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<title>りょうのブログ</title>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　なら、伸太は間違っている。僕は忘れてなんかいなかった。もともとなにも感じていなかった。心に余裕がなかっただけで。ほんの少しだけ、祖母に会いたくなった。<br>　次の日、いろいろ考えていて学校に遅刻しそうになった。ホームルームが始まる寸前に教室に着いた。クラスの奴らは僕に興味なんてないから見ていないんだろうけど、焦っている自分を人前に出したことが恥ずかしくなった。ふと、視界に尚道の姿がうつった。尚道はマスクをしていて、ほんの少しだけ顔色も悪いように見えた。自分の席に向かっている途中、伸太の姿も見えた。伸太もマスクをしていた。そして、僕の方を見ているように感じて、そう感じる自分も嫌になった。<br>　ホームルームが終わってみんなが授業の準備を始めた。僕も準備を始めた。そこに、伸太が近付いてきた。僕は一瞬視線を奴に向けてすぐに準備を再開した。<br>「おはよ」<br>　伸太が僕の顔を覗きこむように言った。<br>「近づくな。風邪うつすな。」<br>「別に、俺は風邪引いてないけど。。 ・・・寝坊？」<br>「僕が寝坊？・・・ふっ、、あり得ない。お前らのせいで僕が少しずつ僕じゃなくなっているのは確かかもしれないけど。。 ・・・いや、違う。そんなわけない。。僕に話しかけるな！」<br>　言いながら頭が少し混乱していた。<br>
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11418057165.html</link>
<pubDate>Sun, 02 Dec 2012 11:41:47 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　幼稚園に通っていた頃。あの頃ももう一人だった。いや、違う。僕は一人じゃなかった。先生がいたんだ。誰も仲良くしてくれない僕に、先生がいつも近くに居てくれた。小学生に上がって、そんな先生がいなくなって、本当に一人になったのはその頃からだ。なら、あの頃、僕は何を思った？特に、、寂しいとかいった感情は生まれなかったかもしれない。先生がいてくれていても、僕は口をきいていなかった。<br>　家に帰っていつもなら絶対に開かないアルバムを開いた。アルバムはもう埃がかぶっていた。開いてすぐ母親が赤ん坊の僕を抱いている姿の写真があった。そのような写真が何枚もあって、ほのかに心があたたかくなった気がした。両親は仕事で忙しい人だ。帰ってくるのはかなり遅い。家族で撮った写真はほとんどない。それから何枚か僕一人が映った写真が年号と共に残っていた。それも、小学２年生の頃で終わっていた。忘れかけていたけど、それも、そのはずなのか。両親が忙しい家にはいつも祖母がいた。祖母がいつも僕の面倒を見てくれていた。僕が一人で映っている写真のほとんどが祖母が撮ってくれたものだろう。そして、２年生の頃に祖母が亡くなった。<br>　自分の感情を思い出す為に開いたアルバムでいろいろな過去を思い出した。僕はしっかり笑っていたんだ。祖母が一緒にいてくれたから先生が一緒にいてくれたから、僕は本当に"一人"ではなかったんだ。なら、本当に一人になったのはそのあと。。その頃にはもうどうでもよくなっていた。家族も学校も。なら、僕は孤独が嫌いとは思っていなかった。思うほど、心に余裕なんかなかったんだ。
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11386764703.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Oct 2012 17:15:42 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　一人でいる。そんな現状に、よくそんな事が言えるな。そう思った。<br>「うーん・・・、分からないかな・・・。。なんて言えばいいんだろ。」<br>「お前の大好きな尚道くんに相談でもすれば？」<br>　バカにしたような態度で言ってみた。<br>「あぁっ！成る程ね！健樹はやっぱり尚道が好きなんだ！尚道の意見が欲しいってことか！」<br>「え、なんでそうなる？僕はやつが大嫌いで・・・」<br>「分かった！じゃぁ、尚道に話しておくな！」<br>　僕の話を遮って、伸太は嬉しそうに笑ながら言った。なんで、、嬉しそうなんだ？僕らは互いに嫌い合ってる。関わらないのが一番なのに。尚道、、あいつはなんて言うんだろう。孤独。孤独ってなんなんだ。一人でいる事実があるのに、それでも、僕が孤独を嫌だというのか。なら、孤独ってなんだ。一人と何か違うのか？僕は一人が好きでいつも一人でいる。僕は孤独が嫌いで、嫌いという感覚に気付いていない？忘れてる？なら、思い出せばいいんだよな。ずっと昔の事を。きっと昔から僕は孤独が嫌いなんて思っていなかったはずなんだ。<br>　ずっと昔・・・。いつ頃だろう。小学生の時にはもう一人だったよな。一時だけ友を羨ましく思ったあの頃。羨ましくは思ったけど、そんなに孤独が嫌いだとは思ってなかったと思う。なら、もっと昔か。幼稚園児の頃？
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11386750322.html</link>
<pubDate>Tue, 23 Oct 2012 16:54:06 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　俺ら？その中に・・・<br>「僕は含まれてないよな？」<br>　軽く睨んでみた。<br>「含まれてるだろ！だって、お前さ、好んで一人でいる。一人がいいって言っているけど、、本音はそうじゃないだろ？」<br>「本音・・・？お前に何が分かる？！」<br>　つい、ムキになってしまった。でも、、そうだろ？僕自身よく分かっていない僕の本音。それを他人が分かる訳がない。<br>「俺な、孤独が嫌だったんだ。孤独が嫌で、いつも笑ってた。まるで嫌われてるって気付いてない様に笑って、みんなに近づいた。みんなは直接何も言わないんだ。少しは態度に出るけど、影口や地味ないじめをしてくる。俺はそれ全部気付いてないふりして、みんなを疑わない素振りを見せてた。そうすれば、いつか認めてくれるって思ってたから。でも、本当は辛かった。いじめも影口も、気付いてたからさ。孤独になるのが嫌だったから、耐えてた。孤独が好きな奴なんか、きっと、、、  お前はさ、きっと孤独の期間が長すぎたんだ。だから、分からないだけなんじゃないかな？いや、忘れてるだけなんじゃないかな？だって、お前はきっと一人でいれる程、強くないし。」<br>　伸太の長話を横目で見て聞いていた。ちょっと真面目な顔で話していたけど、理解は出来なかった。<br>「なんだよ、それ。僕は一人が好きだ！いつも一人でいる！一人で・・・いるじゃないか。」
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11381018858.html</link>
<pubDate>Tue, 16 Oct 2012 16:50:59 +0900</pubDate>
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<title>日常・後悔</title>
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<![CDATA[ 　もしも、、今目を閉じて昨日からやり直せるなら、すべてをやり直したい。<br><br>　昨日、起きて、学校に行く準備を急いでして、僕は家を出た。小降りで雨が降っていたから歩きで。あれくらいの雨、帰りの天気なら自転車で良かった。自転車の方が焦らないで家を出れたのに。<br><br>　学校、バイトでは対して後悔してることもなく、クラスの中に馴染めていないいつもの僕だった。営業スマイルで愛想の塊の僕だった。<br><br>　家に帰ってきて、ご飯を食べて、勉強を始めた。携帯をいじってる率が高めだった。もっと集中すればよかった。<br><br>　勉強が終わったら、ちゃんと風呂に入って、目覚ましをかけて寝るんだった。そうすれば、今日の朝あんなに焦らないで済んだんだ。<br><br>　今日のバイト、ちゃんと集中して、気をつけてするんだった。そうすれば、あんな大きな誤差出さなかったのに。<br><br><br>　そして、僕は今自転車で帰宅中だ。目を閉じてもこれが夢だったという事もなく、日常の一つだった。<br>　人間には誰にでも失敗はある。それを乗り越えて、次に生かせばいいだけの話。後悔するのも悪い事ではない。<br>　でも、後悔は気分が悪い。僕の心に穴があいて、ショックで辛くてため息がこぼれ落ちる。<br>　僕は強くなれるのだろうか。家に入ればいつもの僕でいなければならない。僕は自分のキャラで自分を傷つけている。それも辛いが事実だ。<br><br>　後悔して、悩んだ時、誰か話す相手がいる？僕は、、いないかもしれない。いる人は幸せだ。 その場が居場所となれる。<br>　とは言っても、僕にもちゃんと居場所はある。ただ、辛いことがあったとき話せる心を許せる人という場所がないだけだ。<br>　明日になって僕はもう少し強くなっていたい。成長したい。
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11372990343.html</link>
<pubDate>Sat, 06 Oct 2012 21:39:06 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　伸太は少しきょとんとした顔をしていた。<br>「そう思うか？でも、、お前に話しかけてるところで、俺のランクは上がらないと思うよ？」<br>「・・・じゃぁ、なんで近づく？他の仲良い奴らと一緒にいればいいじゃないか。」<br>　話すのも嫌だったはずなのに自然と喋っている自分がいた。<br>「仲良い奴ら？お前ってホントに周りに興味ないんだなぁ。」<br>　急にどういうことだ。少し疑問に思って下から奴の目を見た。<br>「俺な、最近変な噂たって、ここ数週間、尚道しか俺の相手してくれないんだ。だから、あいつがいないと俺も一人なんだよ。」<br>　俺も。"も"という言葉が少し引っ掛かった。違う。僕とこいつは違う。心からそう思った。僕は好んで一人でいる、でも伸太は違う。好んで一人でいる訳ではない。一緒にしちゃいけない。好んでいるかいないかと大きく変わる・・・。<br>「あいつはー・・・なんで・・・？」<br>　声に出すつもりは無かったが思った一言が声に出た。一瞬焦った。<br>「尚道はほら、変人だから！！」<br>「ぇっ？」<br>　少し口元が緩んだ。仲良くして"もらってる"ハズなのになんでそんな失礼な事笑って言えるんだろう。伸太の笑顔は嘘なんか言ってるような顔じゃなかった。にまっと笑ったその顔は悪意はひとつも感じられず、さも、当たり前のように言っているようだった。<br>「尚道もほら、孤独だった奴だったらしいからさ！俺らって似た者同士じゃん？？」
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11367927403.html</link>
<pubDate>Sun, 30 Sep 2012 20:30:32 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　関わる理由がない。本借りてきたけど、それを読んで僕に感想をまじいて話しかけるなんて真似・・・しないよな？そう、するわけがないんだ。何故、そんなに関わろうとする？嫌な思いするだけなのに・・・。。<br>　それから二週間くらいが経った。奴らは僕に一度も近付いて来ない日々が流れ、僕も奴らの事を考えてしまう事も無くなっていた。<br>「なぁ！あの本難しい！」<br>　久しぶりに伸太が話しかけてきた。<br>「え？！・・・知らねーよ。」<br>「なーぁ、もっと読みやすい本ない？」<br>「知らね。絵本でも読んでろ、馬鹿。」<br>　そう言って、視線を本に向けた。あ、そういえば、今日は金魚の糞みたいにいっつもくっついてる尚道は一緒じゃないんだな、珍しい。ふと思った。<br>「今日な、尚道体調崩したんだって。」<br>「興味ねぇよ。」<br>「そうなのか？今、気にした様に見えたけど。」<br>　驚いた。僕は一瞬思う何かにも知らないうちに表情出してしまったりしているのか。。そんな自分・・・僕らしくない。。もし、本当にそんな自分がいるなら・・・今自分の心を一度殺したい。そうすれば、きっと僕は戻れる。<br>「黙りこんで・・・何考えてる？」<br>「黙れ」<br>　こいつが近くにいると苛つく。何故話しかける？何故近づく？何故一人にしてくれない？何故僕を壊す？何故・・・笑ってる？何故友達たくさんいるのに僕の所へ来る？何故、何故・・・？嫌いだ。嫌いだ。僕を壊すな！僕は僕のままでいいんだ。仲間なんかいらない。このままでいいのに。。分かってくれ。いや、分かる必要なんかない。ただ、ただ離れてくれればいい。それだけでもいいのに。なんでそうしてくれないんだ。なんで僕の嫌がる事をするんだ。<br>「どうせお前は孤独な"僕"という人間と関わる事でお前の"良い人"というランクをあげたいだけだろ？ただの自己満足じゃないか。」
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<pubDate>Tue, 18 Sep 2012 16:46:20 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　昔の事だけど、思い出しただけでも気分が悪い。<br>「そうか、くだらねぇ。伸太行こうぜ？こんな奴と関わってても何にもなんねぇし。」<br>　そう言って尚道は伸太の腕を引っ張って僕の前から去った。もう二度と関わらないでくれ。一人がいい。一人で片隅で読書をしている、それが幸せなんだ。。善人ぶりやがって・・・偽善者め。でも、何故か不思議と目が奴らの姿を追っていた。。そんな自分にも腹が立つ。<br>「あっ、前読んでた本！なんて名前だっけ？図書室にもある？」<br>　少し離れた所から伸太が声をあげた。目が合って少し、ほんの少しだけ驚いた。一瞬答えそうになった。でも、やめた。答えたらまたあいつらは五月蝿そうだ。<br>「無視か！笑 まぁ、著者名は覚えてるから行ってみよー」<br>　奴らは教室から出ていった。<br>?なんで、なんで、あいつらは僕に関わるんだ？こんな態度取ってるのに。嫌なら近付かなければいいのに。本を読みたいだけ？なら僕じゃなくても奴に聞けばいいじゃないか。あいつもこの人好きみたいだし。あれ・・・、もしかしてあいつってこの作者の書いた限定本持ってるのかな。読んでみたいんだよな。でも、あいつが持ってる確信なんかないし・・・確信無いのに話しかけたくないし。だいたい、嫌いな奴に物貸さねーよな。。<br>　いろいろ考えてしまう。こんなくだらない事にいつもなら頭使わないのに。なんで、、、最近、僕は変だ。あの頃の僕はこんなんじゃなかった。友人なんて・・・。いらない。人と仲良くなってなんになる？悲しい別れがあると分かっていながら、何故、仲良くならなきゃいけない？孤独なら・・・悲しい別れもないのに。<br>　しばらくして、奴らが教室に戻ってきた。手には僕が前に借りた本があった。
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<pubDate>Fri, 07 Sep 2012 16:51:23 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 「親切？誰が頼んだ？友達？んなもんいらない！この人生、友人なんてもの欲しいと思った事なんて一度もない！幸せ？幸せなんて・・・生きて、息をしている。自分の世界にいようと此処に存在してるならそれでいい。」<br>　言ってる途中で思った。あ・・・嘘をついた。。だいぶ昔の事ではっきりと覚えていない。でも、僕は一度だけ"友人"というものを羨ましく思った。欲しいと感じた。<br>　あれはいつの事だろう・・・。確か、小学生、低学年の頃だった。あの日、僕はいつものように教室の片隅で読書をしていた。クラスの男子はチャイムの音と同時に走り出して、グラウンドに出た。窓際の席からよく見える。彼らが外で走り回っていた。別に今まで羨ましいなんて思った事、一度もなかった。体力を消費するだけ、時間の無駄。そう思っていたのに、、あの日だけは違った。何故か少し羨ましくなった。みんな笑顔で走り回っているのが羨ましくなって・・・、僕は彼らに近付いた。ちょっと不安が混じっていて、気付かれないようにそっと。<br>「あれ？ぇっと、けんきだっけ？そんなとこで何してるの？」<br>　走っていた一人が僕に気付いて足を止めた。すると、みんなも足を止めて、蹴られたサッカーボールはコロコロと転がっていった。<br>「ぇっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。サッカー・・・・・・・・・・・・。」<br>「え？やりたいの？出来るの？なんか運動してる感じしないけど。」<br>　少し遠くにいた奴が声をあげて言った。それが何故か怖くなった。<br>「ぃゃ、ちがう・・・・・・。別に・・・ただの体育の勉強の・・・予習で・・・見に来てみた・・・だけ。」<br>　嘘をついて、その場から立ち去った。<br>?友達か・・・。なんなんだろ。でも、ああやって、笑ってふざけあえる仲って・・・楽しいんだろうな。でも、きっと、僕には縁のないことだ?<br>　あの時、僕は確かそう思って、"友人"を羨ましいと思う感情はすぐに消えた。でも、一時でも友人が欲しいと思った事があったのは事実だ。
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<pubDate>Sun, 02 Sep 2012 08:30:22 +0900</pubDate>
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<title>片隅を愛さない</title>
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<![CDATA[ 　多分、顔に出ていたと思う。隣で五月蝿いけど、いないものだと思えば良いんだ。しばらくして、周りが静かに思えるようになって、また読書をはじめた。いつの間にか彼らはいなくなっていた。<br>　それから数日、彼らは僕に近づかなかった。それは僕にとって喜ばしい事だった。しかし、ある日、また伸太が話しかけてきた。<br>「あ、前に読んでた本終わったんだ？・・・ん？その作家、前と同じだ？」<br>　伸太の顔をチラ見して、すぐに目線を下に下げた。<br>「なんだよ、その態度。」<br>　何処からかまた尚道が近づいて来て言った。<br>「お前らってさ、、実は話合うんじゃね？同じ作家好きみたいだし。」<br>「は？お前急になに馬鹿な事言ってんだよ。その"作家"だけだろ？俺は本なんか好きじゃねぇし、なにより、こうゆう片隅にいる奴が大嫌いだから。」<br>　あり得ない。僕も言いたかった。しかし、それよりも僕が何かを言う間もなく、尚道が言った。<br>「大嫌い？それは嬉しいね。なら僕に近付かないでくれるかな？君たち二人とも目障りなんだ。」<br>「は？てめぇ、ふざけんな。俺には別にそう言っても問題ねぇよ？さっきも言ったように大嫌いだからな。でもさ、仮にもてめえのこと考えて心配して友達になってやろうって、そう思ってくれる奴に対してそんな態度取るんじゃねぇよ！そうやって人の親切踏みにじってたらな、一生幸せになんかなれねぇ。くずやろう、てめえが変わらねぇと周りは何も変わらねんだよ。」<br>　一瞬、心臓が止まったかと思った。なんとなく分かっていた事だったけど、こんなにはっきりと言われて少し恐ろしさを感じた。
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<link>https://ameblo.jp/ryo-0135/entry-11341145647.html</link>
<pubDate>Wed, 29 Aug 2012 22:49:17 +0900</pubDate>
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