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<title>キッチンの錬金術士</title>
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<description>料理は科学です。美味しい料理を計算どおり作ります。</description>
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<title>正月のお餅はカビませんでしたか？</title>
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<![CDATA[ 餅は栄養価の高い食品です。栄養価の高い物を好むのは人間に限りません。細菌やカビも餅が大好きです。よく寒天で細菌を育てているのを見ますが、あれと同じように育って下さいと言う環境なんです。<br>　特にカビは見た目も悪くカビ毒を発生するものもあり、健康にもよくありません。２０万種類もあるカビのうち人間に有用なのは数える程度です。餅は適度な水分を含んでますし、カビは空気中を常に漂ってますから密閉した容器に入れておけば１００％といっていいほどカビます。<br>　この餅をカビさせないにはどうしたらいいでしょうか。そのためにはカビの性質を調べましょう。<br>カビとは、菌糸からなる体を持つ菌類のことです。菌糸とは糸状の体の事です。カビの好むものとして水分、栄養素などがあります。よって昔からカビさせないためにジメジメしないところに食物を置いたり乾物を作ってきたりしました。冷蔵庫で乾燥させるなどの方法である程度はカビを防げるでしょう。またカビ自体を空気清浄機などで減らせば、カビる可能性が低くなります。<br>　しかし乳酸菌やポツリヌス菌といった細菌と、カビとの一番の違いは嫌気性が、好気性かというところにあります。乳酸菌は牛乳を４０℃くらいに温めておけば密閉した容器でも繁殖します。しかしカビはすべて好気性であり大気圧またはそれ以上の酸素分圧が必要な偏性好気性菌に属します。従って酸素を抜けばカビは生えないのです。餅の真空パックにカビが生えないのはそういう理由です。<br>　しかし密閉した餅で分かるようにパックを開かないと食べられません。少しずつ食べていきたいのに一度に食べないといけないのでは本末転倒です。ここでもう一度カビの性質を考えましょう。大気圧かそれ以上の酸素分圧が必要なのです。従ってある程度酸素を抜くだけでカビは生えないのです。酸素だけを抜くエージレスなんかの商品もありますのでこれを使うのもいいでしょう。しかし一番簡単なのは、冬なら必ず転がってる使い捨てカイロです。<br>&nbsp;使い捨てカイロは、鉄粉の酸化作用を利用したカイロであり、中には、発熱体である鉄粉、反応触媒作用のある水及び食塩とそれを保持する高分子吸水剤、活性炭、バーミキュライトが混ぜられています。鉄は以下の化学式で発熱します。<br>Fe＋3/4O<sub>2</sub>＋3/2H<sub>2</sub>O→Fe(OH)<sub>3</sub>＋96kcal<br>Fe(OH)<sub>3</sub>は水酸化鉄という化合物です。<br>化学式のうち水分は予め含まれているものを使うので乾燥したりはしません。しかし空気中の酸素を使って密閉されているならば確実に酸素分圧を低くします。<br>実験したところ、百均の冷凍パックなどは密閉されてないようですが、Ziplocなら確実に密閉されています。これに使い捨てカイロを１つ入れて餅を保存したところ、１ヶ月たっても全くカビませんでした。袋は数十回あけましたので、１ヶ月後に取り出したところ温まりません。すでに反応が終わっているのでしょう。よって毎回なるべく空気を抜いてZiplocにしまえば、餅はカビません。他の食品にも応用できるので試してみてください。<br><br>
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<pubDate>Fri, 24 Jan 2014 18:04:32 +0900</pubDate>
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