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<title>カレー屋、やっぱりピンク！時々サボテン</title>
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<description>インド遍歴十数年の旦那が日本の端っこの町で長年の夢のカレー店をオープン。 嫁は元公務員のアラサーメンヘラ女子。カレーを営む日々の中、夫婦はそれぞれの人生への理解を深め、自分の道を歩み始める。痛快！ユーモラスエッセイ</description>
<language>ja</language>
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<title>きがつけば、はじめてのデートの温泉で。</title>
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<![CDATA[ <p>こんにちは！ピンクカレー子です。</p><p>&nbsp;</p><p>インド通の夫とともに、日本のすみっこの田舎町でカレー店を営んでいます。</p><p>&nbsp;</p><p>このブログでは、</p><p>１０数年間公務員だった私が、インド通の夫と出会い、カレー店を営む中で起きてきた日々のアレコレをこころの声とともにエッセイ形式でお送りしていきます。</p><p>&nbsp;</p><p>普通のサラリーマンから、まったく畑違いの感性と経歴を持つ旦那と出会い、恋をして、カレー店を営むこととなり、お互いをかき混ぜあいました。</p><p>クスっと笑っていただけたら幸いです。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/23/pink-curry/45/4d/j/o3120416014204957628.jpg"><img alt="" height="560" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/23/pink-curry/45/4d/j/o3120416014204957628.jpg" width="420"></a></p><p>★★★★★★★</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>今年は例年より早く、5月の末には梅雨入りの予報が流れた。</p><p>そういえば、初めてダンナに出会ったのも、雨の降るこの季節だった。</p><p>&nbsp;</p><p>今日は1歳になる息子がダンナと一緒にお出かけをする日。</p><p>店が定休日の月曜日に、私は一週間に一度のフリータイムを獲得する。</p><p>&nbsp;</p><p>昼頃まで夏営業に向けてメニューにするジンジャーシロップの準備をしたりて軽い昼食をとったあと、思い立って温泉に出かけることにした。</p><p>&nbsp;</p><p>店から車で山手に２０分ほど走ったところにある温泉街。春のツツジの咲くころと、モミジの燃える秋は盛り上がりを燃せるが、その季節以外は割と閑散としており、その温泉地の時間は日常よりも少しだけゆっくり流れる。</p><p>&nbsp;</p><p>硫黄のにおいの立ち込めるこの温泉街には、緑色の硫黄泉と白濁したお湯の温泉があって気分によって選ぶことができる。その中でも“小地獄温泉”と呼ばれる温泉があり、元気が欲しいときやスッキリした気分になりたいときに私は小地獄温泉を選ぶことが多い。</p><p>&nbsp;</p><p>今日は天気が良いし少し外の空気を吸いたくなって、ドライブも兼ねてこの白濁温泉の露天風呂に入れる小地獄温泉を選んだ。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/23/pink-curry/97/87/j/o4160312014204956466.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/23/pink-curry/97/87/j/o4160312014204956466.jpg" width="420"></a></p><p>月曜日の午後に温泉につかりにくるのは、おばあちゃんばかり。</p><p>今日も、いつもと同じ感じで、30代の私以外は年金をもらって生活していそうなおばあちゃんばかりだった。</p><p>&nbsp;</p><p>服を脱いで中に入ると、ピンクのハートがいっぱいプリントしてあるシャワーキャップをかぶ<wbr>ったおばあちゃんがいった一言に、5人のばあちゃんが声を<wbr>揃えて大笑いしている。<br><br>なにがそんなに可笑しいんだろう？と話に耳を傾けると、<wbr>5人のばあちゃんの中の一番しわしわのばあちゃんかが</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.4em;"><span style="color:#ff0000;"><span style="font-weight:bold;">『<wbr>空くじはないとさ！ビリでも空くじじゃない』</span></span></span>という。<br><br>私はなんだか、それを聞いてうれしくなって<span style="color:#ff0000;"><span style="font-weight:bold;">『空くじはない<wbr>んですか！』</span></span>と思わず話しかけていた。<br><br>いちばんしわしわのばあちゃんは<span style="font-weight:bold;"><span style="color:#ff0000;">『そうさー、ビリはだれも狙わんとに、空くじはないと〜』</span></span>という。</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff007d;">『空くじがないって、なんかイイですね！』</span></p><p><br>私はなんかウキウキして、しわしわのおばあちゃんに話しかけると、しわしわのおばあちゃんは怪訝そうな目で私の顔をみて、</p><p>「ビリでも掃除機のもらえるとさね～ははは」</p><p>&nbsp;</p><p>…なんだ、老人会のゲームの景品の話か。</p><p>&nbsp;</p><p>おばあちゃんの「空くじナシ」の言葉に、自分のなんとも切ない人生を肯定してもらっているような感じがしてうれしくなった。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/22/pink-curry/c3/4b/j/o4160312014204955909.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/22/pink-curry/c3/4b/j/o4160312014204955909.jpg" width="420"></a></p><p>&nbsp;</p><p>朝からふと思い立って夫とのアレコレを綴るこのブログの準備をしていたからなのか、何も考えずに選んだ場所は、夫と初めてのデートで訪れた場所だった。</p><p>&nbsp;</p><p>あの頃、もう３０にも差し掛かろうとしているのに、温泉代の６６０円を出してくれる彼を頼もしく感じた私。</p><p>&nbsp;</p><p>今となっては、「オイオイ！６６０円の温泉おごってもらったくらいでトキメイてんじゃないよ、ねーさん！」と当時の自分にささやきたくなる。</p><p>始まる恋のヨカンにトキメイていた、恋に恋していた私を思い返すとちょっとばかし恥ずかしくなる。</p><p>&nbsp;</p><p>今日温泉が終わってから家族に合流して訪れた居酒屋で、たらふく飲んで食べて、笑顔で「ごちそーさんっした～！」とのたまうほどの逞しさに成長した私を４年前の私がみたらどんな風に感じるだろうか。</p><p>&nbsp;</p><p>ぜったいになりたくなかった、ずうずうしいオバサンの域に足を踏み込み始めている危機感と、そのくらいごちそうしてくれて当然だろうという傲慢さとが行き来する。</p><p>&nbsp;</p><p>あの時のやうやうしい気持ちは今となっては空の彼方に消え去ってしまったが、彼と出会ってからの私の心は晴れたり曇ったり、噴火したりととても忙しかった。人生を共にするということ。その中で、自分の人生も彼の人生も両方我慢なく大切にするということを、学んでいるのだと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>・・・学べているんだろうか・・・。</p><p>&nbsp;</p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br>読者登録大歓迎デス！<br>&nbsp;</p><p><a href="https://blog.ameba.jp/reader.do?bnm=pink-curry" title="どくしゃになってね…"><img alt="どくしゃになってね…" height="50" src="https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_31.gif" width="150"></a></p><p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/pink-curry/entry-12381364766.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Jun 2018 23:46:23 +0900</pubDate>
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<title>カレー屋を営む夫婦のユーモラスエッセイはじめました。</title>
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<![CDATA[ インド遍歴十数年の旦那が故郷を遠く離れた日本の端っこの田舎町で長年の夢だったカレー店をオープン。&nbsp;<div><br></div><div>嫁は元公務員のアラサーメンヘラ女子。&nbsp;</div><div><br></div><div>インドの生活様式に染まりきった夫。&nbsp;</div><div><br></div><div>正統派を名乗りつつインドスタイルな夫をなじるクレイジーな嫁。</div><div><br></div><div>&nbsp;カレー店を営む日々の出来事の中で、夫婦はそれぞれの人生への理解を深め、自分の道を歩み始める。 そこに至るまでの、夫婦・親子・結婚・妊娠・出産・開業・別居までの様々な体験と感じたり考察したりしたことをユーモラスに書き綴ります。</div><div><br></div><div>よろしくお願いします。</div><div><br></div><div><div><br></div><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/15/pink-curry/66/c9/j/o1080081014204650570.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20180604/15/pink-curry/66/c9/j/o1080081014204650570.jpg" width="1080" height="810"></a><div><br></div></div><div>読者登録大歓迎デス</div>
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<link>https://ameblo.jp/pink-curry/entry-12381240569.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Jun 2018 14:47:25 +0900</pubDate>
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