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<title>木漏れ日差し込む窓辺で</title>
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<description>ミステリー小説を書いています。お暇なとき、ぜひお立ち寄りください。</description>
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<title>『みてるよ』・・・３</title>
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<![CDATA[ <font size="3">小夜子のブログに書き込まれた嫌がらせと思われるコメントが書き込まれたのは、結局、その日１日だけだった。<br><br>　夫は「警察に相談したほうがいいんじゃないか」とひどく気にしているようだったが、翌日も、その翌日も、書き込みがなかったのでしばらく様子をみることで落ち着いた。「しばらくブログを止めたら」とも言われたが、それはどうしても嫌だった。<br><br>「そんなに簡単に言わないでよ」<br><br>　小夜子のブログは書き始めて３年になる。毎日のように見てくれる人もいるし、書き込まれたコメントで励まされたこともたくさんあった。顔も知らない友達――リアルな友人と違う程よい距離感が小夜子には心地よかった。顔も、住所も、名前も、まったく分からない。だからこそ言えることもある。この関係を絶つのは絶対に嫌だった。<br><br>　――まったく、わからない？<br><br>　小夜子の口元から笑みが漏れた。</font><br><br><br><font color="#800080"><font size="3">≫≫続きは、６月１６日を予定。また読んでくださいね</font></font><br><br><a href="http://www.doramix.com/rank/vote.php?id=58030"><strong>｢ブログ王」ランキングに参加してます。ただいま１３位/４１４件中。ご協力よろしくお願いします。こちらをクリック！</strong></a><br>----------------------------<br>※この物語はすべてフィクションであり、著作権は國枝真理にあります。
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<link>https://ameblo.jp/pineapple-cake01/entry-10281136241.html</link>
<pubDate>Mon, 15 Jun 2009 20:24:15 +0900</pubDate>
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<title>『みてるよ』・・・２</title>
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<![CDATA[ <font color="#000000"><font size="3">　佐藤小夜子は夫を送り出したあと、洗濯機を回しながら朝食の後片づけをして、各部屋にザッと掃除機をかけて、洗濯物を干した。<br><br>　ここまで済ませると、あとは自分の時間だ。<br><br>　彼女は、ほぼ毎日、午前11時頃から夕方までパソコンして過ごした。子どもはまだいない。夫は早く欲しがっているが、私はまだ23歳。もう少し、こうやってのんびりと自分の時間を楽しみたかった。<br><br>　その日も家事を終えた小夜子は、コーヒーが並々に入ったマグカップを持って、パソコンデスクの前に座り、スイッチを入れた。モーターが回るような音がして、起動を知らせる音とともに画面が明るくなる。いつものようにウィンドウズを起動して、いつものようにブログにログインをした。<br><br>（今日は窓辺に置いたラベンダーの鉢の話を書こう）。<br><br>　窓の外、ベランダに置いてあるラベンダーに目をやると、さっきまで初夏の強い日差しで明るかった景色が、いつの間にか薄い灰色に変っていた。空は重そうな雲に覆われている。<br><br>（そういえば、昨日はもの凄い雨だったな――）<br><br>　小夜子はパソコンをリビングの奥、南側の窓辺の壁に付けて置いていた。外の景色がすぐ見えるからだ。この窓の先は空き地なので威圧感がない。その先に京浜急行の線路が見える。電車が通るとちょっとうるさいが、ずいぶん建物がないだけ開放感があった。<br><br>　窓の外には２ｍ幅のベランダがあるから、直接、日差しが部屋に差し込むことはないが、夏場はそれが都合よかった。ここで小夜子は、いつものように半日をのんびりと過ごす、つもりでいた。<br><br>「さて、メッセージはきているかな」。<br><br>　自分のブログを確認した小夜子は、思わず両手で口を覆って息を呑んだ。<br><br>「――なによ、これ」。<br><br>〔死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死ね。死〕<br><br>　昨日書いたブログのコメント欄に〔死ね〕のも文字がいくつも並んでいる。途中で切れているが、きっとコメント欄に書ける文字数いっぱいまでコピペしたからだろう。<br><br>　小夜子は立ち上がるとテレビのスイッチを入れた。静まり返っている空間が怖かった。テレビかの画面に昼のワイドショーのコメンテーター達の顔が映り、賑やかな笑い声が聞こえると、小夜子は小さく「よし」と気合を入れてパソコンの前に戻った。<br><br>　幸い、コメント欄にはいつものようにブログへの感想がいくつも残っていた。しょっちゅう、訪問してくれるお馴染みさんや、あるSNSで知り合って意気投合したネットの友達は励ましのコメントを寄せてくれている。<br><br>〔上に、ヘンなコメントが書かれているけど気を落とさないでね。ガンバ！〕<br><br>〔大丈夫？　嫌だねぇ。誰だか知らんけど、止めといてよ〕<br><br>　そのひとつひとつにお礼を書いていくうちに、段々と動揺が治まっていくのがわかる。が、あるコメントで小夜子は再び固まった。<br><br>〔誰かに狙われていない？　気をつけたほうがいいよ〕<br><br>淹れたことを忘れていたマグカップのコーヒーをゴクッと飲み込むと、小夜子はテレビのボリュームを更に上げた。</font></font><br><br><a href="http://peta.ameba.jp/p/addPeta.do?targetAmebaId=pineapple-cake01&amp;guid=ON"><img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_17.gif" alt="ペタしてね"></a><br><br><font color="#800080"><font size="3">≫≫続きは、６月１２日を予定。また読んでくださいね</font></font><br><br><a href="http://www.doramix.com/rank/vote.php?id=58030"><strong>｢ブログ王」ランキングに参加してます。ただいま１２位/４１３件中。ご協力よろしくお願いします。こちらをクリック！</strong></a><br>----------------------------<br>※この物語はすべてフィクションであり、著作権は國枝真理にあります。<br>
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<link>https://ameblo.jp/pineapple-cake01/entry-10278510892.html</link>
<pubDate>Thu, 11 Jun 2009 17:38:34 +0900</pubDate>
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<title>『みてるよ』・・・１</title>
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<![CDATA[ <font color="#000000"><font size="3">　このところ雨の日が多い。そろそろ東京も梅雨入りなのだろう。<br><br>　里中多恵は階段を上り改札口を抜けるとエスカレーターを走るように下って、混雑している１・２番線上りプラットホームへ降りた。<br><br>　雨の日のラッシュアワーは気が重い。こうしてプラットホームに立っているだけで、すれ違う人の傘やレインコートなど、そこらじゅうの水滴が服を濡らす。<br><br>　とにかく今日は風が強かった。<br>　<br>　川をまたぐように掛かるプラットホームはまるで風の通り道であるかのように、強風が吹きぬける。屋根のかかっているホーム内にも霧状になった雨が吹き込んでいた。<br><br>（線路の上にも屋根がかかっていればいいのに）<br><br>　多恵はねずみ色の空を仰ぐと、キッと睨みつけた。<br><br>　戸塚駅では、東海道線も、横須賀線も、湘南新宿ラインも、すべて同じホームに到着する。近隣の横浜駅や大船駅での乗り換えはホームを移動しなければならないのに比べると、乗換えがスムーズ。故に、横須賀線から東海道線、湘南新宿ラインなどへの乗り換え客などでも駅は混雑していた。<br><br>　人とすれ違うためには、どうしても体が触れ合ってしまう。<br><br>　体格のいいグレーのスーツがすれ違ったとき、びしょ濡れの傘が多恵の大柄模様のスカートをかすめて行った。<br><br>「もう。買ったばっかりのスカートなのに――台なしだわ」。<br><br>　多恵はスカートに付いた水滴を手でパシパシと払いながら、大きな溜め息を付いて振り返り、グレーのスーツも睨みつけた。<br><br>　その日、多恵は一番前に並べた。これはラッキーだ。<br><br>（もしかしたら、今日は座れるかもしれない）<br><br>　限りなくゼロに近い期待を胸に、湘南新宿ライン入線のアナウンスを待った。<br><br>「一番線に電車が参ります。黄色い線の内側でお下がりください――」。<br><br>　そのときである。多恵は、誰かに背中を押された。<br><br>　いや、偶然押されたのとは違う。意志を持った強い力で線路に押し出されるのを、多恵は感じていた。<br><br>「あっ…」。<br><br>　多恵は反射的に小さな声を発すると、線路に横倒しになるように落下する。<br><br>　反射的に周囲から悲鳴が漏れた。<br><br>「痛ぁーい。もう、何なのよ」。<br>　<br>　半身を起こすと両腕と太もも、ふくらはぎのあたりが痛かった。どうやら鋼製のレールに強打したらしい。肌蹴たスカートを整えて、強く打った太もものあたりを擦りながら、少しの間、呆然と空を見ていた。<br>　<br>　――体、何が起こったのだろう。<br><br>　今の状況が、多恵にはすぐに呑み込めなかった。彼女が我に返ったのはそれから少しあと、ホームから悲鳴が聞こえた時だ。<br><br>「電車が来るぞ！」<br><br>「早く上がって！」<br><br>　声に促されるように線路のかなたを見ると、そこには私が乗るはずの電車が見えた。それは確実に多恵に迫っている。<br><br>　足が思うように動かない。転落したときに頭を打ったのかくらくらと眩暈もする。<br><br>（こんなことって、こんなことって――）<br><br>「逃げなきゃ。早く、逃げなきゃ」顔を歪ませながら、力の入らない足を擦った。<br><br>　動け、動け――お願い動いて！<br><br>　そこに迫る危機に、多恵は思わず目を閉じた。<br><br>　助けて――。<br><br>　大きな警笛と激しく擦れあう金属音と共に、電車はホームへと滑り込んだ――。</font></font><br><br><br><font color="#660099">≫≫続きは、６月10日　また、読んでくださいね。</font><br><br><a href="http://peta.ameba.jp/p/addPeta.do?targetAmebaId=pineapple-cake01&amp;guid=ON"><img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_15.gif" alt="ペタしてね"></a><br>-------------------------------<br><img src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/175.gif" alt="ダウン">ランキングに参加しています。ご協力よろしくお願いします。<br><a href="http://blog.with2.net/link.php?829777" target="_blank"></a><a href="http://blog.with2.net/link.php?829777"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fimage.with2.net%2Fimg%2Fbanner%2Fbanner_22.gif" width="88" height="31" border="0" alt="人気ブログランキングへ"></a><a href="http://blog.with2.net/link.php?829777" target="_blank"></a><br><a href="http://www.doramix.com/rank/vote.php?id=58030"><strong>｢ブログ王」のランキングもご協力お願いします。こちらをクリック！</strong></a><br><a href="http://bungeiweb.net/" target="_blank">文芸Webサーチ</a><br>※この物語はすべてフィクションであり、著作権は國枝真理にあります。
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<pubDate>Tue, 09 Jun 2009 13:08:25 +0900</pubDate>
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