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<title>イマリズム</title>
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<description>～真実はいつも少数派～</description>
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<title>天使の誘惑</title>
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<![CDATA[ <p>だんなが「全身整形で復讐だって。あんたの好きそうな設定だね<img alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" width="16" height="16" complete="true">」と言いながら勝手に録画を始めたのが、山口百恵でも黛ジュンでもない、韓国ドラマの「天使の誘惑」。現在朝10時ちょい過ぎからＴＢＳで放送してるのですが（今日でちょうど半分ぐらい）、見事にハマっています。</p><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13680904" rel="nofollow" target="_blank" alt0="BlogAffiliate">天使の誘惑 DVD-BOX1/ペ・スビン,ハン・サンジン,イ・ソヨン<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F517bMkOGm4L._SL160_.jpg" complete="true"></a> </dt><dd style="MARGIN: 0px">￥18,375 </dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp </dd></dl><br><br><p>両親を事故で失ったチュ・アラン。それはそれは不遇な子供時代を送ったために金にしか興味のない人気キャバ嬢として派手に生活しているのですが、ある時両親の死が事故でなく他殺であることを知り、その首謀者一家を破滅させようともくろみます。</p><p>　まずそこの家の、人がいいだけが取り柄の息子・ヒョヌに取り入り、見事に結婚。そいつを火事に見せかけてヌッ頃そうとしますが、間一髪で逃れたヒョヌは妻の陰謀を知って全身整形をして別人に生まれ変わります。そして再度彼女に近づき、復讐を仕返す、という話です。</p><br><p>アランを演じるのは、「春のワルツ」のイナ（メガネ美女）役で日本でも知名度を上げた、イ・ソヨン。前回は知的な意地悪キャラでしたが、今回は髪をぐりんぐりんに巻き、見事にビッチ系に変身してます。対するヒョヌの整形後を演じるのは、「華麗なる遺産」で完膚無きまでの噛ませ犬を演じたペ・スビン。その噛ませ犬ぶりがあまりにも見事で、あたしゃすっかりファンになってしまいました。旦那はそれを知らず、かつ整形するのは女の方だと思い込んでいたのですが、狙い通りの展開になったというワケです。</p><br><p>彼らにキャバ嬢時代のアラン（源氏名はローズマリー（笑））をオキニにしていた家具デザイナーのサンモや、ヒョヌの後輩でアランの愛人・ジュスン、アランの実の妹のジェヒなどが絡んでくるのですが、見ていていつも思うのは「こいつら、なんて対人スキルが低いんだ<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16" complete="true">」ということです。</p><br><p>ヒョヌを事故に見せかけて殺そうとしたことがヒョヌ家族にバレそうになると、毎回とっさに場当たり的な嘘をつくアラン。なぜかその嘘を全面的に信じるヒョヌ家族。純真なだけでまるで人を疑わないヒョヌと、復讐することだけに心を支配されて、周りが全く見えなくなっているスキだらけのアラン（ワキが甘すぎて、毎回ツッコミどころがハンパねえ）。アランに復讐をかしかけた張本人で共犯なのに、嫉妬と恋心でやっぱり周りがまるで見えなくなっているジュスン。そしてキャバ嬢の色恋営業を真に受けて自殺までするキモオタ（という設定だけど、中の人は大沢たかおに似て蝶）のサンモ。そしてやっぱり復讐に心を支配されて、発端となった自分の父親の犯罪に目を向けられないヒョヌ。なぜアランがそこまで自分を不幸にしようとしたのか、まずはその原因を知ることから始めればいいものを、やっぱり場当たり的な嘘をついてくんですよねえ。こっちもワキ甘過ぎだし。</p><br><p>少しでも周りが見えていたら、嘘が嘘だと気づくはず。でもそれを気づけないし、疑えないのは、疑うことを人生の中で必要としてこなかったから。ある意味純真で天真爛漫と言えるかも知れませんが、どの人物もその年齢としれは考えられないほどの対人スキルの低さです。とはいえ毎回ツッコミ入れつつも、楽しく見てるんですけどね。</p><br><p>ちなみにイ・ソヨンとペ・スビンは、現在「チャングム」のイ・ビョンフン監督の最新作「トンイ」に出演しているそうです。主人公のトンイを演じるのは、「春のワルツ」でイ・ソヨンにいじめられ、「華麗なる～」でペ・スビンにさんざん噛ませ犬を演じさせたハン・ヒョジュ（私が通ってる某骨気セラピーの顧客らしい）。この3人、「チャングム」でミン・ジョンホを演じたチ・ジニを挟んで、前作同様の人間関係になるらしい。ＮＨＫ-BSで4月から放送が始まるらしいので、今から楽しみだわ・・・。</p><br><p>はっ。</p><p>ここまで書いてみて思ったんだけど、私これじゃすっかり韓流オバさんじゃん<img alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" width="16" height="16" complete="true"></p><br>
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<link>https://ameblo.jp/riccoracco/entry-10780328342.html</link>
<pubDate>Wed, 26 Jan 2011 14:25:23 +0900</pubDate>
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<title>バーレスク</title>
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<![CDATA[ <p>ようやく見てきました「<a href="http://www.burlesque.jp/" target="_blank">バーレスク</a> 」。</p><p>映画館はガラガラ。おかげでゆっくり見れました。</p><br><p>80年代の「フラッシュダンス」、90年代の「コヨーテ・アグリー」同様、ショービジネスを夢見る小娘がスターを目指し、てな感じでストーリーは非常に単純。特にドキドキハラハラすることもなく、フツーに落ち着いて見れます。</p><br><p>しかし。</p><br><p>これらの映画とは純然たる違いがある。それは「シェールによるシェールのための映画」だということ<img width="16" height="16" alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" complete="true"></p><br><p>アギちゃん扮するアイオワ出身のアリがＬＡに辿り着き、クラブ「バーレスク」に足を運ぶと、肉感的なダンサー達のバーレスクダンスが始まり目が釘付け。しかしそんな小娘達をなぎ倒すように現れ、ステージ中央で堂々と歌うシェール<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true">「プラダを来た悪魔」のメリル・ストリープ同様、若い娘の言葉に全く耳を貸さない女王様のシェール<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true">クラブの経営が窮地に陥り、落ち込みながらもリハーサル中のステージで朗々と歌うシェール<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true">かわいがってたかつての人気ナンバーワン踊り子・ニッキにブチ切れてバールのようなもので殴りかかるシェール<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true">シワひとつないぴんぴんのお顔とお体のシェール（64歳）にもう、やられっぱなしでしたよアテクシは。もうシェール大好き過ぎるって感じです。</p><br><p>あ、もちろんアギちゃんの歌と踊りも素晴らしいです。ファンでなくても楽しめるし、ステージで踊る「Diamonds Are A Girl's Best Friend」の「ティファニー～ダンダンダンダダンダダンダン～カルティエ～ダンダンダンダダンダダンダン」のあたりでは結構ゾクゾクきます。</p><br><p>ということで「紳士は金髪がお好き」の<a href="http://www.youtube.com/watch?v=PluRW3_FEt0">モンロー版</a> を貼ってみたり（歌は知ってるのにこの元ネタ、知らない人意外と多いのよね）。改めて聴くとこの曲、非常に完成されてますね・・・。アギちゃん編はサントラには入ってない模様なのが残念<img width="16" height="16" alt="あせる" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif" complete="true">聴きたきゃ映画を見ろ、ということなのですねこれは。</p><p>しかし久々にゲイゲイしさ満点の映画を見ました。あの手の世界が好きな人なら、オススメしたいと思います。</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/riccoracco/entry-10772779019.html</link>
<pubDate>Wed, 19 Jan 2011 00:59:44 +0900</pubDate>
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<title>フランキー・マシーンの冬</title>
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<![CDATA[ <p>だんなに「これ面白いよ」と言われて処女作の『ストリート・キッズ』を読んで以来大ファンになった、ドン・ウィンズロウの新作『フランキー・マシーンの冬』読了。</p><br><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13371922" target="_blank" rel="nofollow" alt0="BlogAffiliate">フランキー・マシーンの冬　上 (角川文庫)/ドン・ウィンズロウ<br><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F516TAbqxbAL._SL160_.jpg" border="0" complete="true"></a> </dt><dd style="MARGIN: 0px">￥780 </dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp </dd></dl><p><br></p><p>カリフォルニアからメキシコへ続く麻薬戦争を描いた前作の『犬の力』があまりにも面白く、そしてあまりにもバイオレンスだったので、今作も期待していたのだけど……。</p><br><p>前作よりスケールは相当小さい話だったけど、やっぱり面白かった<img width="16" height="16" alt="！！" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" complete="true">これは読んで正解。</p><br><p>皆に愛されている餌屋のフランキーは元マフィア。出自はイタリア系だけに、古き佳き時代の「コーザ・ノストラ」に則り、ボスに忠誠を誓いつつも粛々と任務を遂行していく、凄腕のスナイパーで。しかしそんな生活に嫌気がさしてサンディエゴで餌屋としての生活を手に入れ、元妻と恋人と娘、そして街の人達に愛されながら日々、仕事とサーフィンの生活を送っている。しかし過去の「あること」と「ちょっとした誤解」が原因で、命を狙われることになってしまう。</p><br><p>この「古き佳き時代の凄腕スナイパー」を狙うのは、かつての仲間の息子でエミネム気取りのチンピラ達。もはやマフィアですらない。「ゴッドファーザー」をリスペクトしていたマフィア達なら絶対にしなかった、鬼畜行為も平気でやっちゃう彼らとのゼネレーションギャップの描き方は、映画「No Country for Old Men」に非常によく似ている。かつての非常識がもはや常識になっていて、その非常識を平気でやってのける若い連中のことはまるで理解ができないのだけど、それがグローバルスタンダードになっている、みたいな。とにかくそんなフランキーの逃走劇を描いた話で前作同様ゴロゴロ死体が転がるのだけど、非常に読みやすいので、頑張れば2日ぐらいで読めます。</p><br><p>誰が仲間で誰が敵で、誰が悪で誰が善かわからないまま、かつての仲間を次々と消しつつもどんどん追い詰められていくフランキー。これで最後まで生き残ったらまさにご都合主義。ということでやっぱりフランキーも……なのだけど。</p><br><p>餌屋のフランキーは、皆に愛されている</p><p>そして餌屋のティムも、皆に愛されている</p><br><p>ということで読み終えた後は絶対に、ニヤッとしちゃうはず。</p><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/riccoracco/entry-10760519822.html</link>
<pubDate>Thu, 06 Jan 2011 23:58:02 +0900</pubDate>
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<title>そして、サラエボ。</title>
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<![CDATA[ <p>はい、今度は「サラエボ」のほうです。</p><p>何かというと2月公開予定の映画「サラエボ、希望の街角（原題：na putu)」です。</p><br><p>先日アテクシ、この映画の試写に行ってきたんです。監督は「サラエボの花」でベルリン国際映画賞の金熊賞を受賞した、ヤスミラ・ジュバニッチ。おばさんかとずっと思ってましたが、同年代の女性でした。そんなサラエボ生まれの彼女が再び、サラエボを舞台を作品を作ったというので、見に行ったというワケです。でも公開前の映画なので、あまりネタバレしないように思ったことだけ書き留めておきます。</p><br><p>吹石一恵＋小野みゆき÷2顔の主人公・ルナとその恋人のアマルは子供がなかなか出来ないことを気に病んでいる、どこにでもいるような事実婚カップル。でも2人とも、あの忌まわしきユーゴスラビア紛争を経験している。でも普通の、ホントに普通のカップルで。</p><p>　</p><p>そしてかつてのボスニア・ヘルツェゴビナにはムスリムとセルビア正教徒、カトリックの人達が普通に混在していたことから、彼らはイスラム教徒を信仰している。けれどそれは非常にライトなもの。ルナのファッションは露出が多いし、クラブでアホみたいに踊ることだってある。2人とも信仰というものが生活にある程度だったのだけど、仕事クビ＆戦友との再会がきっかけで、アマルはどんどんイスラム原理主義に傾倒してしまう。それをどうしても受け入れることが出来ず、混乱と悲しみの日々を送るようになってしまうルナ。宗教をきっかけにした、この2人の気持ちのすれ違いをテーマに話は進んでいき、どうしても受け入れがたい事態にルナは直面してしまう。</p><br><br><br><p>ユーゴの内戦とは一体なんだったのか。それは今までずっと一緒に過ごしていた人達が、その出自によってお互いを憎み合い、殺し合う。「民族浄化」の名の下に、たとえばボロボ・セロで生活をしていたクロアチア人は家族を奪われ住まいを追われ、そして一方セルビアに暮らしていたクロアチア人も、同様に何もかも奪われてしまう。</p><br><p>この紛争ではセルビア人を諫めるためにＮＡＴＯが空爆をしかけているのだけど、果たしてセルビア人は残虐な殺人鬼だったのか。それはNATOが空爆の大義名分を手に入れるためのプロパガンダとして仕掛けたもので、彼らだけが非難される立場にあったわけではない（その辺に関しては名著中の名著、『悪者見参』に詳しくあるので、</p><dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=13150609" rel="nofollow" target="_blank" alt0="BlogAffiliate">悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記 (集英社文庫)/木村 元彦<br><img border="0" src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51DHMY2VQVL._SL160_.jpg" complete="true"></a> </dt><dd style="MARGIN: 0px">￥760 </dd><dd style="MARGIN: 0px">Amazon.co.jp </dd></dl><p>読んでみることをオススメします）。</p><br><p>この内戦は聖戦などでは決してなく、すれ違いと不信感と小さな火種が大きなうねりとなり、その結果人々は飲み込まれてしまった。結果的に得たものは何もなく、多くの人が家族を失い心を破壊され、ナショナリズムばかりを背負わされ、同じ民族かどうかで相手を判断するようになってしまっていった。</p><p>そして未だに傷つき、喪失感を抱えたまま生きている人達は多いのだろう。ルナは両親を失った心の傷を抱え、アマルは帰還兵症候群を今も患っている。</p><br><p>そんな中でイスラム原理主義者とその仲間達に拠り所を見いだし、完全に心を許しきってしまうアマルは、きっついイスラム原理主義に理解を示せないルナに向って「よい人間になりたいだけだ」と言います。そしてこの言葉を聞いて、アテクシははっとしたんです。</p><br><p>はっ。</p><p>ウダウダ書いてたら前置きが超長くなってしまった。</p><p>これからが本題なのに！</p><br><p>ということで続く。</p><br><br>
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<pubDate>Thu, 23 Dec 2010 19:39:06 +0900</pubDate>
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<title>「ギルティ」と「サラエボ」と</title>
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<![CDATA[ <p>twitterじゃ書ききれないし、mixiの非公開日記に書くのもちょっとと思ったので、ここに書いておくことにします。そしてニッキといえば植草克秀リコーンだそうで。それはさておき。</p><br><p>アテクシ、今クールのドラマは「セカンドバージン」でも「流れ星」でもなく、うっかり第1話を見てしまって以来ずっと、「ギルティ」を見てたんですね。設定や話の進め方にツッコミどころ満点ではありましたが、少女漫画の復讐モノと思えば、その辺にも目がつぶれたりして。</p><br><p>その辺でテキトーに買ってきたケーキがきっかけで殺人事件の犯人に仕立て上げられ、本当は無実なのに誰もそれを信じてくれず、冤罪で10年以上服役して出所後、自分を陥れた犯人達に次々と復讐をする、菅野美穂扮する野上芽衣子。社会的に地位がある人間が真犯人だったことで家族を奪われ、自分も殺人犯にさせられてしまうんですが、その真犯人に向かって「どうして私の家族を殺したのか」と聞くんですけど。その答えはあまりにも下らないもので。しかも出所後の自分がずっと信頼していた雇い主がその真犯人の関係者で、彼女が放った言葉がすべてのきっかけになっていたことを知って。そして全てを知った芽衣子が口にしたセリフは「うそーん……」で。その後結局、全ての幕を引くために彼女は自死してしまうんですね。</p><br><p>それを見てアテクシは「家族奪われて冤罪で懲役で出所で復讐で自死じゃ、全然報われないじゃん」と思ったんですけど、それ以上に「殺人の理由なんて、取るに足らないくだらないものだということが現実だ」と、改めて思ったんです。</p><br><p>よく人は誰かが死んだり、殺されたときにその理由を探ろうとします。私自身数年前、身近にいた人が自死した時にまっさきに頭の中に「どうして？」という言葉が浮かんだものです。そしてその後ずっと、その理由について考えていたけれど、結局答えはでなくて、分かったことは「理由なんてないよ」ということだったんです。殺人事件の裁判を見ていても、家族や裁判官が必死に動機について探ろうとしても、犯人から帰ってくる言葉は薄く、重みのないものであることは結構多い。</p><br><p>「取るに足らない下らないことで、人は殺されたり死んだりしてしまうこともある」そのどうしようもない現実が存在することを教えるために作ったドラマなのだとしたら、かなり恐ろしい気がするんですけどね。でも多分、そこまで考えてもいないような気もするんだけど。視聴率も10％ちょいというジミな作品ではありましたが、菅野美穂の感情を抑えつつも、時折純真さと歪んだ心を見せる表情が印象に残るドラマでした。</p><br><p>一気に書いて疲れたので、「サラエボ」については次の記事にて。</p>
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<link>https://ameblo.jp/riccoracco/entry-10744885177.html</link>
<pubDate>Wed, 22 Dec 2010 23:45:59 +0900</pubDate>
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