<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>yunyunのブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/parinfuwan/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ブログの説明を入力します。</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>夜が明ける　西加奈子　⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>西加奈子さん新刊。</p><p>育った環境も何もかも違うのに、高校時代の数年間を共に過ごし、生涯を通じ互いにかけがえのない存在になった「俺」と「アキ」。卒業後二人は希望を抱きそれぞれ違う道を進んでいくが、パワハラ、過労働、貧困により彼らの生活は、そして人格は、次第に壊れていくのだった。</p><p>ただ暗い。最後に見える微かな光は「他人に助けを求めてもいいんだ」ということに「俺」が気付くということ。現代日本の問題をテーマにした長編ということなのですが、登場人物に著者の考えをだらだら語らせているだけという印象。辛い、苦しい、そこから助けを求めようという思いに至った「俺」の心境の変化もどうしてなの？って全然伝わってこない、それぞれのキャラクターに共感を覚えることもできず、、ページを捲る手が全然進まず読破するのにすごーい時間かかってしまいました。</p><p>西加奈子さんの小説、まく子やAiは期待はずれ、黄色いぞう、ふくわらい、についてはかなり初期の作品ですが苦手、つまらなすぎて最後まで読むのが苦痛でした。そしてこの作品も時間とお金の無駄だったな、、と。でも通天閣とサラバは本当に大好きな小説なので、もう読まない、と思いきれないのですよね、、、、。</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12735030422.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Apr 2022 12:38:39 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>自転しながら公転する　山本文緒　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>アウトレットのアパレルブランドで働く洋服大好きの都。３２歳。非正規雇用。彼氏は元ヤンキーの中卒、回転寿司屋の職人の貫一。重度の更年期障害で介護の必要な母。仕事、結婚、子供、親の介護、将来は不安ばかり。</p><p>&nbsp;</p><p>ー私、森ガールの時幸せだったな。欲しい服が山ほどあって、お給料つぎ込んで次々と買って、お金がもったいないとか、将来が不安だとか全く思わなかったー</p><p>うんと若い時、私にもそんな時代があった。おしゃれな母の影響もあって洋服が大好きだった。明日会社に何着ていこう？次のデートに何着よう？ちょー安いお給料のほぼ全部を、ばか高い洋服にがんがん使って、自分の事だけ考えていて、先の事なんて全然真剣に考えることなくただその時その時生きていた。人の気持ちも考えず、一人前の大人みたいに偉そうな事ばっかり言っていたけど、あの頃の自分はただ若くて、愚かで、だけど許され守られていた。</p><p>でも自分の事だけをお気楽に考えてられていた時間なんてあっという間に終わってしまうのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>都、３２歳。子供を持つなら、きっとそんなにモタモタしてられない。</p><p>でも、彼氏は中卒。優しいし、実際は賢い。好き。楽しい。すごく気が合う。だけど、こんな将来のない人といつまでも付き合っていていいのだろうか。</p><p>そんな折、父親の癌が発覚する。</p><p>&nbsp;</p><p>ーもし自分が結婚せず独身のまま年をとって、同じような手術をした場合、誰がこんな風に切り取った臓器を見てくれるのだろう。誰が医者の説明を聞いてくれるのだろう。そう思ったら、自分という器の中に溜まっていた、子供の頃から両親が愛情をかけて満たしてくれた水が、ぐんと水位を下げるのがわかった。心細くて叫び出しそうだった。水がもうなくなってしまう。満たさなくては死んでしまう。泣きたいというよりは、餓えて掻き毟りたいような孤独に、都は唖然としたー</p><p>&nbsp;</p><p>このまま一人なんて耐えられない。だけど貫一と結婚したって苦しい生活が目に見えている。</p><p>どちらかが病気になったら？親の介護が必要になったら？そもそも自分は子供を欲しいと思っていたんだっけ？</p><p>都の考えはまとまらず、ただ自転、公転するだけなのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>ー都さんの場合は、貫一さんに対して持っている不安って経済的なことだけですよね。都さんがそれをカバーできる程度に収入を増やしたらどうでしょう。都さんが持っている不安は、貫一さんの将来じゃなくて、自分への不安じゃないですかー</p><p>そよかに言われて都は絶句する。</p><p>でも、店長として上手く従業員やパートをまとめられなかった挙句繁忙期に仕事のボイコットされ、母の介護という口実で逃げるように職場を去った都。新しい職場で正社員になったとして、また同じような事が起きたら、、、。怖い、、。自分には前に踏み出す勇気も自信も全くない。それなのに相手にはあれこれ求めるというのか？</p><p>&nbsp;</p><p>ー私はほんとにクズだ！と、突然叫ぶように思った。幼稚すぎる。話にならない。何も決められない、臆病な子供だ。自分の人生なのに誰かがなんとかしてくれると思っている。私なんか誰の役にも立っていないー</p><p>ー私には価値がないー</p><p>ー死にたいー</p><p>&nbsp;</p><p>しかし結局は、貫一に愛想を尽かす決定的な出来事がハタハタと起こり、二人はそれっきりとなる。</p><p>小さく折り畳んでしまったはずの気持ちなのに、頭の中がまた彼のことでいっぱいになってしまったある日、都は、思い出す。</p><p>&nbsp;</p><p>認知症の父親に食事を食べさせてあげていた貫一、東日本大震災のボランテイア活動に参加していた貫一、ぶっきらぼうだけど自分の時間やお金を他人に惜しみなく差し出せる人。</p><p>そして豪雨の被災地となった広島に急に思い立ってボランティアに行く。</p><p>ボロボロに疲れ果てたその時、都はようやく自分の偽りのない気持ちに辿り着く。</p><p>ー明日死んでも百年生きても、触れたいのは彼だけだったー</p><p>&nbsp;</p><p>こうしたほうがいい、いやこんなことは無理に決まっている、頭で考えていても結局どれが正解かなんてわからない。</p><p>でもただ一つ確かなのは、自分にとってかけがいのないものは手放してはいけない。</p><p>どこに向かって流されていったとしても、それが自分の「軸」になるんだからと思った。</p><p>将来の不安なんて誰と結婚したって、いくつになったって消えない。いいことがあったり、悪いことがあったり。</p><p>不安に思ったり、いやなんとか平気かもって気持ちになったり。</p><p>だって自分も、人も、職場も、親も、取り巻く状況は刻々と変化していって、自分たちは一時だって同じ場所にはいないのだから。</p><p>そう、自転しながら公転している、２３度地軸の傾いた地球がどこか宇宙の果てに向かっているように。</p><p>&nbsp;</p><p>私の中の山本文緒さんの、最高傑作です。最近感想を書きたいと思える本も全然なくぜーんぶ読み流していた中、また読みたい、また書こう！と思わせてくれた久々の作品。心細い気持ちも、自信のない自分も、それでいいんだよ、大丈夫、ってすっぽりそのまま暖かく優しい何かで包み込んでくれるような小説。</p><p>今までの作品も好きだったけど、今回の作品は全く毛色が違う、山本さんの新境地とも言えるべきものだと思うのに、これが最後の作品になってしまって本当に残念でたまりません。まだまだたくさん読みたかった。同世代の作家さんが亡くなるのは、信頼する友達をなくしたみたいな気持ちです。本当に悲しいです。</p><p>&nbsp;</p><p>ー別にそんなに幸せになろうとしなくていいのよ。幸せにならなきゃって思い詰めると、ちょっとの不幸が許せなくなる。少しくらい不幸でいい。思い通りにはならないものよー</p><p>&nbsp;</p><p>鬱で苦しんだこともある山本さんの思いが託された言葉かな、そんな風に力を抜いて生きていきたいな。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12719196501.html</link>
<pubDate>Tue, 04 Jan 2022 18:05:00 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>2022/01/01</title>
<description>
<![CDATA[ <div><p>お正月。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、いつも一緒のサラダ。。。</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220101/16/parinfuwan/16/34/j/o1080144015054960376.jpg"><img alt="" border="0" height="533" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220101/16/parinfuwan/16/34/j/o1080144015054960376.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>お正月の定番ローストビーフ。</p><p>数の子 のクリームチーズあえ+ホタテのタルタルは今年の新メニュー！</p><p>カリカリに焼いたバケットと💗</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/2e/94/j/o1080144015056478630.jpg"><img alt="" border="0" height="533" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/2e/94/j/o1080144015056478630.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>お正月は「 今年一年お金に困りません様に〜」 という願いを込めて、 小判型のレンティル豆のシチューを食べるのがハンガリーの習慣。揚げたお肉とかソーセージとかと食べます。今日はハンガリー風メンチカツ（パプリカパウダーたっぷり）と。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/15/42/j/o1080144015056478634.jpg"><img alt="" border="0" height="533" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/15/42/j/o1080144015056478634.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>レンティルのシチュー</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/13/77/j/o1080144015056478638.jpg"><img alt="" border="0" height="533" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/13/77/j/o1080144015056478638.jpg" width="400"></a></div></div><p>&nbsp;</p><p>日本のお正月の定番！栗きんとん。</p><p>&nbsp;</p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/ec/89/j/o1080144015056478643.jpg"><img alt="" border="0" height="533" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220104/17/parinfuwan/ec/89/j/o1080144015056478643.jpg" width="400"></a></div><p>&nbsp;</p><p>今度はハンガリーのお正月の定番、 Bejgliベイグリ。</p><p>中身はケシの実ペースト（←黒ごまに似た味だと思う）が王道。</p><p>私はクルミぺースト味が好き。</p><p>外苑前のAz finom というハンガリーレストランで、クリスマス時期のみ限定販売してます。</p><p>これをたくさん用意してクリスマスからお正月にかけて、チョコチョコ食べるのがハンガリーの流。</p><p><br></p><p><br></p><p></p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220106/18/parinfuwan/5a/12/j/o1080144015057436213.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220106/18/parinfuwan/5a/12/j/o1080144015057436213.jpg" border="0" width="400" height="533" alt=""></a></div><p><br></p><p>&nbsp;</p><div>そしてガレットデロワ。中に小さい陶器の人形が入っていて、ホールを切り分けて、これに当たった人はその日１日王様だよ！というフランスのお正月(本当は1/6に食べる）の定番ケーキ。ちなみに真ん中から切っていたら、ちょうどカツンと当たったので、我が家ではそのまま取り出してしまった💦どうせいつも私が王様だしね⭐️</div><p>学大のリュードパッシーというケーキ屋さんで。キラキラの金紙で作った王冠付き（陶器に当たった人がかぶる。別に要らないけど。。)</p><p>アーモンドペーストの入ったシンプルパイだけどパイがサックサックでめっちゃ美味しいので、たまたまこの時期に学芸大学駅近くにいるなんていう事があれば買う価値あり！だと私は思う（期間限定販売）</p><p>&nbsp;</p><p><br></p><p></p><div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20220106/18/parinfuwan/2d/a9/j/o0640113615057436219.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20220106/18/parinfuwan/2d/a9/j/o0640113615057436219.jpg" border="0" width="400" height="710" alt=""></a></div><p><br></p><p>&nbsp;Happy New Year‼️</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12718856529.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Jan 2022 16:09:50 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>恋愛中毒　山本文緒　⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>誰かを愛すると、彼に全てを委ねる。</p><p>考えることを放棄し、彼の言いつけだけを守る。彼の奴隷となり、そんな風にしか人を愛せない。</p><p>彼の心が離れていっても、彼への執着がどうしても断ち切れない。</p><p>&nbsp;</p><p>地味で真面目で頭だっていいはずの水無月なのに、ひとたび人を愛すと、全く自分をコントロールできない。</p><p>愛して、愛して、愛して、ストーカーとなり、犯罪はエスカレートしていき、服役したってなお、、止められない。</p><p>&nbsp;</p><p>ーもう神様にお願いするのはやめよう。どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように</p><p>&nbsp;</p><p>わかっているはずなのに。</p><p>&nbsp;</p><p>「恋愛中毒」</p><p>&nbsp;</p><p>だから。</p><p>&nbsp;</p><p>苦しいのに、生きていくのが辛いほど、、、それでも何度でも同じループに陥ってしまう救いようのないダメ人間</p><p>&nbsp;</p><p>ー嫉妬心よりも話題にあらゆるタブーをなくすことで、彼にとって一番近い存在になりたかったのだ</p><p>ー誰も預けない命綱を私だけは先生に縛りつけた。それは私からは絶対裏切らないという忠誠、、、</p><p>ー甘やかして甘やかして、私がいなければ何もできない男に先生をしたかったからだ</p><p>&nbsp;</p><p>彼を繋ぎ留めるための彼女の思考は正常に機能しているようにも思えるのだが、、、水無月の狂気にどんどん引き込まれていく。</p><p>&nbsp;</p><p>群青の夜の羽毛布に続き、山本文緒さん二作目。</p><p>共感も、感動も全くない、でもただ面白かった。</p><p><br>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12670729301.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Apr 2021 20:25:59 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>パリ　嘘つきな恋　（２０１８　フランス）⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>大金持ちでプレイボーイのジュスランがひょんな事から自分は車椅子だと嘘をついたまま、車椅子のフロランスと本物の恋に落ちていくお話。軽薄な中年男のジュスランが、バイオリンに、テニスに活躍する魅力的なフロランスにどんどん心かれて嘘を告白できなくなっていくのが胸キュン。ジュスランの自宅でディナー、ボタンを押すと床が沈んでいってプールになる、そんなすんんんごい豪邸で彼女の赤いドレスのスカートがプールに真丸く真っ赤に広がって、、、最高にロマンチック❤️️️️ラストの彼女の「偶然近くにいて、マラソンで検索したの」ってセリフも気が利いてるのよね〜。うるっとしました。幾つになってもお洒落して、恋して、人生を謳歌する、いいなぁ。全然偽善的じゃなくて、ユーモアいっぱいで楽し〜い気分にさせてくれる映画。やっぱり映画はこうでなきゃね！</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12666530004.html</link>
<pubDate>Tue, 13 Apr 2021 11:43:36 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>群青の夜の羽毛布　山本文緒　⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>母娘の確執というテーマだということで読んでみた初めての山本文緒さん。</p><p>確執というよりは狂気の世界。</p><p>母親の支配があまりにも気持ち悪く、途中でやめようかと思いました。</p><p>が、後半からどんどん吸い込まれました。物語はとてもありえないような狂気の世界。</p><p>でも歪な家族の関係性はどこにでも転がっているものだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>母親の常軌を逸した支配。</p><p>完全にマインドコントロールされ、精神を病む美しい娘、長女さとる。</p><p>反発する妹のみつる。</p><p>完全に精神を破壊された夫。</p><p>透明で美しいさとるに何故か心を奪われ、狂気の家族に関わっていく普通の大学生の鉄男。</p><p>&nbsp;</p><p>物語の間に挿入される、カウンセリングは一体誰の告白なのか。</p><p>そして狂気の母親、自己否定のさとる、たくましいみつるという三つの異なる人格、に共通する美しい切れ長の目、形のいい珊瑚の唇といった描写も「血の繋がり」を幾度も強調する。</p><p>&nbsp;</p><p>逃げ出せない。誰からも必要とされていない、価値のない自分を受け入れてくれる場所、唯一帰れる場所は「家」だから。</p><p>捨てらない、異常な親であっても、かつては幸せな時だって共有した、血の繋がった家族だから。</p><p>&nbsp;</p><p>「家族を捨てる」ということは、大きな罪悪感を一生植え付けられたまま生きていくこと。</p><p>血の繋がりって恐ろしい、家族って本当に面倒くさいと、しばらく忘れていた感情が湧き上がってきてしまった。</p><p>&nbsp;</p><p>が、最終章での病院でのさとるとの面会の場面で涙。。</p><p>田舎の依存型の母親すら見捨てられない優しい鉄男が、この痛々しいさとるを切り捨てることなんてできるわけがない。</p><p>&nbsp;</p><p>一体この小説はなんだったんだ、、、サイコサスペンス？ホラー？で、最後は涙？</p><p>結果的に面白かったのでまた読んでみようと思いました、山本文緒さん。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12666973790.html</link>
<pubDate>Tue, 06 Apr 2021 18:22:52 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>ダブルマリッジ　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>国際金融サスペンス、マネーロンダリング、永遠の旅行者、タクスヘブン以来の久々の橘玲氏の小説。</p><p>フィリピンで日本人の男に置き去りにされ、スコータ（スラム）で凄まじい貧困に喘ぐフィリピン人妻とその子供＝新日系フィリピン人。</p><p>日本で稼ぎたいと思う外国人を利用して食い物にする仲介ビジネス。</p><p>福島原発の廃炉作業で使い捨てされる外国人労働者。</p><p>小説自体はフィクションでスイスイ読めるサスペンスものだが、この小説の醍醐味は戸籍や上記の社会背景についの事実に基づいた記述であり、日本や日本人、日本政府、日本企業によって外国人の人権がどれだけ無視されているか、単なる娯楽サスペンス以上の考えさせられる小説だった。この汚らしい現実や、救われない人々について、私はただ自分の幸せに感謝する以外何にもできない。でもこの事を少しでも知ることができてよかった、と心から思う。</p><p>&nbsp;</p><p>エリート商社マンの憲一の戸籍にある日妻の里美の名と共にフィリピン国籍の女性の名前の記載が現れる。</p><p>この女性は憲一がかつてマニラに赴任していた際に数ヶ月だけ結婚してそのまま置き去りにした女性であったのだ。そしてしばらくすると今度はケンという見たことも聞いたこともない息子の名前まで戸籍に加わる。。。。。何故、数十年経った今、自分の戸籍が勝手に修正されているのだ、、、物語はここから始まる。</p><p>&nbsp;</p><p>戸籍の婚姻欄にロペス・マリアというフィリピン人女性の名が記載されていることを知った憲一は市役所に事情を聞きにいく。</p><p>「この戸籍だと、妻が二人いることになるんですが、それはどうなるんですか？」</p><p>「どうなる、というと？」山下は、質問の意味がわからないようだった。</p><p>「これだと重婚じゃないですか」</p><p>そう問い直されて、山下はようやく得心した表情になった。</p><p>「刑法には重婚罪がありますが、民法では「配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない」として、当事者がその取消しを請求できると定めているだけですから、請求がなければそのままです」</p><p>「そのまま？」こんどは憲一が驚いて訊き返す番だった。「国が重婚を認めている、ということですか」</p><p>「そうではなくて、法律上、当事者からの請求がないかぎり、行政が重婚を解消する手続きは定められていない、ということです」</p><p>「そうすると、このままでもべつにかまわないんですか？」</p><p>「かまわない、といわれると語弊がありますが……」山下は困った顔をした。「行政として、桂木さんになにかをせよ、ということはありません」</p><p>つまり重婚については当事者から訴えがない限りは黙認なのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>さらにこの勝手にされる戸籍修正には日本政府も巧みに関与している。日本人の父をもち認知されないままフィリピンに放置されている子供は少なくとも１０万人、この問題を放置して表面化すれば、慰安婦問題の件に加えて、さらなる人権侵害の国のレッテルを貼られかねない。したがって、日本政府は父親が日本人だと証明できれば積極的にこの子供に国籍を与えるという方針をとり始めたらしい。ただしこの子供達には元々フィリピン国籍があるので、実際には二重国籍となる。</p><p>しかし、国籍法によると自らの志望によって外国籍を取得してしたときは日本の国籍を失うが、日本国籍を選択したときは「外国の国籍の離脱に努めなければならない」という努力義務しかない。つまり日本は二重国籍についても黙認という立場をとっているのだ。</p><p>&nbsp;</p><p>物語は憲一の一人娘マリが、日本国籍を取得したフィリピン人の腹違いの兄kenに関わっていくことで展開していく。</p><p>&nbsp;</p><p>ーマスコミは外国人のせいで治安が悪くなったと煽りた立ててますが、私に言わせればそんなのはデラタメですよ。不法滞在の弱みを握られて体を売らされたり、振り込め詐欺の使い捨ての集金役にされたり、ほとんどの事件で悪いのは日本人で外国人は被害者ですー</p><p>&nbsp;</p><p>外国人は多額の借金をブローカに払って日本に来る。そして現場ではパワハラ、不当な待遇、過酷な労働で逃げ出すもの、死に到るものも後を立たないとい問題が近年では表面化している。</p><p>&nbsp;</p><p>ーこの国じゃ、ガイジンはいつもそうだ。いいように使われて、用がなくなればそれで終わりだー</p><p>kenの言葉は現実の在日外国人の心の叫びであろう。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12664721387.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Mar 2021 21:12:58 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>パラサイトー半地下の家族　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>2019年アカデミー賞作品賞。</p><p>韓国の半地下住宅に住む貧しい４人家族。ある日留学する友人の紹介で大金持ちのパク家の娘の家庭教師になる長男ギウ。</p><p>その後パク家の息子の家庭教師に妹、運転手には父、家政婦に母、巧みに工作しそれぞれが別人になりすましパク家に入り込んでいくのだ。</p><p>韓国の超格差社会を描いた映画。大金持ち一家の邸宅は高台。ガラス張りのリビングにはサンサンと暖かい日差し、広い庭には綺麗に刈り込まれた芝生。一方貧困一家の家は半地下。食卓のあるガラス窓から見上げれば立ち小便をする通行人。</p><p>そしてさらなる貧困層が潜んでいる場所は、、、。</p><p>パク家に入り込んでいく貧困家族には、この家庭を乗っ取ってやろうとか、どうにかしてやろうなんて気持ちなんて全くない。ただこの裕福な家族にパラサイトしてそのお裾分けを頂ければいい。そして富裕家族には偏見がなく、とても善良な人達なのだ。</p><p>両者にも悪意など感じられず、この作品全般に流れる雰囲気は軽くコミカル。格差社会という深刻で世界中に溢れているテーマを、「高低差のある住居」＝視覚、そして微かな「臭い」＝嗅覚で見事に表現している新鮮な感覚の作品。</p><p>韓国では１９７０年代、北からの攻撃に備えて新築低層住居にはシエルターとして地下室の設置が義務付けられていたそうだ。</p><p>そしてそれが現在では貧困層の賃貸住居となっているらしい。この地下室住居は、トイレが段差をつけてやや上に設置してある（つまり排水管が住居より上を通っている）。東京でも地価沸騰からマンションで地下住居を盛んに建築していた時期がある（最近では区ごとに規制がある）地下住居は地上住居よりもちろん安価で販売される。住宅デイベロッパーによると、地下住居の汚水はポンプで汲み上げるので大丈夫との事だったが、地震や洪水などで排水管がいっぱいになってしまう事態が起きたら地下住居は汚水だらけになってしまうのでは。。。と思っていた。が、この映画でも大雨でトイレから汚水が溢れ出ていた。</p><p>ラストに父親が長男にメッセージを送る方法がまたいい。センスひかる今後も注目したい監督、ポン・ジュノ。私にとってここ数年で一番印象深い作品になった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12660875612.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Mar 2021 22:10:53 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>１２単衣を着た悪魔　源氏物語異聞　内館牧子　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>頭が良くて運動神経も万能おまけにカッコいい超一の弟にコンプレックスを感じるばかりの超二流の兄、雷。</p><p>弟の京大合格発表のその日、ひょんなことから源氏物語の世界にタイムスリップ。</p><p>１０００年前のこっち（源氏物語）の世界で、超一流の光源氏の影に隠れた人生を甘受するその兄に自分を重ねる雷だが、あらすじ本を利用して陰陽師として大活躍。自分を信頼してくれる弘徽殿女御に愛する妻。ようやく自分の居場所をこちらの世界で見つけたのだ。</p><p>奇想天外なストーリにグイグイ引き込まれて、長編ですがスイスイ読んじゃいました。さすが人気脚本家だけのことはあるなあ、、と近頃内館牧子さんをすっかり見直しています。以前はもっと毒どくしい印象があったのですが、こうして作家さんたちの変化や自分の変化を読書を通じて感じられるのって面白いなあ。</p><p>さてこの物語では弘徽殿女御の男に頼らない生き方、自らあれやこれやと策略し、桐壺帝にとことんコケにされたってやられっぱなしなんかじゃないその生き様が本当にカッコいいのです。</p><p>生きていればいろんなことがある、だけど挫けない！自分のやるべきことをやる！他人の思うままになんてならないよ！どんな人生だって自分の人生、楽しんでやろうじゃないか！って。</p><p>そして最後の弘徽殿女御のこの言葉が又潔よい。</p><p>ー人は老い、時代は動き、いつまでも同じ人間が同じ場所に立っていられるはずがないの。それをわきまえて、あがいたり惨めな画策をしないことが、人の品性というものー</p><p>これは７０代に突入した内館さんの内なる声なのかな？</p><p>今まで全く興味がなかった源氏物語を読んでみようかな・・・？とまで思いました（一瞬だけど）</p><p>楽しく笑えるだけじゃなくて、人の生き方についても色々と考えさせてくれる、そして前向きになれる作品。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12657155315.html</link>
<pubDate>Sat, 27 Feb 2021 00:01:05 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>コロナと潜水服　奥田秀朗　⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️</title>
<description>
<![CDATA[ <p>大好きな奥田さんの新刊。</p><p>&nbsp;</p><p>日常にちょっとした悩みやストレスを抱えている主人公が、霊とか不思議な能力に励まされて、ちょこっと前向きになるっていう５つの短編。</p><p>このお話に出てくる不思議な出来事も、登場人物も、優しくて温かくてすごくいいです。</p><p>「コロナと潜水服」と「パンダに乗って」が特に好き。</p><p>&nbsp;</p><p>海の家</p><p>妻の不貞が原因で、一夏を取り壊し間近の葉山のお屋敷を借りて、一人で過ごすことにした小説家の浩二と、昔お屋敷に住んでいたタケシくん。妻を弾弓できない優柔不断な夫、上手くうやむやにしてしまおうと少しずる賢い妻。単調な生活に起こった夫婦間の荒波は、タケシくんの関わる小さな事件をきっかけに又元に戻っていく。波が砂浜を洗っていくみたいに。人生ってそんなもん。</p><p>&nbsp;</p><p>フィトクラブ</p><p>早期退職勧告。’追い出し部屋’に異動させられた邦彦。倉庫の警備という全く畑違いの業務を命じられても、家族のために働き続けるって決めている。毎晩仕事が終わる頃、倉庫にふと現れるおじさんにボクシングを教えてもらっているうちに、追い出し部屋のメンバー達は皆失っていた自信を少し取り戻していく。戦いだって色んな方法がある。プライドって何？誰になんと言われたってポリシーを持って頑張っている人はエライ！</p><p>&nbsp;</p><p>占い師</p><p>有名野球選手の恋人勇樹と結婚したらセレブな生活が待っている！</p><p>プロポーズしてもらえるように麻衣子が占い師にお願いした事は。。。</p><p>勇樹に値踏みされ高スペックの才色兼備アナウンサーとの勝負に負けたって、</p><p>一時泣いたら、もう次に進む、上を目指すのだって、玉の輿だって諦めない。</p><p>たくましい麻衣子がチャーミングな元気になれるお話。</p><p>&nbsp;</p><p>コロナと潜水服</p><p>妊婦の妻と、コロナを感知する不思議な力をもつ５歳の息子海彦。</p><p>家族を守るため潜水服をきて自主隔離を始める康彦。「足ヒレは？」という妻。「僕も着たい！」と海彦。</p><p>潜水服でテレビ会議に出席して上司にメンタルを心配されたり、公園に出かけて警察に「その金魚鉢みたいなの、脱いで・・・」</p><p>って怪しまれたり、笑える駆け引きいっぱいの楽しい作品。</p><p>&nbsp;</p><p>パンダに乗って</p><p>今まで頑張ってきたご褒美に若い頃憧れていた車、中古のパンダを購入することにした直樹。</p><p>パンダについていたカーナビに導かれるようにして訪れたいくつかの場所で、直樹はある事を確信する。</p><p>パンダに後悔を残させないために、直樹がパンダに提案した事は。。。</p><p>最後の訪問先お花屋さんで、幸せそうなシホちゃんの姿に鼻の奥がツンとしてきて涙がこみ上げます。</p><p><br>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/parinfuwan/entry-12650791895.html</link>
<pubDate>Sat, 23 Jan 2021 16:31:01 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
