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<title>パスツールのブログ</title>
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<title>2</title>
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<![CDATA[ 帰りのショートホームルームを終え、さて、と帰宅する。何を隠そう僕は帰宅部のエースである。平出なんかは部活に出てこの4日間の鬱憤を晴らすらしい。そんな雑談を交わしていたら、平出はとても得意気に、本当に得意気に、こう言い放った。<div><br><div><div>『なあ、テスト中に気付いたんだけどさ、bornの綴りって、bを逆さまにするとpornだよな、ポルノの逆さまは産まれるって、なんかときめくよな！！』</div><div>ビビった、凄くどうでもよかった。</div><div>が、絶句したままだと可哀想なので</div><div>『ああ、多分この世でそれに気付いたのは平出を含めて数名だと思うよ。で、その事にときめいているのはもっと少ないと僕は断言出来るね。』</div><div>皮肉を含めてなんとか切り替えせた。</div><div>つもりだった。</div><div>『そうか…やっぱり貴重な発見だったんだな…！』</div><div>そう来るか、そう前向きになれちゃうんだ。</div><div>『平出、テスト、どうだったの？』</div><div>意地悪に聞いてみた。</div><div>『聞くな…もう忘れたんだ…』</div><div>平出は表情や感情がコロコロ変わって面白い。良い奴だよ、お前は。気を良くした僕は</div><div>『そういえば、LIVEを逆に綴ると、EVIL、邪悪だよ。生きる事の反対は邪悪って、昔、悪魔崇拝の人に聞いた事ある』</div><div>『！！！…マジだ！！そして、涼、むしろ悪魔崇拝の人に会ったことある事に驚きだよ！』</div><div>『東京には色々な人がいたからね。そうでなくても、運悪く顔が広かったからね、仕方ないさ』</div><div>『運悪く顔が広いって、よくわからんなあ』</div><div>あまりこの話を掘り下げるのは、この話を人に聞かせるのはまだ早いと思い</div><div>『まあ、東京編はまた話すよ。長いし、深いし、厄介だ。と、いうことでそろそろ帰宅するよ。』</div><div>『お前、東京の時のことあんまり話したくなさそうだしな。まあ、機会があれば是非と、言うことで。』</div><div>平出は人の気持ちを読むのがうまい。だから、安心して会話出来る。</div><div>『そうだね、また今度。じゃあ、また来週！』</div><div>おう、俺は風になって来るぜと言って、平出は部活へ向かって行った。</div><br><div>そして、頭の中に神社と家の位置関係を思い描きながら昇降口をでる。外は雪だ。先日クラスメイトから借りた傘を返せずに今だに使ってしまっており、今日返そうと思い持って来たが、しかしの雪だ。<div>…明日返そう。</div><div>帰宅部のエースである僕ですら帰るのが億劫になる位、雪道は酷く歩きづらい。今朝は自転車で来てしまったので、置いて帰る事にした。寒さに少し身を震わせ、ちらほらといる帰宅部員を追い抜いて、足を早める。これ以上積もると厄介である。</div></div></div></div>
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<link>https://ameblo.jp/pasteur21/entry-11958240298.html</link>
<pubDate>Sat, 29 Nov 2014 03:12:15 +0900</pubDate>
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<title>山の怪（仮）</title>
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<![CDATA[ 八ヶ岳を望む窓辺、と言うと聞こえがいいかも知れないが、僕が今上の空で眺めているのはただの教室の窓である。<div>窓際のしかも一番後ろという最高の立地条件を手に入れるために、一生分の運を使い切ってしまったのでは無いかと心配する程の好物件だ。八ヶ岳の山頂は薄っすらと雪化粧が残っており、その背景の澄み切った空も青く透明である。先ほど配られた英語のテストが自分の中で困難を極めている中、現実逃避にはうってつけの景色である。今年の春に、よくある親の都合により、東京は練馬の大都会（少なくもともクラスの皆に言わせると）からこの街に越して来てから、感動の毎日だった。まだ寒過ぎた春に始まり、暑くなく過ごしやすい夏。秋風が落ち葉と共に空に抜けて行くのがわかる瞬間。そして、凄まじい豪雪。もう直ぐ、二度目の春がやって来る。</div><br><div>ふと、軽く室内に目をやると、開始20分しか経過していないのに半数以上がペンをおいて各々で睡眠やシャープペンシルの解体に勤しんでいる。シンシン、カツカツとダルマストーブが静かに鳴っている。テスト監督の翁像先生は…寝そうだ…。相変わらず自由だな…。</div><div>隣の平出は、消しゴムと分解したペンのパーツで戦艦を作り上げていた。</div><div>……うん。</div><br><div>嗚呼、この３学期期末テストが終わればいよいよ春休みだな、と考えながら再び視線を窓の外へ向ける。</div><div>まだ土地勘の無い街を眺め、この街にある建物の位置関係を、いい加減覚えなくてはならない。</div><div>あれ？？と、眺めているうちに、見覚えの無い神社を見つけた。しかも、自宅近くだった。 今まで気づかなかったのか…？あんな所に神社なんてあっ</div><div>『あと5分だよー、クラス氏名確認して下さい。』</div><div>急に指示が出て驚いてしまった。いつの間にか、かなりの時間が経っていたらしい。</div><div>2年3組 日暮 涼 よし！</div><div>神社は後で行ってみるかと、名前を確認しながら自分の中で予定を確定させた。</div><br>
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<link>https://ameblo.jp/pasteur21/entry-11954160885.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Nov 2014 01:34:36 +0900</pubDate>
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