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<title>それを魔法と呼ぶのなら</title>
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<description>日本のロック、いわゆる邦楽ロックのCDレビューがメインコンテンツのブログ。</description>
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<title>噂と包帯男たち</title>
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<![CDATA[ 今日仕事帰りにタワレコに寄って、GRAPEVINE『真昼のストレンジランド』とThe Mirraz『We are the fuck'n World』を購入しました。どちらも本来は明日発売ですが、早く聴きたかったためフラゲというやつです。新譜を買うことってあんまりないので、このワクワク感も久々。<br>ある程度聴き込んでから、この2枚もレビューできたらと思っています！特に最近のGRAPEVINEはかなり聴き込まないとよくわからない、難解なものが多いので…。
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<pubDate>Tue, 18 Jan 2011 20:58:15 +0900</pubDate>
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<title>NUMBER GIRL『SAPPUKEI』</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13559233" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">SAPPUKEI/NUMBER GIRL<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F217R7AZB7KL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,500<br>Amazon.co.jp<br><br>NUMBER GIRL『SAPPUKEI』(2000)<br><br>#01.BRUTAL NUMBER GIRL<br>#02.ZEGEN VS UNDERCOVER<br>#03.SASU-YOU<br>#04.URBAN GUITAR SAYONARA<br>#05.ABSTRACT TRUTH<br>#06.TATTOOあり<br>#07.SAPPUKEI<br>#08.U-REI<br>#09.YARUSE NAKIOのBEAT<br>#10.TRAMPOLINE GIRL<br>#11.BRUTAL MAN<br><br>評価:★★★☆　(3.5/5点)<br><br>前回<a href="http://ameblo.jp/peperon1209/entry-10770541727.html" target="_blank">凛として時雨『just A moment』</a>を紹介した際に少しNUMBER GIRLについて触れたため、今回彼らのアルバムを一枚紹介しておきます。<br>NUMBER GIRLは1995年に結成された福岡出身のバンドで、2002年に惜しまれつつも解散しています。4人のメンバーは現在も音楽シーンで活躍するバンドで演奏したりプロデュースをしたりと何らかの形で精力的に音楽活動をしています。中でもバンドのフロントマン向井秀徳(現ZAZEN BOYS)の存在感は圧倒的です。垢抜けないルックスとは裏腹に、腹から絞り出すかのような絶叫やメロディに捉われない歌唱、またNUMBER GIRL後期~現在に至るまでの念仏のような歌唱スタイルは非常に独特で、初めて聴いたときはなんちゅうボーカルやと驚きました。また向井による歌詞も非常に独特で、向井節ともいえる独特な表現で、思春期男子や少女の切なくやるせない感情(初期)や冷たい都市に生きる孤独感や無関心への怒り(中期、後期)などをエモーショナルにえぐり出します。彼らは音楽関係者にもファンが多く、有名どころではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文は彼らの大ファンで、「NGS(NUMBER GIRL SYNDROME)」という曲まで作ってしまうほどです。また、椎名林檎とは出身地も近く交流があったようで、ギターの田渕ひさ子は椎名林檎のバンドに参加したことがあり、逆にZAZEN BOYSでは椎名林檎がボーカルとして参加している楽曲もあります。<br><br>彼らの音楽性としては初期と中期、後期に分けられると思います。初期はいわゆるオルタナ、特にPIXIESからの影響が強く、向井はPIXIESに似たボーカルスタイルを取り、曲調も似ているところがあります。エモ、パンク色も強く、かき鳴らし疾走するギターに感情的なボーカルが乗る、非常に勢いのあるものです。後期は向井の歌唱も念仏ラップスタイルが増え、音もメタリックでありながら和の要素が取り入れられるなど、大きな変化が生じます。今思えばこれらはZAZEN BOYSに繋がる正当な流れだったと思います。<br><br>そして今回紹介するアルバムは、ちょうど中期にあたる時期にリリースされたアルバムです。ギターの音が鋭さを伴ったまま少し硬質化しており、勢いが落ちたわけではなく、さらに音楽の幅が広がってきています。彼ら自身のオリジナリティも発揮されてきた、ちょうど油ののった時期のアルバムだと思います。<br>自己紹介と意志表明のような#01で始まり、「バリヤバイ」と絶叫する切ない#02へと続きます。タイトル通り突き刺すような鋭さを持つ#03の後は、#04,#05とちょうど音楽性の過渡期にあることを思わせる、浮遊感のある楽曲が続きます。#06はファンの間でも人気の高い名曲。#10も人気の高い楽曲ですが、個人的には特別好きな曲ということはありません。#11は8ビートで疾走するノリやすい曲。<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/gAdLL8SUSbE?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/gAdLL8SUSbE?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object><br><br>PVのため最初に語りが入っています。
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<pubDate>Tue, 18 Jan 2011 20:38:28 +0900</pubDate>
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<title>凛として時雨『just A moment』</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13530532" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">just A moment/凛として時雨<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51zKb7XNrTL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,800<br>Amazon.co.jp<br><br>凛として時雨『just A moment』(2009)<br><br>#01.ハカイヨノユメ<br>#02.Hysteric phase show<br>#03.Tremolo+A<br>#04.JPOP Xfile<br>#05.a 7days wonder<br>#06.a over die<br>#07.Telecastic fake show<br>#08.seacret cm<br>#09.moment A rhythm (short ver.)<br>#10.mib126<br><br>評価:★★★★★(5/5点)<br><br>凛として時雨は2002年結成の3ピースバンドです。彼らの音楽を一言で表すなら「冷たい激情」です。硬質でメタリックな音から高速アルペジオまでお手の物のギター、存在を力強く主張するベース、ときにブラストビートを用いるなどヘヴィメタルからの影響を感じるドラム、呟き叫び絡み合うハイトーン男女ツインボーカル。このように鋭く感情的でアグレッシヴでありながらも、常にどこか寂しさや虚しさ、無機質さを漂わせた彼らのサウンドは非常に魅力的です。どこかテクノのような機械的な感覚を覚える曲もあります。その無機質で冷たい感覚は、ギターボーカルのTKが書く詞によってさらに高まります。ほとんど「僕」と「君」しか現れず、儚げで刹那的なその詞世界は他に類を見ません。以前から唯一無二の存在感を放ちインディーズシーンでも非常に高い評価を受けていましたが、本アルバム『just A moment』でメジャーデビューを果たしました。<br>音楽的には全く違いますが、この鋭角サウンドに独特の詞世界から僕はNUMBER GIRLを思い出しました。向井秀徳のようなカリスマ性を、フロントマンであるTKも備えていると僕は感じます。またメンバーに女性がいるということもNUMBER GIRLを彷彿とさせる一因かもしれません。<br><br>アルバムの内容としては、実に凛として時雨らしい冷たく激しい曲と、妄想の世界に耽るかのようなスローテンポな曲が7:3程の割合で収録されたとてもバランスのよいアルバムで、彼らの入門盤としてぴったりな一枚だと思います。<br>#01,#02,#04と、彼らの十八番であるアップテンポで鋭く切ない曲が続き、その勢いと迫力に圧倒されます。間に挟まる#03はアコギのかき鳴らしが切なく突き刺さる良曲。#05はめちゃくちゃクールなベースリフで始まる曲で、個人的に好物です。#06のインストも、歌詞はなくとも彼らの曲を聴いたときに感じる孤独や寂寞感に溢れています。#07は知名度も高くカッコイイ名曲。僕はこの曲から凛として時雨に入りました。#8,#9,#10は彼らのスローナンバーを存分に楽しめます。#10の後半からの、音と感情の爆発は圧巻。<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/tQHM2dTQX8E?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/tQHM2dTQX8E?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object><br><br>実はこの記事に貼る為の動画を探す際に、動く彼らを初めて見たのですが、いやーめちゃくちゃカッコイイですね。
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<pubDate>Sun, 16 Jan 2011 21:26:32 +0900</pubDate>
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<title>INU『メシ喰うな!』</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13485511" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">メシ喰うな/INU<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41R3B3ZNB8L._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,000<br>Amazon.co.jp<br><br>INU『メシ喰うな!』(1981)<br><br>#01.フェイド・アウト  <br>#02.つるつるの壷  <br>#03.おっさんとおばはん  <br>#04.ダムダム弾  <br>#05.夢の中へ  <br>#06.メシ喰うな!  <br>#07.ライト・サイダーB(スカッと地獄)  <br>#08.インロウタキン  <br>#09.305  <br>#10.メリーゴーラウンド  <br>#11.気い狂て  <br><br>評価:★★★★　(4/5点)<br><br>INUは1979年にバンドのフロントマン町田町蔵によって結成されたパンクバンド。81年に表題のアルバム『メシ喰うな』を発表し、その後解散。後にライブアルバムが発売されるが、スタジオアルバムとして残されたのはこの1枚だけです。<br>詳しいバンドの来歴などはWikipedia等の方が詳しいと思うのでここでは割愛します。現在ボーカルの町田町蔵は町田康と名前を変え、作家として活躍しています。2000年には芥川賞を受賞するなど、多才な奇才であるといえるでしょう。<br><br>アルバム発売当時町田はまだ19歳であったことは、非常に驚くべきことです（ジャケットの写真は当時の町田）。作詞はすべて町田が担当しており、彼らがパンクバンドとされるひとつの所以でもある、社会や政治への不満や思想が多く練り込まれています。彼はジャケットの写真のような鋭い目線で世界を見据え、それを一見意味不明でありながらもなぜか耳に残るフレーズに絡めて、攻撃的に歌います。攻撃的、とは言ってもがなったり叫んだりするわけではなく、まるで狂人の呟きのように実に奇妙なボーカルスタイルをとり、それがまた独特の世界を作り上げています。演奏に関しても、パンクと聞いて想像するような3コードで疾走するようなわかりやすいものではなく、アバンギャルドなギターが印象的な、かっちりとしながらも不穏な印象のあるものです。しかし、前述の分かりやすくない、という言葉とは矛盾するかもしれませんが、楽曲自体はポップでむしろ聴きやすくもあります。言葉では説明しがたい独特の雰囲気を持ったアルバムです。このようなアルバムを若干19歳の若者が、しかも現代とは違いまだそれほど多種多様な音楽が出現していないこの時代に作り上げることはなかなかなし得ないことだと思います。<br><br>印象的なギターフレーズで幕を開ける#01は2分弱の曲ですが、まるでリスナーへ堕落した日々や思考停止への危機感を喚起するかのような一曲です。続く#02,#03と歌詞は一筋縄ではいかないながらもアップテンポで聴きやすい曲が続きます。#04は現代では使用が禁止されている銃弾の名称をタイトルにした曲で、ひたすら続く同じリフの繰り返しに町田の語りとも呟きとも取れぬボーカルが乗る。「ダムダムー弾」と繰り返されるコーラスも不気味。#05はタイトル通り夢の中にいるような浮遊感、酩酊感に溢れる曲。#06のタイトル曲はアルバム中最も怒りに溢れ、町田自身の苦悩があけすけに表現された、衝撃的な一曲。不穏な演奏に恐怖すら感じる町田のボーカルが唯一無二の雰囲気を作り出しています。#07,#08,は歌詞の意味は到底理解できません、が曲調は何故か明るいです。#09,#10,#11とまた町田の主張が散りばめられた曲が続きます、アルバム通して怒りと憂いと嘲りに満ちた、怪作ながらも大傑作であると思います。<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/nkmpkqSevTc?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/nkmpkqSevTc?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object>
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<pubDate>Thu, 13 Jan 2011 23:02:35 +0900</pubDate>
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<title>椿屋四重奏『深紅なる肖像』</title>
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<![CDATA[ 今回紹介するのは、ちょうど本日1/11付で解散を発表した椿屋四重奏のアルバムです。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13453536" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">深紅なる肖像/椿屋四重奏<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F310CE6Q9K5L._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,205<br>Amazon.co.jp<br><br>椿屋四重奏『深紅なる肖像』(2004)<br><br>#01.ぬけがら  <br>#02.終列車  <br>#03.成れの果て  <br>#04.硝子玉  <br>#05.春雨よ  <br>#06.道づれ  <br>#07.空中分解  <br>#08.小春日和  <br>#09.一刹那  <br>#10.嵐が丘  <br><br>評価:★★★★☆(4.5/5点)<br><br>椿屋四重奏は2000年宮城県仙台にて結成された「和」を強く意識したロックバンド。当初のメンバーは3人で、その後正式にギターが加入するがしばらくして脱退、近年はサポートメンバーとしてギターとキーボードを加えた5人の編成となっていました。<br>初期は歌詞や曲調にも和の要素を多く取り入れ、タイトルも日本語で統一された、艶やかで鋭いロックを鳴らしていたが、メジャーデビュー後はタイトルや歌詞にもカタカナや英語が増え、サウンドもそこまで和の要素を押し出したものではなくなっていました。しかしその色っぽさ、艶やかさは常に健在でした。「いばらのみち」「マテリアル」などは最近ドラマの主題歌にもなっていたので、聴いたことがある方も多いかもしれません。<br>今回の解散の発表には僕もすごく驚きました。近いうちにこのブログでも彼らの紹介をしたいと思っていたので…。それがバンドが活動を終えてしまった後になってしまったのは悲しいですが、この機会に彼らの中で最も和の要素が光っていたと思われる、このアルバムを紹介したいと思います。<br><br>アルバム『深紅なる肖像』は、フルアルバムとしては彼らの1stアルバムに当たります。ボーカルの中田裕二の顔面ドアップなジャケットには少し閉口しますが、内容はまさに和とロックが見事に融合した名盤です。近年のアルバムよりも荒削りなのは確かですが、その分バンドサウンドとしては荒々しさが残っていて、中田のボーカルも近年ほど歌が上手いわけではないものの、心の突き刺さるような鋭さを持っています。またこのころの彼らの楽曲には独特の変拍子がよく使われており、その部分を聴くとすぐに彼らの曲であるとわかるオリジナリティがありました。<br><br>オープニングナンバー#01はボッサのようなリズムを奏でるギターに、中田の独特のボーカルが乗る、短いですが哀愁溢れる素晴らしい曲です。そしてそこから雪崩れ込むように轟くベースリフで始まる#02は、激しさと切なさが入り混じった、ドラマチックな展開のある名曲です。僕はこのアルバムで1,2を争うほどこの曲が好きです。続く#03も刻むギターが印象的な、鋭さを感じる初期の彼らの代表曲です。そして#04はスカっぽい裏のリズムで跳ねるギターに乗せて、女言葉で終わった恋の切なさを熱っぽく艶やかに歌い上げる色っぽい名曲。このアルバムは#01~#04までの流れが素晴らしく、一聴して「当たり」だと感じさせてくれるアルバムです。以降も#06,#07などの激しい和風ロックが続き、#08ではこのころの彼らの曲には珍しい、爽やかな純愛を歌う曲が明るい気分にさせてくれます。<br>このアルバムは、聴くと明治時代にタイムスリップしてその時代に生きる恋人たちのさまざまな恋愛を垣間見たかのような、懐かしくもやるせなく、切ない気持ちにさせてくれる一枚です。彼らの詞には以降も報われない愛や一夜限りの愛、不倫などを思わせる歌詞が多く、その歌詞が和を取り入れた楽曲と合わさることでとても情緒深い、妖艶な魅力を醸し出します。<br>殊に彼らの和風ロックという一面を存分に楽しみたいなら、本アルバムはそれにぴったりだと思います。<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/zCDYYyVb6Yc?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/zCDYYyVb6Yc?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object>
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<pubDate>Tue, 11 Jan 2011 19:39:45 +0900</pubDate>
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<title>The Mirraz『TOP OF THE FUCK’N WORLD』</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13424085" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">TOP OF THE FUCK’N WORLD/The Mirraz<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41LjdCGqfhL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,400<br>Amazon.co.jp<br><br>The Mirraz『TOP OF THE FUCK’N WORLD』(2010)<br><br>#01.TOP OF THE FUCK'N WORLD<br>#02.サーチアンドデスとロイとグローリアとアレとソレとコレと<br>#03.Let's go DISCO、そしていつもキスを<br>#04.ハッピーアイスクリーム<br>#05.医学的に言うと全部オッケー病という病名<br>#06.ふぁっきゅー<br>#07.君の料理(レシピNo.2027)<br>#08.完全犯罪の方法<br>#09.Make Some Noizeeeeeeeeeeee!!!!<br>#10.ただいま、おかえり<br>#11.ハイウェイ☆スター(仮)<br>#12.いつまでたってもイスタンブール<br>#13.オーライオーライ<br>#14.グッバイ...エイジ・ダテ<br><br>評価:★★★★☆(4.5/5点)<br><br>The Mirrazは2006年結成の、ただいま人気急上昇中のインディーズバンド。僕も調べて初めて知ったのですが、現在正式なメンバーはボーカルとドラムの2人だけで、ギターとベースにサポートメンバーを加えた4人で活動しています。『TOP OF THE FUCK'N WORLD』は、彼らの3rdアルバムにあたります。<br><br>The Mirrazを特徴づけるのはなんといってもその歌詞です。彼らはまるでラップか読経かという勢いでリズムに歌詞を詰め込み、畳みかけます。そしてその歌詞ひとつひとつが決して陳腐なものでなく、心に突き刺さります。<br>彼らの詞には「くだらない世界」と「そこに生きる僕たち」というスタンスがあり、このスタンスはこれまでほぼ変わることなく、彼らの詞世界を支配しています。世界のくだらなさとそこで生きることの生きにくさ、そして時に素晴らしさを赤裸々に歌う彼らには、現代社会に生きるロック好きならきっと多くの人が共感し、爽快感を覚えるでしょう。<br>また彼らの歌詞は等身大の若者らしさがにじみ出ていて親近感が湧きます。どういうことかと言うと、「ドラゴンボール」「ワンピース」なんていう単語が歌詞にぽんぽん出てきたり、曲タイトルにも「さまようよろい」や「エイジ・ダテ」など若者ならついニヤリとしてしまう漫画やゲームの単語が使われています。さらに、彼らの歌詞は悲観的でないため、曲は聴き終えたときになぜか希望が残ります。これらのことが彼らに唯一無二のオリジナリティを確立させているのだと、僕は思います。<br><br>彼らのサウンドにも言及すると、初期はArctic Monkeysのパクリであると話題になり、また本人たちもそれを堂々と認めています。即ちベースとなるのは乾いたシンプルな、それでいてダンサブルなロックです。最近の作品ではArctic Monkeysスタイルからは少しずつ脱却してきていますが、ニューレイヴの影響下にある、踊れるリズムは今でも健在です。<br><br>アルバムの紹介に入ります。<br>「このクソくだらない世界で生きていく」というこのアルバム、ひいては彼ら自身のスタンスを表明するかのような#01で幕を開ける本アルバムは、#02,#05,#13など、この世界自体やそこで生きていく中で誰もが抱える不満や悩みを、若者の視点で鋭くアップテンポに風刺する曲に満ちています。#04のように自問自答の末に答えらしきものに辿り着くといった、悩める若者が時に思索の迷宮に迷い込む様をそのまま歌にしたかのような曲もあります。青臭さもありますが、それだけでなくありのままの心情を吐露するようなその内容には心打たれるものがあります。<br>そして彼らのもう一つの得意技である、愛しい人との時間を歌った楽曲#07,#10などは、くだらない世界における唯一の救いが表現されており、恥ずかしくもありますが幸せな気持ちにさせてくれます。<br>そして、本アルバム最大のキラーチューンは#06です。激しい演奏に乗せて、マシンガンのように紡ぎだされる挑発的で刺激的な歌詞には圧倒されます。とにかく一度聴いてみてください、スカッとすること間違いなしです！<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/0Ezo2WwX5C4?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/0Ezo2WwX5C4?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object>
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<pubDate>Sun, 09 Jan 2011 21:02:18 +0900</pubDate>
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<title>八十八ヶ所巡礼『八＋八』</title>
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<![CDATA[ <a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13406004" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">八+八/八十八ヶ所巡礼<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51aoZUTtVSL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,000<br>Amazon.co.jp<br><br>八十八ヶ所巡礼『八＋八』(2010)<br><br>#01.具現化中<br>#02.日本<br>#03.仏滅トリシュナー <br>#04.女々しい女<br>#05.浮世デェト <br>#06.八十八発<br>#07.親孝行<br>#08.BUTT'S TRIP BAR <br>#09.愛ハ三文字 <br>#10.女性問題ト賭ケゴルフ<br>#11.ohenro3<br>#12.9.17<br>#13.脳ハ寝テナイ<br>#14.太陽ヲ盗ンダ男<br>#15.殺風景グローバルグルーヴ<br>#16.オノボリサン2006<br><br>評価:★★★★★(5/5点)<br><br>八十八ヶ所巡礼は2006年に東京で結成された3ピースバンド。この『八＋八』がフルアルバムとしては初の作品で、前半8曲がアルバム本編、後半8曲がこれまでのシングルやミニアルバムから抜粋された曲たちで構成されたベスト盤的な構成となっています。8曲と8曲から構成されているため『八＋八（はちたすはち）』というタイトルなのでしょう。ちなみにこのある意味笑撃的なジャケットのイラストは、彼らのイメージキャラクターのようです。<br><br>さて、彼らのサウンドはオフィシャルサイトなどではプログレッシブ、サイケなどと紹介されていますが、僕はそれらのジャンルよりもむしろメタルやファンクからの影響を色濃く感じました。ギターは時に印象的なリフを鳴らし、時にスラッシーに刻み、時にギターソロを奏で、ベースは非常に目立ち、ブリブリと唸り動き回ります。また、彼らは歌詞にも特徴があり、一癖も二癖もある言葉を耳馴染みのよい形でリズムに乗せるため、何を言っているかわからなくとも耳にすんなりと入って来ます。非常に聴いていて気持ちよく、耳よりも身体に馴染む音楽です。<br><br>アルバム通してクオリティの高い楽曲が揃っているため、だれる部分もあまりありません。前半8曲は特にバラエティに富んでいて、捨て曲なしと言えます。後半8曲は過去の楽曲たちということで、さすがに後の楽曲になればなるほど荒削り感は否めませんが、それゆえ近作との作風の変化もこの一枚で感じることができます。また、近作のほうが出来がいいということは今後に大いに期待できるという意味で、僕にとっては非常に嬉しいことです。最初の1枚は名盤だけどそこから尻すぼみ的に作品のクオリティが下がっていく、もしくは路線変更してしまうバンドが数多くいることを普段から嘆いているため、どんどんカッコイイアルバムを作ってくれるバンドを日々探し求めているのです。<br><br>話がそれましたが最後にアルバムの楽曲紹介を。<br>#3は繰り返される機械的なベースリフに機械的な声が重なる、近未来的な名曲。けどタイトルは仏滅。#4は「メメメメメメメ…」と畳みかけるような歌詞が印象的。#6はバンド名にもある「八十八」という語を冠した曲で、テンションが高くカッコイイ曲です。#8ではスラッシュメタルを思わせる怒涛の刻みを聴かせてくれます。#10は曲へのボーカルの乗り方が非常に僕好みでカッコイイ、ベースも動きまくっててたまりません。しかし何よりこのアルバムを初めて聴いたときに一番衝撃だったのが#2です。なんといっても歌詞がすごい。現代日本の政治批判、若者批判そのものの歌詞は、さしずめ現代版エレファントカシマシの「ガストロンジャー」といった趣で、めちゃくちゃ痺れます。と同時に政治への無関心や愛国心のなさに警鐘を鳴らされ、ギクリとする面もあり。日ごろから社会や世の中に対して不満を抱えている人は一聴の価値あり。<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/c7apuNjIRe0?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/c7apuNjIRe0?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object>
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<pubDate>Sat, 08 Jan 2011 20:17:15 +0900</pubDate>
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<title>GRAPEVINE『Lifetime』</title>
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<![CDATA[ 皆さんこんばんは。今日は僕が邦楽ロックを聴くきっかけになったアルバムを紹介したいと思います。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13340781" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">Lifetime/GRAPEVINE<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F316M42DKCDL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥3,059<br>Amazon.co.jp<br><br>GRAPEVINE『Lifetime』(1999)<br>   <br>#01.いけすかない<br>#02.スロウ   <br>#03.SUN   <br>#04.光について   <br>#05.RUBBERGIRL   <br>#06.Lifework   <br>#07.25   <br>#08.青い魚    <br>#09.RUGGERGIRL No.8   <br>#10.白日 <br>#11.大人(NOBODY NOBODY)    <br>#12.望みの彼方    <br>#13.HOPE(軽め)  <br><br>評価:★★★★★(5/5点)<br><br>GRAPEVINEは現在、メンバー3人＋サポートメンバー2人で主に活動中の、大阪にて結成されたバンドです。何を隠そう、僕が一番大好きなのがこのGRAPEVINEというバンドで、その魅力はどこにあるのかというと、とても語りつくせないのですが、やはりその掴みどころのなさにあるのではないかと思います。<br>メンバーそれぞれが作曲を担当するのですが、それぞれの引き出しの豊富さが半端じゃない。特にギターボーカルの田中和将の音楽、文学に対する造詣の深さは並々ならぬものがあり、それら自分の好きなものを自分なりに噛み砕いて消化し、自分の想いを乗せた楽曲の世界観は、ちょっとやそっとじゃ理解しきれません。だから彼らの楽曲はいくら聴いていても飽きがこず、いつも新たな発見があります。<br><br>このアルバム『Lifetime』ですが、彼らの2ndフルアルバムとなります。今からもう10年以上も前の作品ですが、僕が彼らとこの作品に出会ったのは高校1年生の時ですから、今から7年ほど前のことです。<br>それまで一端のJ-POP少年だった僕が、ラジオで偶然彼らの楽曲を聴き、なぜか無性に心を惹きつけられました。そこで近所のレンタルCD屋さんに足を運び、とりあえず目に付いたこのアルバムを借りてきて、聴きました。<br>正直言って最初はよくわかりませんでした、ねちっこいニャーニャー声のボーカルに、ひねくれた（この頃はまだ素直な方ですが）バンドサウンド。当時は歌メロを追うことしかできなかった僕は、それでもわからないなりに何度もこのアルバムを聴きました。<br>そうするうちに「何だかいいぞ、これ」という感覚が芽生え始めました。それから何となくずるずると彼らの他のアルバムも集めては聴き、ついに全てのアルバムを集め終えた頃には、すっかり彼らのファンになっていました。恐るべき中毒性です。<br><br>えー、思い出話ばかりが長くなってしまうので、そろそろCDレビューに移りたいと思います。<br>彼らのサウンドを言葉で表すのは難しいのですが、このアルバムでは若さゆえの不安定さや憂い、切なさがよく表現されています。今でこそ大御所ロックバンドといった出で立ちの彼らですが、当時はまだ若かった。その秘めたる思いを彼らお得意の文学的表現を用いた歌詞と、哀愁と湿り気を帯びたバンドサウンドで表現したら、こんな名盤ができました。そんなアルバムだと思います。<br><br>捨て曲が見当たらないため、全曲紹介していきたいぐらいですがさすがに長くなりすぎるためピンポイントで少し紹介。#02,#04はシングルとしても発売されそれなりのセールスを記録した曲。どちらも哀愁溢れる名曲で、僕はこのアルバムの中でこの2曲が特に大好きです。#01や#10では熱のこもった骨太なバンドサウンドを聴かせてくれ、#08のカバー曲、#11のカントリー調の曲などは彼らの音楽的な造詣の深さを感じさせてくれます。#12も切ない名曲で、ファンの間でとても人気の高い曲です。<br>彼らは実に多彩な楽曲を作るのですが、このアルバムはそれらの曲がバランスよく収録されていてGRAPEVINE入門にはぴったりの1枚だと思います。また近年の彼らはさらにさまざまな種類の楽曲を作り、詞世界も変化しています。近年のアルバムと初期のアルバム、それぞれに違った良さがありますので、また近年のアルバムも追って紹介していきたいと思います。<br><br>今回は思い入れが強いため思い出話中心のレビューになってしまいましたが、もし興味を持ってくれた方がいましたら、是非このアルバムを聴いてみてください。<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Un9yc9JL3d4?fs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/Un9yc9JL3d4?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object>
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<pubDate>Tue, 04 Jan 2011 23:04:08 +0900</pubDate>
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<title>嘘つきバービー『問題のセカンド』</title>
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<![CDATA[ 皆さん、新年明けましておめでとうございます！<br>2011年もまたカッコいい音楽にたくさん出会える一年になるといいなーと思います。<br>さて、記念すべきレビュー一発目で紹介するのはこちら。<br><br><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13295376" alt0="BlogAffiliate" target="_blank" rel="nofollow">問題のセカンド/嘘つきバービー<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F514N16NeAhL._SL160_.jpg" border="0"></a><br>￥2,300<br>Amazon.co.jp<br><br>嘘つきバービー『問題のセカンド』(2008)<br><br>#01.スナック「おおぬか」<br>#02.虫こない<br>#03.どろろどっきんぐ<br>#04.絶景かな絶景かな<br>#05.裏次郎<br>#06.表太郎<br>#07.アマミとニガミ<br>#08.ふえるの魔法<br>#09.ますますの恐怖<br>#10.やわらかヘンリー<br>#11.オシャレなクランケ<br><br>評価:★★★★★(5/5点)<br><br>嘘つきバービーは2002年に長崎にて結成された3ピースバンドで、巷では彼らのサウンドは昭和歌謡ロックなどと言われています。また、似ているバンドとしてよくゆらゆら帝国が引き合いに出されます。<br>この『問題のセカンド』は、セカンドという名を冠しているにも関わらず、フルアルバムとしては1stアルバムとなります。彼らはこのアルバムの前に1stミニアルバム『子供の含みぐせ(タワーレコード限定販売)』(2007)2ndミニアルバム『増えた1もグル』(2008)をリリースしていますが、僕が最初に聴いたのがこの『問題のセカンド』でした。<br><br>一聴して思ったのが、彼らはイロモノ的な扱いを受けていますが、ギターリフなど随所に正統派ロック、特にガレージロック等の影響が見られることです。変わった音楽が聴きたい方には少し物足りないかもしれませんが、ロック好きには胸を張ってオススメできる作品だと思います。素直にリズムに乗れます。<br>また童話的であったり超現実的であったりする歌詞の世界観やボーカルの歌い回しなど、確かにゆらゆら帝国を彷彿とさせる部分もありますが、音楽的にはそんなに似ていないように思います。ゆらゆら帝国はもっとサイケ色が強く、良くも悪くもとっつきにくいイメージがありますから。<br><br>このアルバムはだれる部分が少なく、最初から最後まで通して聴いて楽しめる作品だと思います。その中でもハイライトとなるのは、キャッチーでありつつも勢いがあり、とにかくリフがカッコいい#02,#03,#10でしょうか。この3曲は知名度もそれなりに高いみたいです。またアルバム唯一ともいえるスローナンバー#8も、少し不気味な雰囲気ではありますがぬるっとすんなり耳に入ってきます。<br>このバンド、アルバムは最近僕のお気に入りで、12月からずっとヘビロテしてます。皆さんもぜひ嘘つきバービーワールドを体験してみてください！<br><br><object width="400" height="300"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Ey9bmJfPt2Yfs=1&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="https://www.youtube.com/v/Ey9bmJfPt2Y?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="400" height="300"></object>
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<pubDate>Sat, 01 Jan 2011 22:45:00 +0900</pubDate>
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<title>はじめまして</title>
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<![CDATA[ <p><font size="2">皆さんはじめまして！ぺぺろんと申します。こんな年の瀬にアメブロを始めることになりました。</font></p><p><font size="2">このブログでは、邦楽ロックのCDレビューを書いていきたいと思っています。</font></p><p><font size="2">レビューというほど大それたものではなく、僕の好きなCDをオススメしたり、新しく聴いたCDの感想などを気軽に書いていくつもりです。読んだ方にそのCDを聴いてみたいと思っていただければ幸いです。</font></p><p><font size="2">せっかくブログを開設したとので、とりあえず挨拶がてら記事を書いてみました。</font></p><p><font size="2">これからよろしくお願いします！</font></p>
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<pubDate>Wed, 29 Dec 2010 21:27:23 +0900</pubDate>
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