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<title>霧島こころのブログ</title>
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<description>執筆活動の成果など色々と…照</description>
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<title>「極上☆HONEY vol.2」の感想文を書きました。</title>
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<![CDATA[ <article>「極上☆HONEY vol.2」<br><font color="#f00">★★★</font>☆☆<br><br>「極上☆HONEY vol.2」の感想文を書きました。<br><div style="width:90px; height:auto; margin: 0 auto; position:relative;"><a href="https://api.dokusho-ojikan.jp/reader.html?cid=75630"><img src="https://fbook.dokusho-ojikan.jp/thumbnail/75630.jpg" width="90" style="margin:0;"><img src="https://dokusho-ojikan.jp/img/common/btn-readmore-01.png" width="40" alt="続きを見る" style="margin:0;position:absolute;bottom:-3px;right:0;"></a></div><br><br>無料マガジン「極上☆HONEY」第２弾！！　カラダ契約に近親愛…カゲキ背徳ラブストーリーが満載！！(提供：<a href="https://dokusho-ojikan.jp/">読書のお時間です</a>)</article>
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<pubDate>Sun, 25 Jan 2015 18:59:25 +0900</pubDate>
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<title>第八話</title>
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<![CDATA[ 皆様、遅まきながらあけましておめでとうございます✨<br>ずいぶんと間があいてしまいましたが正月も過ぎ、やっと落ち着いたので続きを載せたいと思います！<br><br>…………………<br><br>第八話<br><br>驚いたことに紀子ちゃんが身を引くのは早かった。<br>「由香里ちゃんは男の子が苦手なのかな⁇笑 無理させるのは私も嫌だから三人デートは諦める～笑笑 その代わり二人で行くときは楽しもうね♡」<br>あら、こんなに簡単に諦めていいのかな⁇ やっぱり紀子ちゃんがなに考えてるのかわからん…<br><br>「由ー香里っ♪」<br>テンション高く私を呼んだのは真希だ。<br>「今ね～藤崎くんからLINE来たの！私と藤崎くんが好きなアニメの試写会みたいのがあるんだけど一緒に行かないかってーー」<br>「おーよかったじゃん！それ絶対真希に好意持ってるよ～」<br>「だよねだよね⁈うわーどうしよ、何着て行こうかなぁ～♪」<br>青春真っ只中だなぁ…思わず空気を胸いっぱいに吸いながらしみじみと思う。嫌なことも楽しいことも全て、この時期に起こるのは青春の1ページなんだ。<br>ちょっと感動。<br><br>そんな時。<br>「おー由香里じゃん、やほ～」<br>…彩芽。<br>いつものように前原瞳と木村桜子を連れて彩芽がやってきた。<br>彩芽にはまだ空太くんと付き合ってること、知らせてない…ていうか知られたらどういうことになるか！！<br>「や、やほ～…」<br>微妙な笑みを浮かべて返事をすると、鋭い彼女はすぐ怪訝な顔をした。<br>「ん⁇なんかあったの⁇」<br>「ななな、何もないよ！」<br>つい声が大きくなってしまう。ますます彩芽が訝しそうに私を見たとき、<br>「由香里。」<br>よりによって空太くんがやってきた…由香里って名前で呼んじゃって、一体どういうつもりなのこの人は！！<br>「由香里⁇え、なんなの⁇」<br>案の定、彩芽は顔色を変えた。<br>すると空太くんはなんでもないことのように言ってのけた。<br>「まだ聞いてなかったのか⁇俺、由香里と付き合ってるから。」<br>ええええーーっと声をあげたのは前原瞳と木村桜子だった。彩芽は声も出ない有様だ。それでもプルプル震えながらなんとか声を絞り出した。<br>「い、いつから付き合ってるの…⁇」<br>「昨日俺が告ったばかりだ。まだ２日目。」<br>そんな彩芽に対して淡々と答える空太くん。私は彩芽の顔を見ることができない。<br>「本当にもう、私のこと嫌いになっちゃったの⁇」<br>「嫌いじゃないよ。関わりたくないだけだ。」<br>「それ嫌われるよりも辛いよ空太…」<br>「だからなんだ⁇この場で由香里と別れろっていうのか⁇好きでもないのに好きって言ってもらいたいの⁇それとも俺が独り身で入れば、それで満足⁇」<br>畳み掛けるように空太くんが問う。<br>その口調からいつもの優しさは感じられない。自然と足が震えてくる。<br>「も…いやっ！」<br>次の瞬間、彩芽が身を翻した。<br>「彩芽！」<br>瞳と桜子が後を追う。去り際、瞳が振り返って私を睨みつけた。<br>「彩芽が空太くんを好きなの知ってて付き合うなんて最低だよ！由香里って友達より男取る人だったんだ！」<br>一言一言が矢のように私の心をえぐる。胸が詰まってごめんねも言えなかった。<br>「由香里…」<br>空太くんがそっと私を呼んだ。<br>「あんなの、気にするなよ。一時的なものだからそのうち忘れる…」<br>「何が目的なの⁇」<br>遮るように言って、空太くんを睨んだ。<br>「私を頼りにしてくれてる友達をあんな目に合わせてなんて私頼んでないよ！それでなくても彼女、辛いのを耐えて頑張ってたのにこんなことするなんてちょっとおかしいんじゃないの⁈」<br>空太くんの透き通るような瞳がじっと私を捉えている。怯むような気配は感じられない。<br>本当、何を考えてるんだろう。<br>…まさか<br>「空太くん…また紀子ちゃんに何か言われた⁇騙されたりとかしてないよね⁇」<br>ビクッとしたように肩を震わせて空太くんがうつむく。<br>「何も言われてないよ…全部俺一人で考えたことだ。」<br>「なんでこんなことしたの⁇」<br>私が大好きな空太くんを問い詰めてる。こんなはずじゃなかった。今日は付き合い始めて２日目。なんでいきなりこういう雰囲気にならなきゃいけないの…<br>「あいつにきっぱり諦めて欲しかったんだ。お前のいないところで言い合うよりお前がいた方があいつにも嘘じゃないことが伝わるだろうしな…でも由香里がそういう風に感じるとは思ってなかった。ごめん…」<br>大きい体を縮めるようにして空太くんが謝る。<br>そっか…これは空太くんなりの愛情表現ってワケか。<br>「私のためにしてくれたつもりだったんだよね⁇なら…ありがとうって言うべきだね。ありがとう空太くん。」<br>わざと明るい声を出すと、空太くんの顔がやっとほころんだ。<br><br>「如月くんてちょっと子供っぽいところがあるんだな～…」<br>休み時間、真希がニヤニヤしながら言った。<br>「あの場にいたから全て見させて頂いたけど、イケメン、クールなだけじゃないんじゃん。それもあの人のいいところだよ由香里♡」<br><br>…少し暗い顔をしてる私の気持ちを盛り上げてくれてる。<br>それが付き合って２日目嫌な思いをしてしまった私にとってとてもありがたかった。<br><br>………………<br><br>読んでくれてありがとうございます✨<br>そして今年もよろsheepお願いします🐏
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<pubDate>Tue, 13 Jan 2015 20:09:00 +0900</pubDate>
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<title>第七話</title>
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<![CDATA[ お久しぶりです！<br>アクセス数0か…と思いきや、毎日確認してくださってる方もおられるようで。<br>本当にありがとうございます✨<br><br>………………<br><br>第七話<br><br>顔を強張らせつつ、LINEを送る。<br>「元気だよ！いきなりどうしたの⁇」<br>当たり障りのないメッセージを送る。すると、すぐに既読がついた。<br>「いや…今度一緒に遊びたいなって思って照」<br>照を使うとか紀子ちゃんらしい…<br>「いいね！どこ行く～⁇」<br>「原宿に行かない⁇新しくクレープ屋さん出来たんだけど、そこすごく美味しいんだよ☆」<br>「原宿行きたーい！中2以来行ってないし♡」<br>「あとね、お兄ちゃんも連れてっていいかなぁ⁇」<br>へ⁇お兄ちゃんってあの美男子、恭介さん⁇<br>「な、なんで恭介さんも⁈」<br>「原宿に用があるらしいの。ついでについてこない⁇って誘ったらいいよって！」<br>…仲良し兄妹なのね…うちに比べたら大違い。<br>「いいよ～\(//∇//)\ ただ、仲良しだからと言ってカップルみたいにイチャつかれるのは困るからね⁇爆笑」<br>ふざけて送ってみる。すると。<br>「イチャつかないよ笑 ていうか、由香里ちゃんとお兄ちゃんがイチャついて欲しいくらいだし！」<br>…⁇<br><br>ちょっとまて！これどういうこと⁈私と恭介さんがイチャつくって…付き合うってこと⁈紀子ちゃんは私と恭介さんをくっつけようとしてるわけ⁈<br>「まさか！」<br>思わず声が出る。<br>すると丁度あおいが先生の質問に答えていたところだったらしい。<br>「え、答え間違ってる⁇わたし」<br>あおいの怪訝な顔に慌てて答える。<br>「あ、いや私の勘違い。ごめんね」<br>「あーこいつ携帯いじってやがるぜ」<br>…隣の佐久間くんがにやにやする。<br>それを聞いて前の席の藤崎くんも振り返る。<br>「えー松井そういうタイプだったのか！」<br>「違うわ！大事な話だし！」<br>二人をジロリと睨みつけ、再び携帯と向き合う。<br><br>「いやー…私には恭介さんはもったいないよ～恭介さんはもっと美人さんがお似合いだよ♡」<br>「そうかな⁇ お兄ちゃん、由香里ちゃんが今まで出会った子の中で一番可愛いかもって言ってたよ♡」<br>「嘘だーー紀子ちゃん冗談キツイぞ笑笑」<br>「本気だよー笑 だからちゃんと話してみて⁇ 多分如月くんよりもカッコいいよ爆笑」<br><br>…読めた。<br>紀子ちゃんはまだ空太くんに未練があって、私が空太くんと付き合うのを避けるため恭介さんを勧めてるんだ。<br>はぁ～やっぱり女は怖いよ。<br>「んー私は空太くんの方がカッコいいと思うよ⁇なにせ二人の女の子が奪い合うくらいですから笑」<br>…ちょっと意地悪な気持ちも含め、送った。<br>「でもお兄ちゃんはクラスの半分の女子に告白されたんだって。すごくない⁇」<br>それはすごい…まぁM校の能力だしあの美顔だしなぁ<br>「さすがだね」<br>「ね、だから一度お兄ちゃんとちゃんと話してみない⁇」<br>困る！と絶叫したいのを堪える。<br>それに、今空太くんと付き合ってるなんて言って刺激したらどんなことになるか知れたもんじゃない。<br>…仕方ないから照れた感じのスタンプを押して、後は未読無視することにした。<br>後で授業中だったって謝ろう…<br><br>休み時間。<br>「由香里！なんで授業中いきなりLINEしなくなっちゃったの⁇」<br>絵梨がやって来た。<br>「あー、LINEゲームのトムトムがチャンスタイムだったからさぁ～そっち優先しちゃった、めんごっ！」<br>「ったく由香里ほんとトムトム好きだよね～」<br>「極めてるからね！甘くみるな⁇」<br>「なんか神々しいんですけどー！」<br>「由香里」<br><br>…その時、真希に呼ばれた。<br>「ん⁇なーに真希～」<br>「ちょっといい⁇」<br>この真希はなんか変だ。顔がいつもみたいに笑ってない。むしろ怒ってるように見える。<br>「どうしたの…⁇」<br>恐る恐る聞いて、はっとした。<br>もしかして…空太くんと付き合ってることがばれた⁈<br>それで、いの一番に教えてくれなかった私に腹を立ててる⁈<br>うわぁどうしよう！<br>「由香里、私由香里に話したいことがあるんだ。好きな人のことで。」<br>…ますます悪い想像が掻き立てられる。<br>なぬ⁈もしや真希も空太くんが好きで、私がその空太くんと付き合ってることを知って怒ってるのか⁈<br>「ご、ごめん真希、私がちゃんとしてなくて…」<br>思わず口走ると、真希は一層顔を厳しくした。<br>「確かにちゃんとして欲しいよ、好きなのか、嫌いなのか。今のままじゃ大好きに見えるんだけど私には。ちゃんと好きだって言ってくれれば私諦めるから、今言ってくれないかな⁇」<br>…こうなったら覚悟を決めるしかない。<br>「…うん。真希のいうとおり、大好きだよ。私たち昨日から付き合い始めたんだよ。」<br>きっぱりとした私の声に、真希は大きなため息をついた。<br>「前から仲良かったのが気になってたけどやっぱりね…私も一生懸命話しかけてたのに。」<br>え、空太くんと真希が話してるところ見たことない。さては私がいない時にこっそり会話してたのか！<br>「へー。でも彼と真希が話してるとこ見たことないや、なんかごめんね…」<br>すると真希は変な顔をした。<br>「由香里の目の前でも結構話してたじゃん。音楽の時間とかも特に。」<br>ん⁇音楽の時間⁇音楽の席は空太くんとは遠くなっている。<br>…ちょっと待て。<br>「真希…あのさ、今誰の話してる⁇」<br>「は⁇…藤崎くんでしょ、なにとぼけてんのよ」<br><br>「真希ーーーーー！」<br>次の瞬間、私は叫びながら爆笑していた。<br>「ごめん、全く違う話かと思ってた！あ、そっか、藤崎くんかぁ！心配しないでよ～私藤崎くんとはなんにもないからさぁ！」<br>真希の表情がくたくたと崩れる。<br>「なんだよ～違うのかい～もう、びっくりさせないでよね～」<br>「なんで私と藤崎くんが好き合ってるって思ったの⁇」<br>真希の顔が赤く染まった。<br>「だって今日の音楽の時間、私と会話してたのにいきなり振り返って由香里に話しかけてたじゃん。」<br>『えー松井、そんなタイプだったのか！』<br>という藤崎くんの声が蘇ってくる。<br>え、あれだけでこんなに嫉妬して真剣に悩んだの⁈<br>どんだけ純真なんだよ…<br>「気にしすぎ！あんなんただのからかいに過ぎないじゃん！」<br>「そっかぁ…よかったぁ～」<br>赤くなって本当に嬉しそうにため息なんかついている。<br>「なになに～どこが好きなの⁇初耳だぞ！」<br>気まずい雰囲気を変えようとふざけた声を出す。<br>「へへへっ。藤崎くんは私がこの高校に入って初めて話した人なの。クラスの場所がわかんなくてうろうろしてたら彼もたまたま同じ場所で迷っててさ、一緒に行ったんだ！」<br>「へーえ、運命の出会いみたいじゃーん♡」<br>「で、そういえば…由香里はなんなの⁇付き合ってるって言ったよね、え、誰と⁈」<br><br>…思い出したように興奮し始める真希。<br>こうなったら仕方ない…覚悟キメるか。<br>「き、如月…空太くんとだよ。」<br>「えええマジで⁈あの人結構人気あるよ⁈いつあんな爽やか好青年を射止めたんだよぉ～」<br>「やーなんか…やっぱり初めて話した男子なんだよね…」<br>私の言葉に真希の顔がパアッと明るくなる。<br>「初めて話した人って、男子も結構気にするってことかな⁇てことは、私も藤崎くんに好印象持ってもらえてるかな～♡」<br>「そうなんじゃない⁇きっと付き合えるよ！」<br>そう言って真希を安心させる。<br><br>良かった良かった、一件落着。<br><br>さて、紀子ちゃんからLINEは来てるのかな…⁇<br><br>……………<br><br>急いで作ったのでまとまりの無い感じですいません汗<br>クリスマスも近いですね。<br>クリぼっちだけど、精一杯楽しみます！<br>あぁ…空太がいればなぁ笑<br>
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<pubDate>Wed, 10 Dec 2014 12:37:00 +0900</pubDate>
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<title>第六話</title>
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<![CDATA[ 毎回コメント頂けるようになり、嬉しい次第です♡<br>だけどコメントやいいね！くれる方のブログが見れないことが多々あり…アメンバーにもなれず…色々不自由してます泣<br>そんなこんなですが、霧島こころのブログをよろしくお願いします♡<br><br>………………<br><br>第六話<br><br>「わ、私が⁈」<br>彩芽ちゃん…星野彩芽ちゃんに詰め寄られて私は焦っていた。<br>「なんで私が巻き込まれなきゃならないのよ～」<br>「紀子と仲良い子なかなか見つけられなくて困ってたから丁度いいんだよ、空太とも仲良いんでしょ⁇」<br>つり目をさらに釣り上げて彩芽ちゃんが威嚇する。背が低いので、じっと見ているとわがままな子猫のようだ。<br><br>彩芽ちゃんは中3の終わり、自分から卑怯な手を使って空太くんを奪った紀子ちゃんを許せない。空太くんも騙されたと気づかずに紀子ちゃんと春休みの間付き合い、高校入学直前に彩芽ちゃんの友達から真実を聞かされ、別れた。<br>彩芽ちゃんは許せないから呼び出したいのだけど、多分紀子ちゃんは自分の言うことは聞かないと思うから紀子ちゃんと仲良い私に、彼女を呼び出すよう頼まれたところ。<br>それにしても…<br>「あの～…その卑怯な手とは、どんな感じで⁇」<br>恐る恐る聞くと彩芽ちゃんは顔を歪めた。<br><br>「あいつはもともと病弱なの。それは本当で、小学校の頃から体育は休みがちだったし、中学でも体育祭中に頑張りすぎて倒れたこともあった。それが中学卒業が近づくにつれて酷くなってきたみたいで薬の量とか半端じゃなかったし保健室から出てこなかったりした。」<br>静かで大人しい子だとは思ってたけど、まさかそこまで病弱だったとは…<br>「それで卒業式一週間くらい前、空太と中2のときから付き合ってる私に紀子が泣きながら打ち明けてきたんだ。＜私はもう長くない。医者に、もって一年だって言われた。残り生きている間後悔したくないから言うけど、私は小学校の頃から如月くんが好きだったの。彩芽に一生のお願いがあるんだけど、私が生きてる間でいいから、如月くんと付き合わせて欲しい。＞って。紀子と空太はもともとお母さん同士仲良いから空太が紀子を嫌いなわけないし、残り一年しか生きられないなんて可哀想だったから、私はいいよって言ったの。そしたら紀子は＜私が残り一年ってことを如月くんに知られたくないから、お願いだから彩芽から振ってくれない⁇＞って頼んできた。でもそしたら紀子がいなくなった後に私が空太と付き合えなくなっちゃうじゃんって言ったら、遺言書残していくから、その時に全てを如月くんに教えられるから大丈夫って言われたの。」<br>す、すごい策士というか…そんなデタラメよく考えるなぁ紀子ちゃん。<br>「色々不安な点はあったけど、紀子が時間がないって急かすから、私は空太を振った。」<br>…そう言った時、彩芽ちゃんのつり目の端からつぅ…と涙がこぼれた。<br>「好きだったのに振るのはとても辛かったよ…空太は寂しそうに、分かったって頷いてくれたけど、どんだけ本当のことを言いたかったか。結局紀子と別れた後、空太は戻ってきてくれなかった。なんでかは分からない…」<br><br>私は決心してLINEを開いた。<br>紀子ちゃんのことは尊敬してるし好きだけど、そういうことをして人を泣かせるなんて許せない。<br>紀子ちゃんを呼び出したついでに、空太くんも呼び出した。<br>「空太と面と向かって話すのは…私が別れ話した以来かな…」<br>彩芽ちゃんの悲しそうな微笑みが今も忘れられないくらい可哀想なものだった。<br><br>10分後。<br>「松井～用ってなんだよ⁇」<br>「由香里ちゃん、どうしたの⁇」<br>二人はほとんど同時にやってきて、揃ってギョッとした表情になった。<br>「紀子…！！！」<br>悲しみが薄れ、憎しみに満ち溢れたのか、彩芽ちゃんの眼光が燃えるように明るくなる。<br>「彩芽…」<br>驚いたように彩芽ちゃんを見た空太くんが私に目を移した。わざと見ないふりをする。<br>「由香里ちゃん…これどういうことなの⁇ウソついたの⁇」<br>「どっちがウソついてんだよ、ふざけんな‼︎‼︎」<br>私が答えるより先に彩芽ちゃんが叫ぶ。<br>紀子ちゃんは口を閉じて俯いた。<br>「彩芽、よせよ…なんでこんなことするんだよ、俺は忘れたいから会いたくなかったのに。」<br>空太くんが咎めるように彩芽ちゃんを睨む。彩芽ちゃんが空太くんを睨み返した。<br>「空太は黙っててよ、私がこいつにしっかり謝らせてやるんだから。私だけじゃなく、空太にも謝らせるんだよ！」<br>「彩芽…」<br>紀子ちゃんの目が濡れたように光る。<br>「もうあんたの涙なんか通用しないからね⁈その涙に騙されて私がどんなに惨めな思いしたか分かってんの‼︎‼︎」<br>再び彩芽ちゃんが叫ぶ。…紀子ちゃんは淡い微笑を見せた。<br>「まぁ怒るよね。分かってる。私は最低な女だよ、彩芽。彩芽から如月くんの何もかも奪った最低最悪な女だよ…」<br>「やめろ！！！もう喋んな！！」<br>今度は空太くんが叫ぶ。いや…叫ぶというより、悲痛な悲鳴の方があってる気がする。<br>彩芽ちゃんは驚いて叫ぶのも忘れて空太くんを見ている。私ももちろん見つめてしまった。…唯一紀子ちゃんは例の淡い微笑を見せ続けている。<br>「なに、どういうこと、空太…」<br>わなわなと震える彩芽ちゃん。<br>空太くんは答えない。<br>紀子ちゃんも黙った。<br><br>…長い沈黙の後、空太くんは絞り出すように言った。<br>「俺はもう忘れたいんだよ。お前のことも、北見のことも。高校に入って全てやり直そうと思ってたのになんでわざわざお互い傷口開くようなことすんだよ…」<br>確かに空太くんにとっては思い出したくもないことだろう。彼女と別れさせられたあげく、騙されてることも知らずにラブラブしてたんだ。<br>なのにその一番会いたくない二人に会っちゃったんだもんね…<br>「なんで私まで忘れたいの⁈私はまだ空太が好きだよ！もう嫌いなの⁇」<br>彩芽ちゃんが泣き出した。<br>「嫌いじゃない。けど会いたくないんだ。俺が辛いんだよ。」<br>「私だって辛いよ！好きなのに空太を振ったんだよ⁇これからは支え合って生きていきたいのに！」<br>「マジでやめてくれ…これ以上言われると俺、彩芽のこと嫌いになる。」<br>「意味わかんないよ空太～…」<br>彩芽ちゃんは本格的に泣き出し、空太くんはくるりと背を向けた。<br>「無理。俺ここにはいたくない。彩芽も北見ももう俺に話しかけんなよ」<br>「分かってるよ…」<br>紀子ちゃんが小さく言った。<br>「なんで…なんで空太…」<br>彩芽ちゃんは、号泣。<br>私は取り残されてしまった。<br><br>「…彩芽ちゃん、もう行こう⁇」<br>しばらく経ってそっと彩芽ちゃんに声をかけた。<br>「空太の…馬鹿。大っ嫌い…大っ嫌いなんだからっ…」<br>彩芽ちゃんは小さく空太くんを罵っていた。じゃないと心が折れちゃうんだと思う。私は堪らなくなって彩芽ちゃんの肩を支えた。<br>「行こう⁇」<br>「待ってよ。」<br>…紀子ちゃんに呼び止められた。<br>恐る恐る振り向くと、その顔は意外と涼やかで、めちゃくちゃ怒ってるようには見えない。<br>「ごめんね、私のせいで巻き込んじゃって。」<br>紀子ちゃんはそれだけいって、ぺこりと頭を下げると…去っていった。<br><br>「由香里…由香里って呼んでもいい⁇」<br>クラスについて少し落ち着くと、いきなりそんなことを言う。<br>「え、急に…全然いいけど！」<br>「ありがとう。由香里も彩芽って呼んでいいから。これからこんな私だけど仲良くしてくれる⁇」<br>あんな可哀想なところを見せられていやと言うはずがない。<br>「もちろんだよ！」<br>途端につり目が垂れるくらい、彩芽ちゃんの顔がほころんだ。<br>「良かった～ありがと。もう私も諦めるよ。あんなこと言われた後に付き合おうとは思わないしさ…」<br>彩芽ちゃんはそう言って一人でふふっと微笑んだ。<br><br>それから私は彩芽ちゃんとももちろん仲良くなり、なぜか空太くんとも急激に仲良くなっていった。<br>そして一ヶ月後、空太くんに私は告白された。<br><br>勝手な考えかもしれないけど、これで空太くんが彩芽ちゃんや紀子ちゃんを忘れられれば良いし、彩芽ちゃんもきっぱり空太くんを諦められれば良いと思う。<br><br>事はいい方に行ってる…と思ってるところへ紀子ちゃんからのLINE。<br>「元気にしてる⁇」って…<br><br>どういうつもりなんだろう…<br><br>………………<br><br>全国の紀子ちゃんを敵に回すようなことをしてしまいました、すいません！<br>だけど、ほんのちょっとだけ言うと、この内容、実話に基づいています…<br>フィクションの混じった私小説です笑<br>こんなことあったんだな～と暖かな目で読んで頂けると幸いです♡
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<pubDate>Fri, 28 Nov 2014 19:31:00 +0900</pubDate>
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<title>第五話</title>
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<![CDATA[ 何日か日が空きましたが、試験も落ち着いたので載せます！<br>読んでくださってる方、いつもありがとうございます✨<br><br>…………<br><br>第五話<br><br>空太くんに告白された次の日。<br>バス停を見ると、手を振ってる女の子が待っていた。<br>「おはよー！」<br>私はバス停で珠理奈に声をかけた。<br>珠理奈なら誰よりも祝福してくれるはずだから。<br>まずは笑顔で誰かにこのことを報告したかった。<br>「おはぁ～由香里、ニヤニヤしてるけどいいことでもあったん⁇」<br>携帯をいじりながら珠理奈が言う。<br>私はドキドキしながら告げた。<br>「あのね、珠理奈、実はね…如月…空太くんと付き合うことになったの！」<br>その瞬間珠理奈ががばあッと顔をあげる。<br>「え、え⁈⁈空太って、如月⁈例の目が魅力的な黒傘男子⁈」<br>「そうそう～！昨日告白されたんだよぉ～！！」<br>「マジでぇ⁈良かったじゃん由香里ーーー！なになに、どんな風に⁈」<br>きゃあきゃあと予想通りの盛り上がりよう。一緒に盛り上がっていると、だんだん付き合ってるんだという自覚が出てきて胸がきゅんと切なくなった。<br>私も珠理奈と同じ、今日からリア充かぁ～笑<br><br>学校に着く。<br>最初に目についたのは、いつも通り男子と楽しそうに盛り上がってる空太くん。<br>…っ！<br>顔みただけで自分でもびっくりするくらい身体中が火照った。<br>どうしよう、これでお喋りとかしたら心臓止まっちゃうかも…！<br>「由香里～おはよ～」<br>真希がやってきた。<br>「真希！おはよう～」<br>「ん⁇なんか由香里、いつもと違う⁇なんかあったの⁇」<br>…私そんなに付き合うと分かりやすいのかなぁ…<br>さっきも珠理奈にニヤニヤしてるって言われたし…<br>「えーと…後で話すよ！」<br>「なんだよーー」<br>「由香里、如月と付き合い始めたんしょ⁇」<br>席についてほっと息をついてると、不意に耳元で囁かれた。<br>…篠田聡美。<br>女子バド部一年の中で一番強い。<br>聡美とはあまり話さない中だから、ちょっと驚きだ。<br>「なな、なんで知ってるの⁇」<br>「私、空太の相談乗ってたんだよ。好きな人いるんだけどどうしようってさ。まさか由香里だとは思わなかったなぁ～」<br>ころころと楽しそうに笑う聡美。<br>へえっ知らなかった。<br>「空太は今超緊張してるっぽいから、しっかりコミュニケーションとってやってね！」<br>…。<br>保護者みたいな言い方が気に食わないと感じるのは私だけ⁇<br>付き合いたてなのに嫉妬とかバカみたい。ほっとこ…<br><br>「おーい如月～ちょっと来て～」<br>「じゃあここの部分、如月くん～読んでください。」<br>如月、如月と呼ばれるたびに私までピクンと反応する。授業中いつも彼に見られてる気がする。<br>付き合うってだけでこんなに気になっちゃうとは思わなかった…<br>空太くん、好きな食べ物ってなに⁇空太くん、今日ね、学校くるときに可愛い子猫に会ったんだよ。<br>いつもみたいに話しかけたいのに話しかけられない。胸がつまったようになって声が出てこなくなっちゃうの。<br>こんな気持ち知られたら引かれちゃうかなぁ。でも本当なの。<br>空太くんはどう思ってるのかな⁇<br><br>音楽の授業中。<br>私は音楽が得意なので目の前で音符の説明をされ始めるとさっさと携帯を取り出した。<br>今日はあおいと絵莉から反応があった。恋バナは避け、中学の頃の思い出などで盛り上がっていると、ブブッとバイブ音が鳴り、新たにLINEが来た。<br><br>「由香里、今日部活終わったら一緒に帰ろう！」<br><br>…空太くんからだった。<br>思わず携帯を落としそうになる。<br>「え、でも皆にばれちゃうよ⁇」<br>「俺は構わないよ⁇由香里が嫌なら人気のない所で待ち合わせようか⁇」<br>「…そうして欲しいなぁ（≧ ≦）」<br>まだ付き合ってること真希とかあおいとか絵莉にも伝えてないし…<br>初日くらいは冷やかされずに二人で帰りたい。<br>再びあおいと絵莉との会話が弾み始め、由香里の胸のサイズは～。と冷やかされたので軽いスタ爆してやってたら再び新たにLINEが来た。<br><br>「由香里ちゃん、久しぶり。元気にしてる⁇」<br><br>…今度は紀子ちゃんからだった。<br>その途端に噴水のように思い出される記憶。<br><br>そう、私はバスで彼女に会ったあとも一度この高校で会っている。<br>星野彩芽と空太くんも加えた四人で…<br><br>……………<br><br>初々しい付き合いたての由香里ちゃんとよく似た経験のある方もいるのではないでしょうか⁇笑<br><br>ではまた！<br>コメント、いいね！よろしくお願いします✨<br>
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<pubDate>Thu, 27 Nov 2014 13:30:00 +0900</pubDate>
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<title>第四話</title>
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<![CDATA[ アクセス数もどんどん増え、いいね！も押して下さる方が出てきてます！嬉しい！<br><br>嬉しくてほとんど毎日書いてるけど、執筆が追いつかない…試験も近いし…<br>投稿するの遅れたらごめんなさい！<br><br>…………………<br><br>第四話<br><br>「…松井さん…松井さん⁇」<br>名前を呼ばれ、ふと顔を上げる。<br>クラス中が私を突き刺さるような目でみている気がした。<br>「大丈夫⁇」<br>国語の教師の梅村雪菜先生が心配そうに教卓から言ってくる。<br>「P165の21行目の文、要約して欲しいのだけれど。」<br>「あ、はい…」<br>ノートに目を落とすが、9行目から何も書かれていない。<br>「すいません…ノートとれてないです。」<br>私の声に重症、と誰かがつぶやいた。私は今の今まで空太くんとお喋りしてたはずだ。あれおかしいな、なんで斜め前の席はガラ空きになってるんだろう。<br>「由香里！しっかりしてよ！」<br>真希が小声で叫ぶ。<br>「ごめんごめん、空太くんと喋ってて…」<br>「由香里…」<br>悲しそうな真希の顔。<br>私はまだ空太くんの死を受け入れられていない。<br>受け入れることに体が拒絶反応をおこしているんだ。<br><br>一ヶ月前、空太くんは突然死んだ。<br>付き合い始めて半年のことだった。<br>告白したのは空太くんから。<br><br>あの日もこんな寒い冬の日だったっけ…<br><br>「松井～まだ自習してんの⁇」<br>放課後の六時過ぎ、教室に残っている私に如月くんはそう聞いてきた。<br>「あ、うん。次の試験は落とせないからね！」<br>「へぇ真面目だなぁ。けどお前冬大っ嫌いだって前に言ってなかった⁇早く帰んないと試験受ける前に風邪引くぞ～」<br>「大丈夫だよ笑ありがとね～心配してくれて」<br>「俺はもう帰るよ⁇」<br>それを聞いて私は無意識に振り返り、如月くんの顔をみた。<br>如月くんは最初から私の顔をみていたのか、視線があう。<br>必要以上に胸がドキドキする。<br>「…そっか。お疲れ様！」<br>そういって前に向き直ると、<br>「あー雨降ってる。」<br>いきなり如月くんはつぶやいた。<br>え⁈と私は再び勢いよく振り返った。<br>「予報では夜までもつって言ってたのに！傘忘れたーー」<br>「あはは、バーカ。雨に打たれたら百パー風邪引くな～」<br>…如月くんの笑い声はいつ聞いても爽やかな響きを持っていて和む。つい黙っていると如月くんがさらにくくくっと含み笑いした。<br>「冗談冗談、俺そこまで女子に対して鬼じゃねーよ！俺なんかとで良ければ相合傘してやるけど⁇お前ん家の前通るし。」<br>そういって黒い大きな傘を肩にしょってみせた。<br>…入学式の日に私が如月くんと初めて喋るきっかけとなった黒い傘。<br>「えーでも悪いよ…大丈夫だし！」<br>否定してくれることを期待して遠慮する。私って嫌な女だなぁ。<br>「レディーファーストが俺のモットーなの！気にしなくていいよ、風邪引くよりはクラスメイトの男子の傘の中に大人しく入った方がいいんじゃね⁇」<br>如月くんのその言葉にふっ…と笑って答えてしまう。<br>「そうだね。」<br><br>「意外と小さいんだね笑」<br>会話が弾む中、お互いに片方の肩を雨に晒しているのに気づいて私が笑った。<br>「だな！俺一人だと余裕だし、弟とも一緒に入れるのにな～」<br>「あ、弟さんいるんだ…如月くんに似て優しくて爽やかなんだろうね」<br>独り言のようにつぶやく。<br>「え、それ俺のこと優しくて爽やかって思ってるってこと⁇」<br>あ、失言！！！<br>如月くんの顔を見ると、期待に満ちた少年のような顔をしている。<br>そして優しくて爽やかなのは…確かだ。<br>「うん…」<br>言った途端に顔がハンパなく熱くなった。俯いていると、やけにしんみりした声で<br>「嬉しいな…」<br>と如月くんが言った。その声にドキリと鼓動が高鳴る。<br>優しげで、なんか寂しげで、少し湿った感じの声。<br>「だけど弟が俺に似ているかはまだわかんないよ⁇なんてったって3歳だからさ」<br>「3歳って…年離れすぎっ！お、お母さんおいくつなの⁈」<br>声の調子が、元に戻った。<br>「えーとね、今年34かな」<br>「えぇ⁈てことは、如月くんを18歳で生んだってこと⁈ヤンママだー」<br>しかし如月くんは微笑した。<br>「…俺を生んだ母さんは離婚してどっか行っちゃったんだよ」<br><br>…沈黙。<br>傷口に触れちゃった。<br>傘にあたる雨の音が異様に大きく聞こえる。<br>これで唯一仲良く話せる如月くんにも嫌われちゃったかな…⁇<br>「俺、時々思うんだよ。」<br>ふいに如月くんが言う。<br>「世界に、お母さんのいない子は何人いるのかってさ」<br>…いきなりどうしたんだろう。<br>「病気で亡くしたり、交通事故にあったり、自分を生んだ時に亡くなったお母さんもいる。それに毎日苦しめられる子たちよりは、俺は全然マシなんじゃないかと思う。」<br>え…<br>「俺の母さんは、容姿が綺麗なだけの人だった。父さんが愛想尽かしたのも分かるんだ。これで父さんの方が浮気とかして母さんと離婚してたら、俺は母さんを忘れられないと思うけどな。」<br>ほ、と如月くんはため息をついた。<br>「覚えておく必要がないだけ、俺は全然いい方なはずなんだよ」<br><br>自分に言い聞かせてる気がする。生みのお母さんがいないのは本当は寂しくて悲しいことなんじゃないのかな。無理して、自分なりに納得させようとしてるだけなんじゃないのかな…。<br>「私には…お父さんもお母さんもいるから気休めにしか聞こえないだろうけど」<br>如月くんの視線を感じる。<br>「私なら…思い出は大事にしたいかな。全てが悪いお母さんじゃないもん。私を苦労して生んでくれ、愛してくれたはずだもんね。だから、どんなお母さんでも忘れなくていいんだよ。」<br><br>…また沈黙。<br>「ごめんね！偉そうなこと言って！や、中学の時同じような悩み持った友達がいて、その子が立ち直った理由を聞いたらそう言ってたからさぁ…ホントごめんなさいっっ」<br>そう早口で言ってそっと如月くんの顔を見ると、如月くんの目が赤くなってるような気がした。<br>「…⁇如月くん⁇」<br>「うわ、俺かっこ悪いな」<br>慌てたように如月くんが顔を背け、静かに言った。<br>「忘れなくていいって…初めて言われた。」<br>「え…」<br>「松井には俺の本当の気持ち沢山話せる気がするよ」<br>私の好きな、優しくて爽やかな笑顔で如月くんが振り返る。…赤面。<br>「い…いやいやっ私なんて～他にも沢山話聞いてくれる人いるし…」<br>「松井じゃないとやだ。」<br>…なにこのいきなりなワガママ坊やぶりは。<br>呆れたようにため息をつくと、ふふっと如月くんが笑う。<br>「そのためにはまず…松井には常にそばにいてもらわなきゃいけないよな。」<br><br>…三度目の沈黙。<br>「は⁇それどういうこと⁈」<br>言葉を理解して思わず叫ぶ。<br>如月くんに今度は、あははっと声に出して笑われる。<br>「モテそうなのに意外とこういうのに鈍感なんだな、松井って。」<br>なになになになになになになにっっ<br>「も…モテないから鈍感だしっ」<br>「またそんなこと言って～俺知ってるんだからね、松井が中学の時10人くらいから告白されたの。」<br>…それ言ったやつ今度シバかなければならない。<br>「えーと、修正するね、それの二分の一。」<br>「五人⁈十分モテてんじゃん～」<br>また、あははっと笑われる。<br>この笑い声は反則だわ…なんか勢いを削がれてしまう。<br>「でも…これからは他の男子が松井に構うところをあまり見たくないな。」<br>はぁ⁈なに言い出すの。<br>「それって…」<br><br>「俺、松井が好きだ。」<br><br>「松井と居るとすごく楽しいし、さっきからなぜかドキドキしてた。」<br><br>「他の男子が同じ気持ちになるのは嫌だ。…松井を俺の彼女にしたい。ずっと側にいて欲しい。」<br><br>「俺ももちろん、松井を守るから。」<br><br>…五回目分くらいの沈黙が訪れる。<br>非現実的な言葉が頭の上に降ってくる。これはなに⁇<br>こくはく…コクハク…告白ぅ⁈⁈<br><br>「え、わ、私⁈なんで⁈なんで⁈」<br>「言ったじゃん！好きだから。」<br><br>そうまっすぐ見つめて告られる。<br>魅力的な大きな目。<br>この目に毎日私が大切な人として映る…<br>幸せすぎるよ。答えは、一つ。<br><br>「私で…よければ。」<br><br>この瞬間、私は空太くんの彼女になったんだね。<br><br>「良かったーーこんなにカッコイイセリフ言っといて振られたら俺最高にかっこ悪いやつじゃん！」<br>如月くんが傘をくるくる回しながら大げさに笑う。<br>私といえば、まだドキドキしてた。<br>「ねぇ、告白恥ずかしくなかった⁇」<br>如月くんが傘を落としかけ、私の頭にガツンとぶつかった。<br>「あーごめん‼︎そ、そりゃ恥ずかしかったよ～けど。」<br>そこで如月くんが口元を手で抑えた。<br>「なんか不思議と…堂々と言えた気がする。自分に正直に言ったってことだな！」<br>「如月くんに告白されるなんて、考えもしなかったからびっくりしたよー」<br>赤い顔で笑いかけると、如月くんの目がいたずらに光った。<br>「もう俺の彼女なんだから、名前で呼ばないと罰ゲームね！」<br>「えっ…！」<br><br>「由香里。」<br><br>いきなり名前を呼ばれた時のなんとも言えない気持ちは一生忘れないだろう。<br>嬉しくて、心地よくて、恥ずかしくて、ちょっとよそよそしいような…<br><br>「ほら、一人で照れてないで由香里も俺のこと呼んでよ！」<br>恥ずかしさを紛らわすように如月くんが言う。<br>恥ずかしいけど、超絶恥ずかしいけど、言います。好きだから。<br><br>「く、空太くん。」<br><br>こうして沢山の試練を背負ったカップルが成立した。<br><br>………………<br><br>いかがでしたか⁇照<br>ピュアな告白シーン、やっぱお気に入りです！<br>早すぎっと友達に言われたのですが、まーこういう展開にしたかったから仕方ない。笑<br>コメントもお待ちしてます！<br>見てくれてありがとうございました～<br>
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<link>https://ameblo.jp/piano1528/entry-11955842518.html</link>
<pubDate>Sun, 23 Nov 2014 10:33:00 +0900</pubDate>
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<title>第三話</title>
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<![CDATA[ 毎度アクセスして下さる方、ありがとうございます♡<br>では早速三話に進みたいと思います！<br><br>………………<br><br>第三話<br> <br>高校生LIFEは思ってたよりも開放感と解放感があった。<br>まず、スカートがひざ下じゃないのに驚き、シュシュとかアクセとかつけても怒られないのに驚いた。<br>「中学に比べて女子力アップしたね 、由香里♡」<br>とお世辞かなんか知らないけど、そう珠理奈にも言われるようになった。本当は髪も染めたいけど、お母さんに激怒されるからやめとこ…<br><br>クラスの子とも少しずつ話せるようになった。一番に話したのは、箕浦真希。出席番号が近いのもあったけど、とても気さくでひょうきんな子で気があった。<br>「おっはー由香里～」<br>「おはよー真希～」<br>「昨日のNステ見た⁇」<br>「みたみた！超やベー！」<br>授業中も真希や、西木桜子、一条あおい、瀬川絵莉たちとこっそりLINEで盛り上がった。<br>放課後は、バドミントンに勤しみ、そこで仲良くなった朝日レミや近藤朋香と夜Macに行く。<br>勉強以外は、充実した毎日が続いた。<br><br>「松井！」<br>ある日の放課後、バドミントンをするため体育館に行こうとしていたら誰かに呼び止められた。<br>…如月空太。紀子ちゃんの彼氏であろう人物。思ってたより面白い人で、クラスのムードメーカー的な存在だ。そしてなんと同じバド部で、一年の中ではズバ抜けて強い。<br>「なに～如月くん。もう部室行かなきゃいけないんだけど！」<br>「わりいわりい。今日さ、部活行けないって部長に言っといてくれない⁇」<br>如月が部活休むなんて珍しい。<br>「はいはい了解！サボるらしいですって言っとくね～」<br>「…お前マジでいいそうだから怖い。ホント女子かよ…」<br>「んん～⁇なんか言ったぁ⁇」<br>「なんでもないっす、じゃあよろしくなー」<br>なんかムカついたので、つい口を滑らしてしまった。<br>「もしかして紀子ちゃんと放課後デート⁇ 羨ましいな～リア充は」<br><br>…如月くんの顔から笑いが消える。<br>え⁇隠してたのかな⁇やばいどうしよ…<br>「そんなの誰が言ってた⁇」<br>まっすぐ見つめられて問われた。<br>ただでさえ目力強いから顔が自然と火照ってしまう。<br>「や、私が勝手に推測しただけなんだけど…」<br>「俺が紀子と付き合うなんてありえないから。」<br>「…」<br>ただならぬ殺気。紀子って名前で呼んでる時点で普通の関係ではなさそうだ。<br>「紀子ちゃんと、なにかあったの⁇」<br>恐る恐る聞くと、相手はふぃ…っと顔を背けた。<br>「松井には関係ないだろ。」<br><br>空気が重くなったので慌てて笑う。<br>「分かった分かった、別に根掘り葉ほり聞こうと思ってないから！とりま、先輩には如月くんがサボりますって伝えておくねぇ～」<br>「ガチでやめろよ⁈男バドの部長がどんだけ怖いか分かってんのか！」<br>「え、言うわけないでしょーー騙されちゃって！もしかして本当にサボりだから焦ってるとか…⁇笑」<br>「違うって、家の用事！勘違いすんなよな～」<br>「はいはい、じゃあね～」<br>そして部室へ向かうべく、駆け出した。<br><br>部室は薄暗くて汚くて臭い。けど、そんな雰囲気が伝統ある部活って感じがして私は好きだ。<br>夕方で手元はすでにぼんやりしてるが、散らばったシャトルをよけつつ、ラケットやシューズを担ぐ。<br><br>その時だった。<br>バタン、と部室の扉が閉まる音。<br>夕日が遮られ、部室内はさらに暗さを増した。<br>「えっ…」<br>慌てて開けようと手を伸ばすと、人の体に触れた。<br>思わず飛び退く。<br>「あんたさ、7組の人⁇」<br>よく通る、女子にしては低めな声。<br>カシャッと声の後ろから音がしたということは、他にも何人か連れているに違いない。<br>…暴力…！<br>私が愛読している「バッテリー」という本の主人公は夜の部室で襲われ、大怪我した。<br>まさか、まさかそんなことが…！<br>「聞いてる⁇如月空太と同じクラスかって聞いてんの。」<br>如月くん…⁇なんでそこで彼の名前がでてくるの。<br>「そ、そうだよ、7組の松井だよ…」<br>震える声で答える。鼻を鳴らす音。<br>「ふーんやっぱね。あんたさっき如月と喋ってたでしょ。」<br>シャトルがすきま風でコロコロ…と転がってきた。<br>「それがなに⁇」<br>「紀子って単語が聞こえたから来たんだよ。」<br>は⁇<br>なに、紀子ちゃんてそんなに有名なの⁇<br>「だからなんだっていうの⁇」<br>「あんた、あの子と仲良いワケ⁇」<br>「仲良いっていうか…塾が一緒だっただけだよ！」<br>… 一瞬沈黙したようだ。<br>「中学であいつとつるんでたわけじゃないんだ⁇」<br>「中学違うもん！」<br>段々と恐怖が薄れ、代わりに怒りがこみ上げて来た。<br>「ていうかなんなの、いきなりきて脅迫みたいなのしてさ、先生に言いつけようか⁇」<br>すると、キィ…とドアがあき、前にいる人の姿が写しだされた。<br>知らない顔だ。<br>「本当ごめん、勘違いだった。私は星野彩芽、このおさげが前原瞳、このポニテが木村桜子。六組だよ。あの子とは同じ中学で復讐してやりたいことがあるんだよね…」<br>…なにいってんだこの人<br>「復讐⁇なに考えてんの⁇紀子ちゃんと何かあったの⁇」<br>私の問いに、星野彩芽はふと俯く。<br>「わたし、空太の元カノなの。中3の終わりに卑怯な手で紀子に空太を奪われたんだ。空太も騙されたと気づいたのは卒業してからだったみたいで、多分空太も紀子を恨んでる。」<br>嘘…紀子ちゃんがそんなことを⁈<br>「卑怯な手って、どんなこと…」<br>「由香里！部活始まっちゃうよ～早く準備…え、なにどうしたの⁇」<br>朋香が入ってくる。<br>「テニス部の星野さんじゃん、由香里になにか⁇」<br>「ううん、もう話は済んだから。」<br>星野さんが出ていく。<br>間際にひとこと。<br>「知りたかったら明日六組に来てよ。」<br><br>これは行くしかない。<br><br>…………<br><br>どうですか⁇<br>少しは内容が気になってきました⁇汗<br>まだまだですねハイ泣<br>頑張ります！<br>これからもよろしくお願いします～！
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<link>https://ameblo.jp/piano1528/entry-11955449819.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Nov 2014 10:52:20 +0900</pubDate>
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<title>第三話</title>
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<![CDATA[ 毎度アクセスして下さる方、ありがとうございます♡<br>では早速三話に進みたいと思います！<br><br>………………<br><br>第三話<br> <br>高校生LIFEは思ってたよりも開放感と解放感があった。<br>まず、スカートがひざ下じゃないのに驚き、シュシュとかアクセとかつけても怒られないのに驚いた。<br>「中学に比べて女子力アップしたね 、由香里♡」<br>とお世辞かなんか知らないけど、そう珠理奈にも言われるようになった。本当は髪も染めたいけど、お母さんに激怒されるからやめとこ…<br><br>クラスの子とも少しずつ話せるようになった。一番に話したのは、箕浦真希。出席番号が近いのもあったけど、とても気さくでひょうきんな子で気があった。<br>「おっはー由香里～」<br>「おはよー真希～」<br>「昨日のNステ見た⁇」<br>「みたみた！超やベー！」<br>授業中も真希や、西木桜子、一条あおい、瀬川絵莉たちとこっそりLINEで盛り上がった。<br>放課後は、バドミントンに勤しみ、そこで仲良くなった朝日レミや近藤朋香と夜Macに行く。<br>勉強以外は、充実した毎日が続いた。<br><br>「松井！」<br>ある日の放課後、バドミントンをするため体育館に行こうとしていたら誰かに呼び止められた。<br>…如月空太。紀子ちゃんの彼氏であろう人物。思ってたより面白い人で、クラスのムードメーカー的な存在だ。そしてなんと同じバド部で、一年の中ではズバ抜けて強い。<br>「なに～如月くん。もう部室行かなきゃいけないんだけど！」<br>「わりいわりい。今日さ、部活行けないって部長に言っといてくれない⁇」<br>如月が部活休むなんて珍しい。<br>「はいはい了解！サボるらしいですって言っとくね～」<br>「…お前マジでいいそうだから怖い。ホント女子かよ…」<br>「んん～⁇なんか言ったぁ⁇」<br>「なんでもないっす、じゃあよろしくなー」<br>なんかムカついたので、つい口を滑らしてしまった。<br>「もしかして紀子ちゃんと放課後デート⁇ 羨ましいな～リア充は」<br><br>…如月くんの顔から笑いが消える。<br>え⁇隠してたのかな⁇やばいどうしよ…<br>「そんなの誰が言ってた⁇」<br>まっすぐ見つめられて問われた。<br>ただでさえ目力強いから顔が自然と火照ってしまう。<br>「や、私が勝手に推測しただけなんだけど…」<br>「俺が紀子と付き合うなんてありえないから。」<br>「…」<br>ただならぬ殺気。紀子って名前で呼んでる時点で普通の関係ではなさそうだ。<br>「紀子ちゃんと、なにかあったの⁇」<br>恐る恐る聞くと、相手はふぃ…っと顔を背けた。<br>「松井には関係ないだろ。」<br><br>空気が重くなったので慌てて笑う。<br>「分かった分かった、別に根掘り葉ほり聞こうと思ってないから！とりま、先輩には如月くんがサボりますって伝えておくねぇ～」<br>「ガチでやめろよ⁈男バドの部長がどんだけ怖いか分かってんのか！」<br>「え、言うわけないでしょーー騙されちゃって！もしかして本当にサボりだから焦ってるとか…⁇笑」<br>「違うって、家の用事！勘違いすんなよな～」<br>「はいはい、じゃあね～」<br>そして部室へ向かうべく、駆け出した。<br><br>部室は薄暗くて汚くて臭い。けど、そんな雰囲気が伝統ある部活って感じがして私は好きだ。<br>夕方で手元はすでにぼんやりしてるが、散らばったシャトルをよけつつ、ラケットやシューズを担ぐ。<br><br>その時だった。<br>バタン、と部室の扉が閉まる音。<br>夕日が遮られ、部室内はさらに暗さを増した。<br>「えっ…」<br>慌てて開けようと手を伸ばすと、人の体に触れた。<br>思わず飛び退く。<br>「あんたさ、7組の人⁇」<br>よく通る、女子にしては低めな声。<br>カシャッと声の後ろから音がしたということは、他にも何人か連れているに違いない。<br>…暴力…！<br>私が愛読している「バッテリー」という本の主人公は夜の部室で襲われ、大怪我した。<br>まさか、まさかそんなことが…！<br>「聞いてる⁇如月空太と同じクラスかって聞いてんの。」<br>如月くん…⁇なんでそこで彼の名前がでてくるの。<br>「そ、そうだよ、7組の松井だよ…」<br>震える声で答える。鼻を鳴らす音。<br>「ふーんやっぱね。あんたさっき如月と喋ってたでしょ。」<br>シャトルがすきま風でコロコロ…と転がってきた。<br>「それがなに⁇」<br>「紀子って単語が聞こえたから来たんだよ。」<br>は⁇<br>なに、紀子ちゃんてそんなに有名なの⁇<br>「だからなんだっていうの⁇」<br>「あんた、あの子と仲良いワケ⁇」<br>「仲良いっていうか…塾が一緒だっただけだよ！」<br>… 一瞬沈黙したようだ。<br>「中学であいつとつるんでたわけじゃないんだ⁇」<br>「中学違うもん！」<br>段々と恐怖が薄れ、代わりに怒りがこみ上げて来た。<br>「ていうかなんなの、いきなりきて脅迫みたいなのしてさ、先生に言いつけようか⁇」<br>すると、キィ…とドアがあき、前にいる人の姿が写しだされた。<br>知らない顔だ。<br>「本当ごめん、勘違いだった。私は星野彩芽、このおさげが前原瞳、このポニテが木村桜子。六組だよ。あの子とは同じ中学で復讐してやりたいことがあるんだよね…」<br>…なにいってんだこの人<br>「復讐⁇なに考えてんの⁇紀子ちゃんと何かあったの⁇」<br>私の問いに、星野彩芽はふと俯く。<br>「わたし、空太の元カノなの。中3の終わりに卑怯な手で紀子に空太を奪われたんだ。空太も騙されたと気づいたのは卒業してからだったみたいで、多分空太も紀子を恨んでる。」<br>嘘…紀子ちゃんがそんなことを⁈<br>「卑怯な手って、どんなこと…」<br>「由香里！部活始まっちゃうよ～早く準備…え、なにどうしたの⁇」<br>朋香が入ってくる。<br>「テニス部の星野さんじゃん、由香里になにか⁇」<br>「ううん、もう話は済んだから。」<br>星野さんが出ていく。<br>間際にひとこと。<br>「知りたかったら明日六組に来てよ。」<br><br>これは行くしかない。<br><br>…………<br><br>どうですか⁇<br>少しは内容が気になってきました⁇汗<br>まだまだですねハイ泣<br>頑張ります！<br>これからもよろしくお願いします～！
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<link>https://ameblo.jp/piano1528/entry-11955448970.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Nov 2014 10:44:00 +0900</pubDate>
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<title>第二話</title>
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<![CDATA[ アクセス数がどんどん増えてるー嬉しー！<br>コメントとか下さると助かります～<br>よろしくお願いします！<br><br>…………<br><br>第二話 <br><br>「あー…すいません、それ俺のです。」<br>あいにくの雨となった入学式の帰り、私は友達を待っていて最後まで教室に残っていた。<br>友達が来て、帰ろうと傘に手を伸ばすと、黒い大きな傘が一本、心細そうにポツンと残されていた。<br>それを手に取り、どうしたものかと思案していたら声をかけられた。<br><br>少し乱れているが、この傘のように黒い髪の毛、、長い足、綺麗な肌、そして何よりもぱっちりした目。<br>「傘。それ、手に持ってるやつ。」<br>ぼーっとしていると急かされて、慌てて傘を差し出す。<br>「ご、ごめんなさい！」<br>「いーよいーよ、ありがとね！」<br>彼はそういって忙しそうに立ち去った。<br>「今のクラスの男子⁇めちゃくちゃイケメンて感じではないけど、超タイプだわ～♡」<br>中学からの友達、宮本珠理奈が囁く。<br>「うんそうだね～なんかモテてそう！でも私なんかには到底振り向いてくれないだろうなぁ」<br>「またそんなこといって。中学の時何人から告られたんでしたっけ、由香里さん⁇」<br>「黙れリア充！」<br>そう、珠理奈は、超タイプだわ～♡なんて言ってるけど、中学の時の超絶イケメンアイドルだった、生徒会長、バドミントン部副部長の坂井智也とかれこれ一年付き合っている。<br>珠理奈自身も、自覚はないんだろうけど肌が白くてくりくりした目で可愛らしい子だ。<br><br>そんなふたりの横で、私は中学3年の時五人に告られ、そのうち一人とは付き合ったが、二ヶ月で別れ、他の人は振っている身だ。<br>なんでこう差が生まれるのか…<br>運命の出逢いは、必然的に訪れるものではなく、自分から作らなきゃいけないのかもしれない…<br><br>「どした～由香里！超テンション低い顔してるよ」<br>バスの中で珠理奈が言う。<br>「あんな爽やかでいい感じの人と同じクラスになれたんだからもっと喜ばなきゃ♡あ～私も七組がいい～」<br>「会話するまで性格を決めつけないのが私の主義なの！」<br>「うわ硬いなぁ～あんな魅力的な目で見つめられたら普通イチコロなのに～」<br>「黙れリア充！」<br>「いちいちリア充言うな非リア！」<br>一応いっておくが、これは決して怒って喧嘩しているのではない。子猫のじゃれあいみたいなものだ。<br>「由香里ちゃん⁇」<br>バス内で騒いでいると、ふいに前に座っていた二人の高校生のうちの一人が振り返った。<br>その顔をみて驚く。<br>「紀子ちゃん！」<br>彼女は、中学は違うけど塾が一緒だった北見紀子ちゃんだった。<br>「久しぶり！春休み会ってなかったから一ヶ月ぶりだね！S高校にはいいったんだよね⁇」<br>「うん！一年七組になった！紀子ちゃんはどこ高校だっけ⁇」<br>「M高校だよ～姉も兄もいってるところ！姉は今年卒業したけどね」<br>それを聞いて紀子ちゃんの隣の男子が振り返る。<br>「どうも。紀子の兄です。」<br>「恭介っていうの。よろしくね～」<br><br>M高校って頭良さすぎ！！<br>そして顔面偏差値も高すぎ！！<br>なんだこの美男美女兄妹は…<br><br>「あ…よろしくお願いします…紀子ちゃんすごいね、M高校に入ったのかー」<br>「うん！それで帰りはこのバスに乗るんだよ～」<br>「やったぁ嬉し！」<br>「ところで今、由香里ちゃんさぁ…」<br>…いきなり紀子ちゃんの顔が真剣になる。<br>「今話してた男子って、もしかして如月って人⁇」<br><br>今話してた男子…黒傘の男子⁇<br>「うーん名前覚えてないや…その子がどうかしたの⁇」<br>なんともなしに尋ねると、驚いたことに紀子ちゃんの白い頬がほんのりピンク色に染まった。<br>「えと…ただ、同中の子かなって思っただけで。七組になったって言ってたし、その子大きな目が印象的だから…」<br><br>…なるほど。<br>紀子ちゃんの様子で分かった。<br>さっきの、如月って人と紀子ちゃんは付き合ってるんだ。<br>七組になったなんて、友達だったらそんなことわざわざ知らせる必要なんてない。<br><br>「ふぅーんそっか。でも私、そのひとにはなんの感情もないから安心してね⁇こっちのリア充が勝手に盛り上がってただけだからさ。」<br>「だからリア充言うなっつの非リア！ちゃんと紹介してよおー」<br>珠理奈のツッコミに紀子ちゃんの一瞬固くなった顔も和らいだ。<br>「へぇ～リア充なんだ！」<br>「そうだよ♡私は宮本珠理奈！この非リアの友達やってます～」<br>「非リアって言うな、泣くぞっ！」<br><br>あははっと美男美女兄妹が笑った。<br><br>……………<br><br>以上、第二話でした！<br>ご清聴ありがとうございました笑笑
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<link>https://ameblo.jp/piano1528/entry-11954849891.html</link>
<pubDate>Thu, 20 Nov 2014 20:34:00 +0900</pubDate>
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<title>行きます！第一話！</title>
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<![CDATA[ 先日はアクセスして下さったみなさん、ありがとうございました！<br>ではさっそく小説を投稿したいと思います…<br>まずは第一話。<br>作品名は「ふたり」。<br><br>「おはよう、由香里。」<br>お母さんが振り向いた。<br>「ん、おはよ」<br>私は答えた。<br><br>普通に訪れた朝。湯気をたてている紅茶。パリッとアイロンがかけられた制服。<br>私はひとつあくびをしてテーブルについた。<br>お兄ちゃんがバタバタと階段を降りてくる。<br>「やっべ今日の1時限目遅れるーー」<br>「もううるさいわね～夜遅くまでアニメなんて見てるからよ」<br>「昨日は最終回だったの！主人公のミルがヤミノハナっていう悪者にー…」<br>「聴きたくもないから黙って」<br>そんな母子のコントを聴きながらそっと箸を手に取った。<br>不意にお兄ちゃんがこっちをみた。<br>「…大丈夫か⁇」<br>うん大丈夫。大丈夫だからほっといてよ。<br>そういいたくなるのを堪えて頷く。<br>「あんなことあった後なんだから、無理はしちゃダメよ⁇まだ休みたかったら学校もやすんで良いんだからね」<br>お母さんも手を動かしながら言う。<br><br>あんなこと。<br>そんな一単語で済む話じゃない。<br>私の人生はあの日に平凡な道から180度向きを変えた。<br>太陽なんて要らない。<br>風とか吹かなくたっていい。<br>青空もあるだけ無意味だ。<br>とにかく、カレだけを求めてひたすらに歩いた。<br><br>そのカレがいなくなった。<br><br>例えるなら今、私は羽をなくした小鳥のような、音を忘れたピアノのような、そんな感じだ。<br><br>家を出、楽しそうに笑いながら登校する小学生の横を、小走りで通り過ぎバス停に着く。…そこでバス停の目の前にある駄菓子屋から出てきた駄菓子屋の息子でお兄ちゃんの友達、池澤幹也くんと目があった。<br>彼は小学生の時、お兄ちゃんとバッテリーを組んでいて、とても良いピッチャーだったので将来を期待されていた。しかし中3の最後の大会で、バッターの打った球を肩に受け、大怪我をし、野球の道を諦めざるを得なくなった。<br>今は駄菓子屋さんを継ぐことに決めたらしい。<br><br>「おはよう。久しぶりだな」<br>「久しぶり…」<br>「勉強、頑張れよ」<br>「うん…」<br>多くは言わない。それが幹也くんのいいところだ。<br><br>約30分バスに乗り、S高校につく。<br>クラスに入ると、懐かしい顔ぶれが一斉にこちらをみた。<br>「由香里…もう来ても平気なの⁇」<br>真希が、いの一番に飛んできた。<br>真希の後ろで、女子たちが囁きあってるのが聞こえる。<br>「由香里ちゃん、結局一ヶ月休んでたね…」<br>「よっぽどショックだったんだよ」<br>「あんなに幸せだったのに、未来ってわかんないもんだよね」<br>「私だったら死んじゃうなー…」<br><br>「ありがと真希。もう大丈夫だよ」<br>ささやき声を遮るように言う。<br><br>死んじゃう⁇<br>そんな言葉軽々しく口にしないでよ。<br>彼が死んでどんなに生きてることが幸せなことか分かった。<br>彼が死んでどんなに周りの人が悲しむか知った。<br><br>死んだらなにもできなくなるんだよ⁇<br>好きな人の顔もわからなくなっちゃうんだよ⁇<br>そんなの、私は絶対に嫌だ。<br><br>「よう松井…久しぶりだな」<br>席に着くと、隣の男子がすぐ話しかけて来た。<br>「…谷本。」<br>「学校来るのおせーぞ！待ちくたびれたし」<br>私は黙って小首を傾げて背の高い谷本を見上げた。<br>「渡すものがあんだよ。…如月が、あの日の前日に俺に渡してきたんだ。」<br><br>如月と言う名を聞いて、とっさに私の斜め前の席をみる。<br>…分かってるけど、ガラ空きだ。<br><br>空太くん…<br>叫びたくなる。<br>如月空太くん…！！<br><br><br>～…なんか第一話からめちゃくちゃ雰囲気暗い⁈<br>まぁおきになさらず汗<br>ではまた✨<br>
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<pubDate>Wed, 19 Nov 2014 10:37:39 +0900</pubDate>
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