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<title>glrgl65lのブログ</title>
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<title>から</title>
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<![CDATA[ たたくまに、みごとにてきぱきと、日ごろの訓練どおりに、手順よく進行した。<br>　三ヵ所から、みるみる黒煙がふきあがりはじめた。<br>　私は、双眼鏡を首にかけながらなぎさに走って、伝馬船にとび乗ると、伝馬船当番の三人の水夫は、もう、櫓<br>ろ<br>と櫂<br>かい<br>とをにぎっている。飲料水入りの石油缶<br>かん<br>をかついで、水夫長が乗りこむ。と私と水夫長と当番三人の、帽子と服とをひとまとめにしたつつみが、伝馬船に投げこまれる。数人<a href="http://tradeea.blog.fc2.com/blog-entry-320.html" target="_blank">ForexComboSystem</a>が、伝馬船をなぎさからつき出す。<br>　すると、櫓も櫂もぐっとしわって、伝馬船は、ぐんぐん沖にむかって進んでいた。これがみんなほとんど同時に活動しだしたのだ。まるで、電気ボタンをおすと、大きな機械が一時に動き出すのとおなじように――<br>「ばんざあいっ」<br>　島に残った十一人が、のどもさけろとさけぶのも、はやうしろに、<br>「えんさ、ほうさっ」<br>　櫓と二つの櫂をしわらせて、うでっぷしのつづくかぎり、沖合はるかの帆船めがけて、ただ漕<br>こ<br>ぎに漕いだ。<br>　その帆船は、どこの国の船かわからない。はだかで漕ぎつけては、日本の名誉にかかわる。それで、まえから、こういう場合のことを考えて、船長と水夫長、それに伝馬船当番三人の、帽子と服とは
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<pubDate>Thu, 31 Jan 2013 18:05:35 +0900</pubDate>
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<title>いったい</title>
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<![CDATA[ となかまのうかぶ海面におりて、つばさを休める。すると、すぐに、ほかの一羽が飛びあがって、また、見はり番をして、ぐるぐる飛びまわっている。これは、その一群が海にうかんでいる間、一時間でも、二時間でも、きっとやっているのだ。<br>　この見はり番は、アザラシもやっていて、べつにめずらしいとは思わないが、見はり番のアホウドリが海におりて、やっと波にうかんで、まだひろげたつばさをおさめないうちに、すばやく、ほかの一羽が舞いあがる。そのようすは、こんどはだれの番だと、きめてあるように見えるのだ。<br>　水夫長は、すっかり感心して、その強い研究心から、<br>「船長。どの鳥が、命令するのでしょう」<br>　と、きくのだ。これには、私もこまった。<br>「さあ、だれが命令するのかなあ……」<br>　こう答えるより、しかたがなかった。<br>「鳥の法律かしら」<br>　この水夫長のひとりごとには、みんな大笑いをした。しかし、よく考えてみると、どうして、笑うどころか、まだ人間にはわからない、むずかしい問題なのだ。<br>　さて、この日の朝、昼飯のため、魚をつったところ、意外の大漁であった、夕食のために、残った魚を生ぼしにしておこうと、四、五十ぴきの魚を、流木の丸太の上に、ほしておいた。<br>　私たちが、本部島に植える草ブドウの根をほって、ていねいに、草であんだむしろでつつんでいる間に、ただ一羽舞っていた、見はり番のアホウドリが、なまぼしの魚を見つけて、何かあいずをすると、海にうかんでいた一群のアホウドリは、いっせいに舞いあがってきて、なまぼしの魚を、おおかたさらって行った。<br>「この、アホウめ。おきゅうをすえてやれ」<br>　と、腹を立てた漁夫が、なまぼしの残ったのにつり針をつけて、なぎさに投げておいて、一羽のアホウ
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<pubDate>Thu, 31 Jan 2013 18:02:26 +0900</pubDate>
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<title>ふぁれ</title>
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<![CDATA[ <br>　乾草をあんで、ござ、むしろのようなものを作って、小屋の中にもしき、また、夜具、腰みの、小屋の風よけなどにしようというのであった。<br>　いったい、帆船の水夫は、工作が上手だ。<br>　船にいるときには、古い索<br>つな<br>をほぐして、長い毛のようにし、それを<a href="http://meeting2.blog.shinobi.jp/Entry/932/" target="_blank">中国　結婚</a>糸にとって、その糸をあんで、靴ぬぐい、ござなどを作る。それから、帆や太い索の、こすれるところへあてる、いろいろの形のすれどめを、上手にあむのだ。<br>　島でもみんな、休み時間に話をしながら、乾草をずんずんあんで、乾草のしき物や、手さげかごなどがりっぱにできた。<br>　たきぎをたばねる縄も、みんな草縄にした。<br>　それから、冬になったら、綿の代りに鳥の羽を利用することも、私は考えていた。<br><br>龍宮城<br>りゅうぐうじょう<br>の花園<br><br>　島から少し沖へ出ると、海はとても深い。いったい、海の深さと山の高さとをくらべると、海の深さの方がまさっている。もし世界一の高い山を、世界一深い海へしずめたとすれば、山はすっかりしずんでしまうだろう。<br>　世界一の高い山を、ふもとから見あげたけしきは、大きく美しいが、はんたいに、この山を高い空から、軽気球<br>
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<pubDate>Wed, 30 Jan 2013 19:02:19 +0900</pubDate>
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<title>がっかり</title>
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<![CDATA[ りっぱに役にたつ。<br>　料理当番は、さっそくこの塩を使って、ぴんぴんした魚の塩焼をつくった。一同は、<br>「どうだい、このおいしいこと」<br>　大よろこびである。<br>「魚の塩づけもできるぞ」<br>「まずこれで、塩もできた。もっと何か考え出してくれ」<br>　と、私はいった。<br><br>　塩製造当番が、また一つふえた、そして、だんだんやっているうちに、白い大きな結晶<br>けっしょう<br>した塩ができるようになった。<br>　その後、たきぎの関係から、塩の製造所は、宝島にうつされた。<br><br>天幕<br>テント<br>を草ぶき小屋に<br><br>　ある日、漁業長がいい出した。<br>「網を作ったので、帆布<br>ほぬの<br>を、かなりたくさん使ってしまった。これからも、網を作る材料は、帆布よりほかにない。それに帆布は、大病人や、けが人のできたとき、つり床にも必要だ。冬になれば、見張当番のがいとうになる。そ
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<pubDate>Wed, 30 Jan 2013 18:59:52 +0900</pubDate>
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<title>から</title>
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<![CDATA[ 月の夜、つった魚をおみやげに持って、一人こっそり、天幕<br>テント<br>をぬけ出して、アザラシに近よって行った。まだ人間を知らない、毛皮の着物をきた動物は、はだかの人間と、すぐになかよしになった。<br>　それからは、夜中や、<a href="http://meeting2.blog.shinobi.jp/Entry/933/" target="_blank">英会話　恋愛</a>朝早く、少しの時間、かれとアザラシはいっしょにいた。かれが、この海の友だちの、のどやおなかをなでてやると、アザラシはあまえて、はなをならして、気もちよさそうに眠るくらいになった。<br>　ところが、帰化人の範多<br>はんた<br>も、前にラッコ船に乗っていたとき、アザラシの子を飼ったことがあって、かれも、こっそり、アザラシと親友に
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<pubDate>Tue, 29 Jan 2013 21:46:29 +0900</pubDate>
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<title>いいよ</title>
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<![CDATA[ うすい代赭色<br>たいしゃいろ<br>で、甲は褐色であるからだ。アカウミガメの肉は、においがあって、食用にならない。肉ににおいのあるかめは肉食をして、魚をたべているかめで、正覚坊は海藻<br>かいそう<br>をたべているから、においがないのだ。<br><br>　われわれは、魚とかめが常食で、卵がごちそうであるが、残念ながら野菜がない。<br>「青いものがたべたい」<br>　と、だれもが思った。<br>　そこで、島に生えている草を、よくしらべてみると、四種類あることがわかった。<br>　その中の一つは、葉をかんでみたら、ぴりっと辛かった。根をほってかむと、まるでワサビのようであった。<br>「これは、いいものを見つけた」<br>　と、それからは、この島ワサビをほって、さしみにそえて、たくさん使った。気のせいか、島ワサビをたべはじめてから、おなかのぐあいもいいようだった。<br>　おなかのぐあいといえば、鳥の卵と、かめの卵ばかりを、毎日たべつづけたとき、十六人とも、大便がとまってしまった。これには、まったくこまった。下剤がほしいが、そんなことをいったって、薬があるはずがない。しかしどうにもしかたがなくなったとき、目の前に無尽蔵<br>むじんぞう<br>にある海水を、おわんに半分ぐらい飲んだ。ずいぶんらんぼうなことだが、そうするとおなかがぐうっと鳴りだして、すぐおつうじがある。まったくの荒療治で、これでは、からだがよわるばかりで、くりかえして
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<link>https://ameblo.jp/rgrppre5p45/entry-11459534362.html</link>
<pubDate>Tue, 29 Jan 2013 21:34:21 +0900</pubDate>
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<title>かれ</title>
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<![CDATA[ ないめにあって、それを、どうやらぶじに通りぬけてきました。りくつはわかりませんが、じっさいのことなら、たいがいのことはやりぬきます。生きていれば、いつかきっと、この無人島から助けられるのだと、わかい人たちが気を落さないように、どんなつらい、苦しいことがあっても、将来を楽しみに、毎日気もちよくくらすように、私が先にたって、うでとからだのつづくかぎり、やるつもりです」<br>　かれのいうことは、真実である。かれのふだんのおこないをよく知っている私は、まったく心を動かされた。<br>　私は、いまさらながら、三人のたのもしい強いことばに、心から感謝した。<br>　こうして、無人島生活の心の土台がきずかれて、進むべき道がきまったのだ。四人が立ちあがった時には、東の水平線が明かるくなって、海鳥が鳴きかわしつつ、島の上を飛びはじめていた。<br>　私は、このときから<a href="http://meeting2.blog.shinobi.jp/" target="_blank">外人　恋人</a>、どんなことがあっても、おこらないこと、そして、しかったり、こごとをいったりしないことにきめた。みんなが、いつでも気もちよくしているためには、こごとは、じゃまになると思ったからである。<br><br>火をつくる<br><br>　この日の午後から、蒸溜水<br>じょうりゅうすい<br>の製造をやめた。それは、蒸溜水製造には、びっくりするほどたくさんにたきぎがいるからである。前にもいったように、たきぎは、二本の流木があるだけで、それをたいせつに使わなければならないからだ。<br>　もう蒸溜水には、心残りのないように、かまどを、きれいさっぱり、くずしてしまった。これで一同は、しおけのある井戸水ばかりを飲むことになった。<br>　雨の降ったとき、雨水をためて飲むことは、もちろん工夫した。天幕<br>
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<link>https://ameblo.jp/rgrppre5p45/entry-11458191543.html</link>
<pubDate>Sun, 27 Jan 2013 22:34:43 +0900</pubDate>
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<title>かた</title>
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<![CDATA[ ほぬの<br>などを日にほし、筏<br>いかだ<br>にした円材や板をかたづけたり、伝馬船<br>てんません<br>をよく洗って、浜にひきあげるなど、それぞれに、みんな一日中、いそがしく働いた。<br><br>心の土台<br><br>　きれいな砂の上に、みんなは、よく眠っていた。五月二十二日、無人島生活二日めの、朝早くであった。<br>　私は、しずかに起きあがった。そして、運転士と漁業長と、水夫長の三人を、そっと起した。四人は足音をしのばせて、天幕<br>テント<br>の外に出た。<br>　あかつきの空には、星がきらめき、島も海も、まだ暗い。私は、すぐに海にはいって、海水をあびて、身をきよめた。つれだった三人も、無言で、私のするとおりに海水をあびた。<br>　水浴がすむと、四人は深呼吸をして、西からすこし北の日本の方を向いて、神様をおがんだ。それから、島の中央に行って、四人は、草の上にあぐらをかいてすわった。<br>　私は、じぶんの決心をうちあけていった。<br>「いままでに、無人島に流れついた船の人たちに、いろいろ不幸なことが起って、そのまま島の鬼となって、死んで行ったりしたのは、たいがい、じぶんはもう、生まれ故郷には帰れない、と絶望してしまっ
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<pubDate>Sun, 27 Jan 2013 22:18:29 +0900</pubDate>
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<title>でで</title>
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<![CDATA[ きるだけ長く、食いのばすことにしなければならないから、一日に、おわんにぬれ米二はいを十六人でたべることにしたい。こうすると、来年の二月、三月ごろまでは、どうやら、米があるみこみがたつ。おかゆにもできないから、重湯を<a href="http://meeting2.blog.shinobi.jp/Entry/933/" target="_blank">英会話　恋愛</a>たくさんこしらえて、一日に三度飲むことにして、あとは、かめや魚で、腹をこしらえることにしたい。どうだろう。それとも、ほかに、いいちえがあるか。あったら、えんりょなくいってくれ」<br>　まっ先に水夫長がいった。<br>「運転士に、おまかせします」
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<pubDate>Mon, 21 Jan 2013 15:52:38 +0900</pubDate>
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<title>かえて</title>
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<![CDATA[ 　井戸ほり組は、ここぞと思うところを、あさくほって、石油缶<br>かん<br>のそこにあなをあけたものをうずめ、砂をもりあげて、くずれないようにかためた。井戸の水は、石油缶のそこのあなからわきあがって、缶にたまった。その水は、考えたとおり、すこししおからいが、どうにか飲める。まあよかった。これでしのぎはつく。この水に、蒸溜水を半分まぜて、飲むことにした。<br>　朝飯は、正覚坊の焼肉と、潮煮。飯がすんでから、私は、一同にいった。<br>「島生活は、きょうからはじまるのだ。はじめがいちばんたいせつだから、しっかり約束しておきたい。<br>　一つ、島で手にはいるもので、くらして行く。<br>　二つ、できない相談をいわないこと。<br>　三つ、規律正しい生活をすること。<br>　四つ、愉快な生活
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<link>https://ameblo.jp/rgrppre5p45/entry-11453790045.html</link>
<pubDate>Mon, 21 Jan 2013 15:52:01 +0900</pubDate>
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