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<title>煙草は吸わない。酒を飲む。</title>
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<description>2016年6月21日。この世で最も大切な人が、この世から消えるなんて有り得ない、と信じていた。</description>
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<title>バーのこと</title>
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<![CDATA[ <p>小さなバーやこじんまりした飲み屋にちょいちょい訪れていると、たまに奇跡の回みたいなのがある。</p><p>&nbsp;</p><p>その日、そのバーにはマスターとチーフと私と常連客1名しかいなかった。</p><p>最初はいつも通り、マスターと常連さんが、チーフと私が、それぞれ小さな声で話しながら飲んでいたけど、気付けば4人で一緒に話していた。特に爆発的に面白い話題があったわけでもないのに、ただ何だかみんな機嫌が良かった。得も言われぬ良い空気がそこにあった。何を言っても楽しかったし何を言っても陽気だった。我々は4人でほとんど完全にハッピーな世界を作り出していた。</p><p>&nbsp;</p><p>本当に久しぶりに、実に8年以上振りに、私は、ああ、この夜が続いたら良いのに、と願っていた。</p><p>かつては何度も何度も願った思い。あの人と過ごす夜が終わって欲しくなくて、楽しい時間が終わって欲しくなくて、私は何度も何度も、頼む、続け、続けこの夜、と願い続けた。</p><p>もう二度とそんなことを願うことは無いと思っていたのに、気付けば私は願っていた。ああ、この夜が続けばいいのに。と。<br>&nbsp;</p><p>最後は、酒が無くなっていくのが悲しかった。それを飲み終わったら帰ろうと心に決めていたから、寂しかった。</p><p>空になったグラスをしばらく見つめ、迷ったけれど、私は帰った。あと1杯、と粘りたい気持ちもあったけど、やっぱり粘らず帰った。</p><p>&nbsp;</p><p>なぜなら、絶対にその夜が続かないのを私は知っているから。<br>楽しい時間は必ず終わる。奇跡の夜も必ず終わる。</p><p>どんなに頑張っても粘っても、いつか必ず終わる。</p><p>それが寂しくて、私は、早めに帰った。そそくさと帰った。</p><p>楽しい時間は必ず終わってしまうから、次はもっと楽しいことがあると信じて終わるしかない、とあの人はよく言っていた。</p><p>なんだかやっと分かった、気がした。</p><p>&nbsp;</p><p>どうかこのバーが潰れませんように。マスタとチーフが長生きしますように。常連さんも死にませんように、と。<br>願うよ。私は願う。願う。願う。願う。いつか全員死ぬのは分かっているけど。それでも願う。何度も願う。<br>&nbsp;</p><p>家に帰ったら、あんなに楽しかったのに、良く分からない気持ちがこみあげてきて、私は久々にギャンギャン泣いた。</p><p>それは、何だか恐怖に近かった。楽し過ぎたのが怖くて、怖くて怖くて泣いた。あの人の名前を呼びながら泣いた。</p><p>泣きに泣いて、落ち着いたら、感謝の気持ちが込み上げてきた。</p><p><br>本当に、払うお金以上にもてなしてハッピーにしてもらって済みません。いつもありがとう。ありがとう、大好きです。</p><p>と、このブログを立ち上げた時に書いたことと、おなじことを、ここに書くよ。</p><p>ありがとう。変わらない人たちよ。ほとんど愛していると言ってもいい。そういう大切な人たちがいるという、ありがたさと、切なさ。死なないで、死なないで。どうか、死なないで。と、思い続ける切なさ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12887556970.html</link>
<pubDate>Sun, 23 Feb 2025 20:46:06 +0900</pubDate>
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<title>書く</title>
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<![CDATA[ <p>前回、最後に書いた2か月後、私は死んだ。</p><p>あれが、私の二度目の死だったと思っている。三度目の正直で、次に死ぬのはきっと本当の臨終のときであろう。</p><p>&nbsp;</p><p>6年前、心が死んだ。その4年後、次は体が死んだ。体が死にたいと願った。それは、私にとっては最大のヘルプであり、叫びであった。</p><p>助けてくれ。助けてくれ。どうか私を助けてくれ。</p><p>誰にもどうしても言えなかった最大限のタスケテは、精神科医から見捨てられ（たと感じ）、急な断薬で更に身体を痛めつけるという最悪の事態を招いただけだったが、結果としては良かったと思っている。</p><p>あれが無かったら、私は未だに薬漬けでうつろな目をしていたかもしれないのだから。</p><p>あれは、私の私による私自身へのタスケテだったのかもしれない。</p><p>&nbsp;</p><p>もう書くことは無いと思っていた。</p><p>いろんなことがあり過ぎて、何を書いて何を書かなくていいか分からないほどの時間が過ぎてしまったから。</p><p>あまりにも多くの時間が過ぎてしまったから。もういっそ、何も書くまいと思っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>だけど、今、書いているのはやっぱり誰かに伝えたかったから。</p><p>&nbsp;</p><p>死別も悲嘆も人それぞれで、絶対に同じことはありえない。</p><p>だから、理解できるとも救いになれるとも思わない。</p><p>それでも、ただ同じ経験をした人間が生きている。そのことを伝えたい。</p><p>&nbsp;</p><p>あの頃、死別経験者のブログをむさぼり読んでは、まだ生きているなんてどうして？どうして生きていられる？と、ずっと思っていた。死別何年目です、というのを目にするたび、自分もそんなに生きてしまうのか、と恐ろしくなった。</p><p>生きている自分がやるせなかった。どんなに心がそうしたくないと願っても生きながらえる肉体を醜悪だと思い、憎みさえした。</p><p>&nbsp;</p><p>それでも、6年が過ぎた今、私はまだ生きている。</p><p>そして、生きている自分、すげーな、と少しだけ思うことができるようになってきた。</p><p>&nbsp;</p><p>誰にでも必ずそういう時がきます、と断言などできない。</p><p>必ず時間が解決します、とも言えない。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、6年を経て、私はまだ生きています。</p><p>そのことを書いてみようと思った。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12758630088.html</link>
<pubDate>Sat, 13 Aug 2022 19:18:05 +0900</pubDate>
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<title>4/4 4:44</title>
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<![CDATA[ <p>目が覚めたら、まだ暗かったけど、4時頃だろうと分かった。</p><p>時計を見たら、4:44やった。笑ってしまった。なんていたずら好きなんやろう、って思ったら、愛おしくて、寂しくて、笑った。</p><p>&nbsp;</p><p>おはよう。</p><p>お誕生日、おめでとう。</p><p>&nbsp;</p><p>大きな声で、いたはずの右側を向いて言ってみた。</p><p>言霊。</p><p>声に出すと、その言葉だけは幸せな響きを持っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>毎年、つらくてつらくて仕方なかった記念日の3.11も、今日という日も、いつもより辛くない。</p><p>これが時薬というやつなのか、3年目と4年目でこんなにも違うものなのか、と思っていたけど。</p><p>そうではなくて、これはきっと、コロナのせいだ、とペストを再読して気付いた。</p><p>私は、ずっとリウー医師のようでありたかったし、そうであったはずだった。</p><p>それなのに、いつのまにか私はコタールになっていた。ペストの終息を恐れた、唯一の人物。</p><p>&nbsp;</p><p>あの人が、突然この世からいなくなってしまったとき、どうして誰一人、明日は我が身と思わないで生きていられるんだろうと、不思議さとともに悲しみと憤りを感じていた。</p><p>コロナが、ここまで広まってやっと、ある種の人たちは、明日は我が身と恐れている。リアルに、それを想像するようになっている。</p><p>そこに、私は情けなくも、救われているのだと思う。コロナの終息を願いながらも、恐れている。</p><p>皆が、元気で幸せなのが当たり前、と、また元に戻ってしまうことを、恐れている。</p><p>&nbsp;</p><p>あの人が生きていたら、こんな私を見て呆れたやろう。ごめんね。こんなんで。ごめん。</p><p>皆が不幸になることを願っているわけじゃない。ただ、知ってほしかっただけ。</p><p>幸せな日常は当たり前じゃない。それはときに、ある日突然に奪われてもちっともおかしくないんやって。</p><p>ただ、知ってほしかっただけ。</p><p>&nbsp;</p><p>ねえ、今日はあなたがこの世に生まれた、一年で最も素敵な日やから。いつも通りお祝いしよう。</p><p>あなたの大好きなお酒もおでんもアテも色々そろえてあるから。楽しみやろ？</p><p>今日は、あなたが王様。あなたのための一日。</p><p>&nbsp;</p><p>お誕生日、おめでとう。</p><p>生まれて、生きて、私に出会ってくれて、本当に有り難う。</p><p>ずっとずっと、側におってな。</p><p>&nbsp;</p><p>ありがとう。大好きやで。</p><p>ありがとう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12587007668.html</link>
<pubDate>Sat, 04 Apr 2020 08:34:54 +0900</pubDate>
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<title>記憶の無い日々</title>
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<![CDATA[ <p>あの人は、ラグビーが大好きだった。</p><p>だから、ラグビーで盛り上がった今年は、辛くて辛くて仕方なかった。</p><p>あんなに日本で見るのを楽しみにしていたのに、あの人はもう見ることができない。</p><p>どうして全くラグビーに興味の無い私が生き残って、あの人が逝ってしまったのか。</p><p>逆だったらよかったのに、と何度も何度も思った。</p><p>&nbsp;</p><p>もう３年以上も過ぎたというのにどうしてこんなに辛いのか、という自衛本能が働いたのか、ある日、自分が、ああ、まだ2年しか過ぎてなかった。この12月で2年半やった、と思い込んでいることに気付いた。</p><p>そのまま、しばらくずっと、この12月でまだ2年半かぁ、それはまだまだ辛くても仕方ないかぁ、なんて思って過ごした。</p><p>&nbsp;</p><p>最近になって、日記を読み返していて、フと突然、ああ、違う、2年半じゃない。もう3年半経つんだ、と気付いた。</p><p>あの人がいなくなってから4回目の正月が来ようとしているんだ。なんてこと。なんてこと。なんてこと。</p><p>&nbsp;</p><p>その時の衝撃といったら無かった。</p><p>なんていうんだろう。私は2年半という思いに何の違和感も無かったのである。</p><p>1年すっとばしていたというのに、そこに何の違和感も無かった。</p><p>すなわち、その1年という記憶は何も無かった。というより、この3年半の記憶はすべて曖昧というよりも、無いに等しいのである。</p><p>記憶がない。どう過ごしていたのか、何を考えていたのか。日記でも読み返さない限り、1年目はどうだった、2年目はどうだった、3年目はどうだった、とか、そういうことが全く思い出せない。</p><p>何をして、何を考えて生きていたのか。3年半も。3年半も。空白に時だけが流れた。</p><p>それなのに、私はまだ3年半前の6月21日にいる。あの日、自分が死んだと思った。そのまま時が止まっている。</p><p>時が止まっているのに、時代だけが流れている。何とも言えない、取り残された感。</p><p>全てが自分を無視して流れていく。私は、果たして本当に生きているのか、いないのか。もはや分からぬ。</p><p>&nbsp;</p><p>カミュのシーシュポスの神話を読んだとき、何故5年後なのか分からなかった。</p><p>後を追うならば、直後ではないのか、何故5年後なのか、と直後の私はずっと思っていた。以下、抜粋。</p><p>&nbsp;</p><p>「自殺をした不動産管理人があったが、ある日ぼくは、その男が五年前に娘をなくし、それ以来というものすっかりひとが変わったようになっていて、そうした事情が「かれの内部にすこしずつ穴を穿っていったのだ」という言葉を聞いた。これ以上正確な表現はのぞめまい。」</p><p>ー新潮文庫「シーシュポスの神話」p14ー</p><p>&nbsp;</p><p>でも、3年半が経って、確実に5年目に近づいていっている今、何だか分かるようになってきた。</p><p>直後はもちろん絶望する。その絶望は尋常なものではない。その勢いで後を追ってしまう人もいるかもしれない。</p><p>けれども、本当の絶望は、本当の本当に絶望してしまうまでには、5年程の年月を要するんじゃないかと、思うようになってきた。</p><p>うまく言えないけれど。自分が完全に取り残され、時代は流れ、そして大切な人は決して永遠に確実に戻ってはこない。</p><p>そう悟るまでに、少なくとも5年はかかるんじゃないか。そのとき、本当の絶望を知るんじゃないか。</p><p>そこから再生するか、自殺するか、それは誰にも分からない。</p><p>&nbsp;</p><p>カミュが言うように、「熟考のすえ自殺をするということは、まずほとんどない」のだ。</p><p>そして、「なにが発作的行為の引き金を引いたか、それを立証することはほとんどつねにできない」。</p><p>&nbsp;</p><p>私が、ある日電車に飛び込んだとする。</p><p>しかし、それは多分もはや私の意志ではないのだ。運命のような何者かに背中を押された。</p><p>その結果が「自殺」になる。そういうことではないかと、最近よく考える。</p><p>&nbsp;</p><p>もうすぐ、4度目の歳が明ける。</p><p>何度歳が明けても、何も変わらない。何も変わらないことにも、驚かなくなった。</p><p>全ての記憶は、失われ続け、私は生きているのかいないのか分からない生を生き続ける。</p><p>この命が尽きるまで、そうするしかないことだけは、理解できる。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12562502821.html</link>
<pubDate>Fri, 27 Dec 2019 08:37:28 +0900</pubDate>
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<title>明けない夜</title>
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<![CDATA[ <p>明けない夜なんて無い、と人は簡単に言うけれど、</p><p>&nbsp;</p><p>夜はあまりにも長過ぎる。</p><p>&nbsp;</p><p>あなたのいないこの人生は、あまりにも、あまりにも長過ぎる。</p><p>&nbsp;</p><p>私の余生は、いったいいつまで続くのだろう。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12528852988.html</link>
<pubDate>Mon, 23 Sep 2019 15:26:02 +0900</pubDate>
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<title>夜を明かす</title>
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<![CDATA[ <p>1月1日やというのに、久々にあまりにも恋しくなってあの人の写真を抱いて寝たせいか、</p><p>それで緊張したのかどうか分からんが、一睡もできんかった。１秒も。一睡も。</p><p>&nbsp;</p><p>で、仕方なく4時からおきているけど、もう頭も目もボ～～～～～ッとして仕方ない。</p><p>不眠の薬、5種類も薬飲んでんのに、一睡も眠れないんじゃ、何の薬や、これ。</p><p>と思うけど、ちゃんと効くときもあるし、私が酒を飲むのがよくないんだろう。しかし疲れた。</p><p>初夢にきっと出てくると思っていたのに、初夢さえ見れんかった。</p><p>&nbsp;</p><p>今年もよろしくな。もうすぐしたら御節用意するから、朝から飲もな～。</p><p>今年は福寿やで。あんま好きじゃないかもなぁ。さらっとしてるもんな。</p><p>&nbsp;</p><p>最後に初詣行った日、駅のホームにすでに酔っ払ってるオッチャンとかおって、あの人は</p><p>オッチャンもう酔うてはるわ、とか言いよってんけども、私が目をキッラキラさせながら、</p><p>何言うてんの？！1年365日のなかで朝っぱらから酒臭くても軽蔑の目で見られへん日は</p><p>この3日間だけなんやで？！そんな日に朝から飲まずしてどうする？！</p><p>&nbsp;</p><p>って興奮してたら、そう言われたらそうやな、って、笑っとった。楽しそうに幸せそうに、笑っとったなぁ。</p><p>あの人には人生初の初詣。</p><p>&nbsp;</p><p>もう3年も前のお正月のこと。</p>
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<pubDate>Tue, 01 Jan 2019 06:52:59 +0900</pubDate>
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<title>2年半</title>
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<![CDATA[ <p>ねえ、もう2年半も経ったよ。</p><p>あまりにも早すぎて長すぎて、何の記憶も無くて、ただ時間だけが飛ぶように過ぎた。</p><p>&nbsp;</p><p>そうして、時薬なんて無いと知った。</p><p>&nbsp;</p><p>時が経てば経つほど、その不在を痛感する。</p><p>ああ、もうほんまに帰ってけーへんのやなーって。</p><p>&nbsp;</p><p>二度とよみがえらない肉体。ぬくもり。</p><p>二度と抱き締められない体。</p><p>二度と聞こえない声。</p><p>&nbsp;</p><p>最近は、もしあのとき助かっていて、未来があったなら、ということばかり妄想している。</p><p>私は嬉しくて嬉しくて涙が止まらないけど、必ず後遺症は残っただろうから、あの人は怒ったかもしれない。</p><p>いつかは、もう来るな、と言ったかもしれない。</p><p>それでも行っただろう。生きている限り。心は、変わるかもしれないのだから。</p><p>あの人が生きている限り、どんな状態であっても、私は幸せで幸せで堪らなかったはずだから。</p><p>どんなにあの人が苦しそうでも、辛そうでも、悲しそうでも。</p><p>&nbsp;</p><p>あの人が生きてさえいれば、私は幸せだった。</p><p>それは、あまりにも、ただの自己愛なんだろうか。</p><p>それでもいい。最低の自己中野郎だと世界中の誰から言われても、生きててほしかった。</p><p>&nbsp;</p><p>ねえ、もう、2019年になるのよ。３年も、経ってしまう。</p><p>表面上の傷は薄皮がはがれるみたいにちょっとずつちょっとずつ、ロボットみたいに会社にもいけるようになったけど、</p><p>その分、心の中にあいた穴が、じわじわじわじわ、大きくなって、侵食されていくのが分かる。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12429591794.html</link>
<pubDate>Mon, 31 Dec 2018 09:41:02 +0900</pubDate>
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<title>三輪山</title>
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<![CDATA[ <p>スピリチュアル系でも神を信じてるわけでもないのに（あの日までは普通程度に信じていたけど、あの日を境に、一切を信じなくなった、むしろ存在があるとしたら憎んでいる、といえる）、</p><p>&nbsp;</p><p>そんな不謹慎な人間が、かの霊山、三輪山に登ってきた。</p><p>やっぱり、もしかしたら姿が見られるのではないか、声が聞こえるのではないか、気配が強く感じられるのではないか、とかそういう希望を持って登ってしまったわけだが、何も無かった。</p><p>&nbsp;</p><p>山の中、という大自然のパワー、気持ちよさ、は感じられたものの、そういう、まあただの山登りになってしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、山って本当に生と死が共生してできていて、木が倒れて、その倒れた木からまら緑が芽吹いていて、虫が死んではやっぱりそのまま土に還って肥料になって、新しい芽吹きの力になる。</p><p>&nbsp;</p><p>そういうことなんかなって。あの人も、ただ、生まれて、生きて、無くなって、そうして自然に戻っていった、という。</p><p>ただそれだけのことなんかなって。</p><p>&nbsp;</p><p>何回も何回も山とか登ってたらそういう気持ちになれるのかなーと言う気がした。</p><p>知り合いの従兄弟のおばさんがそうなってるけど、気持ちが分かった気がした（娘さんを20代で亡くして以来、山にしばしば登るようになった）。</p><p>&nbsp;</p><p>薬はどんどん眠れなくなって、今は結構な量を飲んでいるけど、確かに眠れるようにはなって、助かっている。</p><p>もう、酒とか、どうでもいいんかな。そんな気もする。飲んだ後が苦し過ぎて。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12415052209.html</link>
<pubDate>Sun, 28 Oct 2018 16:44:04 +0900</pubDate>
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<title>電話居酒屋</title>
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<![CDATA[ <p>お互い家で飲みながら電話とかしてて、結局2時間ぐらい喋って、あー、なんかフツーに居酒屋やったな、この2時間、とか。</p><p>思う時があった。</p><p>&nbsp;</p><p>先日、飲みながら友人にメールしたら、私も今ちょうど飲んでるとこー、って返ってきて、そんなことを思い出した。</p><p>&nbsp;</p><p>お互い家で飲んでることを知りながら延々メールを続けて、家も近いねんから、ちょ、飲んでるなら一緒に飲まへん？って、どっちから言えばいい話やのに、やっぱり言い出せずに、11時頃、泥酔気味になったところでやっと、なあ、やっぱりちょっと会わへん？ってどちらともなく言い出して、</p><p>&nbsp;</p><p>でも会ってみたらもう店は全部閉まってるような時間で、二人とも泥酔気味で、うーん、、、じゃ、帰ろっか。とか言って10秒ぐらいで解散した日もあったっけ。</p><p>&nbsp;</p><p>何度も、そんなこと、繰り返していた。中学生みたいに（中学生は酒は飲まぬが）。</p><p>&nbsp;</p><p>そういう、マヌケなノロケ話が、死んでしまったら、突然悲しい悲しい思い出に変わる。</p><p>生きていたらヘラヘラ笑いながらノロケたであろう話を、号泣しながら話す羽目になる。</p><p>&nbsp;</p><p>今でも結局、私は納得してないんやと思うねん。</p><p>結局、まだ受け入れられてない、2年も経つのに。</p><p>&nbsp;</p><p>と言った私に、中学生の時に母を亡くした友人は、</p><p>&nbsp;</p><p>私なんか25年も経つけど、未だに、生きてたら一緒にここ来たかったな、とか思うもんな。寂しいよな。</p><p>&nbsp;</p><p>って、言ってくれた。普段は絶対にそんなこと言わないけど、</p><p>&nbsp;</p><p>やっぱり、大切な大切な人が死ぬ、っていうことは、自分が死ぬまで終わらない。絶対に終わらない。</p><p>自分が死ぬまで終わらない寂しさなんやろな、って思った。</p><p>&nbsp;</p><p>それを持ってしまった人と、そうでない人の、絶対に超えることの出来ない境目。</p><p>&nbsp;</p><p>今日はそんな優しい友人とプレミアム黒ラベルを飲みに行ってきます。</p><p>一緒に行きたかったな、って、やっぱり泣けて仕方ないけど、心は一緒やもんな。</p><p>心ん中で連れて行くから、一緒に飲もな。美味しいから。</p><p>&nbsp;</p><p>あなたと飲む酒はいつだって、どんな高い酒より美味しかったから。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12407157735.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Sep 2018 08:29:19 +0900</pubDate>
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<title>疲弊</title>
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<![CDATA[ <p>台風21号による停電と断水は2日続いた。</p><p>１日は我慢できても2日目はどうしようもない。</p><p>&nbsp;</p><p>近くに住む友人宅に泊めてもらうも、この友人がいなかったらどうなってたんだろうなと思った。</p><p>&nbsp;</p><p>生きていくことに興味が無いとか、いつ死んだって構わない、という気持ちに変わりはないはずなのに、こういうときはやっぱり本能が生き延びようと動いてしまう。そのことにウンザリするし、疲弊する。</p><p>&nbsp;</p><p>あなたが生きていたら、うちにおいでと泊めてくれただろうか、と。</p><p>ちょっと考えて、いや、家には絶対に人を入れない人だったから、二人でどこかに泊まってくれたかなぁ、と思った。</p><p>何もしてくれなくても、側にいてくれたらそれだけで心強かった。安心できた。</p><p>&nbsp;</p><p>あの人、どこにいったのかなぁ、と。</p><p>昨日曇った空を見ながらボンヤリ思った。</p><p>&nbsp;</p><p>どこ行ったんかなぁ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pamperomilk/entry-12405069238.html</link>
<pubDate>Sat, 15 Sep 2018 09:53:51 +0900</pubDate>
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