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<title>pinokojimaのブログ</title>
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<title>子どもを社会人として育てるということ</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p>私は結婚しているが子どもはいないし、これからつくる予定もない。</p><p>どこかのタイミングで子どものいない人生を選択したわけではなく、</p><p>ただ、現状いないから、多分このままいないのだろうなという感じ。</p><p>&nbsp;</p><p>そして私は自分にこどもができるかどうかを考えるとき、</p><p>たいていは実の母の言葉を思い出す。</p><p>&nbsp;</p><p>まだ私が独身のころ、母と電話をしていたら</p><p>「結婚はしないのか」と聞かれたので</p><p>「結婚もしないし子どもも生まないと思う」と答えた。</p><p>&nbsp;</p><p>それに対する母の返事は</p><p>「大人になる気がないんだね」だった。</p><p>&nbsp;</p><p>30を過ぎてとっくに自立し、</p><p>自分で選んだ仕事で稼いで一人暮らしをしている娘に対して何を言うのかと</p><p>頭にきた。それは何年も前のことだが、ずっと覚えている。</p><p>&nbsp;</p><p>その後、私は結局結婚したけれど、</p><p>それは母の言うところの「大人になる」ためではないし、</p><p>もしもこの先子どもを授かって育てるにしても、</p><p>それもやっぱり母の言うような「大人になる」ことだと思わない。</p><p>&nbsp;</p><p>たぶん、実の娘だから言えた言葉なんだと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>よそのお嬢さんが独身で過ごしていても、</p><p>母は「あら、まだ独身で今後結婚する気も子どもを産む気もないの。大人になる気がないのね」</p><p>なんて言わないだろう。多分。だってただの暴言じゃないか。</p><p>もしもそれが本心だったとしても、そんな失礼なことを他人に言わないのが常識だし、</p><p>それこそ大人として当たり前のふるまいだ。</p><p>&nbsp;</p><p>母が本当に私に言いたかったのは</p><p>社会が示す一般的な人生すごろくに乗って、適齢期になったら結婚出産しなさいと</p><p>いうことではなくて、それもちょっとはあるんだろうけれど、</p><p>本当の本当の心は</p><p>「孫をみせてほしい」なんだろうと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>うちは3人きょうだいだが、私を含めて誰も子どもがいない。</p><p>&nbsp;</p><p>私は末っ子で、きょうだいの中で唯一の女だ。</p><p>それもあっていろいろと期待があるのだろう。</p><p>息子のお嫁さんが生んだ子どもより、</p><p>娘が生んだ子どもの方が気兼ねがないというから。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>私は成人式の振袖も着なかった。</p><p>母は私の成人式のために貯金をしてくれていたが、</p><p>その時私にはどうしてもやりたいことがあって、</p><p>それに一生懸命だったから成人式には出なかった。</p><p>今も、成人式に出ればよかったという後悔はない。</p><p>&nbsp;</p><p>18歳から実家を出て暮らしているということもあるが、</p><p>母と娘で楽しく買い物に行くことも、これまでほとんどなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>結婚はしたが、結婚式も挙げず写真も撮らなかった。</p><p>これには特別な理由はなく、単に私が結婚式に興味がなかったから。</p><p>そんな私に母は「結婚式をしないとすぐ離婚する」と言った。</p><p>その言葉は「結婚式を挙げてほしい」という本心の裏返しだったんだろう。</p><p>そこまで分かっているならドレスを着た写真くらい撮って、</p><p>あとでみせてあげれば良かったのに、</p><p>と思う気持ちも少しはあるけど、</p><p>自分がしたくないことを、誰かを理由にしてまでやりたくない。</p><p>&nbsp;</p><p>母を恨んでいるわけでもないし、</p><p>大切に愛情をかけて育ててもらった感謝はある。</p><p>親からの愛情を一つも疑わずに成長してこられたことは</p><p>奇跡のようなことなんだと、大人になった今も心から思う。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>田舎の母の友人たちは娘と仲が良いらしく、</p><p>結婚しても近くに住んでいるから孫とひんぱんに会えるし</p><p>娘が何歳になっても一緒に旅行に行ったり買い物に行ったりしているらしい。</p><p>母以外は、日常の中で娘との濃い付き合いがあるのだ。</p><p>そういうことをなんとなく母から聞くと、申し訳ないなとも思う。</p><p>&nbsp;</p><p>母の友人の娘たちは、みんなウェディングドレス姿をみせてあげただろうし、</p><p>成人式には振袖を着ただろう。孫も抱かせてあげただろう。</p><p>そういう、娘を持つ母の楽しみを一つも叶えてあげられなくてごめんね、</p><p>という気持ちは少しはある。多分一生伝えられないけれど。</p><p>&nbsp;</p><p>人が驚くほど稼いでいるわけでもないくせに結婚よりも仕事にこだわって、</p><p>積極的に子どもを生もうともしない。</p><p>それはたぶん、母にとって本当に不可解なんだろうと思う。</p><p>そういう生き方をする女の人は、少なくとも私の郷里ではほとんどみなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>だからといって、何かをどうにかしたいわけでもない。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ、書き始めたらこういう感じになってしまいました。</p><p>&nbsp;</p><p>どこもそうかもしれないけれど、</p><p>母と娘で人生のプレースタイルが違いすぎるんですというお話でした。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/pinokojima/entry-12970235906.html</link>
<pubDate>Sat, 20 Jun 2026 11:49:52 +0900</pubDate>
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<title>かつみ♥さゆりがすごく素敵だという話</title>
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<![CDATA[ <p>思い立って、さいきん大好きなかつみ♥さゆりさんについて</p><p>いろいろ調べながら書いてみる。</p><p>&nbsp;</p><p>（ウィキペディアの情報なども参考にしているので、事実関係に</p><p>間違いがあるかもしれない）</p><p>&nbsp;</p><p>かつみ♥さゆりは吉本興業所属の夫婦漫才コンビ。</p><p>&nbsp;</p><p>かつみ♥さんは1963年生まれの63歳、「ネクタイピーン」のギャグでおなじみ。</p><p>♥さゆりさんは1969年生まれの56歳、「あ～ボヨヨーン」のギャグでおなじみ。</p><p>（二人とも♥がそれぞれの芸名に含まれる）</p><p>&nbsp;</p><p>結婚は1996年、コンビ結成は2000年。</p><p>壮年期のかつみ♥さんはキリリとした顔だちの男前だし、</p><p>明るいキャラクターとすらーっとした美脚がまぶしいさゆり♥さんは、</p><p>とても56歳にはみえないキュートさで、美容メディアにもひっぱりだこである。</p><p>&nbsp;</p><p>何より、お二人ともとても明るくて元気でサイコー！</p><p>ニコニコ笑顔と明るいギャグをみているだけで、</p><p>とんでもなく元気をもらえる。</p><p>&nbsp;</p><p>で、お二人といえば億越えの借金を返し続けていることでおなじみ。</p><p>♥さゆりさんのインスタグラムで趣味の１つに借金返済が挙げられている。</p><p>なんか笑う。</p><p>&nbsp;</p><p>2人が出会った時点でかつみ♥さんには１億7000万円の借金があったという。</p><p>それを知りながら結婚した♥さゆりさんはスゴイ。</p><p>&nbsp;</p><p>結婚の経緯や、二人の借金にまつわるこれまでの苦労などを</p><p>以下の記事で読んだ。</p><p>&nbsp;</p><div class="ogpCard_root"><article class="ogpCard_wrap" contenteditable="false" style="display:inline-block;max-width:100%"><a class="ogpCard_link" data-ogp-card-log="" href="https://mainichi.jp/articles/20230525/osg/00m/020/001000d" rel="noopener noreferrer" style="display:flex;justify-content:space-between;overflow:hidden;box-sizing:border-box;width:620px;max-width:100%;height:120px;border:1px solid #e2e2e2;border-radius:4px;background-color:#fff;text-decoration:none" target="_blank"><span class="ogpCard_content" style="display:flex;flex-direction:column;overflow:hidden;width:100%;padding:16px"><span class="ogpCard_title" style="-webkit-box-orient:vertical;display:-webkit-box;-webkit-line-clamp:2;max-height:48px;line-height:1.4;font-size:16px;color:#333;text-align:left;font-weight:bold;overflow:hidden">知りたい聞きたい　お金のはなし：夫の借金1.7億円ともに背負い…それでも♥さゆりさんが幸せな理由 | 毎日新聞</span><span class="ogpCard_description" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;line-height:1.6;margin-top:4px;color:#757575;text-align:left;font-size:12px">　各界の著名人が語る「お金とわたし」。今回は、夫婦漫才コンビ「かつみ♥さゆり」のさゆりさん（53）です。1億7000万円の借金を背負ったかつみさんと結婚後、コンビを結成。度重なる事業失敗も「趣味は借金返済」と明るくネタにしています。「借金よりもひどい地獄を経験した」というさゆりさんの、前向きさに秘め</span><span class="ogpCard_url" style="display:flex;align-items:center;margin-top:auto"><span class="ogpCard_iconWrap" style="position:relative;width:20px;height:20px;flex-shrink:0"><img alt="リンク" class="ogpCard_icon" height="20" loading="lazy" src="https://c.stat100.ameba.jp/ameblo/symbols/v3.20.0/svg/gray/editor_link.svg" style="position:absolute;top:0;bottom:0;right:0;left:0;height:100%;max-height:100%" width="20"></span><span class="ogpCard_urlText" style="overflow:hidden;text-overflow:ellipsis;white-space:nowrap;color:#757575;font-size:12px;text-align:left">mainichi.jp</span></span></span><span class="ogpCard_imageWrap" style="position:relative;width:120px;height:120px;flex-shrink:0"><img alt="" class="ogpCard_image" data-ogp-card-image="" height="120" loading="lazy" src="https://cdn.mainichi.jp/vol1/2023/05/23/20230523osg00m020002000p/0c10.jpg?2" style="position:absolute;top:50%;left:50%;object-fit:cover;min-height:100%;min-width:100%;transform:translate(-50%,-50%)" width="120"></span></a></article></div><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>巨額の借金を背負っても前を向く姿を尊敬したさゆり♥さんは、</p><p>血のつながった家族との縁が薄かったかつみ♥さんに、</p><p>心から安心できる居場所としての家族をつくってあげたいと思い、結婚を決める。</p><p>&nbsp;</p><p>当時まだ20代なのに、大好きな人に家族をつくってあげたいからと、</p><p>億越えの借金を一緒に背負う人生を自ら選ぶなんて本当にすごいことだ。</p><p>きっと、1億7000万円なんて聞いただけで足のすくむような大金だったはず。</p><p>ふつうは、恋の力だけでは乗り越えられないんじゃないか。とにかくすごい腹の据わり方。</p><p>&nbsp;</p><p>結婚は1996年で、かつみ♥さんは33歳、♥さゆりさんは26歳だった。</p><p>若い２人は夫婦となり、借金を一緒に返していくことにした。</p><p>&nbsp;</p><p>2000年になると、いよいよ夫婦漫才コンビ「かつみ♥さゆり」を結成。</p><p>かつみ♥さんの当時の相方がお笑い芸人を引退したことが、</p><p>かつみ♥さゆり結成のきっかけとなった。</p><p>&nbsp;</p><p>結成してまもなく♥さゆりさんのトレードマークの髪飾り（ボヨヨン）をひっぱる</p><p>「あ～ボヨヨーン」のギャグなどで人気を得るが、</p><p>返さなくてはいけない借金の額が大きいので暮らしは厳しい。</p><p>1日3食なんて夢で、借金返済のために朝も夜も必死で働くかつみ♥さんに</p><p>なんとかもやしを食べてもらい、♥さゆりさんは食べずに我慢。</p><p>そんな風に暮らしていたら、栄養失調で倒れたこともあるという。</p><p>想像もできない壮絶な暮らしぶりだ。</p><p>華やかな芸能界に身を置きながらの貧乏は、</p><p>そうとう辛いことも多かったんじゃないかと想像する。</p><p>&nbsp;</p><p>バブル時の金利が高い時につくった借金なので、</p><p>利子返済の負担が重く、元本がなかなか減らなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ2017年になると、大阪に本店を置く地銀が低金利で</p><p>借金の残額を全額借り換えさせてくれて、完済のめどが立つ。</p><p>それまで何十年に渡り、コツコツと返済を続けてきた実績を信用してくれた行員が</p><p>一肌脱いでくれたのだという。</p><p>2人が実直に積み上げてきたものが信用されたから、道が開けたのだろう。</p><p>光のない道をたださまよっているような時でも、みていてくれる人はいるんだな。</p><p>きれいごとのようだけど、なんだかそういう気持ちになる話だ。</p><p>&nbsp;</p><p>そんなわけで、かつみ♥さゆりは今も借金返済を続けながら、</p><p>夫婦漫才コンビとして活躍している。</p><p>2026年には結婚30周年、真珠婚を迎えた。</p><p>（2026年3月27日の♥さゆりさんのインスタグラム、真珠婚を迎えた報告をする</p><p>ポストが超ハッピーであったかくてサイコー！！）</p><p>&nbsp;</p><p>損するのはバカだとか、リスクをうまく避けて最大の利益を得ることが正義だとか、</p><p>そういうことを言う人の声はいつの時代も多分大きい。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、かつみ♥さゆりが届けてくれる元気とか明るい希望とか、</p><p>そういうものには二人がぎりぎりのところで踏みとどまって</p><p>実直に頑張ってきた歴史が裏打ちされているようにどこかで感じられて、</p><p>ケラケラ能天気に笑えるだけでじゃなく、</p><p>ああ自分も頑張ろうという力をもらえる気がする。</p><p>だから好きだ。</p><p>きれいごとじみた言い方だけど、私はそういう風に受け取ってしまう。</p><p>&nbsp;</p><p>いろんなことをぐずぐずと悩んでいて突破口がみつからなくて</p><p>言い訳を積み重ねては逃げたり逃げなかったりする自分を</p><p>喝破して、バシバシ背中を叩いて</p><p>「絶対大丈夫だから頑張れ」って言ってくれているような気がする。</p><p>周りはみんな「なんにも憂いも苦労もなし！！人生うまくいってます！」みたいな顔で生きてるから、</p><p>「うまくいかなくてもなんとかしてきたよ」と話してくれる人の背中が</p><p>かっこよくてまぶしい。そういう人生って良いはずだよねと信じたい。そんな感じ。</p><p>&nbsp;</p><p>若くして借金返済に追われた夫婦生活を、</p><p>世間知らずな自分を賢くしてもらった経験、</p><p>夫婦協力して生きるチャンスになったと受け止められる</p><p>♥さゆりさんの強さがうらやましいし、</p><p>私もそういう風に生きていけたらいいな。</p><p>（なかなかできることではないので、語尾が弱気）</p><p>&nbsp;</p><p>とにかくとてもかつみ♥さゆりが好きで、</p><p>今私の中で超タイムリーにキテル！！！お笑いコンビなので、</p><p>誰も読まないところで思いの丈を長々と綴ってみた。</p><p>&nbsp;</p><p>結婚生活は、お互いかっこつけて割り切って過ごそうとしたら全然面白くなくて、</p><p>激しくぶつかっていろいろ分け合って一緒に背負ってこそなんぼなのかもしれないと、</p><p>お二人をみていて思ったりもした。</p><p>やっぱりシェアが大事なのか。私にできるかどうかはわからない。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/pinokojima/entry-12969135209.html</link>
<pubDate>Tue, 09 Jun 2026 20:00:37 +0900</pubDate>
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<title>イカ天丼と私だけが見ている風景の話</title>
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<![CDATA[ <p>昼に夫と天丼を食べに出かけた。</p><p>サブカルと中古ブランド品、高級時計の店で</p><p>ごった煮になった古い商業ビルの一角にある老舗天ぷら屋。</p><p>&nbsp;</p><p>天丼にのった大きなイカ天にかぶりついている私の顔が</p><p>鬼の形相だったらしく（アツアツだったので）</p><p>後で夫に指摘された。</p><p>食べている内に滝汗をかいてしまいもしたが、</p><p>（熱い物や辛い物を食べるといつもこうだ）</p><p>うまかったのでたいへん満足。</p><p>アツアツの天ぷらに上あごの皮をもっていかれたが、</p><p>そんなことどうだってよろしい。うまかった。</p><p>&nbsp;</p><p>天丼だけでなく、ビールと酢の物、単品のかき揚げもとって</p><p>夫と分け合った。そりゃ当然お腹はいっぱいだ。</p><p>&nbsp;</p><p>昼から天ぷらという贅沢に小躍りした私たちは、</p><p>食べ物をシェアしたくないだのした方がいいだのという</p><p>つい最近の諍いをきれいさっぱり忘れ去って食事をした。</p><p>そんなもんなんだ、私たちのけんかなんて。</p><p>&nbsp;</p><p>三十をいくつも超えた中年夫婦である私たち。</p><p>満腹はしあわせだが、</p><p>腹がこなれないことにはどうにもならんということで、</p><p>店を出た後、その商業施設の中の店をいくつか冷やかした。</p><p>&nbsp;</p><p>ドラッグストア、百円均一、ぬいぐるみやらシールやら食器やら置いた</p><p>バラエティショップのような店を覗き、</p><p>「この玄関マットがカワイイ」だの</p><p>「この育毛剤を使ってみたらどうか」だのと</p><p>買いもしない物を手に取ってはわぁわぁ会話をした。</p><p>&nbsp;</p><p>お年頃な私たちは、</p><p>体型とか毛髪とかの加齢による変化に近頃たいへんナーバスである。</p><p>&nbsp;</p><p>特に夫は毛髪について気にかけている。</p><p>&nbsp;</p><p>器用な夫は自分の髪をセルフカットしていて、</p><p>いつもなんかちょっとお洒落な髪形に整えている。</p><p>まだ全然はげてない（多分）。</p><p>&nbsp;</p><p>ただ思春期の頃、親戚のおじさんから</p><p>「俺たちの家系でお前みたいに細くて柔らかい髪質のヤツは、</p><p>トシとったらあっちゅう間に禿げる。マジで一気に来る」</p><p>と不吉な予言をされたらしい。</p><p>夫はその予言をずっと覚えていて、時折思い出すと</p><p>恐怖の告白のようなテンションで「実はさ……」と語りだす。</p><p>&nbsp;</p><p>そして夫と同じ髪質の義父（夫の父）は、</p><p>夫がまだ子どもだったある時急にスキンヘッドに近い坊主になり、</p><p>以来その髪型で通し続けているのだという。</p><p>&nbsp;</p><p>そういう家庭の事情もあり、</p><p>「オレはもうすぐハゲるのか……」と、いつでもちょっぴり怯えながら過ごしている夫。</p><p>&nbsp;</p><p>なので、</p><p>最近の夫の風呂上りの頭頂部がどんな風景か、</p><p>これは私の胸の内にしまっておいている。</p><p>&nbsp;</p><p>なんかちょっと頭皮がすずしげだけど、</p><p>暑くて蒸しちゃうよりずっと良いはず。</p><p>&nbsp;</p><p>夫ははげていない。今のところ、多分。人前で水に濡れなきゃいいだけだし、</p><p>頭頂部を真上から覗かれたりしない限りおっけー、ダイジョウブ。多分。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/pinokojima/entry-12969108784.html</link>
<pubDate>Tue, 09 Jun 2026 14:58:16 +0900</pubDate>
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<title>吉本ばななさんのnoteを読んだ</title>
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<![CDATA[ <p>家族に向ける思いの全部を正直に伝えられる人なんか</p><p>結局いないのだと思う。</p><p>どうあったって縁を切れない人間との間には、人に言えない思いがあって当たり前だ。</p><p>&nbsp;</p><p>でも、人に言えない、あるいは言わないできた家族のことを</p><p>文章のプロがあえて作品にして発表した。</p><p>&nbsp;</p><p>つい昨日、吉本ばななさんが書いたnoteを読んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>内容をかいつまむと、</p><p>吉本ばななさんとお姉さんとが、共に還暦を過ぎた今なお</p><p>母親から受け続けている、それぞれの人生への影響が書いてある。</p><p>&nbsp;</p><p>吉本家では、</p><p>病的なほどの過干渉や暴言などによって</p><p>母と娘の共依存関係がつくられていた。</p><p><br></p><p>吉本ばななさんは若い時期にその縛りから逃れたが、</p><p>抜け出せなかったお姉さんは今、</p><p>本当に大変な状況にある。どう大変かはネタバレなので書かない。</p><p>&nbsp;</p><p>このnoteは、収益をお姉さんの医療費にするために書かれた。</p><p>戦後思想界の巨人とも称された吉本隆明と妻、二人の娘たちからなる</p><p>家族について、これまでどこにも書いてこなかったことを、</p><p>末娘である吉本ばななさんがさらけ出している。</p><p>&nbsp;</p><p>少女時代に吉本ばななさんが受けた心の傷は、どれも本当に痛々しくて気の毒だった。</p><p>のびやかで健やかな少女時代が、家庭の中では完全に保証されなかったようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>ベストセラーをいくつも持つ人気作家でありながら、</p><p>仕事を選ばずどんどん引き受けて、最終的に体を壊すほど</p><p>働かなければならない時期がずいぶん続いたというのも驚いた。</p><p>&nbsp;</p><p>そうまでして援助してきたお姉さんは漫画家でエッセイストで、</p><p>吉本家の実家も相続している。</p><p>数年前までは、相続した実家で料理屋もやっていたようだ。</p><p>&nbsp;</p><p>それでもお金に困っていた。</p><p>経理や事務手続きに疎いことなどがその理由として挙げられている。</p><p>それだけでなく、猫への献身も経済を圧迫している。</p><p>母親から離れられない人生の中で、唯一救いとなってくれたのが猫なのだという。</p><p>&nbsp;</p><p>日本を代表する知識人の父を持つ、文化的で知的で、それぞれに才能のある二人の娘。</p><p>そういうイメージとはまったく異なる、読むのが苦しくなる実際の記録だった。</p><p>&nbsp;</p><p>精神的な虐待が母親との思い出の全てを占めるわけではなく、</p><p>愛情を受けた記憶もある。でもそうであるからこその苦しみも当然ある。</p><p>その苦しみは、自身の自立や独立を妨げられてさえ、</p><p>共依存を迫る親をスパッと切り捨てることが難しい理由の一つだと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>こんな状況になる前に、</p><p>なぜ福祉や社会的なセーフティーネットにアクセスしなかったのか。</p><p>お姉さんの現状に対するそういう指摘はもはや意味をなさないだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>こういう家庭が他にも多くあるのかどうか、それは分からない。</p><p>でも、誰もが「そうするのが賢明だ」と思う道を選ばない人がいたとして、</p><p>その人がそう思うに至った背景に何を背負っているか、</p><p>外から想像なんてできっこないと、改めて思わされる読後感だった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/pinokojima/entry-12968994683.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Jun 2026 21:54:54 +0900</pubDate>
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<item>
<title>夫がたべものをシェアしたがる話</title>
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<![CDATA[ <p>１皿２貫の回転ずしだろうと、カップラーメンだろうと、</p><p>スーパーの総菜だろうと、甘い物だろうと辛い物だろうと、</p><p>うちの夫は妻である私とシェアしたがる。</p><p>&nbsp;</p><p>いまから書くのはのろけではなくて夫婦生活のつまらない愚痴だ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>たまに食べる珍しいもの、味見してみたいものをちょっと分け合うなら良いけれど、</p><p>なんでもかんでも分け合うのが当たり前と決めつけられると</p><p>薄気味悪い共依存を言外に強制されているようで居心地が悪い。</p><p>シェア自体がすごくイヤ、というのではないから受け入れるけど、でも本当はなんかイヤ。</p><p>&nbsp;</p><p>一人きりで生きるなと言われているようにさえ感じる。</p><p>&nbsp;</p><p>自分で選択したものを自分で食べる、その空間を共有するというだけではいけないのか。</p><p>そう私は思ってしまう。</p><p>私たちは2人で外食するといつも、シェアを前提にメニューを決める。</p><p>一度も言ったことはないが、それがいつもちょっと辛い。息苦しい。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>支払いは常に夫婦で折半だから、いやならいやと言えばいいだけ。</p><p>でも言わないのは面倒だからだ。</p><p>それでこんなところに愚痴を書き連ねている。くだらない。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>シェアに対する夫の考え方はちがう。</p><p>&nbsp;</p><p>なんでもシェアした方がいろいろ食べられるし、</p><p>食事は一日一回（夫はそう）の自分にとって</p><p>食べる楽しみを拡げる数少ない方法のひとつだから譲れないという。</p><p>おまえは妻なのに夫の楽しみを奪うのかというような、</p><p>極端に解釈するとそういう意味のことも言っていた。</p><p>&nbsp;</p><p>シェアしたがらないオンナなんかヘンだし、少数派だよともいう。</p><p>（私の意見が夫からみて少数派であることは、</p><p>「では私たち夫婦はシェアするかしないか」ということにはまったく関係ないと私は思う）</p><p>&nbsp;</p><p>つまり夫は、シェアは喜んですべきなのに、なんで後ろ向きなのかわけがわからない</p><p>と考えているらしい。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>食事のシェアが良いことか悪いことかを書きたいのではなく、</p><p>私たちは食事のシェアに対する捉え方が違う夫婦なので、</p><p>そのことでぐずぐずとけんかしたという話。</p><p>&nbsp;</p><p>少し前、私は家でカップのうどんを食べていた。</p><p>夫は自分で選んだカップ麺（しょうゆラーメン）を食べていた。</p><p>そうしたら夫が自分のラーメンを私に寄越したので、</p><p>私はまだひと口ふた口しか口をつけていない、自分が食べたくて</p><p>選んだうどんを夫に寄越した。</p><p>&nbsp;</p><p>自分が食べたくて買ったものと違うものを、</p><p>自分の意志ではなく口にするのが</p><p>すでにほんのり不愉快だった。</p><p>&nbsp;</p><p>でもまぁいいやと思って食べていたら、</p><p>夫が再びうどんを私の目の前に置いた。</p><p>&nbsp;</p><p>「うどんはもういらないのか」と聞くと、</p><p>「もう少しラーメンを食べたい」という。</p><p>このラリーが面倒でさらに不愉快だった。</p><p>だけどしかたない、まぁいいやと思って</p><p>うどんを食べていたら、夫がまたラーメンを私の前に置く。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>ということがあって、</p><p>いよいよ私の我慢（新婚以来数年ほど）が爆発して</p><p>喧嘩になった。</p><p>&nbsp;</p><p>なぜシェアがイヤか、なぜシェアしたいか、</p><p>私と夫それぞの考えは先に書いた通り。</p><p>相容れない。</p><p>&nbsp;</p><p>まぁそんなことは夫婦生活にはつきものなので</p><p>話し合いでおとしどころをみつけるしかないわけだが、</p><p>こんなことで話し合うなんてくだらなすぎて</p><p>真剣に向き合う労力がわかなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>夫も私もしぶしぶ、格好だけの話し合いを試みた。</p><p>だけどお互い中途半端に本音の上澄みを話すだけなので話が成立しない。</p><p>端的には、相手がおかしいとお互いに思っているので</p><p>譲れる部分がみつからない。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>話し合いがまとまらなくて、</p><p>こんなことでけんかするのはめんどうだから、</p><p>シェアでもなんでもして揉め事なんてありませーんという顔で</p><p>生活しようよと私は思ってしまった。</p><p>もうどうでもいいでござる。という気持ち。</p><p>&nbsp;</p><p>それでいつも通りを装って家事をしたり身支度をしたりしているわけだが、</p><p>夫は不機嫌をおさめようとしない。</p><p>&nbsp;</p><p>で、</p><p>「自分の思い通りになると思うなよ」</p><p>と言った。</p><p>「自分の思い通りになる」というのは、</p><p>いくら夫が言っても私の冷蔵庫の整理が甘いままだとか、そういうことを指摘したいようだった。</p><p>&nbsp;</p><p>どこの夫婦もこういう</p><p>何の進歩もないけんかをしているんだろうな、たぶん。</p><p>めんどくさい、夫婦生活。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>本当はこういうことこそ腹を割って話合うべきなんでしょうけど、</p><p>それが後から思い返すと良い思い出になることもあるんでしょうけど、</p><p>そんな気力はわかない。</p><p>嫌というより、ただただ面倒。</p><p>&nbsp;</p><p>いまの考え方が夫婦で違うということよりも、</p><p>だったら歩み寄ろうという努力をお互いに手放したまま</p><p>夫婦でいることの方が問題なんだろうな。</p><p>&nbsp;</p><p>なんだかな。</p><p>&nbsp;</p><p>誰と結婚してもこういうことは避けられないだろうし、</p><p>こんなくだらないことを書き連ねて時間を浪費している時点で</p><p>私はだいぶ恵まれている。</p><p>要するに甘ったれて暮らしている。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>なんだかな。</p><p>&nbsp;</p><p>と思っている、という愚痴でした。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/pinokojima/entry-12968958884.html</link>
<pubDate>Mon, 08 Jun 2026 17:03:12 +0900</pubDate>
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