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<title>peko626のブログ</title>
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<title>夜をゆく電車</title>
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<![CDATA[ <p>夜だった。</p><p>私は電車に乗っている。</p><p>比較的すいた電車で座っている。</p><p>その電車は田舎を走っている。さらに田舎へいく電車。</p><p>私鉄というよりＪＲ、でも国鉄と言いたい雰囲気。</p><p>どこか、昔に行こうとしているんだ。</p><p>どこか、違うところに、行こうとしている。</p><p>お年寄りがいて、海があるところ。</p><p>子供のころ、おばあちゃんの家に行くようなイメージ。</p><br><p>電車の中はとても静か。みんな眠っていたり、うつむいていたり。</p><p>とても疲れている。</p><br><p>電車の窓はずっと暗い。ときどき、田んぼの中を車が通る。</p><p>車のライトは一本まっすぐの道を照らしている。</p><br><p>電車は駅についた。私は、階段を降りていく。</p><p>そこで、私を待ってくれている人がいる。</p><br><p>「ようこそ」と笑顔で迎えてくれる。</p><p>私はその人の家に行く。</p><p>古い民家、大きな家。蔵があるような家。</p><p>家の明かりはオレンジ。オレンジ色の家の中に、</p><p>人がいる。</p><p>私は安心している。とても深い安堵。</p><p>その家の人が、近所の浜辺を歩こうという。</p><p>静かな波と松林の浜辺を歩く。</p><p>その人と何か話しをする。</p><p>空は群青色。</p><br><p>翌日、よく晴れた日。</p><p>家の人の友達のお寺に行く。</p><p>お寺の人はお坊さんの格好をしていて、ほうきで掃いている。</p><p>お寺はとてもきれい。木造の廊下を歩いていると、</p><p>木の匂いがとても気持ちがいい。</p><p>お寺の石垣、木の匂い。なんだか懐かしい。</p><br><p>この町についてから、どこへいっても懐かしい。</p><p>ほっとしている。帰ってこれて、ほっとしている。</p><p>はじめてきたのに、何度も来ているところのようで。</p><p>ここは、私が帰ってくるところ。</p><br><p>実在しなくても私の心の中にある。</p><p>イメージ。</p><p>夜をいく電車。田舎に向かっている。そこにはお年寄りと海がある。</p><p>温かい家と人がいる。松林と浜辺がある。</p><p>友達の家はお寺。</p><p>この町に、私は帰る。電車にのって、帰る。</p>
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<pubDate>Wed, 22 Dec 2010 22:52:55 +0900</pubDate>
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