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<title>凛彩抄ー第21代京都市長富井清と幼き私の夢路</title>
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<description>夢かうつつか、祖父と幼い私の思い出。</description>
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<title>祖父の写真</title>
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<![CDATA[ <p><a href="https://ameblo.jp/rinsaisha26/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">前回の記事</a>で書いた32畳の応接間に飾られた祖父の写真。</p><p>実際は80cm四方だったかもしれないが、</p><p>思い出の中では100cm×120cmくらいはあったという印象だ。</p><p>&nbsp;</p><p>前歯が結構出ていて、豪快に笑う笑顔が印象的だった。<br>なんというか、笑いで包み込むような力</p><p>人懐っこさがあったと思う。</p><p>おそらく、身内もいい笑顔だと思ったから<br>応接間に飾る写真は豪快に笑っている写真になったんだと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>祖父は、明治生まれにしては背が高く、身長172cmで<br>軍服を着た若かりし頃の写真を見たことがあったが細面でイケメンだった。<br>私が知っている祖父は、すでにそれなりにお腹も出て恰幅もよかった。</p><p>加えて背が高いので、背の低い人が見たら</p><p>ジャイアント馬場かアントニオ猪木くらいの迫力だったかもしれない。</p><p>その上、明治時代のお偉いさんがそうだったように</p><p>鼻の下にチョビひげを生やし、黒縁の眼鏡をかけていたので、そのままだと少し強面の感じもあった。</p><p>しかし、ひとたび笑うと、表面的な怖さは吹っ飛ぶのだった。</p><p>&nbsp;</p><p>そんな祖父の顔が大アップになっていたので</p><p>直視しなくても目に入るわけだが</p><p>子供心にも、”あ、おじいちゃんが笑ってる”という感じだった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><br><br><br><br><br><br><br>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/rinsaisha26/entry-12978363466.html</link>
<pubDate>Thu, 10 Sep 2026 23:56:25 +0900</pubDate>
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<title>美しいものが好き</title>
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<![CDATA[ <p>私は幼いころ、祖父のことは好きだったが</p><p>母親はとにかく躾が厳しく、先回りして</p><p>コントロールしようとするので</p><p>ずっと反発していた。</p><p>&nbsp;</p><p>しかし、これまでの人生を振り返ってみると</p><p>どんなに親や家から逃げても、拒否しても</p><p>変わらなかったこと。</p><p>それは</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7fbe;"><span style="font-size:1.4em;"><b style="font-weight:bold;">美しいものが好き</b></span></span></p><p>&nbsp;</p><p>ということだった。</p><p>&nbsp;</p><p>一言で美しいものといっても</p><p>どんな風に美しいのか</p><p>どういったものが美しいと感じるのかは人それぞれ。国によっても違うだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>が、私にとって美しいものとは</p><p>原則、日本において美しいとされるものだ。</p><p>&nbsp;</p><p>そして、どんな美しさかというと</p><p>調和のとれた美しさ、</p><p>洗練された美しさ、<br>凛とした美しさ、</p><p>自然と調和した美しさ、</p><p>自然の美しさは言うに及ばず。</p><p>&nbsp;</p><p>例えば、</p><p>寄木細工、刺し子などの規則性のある美しいもの、</p><p>蒔絵や江戸切り子など洗練されたデザインのもの、</p><p>千住博の滝の絵<a href="https://www.senju-museum.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">（ウォーターフォール）</a>のような美しさ、</p><p>庭園における借景や、</p><p>植栽と石や池など空間全体で調和している庭園、</p><p>日本建築など。</p><p>&nbsp;</p><p>なぜ、美しいものが好きだと思うようになったのか、特に意識したことはなかった。</p><p>思い返してみれば、育った環境の影響が大きいと思う。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>祖父は私が小学6年の時に亡くなったが、祖父が市長だったことで、否が応でも他所と自分の家の違いを意識するようになっていた。</p><p>そして、中学生の時に家が建て替えられた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>大きな鉄筋コンクリートの２階建て。</p><p>玄関は吹き抜けで、白木の枠組みの大きなガラス窓。</p><p>正面には、大きな吊り下げ型の飾り棚。</p><p>1階のレイアウトは、前の家とほぼ同じだったと思うが、両親の寝室だったところは、32畳の応接間になった。</p><p>その広さを知って従妹たちと「ダルマさんが転んだ」をやろう♪と喜んでいた。（実際、従妹が集まるたびにやっていた）</p><p>応接間の端には、三角形の小部屋があった。</p><p>ここは父の夢の１つで、いつかミキシングルーム（音響調節をするガラス窓のある部屋）になるはずの部屋だったが、物置になったことは言うまでもない。もちろん、応接間の壁には防音設備も備えられていた。</p><p>祖父からの遺伝で父は身長180cmだったので、天井高は２ｍ強。</p><p>頭上に広がりを感じる空間だった。</p><p>大理石の大きなマントルピースがあり、その上に祖父の大きな写真が飾られた。</p><p>応接間に入ると、いつも豪快で人懐こい祖父の笑顔がド迫力でそこに在った。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260905/11/rinsaisha26/ed/b4/p/o0377035915819117342.png"><img alt="" contenteditable="inherit" height="209" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260905/11/rinsaisha26/ed/b4/p/o0377035915819117342.png" width="220"></a></p><p>&nbsp;</p><p>ピアノを習っていた私のために最高級ブランドのスタインウェイのピアノを買ってくれたが、当時はその凄さも良さも全く理解していなかった💦</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20260905/10/rinsaisha26/27/0a/p/o0527032115819110172.png"><img alt="" contenteditable="inherit" height="134" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20260905/10/rinsaisha26/27/0a/p/o0527032115819110172.png" width="220"></a></p><p>大きな柱の間に作られたガラス戸棚の中には</p><p>作家物の花瓶や器が並び</p><p>棚の上には同じく大皿が飾られていた。</p><p>柱の横の戸棚にも、同様にいろいろ飾ってあった。</p><p>どれも祖父が集めたもので、自ら買ったり、もらったりしたものだ。</p><p>祖父は伝統工芸に精通していたわけではないらしいが、自らも音楽をしていたので、アーティストを応援したいという思いもあっただろう。</p><p>&nbsp;</p><p>食器はもっぱら母の趣味だが、ダイニングテーブルの後ろの壁には、テーブルより長くて大きいアメリカ風の木製の食器棚があり、中段はスライド式のガラス扉で客人用のピカピカのグラス類が所せましと並んでいた。</p><p>アイスピッチャーやトングもあった。</p><p>下の戸棚には、洋酒やガラス食器、上の戸棚にはブランドのスープカップやお皿などが入っていた。</p><p>この戸棚の上にはポトスなどの観葉植物が置かれて、ベージュの棚の色にマッチしていた。</p><p>反対側の壁に埋め込まれた戸棚には、来客用やお正月用の漆器とマイセンやロイヤルコペンハーゲンなどのティーカップが並んでいた。</p><p>&nbsp;</p><p>普段使いの両開きの食器棚には、5段くらいの棚に器や皿が所せましと入っていた。</p><p>ほとんどは清水焼で、たち吉のものも多かったと思う。下の方には丼や大皿やお椀が入っていた。</p><p>夕食準備を手伝う時、どの食器に盛るのか、</p><p>戸棚を開けるのがいつのころからか楽しみになっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>本当にいろいろな”いいもの”、”美しいもの”で溢れていた。</p><p>見ているだけで、気持ちが明るくなるようなものばかりだった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>家の外に出れば、うらやましがられたり、嫌味を言われたり批判的なことが耳に入ることもあったけれど、家の中では、たくさんの美しいものに癒されていたと思う。</p><p>そして、いつの間にか美しいものが好きになっていた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>美しさは単にモノとしての美しさだけに留まらない。</p><p>それはまたいずれ・・・</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>＊＊＊＊美しいものと人と暮らしを繋ぐ凛彩舎＊＊＊＊</p><p><a href="https://www.rinsaisha.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">凛彩舎ホームページ</a></p><p><a href="https://www.instagram.com/rinsaisha_art/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">Instagram</a></p><p>&nbsp;</p><p>第３回　凛彩舎展</p><p>会期：10月10日(土)～12日(月)</p><p>　　　10日(土)13時～19時（17時から自由参加＆無料のプチパーティ）</p><p>　　　11日(日)10時～19時</p><p>　　　12日(月)10時～17時</p><p>&nbsp;</p><p>会場：京都市中京区晴明町660</p><p>&nbsp;</p><p><br>&nbsp;</p>
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<pubDate>Mon, 07 Sep 2026 16:12:49 +0900</pubDate>
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