったら、</p><p>1,400円×3,000冊×3%＝12万6,000円</p><h2><span style="font-weight:bold;">さらに重版がかかるたびに、</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">冊数に応じて印税が入ってくることになる。</span></h2><p>&nbsp;</p><p>紙媒体に関わるライターさんの多くは、書籍にも携わることが多いので、</p><p>儲かる方は非常に儲かっている。</p><p>&nbsp;</p><p>これは秘密だが、ベテランの女性ライターさんが、マンションを購入し、</p><p>ベンツを乗り回している姿も目撃している。</p><p>&nbsp;</p><p>ライターさんとして生計を立てていくのは、最初は苦労するかもしれない。</p><p>しかし、軌道に乗れば売れっ子になり、ベストセラーの本に携わることができれば、</p><p>大きな印税も入ってくる可能性もある。</p><p>&nbsp;</p><p>私が所属している雑誌でお願いしているライターさんは、</p><p>すべて40～50代の男女。</p><p>&nbsp;</p><p>もちろん頼もしい方ばかりだが、</p><p>願わくば、20～30代の若手ライターさんの若い感性で、</p><p>原稿を書いてもらいたいとも思っている。</p><p>&nbsp;</p><p>ぜひ、ライターさんの業界へ一歩踏み出してみてはいかがだろうか。</p><p>まずは、私の所属雑誌からデビューを……。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/paisen6969/entry-12671945731.html</link>
<pubDate>Sat, 01 May 2021 23:12:57 +0900</pubDate>
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<title>①企画　雑誌の「企画会議」ではどんな企画が出てくるのか？</title>
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<![CDATA[ <p>現役編集者・パイセンです。</p><p>&nbsp;</p><p>今日、会社に行き、印刷所から送られてきた、</p><p>できたての雑誌を封筒に入れて送る作業を行なってきた。</p><p>取材をさせてもらって方々を含めた、関係者全員、約60名分。</p><p>&nbsp;</p><p>2時間ほどかかる、なかなか骨の折れる作業だが、</p><p>所属する雑誌の最年少編集部員である、私・パイセン（32歳）の大事な役目だ。</p><p>おっさんでも最年少なのである。</p><p>&nbsp;</p><p>編集部は編集長を含めて4名しかいない。</p><p>編集部員を増やそうもんなら、その人件費で赤字になってしまう、</p><p>吹けば飛ぶような状態が今の雑誌業界。</p><p>だから、おっさんが真心を込めて、雑誌を発送しているのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>さて、前回、</p><p>&nbsp;</p><p>①企画→②構成・人選→③取材→④原稿整理→⑤校正</p><p>&nbsp;</p><p>という雑誌づくりの5つの流れを紹介した。</p><p>&nbsp;</p><p>今回は、<span style="font-weight:bold;">①企画</span>について深堀りしたいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>雑誌の方向性を決める企画会議は、月1回開催される。</p><p>そこで、次号のテーマ、例えば「話し方」「キャリア戦略」「お金」など</p><p>（軽くタイトルも）を決めていく。</p><p>&nbsp;</p><p>そのために、各編集者はそれぞれ、次号の雑誌テーマにふさわしい企画、</p><p>そして、自分がやってみたい雑誌テーマとは関係ない単発企画の２つを考えてくるのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>だいたい、タイトルのみ３、４つ、A4用紙に収まるくらいにパソコンで打ち込んでくる。</p><p>そして、企画会議では、一人ずつ簡単に自分の企画を説明し、</p><p>それぞれが他の編集者の企画に疑問をぶつけたり、</p><p>自分以外の企画でどれがよかったかなどを話し合う。</p><p>&nbsp;</p><p>イメージしづらいと思うので、企画会議で提出した私のボツ企画のイメージを</p><p>下にお見せしよう</p><p>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</p><p><span style="font-weight:bold;">（パイセンのボツ企画）</span></p><p><span style="font-weight:bold;">【雑誌テーマ】</span></p><h3><span style="font-weight:bold;">５０代からの英語独習法</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">「脳と身体」の疲労回復法</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">地頭が劇的に良くなる「思考力」トレーニング</span></h3><p>&nbsp;</p><p><span style="font-weight:bold;">【単発企画】</span></p><h3><span style="font-weight:bold;">ウォール街で学んだ　経済ニュースの読み解き方</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">著者：〇〇氏</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">なぜ、「BTS」は世界中で売れるのか？</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">著者：〇〇氏</span></h3><p>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー</p><p>私が所属している雑誌は、主に会社員向けに仕事に役立つノウハウを紹介する雑誌。</p><p>誌面は『週刊東洋経済』（東洋経済新報社）みたいな感じを想像してほしい。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210427/20/paisen6969/2b/1c/j/o3352215214933010626.jpg"><img alt="" height="270" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210427/20/paisen6969/2b/1c/j/o3352215214933010626.jpg" width="420"></a></p><p>※『週刊東洋経済』過去号より引用</p><p>&nbsp;</p><p>「しょうもない企画出しちゃって、パイセン」と思うかもしれないが、</p><p>それぞれの企画にはなぜ、その企画にしたか、実は根拠がちゃんとある。</p><p>&nbsp;</p><p>例えば、<span style="font-weight:bold;">「５０代からの英語独習法」</span>という企画。</p><p>&nbsp;</p><p>これは、最近、パブライン（紀伊国屋が出している書籍の売上げデータ）の</p><p><span style="font-weight:bold;">新書の売れ行きベスト１００に珍しく、３冊も同時に英語の本が入っているのをみた</span>こと。</p><p>&nbsp;</p><p>また、英語を商材としている<span style="font-weight:bold;">オンライン動画学習サービスを</span></p><p><span style="font-weight:bold;">手がける会社の業績が好調</span>であったことなどから、需要があると考えた。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、おそらくコロナ禍でリモートワークや、外出自粛が増え、</p><p><span style="font-weight:bold;">できた時間で改めて「英語」を学ぼうと思い直している人が</span></p><p><span style="font-weight:bold;">増えたのではないかと仮説を立てた</span>のだ。</p><p>&nbsp;</p><p>また、<span style="font-weight:bold;">「５０代からの」</span>としたのは、雑誌のメイン読者が５０代であることに加え、</p><p>過去の売れ行き好調だった自社の雑誌タイトル、ﾊﾞｽﾞる（アクセスが多かった）</p><p>オンライン上の記事の多くに、<span style="font-weight:bold;">年齢で区切るタイトルづけがなされていた</span>からだ。</p><p>&nbsp;</p><p>５０代は役職定年や定年退職を意識する年齢。</p><p>第２の人生に向けて、英語を学び直したいと思っている方もいるのではないかと考えた。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、これまでに「英語勉強法」を特集した雑誌はあったが、</p><p>一人でコツコツと勉強をする<span style="font-weight:bold;">「独習」</span>という切り口で特集が組まれたことはなかった。</p><p>コロナ禍の中、<span style="font-weight:bold;">ただの勉強法から少し変化をつけて、差別化ができると思った</span>。</p><p>&nbsp;</p><p>これらの仮説や過去の実績を元に需要を予測し、新しく切り口をつけていくのが、企画を出すという作業だ。</p><p>&nbsp;</p><p>出版業界では、<span style="font-weight:bold;">「雑誌は編集長のもの」</span>とよく言われているのだが、</p><p>それを表すように編集会議で出た企画をまとめて、</p><p>最終的に雑誌テーマを決定するのは編集長だ。</p><p>&nbsp;</p><p>それによる雑誌の売り上げも、編集長が大部分を負う。</p><p>&nbsp;</p><p>皆さんも、「これなら俺にもできる」と思われたら、一度企画を考えてみて欲しい。</p><p>様々な業界や、仕事で役立つはずだし、特に出版業界を目指している人は、</p><p>最初は考える数がものをいうので、たくさん考えていただきたい。</p><p>&nbsp;</p><p>ビジネスパーソン向けの企画を考える時に、</p><p><span style="font-weight:bold;">「ワールドビジネスサテライト（WBS）」「カンブリア宮殿」(ともにテレビ東京系)、「プロフェッショナル」（NHK）、「情熱大陸」（毎日放送系）</span>、などは、私も毎週録画して観ているが、</p><p>非常に参考なるし、多くの編集者が欠かさず観ている。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、何年も所属していると、企画会議もマンネリ化し、自分の企画も似通ってくるので、</p><p>我こそはという方は、メッセージで企画を送ってくれませんかね……。</p><p>勝手に採用して、褒められたら、ありがとうって伝えますので……。</p><p>&nbsp;</p><p>ちなみに、雑誌の企画会議は、イメージとして掲載した下のイラスト</p><p>ほぼそのままだ。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/68/3a/j/o1600120014932401003.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/68/3a/j/o1600120014932401003.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>次回からは、続きで、構成・人選なども紹介するので、読んでほしい。</p><p>というか、絶対読んでね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/paisen6969/entry-12671098593.html</link>
<pubDate>Tue, 27 Apr 2021 20:57:11 +0900</pubDate>
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<title>一瞬で理解できる「雑誌づくり」</title>
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<![CDATA[ <p>ただの編集者から、個人の発信力を高め、仕事を離れて個人として生きていく道を</p><p>模索し始めた、私・現役編集者のパイセン。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし、私にはブログを読んでくれる方をいきなり増やす魅力がまだない。</p><p>というか全然ない。いや、まったくない。</p><p><span style="font-weight:bold;">「吾輩はブロガーである、人気はまだない」</span>という状態だ。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/7a/d6/j/o0500050014932399742.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="220" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/7a/d6/j/o0500050014932399742.jpg" width="220"></a></p><p>逆に言えば、<span style="font-weight:bold;">「のびしろですねぇ～」</span>という状態とも言える。</p><p>&nbsp;</p><p>ということで、私が進めている基本戦略は、これまで編集者という仕事で得てきた、雑誌・本づくりの基本や、私しか知らないその裏側、お金の話までを暴露して、読者の方に有益な情報をたんまりと届け、このブログの読者を増やそうというものだ。</p><p>&nbsp;</p><p>仕事を離れて個人の発信力を高めるべく始めているのに、発信することが</p><p>仕事で得た話なのだが、そこは許してほしい。この通りです。</p><p>&nbsp;</p><p>このブログもゆくゆくは登録読者100万人を突破。YouTuberとして人気のオリエンタルラジオ・中田敦彦氏と対談し、「あなたの動画を観て、僕はブログを始めたんですよ、かっきーん」みたいな、もっともらしい嘘をついて喜ばせてみたい。</p><p>&nbsp;</p><p>という妄想は置いておいて、早速今回から、雑誌・本づくりの裏側を暴露していきたいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>まずは、<span style="font-weight:bold;">私が現役で編集者として行なっている、「雑誌づくり」のイロハ</span>をご紹介する。</p><p>ざっくり、雑誌はどうやって作っているのかというと、下のような流れになる。</p><p>&nbsp;</p><h2><span style="font-weight:bold;">①企画</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">②構成・人選</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">③取材</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">④原稿整理</span></h2><h2><span style="font-weight:bold;">⑤校正</span></h2><p>&nbsp;</p><p>それぞれを簡単に説明すると、</p><h3><span style="font-weight:bold;">①企画　　</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">売れ行きに直結する最初にして、最大の見せ場</span></h3><p style="text-align: left;"><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/68/3a/j/o1600120014932401003.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="165" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/68/3a/j/o1600120014932401003.jpg" width="220"></a></p><p>月1回開催の企画会議で、各編集者がそれぞれの企画を持ち寄る。</p><p>それに対して、編集長を含む、各編集者が意見をぶつけ合う。</p><p>会議の最後に、編集長が次号でメインで特集する企画を決定する。</p><p>考える企画は、次号の雑誌テーマ、雑誌テーマとは関係ない単発企画。</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-weight:bold;">②構成・人選　　</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">雑誌の中身の質を左右する、編集者の腕の見せ所</span></h3><p>企画会議で決まった雑誌テーマを受けて、自分の担当ページでは、</p><p>どんな内容をどのくらいのページ数で入れるか。</p><p>インタビューを誰にするかを決め、取材依頼をする。</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-weight:bold;">③取材　　</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">事前準備が９割、相手の話をうまく引きだす</span></h3><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/b6/95/j/o0102019814932403344.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="198" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210426/16/paisen6969/b6/95/j/o0102019814932403344.jpg" width="102"></a></p><p>相手の著書に目を通したり、過去のインタビューを読んだりと</p><p>相手を研究し、よりよい話が聞けそうな質問を考える。</p><p>３，４ページなら、取材時間は通常1時間、短くて３０分くらいで取材する。</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-weight:bold;">④原稿整理　　</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">ワードセンス、文章力が試される</span></h3><p>原稿を書き、整理する作業。</p><p>ライターさんに書いてもらった場合は、もらった原稿に目を引きやすい</p><p>タイトルや小見出しをつけたり、内容の順番を入れ替えたり、</p><p>原稿をより読みやすくしていく。</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-weight:bold;">⑤校正　　</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">事実確認、誤字脱字は媒体の信用を下げる</span></h3><p>インタビュー相手への原稿確認とともに、編集者、外部校正者も</p><p>含めて、事実関係、誤字脱字がないかを調べていく最後の仕事。</p><p>&nbsp;</p><p>ざっとこのような5つの流れで、雑誌編集の流れは進んでいく。</p><p>とはいえ、いきなりこんなざっくり言われてもわからないのは当然なので、</p><p>次回から、１つずつ、わかりやすい例も挙げながら紹介したいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>ちょっと、真面目に紹介してしまったことを強く反省しているので、</p><p>次回からは、事実はきちんと抑えながらも、もっとゆるく紹介したいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/paisen6969/entry-12670847431.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Apr 2021 15:15:52 +0900</pubDate>
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<title>「編集者」を、やめます！</title>
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<![CDATA[ <h3><span style="font-weight:bold;">新卒で入社した出版社で、編集者として勤めて約8年、</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">突然「もう、や～めた」ってなった。</span></h3><p>&nbsp;</p><p>仕事自体はやめていない。というか、やめたら一瞬で路頭に迷うし、会社に強い不満もない。</p><p>&nbsp;</p><p>完全な年功序列で、「あの人は、なんの仕事をしているか謎」のおじさん社員もちらほらいるが、ちゃんとボーナス含め給料はもらえるし、福利厚生もしっかりしている。</p><p>&nbsp;</p><p>30歳を超えて、いまだに家賃補助で、家賃を8割も会社に負担してもらっている。</p><p>こんな待遇は私か、「国民的美少女コンテスト」で優勝し、芸能事務所への所属が決定。将来は事務所の看板を背負うことを期待されて上京してきた、美少女くらいだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>「じゃあ、一体何が不満なのか」、と自問自答を繰り返した結果、気づいたのが</p><h3><span style="font-weight:bold;">今の「編集者」という仕事だった。</span></h3><p>自問自答という言葉を使って、ちょっと賢そうに見せたが、気づいたことは、だいぶアホっぽい。というか、ほぼ中２の愚痴レベルだ。（中２の方、ごめんね）</p><p>&nbsp;</p><p>簡単に言うと、</p><h3><span style="font-weight:bold;">①「結局、編集者って、著者がいないと何もできねえじゃねえか」</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">②「作るのに時間や労力めっちゃかかってるのに、雑誌とか、本売れても、編集者には全然お金入ってこねえじゃねえか」</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">③「将来が見えねえじゃねえか」</span></h3><p>&nbsp;</p><p>べらんめえ口調が癪に障るかもしれないが、私もなぜ自分の心の声がべらんめえ口調なのかわからない。でも、ざっとこんな感じだ。</p><p>&nbsp;</p><p>①「編集者は著者がいないと何もできない」は、雑誌でも本でも、企画を立てたり、タイトルを考えたり、時には文章を書いたりするのも編集者だ。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、そういう味付けはいくらでもできるけど、そもそも材料となる著者がいないとどうにもならない。</p><p>&nbsp;</p><p>最近ではSNSでの発信が人気で、固定ファンを多く抱えるインフルエンサーの本がよく売れる。その影響力とファンを目当てにして、売れる目算をつけ、本を作らせてもらう編集者が多い（自分も犬のように尻尾を振りながら飛びつくタイプ）。</p><p>&nbsp;</p><p>まだ売れていない著者と一緒になってヒットを目指すならまだわかる。だがこれ、すでに人気のある著者にとって、依頼をしにきた編集者に対しては、</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-weight:bold;">「で、あなた（編集者）は何を私に与えてくれるの？」</span></h3><p>と思うのは至極当然だし、実際そういうことを言われたこともあった。その時に、会社名というブランドしか、自分に魅力がないことがすごく恥ずかしくなったのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>②「編集者にお金が入らない」は、多くが自営の著者にはお金が入り、編集者はサラリーマンだから当然。これは自分でもわかっている。</p><p>&nbsp;</p><p>だが、編集者だって、月1冊というノルマがあり、売上・利益目標も設定されている（私の会社の場合）。だからそれを達成するために土日も企画書や原稿整理に追われる日々になる。</p><p>&nbsp;</p><p>計画通りに本が出せないと、営業から怒られたり、著者からの無茶ぶりな修正などが入ることもあるので、おちおち夏休みや正月もゆっくり休めない。</p><p>&nbsp;</p><h3>そのうえ、<span style="font-weight:bold;">もし本が売れたとしても、給料は上がらない</span></h3><p>（歩合で編集者にお金が入る会社もあるらしい）。</p><p>年功序列で、給料は新卒から約8年間ほぼ、変わっていない。</p><p>&nbsp;</p><p>そこまでの大ヒットを出していないからかもしれないが、正直、売れたときに上司から、「やるね」「ヒットメーカーだな」とおだてられるだけで、何も得るものはない。</p><p>&nbsp;</p><p>心の底から「うっせぇわ」しか、言葉が浮かばなくなってしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>③「将来が見えない」でいうと、この出版物の推定販売金額のグラフが象徴的かもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20210422/18/paisen6969/2a/64/j/o0600039014930396867.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="273" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20210422/18/paisen6969/2a/64/j/o0600039014930396867.jpg" width="420"></a></p><p>※『出版指標 年報 2020年版』より引用</p><p>&nbsp;</p><p>本も雑誌も文字通り右肩下がり。日本はこれから急激な人口減少社会に入るので、さらに市場は縮小すると思われる。</p><p>&nbsp;</p><p>会社の40、50代を見ていてもキツい。数十年前は何十万部というヒットを飛ばし、名編集者と呼ばれていた人が、何人もいる。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし今は売れるものが全然作れず、「無駄な本製造おじさん」として、さびしく会社にいるという姿を目にしているのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>①、②、③を踏まえて、このまま多忙で時間に追われながら、雑誌や本を作り続けた数十年後は、</p><h3><span style="font-weight:bold;">「縮小する業界で、肩身の狭い思いをしながら、</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">細々と本を作るおじさん」</span></h3><p>という自分の姿が見える。</p><p>&nbsp;</p><p>しかも、ノストラダムスの予言より、的中率は高いだろう。ノストラダムスを知らない方は、近くのおじさんに聞いてほしい。正直、この未来を考えると「貞子」を観るより背筋がゾッとする。きっとくる～、からだ。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで私は、「ただの編集者」として、編集という仕事に特化して日々を過ごすことを「もう、や～めた」のだ。</p><p>&nbsp;</p><p>いやいや、文句ばっか並べて、じゃあどうすんだ。という声が聞こえる。幻聴だろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>そこで私は何も変わらない出版業界、編集者から脱却することにした。</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-weight:bold;">「自分で得た、体験した情報を発信し、</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">読む人に楽しんでもらう！」</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">「いち編集者でも著者に匹敵するコンテンツを</span></h3><h3><span style="font-weight:bold;">作れることを証明する！」</span></h3><p>&nbsp;</p><p>ことを目標に定めることにしたのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>これは建前で、正直、本音を言えば</p><p>「もう黒子は嫌！目立ちたいんや！」</p><p>「自分のファンを増やして、色んな人に認められたいんや！」</p><p>「あわよくば、ブログ収益化できへんのやろか…」</p><p>&nbsp;</p><p>と思っている。変わりたいと感じる心の声が、なぜ関西弁なのかは、私もわからない。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、私はセクシーなコスプレ写真を披露することも、「ずばり言うわよ」的な発言で、皆さんを怖がらせることで、アクセス数を増やすこともできない。</p><p>&nbsp;</p><p>私が、発信できること。それは、これまで経験してきた編集者の仕事の裏側、出版業界の裏側くらい。これらを面白おかしく暴露し、時に土下座をして、周りの人に読んでくれるように訴えながら、のし上がっていきたいと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>編集者を目指している人、ライターを目指している人、編集の仕事に少しでも興味がある人はぜひのぞいてみてください。</p><p>&nbsp;</p><p>次回からは、知られざる雑誌作りの裏側を暴露していきます。</p><p>早くもこれ、需要あるのかな……。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/paisen6969/entry-12670203044.html</link>
<pubDate>Fri, 23 Apr 2021 09:35:37 +0900</pubDate>
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