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<title>ピクルスの瓶</title>
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<description>高校生のピクルスです。自作小説を連載しています。コメント、ペタお願いします。</description>
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<title>誠の恋をする者は、一目で恋をする。</title>
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<![CDATA[ <p>「大丈夫？」</p><p>　心配そうな声で俺は目を覚ました。頭の下にアスファルトの微妙な凸凹を感じる。湿り気を帯びた生温かい風。腕時計を見る。段差につまづいてから、ほんの二十秒ほどしかたっていない。</p><p>「ねえ、大丈夫なの？」</p><p>　大丈夫なわけないだろう。そう思いながら、少し頭を傾けると、そこには先刻の少女がいた。やわらかそうな髪が、月光を受けて、輝いている。しかし、なぜか先ほどのようなときめきは感じない。ともかく、俺はうなずいた。</p><p>　彼女は俺の手を取って、立ち上がらせた。身体のあちこちが痛むが、どうにか歩けそうだ。</p><p>「家まで送って行くよ。」</p><p>　彼女はそう言って自転車の荷台に、こぎ出した。高校生になったのに、通学に親父の商売用の自転車をあてがわれ、恨んでいたのだが、こういうときは役に立つ。彼女は俺の住所を尋ねることさえせずに、こいでいく。病院に連れていくつもりなのだろうか。</p><p>　しかし、五分後、自転車は俺の家の前に止まっていた。俺は礼をいい、名前を尋ねた。</p><p>「本庄　由利、永高二年。・・・そっちは？」</p><p>　俺は少しひっかかった。なぜなら、彼女の問いかけは、まるで俺の名を知っていて尋ねているような言い方だったからだ。それにしても、永星学院に通っているとは。永星学院は、市内にある全国でも有名なナンバースクールで、国内、海外の名門大学への進学者が多い。</p><p>「古川　大和です、森三高の一年。」</p><p>　相手は年上なのだから、敬語を使った。俺は改めて礼を言い、彼女は歩いて去って行った。やはり、俺の住所と名前を知っているようだから、近所の人なのだろうか。もっとも、制服には名前バッジが着いたままだったが。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pickles2012/entry-11346076057.html</link>
<pubDate>Tue, 04 Sep 2012 17:32:58 +0900</pubDate>
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<title>誠の恋をするものは、みな一目で恋をする。</title>
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<![CDATA[ <p>一、空飛び</p><br><p>　俺の高校、森ノ宮第三高校には、このあたりではよく知られた文化祭がある。俺は、不肖この文化祭実行委員を務めている。もう５０年も続いているとかで、先生たち、とくにこの高校の卒業生はとても熱が入っている。そのせいで、毎日七時まで学校で準備をしているのだ。とはいっても、二三年生は毎晩九時まで働いているとか。</p><p>　実行委員の中で、俺と家が近い人がいないので、一人で自転車をこぐ。家までは、七キロほどあり、一人は少しつらい。この地方都市も、公立高校の学区制が撤廃され、だれでも県内のどの高校にも行くことができるようになった。森ノ宮市の隣町に住む俺も地元の高校ではなく、少し離れた三高に通うことに決めたのだった。</p><p>　家の近くの商店街まで来て、あっと驚いた。いつも、閑散としている駄菓子屋の前に人がたくさん並んでいるのだ。あまりの驚きで、俺は足元の段差に気付かず、自転車は猛スピードで、その段差を乗り越えていく。</p><p>　飛んだ、と思った。重力から解き放たれた感覚。しかし、次の瞬間、地面にたたきつけられる。肺が圧迫されるのを感じ、顔からの出血にも気付いた。でも、痛みはなく、眠たくなってくる。出血多量なのだろうか。</p><p>　と、一人の少女が近づいてきた。上で結われた髪、おしとやかな目。その目が心配そうに、曇っている。</p><p>安心感で、俺はすとんと、気を失った。そして、同時に彼女に恋におちたのだ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pickles2012/entry-11345018769.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Sep 2012 10:53:35 +0900</pubDate>
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<title>誠の恋をするものは、みな一目で恋をする。</title>
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<![CDATA[ <p>序章 </p><br><p>　俺は、どこにでもいる普通の高校生だ。「普通」ってなんだ！などと深く自問自答したりしない。よくいわれる無関心世代の構成員なのかもしれない。これから、俺が語る話も、たいしたことのないことかもしれない。奇怪なことは今、この瞬間にも、世界各地で起こっているのだから。</p><p>　でも、俺にとっては、一生忘れられない思い出なのだ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/pickles2012/entry-11344997981.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Sep 2012 10:40:16 +0900</pubDate>
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