朝倉 勇の独りごと https://ameblo.jp/ptpl-a/ これから「独りごと」の手紙を書こうと思います。つぶやきかもしれません。 ja-jp 長谷川等伯と富士山 https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10540605878.html 去る3月、東京国立博物館で『長谷川等伯展』を見ました。今年が画家・等伯の没後400年に当たるので、国宝3件、重要文化財約30件が一挙に公開されたのです。圧巻は、やはり例の水墨画「松林図屏風」でしたが、その枯淡崇高独自に至る道のりの初めには多くの仏画があり意外でした。日蓮上人をなん枚もなん枚も描いています。南無妙法蓮華経と題目を大書した掛軸もある。等伯が熱心な法華経の信者であったこと。それはぼくにとって発見のひとつでした。多くの批評や解説はほとんど彼の信仰に触れていません。迂闊というべきでしょう。 2010-05-20T23:53:26+09:00 一市民が見る、トヨタ問題。 https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10479875828.html 一生活者にとっての「トヨタ問題」ぼくが最初に感じたことは、「ああ、やってしまった!」という、なにかやりきれない思いでした。愚かなり日本企業、愚かなりトヨタ、という思いでもあります。『悠々として急げ。悠々として急げ、と言っているのだ』。そう言ったのは、故・開高 健さん。晩年の言葉です。 <追いつき追い越せ>という日本企業のスローガン。一切の無駄を省き、可能な限り効率と利益を追求しようという企業姿勢。そこに、問題の本質があるのではないでしょうか。急ピッチで成長し、ついにゼネラルモーターズを抜いてトヨ 2010-03-12T13:22:06+09:00 朝倉 勇の独りごと—27  2008年10月5日(日) https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10147998121.html アメリカの金融破綻、本質は何だとお思いですか?金融業の破産に、国民の税金を使う「サブプライムローン」の破局に端を発した米国の金融破綻。米国政府は最大75兆円という巨額の公的資金(国民の税金)を拠出する法律を成立させ、対応しようとしています。破綻した証券会社リーマンブラザーズには公的資金を拠出せず、保険会社AIGには国民の税金を注入。その他、市民には不可解なさまざまな手法。経営不始末で破綻した金融業をなぜ国民の税金で救うのか。多くの市民はプラカードを掲げて抗議のデモ行進。市民、生活者の正直な気持だ 2008-10-06T12:25:39+09:00 朝倉 勇の独りごと―26 あのパンダのこと 2008年6月22日(日) https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10109751734.html もうひとつの懸念、あのパンダたちと四川大地震  その日ぼくは、パンダと並ぶ写真を撮ってもらっていました。飼育係に連れられてきたそのパンダは慣れた様子で、どうやらお気に入りの場所に着くとどっしりと腰を下ろしました。招かれた日本動物園水族館協会の園長さんたちとぼくは指示に従って一人ずつ静かにパンダくんに近づき横に並びます。中国カメラマンがパチりと撮影。特別なサービスのようでした。恐る恐る近づいたぼくをパンダくんが見上げたときは、思わず足がすくみました。しかし、なにごともなく全員の記念撮影は終了。そし 2008-06-25T09:38:19+09:00 朝倉 勇の独りごと―25(その1) 2008年6月1日   山下勇三さんのこと https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10102460096.html 朝倉 勇の独りごと―25(その1)  2008年6月1日 山下勇三さんのこと  親友を失ったとき、人はどう変化するのでしょう。ぼくは、山下勇三という、イラストレーターで広告デザイナーとしても独特のよい仕事をした暖かい心根の友だちを今年1月末に失いました。彼を思うと、ぽかんと穴があいていて、その穴がいつまでも埋まらないのです。悼む言葉を書けないまま6月が来てしまいました。これまでに戦友ともいえる2人の友を失っています。そういう年齢なのだからとも言えるのですが。 真に才能というものをもつ2人 ぼくと 2008-06-02T18:40:11+09:00 朝倉 勇の独りごと―25(その2) 2008年6月1日   山下勇三さんのこと https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10102459766.html 高純度・高品質の100円化粧品をつくるこの運動で江田三郎さんという社会党書記長に出会い市民感覚の提案を求められました。A化粧品会社の M社長が、化粧品は100円で、十分に品質のよい高純度のものができますと提案。ぼくは「ハイム」と命名(heim、家、家庭、故郷などのドイツ語)。山下君は容器デザインに取組み、案内チラシも2人で制作。シンプルでとても感じのよい100円化粧品が誕生しました。化粧水、クレンジングクリーム、ナイトクリームなど、女性用、男性用、数種類の基礎化粧品です。販路は労働組合売店、安 2008-06-02T18:31:33+09:00 自衛隊の半分が、「救急災害援助隊」だとしたら、日本は、どういう国になれるだろう。 https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10098138525.html ミャンマーを襲った大サイクロン。続いて起こった四川省の巨大地震。地球が狂ってしまったのではないかと思えるほどの相次ぐ巨大な災害です。こんなとき、同じアジアの国・日本はなにができるのか。多くのひとが考えていることだと思います。卓越した提案に出会うサイクロンの直後に、ぼくは卓越した提案に出会いました。勝田祥三さんの次のような提案です。そして、その直後に大地震が四川省を襲ったのでした。勝田さんは「勝田祥三のメールマガジン 」で次のように書いています。     “憲法記念日に寄せて。” 勝田祥三 

 2008-05-19T10:56:32+09:00 朝倉 勇の独りごと--23        2008年3月31日 https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10084318953.html 本田美奈子さん と「ごらん、あの緑を」 少し前に、こんな詩を書きました。「あの緑を」という題です。  あの緑を六月の夜 風が吹いている木々は逆らわない風に身をゆだね じぶんの若い緑を揺らしているすると ごらん、あの緑をという声が聞こえたような気がした  「ごらん、あの緑を」と、ヴェルレーヌは言った。「人間の  世界というやつは、この灰色の雨と風みたいなものさ。  何とか努力して、あのちっぽけな緑にならなくちゃね」*ヴェルレーヌは若いジャック・ティボーにそう言って雨と風の十月の寒い夜擦り切れた短い 2008-03-31T10:39:51+09:00 朝倉 勇の独りごと--22    2008年2月4日 https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10070197601.html 世界を、一匹の怪獣が暴れまわっている 「サププライム・ローン」という怪物です。アメリカがこしらえて世界中の金融企業を食い荒らしています。そして各国政府も経済界も打つ手がなく、その怪獣に振り回されているのです。こしらえた本家のアメリカではその被害はもっとも大きく、巨大銀行シティグループの損失は3兆円、メリルリンチは2兆4000億円だと、明治大学の高木勝教授は今朝NHKラジオで語っていました。日本でも損害が出はじめ、大銀行では300億円前後の赤字を計上しているようです。市民からほとんどゼロ利子に近い 2008-02-04T12:07:03+09:00 朝倉 勇の独りごと-21    2008年1月21日その1 https://ameblo.jp/ptpl-a/entry-10067137228.html 「ウソつきは、ドロボーのはじまり」。子どものころ、「うそつきは、ドロボーのはじまり」としつけられた人は多いでしょう。常識のひとつ、社会道徳の基本だったと思います。ところが、現状はどうでしょう。この日本に、新手の「ウソつきドロボー」が現れました。嘘、それも極めて悪質な嘘を長年ついて騙(だま)していたのです。だれを? 彼らは大胆不敵に政府を騙し、官僚たちを騙し、取引先のお客さま企業をも騙し、流通機構を騙し、マスコミ・大手新聞社などを騙し、社会全体を騙し、そして最終顧客である市民を騙して、利益をあげて 2008-01-21T18:22:29+09:00