<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
<channel>
<title>観光ブランドマーケティングのブログ</title>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/</link>
<atom:link href="https://rssblog.ameba.jp/post2010tourism/rss20.xml" rel="self" type="application/rss+xml" />
<atom:link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<description>ポスト・ビジットジャパンキャンペーン。観光振興の新たな展開について話し合うブログです</description>
<language>ja</language>
<item>
<title>観光のグーグル化</title>
<description>
<![CDATA[ <p>かねてから考えていたのですが、「旅行は無料にできる！」</p><br><p>インターネットの世界では、</p><p>Googleが様々なアプリケーションを無料で提供し、</p><p>その費用を企業広告で賄うという手法がでていますが、</p><p>旅行に関しても、企業の販売促進活動を組み合わせたら</p><p>無料にできるのではないかと思っています。</p><br><p>これは特に目新しい話ではなく、格安海外ツアーで</p><p>免税店を２軒も３件も回らされるのと同じ理論で、</p><p>旅行者の消費や発信力により利益が見込めるのであれば、</p><p>販売促進費として旅行代金をカバーするという考えになります。</p><br><p>そういう実例がないかと探していたのですが、</p><p>まだ好事例はなさそうで。。。</p><br><p>ただ、旅行を販売促進活動と結びつける手法は</p><p>旅行代理店も考えているようで。</p><br><p>JTBが提案しているリアルポイントプロモーションという手法は</p><p>旅行の各場面で最適な販売促進を旅行者にかけていく</p><p>という考えで組み立てられています。</p><p><a href="http://www.jtb.co.jp/group-w/eigyo/realpoint2.asp">http://www.jtb.co.jp/group-w/eigyo/realpoint2.asp</a></p><br><p>まだ本格的に実行されたケースはなさそうなのですが、</p><p>これが実現したら旅行費用も随分と安くなり、</p><p>場合によっては無料で旅行できるようになると思います。</p><br><p>ただ、これを実施するには、</p><p>旅行者をもう少し選別しなければいけないでしょう。</p><p>旅行者の属性によって旅行代金に差がでてきてしまう可能性もあります。</p><br><p>普通に考えたら、購買力のある人に対しては、</p><p>より多くの企業が販売を仕掛けたいと思うでしょうから</p><p>出稿料が高くなり、結果として旅行が無料、あるいはお金を出してでも、</p><p>旅行してもらうことに。</p><p>ブログ等で発信力のある人も、</p><p>拡販のために有益なので、たくさん販促費がつくことでしょう。</p><br><p>不公平に思えますが、これもファムトリップと同じことと考えれば、</p><p>特に違和感はないのでは。</p><br><p>かかった費用だけ旅行者に請求する仕組みの今の旅行の形態。</p><p>インターネットでのビジネス方法を見習い、</p><p>対価を求めるビジネスではなく、</p><p>別口から利益を上げる方法に変化させていくことが、</p><p>今の縮小市場から抜け出す手段になるのではないでしょうか。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10345598523.html</link>
<pubDate>Sat, 19 Sep 2009 00:25:13 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>東京から見た舞妓はん</title>
<description>
<![CDATA[ <p>観光振興に力を入れているかすぐに分かってしまうのは、</p><p>パンフレットやウェブサイトに使われている写真です。</p><br><p>観光地の写真といっても、そう簡単なものではありません。</p><p>何年も同じ写真で通そうとしていると、</p><p>しばらくたつと、写真に写っている人の髪型や服装が、</p><p>いかにも時代遅れなものになってきます。</p><br><p>また、日本でよくあるのが、</p><p>「海だけ」とか「山だけ」とか「寺だけ」のように、</p><p>人が写っていない写真もよく使われます。</p><p>が、これはやはり人目を引きづらいです。</p><br><p>特に海外からの観光客をひきつけるには、</p><p>自分が楽しんでいる感覚を持ってもらえるような写真。</p><p>つまりは人が表情豊かに移っている写真が</p><p>不可欠になるとなります。</p><br><p>では、誰でもかれでも写真に収めてしまえばよいかというと、</p><p>これまた肖像権の関係上問題が出てしまいます。</p><p>なので、一番クリアなのは、モデルさんに出演してもらい、</p><p>しっかりと撮影を行うことです。</p><br><p>モデルさんの手配や、撮影場所の手配、</p><p>カメラマンの手配、現地への立会いなど、少々手間はかかりますが、</p><p>10万円や20万円でできることですので、</p><p>手間を惜しんではいけないですね。</p><br><p>ただ、外国人が写っている写真が欲しいということも</p><p>インバウンド事業をやっていたら、しばしばあります。</p><p>これはどうするか。</p><br><p>外国人のモデルさんを雇ってもいいのでしょうが、</p><p>日本人のモデルさんのようにすぐにはアレンジできないこともあります。</p><p>一度私が試してみたのは、</p><p>ファムトリップ（招請旅行）にあわせたイメージ撮影。</p><br><p>すでにファムトリップで、撮影場所などのアレンジはできているので、</p><p>あとはカメラマンを手配し、本人からの承諾を得ればOK</p><p>さらに映像撮影も組み合わせれば、</p><p>イメージビデオの撮影でも、ライブ感ある映像が撮れます。</p><br><br><p>最後に、カメラマンのセンスも結構大事です。</p><p>下の「京おどり」のポスター2枚を比べてみてください。</p><p><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090915/23/post2010tourism/a1/f0/j/o0320024010254354468.jpg"><img border="0" alt="観光ブランドマーケティングのブログ" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090915/23/post2010tourism/a1/f0/j/t02200165_0320024010254354468.jpg" width="220" height="165"></a><br></p><p>出典　<a href="http://log.shinpi.jp/?eid=791710">http://log.shinpi.jp/?eid=791710</a></p><br><p>私個人的には、右側のポスターの方が、</p><p>いまどきの構図で惹きつけられます。</p><br><p>宮川町のお茶屋のお母さんにその話をしたところ、</p><p>「いつも撮影してもらう地元のカメラマンの写真が左側」</p><p>「そうだ京都行こうの撮影のときに知り合った</p><p>東京のカメラマンに撮ってもらったのが右側」</p><p>ということです。</p><br><p>同じ舞妓さんの撮影と言いつつも、</p><p>撮り方で随分と印象が違うものと実感した次第です。</p><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10343439497.html</link>
<pubDate>Tue, 15 Sep 2009 23:14:05 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>劇薬のトップセールス</title>
<description>
<![CDATA[ <p>観光振興に意欲のある県知事さんや市長さんは、</p><p>「自分が引っ張っていくんだ！」という意気込みで</p><p>トップセールスをやりたがる傾向にあります。</p><br><p>トップセールスは、知事や市長自らが海外に乗り込み、</p><p>現地の旅行会社や航空会社、自治体の幹部に対して、</p><p>誘致活動を行うものです。</p><br><p>知事や市長の肝いりで行う事業ですが、</p><p>観光政策的には劇薬の部類に入るのではないでしょうか。</p><br><br><p>まずお金がかかります。</p><p>普段数十万円ずつ小刻みに使っている観光予算が、</p><p>トップセールスとなると、知事のビジネスクラスの料金からはじまり、</p><p>地元の料理などを振舞う豪華なレセプション、</p><p>随行するミス○○の渡航費など、</p><p>数百万円単位でかかってしまいます。</p><br><p>公共事業と比べたら誤差的な金額ですが、</p><p>観光事業であれば、</p><p>これだけでいくつも新規事業が立ち上げられてしまうくらい</p><p>おおきなお金になります。</p><br><p>加えてアレンジする担当者の負担も大きく、</p><p>知事や市長に不便があってはいけないというプレッシャーの中、</p><p>トップが満足して事業を終えることを第一に考えてしまい、</p><p>誘致活動するという本来の目的を見失ってしまいます。</p><br><p>トップも友好親善気分で話をするので、</p><p>直接的な誘致にはつながりにくい傾向にあります。</p><br><br><p>一方で、効果も絶大です。</p><p>ただ、観光客誘致という意味では効果は薄いのですが。。。</p><br><p>最も大きいのは、地元の機運醸成でしょう。</p><p>あまり海外に目を向けていなかった旅館の社長さんでも</p><p>知事が海外に行くならついていこうということで、</p><p>訪問団に加わったリします。</p><p>実際に現地に足を運んでみると</p><p>異国での高揚感や歓迎ムードもあって</p><p>外客誘致がこれからの切り札になると</p><p>熱い思いがわいてくるものです。</p><br><p>まだ外国人観光客誘致をあまり行っていない地域にとっては、</p><p>トップセールスで勢いを作るという手があると思います。</p><br><p>次に挙げられるメリットとしては、</p><p>訪問する旅行会社などで幹部に会いやすいというものがあるでしょう。</p><p>地方のホテルのセールスマンが単独で訪れても</p><p>相手にしてもらえなかった相手であっても、</p><p>市長と一緒であれば、時間を空けてくれます。</p><p>そこを突破口に、コネクションを作っていくという考え方ができます。</p><br><p>トップセールスにお金がかさむというデメリットがありましたが、</p><p>これを逆手にとって、予算獲得の手段として</p><p>トップセールスを活用するというやり方も</p><p>自治体の職員として有効な技でしょう。</p><br><p>普通に予算要求してもなかなか付かない新規予算を獲得するには、</p><p>やはり知事や市長の思いを動員しなければ。</p><p>トップセールスを名目に、本当にやっておきたかった</p><p>ウェブサイトの改修や、セールスキットの更新など</p><p>やっておけると思います。</p><br><br><p>皮肉ながら誘客に直接つながりにくいトップセールスですが、</p><p>事業の性格を冷静につかんでおき、</p><p>トップの一挙手一投足に振り回されずに、</p><p>したたかに裏の目的を達成していけばよいのではないでしょうか。</p><br><p>そこまで使えこなせれば、</p><p>劇薬も特効薬として効果は絶大と思います。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10340633172.html</link>
<pubDate>Fri, 11 Sep 2009 23:17:34 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>観光施策に漏れはないか？</title>
<description>
<![CDATA[ <p>自治体の観光課や観光協会の仕事として、</p><p>地元の冬祭りの運営から、海外での旅行博出展、</p><p>観光案内所の運営、観光計画の策定、</p><p>さらには議会対応まで様々な施策をしていますので、</p><p>少し頭の整理が必要だと思います。</p><br><p>そこで、自治体の観光課や観光協会などの</p><p>地域観光組織の施策について、</p><p>少しまとめてみることにしました。</p><br><p><u>地域観光組織の役割</u></p><br><p>効果　　経済効果　観光客の満足度　住民の誇り</p><p>↑</p><p>実行　　プロモーション　受入整備　コンテンツ運営</p><p>＋</p><p>企画　　ビジョン　戦略　検証</p><p>＋</p><p>基盤　　人材　組織　財源</p><br><br><p>地域観光組織の目指すものとして、</p><p>経済効果や観光客の満足度、</p><p>さらに住民の誇りの創出があります。</p><br><p>これを観光プロモーションや受入整備、コンテンツ運営</p><p>などの施策を実行することで実現することになります。</p><br><p>さらにこういった施策の方向性を決めるのが、</p><p>観光振興のビジョンや戦略、そして検証を行うプロセスなど</p><p>企画的な要素です。</p><br><p>こういった取組を行うには、やはりその基盤が必要となるので、</p><p>人材や組織、財源といったものを整備しなくてはなりません。</p><br><p>こういった3層が組み合わさって、</p><p>具体的な効果につながると考えればよいのかと思います。</p><br><p>先日の「観光課の3つの能力」で書いた内容とも</p><p>連動しているので少し頭の整理になれば幸いです。</p><br><p>地域観光組織の施策を考える上では、</p><p>この3つの層を意識して、</p><p>致命的な穴がないよう弱点を補修したり</p><p>効果をさらに伸ばすため、</p><p>強みを強化していけばよいのではないでしょうか。</p><br><p>組織の真っ只中であれこれ施策を繰り出していると、</p><p>「一体どの施策が何の役に立っているのか」</p><p>「致命的な漏れが存在していないか」</p><p>ということが不安になってきます。</p><p>そういうときの頭の整理として、</p><p>このフレームワークがうまく使えれば嬉しい限りです。</p><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10339228982.html</link>
<pubDate>Wed, 09 Sep 2009 23:09:40 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>観光課の3つの能力</title>
<description>
<![CDATA[ <p>観光協会や自治体の観光課などにとって、</p><p>最も重要な能力は、「実行力」だと思います。</p><br><p>これら地域観光組織のミッションとして、</p><p>・観光客の満足度を向上させる</p><p>・観光による経済効果を高める</p><p>・地元住民の地域への誇りを高める</p><p>という３つの側面があります。</p><br><p>このミッションのために、</p><p>自ら観光案内したり、宣伝をしたり、</p><p>あるいは、旅行会社やメディアに情報提供して、</p><p>他人の力を利用して観光振興の施策を進めます。</p><br><p>野球で言えば、捕手の古田が監督も務めた</p><p>プレーイングマネジャーのような存在でしょうか。</p><p>地域での実行部隊として活躍する一方で、</p><p>まわりの観光関係者の動きもうまく引き出すことが重要です。</p><br><p>そこで必要な能力が、</p><p>観光振興を成功に導くための「実行力」と、</p><p>その方向性を定めるビジョンや戦略策定といった「企画力」、</p><p>さらに先立つものとしての組織や財源といった「基盤力」の</p><p>3つだと思います。</p><br><p>この3つのうち最重要である「実行力」については、</p><p>先ほど述べたように、プレーイングマネジャーたる</p><p>自治体、観光協会という役割に起因するからでもありますし、</p><p>観光客や観光産業界、地元住民に最も影響する能力でもあるからです。</p><p>さらに、日本の行政組織の傾向として、</p><p>とかく新規事業の立ち上げや、新計画の策定は華々しく取り上げるものの、</p><p>あとは放ったらかしになることが往々にしてあるからでもあります。</p><p>結局、観光振興とは、「やるか、やらないか」の問題です。</p><br><p>二番目に重要な能力は何でしょうか。</p><p>それは「基盤力」だと思います。</p><p>やはり個人ががんばって実行力をもったとしても、</p><p>その広がりを持たせるには、</p><p>同じように活動する人を増やさなければいけません。</p><p>そのために、財源を確保し、動きやすい組織を構築する。</p><p>将来の観光振興能力を広げるために、</p><p>財源確保や組織整備、さらには地元の機運向上といった</p><p>「基盤力」が重要になってきます。</p><br><p>で、最後になるのが「企画力」です。</p><p>普通に考えると、まず明確なビジョンや戦略などがあって、</p><p>その先に施策の実行があると思いがちですが、</p><p>敢えて「企画力」は後回しにしています。</p><p>これは日本の事情がそうさせるのでしょうが、</p><p>行政の担当者が2-3年ですぐに異動してしまうことや</p><p>国の補助事業が、新規事業立ち上げのために</p><p>単年度単位で支給されるからではないでしょうか。</p><br><p>大本となるビジョンや戦略が大事だと思って、</p><p>そこを策定している間に任期の大半が過ぎてしまったり、</p><p>補助事業の報告期限が迫ってきたり、</p><p>あるいは息切れしてしまうのです。</p><br><p>また、政策の方向性も、時代やトップの意向、</p><p>担当者の好みにより、柔軟に変わってしまいます。</p><p>プランだけ考えて実績が出ないくらいであれば、</p><p>早く実行してしまった方がいいのだと思います。</p><br><p>結局実行が満足にいかず、言い訳気味な報告書や</p><p>議会答弁になることは多々あるので、</p><p>ここは大いに問題があると思っています。</p><br><p>このような理由で、私としては、</p><p>①実行力</p><p>②基盤力</p><p>③企画力</p><p>の順で地域観光組織には、それぞれの能力を</p><p>磨いていってもらいたいと考えます。</p><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10338504948.html</link>
<pubDate>Tue, 08 Sep 2009 23:09:45 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>他力本願の冬季キャンペーン</title>
<description>
<![CDATA[ <p>観光マーケティングにはレバレッジが重要です。</p><p>新しい企画を立ち上げて、どうにか自分で売り込もうとしても、</p><p>かけられるお金も限りがあるので、無理が生じます。</p><p>ですので、なるべく他人をその気にさせて、新たな企画を売り込む。</p><br><p>このようなコンセプトでオンラインマーケティングの取組を</p><p>やってみたのがKyoto Winter Specialです。</p><br><p>Kyoto Winter Specialは、</p><p>冬の京都に外国人観光客を呼び込むために</p><p>オンラインエージェントなどとタイアップして</p><p>京都市が行った冬季集中キャンペーンです。</p><br><p>元々日本人観光客向けには、「京の冬の旅」という形で、</p><p>JRのデスティネーションキャンペーンとあわせて、</p><p>非公開文化財の公開や体験型ツアーを京都では打ち出していました。</p><br><p>これを外国語の案内チラシなどを用意することで</p><p>外国人にも対応させることにしました。</p><br><p>また、市内のホテルも長期滞在割引などを提供することで協力し、</p><p>これらのコンテンツをまとめて公式サイトを作成します。</p><br><p>ポイントとしては、このサイトに載っている写真や文章、</p><p>さらに体験ツアーなどの紹介は、契約したオンラインエージェントであれば</p><p>自由に活用することができるということです。</p><br><p>また、エージェントに対しては、数十万円程度の掲載費を払うことにもして、</p><p>地元側の発言力を確保しました。</p><br><p>通常、大きなサイトにバナー広告を掲載することになると、</p><p>数百万円単位でかかってきてしまうのですが、</p><p>そのサイトの売上にも貢献するコンテンツを提供することで、</p><p>サイトの一番目立つところに陣取ることができます。</p><br><p>また、オンラインエージェントの利益につながるキャンペーンなので、</p><p>そのエージェントも一生懸命にキャンペーンを後押ししてくれます。</p><p>単に観光振興という使命感でやっている行政の取組よりも、</p><p>営利目的でやっている民間事業者の取組のほうが、</p><p>魂の入り方が違いますので。</p><br><p>この条件で旅行会社と交渉していくと、</p><p>日本以外にもオーストラリアやフランスのエージェントも協力してくれました。</p><p>JNTOもトップページで大きく金閣寺の写真を掲載して</p><p>冬の京都を前面に打ち出してくれることになりました。</p><p>ネタを探していたJNTOと利害も一致し、</p><p>広告料が非常に高い米国のオンラインエージェントのサイトであっても、</p><p>JNTOを通じて掲載することができました。</p><br><p>また、副次的に良かったのは、</p><p>外国人向けの季節キャンペーンをやっている地域が国内にほとんどなく、</p><p>Yokoso Japan Weeksの主要コンテンツとしても</p><p>活用してもらえたことです。</p><br><p>海外に観光プロモーションに出かけても、</p><p>「日本の文化の真髄である京都をよろしく」という</p><p>当たり前で一辺倒なセールスではなく、</p><p>具体的な冬季キャンペーンのコンテンツについて説明し、</p><p>さらに広告費という武器も持って交渉できるので、</p><p>セールスネタとして非常に有効だったと記憶しています。</p><br><p>サイトやパンフレット、ポスター、広告費なども含めて、</p><p>５００万円程度で実施できたということで、</p><p>露出という面では十分レバレッジ効果はあったのではないでしょうか。</p><br><p>あとは、実利にどれだけ結びついたかということになりますが、</p><p>ここは正直まだ大きな成果には結びついていません。</p><p>初年度はまずはオンラインによる冬季キャンペーンという仕組みを</p><p>導入すること目標にしていたので、</p><p>当初の目標はクリアーできたのではないかと思っています。</p><br><p>2008年の冬にこのキャンペーンをスタートさせ、</p><p>実はその後、すぐに私自身はこのプロジェクトから離れてしまいましたが、</p><p>2009年の冬も二年目のキャンペーンが行われ、</p><p>その後も続いていくのではないかと思います。</p><p>（あくまでその後の担当者の方針によりますが）</p><br><p>自治体レベルでは、まだまだオンライン使った</p><p>観光マーケティングが十分できていませんが、</p><p>基礎力を蓄えたところは、積極的にネットの力を活用すべきと思います。</p><br><p>オンラインエージェント以外にも、ブログであるとか、</p><p>ビデオ投稿サイト、格付けサイト、口コミサイトなどありますので、</p><p>これらの力と如何にコラボしていくか。</p><br><p>観光以外の分野が、ネットの最新トレンドとのコラボレーションで</p><p>先行する傾向にあるので、他産業の動きを参考に、</p><p>観光分野でも大いに取り入れていくべきと思います。</p><br><p>基礎力強化で、ウェブサイトを整備したら、</p><p>是非その先のより面白い世界に足を踏み出すべきです！</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10329369796.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Aug 2009 00:14:28 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>観光の基礎力</title>
<description>
<![CDATA[ <p>ビジット・ジャパン・キャンペーンだとか観光立国だとかで、</p><p>ここ数年は随分と観光振興が進化してきました。</p><br><p>それまでは観光案内をしたり、観光物産展を開いたり、</p><p>地元の祭りを主催してきた観光協会や自治体の観光課でしたが、</p><p>観光案内をITを使ってやってみたり、外国の旅行博に出展したり、</p><p>周りの街と共同で広域観光をやったり、</p><p>かなり活動内容が高度になってきたと思います。</p><br><p>ただ、その足元、つまりは観光振興の基礎力としては、</p><p>グラグラしているところが大半なのではないでしょうか。</p><br><p>たとえば、外国人観光客誘致を行おうとすると、</p><p>少なくとも英語でウェブサイトやパンフレット、イメージビデオ、</p><p>観光マップ、観光案内図板などを用意しなければなりません。</p><br><p>しかしながら、ウェブサイトは日本語版をベタ訳したもの、</p><p>パンフレットの写真は２０年以上昔のもので、</p><p>懐かしさの残る女性の髪形。</p><p>観光マップは必要な部数印刷できず、</p><p>観光案内図板も風雨にやられて補修できていない。</p><br><p>さらに、実行部隊たる観光協会には、</p><p>英語をしゃべれる職員がいなく、</p><p>現在の事業を回すだけで手一杯になっている。</p><br><p>財源も乏しくてどうしても国の補助金などに頼ろうとするが、</p><p>どの補助メニューも高度な観光振興ばかり求めていて、</p><p>本当に必要な基礎力の強化ができない。</p><br><p>少し極端な話にみえますが、</p><p>かなり大きな観光都市でもこういう状態でしたので、</p><p>どこの街でも似たような状況だと思います。</p><br><p>行政の予算としては先進的な取組でないと</p><p>新しい予算をつけづらいという事情があるのも分かるのですが、</p><p>もう少し身の丈にあった観光振興をしていくべきではないかと思っています。</p><br><p>観光の基礎力を整えるだけでも、</p><p>地域の観光振興はかなりレベルアップします。</p><p>足元がグラグラしたまま背伸びせず、</p><p>また、足元が緩いことを分かりながら背伸びさせるのは</p><p>考え直さなければいけないでは。。。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10328655001.html</link>
<pubDate>Wed, 26 Aug 2009 00:15:39 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>観光に至る6つのステージ</title>
<description>
<![CDATA[ <p>行政の観光振興、つまり観光政策の役割は、</p><p>旅行行動の各ステージをよどみなくつなげることだと考えます。</p><br><p>旅行する人、「消費者」の立場から見ると、</p><p>旅行を行って終えるまでに大きく分けて</p><p>６つのステージが存在します。</p><br><p>①認識</p><p>自発的に旅行しようと思ったり、旅行への誘いを受けて</p><p>どこに旅行するか訪問先を認識</p><br><p>②計画</p><p>ネットや本、口コミ、旅行会社などと相談しながら</p><p>具体的に旅行先を計画</p><br><p>③手配</p><p>旅行会社でパッケージ旅行を購入したり、</p><p>切符購入やホテルを予約</p><br><p>④移動</p><p>マイカーや電車、飛行機などで目的地に移動</p><br><p>⑤体験</p><p>観光地でアクティビティを楽しんだり、食事や宿泊</p><p>さらに地元の人々と交流して非日常を体験</p><br><p>⑥効果</p><p>旅行によって自己研鑽やリフレッシュ、</p><p>相互理解などの効果を得る</p><br><p>これら６つのステージのうち、</p><p>どこか一つのステージで躓いても、</p><p>最終的な⑥効果まで辿り着けず、</p><p>旅行が実現しないこともあります。</p><br><p>なので、この流れをよどみなくつなげるため、</p><p>不都合を取り除いてやるのが観光政策だと思うわけです。</p><br><br><p>この６つのステージを観光地や旅行会社、交通機関などの</p><p>「供給者」側から見ると、どのような手立てで</p><p>次のステージに「消費者」を送り届けていくべきか、</p><p>よく見えてくると思います。</p><br><p>①発信</p><p>テレビCMや雑誌の特集、口コミでのブームなどにより、</p><p>旅行にでかけるという選択肢があることを発信</p><br><p>②支援</p><p>パック旅行により簡単に手配できるようなプランを作ったり、</p><p>詳しい旅行情報を伝えて、消費者が旅行計画するために支援</p><br><p>③販売</p><p>オンラインや店頭で旅行商品や切符を販売</p><br><p>④運搬</p><p>電車や航空機で目的地まで旅行者を運搬</p><p>高速道路の整備でマイカーによる移動を円滑にすることも</p><p>ここに含まれる</p><br><p>⑤受入</p><p>観光地で食事やアクティビティ、宿泊などを提供</p><p>美しい景観、的確な道案内、暖かいホスピタリティなどで</p><p>旅行者を受け入れる</p><br><p>⑥波及</p><p>観光による経済効果や地域ブランドの向上、</p><p>住民の自尊心の向上などに波及</p><br><br><p>この６つのステージに対して、</p><p>政府観光局がが観光地を舞台にした映画を提供したり、</p><p>ウェブサイトで詳細なイベント情報を掲示したり、</p><p>旅行会社がパッケージ商品を売っていたり、</p><p>鉄道会社が特急を運行していたり、</p><p>自治体が街の景観を整備したりしています。</p><br><p>ただ、数多くの会社や関係者が関与しており、</p><p>天候や経済状況、ブームなど、外的な要素も複雑に絡んでくるので、</p><p>必ずしも円滑にこの供給側の動きが進むわけではないため、</p><p>よどんでいるところを見つけ出して、</p><p>自治体なり観光協会なり、場合によっては新たなビジネスの種として</p><p>民間企業が問題を解決してあげるのが必要になってきます。</p><br><p>このような観点で観光振興を考えていくと</p><p>網羅的に考えることができるのではないでしょうか。</p><br><p>なお、これは私の個人的な考えですので、</p><p>他に分かりやすいフレームワークがあれば、</p><p>是非教えていただけたらと思います。</p><p>また、各ステージに付した名称も、</p><p>もう少し分かりやすいものになればとも思っていますので。。。</p><p><br></p><p>観光白書や観光関係の教科書で、</p><p>色々なフレームワークを使って観光を論じていますが、</p><p>網羅的に考えるなら、旅行行動をステージごとに切り取って</p><p>見ていくのが分かりやすいのではないかと思っています。</p><br><p>こんな考え方はいかがでしょう？？</p><br>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10327899571.html</link>
<pubDate>Mon, 24 Aug 2009 23:32:17 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>幸せ創造のスパイラル</title>
<description>
<![CDATA[ <p>なぜ観光振興をするのか。<br>私の考えでは、非日常の幸せな体験を<br>多くの人々の人生に提供するためです。</p><br><p>人によって幸せな時間は異なり、<br>本を読んでいることが非常に幸せな人もいるでしょうし、<br>思索にふけって新しい考えがひらめくことに<br>幸せを感じる人もいることでしょう。</p><br><p>私個人でいうと、新しい経験をすることが幸せであり、<br>新しい体験は大抵の場合、<br>日常を過ごしている場所から少し離れたところで得られます。<br></p><p>これは離れれば離れるほど新鮮味が増すので、<br>要は旅行で訪れた街での経験などが<br>すごく幸せな出来事なのだと思います。</p><br><br><p>小学生の頃、珍しく雪が降った日の放課後に、<br>自転車を飛ばして少し離れた丘の上に行ったこと。<br>真っ青な空の下、スタンフォード大学の<br>オーバルが車窓から見えてきたとき。<br></p><p>初めて祇園祭の宵山でそぞろ歩きしたときは、<br>「危うく祇園祭を知らずに人生を終えてしまうところだった」<br>と本当に感激した覚えがあります。</p><br><p>そういう感覚を多くの人（自分も含めて）味わって、<br>豊かな人生の経験を共有したいということで、<br>私の中での観光振興の意義につながるわけです。</p><br><p><br>ただ、多くの人がそういう経験をするためには、<br>観光するためのハードルが低くなければいけないので、<br>移動が便利になったり、情報が手に入り安かったり、<br>経済的な負担少なく旅行することができたりする<br>必要があると思います。</p><br><p>これを加速させるためには、行政だけの力で<br>地域おこし的にやっていても停滞するだけで、<br>やはり人間の持つ営利欲をうまく活用して、<br>ビジネスとして観光産業が成功する必要があります。</p><br><p>お金が儲かる産業になれば、<br>取り組む人も増えますし、面白いアイディアを持った<br>優秀な人も入ってきます。</p><br><p>優秀な人が観光ビジネスを行うことで、</p><p>さらに観光産業が儲かるものになります。</p><p>同時に消費者にとっても、観光の魅力が高まります。</p><br><br><p>そういうスパイラルをつくりだすために、<br>自治体や観光協会は観光振興をする責任があると思います。</p><p><br>豊かな非日常経験を多くの人がするために<br>観光産業がビジネスとして成功する。<br>そのため観光振興は、<br>観光産業を振興するものでなければいけないのです。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10325829396.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Aug 2009 00:47:55 +0900</pubDate>
</item>
<item>
<title>宿泊税よりエコ観光税</title>
<description>
<![CDATA[ <p>2002年に東京都が宿泊税を導入した時</p><p>他の都市でも宿泊税をとるのか検討が行われました。</p><p>ただ、結局は東京都だけが導入し、他はなし。</p><br><p>海外では当たり前にかかってくる宿泊税ですが、</p><p>日本ではなかなかハードルが高いようです。</p><p>やはり新しい税金をかけるというのは、住民から評判が悪く、</p><p>首長も決心できないのでしょう。</p><br><p>ただ、海外ではむしろ宿泊税は</p><p>賦課しやすい税金と言われています。</p><p>それは、税金を負担するのが住民ではなく、</p><p>街の外からやってきた旅行者だから。</p><br><p>その意味では日本でももっと宿泊税が</p><p>流行ってもいいと思うのですが、</p><p>いくら旅行者が税金を負担するといっても</p><p>ホテルや旅館を経由して徴収するわけで、</p><p>観光業界からは評判が悪くなってしまい、</p><p>導入に至らないのでしょう。</p><br><p>観光振興の財源として、</p><p>成果連動型の税金は望ましいと思いますが、</p><p>なかなか導入しづらい政治的要因があるのだと思います。</p><br><br><p>ところで、税負担を誰がするのが望ましいかという</p><p>観点からすると、観光振興の財源として</p><p>宿泊税は問題があるやにも思えます。</p><br><p>観光地にとって経済的に最もありがたいのは、</p><p>そこの街に長期間滞在して、</p><p>たくさん消費してくれる旅行者です。</p><br><p>一方で、もっともありがたくないのは、</p><p>ちょっと日帰りで立ち寄ったり、移動中の通過で立ち寄り、</p><p>あまり消費もせず、単に渋滞を巻き起こし、</p><p>排気ガスやCO2、ゴミまで残していってしまうマイカーでの旅行者。</p><br><p>宿泊税は、その街に泊まった旅行者から徴収するので、</p><p>むしろ一番ありがたいお客様から、</p><p>余計にお金をいただく形になります。</p><br><p>あまりありがたくない旅行者、</p><p>トータルで観光地への負荷がよりかけてしまう旅行者に対して</p><p>税金をかけたほうが望ましいと思うのです。</p><br><p>となると、マイカーで流入してきて</p><p>日帰りしてしまう旅行者から</p><p>排気ガスやCO2削減という名目で</p><p>エコ観光税でも取ったほうがいいのかと思います。</p><br><br><p>ただ、これも問題があって、</p><p>税金の徴収コストの点で大いに問題があります。</p><br><p>宿泊税の場合は、旅行者からホテルや旅館を通じて、</p><p>税金を集めればいいのですが、</p><p>クルマに乗っている日帰りの旅行者から</p><p>エコ観光税をとるのはえらく大変です。</p><br><p>例えば、その観光地につながる道に関所を設けて、</p><p>そこで税金を徴収しようとしても、</p><p>大きな街になると、街にはいる経路は無数にあり、</p><p>とても全ての日帰り客を押さえることはできません。</p><br><p>また、関所の運営費も莫大な額になり、</p><p>エコ観光税を取る意味がなくなってしまいます。</p><br><br><p>徴収コスト少なくエコ観光税を取るにはどうしたらよいのか。</p><p>少し漏れも生じますが、</p><p>高速道路のインターチェンジは</p><p>一つの手段ではないかと個人的には考えています。</p><br><p>いまはETCも普及したので、高速道路代以外に追加で徴収するのも</p><p>以前よりやりやすくなっていると思いますし。</p><p>観光地の最寄のインターを降りるときに、</p><p>他県ナンバーのクルマは追加で100円。</p><br><p>そんな形で財源を確保できないでしょうか。</p><p>一般道を使って来訪する旅行者との不公平感は残ってしまいますが、</p><p>100円程度の上乗せであれば、わざわざ手前のインターチェンジで降りて、</p><p>一般道でアプローチしてこないのではないでしょうか。</p>
]]>
</description>
<link>https://ameblo.jp/post2010tourism/entry-10325792889.html</link>
<pubDate>Fri, 21 Aug 2009 23:53:19 +0900</pubDate>
</item>
</channel>
</rss>
