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<title>ペンプジ→ゴールデンフォルテッシモ</title>
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<description>日々感じたことや考えていることなど。</description>
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<title>バットマン  ティム・バートン編</title>
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<![CDATA[ バットマンの新作『ダークナイト ライジング』を観に行く前に過去シリーズを観直しておくというのは実に良い考えだ。<br><br>ということでここ数日かけてシリーズ作品に再度触れてみた。<br><br>バットマンと言ってもメジャーどころでは3シリーズに分かれる。<br><br>ティム・バートン監督の『バットマン』『バットマン リターンズ』<br><br>ジョエル・シュマッカー監督の『バットマン フォーエバー』『バットマン＆ロビン』<br><br>クリストファー・ノーラン監督の『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』だ。<br><br>この3人の監督作品以外にもバットマン作品はあるが今回は省略。<br><br><br>まずは元祖にして頂点、ティム・バートン。<br><br>興行的に大成功をおさめ、今日まで続くバットマン作品の礎である。<br><br><br>ただ同じバートン作品とはいえ無印とリターンズではだいぶ毛色が異なる仕上がりになっている。<br><br>無印ではジャック・ニコルソン演じるジョーカーの演出が実に見事だ。<br><br>というのも物語序盤、ジョーカーはただのギャング。ありふれた悪党の一人に過ぎない。<br><br>そんな敵ならばバットマンではなくブルース・ウィリスやスティーブン・セガールにでも任せておけばいいだろ～という程度の。<br><br>ただジョーカーに変貌してから急速に世界観がバートン色に染まっていく。<br><br>それまで『アンタッチャブル』みたいな、『なんでお互いに至近距離で打ち合ってるのに当たらないだ？しかも全員撃ち方がガニ股！』という緊張感のないアクションから、バットマンvsジョーカーの兵器合戦に変わるのだ。<br><br>これは正に圧巻。そこに狂人ジョーカーのキャラが乗るのだからグイグイ引き込まれてしまう。<br><br>やはりなんと言ってもジョーカーのビビットなファションセンスはスタイリッシュすぎてかっこいい。<br><br><br>第二作目のリターンズ。これは無印に比べ最初からバートン色全開だ。<br><br>例えるなら『ルパン三世 カリオストロの城』。この作品ってルパン作品と呼ぶべきか宮崎アニメと呼ぶべきか分類に困る。<br><br>リターンズはバートンアニメなのか、バットマン作品なのかで迷う。<br><br>ナイトメアのバットマン版とでも言うべきおとぎ話チックな展開だ。<br><br>ここでもやはりダニー・デビート演じるペンギンの装飾がステキ過ぎる。<br><br>劇中でペンギンが両親の墓参りに行くシーンなんて額に入れて飾りたいほどにキレイだ。<br><br>それにキャットウーマンの悲しい人生、怪人シュレックのしぶとさなども見所。<br><br>無印、リターンズ共にバットマンを演じるのはマイケル・キートン。<br><br>近年のバットマンに比べて貧相に見えてしまうのは時代的に仕方ないことではあるが、このキートンバットマンは非常にお人好しだ。<br><br>そしてもうひとつの顔であるブルース・ウェインに至っては無印では、その少年期のトラウマに苛まれてはいたけれど、リターンズの頃にはそんなこともなかったかのようにふっきれているなど、基本的に明るい。<br><br>最近のヒーローにありがちな自分自身との戦いということにはあまり重点は置かれておらず、あくまで勧善懲悪の古典的ヒーローである。<br><br>その為、非常に分かりやすく万人受けする作りなのもバートン作品ならでは。<br><br><br>ということで最後に独断と偏見で選ぶ無印&amp;リターンズにおける名シーンBest5。<br><br><br>第五位  捨てられたオズワルド<br><br>リターンズのオープニングで奇形児として出生したオズワルドが両親によって川へ捨てられ、下水を流れ動物園のペンギンの元にたどり着くというシーン。<br><br>オープニングクレジットとペンギン出生の謎を同時に映しているのだが、とにかく暗い。<br>バットマン=夜行性のイメージだが、リターンズは特に夜のシーンが多い。その夜は深く暗い。<br><br>これから始まるストーリーの異常さを暗示し、かつリターンズ特有のおとぎ話感が滲むこのシーンはとても印象的だ。<br><br><br>第四位  ブルースリーの死亡遊戯？<br><br>無印の終盤。ジョーカーは教会の屋上へベッキーを人質に取り逃げ込みます。<br><br>超高層級の教会を螺旋階段で登りジョーカーを追うバットマンの前に現れたのは謎の黒人グラサン野郎。<br><br>こんな奴ジョーカーの手下にいた？というくらい唐突に出てきたこのブラザー。<br><br>このシーンがブルース・リーの代表作である『死亡遊戯』でリーが、スパルタンXのように1フロア毎に敵を倒して建物の上に上がっていくというシーンの三階と瓜二つ。<br><br>背の高いサングラスの黒人アフロという奴。これはオマージュかなんかかな？ブルース・リー好きにはたまらないシーンでは。<br><br><br>第三位  クールでシュールなプードル女<br><br>ペンギンの手下にはサーカス芸を得意とする者が多い。その中で1人異彩を放つのが中世貴婦人の衣装を纏いプードルを抱え持つ常に無表情なプードル女だ。<br><br>出自はペンギンと同じサーカス団の奇形集団ということが語られているが、詳細は謎だ。<br><br>戦闘能力も未知数で、バットマンが放ったブーメランにより仲間のサーカス団が倒されていく中、彼女はプードルを使いなんなくかわしてしまい、バットマンを驚かせるが、その直後にふらっと歩いて逃走している。<br><br>ラストでもペンギンを見捨てて逃亡するなど、その存在はミステリアスだ。<br><br><br>そんなプードル女の素敵なシーンは、ペンギンの手下全員でバットモービルを改造するシーン。<br><br>みんなヘッドライトをつけてテキパキ作業している中で、プードル女だけはプードルを抱っこしたまま遠くを見ている。1人だけヤル気ないくせに頭にヘッドライトだけはつけているという<br>シュールさがたまらない。<br><br><br>第二位  悪夢に出る怖さ！一輪車ピエロ<br><br>またもペンギンの手下の1人なのだが、この一輪車ピエロは1カットしか出てこない。市長がプラザで演説した際に襲撃してきたサーカス団。<br><br>バイクを乗り回し狼藉を働くガイコツスタイルな者や、火を吹くピエロがいる中、一輪車に乗って空に向かいサブマシンガンを乱射しつつ女性を追いかけまわすピエロが1人！<br><br>なにそれ！シュール過ぎる。一輪車いる！？サブマシンガン乱射する！？<br><br>そのポリシーたるや尊敬に至るピエロだぜ。<br><br><br>第一位  怪物ペンギン<br><br>普段から興奮すると口から黒い体液が垂れてくるペンギン。ラストで下水に突き落とされた死んだかと思いきや、最後の力を振り絞って立ち上がりバットマンの背後に歩み寄ります。<br><br>そして自慢の仕込み傘で襲いかかろうするものの、選んだ傘には銃ではなく子供をあやすオモチャが仕込まれていた為、失意のまま黒い体液を吐いて憤死。その醜悪さたるや、ホラーです。<br><br>そんなペンギンの死体の周りに我が子のように育てたジャイアントペンギンが集まり、ペンギンの死体を下水の中に葬るシーンがあります。<br><br>これは一体？<br><br>バットマンシリーズの悪役の最後は墜落死またはアーカム病院に収容されるという形で幕を閉じます。<br><br><br>それなのにこのペンギンだけは、死後に弔われるという描写があります。<br><br><br>全体的におとぎ話的なリターンズならではのラストなのかもしれませんね。<br><br><br><br>次回、フォーエバー、Mr.フリーズの逆襲に続く。<br><br><br>iPhoneからの投稿
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<link>https://ameblo.jp/piggy-the-pig/entry-11334466801.html</link>
<pubDate>Tue, 21 Aug 2012 17:18:19 +0900</pubDate>
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<title>クラッシュ</title>
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<![CDATA[ <p>2004年アカデミー作品賞に輝いた「クラッシュ」</p><br><br><p>アカデミーを獲ったという割には何の情報も分からない。</p><br><br><p>ぜんぜん記憶にない。そもそもヒットしたんかな？</p><br><br><p>でも、こんな感じのほうが先入観なく観れるので本当はいいんですけどね。</p><br><br><p>さて。</p><br><br><p>冒頭から説明っぽい感じのナレーションが。</p><br><br><p>「人とぶつかり合うのが何たらかんたら～」みたいな。</p><br><br><p>「昔々、おじいさんとおばあさんが～」的な始まりで、驚いた。悪い意味で。</p><br><br><p>で、そこから回想シーンの連続。</p><br><br><p>要は世の中には色んな人がいて、頑張って生活してるけど、みんな一人じゃなく助け合って暮らしてるんだよ。っていう話。</p><br><br><p>そんな内容なので、特に主人公は設定されておらず、登場人物全員が主人公としてストーリーがありそれが他の登場人物と絡み合っていくという話。まさに人間交差点そのもの。</p><br><br><p>これぞ！という展開もなく結構ベタな感じで進んでいくので正直退屈だ。</p><br><br><p>ただ、この映画は人種差別を扱っている。これはデカイ。</p><br><br><p>日本人からしてみると、「人種差別」というものにピンとこない。</p><br><br><p>こんなことを言ったら怒られるが、日本は他国に比べ「限りなく単一民族の国家」だ。もちろん完全ではなく、限りなくだが。</p><br><br><p>その人種問題に大きく切り込んでいる作品だ。</p><br><br><p>黒人、ヒスパニック、アラブ、メキシコ、アジアなど登場人物の大半が何らかの差別を受けている。正当なアメリカ国民なのにだ。</p><br><br><p>その描写は結構エグイ。見てて切なくなる。</p><br><br><p>そんなたかが人種で差別するのかよ～って悲しくなってしまうが、これは何もアメリカだけの問題ではない。</p><br><br><p>要は人間の先入観という問題だ。</p><br><br><p>登場人物の一人であるペルシャ人がアラブ人に間違われて差別される。ペルシャ人は「アラブ人ではない」と言うが、僕もてっきりアラブ人だと思っていた。</p><br><br><p>登場人物の白人夫婦が「白人の街」を歩いている時に前から黒人の若者2人が近寄ってきて警戒した。</p><p>僕だって今住んでいる家のすぐ側だろうと、夜に黒人と遭遇したらビビってかなり警戒する。</p><br><br><p>相手のこと何も知らないのに、知らないからこそ予防線を張ってしまう。それが行き過ぎると人種差別になるのだろう。</p><br><br><br><br><br><p>日本より治安の良い国はないと言われる昨今。</p><br><br><p>確かに海外は危険なトラブルに巻き込まれてしまう可能性の”イメージ”がある。</p><br><br><p>確かに言語も文化も法律も違うのだからトラブルになったとき面倒にはなるだろう。ただ、僕は海外に何度か行ってるがトラブルになったことは一度もない。たぶん。</p><br><br><p>「東南アジアや中東は治安が・・・」なんていう思い込みが、そもそもの人種差別だ。</p><br><br><p>何かと政治外交でトラブルが絶えない中国。</p><br><br><p>問題があると「中国はいつも・・・」なんていうのも同じ。</p><br><br><p>何だって、誰だって悪いところを探すのは簡単だ。マイルールにそぐわないものが該当するのだから。</p><br><br><p>何だって、誰だって良いところを探すのは難解だ。マイルールに合致しなければならないのだから。</p><br><br><p>自分の許容範囲を広げれば他者の良いところというのは増えると思うんですがね。</p><br><br><br><br><br><p>そんなことを考えさせられる映画でした。</p><br><br><p>あとサンドラ・ブロックが良い感じでオバちゃんになってた。</p><br><br><p>少し退屈ではあるけれども面白いことは面白い。もう少し一人づつのストーリーを掘り下げて見せてくらたら！って思ってしまうが、これでアカデミー賞なので、あと少しを見せないというのが焦らしのテクニックなのかもしれん。そんなのもキライじゃないけどね。いやむしろ好きかも。</p><br><br>
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<pubDate>Mon, 09 Jul 2012 00:42:11 +0900</pubDate>
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<title>No Country for Old Men</title>
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<![CDATA[ <br>アカデミー作品賞を獲った作品を鑑賞する今週。<br><br><br>今回は2007年度の作品賞『ノーカントリー』。<br><br><br>映画公開当時、特異な殺人者がクローズアップされた映画という記憶がある。<br><br><br>監督はコーウェン兄弟。<br><br><br>この映画、観終わった率直な感想は『コーウェン兄弟やっちまったな！』というものだった。<br><br><br>『やっちまった』というのは『やられちまった』とも置き換えられる。<br><br><br>そう僕はこの映画にやられてしまった。<br><br><br>いや、僕だけではないと思う。この映画を観た大半の人が『え？終わり？』と呆気にとられてしまったと思う。<br><br><br>それもそのはず。すげぇ終わり方をする。<br><br><br>正直言って、まったく理解出来ずに終わった。フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』を初めて観た時のように。<br><br><br>無常にも流れていくエンドクレジットを眺めながら、驚きと理解できなかった悔しさから、必死に思い出し整理してみた。<br><br><br>でも無理だ。わけわからん。<br><br><br>ということですぐさま観返すことにした。しかも本気で。フリーザで例えるとナメック星でのドラゴンボール探しの時点でドドリア、ザーボンに任せず、もう第4形態に変身してギニュー特戦隊も呼んでるくらいに本気。<br><br><br>いや、それくらいじゃないとダメこの映画は。<br><br><br>ということで、昨夜2回と本日の計3回観た。<br><br><br>それで、ようやくわかって"きた"。<br><br><br>この映画はとても深い。とても。<br><br><br>物語は80年代。麻薬組織から大金を盗んだベトナム帰還兵のルゥエリン、そのルゥエリンを追う組織の追跡者シガー、街の老いた保安官エドという3つの視点で構成されている。<br><br><br>前半はルウェリンとシガーの鬼気迫る攻防戦。後半はシガーの異常さと保安官エドの葛藤だ。<br><br><br>ただ原題の『No Country for Old Men』からも分かる通り、この映画は老保安官エドが主人公だと思う。出番は少ないけれども。<br><br><br>表面的に見れば、時代についていけなくなったおじいちゃん保安官が最近は予想できないような犯罪が多くてやってらんない。引退するよコンチクショー。というものだ。<br><br><br>劇中のセリフで『20年前に、髪を緑に染めて鼻にピアスしてる若者を想像できたか？』というのがある。<br><br><br>昔のような自分が知っている我が祖国はなくなっちまったよ。ノーカントリー。ということだ。<br><br><br>だが！<br><br><br>そんなテーマだけならアカデミー獲れるワケがない。<br><br><br>この映画の真髄は殺人者のシガーだ。<br><br><br>シガーの狂気はバットマンシリーズ『ダークナイト』のジョーカーに匹敵する。<br><br><br>ただジョーカーは積極的な狂気。シガーは不条理な狂気だ。<br><br><br>なので、シガーの狂気の怖さはジョーカーをも凌駕する。<br><br><br>劇中、コイントスで相手の命を奪うか決めるという、バットマンの登場人物トゥーフェイスと同じ行動がある。<br><br><br>トゥーフェイスは僕が1番好きな悪役だが、その行動原理は簡単だ。表か裏しかない。<br><br><br>しかしシガーの行動原理はこうだ。<br><br><br>『コイントスに生殺与奪を委ねばならなくなったお前が悪い』<br><br><br>被害者からしたら不条理極まりない。<br><br><br>毎日病気にならないように食事も運動もして長生きを目指していても、ある日、交通事故にあって死んでしまう。<br><br><br>家庭の事情で機嫌が悪くなっていた運転手が運転するタクシーに乗ってしまって、荒い運転をされる。<br><br><br>どちらも不条理だ。<br><br><br>ただそんな不条理というものは日常の至る所に潜んでいる。<br><br><br>それがシガーなのだ。<br><br><br>シガーの前で被害者たちは言う。<br><br><br>『何も殺す必要はないじゃないか』<br><br><br>まさに正論。<br><br><br>ただシガーには通じない。というか理解出来ない。<br><br><br>不条理という恐怖。それは何よりも恐ろしい。<br><br><br>そして、この不気味で不条理なシガーを際立たせているのか、演出だ。<br><br><br>R指定だったかPG指定がかかっている今作。序盤のシガーは殺し方も凄惨だ。<br><br><br>ただ終盤につれてシガーの殺人シーンは"映し出されなくなる"<br><br><br>ただこれまでの殺戮シーンを観てきている観客としては、シガーの行動から何をしたかが推測できてしまうという、コーウェン兄弟による小憎い演出だ。<br><br><br>全体を通して。サスペンスとしてもドラマとしても一級。<br><br><br>今年観たDVDのなかでは、飛び抜けて面白い。<br><br><br>ただ本当に難しい。僕は3回目に観た時は、停止・巻き戻しを繰り返して、何度も何度もセリフを考えながら観た。<br><br><br>根気と洞察力、そして根性がいる映画。アカデミー作品賞納得の超名作。<br><br>
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<pubDate>Thu, 05 Jul 2012 00:45:06 +0900</pubDate>
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<title>ミリオンダラー・ベイビー</title>
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<![CDATA[ <p>アカデミー作品賞を獲ったからといって、その作品が面白いかどうか別だ。</p><br><br><p>ただ、映画関係者や映画好きが選ぶくらいだからやはり秀でているものがある作品が選ばれるのだろう。</p><br><br><p>どんなにヒットしようとパイレーツオブカリビアンが作品賞獲る事は無いのだ。</p><br><br><p>観たことないからパイレーツ～がどうなのかは知らないけれども。</p><br><br><p>ただ、アカデミー作品賞にノミネートされる作品は古今東西メッセージ性が強い。</p><br><br><p>いわゆる考えさせられる映画ってことだ。</p><br><br><p>つい最近観かえした「風と共に去りぬ」もアカデミー作品賞作品。70年以上も前から作品の選定基準は芸術性が問われるということなのかもしれない。</p><br><br><p>今週はそんなアカデミー作品賞3作をレンタルしてきた。</p><br><br><p>2004年の「ミリオンダラー・ベイビー」</p><br><br><p>2005年の「クラッシュ」</p><br><br><p>2007年の「ノーカントリー」</p><br><br><p>だ。</p><br><br><p>なんで2006年の「ディパーデット」が抜けているかと言うと単純に「ノーカントリー」の方が面白そうだったからというだけ。</p><br><br><p>しかし、改めてみると4年連続でアカデミー作品を見逃していたんだなぁと。</p><br><br><br><br><br><p>ということでまずは「ミリオンダラー・ベイビー」</p><br><br><p>前半と後半でまったく質が異なる。</p><br><br><p>演出方法も見事なもので後半部分のライティングなんてエグイ。観てて苦しくなるほどだ。</p><br><br><p>テーマは尊厳死というとても重たいものだが、イーストウッドなりに答えを出している。</p><br><br><p>アカデミーを獲ったというのもなんとなく分かる気もする。</p><br><br><p>あと何気に全編を通して音楽が素晴らしい。なんとなく「マディソン郡の橋」っぽい音楽だなぁと思ってクレジット見ていたら、今作の音楽はイーストウッドがやってた。</p><br><br><p>どんだけ多才なんだよ！</p><br><br><br><br><br><p>クリント・イーストウッド！</p><br><br><p>ハリウッドの重鎮だ。</p><br><br><p>僕が初めて彼の作品を観たのは前出の「マディソン郡の橋」</p><br><br><p>お恥ずかしながら、今から15～6年も前のことだが僕は高校2年生になるまでクリント・イーストウッドはもちろんロバート・デ・ニーロ、ショーン・コネリー、ジャック・ニコルソン、ダスティン・ホフマン誰それ？な子だった。</p><br><br><p>知ってる外国の俳優さんはシュワちゃん、スタローン、ジャッキー・チェンくらい。ホントに。ブルース・ウィリスもダイハードの人って感じ。</p><br><br><p>そんな僕が映画にハマりレンタルビデオ屋に通うようになった。その当時新作コーナー1面全部を埋め尽くしていたのが「マディソン郡の橋」だった。</p><br><br><br><br><p>映画駆け出しの頃はアクション映画が大好きで銃をバンバン撃って悪い奴らを倒していくというそんな作品ばかりみていた。</p><br><br><p>タランティーノ監督やロバート・ロドリゲス監督あたりの作品を純粋にカッコイイという理由だけで観ていたし、スコセッシ監督とデ・ニーロのマフィアモノの作品にもドップリとハマった。</p><br><br><p>そんな僕からしてみたら恋愛映画？そんなの借りるだけ金の無駄！という認識だったに違いない。</p><br><br><p>映画にハマって半年くらいだっただろうか、その頃の僕は開局したばかりのwowowにも加入してとりあえず放送している映画を片っ端からVHSの3倍速で録画して、1日に1本。休みの日は2～3本を深夜に観るという生活を送っていた。</p><br><br><p>今思うとスゲー無謀だなぁと思う反面、幸せな時代だったなと思う。</p><br><br><p>そして遂に「マディソン郡の橋」を観る日が来た。確か高2の冬だったと思う。</p><br><br><p>もう涙が止まらなかった。</p><br><br><p>高校生の僕が観て、全部を理解できるような内容では決してない。それでも涙が溢れてきたのだ。</p><br><br><p>その時に「映画ってこういうことなんだ」と感じたのを今でも憶えている。</p><br><br><p>今の映画観を形成するに至った1歩目だ。</p><br><br><p>そんなイーストウッドと笑点の歌丸さんは子供の頃に見ていたのがおじいちゃんだったのに今もおじいちゃんという偉大な人物だ。</p><br><br><br>
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<pubDate>Mon, 02 Jul 2012 03:13:03 +0900</pubDate>
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<title>アバター</title>
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<![CDATA[ <p>いまさらながら「アバター」を観た。</p><br><br><p>ターミネーターシリーズやタイタニックなどで技術革新をもたらしヒット作品を次々に世に生み出してきたジェームズ・キャメロン監督。</p><br><br><p>大ヒットしたくらいだからファン層も相当広いと思う。</p><br><br><p>ただ僕個人としては、キャメロンもスピルバーグも金曜ロードショーか日曜洋画劇場で十分だ。</p><br><br><p>両監督とも有名でそれなりに面白い作品はあるけれども、他人に勧める映画は残念ながらない。</p><br><br><p>世の中にはもっと「これは観とかなきゃな！」って思える作品はいくらでもあるからね。</p><br><br><p>とはいえ。</p><br><br><p>金曜ロードショー、日曜洋画劇場のポストにスッポリとハマる作品を作れるというのも偉大だとは思う。</p><br><br><p>その枠でヴィム・ベンダースやそれこそゴダールとか放送してくれたほうが次の日の話題に困らなくて済みそうだと思ってしまっている僕としてはやはりキャメロン監督は苦手なのかもしれない。</p><br><br><p>さて。</p><br><br><p>今回の「アバター」は以前に金曜ロードショーで放送したものを録画したヤツだ。</p><br><br><p>HDDが撮り貯めた映画でパンパンになってきているので観てみた。吹き替えだけれどしょうがない。</p><br><br><p>んで内容。</p><br><br><p>もうベッタベタなストーリー。蠅取紙なみにベッタベタベタベタしてる。水洗いしてもなかなか落ちないベタベタ。</p><br><br><p>もうね、この手のストーリーはまとめて絵本にでもしたらいいんじゃないかと思う。</p><br><br><p>こいつ敵になるヤツね。こいつとは恋するんでしょ。最初イヤなヤツだけど仲間になったら良いヤツなんでしょ。意外性も、心躍る展開も皆無。小4、いや小3でも分かるレベルだ。</p><br><br><p>よくこんなんで2時間半以上作ったな。せいぜい1時間半だろ～と思うのが率直な感想。</p><br><br><p>良かった点としては開発責任者のパーカーのキャラ。</p><br><br><p>「原住民の死を報道するマスコミより、まじかに迫った決算の時の株主の方が恐ろしい」ってナイス過ぎるセリフ。</p><br><br><p>とても人間くさくていいね。</p><br><br><p>欲というものに縛られているという性質と、絶滅危惧種の生命体の存続を願いながらも家に出たゴキブリを無慈悲に叩き殺せるという性質を持つのが悲しき人間だ。</p><br><br><br><br><p>気になった点。</p><br><br><p>この映画は大航海時代の新大陸がモチーフなのだろう。</p><br><br><p>シャーマン崇拝の原住民VS侵略者という構図はアメリカ先住民VSスペインのコンキスタドールそのもの。</p><br><br><p>一発当てて大儲けを企んではるばる大西洋を越えてきたコンキスタドールは新大陸でやりたい放題。なにせ原住民は弓と槍。</p><br><br><p>それでも原住民達は立ち上がってコンキスタドールに立ち向かうも文明の差が歴然。結果、大量虐殺という悲劇になりました。インカ帝国や様々な部族がこの時に滅ぼされたのです。</p><br><br><p>あの有名なクリストファー・コロンブスも悪名が高いコンキスタドールの一人。数千人の原住民を殺しています。</p><br><br><p>アフリカでも同じです。</p><br><br><p>南部アフリカに栄えた偉大な戦士達が集うズールー。</p><br><br><p>彼らもまたイギリスと戦った際にはマスケット銃相手に弓と槍で応戦しました。そして数万人の死傷者を出した後に植民地にされました。</p><br><br><p>日本にも似た状況がありました。</p><br><br><p>幕末に黒船がきちゃったときですね。</p><br><br><p>最初は尊王攘夷だ～！なんつって息巻いていたけれど、薩摩藩や長州藩など実際に外国と戦ってみたら「無理無理。コレ無理だよ」ってことになって急遽、倒幕、開国。文明化で近代化になったんです。</p><br><br><p>間一髪で滅ぼされもせず、植民地にもならなかったのは正面から敵対することなかったからです。インカやズールーのように。</p><br><br><p>話を戻してアバター。</p><br><br><p>自然と共に生き、自然と共に死ぬ生活をしている原住民のナビィ達は大層ご立派。</p><br><br><p>しかし、もう後戻りできん状況にいるワケです。</p><br><br><p>圧倒的な力を持った異星人がベースキャンプを張って数年経つ状況。</p><br><br><p>気づかないといけない。今までと同じじゃいられないってことに。</p><br><br><p>「ウチらの星のことには構わんでくれ」っていうのは鎖国していた日本と同じでマイルール。</p><br><br><p>原住民にとっての世界は惑星1つでも、遥かに文明の進んだ者達にしてみれば世界とは限りなく広がる宇宙だ。</p><br><br><p>そして宇宙とはやはり自然の一部。</p><br><br><p>とするならば異性人がやってくるのも、家にシロアリが大量発生するのも、どちらも自然の成り行きだ。</p><br><br><p>そんな状況に英雄気取りの血気盛んな主人公が平和的解決ではなく武力行使による解決を煽る。</p><br><br><p>ま、結果勝てました。良かったコレでこの星から異星人はいなくなったぞ～い！で話は終わる。</p><br><br><p>しかしながら、主人公もナビィ達も分かっていない。人間の恐ろしさを。</p><br><br><p>人間は一度敗れて、それが危険を伴うと承知のうえでも欲のためにはそれを乗り越えられる。</p><br><br><p>そしてなによりもあの惑星に大量の儲け話が埋まっていることを忘れはしない。決して。</p><br><br><p>コンキスタドールもイギリスのマスケット兵も連戦連勝ではなかった。鉄の甲冑を着込んだスペイン兵が、射程範囲が遥かに違うイギリス兵が、弓と槍の戦士達に負けたこともあった。</p><br><br><p>しかし最終的に勝利を得たのだ。</p><br><br><p>そう考えると、この映画の結末はハッピーエンドなのだろうかと疑問を抱く。</p><br><br><br>
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<pubDate>Sun, 01 Jul 2012 01:30:39 +0900</pubDate>
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<title>ミスターサタンという男</title>
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<![CDATA[ <p>世界的に大ヒットしたドラゴンボール。</p><br><br><p>僕も子供の頃に随分とハマったものだ。</p><br><br><p>ただ、僕のドラゴンボールは初代ピッコロまで。</p><br><br><p>それ以降も読んではいたが、たぶん僕の中でのピークは過ぎていた。</p><br><br><p>単行本もフリーザまでしか買わなかったので、セルやブウのあたりはジャンプで1度読んだだけだ。</p><br><br><p>そんな僕がブウ編を読んでみた。</p><br><br><p>電車の中や帰ってきてから読むこと2日・・・。</p><br><br><p>読み終わった感想としては面白い。</p><br><br><p>格闘マンガとしての要素は残しつつも初期の頃のようなギャグ要素もちりばめられていて笑える。</p><br><br><p>界王神のじいちゃんとか大好きだわ～。こんなキャラがいたことすっかり忘れてたし、久しぶりの閻魔様と老いた牛魔王が瓜二つなのもウケた。</p><br><br><p>しかしなによりもミスターサタン。</p><br><br><p>いいわぁ～。サタン。笑えるし何よりも泣ける。</p><br><br><p>ブウと子犬との話や、終盤に邪悪なブウに挑んで行ったりラストの元気玉の絡み。そして太っちょブウをかばって命を助けるところも。</p><br><br><p>さすが45口径のピストルを忍ばせてるだけのことはある。45口径ってことはマジだからね。拳銃の中でも最強クラスの銃です。それをあんだけ連射できるのだから相当な筋力だ。</p><br><br><p>さて。そんなサタン。</p><br><br><p>日ごろは名声にかこつけて若いネーチャンと遊びまくりらしい。そして見栄と虚勢だけは一人前。</p><br><br><p>そんな彼は非常に人間くさい。</p><br><br><p>どんなに情けない行動をしても自分のプライドを守り通す。そんなプライドを守り通すことができないくらいとんでもない状況に置かれて、はじめて彼は自分の愚かさを知る。</p><br><br><p>それが最後の元気玉だ。</p><br><br><p>世界の人々はブウを倒すための気を出すのを惜しむ。そんな人々に喝を入れるサタン。自分のことを差し置いて。</p><br><br><p>それが人間だ。都合の良し悪しで善人にも悪人にもなれるのだ。</p><br><br><p>そして大円団ではやはり天下一武倒会でのヤラセを示唆している。</p><br><br><p>なんていう魅力溢れる人物だろう。</p><br><br><p>レッド総帥、初代ピッコロに次ぐドラゴンボールキャラの上位に食い込むことは言うまでもない。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/piggy-the-pig/entry-11289246296.html</link>
<pubDate>Thu, 28 Jun 2012 21:09:28 +0900</pubDate>
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<title>生き尽くす。その使命を、その大切な人を、守るために。</title>
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<![CDATA[ <br><p>「最後の忠臣蔵」</p><br><br><p>最近の邦画に興味を示さない僕なのですが、役所広司さん、佐藤浩市さん共演となれば観ずにはいられない。</p><br><br><p>そもそも。この21世紀のAKB48ときゃりーぱみゅぱみゅのご時勢に忠臣蔵ってなに？って話なんですけど。</p><br><br><p>忠臣蔵って年末に特番でやっている、じいさま＆ばあさま御用達のアレでしょ？</p><br><br><p>そうアレです。</p><br><br><p>よくよく観てみると忠臣蔵って面白い話なんですよね。僕は子供の頃から大好きでした。吉良上野介が。</p><br><br><p>そうなんです。僕は赤穂浪士よりも吉良のが好きなんですよ。</p><br><br><p>まぁそんなことはどうでもいい。</p><br><br><br><br><p>「最後の忠臣蔵」これを観て泣かない人はいないんじゃないかしら？特に男性諸君はこの手のものに弱い。「壬生義士伝」と同じ匂いのする映画だ。</p><br><br><p>吉良邸討ち入りより16年。</p><br><br><p>世の中は赤穂浪士四十七士をまことの武士として英雄視していた。</p><br><br><p>しかし英雄視されたとしても所詮は死んだ人間。残された家族達はつつましやかな生活を送っている。</p><br><br><p>そんな四十七士の家族を1人1人訪ね歩き、討ち入りの全容と大石内蔵助からの見舞金を渡す使命をうけおった佐藤さん演じる寺坂吉右衛門。</p><br><br><p>そしてもう一人が大石内蔵助の隠し子を世間から隠して育てているのが役所さん演じる瀬尾孫左衛門。</p><br><br><p>どちらも討ち入りによる名誉の死を遂げることの出来なかった”生き残り”だ。</p><br><br><p>二人とも大石内蔵助から託された使命の為に生きている。これだけでも相当グッっとくる。</p><br><br><p>ただこの作品はもっと深いところをえぐっている。</p><br><br><p>寺坂吉右衛門は悲痛な思いで語る。</p><br><br><p>四十七士の名声が高まれば高まるほど、討ち入らなかった者の負うものが重くなると。</p><br><br><p>そりゃそうだ。</p><br><br><p>みんな声に出しては言わないけれど「え？元赤穂浪士？勇気ある人は主君の仇を取りに討ち入ったのに、あんたは行かなかったんだ」って。</p><br><br><p>だから寺坂と瀬尾以外の赤穂浪士の生き残り達は過去に縛られたままだ。柴俊夫さんが演じてる役なんてまさにそう。</p><br><br><p>だから大石内蔵助の17回忌で泣くんだね。過去に後悔しているから。</p><br><br><p>寺坂や瀬尾はそんなことでは泣かない。彼らにはまだ使命が残っているから。未来を見据えているのだ。</p><br><br><p>この描写は見終わってからジワジワと来る。ボディブローみたいに。</p><br><br><p>ただそんな過去に縛られていた赤穂浪士の生き残りが、内蔵助の隠し子が輿入れする際に続々と集まってくる。</p><br><br><p>16年もの間、苛まれてきた過去に決別しにきてるのだ。元赤穂浪士としてではなく、赤穂藩の藩士として。</p><br><br><p>あれこそ魂の救済だ。</p><br><br><p>僕は直視できませんでした。子供のようにうわんうわん泣いてしまって。</p><br><br><p>他にも片岡仁左衛門さんの内蔵助のシーンや、ベタだけど桜庭ななみさん演じる可音の嫁ぐ前とかずっと泣きっぱなし。</p><br><br><p>ペットボトル1本ぶんくらい涙出たんじゃないかしら。相当なダイエット効果だわ。</p><br><br><p>あぁ～これを投稿したもう一度観返そう。いや明日の返却までにあと二度は観返そう。</p><br><br><br><br><br><p>さて。</p><br><br><p>そんな素晴らしい作品だったのですがちょっと残念だったことが。</p><br><br><p>これ製作・配給ワーナーじゃん。</p><br><br><p>別にワーナーは嫌いじゃないんだけど、こんな日本的な作品なのに東宝も松竹もほったらかしかい！と思うと今後の邦画が不安でしょうがない。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/piggy-the-pig/entry-11285253940.html</link>
<pubDate>Sat, 23 Jun 2012 23:21:57 +0900</pubDate>
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<title>Devil</title>
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<![CDATA[ <p>たまにはホラー映画でも。</p><br><br><p>M・ナイト・シャマラン監督の名前に惹かれて「デビル」を観た。</p><br><br><p>でもオープニング観てて気づいた。</p><br><br><p>これシャマランは監督じゃなくて製作だ。</p><br><br><p>まぁ別にいいんだけど。</p><br><br><br><br><p>M・ナイト・シャマラン！</p><br><br><p>ここ数年知名度がグン！と上がってきている。</p><br><br><p>それはやはり20世紀を締めくくった名作「シックスセンス」によるものが大きい。</p><br><br><p>僕はいまだに「シックスセンス」以上のラストの大どんでん返しを観たことがない。</p><br><br><p>あれは実に素晴らしい。</p><br><br><p>そんなシャマラン監督だが、一発デカイのを当ててしまったが故にその後の作品への期待値が上がってしまっている。</p><br><br><p>観客は「シックスセンス」と同等か、もしくはそれ以上のモノを求めてしまうがそんなもん無理。</p><br><br><p>「アンブレイカブル」「サイン」「レディ・イン・ザ・ウォーター」などなど名前を聞けば「あぁ～。あったねそんなの」という作品ばかりだが、どれも正面からは楽しめない。もちろん裏口から入ると非常に面白い発見があるのだが。</p><br><br><br><br><p>さて。</p><br><br><p>「デビル」です。</p><br><br><p>「デビル」というと90年代にハリソン・フォード、ブラッド・ピッド共演で話題になったものを思い浮かべる。</p><br><br><p>”まだ多少は動けた”頃のハリソンと若くて血気盛んなブラピの共に思い出したくない作品ではなかろうか。</p><br><br><p>最初、今回の「デビル」（シャマラン製作の）を見つけたとき、「え！？まさかリメイク？」と戦慄が走ったが、どうやら違うようで安心した。</p><br><br><p>ただ、そもそもなコトだがタイトルの「デビル」（原題「Devil」）っていかにもセンスがない。</p><br><br><p>コメディー映画や恋愛映画で「デビル」なら少しは「お！なになに？」ってなるけれど、サスペンスホラーで「デビル」じゃ～まんまじゃん！</p><br><br><p>Tシャツ買ったら、ロゴが「Tシャツ」って入ってるようなもん。う～ん。ちょっと違うか。</p><br><br><br><br><br><p>とはいえ。</p><br><br><p>映画の内容はスゴかった。</p><br><br><p>悪魔がエレベーターに閉じ込めた人間をテンポ良くバッサバッサと葬っていくというもの。</p><br><br><p>そんだけ。</p><br><br><p>さすがにそれだけじゃアレなので、僕がこの映画の見所を独断と偏見で。</p><br><br><p>まず数少ない登場人物の中で1人グッっと来る人がいます。いますよね？</p><br><br><p>そう。ジェイソン！です。ビルの整備責任者の！！</p><br><br><p>初登場シーンでジェイソンは35階のブチ割れた窓ガラスを直そうとしています。しかし急に停まってしまったエレベーターを直さんかい！と言われて屋上の機械室へ。</p><br><br><p>屋上では強風に煽られ彼のトレードマークであった、今は亡き誇り高い整備工の親父の形見の帽子（あくまで想像）が飛ばされてしまいます。</p><br><br><p>飛ばされた帽子を追いかけて何のフェンスもない危険な屋上を走るジェイソン。</p><br><br><p>みんな思いますよね。</p><br><br><p>「あぁ、ジェイソンこれ落ちちゃうパターンね」と。</p><br><br><p>案の定、帽子はビルの屋上から落ちて、そのままジェイソンも・・・と思いきやジェイソンセーフ！ギリセーフ！！</p><br><br><p>落ちる一歩手前の所で、手で引くタイプのサイドブレーキをグーン引っ張ったんかい！？そんな上げたらもうサイドブレーキ戻らんぞオイ！っていうくらいの見事なストップぶり。</p><br><br><p>やるねぇ～ジェイソン。</p><br><br><br><p>続いてジェイソンがやってきたのは地下室。屋上の機械室には問題がなかったから今度は地下の機械を点検しにきたってワケだ。</p><br><br><p>この高層ビルは何基ものエレベーターがある。そのエレベーターの下を恐る恐るくぐり抜けていくジェイソン。</p><br><br><p>すると問題の停まってしまったエレベーターの下に謎の生命体を発見。タヌキ？キツネ？フェレット？</p><br><br><p>みんな思いますよね。</p><br><br><p>「あぁ、ジェイソンこれ落ちてきたエレベーターに潰されちゃうパターンね」と。</p><br><br><p>案の定、謎の生命体を追い払ったジェイソンの上にエレベーターがグワーッンと落ちてきて、そのままジェイソンを・・・と思いきやジェイソンセーフ。ギリセーフ。</p><br><br><p>タヌキだかなんだか分からん動物の命も結果的に救ってやったし、やるねぇ～ジェイソン！</p><br><br><br><p>そして次にジェイソンがやってきたのはワイヤー。ワイヤー？</p><br><br><p>そう。地下にも異常を発見することができなかったジェイソンは屋上からエレベーターを吊っているワイヤーをつたって直接閉じ込められた人を助けに行こうってワケだ。</p><br><br><p>今まで警備とやりとりしていた無線も流石にいまは出れない。必死にワイヤーを降りていくジェイソンだが無線からは何度もジェイソンを呼ぶ声が。</p><br><br><p>みんな思いますよね。</p><br><br><p>「あぁ、ジェイソンこれワイヤー切れて落ちちゃうパターンね」と。</p><br><br><p>案の定、ジェイソンに謎の飛行生命体がぶつかり、体勢を崩すジェイソン。体を吊っていたカラビナが外れてしまいワイヤーが切れて、そのままジェイソンも・・・と思いきや、カットが替わりエレベーターの中が映し出されて、あれ？と思っていたらドシーン！って何かが降ってきて、血がジワーッって。ジェイソンアウトー！完全にアウトー！</p><br><br><p>マジかっ！？</p><br><br><p>2度も救っておきながら死なせちゃう！？</p><br><br><p>マジかっ！？</p><br><br><p>よくよく考えてもらいたい。</p><br><br><p>普通の人なら即業者を呼ぶであろう割れた窓ガラスを直そうとしていた。彼の持ち場である機械室に通じる屋上は高層ビルなのにフェンスも何もない。地下室では勇敢にも小動物の命を救った。そして2度も死にかけたのに、そんなのレスキュー隊クラスだろ！といいたくなるようなワイヤーを降りて救出作戦を実行した。</p><br><br><p>これらのことを彼は、ジェイソンは・・・たった1人でやっている！！</p><br><br><p>時と場所さえ違えばダイ・ハードのジョン・マクレーン刑事に匹敵する働きだよこれは。</p><br><br><p>この映画を観たことない方は以上のことを踏まえてから観てもらいたい。ジェイソンという哀戦士がいるということを胸に刻んでから。</p><br><br><br><br><p>そして。もうひとつ。</p><br><br><p>この映画は閉じ込められた人間の追い詰められた感じは良く出ていますが、僕はここでもアメリカン達の対応のスゴさを痛感させられた。</p><br><br><p>エレベーターが原因不明で停まってしまうワケだが、停まってから1分も経たずに全員が現状を理解し、管理会社や整備責任者の名前を調べつくし悪態をつき始める。日本じゃエレベーター停まってもそんなすぐ騒がずにお互い牽制してるくらいの時間で、アメリカン達は暴動を起こしかねない勢いに憤慨しとる。</p><br><br><p>アメリカってホントすごいね。</p><br><br><p>ん？まてよ。悪態つかれてる整備責任者って・・・ジェイソンじゃないか！</p><br><br><p>悪魔の未知なる力で停まったしまったエレベーター。ジェイソンは日ごろの点検だってちゃんとやってたハズだ！そして命をかけてみんなを助けようとしたジェイソン・マクレーン刑事を悪く言うなんて！</p><br><br><p>悪魔さんやっちゃってください。</p><br><br><p>以上がダイ・ハー・・・じゃなくて「デビル」の見所です。お試しあれ。</p><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/piggy-the-pig/entry-11284292811.html</link>
<pubDate>Fri, 22 Jun 2012 21:28:24 +0900</pubDate>
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<title>magician is not exist</title>
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<![CDATA[ <p>フランスという国はまったく！！</p><br><br><p>どうしていちいち芸術の水準が高いのだろう。</p><br><br><p>シルヴァン・ショメ監督の「イリュージョニスト」を観た。</p><br><br><p>映画が公開されていた当時、ずっと見たかったのだが、有楽町でしか公開されておらず結局見逃してしまっていた作品だ。</p><br><br><br><p>シルヴァン・ショメ監督といえば「ベルヴィル・ランデブー」でも有名な監督さんだ。</p><br><br><p>TSUTAYAに行けばジブリコーナーに置いてあるので知っている方も少なくはないと思う。</p><br><br><p>そう、ジブリが海外の優れたアニメーションを日本でも公開すべく取り組んでいる一環で日本でも観れるのだからジブリ様々だ。</p><br><br><br><br><p>さて。</p><br><br><p>「ベルヴィル・ランデブー」でもそうだったのだが「イリュージョニスト」でも人物や建物の描写がえげつない。</p><br><br><p>日本のアニメは様々なデコボコを丸くして味気ないものになっていると思う。いわゆる似顔絵や真似がしやすい絵だ。</p><br><br><p>言い換えれば馴染み深く優しい絵とも言える。</p><br><br><p>フランス人はそこを妥協しない。</p><br><br><p>明らかに主張している絵だ。</p><br><br><p>言い換えればトゲトゲしく個性にあふれ魅力的な絵とも言える。</p><br><br><p>決して日本アニメのような爆発的なヒットを生むことはないだろうが、アニメ界の第一線は日本ではなくフランスではなかろうか？と思わせられる要素が「イリュージョニスト」には詰まっている。</p><br><br><p>ストーリーはベタだ。</p><br><br><p>チャップリンの「ライムライト」と同じ。万国共通ウケるテーマ。</p><br><br><p>ただ、圧巻なのが登場人物にセリフを与えていないところだ。</p><br><br><p>もちろん無声映画ではなくいくつかセリフもある。だが意味のあるセリフはほぼ無い。</p><br><br><p>ストーリーをその絵のタッチと雰囲気、そして音楽だけで引っ張っていく。</p><br><br><p>もうね、本当になんなんでしょう。この芸術点の高さは！</p>
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<link>https://ameblo.jp/piggy-the-pig/entry-11281011838.html</link>
<pubDate>Mon, 18 Jun 2012 21:40:42 +0900</pubDate>
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<title>Not　One　Less</title>
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<![CDATA[ <p>忘れてしまっていたけれども。マイブームでした。</p><br><br><p>僕は映画を観るのが大好きで様々なジャンルに手を出している。</p><br><br><p>高校生の時にチャップリンから始まって、フランス映画、小津安二郎、ハリウッドのモノクロ時代、そして今はアジア映画。</p><br><br><p>そうアジアンムービーがマイブームだったのだ。</p><br><br><p>アジアといっても邦画は含んでいない。どうも邦画はちょっと・・・苦手というか、たぶん僕にはまだ早いのだろう。</p><br><br><p>90年代前半までの邦画は狂おしく好きなんだけどれど。</p><br><br><br><br><br><p>さて。</p><br><br><p>最近じゃ何かと話題のインド映画や韓流が持てはやされていますが、忘れていませんか？眠れる獅子を。</p><br><br><p>そう中国ですよ！</p><br><br><p>政治外交では何かと肌が合わない中国ですが、中国4千年の文化は一流のチャイニーズムービーを作り出しています。</p><br><br><p>かつてはワイヤーアクションを駆使した作品ばかりが目立ちましたが、ここ数年ではドラマ作品が数多く輸入されています。</p><br><br><p>その先駆けとも言うべき作品がチャン・イーモウ監督の「あの子を探して」です。</p><br><br><p>何度も観かえしている作品なのですが、観る度に胸が熱くなります。</p><br><br><p>10年近く前の作品なのですが中国の貧富の差を掘り下げています。小さな日本では考えられない世界です。</p><br><br><p>とはいえ日本でも過疎化が進んでいる地域がある以上、決して目を背けられない問題でもあります。</p><br><br><br><br><p>劇中にて。</p><br><br><p>貧困な村から街に出稼ぎに行ったもののはぐれてしまい街を彷徨う少年ホエクー。乞食同然の生活をしていたホエクーが、ようやく見つけてもらい村に帰る際に言った一言がこの映画のすべてだと思う。</p><br><br><p>リポーターは様々な質問をホエクーに問いかけ、一番最後にこれを聞いた。</p><br><br><p>「街で一番思い出に残っていることは？」</p><br><br><p>リポーターとしては何もない村から街に来た少年に、発展した街のこと、つまり自分たち都会人が住む生活のことを憧れを持って説明してもらいたかったに違いない。もちろんイヤミな意味ではなく。</p><br><br><p>それはあるいは、「TV」や「たくさんの車」、「立ち並ぶ高層ビル」といった都会的というシンボルを求めたのかもしれない。</p><br><br><p>しかしホエクーは少し考えたあとボソリと言った。</p><br><br><p>「食べ物を恵んでもらえたことは一生忘れない」</p><br><br><br><br><br><br><p>さらにラストシーンで生徒が黒板に1文字づつ書いていきます。</p><br><br><p>子供たちが書いたものは全て”何もない村”にあるものばかりでした。とても印象的です。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/piggy-the-pig/entry-11276957444.html</link>
<pubDate>Thu, 14 Jun 2012 01:25:53 +0900</pubDate>
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