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<title>経営コンサルタント　黒谷ひかり</title>
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<description>経営コンサルタント黒谷ひかりが、寝る前に頭に浮かんだことを書いていきます。誰の役に立つかわからないけど、思い浮かんだことを吐き出すように書いていきます。</description>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 19</title>
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<![CDATA[ <strong>■偶然なのか、それとも必然か</strong><br><br>「さて、皆さん。風土改革プロジェクトマネージャーの水戸です。改めましてよろしくお願いします」<br>「よろしくお願いします」<br>会議室に集まったプロジェクトのメンバーがそれに元気に応えた。水戸がプロジェクトマネージャーを務めるチームは全部で６人。水戸、酒井、加瀬、佐倉、石沢、石井だ。<br>「まさかこのメンバーになるとはね。すごい縁ですね」<br>全員が会社の現状を考える会の中心メンバーだった。必然的なものなのか、床井の計算高さの結果なのか、水戸には何か大きな流れの中にいるような気がした。<br>「このメンバーでプロジェクトができるなんて、思ってもみなかったですよ」珍しく石沢が一番に話し出した。<br>「私もびっくりです。このプロジェクトに参加できたのはこれのおかげでしょうか？」石井が手ぬぐいを広げた。<br>　６人全員が数秒間それに注目し、同時にプロジェクトの意思が再確認された気がした。皆が納会の様子を思い出していると思われた。<br><br><br><a href="http://www.kurotani-hikari.com/article/436413297.html" target="_blank">続きはこちら</a>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12149106996.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 13:02:38 +0900</pubDate>
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<title>赤字から抜け出せない理由</title>
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<![CDATA[ 社長様へ。<br><br>なぜ、赤字から抜け出せないのでしょうか？<br>なぜ、黒字にならないのでしょうか？<br><br><br>その応えは「迷路」にあります。<br>迷路には必ず出口があります。ここにたどり着くことが目標です。<br><br>ゴールにたどり着けない理由はただひとつ、<br><br>「右に曲がるか左に曲がるか」<br><br>この選択肢を間違えたからにほかなりません。<br><br>ゴールにたどり着くために選択すべきだった道は、<br>意思決定した方向とは１８０度異なるものだったはずです。<br><br><br>経営は迷路のようなものです。<br>決して見通しクリアなわかりやすい道を歩いているわけではありません。<br>そして、ゴールにたどり着くための意思決定を、社長は日々常々迫られます。<br><br><a href="http://www.kurotani-hikari.com/article/436388445.html" target="_blank">続きはこちら</a>
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<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 13:01:34 +0900</pubDate>
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<title>インバウンドの流れにのってますか？</title>
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<![CDATA[ 「銀聯カード」の海外での現金引き出しが今年１月から年間１０万元（約１８０万円）に制限され、人民元から外貨への両替でも審査を厳格化しています。つまり爆買い規制です。<br><br>こんな話題がちらほら聞かれますが、いやいや、インバウンドビジネスは活況を呈しています。最近はモノを買うだけでなく、体験にお金を使う人が大分増えているようです。少し前に所用で河口湖に行った時も、バスの中は全員外国人？と思える程でした。とある忍者体験教室では、９割の生徒が外国人だというところもありました。<br><br>皆さん、ガイドブックやネットを見て、それに友人の体験談を聞いて、日本にやってくるそうです。<br><br>この流れに乗らない手はありません。ところが、ただ店の前に「欢迎」の文字を掲げているだけで、中国人がどっと流れ込んでくるかというと、そんなわけはありません。ちょっとした努力の積み重ねが必要なのは言うまでもありません。<br><br>実は私、数年前にインバウンドビジネスの支援をやったことがあります。<br>専門ではないので積極的に「インバウンドビジネスの専門家です」などとはアピールしませんが、支援内容に特別なことはありません。基本的な経営支援の考え方を押さえることが重要です。<br><br>ちょっと昔の資料ですが、公開します。<br><br><a href="http://www.kurotani-hikari.com/article/436298856.html" target="_blank">続きはこちら</a>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12149105438.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 12:58:07 +0900</pubDate>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 18</title>
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<![CDATA[ <strong>■プロジェクト始動</strong><br><br>　年が明けて１週間が過ぎると、いつものように会社は動き出した。新年の挨拶が所々で聞かれた他は、見慣れた風景だった。毎朝、本社の営業管理課には何件もの営業日報と受注表がＦＡＸで届き、工事管理課では昨日の工事進捗のチェックと施工業者への発注手続きが行われていた。<br>「あれ、一介のサラリーマンの仕事じゃないですよ、絶対。舞台やテレビの演出家か、それじゃなければ映画監督かな」<br><br>　加瀬は年が明けても浮足立っていた。来週からは風土改革プロジェクト専任で事にあたることになっているが、１週間後のプロジェクトの説明会があるまでは、既存業務の引き継ぎを行うことになっている。山本からの指示では、営業管理課の業務は「原沢部長と片山課長と相談の上、調整するように」ということになっている。３つ持っていた担当店舗の受注チェックや未入金管理業務は、部下の何人かに分散させることで対応できそうだ。それぞれ増えた店舗分の負荷は上がるが、これぐらいで残業が増えたり、休日出勤が必要になったりという業務量ではない。<br>「片山さん、あれ、すごかったですよね」<br>「おい加瀬っ、もう新年だから頭を切り替えてしっかりやれって。で、この部分どういうことだ？　よくわからねーぞ」<br><br>　一方、係長としての管理業務は課長の片山が兼任ということになった。加瀬は片山への引継ぎ用にと、数枚の用紙に自分の業務をまとめていた。それをひとつずつ説明しているのであるが、なかなかスムーズに進んではいなかった。片山は店舗の工事担当出身ではあったが、今は営業管理課の課長である。店舗に在籍していたころから出しゃばりな性格もあって、営業事務や営業の仕事にも口を出していた。数年前から本社スタッフ強化がなされている中、管理機能を担える人材が不足しているということで、試しに全社で本社配属への希望を募ったところ、真っ先に片山が手を挙げたのだ。実際、工事の業務だけでなく関連する業務の多くを理解していたことと、積極的に改善を提言するということで、当時新設の営業管理課の係長となった。その後、加瀬の昇格とともにスライド式に昇格した形になっている。<br><br><br>続きはこちら<a href="http://www.kurotani-hikari.com/article/436214081.html" target="_blank"></a>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12149104599.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 12:55:33 +0900</pubDate>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 17</title>
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<![CDATA[ <strong>■チェンジ・ザ・ワールド</strong><br><br>　方針発表の後は音楽ステージとなる。今年は水戸が手配した。古い友人にジャズマンがいると言うことで、小泉にそれを申し出たのだ。ステージ横に設置されたピアノとドラム、それに、ウッドベースやアルトサックス、ギターの周辺にバンドのメンバーが集まり、軽い音合わせを始めた。その間、人々は酒と料理を再び手に取り歓談を続け、先程少し真面目な空気になった会場が再び活気を取り戻した。<br><br>「水戸さんって交友関係広いですね」<br>加瀬は少し酔って陽気になっていた。<br>「ええ、実は大学卒業した直後、物撮りカメラマンやっていたんです。加瀬さん、物撮りって知ってます？　化粧品や食品、洋服などを撮るんですけど、それが駆け出しの頃はなかなかお金にならなくて苦労しました。気晴らしでジャズバーに通うようになって、そこで『ちょっと撮ってよ』って言ってもらったのをきっかけに、ジャズバンドの写真を撮るようになったんですよ。その頃からの友人です」<br><br>「へえ、コンサルやる前の話ですね」<br>「その写真今度私にも見せてください、水戸プロジェクトマネージャー」<br>いつの間にか佐倉が横にいた。<br>「いいですよ。懐かしいなあの頃。銀座で個展やったこともあるんですよ」<br>「へえ、本当ですか！　すごいですね。どんな写真なんですか？」<br>「ジャズバーでセッションが始まると大抵部屋が暗くなるんです。ＩＳＯ８００の高感度のフィルムを使うんですけど、絞りを開けてもシャッタースピードが１５分の１秒とか８分の１秒にしかならないんです。でもそれが逆にボケとブレをうまく使えていい感じの写真になるんです。しかもモノクロでね」<br>「へえ、技術的なことは良く分からないけど、すごくいい感じなんですね。古いレコードのジャケットみたいな感じなのかな？」<br>「そうそう、『ＢＬＵＥ ＮＯＴＥ』みたいな感じです」<br>「私、ＣＤですけど何枚か持ってますよ。今度見せてくださいね」<br>「はい是非。じゃあ乾杯しましょう！」<br><br>「今年はお疲れ様でした。そして来年よろしくお願いします。乾杯っ！」<br>グラスがぶつかる音はまったく聞こえないほどに周りも盛り上がっていた。いつもは大人びた雰囲気の佐倉が子供っぽく見えた。<br><br><a href="http://www.kurotani-hikari.com/article/436213964.html" target="_blank">続きはこちら<br></a>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12149103809.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 12:52:55 +0900</pubDate>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 16</title>
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<![CDATA[ <strong></strong>第２章<br>Victory loves preparation<br>周到な準備が勝利を招く<br><br>-------------------------------------------------------------------------------------------<br>　企業の運命を左右する風土改革のプロジェクトのメンバーがついに集まった。そのメンバーを率いる水戸は、大胆な作戦を実行し、６００を超える従業員の心をいきなりわしづかみにした。さらに妥協を許すことなく、緻密な準備を進めるメンバーたちの心には、いつしか消えない火が灯り始めていた。しかしそれは、同時に変革を快く思わないモンスターとの戦いの始まりでもあった。<br>-------------------------------------------------------------------------------------------<br><br><br>■大きな輪ひとつ<br><br>　納会の会場である赤坂プリンスホテルには続々と人が集まっている。１年に一度だけ、太陽リフォームの全従業員およそ６００人がここに集う。さらに今年はビジネスパートナーである施工業者も１００人近く招待された。さらに特別ゲストには、太陽リフォームのＣＭに登場してくれた俳優と女優が呼ばれたとあって、会場はざわついていた。<br><br>　入場の受付時に自分の所属と名前の所にチェックをし、記念品として手ぬぐいと思われる物を手渡された。<br>１年振りに顔を合わせる者、初めて顔を合わせる者、様々である。特に新入社員は、４月に入社したのち３カ月の研修を終えて７月に配属になると、日々店舗と電話やメールでやり取りをする。特にほぼ毎日コミュニケーションをとる店舗の営業事務とは自然と仲が良くなるため、お互いどんな人なのかを知りたくなる。もちろん新人以外もだ。会場に集まった人たちがあちらこちらに歩き回るのはそのためである。これを見ていると本社と店舗の間の隔たりがあるとは、俄かに信じがたいものだときっと誰もが思ってしまう。<br><br><br><a href="http://www.kurotani-hikari.com/article/436213874.html" target="_blank">続きはこちら<br></a><br>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12149102975.html</link>
<pubDate>Mon, 11 Apr 2016 12:31:11 +0900</pubDate>
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<title>興味そそらせ戦法</title>
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<![CDATA[ 一頃より「山ガール」って言葉を聞かなくなりました。数年位前から一時のブームかなと思いきや、アウトドアの定番になったようです。低山だけでなく、2000mを超える山でも女性をよく見かけますし、女性パーティーを見ることもしばしばです。<br><br>ちなみに私も山に登ります<img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/105.gif" alt="チョキ"><br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160402/23/pdp-kojima/86/1a/j/o0466048013609637156.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160402/23/pdp-kojima/86/1a/j/t02200227_0466048013609637156.jpg" alt="" width="220" height="226" border="0"></a><br><br><br><br>登山入門者がお店にいって、店員さんに「とりあえず登ってみたいんですけどー」と相談すると、ザック、登山靴、ウェア、それにちょっとした小物を提案されて、３～４万円くらいの出費でとりあえず、一式揃ってしまうんですね。<br><br>その後は、あまりお金をかけずに、楽しめてしまうのが登山です。まあ、移動で各種交通機関にお金を払うものの、あとは、お弁当や飲み物くらい？<br><br><br>趣味で楽しむ側がらしたら、お金をかけずに楽しめる趣味といった感じなのですが、一方、登山ショップ側からしてみれば、あまりおいしくないわけです。<br>（まあ実際は、ウェアや機能性スパッツやら、ほしくなるものはたくさんあるのですが・・・、ここではその話はおいておきます）<br><br><br>「さあ次の山ガールがお店に来てくれないかなー」<br><br>と、次のお客様を待ちぼうけするようでは、商売としてはあまりよろしくないように思います。<br><br>そこで、重要なのは<font size="3"><font color="#FF0000">「興味そそらせ戦法」</font></font>です。<br><br><br>どういうことかというと、<br><br>とりあえず、登山の話ですすめますね。<br><br>山って、辛い思いをしてなんとか登頂するんですけど、その時の景色や爽快感が忘れられずに、また登りたくなっちゃうんです。しかも、もっと高い（標高差のある）山に、もっと長い距離を歩きたくなっちゃうんですねぇ～。不思議なもので。。。<br><br>それを続けていると、こんどは「冬山」なんかに興味をもっちゃうわけです。ところが、この「冬山」。ちょっと危険なイメージがしてきて、こしがひけちゃうし、「自分には・・・」と思っちゃうんです。<br><br>ところが。。。ここで、登山ショップの壁に目をやると・・・<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160402/23/pdp-kojima/21/f7/j/o0448056213609638552.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160402/23/pdp-kojima/21/f7/j/t02200276_0448056213609638552.jpg" alt="" width="220" height="275" border="0"></a><br><br>おっと、写真には女性がたくさん映っているではないかぁぁーーー！？<br><br>私でも行ける？<br>行っちゃう？<br><br>そんな気持ちになってきちゃうわけです。<br><br>そうして、お店の人にまた相談をして、<br><br><br>・スノーシュー・・・２万円<br>・冬用登山靴・・・４万円<br>・ゴアテックスの冬用ウェア・・・４万円<br>・インナー・・・１万円<br>・手袋・・・１万円<br>・他・・・１万円<br><br><font size="2">しめて、１３万円なり・・・</font><br><br><br>一枚のポスターに、興味をそそられちゃったわけですよ。<br>興味をそそられちゃった結果、安く楽しめると思っていた登山に、あれよあれよというまに、お金を落としていっちゃってるじゃありませんか！！！！<br><br><font size="3">で、わたくし、冬山にいっちゃうわけです。</font><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20160403/00/pdp-kojima/48/e9/j/o0640064013609658842.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20160403/00/pdp-kojima/48/e9/j/t02200220_0640064013609658842.jpg" alt="" width="220" height="220" border="0"></a><br><br><br><br>やはり、店側にしてみれば、一度つかまえた顧客を一度だけで終わらせるのではなく、その顧客の興味をうまいことそそって、さらなる商品を購入してもらう。これが、儲けのヒントです。<br>この、<font color="#FF0000">「興味そそらせ戦法」</font>、前回ご紹介した、ＬＴＶ（Life Time Value＝顧客生涯価値）にも通じる内容ですね。<br><br>顧客の興味を常にそそるような情報提供ができるといいですね。<br><br><br><br><br><br><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓ポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" title="中小企業診断士 ブログランキングへ"><img src="https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3910_1.gif" width="110" height="31" border="0"></a><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" style="font-size:12px;">中小企業診断士 ブログランキングへ</a><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓こっちもポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fsamurai.blogmura.com%2Fshindanshi%2Fimg%2Fshindanshi88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ"></a><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank">にほんブログ村</a><br><br>
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<pubDate>Sat, 02 Apr 2016 23:21:54 +0900</pubDate>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 15</title>
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<![CDATA[ <font size="2"><strong>企業変革の“つぼ”　まとめ１</strong></font><br><br>・答えのない検討会を進めるには、集めるメンバーに均質性が無いほうがいいと思っている。自分の環境に縛られない発想豊かな議論ができる<br><br>・お互いの立場、価値観、背景を理解すればこそ、ざっくばらんな意見が言えるというものだ。自分と異なる意見が出たときに、感情的な対立を生じさせないメリットもある。<br><br>・「うまい会議」だと感じたのは、会議の目的がはっきりしている、話の内容に冗長が無い、の２点だった。<br><br>・事態は変えられるという事実を目にしたことは大きかった。<br><br>・本気で重ねた議論が、メンバーたち自らの中に危機感を生み出していることを。そしてその危機感こそが次なる新しい行動を生み出す原動力だ<br><br>・組織の風土は組織の行動の結果だ。継続した行動なくして風土は定着しない<br><br>・シチュエーションとタイミングが良くなければ、どんなことを話しても雑音にしかならない<br><br>・大きな変化は小さな成功の積み重ねでしか成しえない。<br><br>・会社が本気で問題を解決しようとしているなら、問題解決の受皿、つまり対応する専用の組織をつくらなければ、従業員は我々の本気さを感じてくれない<br><br>・プロジェクトを引っ張れる人は、能力もさることながら、自然とまとめ役になれるその人のキャラが需要<br><br>・場所が変わると考えも変わるんだな。まわりに見慣れたものがあるとな、人はなかなかいつもと違う発想や視点でものが見れなくなるんだよ<br><br><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓ポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" title="中小企業診断士 ブログランキングへ"><img src="https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3910_1.gif" width="110" height="31" border="0"></a><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" style="font-size:12px;">中小企業診断士 ブログランキングへ</a><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓こっちもポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fsamurai.blogmura.com%2Fshindanshi%2Fimg%2Fshindanshi88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ"></a><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank">にほんブログ村</a><br>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12145689670.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Apr 2016 23:01:50 +0900</pubDate>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 14</title>
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<![CDATA[ ■彼らならやってくれるだろうか<br><br>「今日のテーマは、チェンジプロジェクトの体制ですね」<br>朝食後、小泉が会議室の準備をしながら、合宿残り４時間の検討テーマを説明した。<br>「それじゃあ、山本本部長。体制案出しくれ」杉本がまだ眠そうだ。<br>　全員が厚みのある資料の中から、山本が手にしている資料を探して抜き出した。<br>「社屋移転と風土改革でプロジェクトの箱を分けます。それぞれミッションが違いますからね」<br>「社屋移転の部分のプロジェクトマネージャーは、当然小泉部長だね。総務の仕事だ」<br>まだ寝起きの顔だとわかる面々の中で、床井の顔は一番さっぱりしている。スパッと言い切った。<br><br>「風土改革のプロジェクトマネージャーは、本社スタッフがいいですね。候補は水戸室長か、業務部の原沢部長か、足立店の酒井店長あたりでしょうかね」<br>自分の部下である酒井店長を候補に挙げられた野畑が、急に勢いのある声で言った。<br>「本社側のスタッフ強化が重要なんですよね？　そこは本社側でアサインして頂きたい。というか、風土改革の箱は必要なんでしょうか？　以前のようにそれぞれの部署が個別で問題点の改善にあたればよいのでは？」<br><br>それに対し、山本が落ち着いた様子で説明した。<br>「野畑本部長、もちろんそうですよ。みんなが問題を意識して問題を解決できればそれにこしたことはありません。そういう会社にしていきたいですね。ところが残念ながら、現実はそうではない」<br>「それはそうですが・・・」野畑の眉間にしわが寄った。<br>「野畑。ここで言う『問題』が何かっていうのは、例のレポートを見たからわかるだろ？　事は容易ではないんだぞ。『問題はわかりました。じゃあ、後はそれを皆さんで解決してください』では、誰も動かんよ。会社が本気で問題を解決しようとしているなら、問題解決の受皿、つまり対応する専用の組織をつくらなければ、従業員は我々の本気さを感じてくれないぞ」<br><br>「プロジェクト組織をつくるのはよいですが、店舗のメンバーをトップにアサインするのはどうでしょうね？」<br>「酒井店長は、会社の現状を考える会では、メンバーのまとめ役でもあったようですし、俯瞰的な立場でいろいろな意見を呈してくれました。プロジェクトを引っ張れる人は、能力もさることながら、自然とまとめ役になれるその人のキャラが需要です」<br><br>　山本は管理本部長に就任して以来、様々な業務改善プロジェクトを行ってきた。小さいものでは数人のプロジェクトで係長クラスをプロジェクトマネージャーとすることもある。その他、多くの部下をプロジェクトマネージャーに任命し、成功と失敗を繰り返してきた結果、成功するプロジェクトはリーダーのキャラによるところが大きいと感じていた。<br><br>&lt;我々太陽リフォームの役員がいつも同じ方向を見てるのは、床井社長のキャラがそうさせるからだ&gt;<br><br>山本は口には出さないが、いつもそれを強く認識している。<br>鳴海がしばらく黙ってお茶をすすっていたが、空になったのか湯呑を置いた。<br>「そこは水戸室長でいいじゃないですか。キャラも問題ないですしね。しかしこのお茶渋いな」<br>「そうだな、プロジェクト組織に移動させれば済むことだ。ライン部門の協力が必要であれば、業務部の部長付きでもいいだろう。そういえばさっき、原沢部長を候補に挙げたのはどうしてだ？」<br>「風土改革にかかわる業務プロセスが、営業管理課と工事管理課に集中しているからです。それを束ねる業務部の長を候補に上げないわけにいきません・・・」<br>自分の意見をいつもきちんとはっきりと言う山本にしては、今回は語尾が消えかかったようだった。<br><br>「原沢は事を起こすタイプではないだろう？　ましてや風土改革の先陣を切れるとは思えんがな。上司のお前が知らんわけないだろうが」<br>床井は原沢が入社当時から知っていた。こつこつと数字をまとめるのは得意だが、チャレンジはしない。部下にチャレンジもさせない。そのかわり失敗もしない。言われたことは部下を使ってきっちりこなす。運よく優秀な部下に恵まれた結果、部長にまで昇進していた。<br>「解決の受皿にならんぞ、それは。リーダーのアサインを間違えたらプロジェクトは失敗する」<br>床井の頭の中では、風土改革のプロジェクトマネージャーは既に誰だが決まっていたようだった。<br><br>「水戸室長で決まりだね。所属は業務部長付きということにしておこう」杉本がまとめた。<br>「彼は、コンサル時代に随分『心理学』を学んだそうだ。監査するときも役立ったと言っていたが、風土改革には必要なスキルかもしれんな」<br>２カ月間の全国行脚で、床井は水戸の前職である経営コンサルタント時代のことを聞いていた。<br>「そうですね、我々も営業部隊の教育に心理学を取り入れてますからね。単純なテクニックはすぐに見破られてしまいますが、自分のものになって自然と使いこなせれば強力な武器になります」<br>　創業数年はそれこそ体育会系のノリ一辺倒だった営業部隊に、理論的な教育を取り入れたのは山本だった。<br>「まあ、それを教育に取り入れたのは営業統括副本部長時代の山本さんですがね。今年も営業トップの高崎店営業の渡辺さんなんて、うまいもんですよ。私も彼と話していると、リフォームしたくなっちゃいますから」<br><br>　自分の部下が、大変そうなプロジェクトのリーダーにならなくて済みそうだとわかって、野畑の眉間からしわが消えていた。<br>「後はプロジェクトマネージャーの下の箱です。野畑本部長、ここは是非ともご協力を頂きたく思います。目的は本社スタッフの風土改革をしたいのではなく、これはある意味会社全体の『企業変革』ですからね」<br><br>　山本は営業部時代からの後輩にあたる野畑にもいつも丁寧に接した。しかも今回は笑顔付きだ。それがいつも野畑には無言の圧力となっている。<br><br>「山本本部長の依頼は断りづらいですねぇ。体制に店舗のメンバーを加えるってことですよね？」<br>「そうです、会社の現状を考える会のメンバーでもあった３名に参加してもらいたいんです」<br>「酒井、石沢、石井ですね」<br>「その通りです。足立店は酒井店長のおかげで下が育っているからなんとかなるでしょうか。町田店は営業事務さんを半年前に要員追加して３人になっていますから、一人抜けても大丈夫でしょう。問題は石沢君かな、彼は最近伸びてますからね。彼が抜ければ年間５千万円の売上減少ですね。あ、すいません、私の勝手な感覚で言ってしまいましたね」<br>「そこまでご存じなら返す言葉もありませんよ。まったくかなわないな、先輩には」<br>「ありがとうございます。これで問題意識をちゃんと持っているメンバーでプロジェクト体制を構築できそうです」<br><br>　小泉がホワイトボードに体制図を描き、いくつかの箱に名前が埋っていった。<br>「本社側の体制には、営業管理課の加瀬係長、工事管理課の佐倉主任をアサインします。もちろん専任です。可能であれば、酒井、石沢、石井の３名も専任でお願いしたいのですが、どうでしょう？」<br>「わかりました、それで結構です。・・・んっ、これ、徐々にお願いの要求レベルを上げていく『フット・イン・ザ・ドア』じゃないですかぁ！　まったく、山本本部長は後輩にＮＯと言わせないのが本当うまいですねぇ」<br>昔、営業時代に山本から心理学的営業を教わっていた野畑は、もうすっかり山本に乗せられていた。<br><br>&lt;ここが会社の会議室だったら、もっと慎重になっていたかもしれない&gt;<br><br>野畑は江の島合宿を少し恨んだ。<br>「江の島合宿いいだろ？　場所が変わると考えも変わるんだな。まわりに見慣れたものがあるとな、人はなかなかいつもと違う発想や視点でものが見れなくなるんだよ」<br>床井が朝食の残りのみかんを口にしていた。<br>　その横で小泉が、体制図の箱に名前を全て埋めた。<br>「それはそうと小泉、納会の段取りはどうだ？」<br><br>「ほとんど完了です。水戸室長まかせの部分がいくつか残ってましたが、先程携帯にメールが来ていました。今年のステージはジャズバンドだそうです。水戸室長の知り合いなので安く引き受けてくれたようで。あと、社長の方針発表の前に行うイベントは、まだ検討中だとのことです」<br>「まあ、彼に任せておけば大丈夫でしょう。心配無用です」<br>山本はこっそり水戸のプランを聞いていた。その内容については「私が責任をとるから、それでやってくれ」と水戸に告げていた。<br><br>少し沈黙が続いた。<br><br>「今年も終わるな。みんなありがとう。ありがとう」<br>いつもよりもゆっくり低い声でそう言って机に両手を広げると、床井が頭を下げた。<br>こうやって部下に頭を深々下げられるところが、この人の器の大きさであると、ここにいる全員が感じていた。<br><br><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓ポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" title="中小企業診断士 ブログランキングへ"><img src="https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3910_1.gif" width="110" height="31" border="0"></a><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" style="font-size:12px;">中小企業診断士 ブログランキングへ</a><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓こっちもポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fsamurai.blogmura.com%2Fshindanshi%2Fimg%2Fshindanshi88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ"></a><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank">にほんブログ村</a><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/pdp-kojima/entry-12145688862.html</link>
<pubDate>Fri, 01 Apr 2016 22:59:01 +0900</pubDate>
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<title>企業変革 連続小説 「Break your shell」 13</title>
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<![CDATA[ ■江の島合宿<br><br>１２月に入ると寒さは一段と厳しさを増してきた。<br><br>　この時期、太陽リフォームの役員たちは、次年度の事業計画作成のための合宿を行うのが通例だった。場所は江の島。金曜日朝から土曜日お昼過ぎまでの一泊二日の集中検討会だ。（一部の従業員からは「年末慰安旅行」と言われているようではあるが。）集中検討会には役員全員と、世話役として小泉と秘書が同行している。<br><br>　仲見世通りにある旅館は、商店に囲まれてはいるが海風が時折吹きこんできて、天気のいい日と言えども厳しい寒さを感じさせる。タクシーを降りた一行は厚手のコートを身にまとい、大きめのバッグを担ぎスーツケースを転がしながら、旅館に入っていった。<br>「部屋に荷物を置いたら、すぐに始めるぞ」<br><br>　例年の話なので、宿の従業員には細かいことを言わなくても、机の配置を変え、ホワイトボードを用意して会議室風に準備を整えてくれているのが助かる。小泉が秘書とともに、今年度の営業成績、市場動向、リフォーム業界の展望などが記された資料を机の上に配布した。会社で印刷した大量の紙を持ち込むために二人が呼ばれていると言っても誰も疑いはしないだろう。事実、毎年小泉のスーツケースの半分はこの書類が占めている。<br><br>　それらの数字やデータを基に、来年度の経営方針、営業戦略などが話し合われた。かねてから役員ミーティングで、店舗拡大戦略から顧客深耕戦略へのシフトが議論されていたので、大枠の議論はぶれなかった。<br><br>床井が小泉に指示した。<br>「小泉、ちょっと例の資料、んー、あれだ。あれの活かし方はどうするんだ？　山本、お前の考えまとまったか？」<br>「ええ、書類を用意しています。では皆さん、この書類を見てください。大宮店の顧客管理資料です」<br>　山本の言葉に反応して、全員が厚みのある書類からそれを探し出した。<br>「いつもながら書類がたくさんあるとやりづらいですね。まあそれはいいとして、顧客深耕には顧客情報の活用が必須です。それには個人知を共有する必要があります。成績優秀な営業やクレームの少ない工事現場は、顧客の情報をうまくつかんでいる傾向があると経験上思うのですが、その例がこの大宮店の顧客管理情報の資料です。サンプルとして持ってきました。全店舗がこういった取り組みを積極的に取り入れてくれればいいのですが、なかなかそうもいかず、全体の仕組みとして整理する必要がありますね」<br><br>「そこの結論はこの合宿で出さなあかんぞ」杉本が山本を見た。<br>「本来であれば、やるべきは業務フローの再整理ですよ。やり方のひとつとしては工事統合パッケージシステム導入になるのでしょうか。つぎはぎで拡大してきた業務は、非効率や不整合を生み出しています。彼らのレポートにも重大な問題として表現されています。しかし・・・」<br>「そんな大仕事、言うは簡単だが実行するのは至難の業だな」<br>情報システムに疎い杉本にも、事の困難さは容易に想像できた。<br>「そうなんです。ある意味、自分たちの過去の努力が全て泡となるようなものです。そんな内容を方針として掲げるのは、今はまだ無理があります」<br><br>「じゃあ、どうする？」床井が鋭い目で山本を見た。<br>「風土を作ってもらいましょう。彼らに」<br>「具体的には？」<br>床井の相槌は短い言葉で次を促すのが特徴だ。<br>「今はまだ、大々的に情報システムを導入して情報共有をしろ、というのはなじまないでしょうね。ですからそれに向けて小さな風土改革の積み重ねをしてもらうんですよ。つまり、将来に向けた土台を徐々に作ってもらいます。小さな変革の積み重ねと言ってもよいでしょう。そうですね。会議の仕方とか、コミュニケーションツールの導入とか、席の配置を自由にするだとか、そんなレベルの変化の積み重ねです。実はこれ、会社の現状を考える会の成果物の中にも書かれているんですけどね」<br><br>　名言や諺にもあるように、大きな変化は小さな成功の積み重ねでしか成しえない。シンプルだが大きな事を成し遂げた人こそ真に理解できる大切な教訓だ。<br>「まずは現場レベルの小さな変化を生み出してもらうのですが、そこはプロジェクトチームを作った後、何をするべきか考えてもらいましょう」<br>「お前にしては、中途半端な考えだな」<br>なぜか床井は笑っていた。山本が何を次に言うのかを知っているようだった。<br>「これから進もうとする若い奴らに、『レールも敷かない』でしたでしょうか。私の尊敬する誰かの言葉をお借りしました」<br>「お前、年の功だな。それじゃ駄目だって言えねーじゃねぇか」<br><br>&lt;山本さんは社長を乗せるのがうまいな&gt;<br><br>　話し出したらいつの間にかその場にいる者を引き込んでいくその話術に、野畑はただただ感心していた。<br>「よし、じゃあ飯にするか」<br>１日目の終了予定の１９時まではまだ３０分あった。本日最後のまとめとして、ホワイトボードにはこう書かれていた。<br><br>----------------------------------<br>○２００５年度　方針<br>・既存顧客からのリピート受注獲得と商圏シェア拡大<br>・付加価値提案の強化、施工品質の向上とアフターサービスの充実<br>・顧客情報の有効活用及びそのための本社機能整備<br>・これを確実に実施する新たな風土づくり<br><br>○数値目標<br>・売上目標９０億円回復（３年以内に１００億円回復）<br>・リフォーム拡大、売上割合４割<br>・黒字必達、営業利益率８％<br>----------------------------------<br><br>　夕食前のちょっとの間、旅館の庭で床井と杉本が旅館の浴衣のままでタバコを吸っていた。通りからこちらを覗いた人がいたとしたら、１００億円企業のトップ二人だと思うだろうか。年末の慰安旅行に来たその道の親分二人だと思われても仕方ない風貌だ。そこにスーツのままの秘書が間もなく夕食の時間だと呼びに来ると、３人並んだ様子は老舗旅館の風景の中でことさら怪しさを増していた。<br><br>「そこの店の団子うまいんだ」<br>「社長、あと１０分で夕食です」<br>「年を取るとなぁ、小さいことでも習慣になったことは必ずしておかないと落ち着かなくなるんだ。まだ君にはわからんだろうな。おい杉本、店閉まっちまうぞ」<br><br>　閉まりかけの商店に小走りで向かう二人。６０歳をとうに過ぎたはずだが、不思議と足取りは軽かった。庭で団子を頬張っていると、ちょうど最後の一個が口に消えた頃に、秘書がもう一度呼びに来た。<br>　１９時近くにもなると空はほとんど真っ暗になる。仲見世通りの商店の電気は程なくして全て消え、街灯がいくつかついているだけで人影は見えなくなった。静かな町の中で太陽リフォーム御一行の宴会は遅くまで続いた。<br><br>　翌朝、早く目覚めた床井は習慣に従って参道を散歩していた。辺津宮、中津宮と参詣し、山ふたつを越えて奥津宮まで４０分かかる。途中、昭和の面影が残るフードコートを過ぎると、通りの階段横の擁壁の上に黒猫がうずくまっていた。まだ寝ているのだろうか、「こいつ毎年ここにいるな」と思いながら、さらに先に進んだ。<br><br>　奥津宮の拝殿天井に描かれている八方睨みの亀を見上げた後、さらに奥へ進んで稚児ヶ淵に到着した。途中の自動販売機で買った缶コーヒーはもう熱くはなかったが、まだ少し残る温度を両手に感じながら岩棚に腰を下ろして休憩した。<br>　海はいい。自分の小ささを感じられる。ここで驕り、虚栄心、自負心、知らぬ間に身に着いたよけないものを捨てていくのだ。相模湾の先には富士山が見える。南を見れば伊豆大島が見える。近視眼的になっているかもしれない自分の目をリフレッシュする。<br><br>&lt;穂高岳で合宿というわけにはいかんからな。杉本も鳴海もついて来れんだろう。山本も線が細いから体力が持たんかな。野畑はいけるか。だが、ここもいい。もう１６年になるんだな・・・&gt;<br><br>「さて、冷えちまったな。朝食前にひと風呂浴びるか」<br>習慣とする行動をまたひとつ終えた。空になった缶コーヒーを持って来た道を戻るとき、ちょうど島の反対側から上る太陽が水面を銀色に染めていた。<br><br><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓ポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" title="中小企業診断士 ブログランキングへ"><img src="https://blog.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3910_1.gif" width="110" height="31" border="0"></a><br><a href="http://blog.with2.net/link.php?1829120:3910" style="font-size:12px;">中小企業診断士 ブログランキングへ</a><br><br><font color="#FF0000"><br><strong><font size="4">↓こっちもポチんと押して下さい。</font></strong></font><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fsamurai.blogmura.com%2Fshindanshi%2Fimg%2Fshindanshi88_31.gif" width="88" height="31" border="0" alt="にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ"></a><br><a href="http://samurai.blogmura.com/shindanshi/ranking.html" target="_blank">にほんブログ村</a><br><br>
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<pubDate>Fri, 01 Apr 2016 22:55:05 +0900</pubDate>
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