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<title>竜崎創作</title>
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<description>僕、Ryuzaki　Spellow　の創作を紹介するブログです。</description>
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<title>社会性と生活性</title>
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<pubDate>Wed, 13 Apr 2011 11:13:10 +0900</pubDate>
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<title>Reincarnation - 復活</title>
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<![CDATA[ 今日いつまでものネット小説ランキングサイトからのオーケイが来ました。はっきり言ってアメブロといつまでもは諦めていたのですが、いつまでもを本日をもって再会します（どうせ馬鹿な事を書けば良いのだから、笑）。<br><br>しかしその前に色々と片付けて行きたいと思います。色々と重なりあい、僕は少し気を落ち着ける時間が必要だと思います。<br><br>と言う訳でいつまでもの四章は今週の土曜日！
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<pubDate>Tue, 18 Jan 2011 13:05:57 +0900</pubDate>
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<title>Steps - 前進</title>
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<![CDATA[ えーでは今書いている小説の状況を説明したいと思います～<br><br>第一幕は計画では二十七から二十八章ある予定です。（もう言ったとうりに絶対いつまでもより良くなる！）。なんか休みだと僕の脳みそは働きません～、朝早く起きる事によって初めてなんかエンジンかかりますね～。と言う訳でなんかThx givingではあまりはかどりませんでした。でも今はやる気を出して頑張ってます～。<br><br>それで今度は潤さん以外のコメントも欲しいので（潤さんだけでも十分ですが、なんか僕はアイデアリスティクな完全主義者なので）出来ればクリスマスまで書き終わりたいです。クリスマスに出せれば、二十五日からやく一ヶ月（毎日一章）というスパムが小説家になろうで出来るから、冬休みラッシュ大作戦で読者を勝ち取ろうと思います・・・・・<br><br>そして今僕の考えでは第五幕までありますが、続きは第一幕がどうなるかで決めます・・・・・ヾ(＠＾(∞)＾＠)ノちなみに第一幕のタイトルは雲蒸竜変です。小説自体のタイトルはまだ決めてませんが、今はマリア・テレジア・ミリタリーアカデミー（Maria-Theresia Militärakademie）と読んでいます。<br><br>あとかっこいい表紙が欲しいとフォトショップで色々と作ってます～。<br><br>それとストーリをどう書けば良いかを教えてくれそうな本を買いあさってます～。<br><br><br><br><br>それとアイディアを書いたノートをなくしました。ほとんどは記憶してるので良いのですが、やっぱり悲しいです。<br><br><center><h6 style="font-weight: normal;"><font size="5">2010 十一月</font></h6><h6 style="font-weight: normal;"><font size="5">我が最愛のアイディアノート第一号、エリアスここに安らかに眠る。</font></h6><h6 style="font-weight: normal;"><font size="5">R.I.P.</font></h6></center><br>
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<pubDate>Wed, 01 Dec 2010 02:47:59 +0900</pubDate>
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<title>Future - 夢</title>
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<![CDATA[ えーちょっとブログに書き込ませんでしたが、まだ生きています。<br><br>色々と考えた末、パートは止めます。あれはもう書けません。読むことすら出来ません。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡<br>でそう言う訳で続きのアイディアは暇があれば後悔しちゃいます。<br><br>いつまでもはまぁまぁと思うですが、あれもダメです。(((( ;°Д°))))<br>続きのアイディアは特にありません。<br><br>でも創作自体は止めたくないので今新しいの書いてます。今回はなんか自信があります・・・・・。計画では第一幕は二十七章ありますが、次の週（明日の週）はサンクスギヴィングなので書き終わりたいと思います（今は４章完成している）。<br><br>あと質問ですがこの名前どう思いますか？（すごく大事。ドイツ語なので僕はぜんぜん違和感を感じませんが、ドイツ語しらないと感じるのかな？）<br><br>マリア・テレジア・ミリタリーアカデミー<br>ドゥンケルヴァルド　(Dunkeler Wald)<br>ゴットファテァ (Gottvater)<br><br>エリアス＝ドラゴンかエリアス＝ドラッヘ (Elias Dragon, Drache)<br>フリドリッヒ (Friedrich)<br>フランク＝ハイデル (Frank Heidel)<br>シュヴァーツ＝ラーベ (Schwarz Rabe)<br>ミヒャエル (Michael)<br><br>コメントありがとうございます～。<br>
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<link>https://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10714611703.html</link>
<pubDate>Mon, 22 Nov 2010 11:26:56 +0900</pubDate>
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<title>Confusion - 迷い</title>
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<![CDATA[ 今色々とネット小説を研究しています～。色々と分かりましたが特に分かったのは僕、単語量数すくね～。<br><br>あと心配しているのはパートといつまでも理解出来ますか～？。僕人と話してるとすべて頭の中で考えてしまい色々と云うの忘れてしまいます～。だからよく言葉が足りないと云われます（ちなみに数学の証明でも証明は分かるのに理由が何時も目観察と書くのでよく怒られます、でもなんかいちいち何時も同じの証明を書くのも面倒です）。とにかく僕として理解出来てるのかな～という？があります。<br><br>あと来週からバスケ始まるので創作時間ヤバイ感じがします～。特にパート、あれ続ける意味あるのかな～？と考えています。あれ長いし、最初のだったので出来もいまいち～と感じます。なんかあれ止めてネット小説研究してメインストリームつかんでから書いた方が良いのかな～と考えています。<br>
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<pubDate>Wed, 17 Nov 2010 10:47:01 +0900</pubDate>
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<title>第三章　首と手錠</title>
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<![CDATA[ 第三章　首と手錠<br><br>　「ところでなぜ貴方は天使に追われてるんですか？」僕が肩の上に乗っている留美に聞いた。<br><br>　「俺が天から落ちたからだ...落とされたと云った方が良いかな。」留美が僕の髪を引っ張って云った。<br><br>　「なぜ天から追放されたんですか？」<br><br>　「...分かった教えてあげよう。でも俺を落としたら云わないぞ。」<br><br>　「僕が留美さんを下ろす分けないじゃないですか...」と云いかけたが羽みたいに軽かった留美がどんどん重くなってきた。また留美の嫌がらせだ。<br><br>　「虫、歩き続けろよ。俺を下ろしたら云わないからな。」留美はそう前置きをして説明始めた。「昔俺は天使だった。天使は神の使いじゃないからな、天使は人間の上を行く生き物だ、天使、一応俺も天使だが、は他の者に殺されない限り死なない。昔、黄金の時代、つまり悪、災害などが存在しなかった時だったが天使は人間を支配していた。神って云うやつもいた、天使の間ではジジイと呼ばれていたがな。神は天使の王みたいな物で色々な力を持っていて頭も良かった。<br>　「まぁとにかく俺は黄金の時代に生きてた人間を見て、本当にこれで良いのかと思ったんだ。人間は挑戦もなにもないからただ生きてるとしか感じなかったんだよ。それで俺は他の天使に提案したんだ、人間に取って人生に挑戦があった方が良いんじゃないかって。」<br><br>　僕の額から汗がだらだらと出ていた。留美はすでに前の倍の重さはあったそしてどんどん重くなってきた。もう背骨の限界を感じていた。もう一歩、歩けば倒れそうだったがそれでも僕は留美の過去を知りたかった。<br><br>　「それでどうなったんです？」<br><br>　「そして天使たちは俺の考えを邪道とし、俺に思いつく限り酷い呪いを俺に放ったんだ。」留美が言葉を切った。その呪いのことを話すのが嫌なのだろうか？いや多分僕に対しての嫌がらせを長引かせるためだろう。<br><br>　「...天使たちは俺に俺の考えの間違いを証明しさらに俺に責任を取らせる呪いを掛けた。パンドラの箱の神話知ってるよな、それに似てる。天使たちの呪いは人類に災いと問題を呼び起こしさらにすべて俺の存在によって起こる様にしたんだ。だから俺は悪を象徴する悪魔なんだ。」<br><br>　もう既に留美は耐えきれないほど重くなり僕は倒れ四つん這いになってしまった。今誰かに見られたら警察に通報されるだろう。<br><br>　「どういう意味ですか？」<br><br>　「つまり、俺が死ねば人間のすべての災い、問題は解消し皆幸せになり悪がない黄金の時代が蘇る。」留美はそう云い短剣を取り出し四つん這いになった僕の前に放り出した。「虫が今俺を殺せば世界の戦争と殺し合いは終わり皆幸せになるぞ。」<br><br>　「貴方をこれでさせば死ぬんですか。だったらガブリエルに撃たれたら死んでたはずですよね。それでも貴方は僕を守ろうと僕の前に立った。留美さんは本当は優しいじゃないですか？」僕が首を不自然にまげ留美に云った。<br><br>　そうしたら留美は一瞬驚いた様に僕の目を見た、そして僕を思いっきり殴った。<br><br>　「違う！違う！俺さえ死ねばすべてが良くなる！で、でも俺は死ぬのが怖いのだ。死んで消えてしまうのが怖いんだ！俺は人間思いなんかじゃない！俺は自分の命を人類すべてより大切にしているエゴの固まりのくずなんだ！」<br><br>　留美の姿がだんだんとあの短い黒髪の女の子に変わって行った。そしてまた自分の顔を引っ掻き始めた。血がだらだらと飛び散り留美の顔は醜い傷に埋もれた。<br><br>　僕その姿を見ることが出来なかった。その留美の姿は見たくなかった。僕は考えもせずに留美を抱きしめた。<br><br>　「もう、もう止めてください。貴方は悪魔なんかではありません。だからもう止めてください。」僕はそう云って初めて留美をキスした。<br><br>　今まで留美が一方的にキスして来たが（今日の朝は僕がキスしたがキスしてなければ死んでた）、僕から留美をキスしたと云うことは僕は留美を好きと云うことか？いや、やはり留美に感じてるのは愛ではないだろう。<br><br>　「...悪かった勇矢。過去のことを考えるのは俺は嫌いだ。」留美は呟き、次はいつものサドの留美の口調に戻って云った。「おれ、虫、立て。新聞配達しろよ。」<br><br>　僕は無言で立ち上がり新聞配達を続けた。留美は肩車して髪の毛引っ張るのは飽きたらしく僕の横を歩いた。しかし僕が見てないと石を僕に投げつけた。一回目は脇腹に当たり三十秒は痛さで動けなかった、その上僕が苦痛であえでいる姿を見ると留美は笑い転げた。だが僕も学習能力があるので二回目からは避けるか打ち返すで僕の体の傷は増えなかった。そしてやっと新聞配達が終わった。留美のせいで少し遅かったがギリギリ間に合った。<br><br>　次は引っ越し屋だった。急いで電車に乗り込み引っ越し先まで行った。そこではすでに作業が始まっていた。<br><br>　「留美...引っ越しの作業が終わるまでどこかで時間潰しててくれないかな？ここのボス高校の時の後遺症が残ってるらしくて高校生のカップルを見ると凄く怒るんだよ。」<br><br>　僕が云い終わる前にガチャンと云う音がした。嫌な予感がした。左手を見てみると思ったとうり僕は銀色に輝く手錠で留美と繋がれていた。<br><br>　「...鍵くれますか？」僕が云った。<br><br>　「もちろん鍵返してあげるよ。でも舌で取らなきゃダメ。」留美はそう云い小さい鍵を自分の舌の上にのせた。<br><br>　「...僕このままじゃ首になっちゃいますよ！なんでもするから鍵返してください。」僕が云ったが留美は目を閉じ自分の舌をさらに僕の口の近くに持ってきた。<br><br>　「分かりましたよ！」僕は仕方なく留美とディープキスをした。僕のはかない人生で初めてのディープキスを悪魔に取られてしまった。でも鍵は取り返したので速く鍵を手錠に入れた。<br><br>　しかし鍵はあわなかった。留美は僕に偽物をつかませたのだ。<br><br>　「留美さん！鍵あわないじゃないですか！」僕が叫んだ。<br><br>　「そうだよ。本物の鍵は俺の体のどこかに隠しちゃった。さてどうする？」留美がにやにやしながら云った。本当に留美が考えてることは簡単に分かる、だが僕はもちろん留美が考えていることをやる毛頭もなかった。<br><br>　「...おい！盾夜！そこでなにしてる？」ボスの声が聞こえた。<br><br>　彼はゴリラの様な巨体を降りながらこちらに歩いてきた。僕は素早く上着を脱ぎ手錠の上に掛けた。<br><br>　「盾夜、彼女は誰だ？」ゴリラが聞いた。<br><br>　「...えーと、あの従姉妹です。」僕が笑いながら云った。<br><br>　しかし留美は僕に飛びついて云った。<br><br>　「恋人です！」<br><br>　「ち、違います。彼女は僕の母の妹の子です。恋人ではありません！」<br><br>　「恋人です！」<br><br>　しかし僕がなにを云ってもゴリラの頭の血管は膨れ上がるばっかりだった。そしてついに彼は爆発した。<br><br>　「盾夜！仕事にインセストの彼女を連れてくるとは、なぉあにを考えてるんだ！お前は首だ！」<br><br>　そう云って彼はノッシノッシともと来た道を帰って行った。これで速く次ぎの仕事を見つけなければ団地から追い出される。<br><br>　「よっし！後はファーストフード店のアルバイトを止めさせればもう勇矢の働く場所がなくなるぞ！」<br><br>　僕はもう疲れて座り込んでしまった。これで家賃を払うにはほとんどゼロだった食費を削らなければならない。これからどう生活してけば良いのだろう？<br><br>　「それよりこの手錠取ってくれますか？」僕が手錠の鎖をじゃらじゃらさせながら云った。<br><br>　留美はまたにやにやして数枚のホテルのパンフレットを僕に投げた。僕はため息を付き、この状況からホテルに行かずに手錠をとれる方法を考え始めた。<br><br>
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<pubDate>Tue, 16 Nov 2010 07:57:51 +0900</pubDate>
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<title>Mood - 命</title>
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<![CDATA[ この週末なんか読者一人で落ち込んでました。僕はだいたいすぐ飽きるタイプなのでほとんど創作を止めちゃおかな～、と考えてました。潤さんが四年も書いてるなんて凄いです。<br><br>ではこれからの計画を発表（そんな大げさではないけど）したいと思います。<br><br>パートタイム刑事は今までどうり金曜日に出ます。ですが僕はパートタイム刑事の前の章を編集し、より分かりやすい様に書きたいと思います。それで今気がついたんですがパートタイム刑事はセッティングからする（僕がその間に飽きなければ）とちょう長くなります．．．おつきあいお願いします。<br><br>あとちょっと質問（読者一人だから潤さんに聞いてる様なもんだけど）：パートタイム刑事のスローモーション気がつきました？戦闘シーンでは文章が現代型に代わり比較的に短くなるんですけど変じゃなかったですか？コメントお願いします。<br><br>いつまでも君について行くは水曜日か木曜日には終わると思います。<br><br>あと今犬の微笑みと云う短編を書いてます。<br><br>さらに読者を増やすために色々と努力しました。<br><br>フェイスブック：http://www.facebook.com/#!/pages/long-qi-chuang-zuo/129690367088797　<br>小説家になろう：http://mypage.syosetu.com/114109/<br>ほかのブログ：http://ryusakisousaku.blogspot.com/<br><br>それとあとネット小説ランキングにもいつまでもを出しました（答え帰ってきてないけど）。<br><br>ではありがとうございます。<br><br>竜<br>
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<pubDate>Mon, 15 Nov 2010 16:24:30 +0900</pubDate>
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<title>第二章　朝と新聞配達</title>
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<![CDATA[ <center><font face="brush script mt" size="6">Chapter Two</font></center><br><br><br>第二章　朝と新聞配達<br><br>ノイシュヴァンシュタイン城の夜は爽やかだった。しかし朝は爽やかからほど遠かった。<br><br>　朝、なぜか首の周りが痛くて目を冷ますと留美が僕の上半身に抱きつきながら寝ていた。しかも彼女の髪が昨日より長くなっていて僕の首に切り込みながら首を閉めていた。僕は留美の寝顔が可愛かったので最初は首の痛みを無視して彼女を見ていたが、だんだんと空気がなくなってきた。パニックになって僕は留美を必死に揺さぶった。<br><br>　「うーんあと五分...」<br><br>　五分もまってたら死んじゃうんだよ！と云ったが声が出なかった。彼女を揺さぶり叩いたが留美は起きず、彼女の髪はさっきより強く閉めていた。血が僕の首から滲み出た。それでも留美はあと十分と戯言を吐いて起きなかったので、僕はどっかのおとぎ話の王子みたいに寝ている悪魔（姫）をキスした。留美はキスと同時に目をばっと開け僕に抱きついた。彼女が起きたので彼女の髪ももとの長さに戻って行った。<br><br>　「あれ勇矢、首から血が出ているよ。」留美が云った。<br><br>　僕は一瞬とまどった。彼女が僕の部屋に夜ばいに来て首を閉めたことに僕は文句を云えなかった。また留美が泣く変わりに、顔から血が出るまでひっかく光景を見たくなかったのだ。<br><br>　「いやかまいたちにでもあったのだろう。大丈夫だよ。」僕が云った。<br><br>　「あれ、まだ四時だよ。俺まだ眠い。お休み。」彼女はそう云って僕の布団に潜り込んだ。その時僕の友達の中で裸で寝るやつがいるが、僕は本当に裸で寝なくてよかったと思った。<br><br>　「留美さんは寝ても良いですか。僕はアルバイトに行ってきます。」<br><br>　「ひぇー、こんなに速く勇矢の仕事始まるんだ。勇矢のボス悪魔だね。」<br><br>　誰が悪魔だと僕は心の中で突っ込んだ。<br><br>　「この世界は働かないと食って行けませんからね。」僕はそう云い塔の部屋を下りて行った。<br><br>　「まって勇矢が行くなら俺も行く。」<br><br>　「いいですけど、僕はまずシャワー浴びに行きますよ。部屋に付いてないので団地の共有のシャワー使ってきます。」<br><br>　「あっ、まってそれより...」留美はそう云って手を二回叩いて僕の手を引き塔のベランダまで連れて行った。<br><br>　「ほらあそこ！」留美が指差した所には昨日はなかった小川と滝があった。「あそこで爽やかに体洗えるよ。石けんもシャンプーも有るはずだし。あ！あと温度も調節されたるから大丈夫だよ。」<br><br>　「確かに滝の方が快適にだね。」僕は半分乗り気になっていたが留美が楽しそうに滝を眺めてる姿を見ていたら、あることに気がついた。「...留美さん、今、僕が体洗ってるところ想像してるんじゃないですか。」<br><br>　留美は飛び上がった。「ど、どうして分かった？」<br><br>　「とにかく見ないでくださいね。」僕がうんざりして云った。<br><br>　「...分かった見ないよ。」留美がクリスマスが今年は中止と云う顔をした。<br><br>　「じゃあ、すてきなシャワーをありがとう。思いっきり浴びてきますから。」僕がのびのびした。<br><br>　「ま、まて、それだけで悪魔の俺が見ないと云うだけで信じるのか。」留美が僕の肩に手をあてて云った。<br><br>　「だって信じない理由がないじゃないですか。」<br><br>～０～０～０～<br><br>　滝のシャワーは本当に良かった。温度はちょうど良かったし、石の上にあった石けんも上等な物だった。もしかしたら留美が僕と一緒にいるのも良いのかもしれない。僕はスタンダードな汚れたジーンズとT－シャツそれにリュックをしょい、城に戻って行った。留美は薄紫のパーカに膝まで行くきつそうなジーンズに着替えていて、城の入り口で親指を噛みながらまっていた。<br><br>　「...そう勇矢に信じられると盗み見ることが出来ないじゃないか。」<br><br>　「なに云ってるんです？速く行きましょう。時間は金ですよ。」<br><br>　僕たちは団地を後にし駅に向かった。駅に付いたら僕たちは電車をまっている間に僕たちはお握り二つを朝食として食べた。留美がお腹すいたと騒いだので、痛い出費だったがもう一つ買ってやった。電車に乗ったら僕はすぐに全車両を歩き出来るだけ新品の雑誌や新聞を集めた。<br><br>　「なんでそんなゴミあさりやるんだよ。やっぱり貴様はゴキブリだな。」留美が僕から距離を置いて行った。<br><br>　「この雑誌と新聞をあとで売るんですよ。云っときますが、これで稼いだのが食費ですからね。アルバイトのお金はみんな大家に持って行かれちゃうから。」<br><br>　「だから虫は俺と一緒にいるんだから金の問題はないって。」留美がだんだんと僕を見下ろした様な口調になってきた。<br><br>　「...金の問題ではありません。これはプライドです。」<br><br>　「ゴミあさりする虫がプライドね。」<br><br>　僕は全車両のゴミあさりを終えていいタイミングで目的地に付いた。その駅で僕は集めたばかりの漫画雑誌を売って小金を稼いだ。留美には詰まらなくらしく、彼女はだんだんとサドの面を出してきた。朝早くだったのであまり売れなかったが、アルバイトの時間が近づいてきたので駅を離れ、仕事場に行った。<br><br>　「えぇぇー、虫のアルバイトて小さい地方新聞社の新聞配達？なんで新聞配達が夜の九時までかかるの？」<br><br>　「僕は新聞配達のあと引っ越し屋でちょっと、そのあとスーパで夜まで働いてます。学校に云っている間はアルバイトはあまり出来ないので、休みに働かないとね。」僕は新聞を引き車に入れながら云った。<br><br>　「普通親から金送ってもらわない？それにもうデートしに行こうよ。俺は金いっぱい持ってるんだからさ。」<br><br>　「だから金の問題ではないんですよ。」僕が叫んだ。<br><br>　留美は詰まらなそうに顔をしかめた。そしたら彼女がだんだんとあの七八歳の金髪少年に変わって行った。<br><br>　「俺疲れた。肩車してくれ。」そう云って彼は僕の背中を上って僕の肩に座ってしまった。<br><br>　「重いですよ。疲れたなら家に帰ってれば良いじゃないですか。」<br><br>　留美は答えず僕の髪を手綱の様に引っ掴み足でほうを蹴った。<br><br>　「いざ出陣じゃ！ほれ虫歩け。」<br><br>　僕が留美を下ろそうとすると、「暴れ虫じゃ！」と云って彼はさらに髪の毛を強く引っ張るので僕は仕方なく新聞が入った引き車を引いて歩き始めた。僕はため息を付き、今日も大変な一日になりそうだと思った。<br><br><br><font face="brush script mt" size="5"><a href="http://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10703713420.html">Chapter One</a></font><br>
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<link>https://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10706443758.html</link>
<pubDate>Sun, 14 Nov 2010 00:58:35 +0900</pubDate>
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<title>第三章　F.O.X.ヤクザ全滅事件　（1）</title>
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<![CDATA[ 第三章　F.O.X.ヤクザ全滅事件　（1）<br><br>　パソコンのカチャカチャと云う音で僕は目をさました。僕はまだ白い病院の部屋の中にいた。僕はあまり長く寝てなかったらしい。窓から見える日は町の真上にあった。<br>　僕のベッドの横には松田さんが座っていた。彼はキーボードをいそいそとたたいていた。昨日の事件の報告書を書いているのだろう。<br><br>　「起きたか。」松田さんがパソコンから顔お上げだ。<br><br>　「はい、昨日は心配かけました。」<br><br>　「体の具合は大丈夫か？」<br><br>　「...うん。なぜか身の中で平和を感じます。なんか僕の体と心が一体になったような、すごく自然的な気持ちです。」<br><br>　「ああ。」松田さんも爽やかに云った。「正義が付けた発信器はどうなったか知りたいか？」<br><br>　「...いや、もうB.R.A.I.N.のことはいいです。なぜかすべてどうでもよくなってきました。」<br><br>　その時僕の部屋のドアが開いて、雷牙と霊が入ってきた。<br>　「白泉くん～、お見舞いにきたよ～。」霊のが云った。<br><br>　「ああ、ありがとう霊と雷牙。」僕が云った。<br><br>　「白泉くん、けんか吹っかけられたの～？体中ばんそうこだらけじゃん。」と霊。<br><br>　「う、うん。まぁ、ちょとね。それより霊のほうも赤くなってるけど。」<br><br>　「うん、なんかチンピラに殴られてね、痛かったよう～。」<br><br>　チンピラにされた雷牙はすこし怒った。<br><br>　「正義、いつまた学校に出てくるんだ？」こんどは雷牙が聞いた。<br><br>　「一ヶ月後が退院。だから生徒会の仕事は雷牙と霊に任せる。」僕が云った。<br><br>　「ラジャ～。」と霊は云い敬礼した。<br><br>　雷牙と僕の間に気まずい沈黙があった。<br><br>　「昨日、萎利となにがあったんだ？」雷牙が一言、一言区切りながら吐き出す様に云った。<br><br>　「バレー部にカラオケに誘われたけど、途中に急用ができて行かなければ行けなかった。」僕が答えた。雷牙がなぜまた怒ってるのかまた理解できなかった。<br><br>　「どんな急用だったんだ？」<br><br>　「それは云えない。」<br><br>　雷牙は僕を睨みつけたが何も云わなかった。<br><br>　「じゃ～僕たちはもう行くからね～白泉君速く元気になってね～！」霊はそう云い雷牙の腕をつかみ出て行った。<br><br>～～～『』『雷牙』『』～～～<br><br>　雷牙と霊は受付のソファーに向かい合って座った。<br><br>　「霊、本当のことを云ってくれ。萎利は正義と俺どっちにふさわしい？どっちらが彼女を幸せにできる？」<br><br>　「神無月くん～、愛はそんなもんじゃないよ～。僕の答えで神無月くんが尻尾を巻いて逃げるのなら、美竜さんは僕がとちゃうよ～。本当に美竜さんのことを好きなら、積<br>極的じゃないと～。あと白泉くん、今日は普通じゃなかったね～。」霊が云った。<br><br>　「ああ、ベッドについてあったカルテを盗み見たけどあいつは半分死んでたぜ。腹も切られたらしい。普通のけんかとは思えない。」<br><br>　「神無月くんは目が鋭い～。いや～白泉くんなら生徒会の仕事を任せるなんて云わないよ。普通ならパソコンに送ってくれれば病院からやると云うはずなのに～。それに白泉くんなら四週間も病院にいるって云わないよ～。なんか一週間後は学校に戻るとか無茶なことを云うよ～。」<br><br>　「うん確かに。今日の正義はなんか生気が抜けてた。まぁでもあの重傷だからだろう。三日後には絶対生徒会のプリントを送れて云うはずだ。深く考えなくてもいい。」<br><br>　「それはどうかな～。」霊はそう云って立ち上がった。<br><br>　雷牙も立ち上がり病院を後にした。<br><br>～～～『』『雷牙』『』～～～<br><br>　それから雷牙は生徒会会長代理をよくこなした。萎利も次の日から学校に来たが正義が病院と聞くと落ち込んだ。彼女は生徒会の仕事をサボり、学校のバレーボールチームは彼女が参加しなかったので惨敗した。雷牙は霊の云ったことを従い、できるだけ萎利と一緒に過ごして彼女を励まそうとした。彼は萎利を励ますために正義をお見舞いに行こうとまで提案したが、彼女は首を降るだけだった。雷牙は途方にくれまた霊に話しに行った。<br><br>　「神無月くん～、今がチャンスじゃん。白泉くんが帰ってくる前に一気に彼女を落とさなきゃ～。」<br><br>　「いやなんだよ。」雷牙はほとんど泣きそうだった。<br><br>　「売り込みはきれいな手じゃないけど、仕方ないよ～。」<br><br>　「いやなんだよ！俺は萎利を悲しむのを！いやなだよ！霊なら分かるだろう！」雷牙は叫んだ。<br><br>　「神無月くん～、君は本当に美竜さんのことが好きなんだね～。でもだったらなんで僕の所に来るのかな～？もう答えは知ってるんでしょ～。怖がっては行けないよ～。神無月くん正しいことをしてね～。」霊はそう云って、口を閉じてしまった。<br><br>　確かに霊はあっていた。雷牙にはやらなければ行けないことを分かっていたが、霊が云ったとうり雷牙には怖かった。雷牙は迷ったがけっきょくなにもしないで週が終わった。次の週の月曜日美竜は学校にこなかった。火曜日も水曜日も彼女は欠席だった。霊も風邪で休んでいた。雷牙は水曜日、耐えきれなくなって、生徒会が終わった夕方、正義がいる病院へ行った。<br><br>　彼の部屋は暗かった。もう寝てるのかなと雷牙は思ったが、正義は起きていた。彼は暗い病室の中でほとんど消えている夕日を眺めていた。<br><br>　「よう正義。」<br><br>　「ああ、雷牙。」正義はあやふやに答えた。<br><br>　雷牙はこれから自分がやることを信じられなかったが、やはりこれが正しいのだろう。彼は正義の両肩に手を掛けて正義の生気のない目を見て叫び始めた。<br><br>　「正義！貴様がけがした理由は知らないが、貴様はもう正義じゃねぇ！前の正義は色々とむかついたが、今の正義を見ると虫酸が走る！なにが四週間病院にいるだ！なにが生徒会の仕事は任せるだ！あのな俺が知っている正義はな、目の下にデッカい熊があってな立ちながらでも寝たいのにすごく負けず嫌いだからどんどん自分の仕事を増やしてまでもどこでも一番になりたがる最低な馬鹿野郎なんだよ！だから今すぐ退位いんして文化祭の計画を始めろ！」<br><br>　正義は最初は驚いていたが、まだ沈まない夕日を眺めて云った。「雷牙、僕は今まで夕日を眺める暇なんてなかったんだ、窓から中庭を横切る人たちを見る暇もなかったんだ。父が死ぬ前は僕は弓道、柔道とカポエラをやってただろう、君とチェスもやってた。雷牙の云うとうりすべてて一番になろうとした。その時は立ち止まる暇もなかったんだ、そして父が死んだ後は...、寝る暇もなくなってきた。僕はもうそう云う生活はいやなんだ。ただこうして座ってるだけで幸せだよ。」<br><br>　「俺に嘘をつくな。ただ座ってるだけで正義は幸せじゃない。正義が立ち上がらないのは怖いからだ。正義がなぜけがしたのか知らないが、正義は怖いんだろう。お前をけがさせたやつは正義をけがさせただけではなく、おびえさせたんだろう。あのな俺に云わせればくそくらえだ！そんなやつ次あった時にけつを穿ってやればいいだろう！俺はな貴様のそんな戯言を聞くためにここに来たんじゃない！」雷牙が叫んだ。<br><br>　雷牙の大声を聞き看護婦が怒って正義の病室に入ってきた。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br>　<br>　「あなた何やってるんですか！この患者には休養が必要なんですよ！どういう神経してるんですか！」看護婦も叫んだ。<br><br>　僕はベッドから立ち上がり、僕の着替えが入っているスポーツバッグをとった。<br><br>　「看護婦さん、僕のジャケット取ってくれますか？僕退院します。」僕が云った。<br><br>　「ま、また無茶なこと云って。さっさそこの金髪坊や速く出て行くんだよ。」<br><br>　「大丈夫です。もう僕の傷は完全になおりましたから。」<br><br>　「あなたの右手は直ったけど、腹はまだ糸も取ってないじゃないですか。激しく動くとまた開きますよ！」<br><br>　僕は夕日が完全に消えて、部屋が真っ暗になるまで答えるのをまった。<br><br>　「僕はその傷のせいでずっと病院にいた訳ではないんです。ジャケット取ってくれます？」僕は看護婦にニッコリ笑いかけた。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　雷牙と一緒に吸った外の空気は桜オークションで吸った空気より美味しかった。<br><br>　「じゃこれからどうする？」僕が雷牙に聞いた。<br><br>　「まず正義のこと殴る。」雷牙が指を成らしながら云った。<br><br>　「い、いやちょっとまってよ。」僕は両手を胸の所まで上げて行った。<br><br>　雷牙の左ストレート。体をひねって避ける。雷牙が右の回し蹴りを繰り出す。足を上げてブロックする。僕は足払いを掛ける。雷牙は体を地面に対して垂直に体を回し、開いてる足を僕のほうに叩き込む。僕はよろめく。<br><br>　「雷牙、僕のスタイルを真似したな！」僕が怒る。<br><br>　「正義がいつも俺のことを変なカポエラの技で倒すからだ。」<br>　すきのでた僕に雷牙が拳技を連打する。僕は後ずさる。雷牙のパンチを顔で受けながら雷牙のジャケットをつかむ。僕は後ろに倒れ込む。雷牙の体を蹴り上げる。柔道の友投げ。雷牙が僕の上を吹っ飛ぶ。<br><br>　雷牙と僕は頭を合わせて固いアスファルトの上仰向けに横たわっていた。<br><br>　「ああ、腹がいたくてもう動けない。」僕がうめいた。<br><br>　「俺も友投げを食らうとはな。引き分けだな。」<br><br>　「そうだな柔道部主将。」僕が云った。<br><br>　そして僕らは笑った。雷牙と僕の笑い声は僕らのストリートファイトの見物人の間をとうり抜け、星空にこだました。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　「じゃあ次は萎利が正義を殴る番だ。」雷牙が立ち上がって行った。<br><br>　「もう勘弁してくださいよ。」僕も雷牙に手を貸してもらって云った。<br><br>　「とにかく今から萎利の家に行くぞ。」<br><br>　「あっ、雷牙、君のジャケットの後ろがアスファルトにこすれてボロボロになってるぞ。」僕が云った。<br><br>　雷牙は背広がたの赤いふちがついた灰色のジャケットを脱いで後ろを眺めた。<br><br>　「まっ、いいよ。」雷牙が気楽に云った。<br><br>　「高かったんじゃないか？」僕が心配そうに云った。<br><br>　「俺んち金持ちだって知ってるだろう？こんなジャケット家に山の様にあるよ。ちなみに俺にボディガードが付かないのは俺が強いからだ。」<br><br>　「そこまで自慢できるのなら立派だよ。普通なら僕に負けるくせに。」僕が云った。<br><br>　「はぁ？正義が柔道とカポエラを組み合わせた様な、大会では絶対使えない変なスタイルを使うからだ。俺がエペを使って、正義が弓を使ったら俺のほうが絶対強い。」雷牙が云った。<br><br>　そうだった。雷牙は柔道に加えてフェンシングもやってるのだった。僕はN戦を思い出して頷くことしかできなかった。<br><br>　「じゃあ萎利の家へ行くか。」雷牙が云った。<br><br>　僕は頷きスポーツバッグから靴に取り付けられるローラを取り出した。僕は四歳のころからインラインスケートを履いてたが、学校に入ったころから簡単に靴に付けられるローラを持っている。もちろん靴もローラも高い特別注文だった。足で動くスピードが速くなるので毎日忙しい僕には非常に助かるのだ。<br><br>　雷牙はリュックからスケートボードを取り出した。萎利のうちまで行くのも競争になりそうだと僕は思った。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　結局競争は雷牙が勝った。やはりお腹が痛くて速く走れなかったのだ。萎利の家では異様な状況に居合わせた。ドアの前では明らかに『ヤのつく自由業の人』が四人立っていてまた明らかに美竜家に嫌がらせをしていた。そいつらはドアをたたき回り、落書きまでしている。<br><br>　「こ、こいつら萎利の家になにをする！」雷牙は叫び走り出そうとしたが、僕は彼を引き止めた。まず様子を見たほうがいい。<br><br>　「神無月くんと白泉くんも来たの～。」後ろから能天気な声が聞こえてきた。もちろん霊だった。<br><br>　「なんで霊がここにいるんだよ。」雷牙が聞いた。<br><br>　「美竜さんが落ち込んでいたのは正義のせいだけじゃないんだよ～。美竜征次郎さん知ってるよね～。あの人美竜さんのお父さんですごい芸術家だろ～、でも世間知らずなんだよ～サラ金に手を出しちゃてね～。まぁどこで詐欺されたんだか分からないけど、今は相当な借金を抱えてるらしいよ～。美竜さんが今週学校にこなかったのもそのせいだよ～、外に出たらヤクザくんにセクハラされてね～。」<br><br>　「ゆるさねぇ！まずあいつらを半殺しにしてその組の居場所を吐かせてやる。」雷牙がさっきより激しく指をぼきぼきと成らした。<br><br>　「そう云うと思ったよ～！でも神無月くんの顔見られたらあいつらを殺さなきゃ行けないだろ～口封じの為に～、だからこれをかぶってやったほうがいいよ～。」そう云って霊はお祭りで使うような狐の仮面を二つ取り出した。<br><br>　「霊、いろいろと『ね～』を付けても君の云ってることすごく怖い。それに霊、臭い。」僕が云った。<br><br>　「やっぱり？デオドラント付けたけどな～。まぁ月曜日から浮浪者並みの生活しながらいつでも警察を呼べる様に美竜家を見張ってたから仕方ないか～。じゃ白泉君もこの仮面付けて～。あいつらをみんな気絶させないでね～、でも首の骨以外は何本でもおっていいよ～。」<br><br>　霊にこんな暴力的な面があるのは僕は知らなかった。でも今はこのヤクザを追い払うのが先なので狐の仮面をかぶった。雷牙と僕は霊の合図で走り出した。<br><br>　雷牙と僕は四人のヤクザの中に躍り出る。最初のやつは大外刈りを掛ける。ジャンプする、僕の体重すべてをかけて肘を彼の胸に叩き込む。そのまま逆立ちする、両足で二人目を蹴る。彼は石塀にぶつかり動かなくなる。<br><br>　立ち上がると雷牙が十字固めを彼の二人めのヤクザにかけていた。少ししたらバッキと云う鈍い音が二回続た。雷牙はそのヤクザの肩の骨までおったらしい。<br><br>　ヤクザ四人みな倒れたので霊もお揃いの狐の仮面をかぶり、バタフライナイフを操りながら出てきた。彼は雷牙が右手を使い物にならなくしたやつの横にかがみ込んだ。<br><br>　「ヤクザさん～、あなたの組の名前、およびすべての隠れ家、倉庫などを教えてくれますか～。」<br><br>　「き、貴様らに云うもんか！」<br><br>　霊はまってましたと云う様にヤクザの胸に腰掛け左手てでヤクザの目を強引に開けてバタフライナイフを目すれすれに突き立てた。<br><br>　「き、貴様がそんなことをやる訳がない。絶対に云わないぞ。」ヤクザは全身震えながら云った。<br><br>　霊はこんどは顔色一つ変えずに、バタフライナイフをヤクザの折れた腕に差し込んだ。ギャーーと云うヤクザの悲鳴が轟いた。しかし霊は止めなかった。彼はナイフをさらに深く差し込みナイフをギリギリと回し始めた。ヤクザの腕から大量の血が飛び散り霊の顔が血の赤で染まった。雷牙と僕は恐ろしさと霊のやっていることを信じられなくてヘトヘト座り込んで金縛りにあった様だった。<br><br>　「ヤクザさん～、あなたは理解していない様ですね～。僕がやるのは目をくりぬくだけではありませんよ～。くりぬいたあとにあなたに食べさせるんですよ～。自分の目玉を食いたくないのなら速く僕が知りたい情報を吐くことですね～。」<br><br>　これは雷牙と僕にとっておぞましすぎた。雷牙は電柱の柱の陰に駆け込みゲロゲロと吐き始めた。僕も気持ち悪くなった。腕を塀に当てて体が落ち着くのをまった。<br><br>　「わ、分かった。俺は赤虎組だ。組の本部はV町の四丁目だ。も、もう止めてくれ！」ヤクザが叫んだ。<br><br>　霊は立ち上がり彼のこめかみを蹴った。ヤクザは気を失った。<br><br>　「僕が聞いた情報と同じだね～。じゃ他のヤクザも同じことを吐くかどうか試してみるね～。」霊はニコニコ顔バタフライナイフに付いた血をなめながら云った。<br><br>　「...霊！も、もう止めろよ！なんでそんなことをできるんだよ！なんでニコニコしながらそんな拷問をできるんだよ！なんでもう情報を知ってるのならいちいちそんな拷問をしてまでも聞き出す必要があるんだよ？」吐き終わった雷牙が怒って聞いた。<br><br>　「神無月くんと白泉くん～、べつに楽しんでる訳じゃないよ～。でも僕は君たちより何度も修羅場をくぐってきたからね～。普通なら僕こいつら殺してたよ。昔はね僕がちょっと人間的なところを見せるとすぐ死んじゃう所に住んでいたからね～、僕は自分の安全が少しでも高まるのなら何人拷問しても何人も殺しても全然気にしないからね～。」霊が云った。<br><br>　「霊は戦争にでも云ったのか？」雷牙が聞いた。<br><br>　「戦争？いや僕は地獄で生まれたんだ。でも今は美竜さんの家族を守るほうが先だよ。赤虎組から借金のコントラクト取り返さなきゃ～。各自自分の得意な武器を持って二時間後V町の四丁目に集まること～。僕はシャワー浴びないと～。それとこのスーツと狐の仮面を着てくること。では解散～！」霊はそう云いスーツが入っているプラスチックの袋を雷牙と僕に渡した。<br><br>　「美竜を助けるのがさきだから今の霊の拷問の仕方は目を粒っておくが、霊もう二度と拷問をやらないのを約束してくれ。」僕が霊に対する驚きと恐ろしさを隠しながら云った。<br><br>　霊は迷ってたが、最後にはもうこう云うことをしないと約束してくれた。その後雷牙は救急車をヤクザ一人が持っていた携帯で呼んだ。そうして僕らは解散した。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　いきなり家に帰ってきた僕を見て祥子さんは驚いた。<br><br>　「あら、坊ちゃんが退院は三週間後では？」<br><br>　「いや、もう完全に完治したからね。心配かけてすまなかった。あついお風呂を入れてくれるかな？僕はすぐ行かなきゃ行けないから。」<br><br>　「はいはい、坊ちゃん。」<br><br>　僕は弓を選びに行く前に、母のところへ行った。しかし彼女はすでに寝ていた。母の命を保っている機械の音だけが眠っている母に話しかける僕に答えてくれた。そのあと祥子さんが入れてくれたあついお風呂に入った。腹の傷が少しくすぐったがすぐになれた。<br><br>　僕の頭の中ではまだ霊の行動が整理できなかった。いつも能天気でね～が口癖の霊があんな極悪非道なことを眉一つ動かさないでやってのけるのはまだ理解できなかった。僕はそもそも霊のバックグラウンドを知らない。出身地も知らない。考えてみれば霊の親でさえ見たことがない。彼は文化祭などではいつも一人だ。考えてみればみるほど謎が出てきた。もしかして雷牙の云ってることは正しいのかもしれない。彼は本当に戦争を経験したのかもしれない。<br><br>　僕はお風呂をでて霊がくれたスーツに着替えた。そして笑ってしまった。上は白いスポーツジャケットで前には狐の絵とF.O.X.と云う文字が書かれていた。後ろには大きなXがあってXの左にはFear、右はofと書かれていた。つまりFear of X（知らない物の恐怖）だ。狐の仮面とのシャレたひっかけだろう。やっぱり霊はそんなに悪ではないのかもしれない。<br><br>　僕は弓を選びに行った。父も弓をやっていたので色々な弓があった。日本の弓はもちろんスポーツ弓からイギリスのロングボウまであった。僕はお気に入りの日本の弓を丁寧に専用バッグにいれ、目立つF.O.X.の服を隠すためにジャケットを着てV町に行った。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　V町はヤクザがいるとは信じられなかった。高い塀のお屋敷が並んでいた。とにかくV町は上流社会の人たちがすんでいる所だった。もしかしてあのヤクザは嘘を付いたのかもしれない。<br><br>　すでに二人は僕のことをまっていた。雷牙は右がはにエペを二つ下げていた。彼は左利きなのだ。それと彼はNとは違い一刀流だ。二本目はスペアだろう。さらに彼は長い棒を背中に付けていた。霊は明らかにライフルが入っている黒い鞄を背負っていた。その他に彼は武器を付けてないようだ。<br><br>　「白泉くん～遅い～。」<br><br>　「それよりこのちょう恥なスーツの意味を教えてくれるか？」僕が聞いた。<br><br>　「僕たち皆お揃いだからね敵を混乱させると云う意味があるんだ～。相手はマフィアだからね～絶対機関銃とか持ってるよ～。皆死んじゃう可能性は高いよ～。やめたい者は今やめてね～。」と霊。<br><br>　「ここに本当にヤクザいるのか？なんか間違って上流社会のやつの屋敷に入ったらヤバいぜ。」僕がまた聞いた。<br><br>　「大丈夫～もうここだと調べてあるから～。」霊が云った。<br><br>　「そして銃なんて日本じゃ持ってちゃいけないぞ。」僕が彼の背負ってるバックを指差して行った。<br><br>　「大丈夫。僕の父は猟師なんだ。ちょっとライフルを借りてきただけだよ～。でも麻酔弾が入ってるから変な所にあたらない限り死なないよ～。」<br><br>　まだ君の父を見たこともないがなと心の中で云ったが次は雷牙の武器のことを聞いた。<br><br>　「雷牙なんで忍者みたいに棒を背中に付けてるんだ？」<br><br>　「俺の武器はエペだろ？エペはさすのがメインだから、殺す可能性が高いからできるだけこの棒を使いたいんだ。」雷牙が云った。彼もやはり霊の暴力的な行動をみて彼の怒りも冷めたのだろう。<br><br>　「それより正義の弓矢て危なくないか？」雷牙が聞いた。<br><br>　「大丈夫。この矢の先は体に少し突き刺さって電気ショックを与えるだけだよ。弓矢のスタンガンバージョンだよ。」僕が云った。<br><br>　「まぁ～これでみんなそろったから四人目のF.O.X.のメンバーを紹介するね～。」霊の後ろから狐の仮面をかぶった人が出てきた。<br><br>　そいつはなぜか変だった。体のラインが以上に細く長かった。なんか胸の部分大きかった。もそれにかすかに香水の匂いがした。まぎれもなく女だった。<br><br>　「し、萎利！」雷牙が声を上げた。<br><br>　「さすが神無月くん～よく分かったね～。」<br><br>　「だめだ！萎利は付いてこない！危険すぎる。」雷牙が云った。僕も同意見だった。<br><br>　「神無月くん～彼女は素手でも今ここにいる誰よりも強いよ～。試しに神無月くん美竜さんと戦ってみる～。白泉くんは怪我してるし～。」<br><br>　「...霊！俺ができない理由知ってるくせに！」雷牙が怒った。<br><br>　雷牙のできない理由とは何だろう？<br><br>　「私の家の問題をあなたたちに任せるて家でねてることなんて私はできないもぉん！」萎利が云った。<br><br>　「じゃあ～決まったね。僕の情報によると今ヤクザの宴会があるらしいよ。そとにいるガードだけだよ～。一度宴会の中に入ったら簡単に機関銃は使わないからね～。でも拳銃、刀とナイフを気をつけてね～。あとだれも殺さないでね～。そしてこのヘッドセットを付けてね～。」彼はまたお揃いの黒いヘッドセットを僕たちに渡した。<br><br>　「僕がリーダーだからね～。いつも僕の指示にしたがってね～。では僕のコマンドーで～。」霊が云ってカウントダウンを始めた。<br><br>　「...三！...二！...一！...突撃！」<br><font size="3"><br><a href="http://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10704533905.html">☜第二章</a></font>
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<link>https://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10705720647.html</link>
<pubDate>Sat, 13 Nov 2010 12:07:59 +0900</pubDate>
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<title>第二章　桜オークションB.R.A.I.N.事件　（２）</title>
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<![CDATA[ 第二章　オークションB.R.A.I.N.事件　（２）<br><br>～～～『』『雷牙』『』～～～<br>　<br>　雷牙は理解できなかった。 なぜ萎利は彼のことを見向きもしないのだろう。本当に神は皮肉だと雷牙は思った。学校のどの女の子でも手に入れることができるのに、一番すきな萎利の目に入るのは正義だけだ。そして正義は目倉だ。なんと云うことだろう。本当に神は酷い。<br><br>　今雷牙は学校の屋上に座っていた。安全柵を飛び越し、屋上の角から足を投げ出し座っている。<br><br>　彼は夜空を見あげこれほど美しい物は見たことが無いと思った。もちろん萎利を除けば...<br><br>　ああ、美しいなら今飛び降りて萎利の思い出を永遠に使用か？<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　「松田さん、僕眠くて死にそうです。普通は三日徹夜はどうってこと無いんですか、このオークションは詰まらなくて詰まらなくて。」僕が携帯に繋いだマイクに囁いた。<br><br>　松田さんは医務室に連れて行かれたが、またすぐに戻ってきて、広い範囲をカバーできるため僕の反対側に座った。そして今は携帯に繋いだヘッドセットで話している。オークションの真っ最中だからだれの目にも入らないだろう。<br><br>　「昨日なにかあったのか？」松田さんが心配してくれて云った。<br><br>　「色々あって結局眠れませんでした。」目をゴシゴシこすったが瞼が重くなってゆく。<br><br>　「今の私立の中学はきついもんだ。」<br><br>　「僕の睡眠時間が短いのはほとんどSTFのせいだということを知っているじゃないですか。」僕が怒った。<br><br>　「俺は正義が本当はやらなきゃいけない書類を処理してるぞ！」松田さんが言い返した。<br><br>　「そのことは感謝してます。でもその代わり僕は...、いやもうやめましょう。B.R.A.I.N.に見つかったらヤバい。」僕は言葉を飲み込んだ。僕は父と同じ様に白泉松田チームの事件を一人で解決している。松田さんは白泉松田チームではワトソンみたいな存在だ。しかし彼はそれを完全に理解している。だから彼は自分なりに事件の解決に協力してくれる。彼は柔道七段、空手五段とさらにボクシング腕もプロ並であって、非常に強い。一時期自衛隊にいたから武器もスナイパーから対戦車用兵器まであらゆる武器を扱かい、すごい腕である。それに彼はできるだけ僕の仕事を減らそうと頑張っている。松田さんに僕が事件を解決していると云うのは罰当たりだ。<br><br>　「正義いま出ている絵が見えるか？あれはセバスティアンと云うやつが描いたそうだ。」<br><br>　「で、それがどうしたと云うんですか？」僕が聞いた。<br><br>　「正義に寝たら困るからな。」松田さんがそう云いかけた時にことは起こった。<br><br>　会場の電気が一斉に消える。僕らは闇に飲まれる。人々は驚いて黒板で爪を研ぐような叫び声を上げる。一瞬にして、会場にアナーキーが訪れる。僕は素早くブリーフケースを開けて、ナイトビジョンを手探りで探す。<br>　「おい！正義！誰かがセバスチィアンの絵を盗もうとしてるぞ！」僕より一足早くナイトビジョンを見つけた松田さんの声がトランシーバーから聞こえる。<br>　左手を腰に回わす。トランシーバーを取る。松田さんにそのやつを今捕まえると僕らがB.R.A.I.N.が来ることを知ってたことになるから、盗人を追うだけにしろと叫ぶ。<br>　やっとナイトビジョンが見つかる。ナイトビジョンを付ける。<br><br>　「オーケ、松田さんやっと見えます。その盗人を追ってください。たしかこの会場は山奥なので、停電用の自家発電があるはずです。電気が付けたらすぐにナイトビジョンをとって、少し間を置いて捕まえてください。」僕が云ったとたんドンピシャリ明かりがついた。<br><br>　ナイトビジョンを付けてると怪しまれるので、ブリーフケースにしまった。<br><br>　「捕まえたぞ。本当にこいつがB.R.A.I.N.なのか？いまそいつを連れて正義のところへ行く。」<br><br>　これでやっとB.R.A.I.N.の尻尾がつかめたぞと僕は思った、そのとき突然僕の右手から叫び声が聞こえた。びっくりして叫び声が聞こえたほうを振り向いてくと異様な光景が見えた。<br><br>　年配の男の人が座席にきちんと座っていった、しかし首の後ろからレイピアが突き刺さっていた。その銀色の刃は首をとうりぬけ反対側から血を滴らせながら出ていた。男の顔には驚きと恐怖が張り付いていた。まさに地獄絵図であった。<br><br>　「し、死んでる！」さっき叫びを上げた女が尻餅をついて後ずさった。<br><br>　「動くな！」僕も叫び警察庁を出した。「警察だ。だれも動くな。」<br><br>　最初は皆驚きと動揺していたが、死んでいる男の右隣に座ってた男が前に出た。その男は雷牙以上にハンサムだった。彼も外国人と云うことがすぐ分かった。髪は茶髪に近い金髪、目は深い星空の様な青、肌は少し日焼けしていた。<br><br>　「お遊びは止めてくださいよ。君は十四歳そこそこに見えますよあなたが警察のはずが無い。」<br><br>　ほかの客もぶうぶう云い始めたとき松田さんが盗人を連れてきた。<br><br>　「私は警察庁の松下一郎（まつした＝いちろう）だ。これは私のパートナー白山一真（しろやま＝かずま）だ。チビだが一応十八歳だ。それで一真が云ったとうりこの会場から誰も出ちゃ行けない。警備員、会場のドアを閉めて、警察と救急車を呼んでくれ。我々はこの件を調査する。」STFは組織犯罪を扱うので、メンバーすべてが偽名を持っている。僕の場合警察の仕事をしながら知り合いにあっても別人と云うことでごまかせると云う利点もある。<br><br>　「松下さん、死体を検証するのは鑑識が来るのをまちましょう。とにかく誰も近くにこない様に見張っててください。僕は近く座っていたいた人と話します。」僕が云った。<br><br>　「分かった。」松田さんがうなずいてこんどは会場にいる人に云った。「死んだ男の近くに座っていたやつはこちらに着てくれ、一真が事情収集をする。」<br><br>　色々ざわめきが聞こえたか三人が前に出た。一番最初に叫び声を上げた女と、さっき反抗的だった金髪青年に少しおどおどしている若い会社員。<br><br>　「じゃ私から初めてください。」と金髪青年が前に出って云った。<br>僕は頷き、手帳を出して云った。「名前と職業をお願いします。出来れば身分証明書を見せてください。」<br><br>　「私の名前はナサニエル＝ナンセと申します。職業はマジシャンです。犠牲者の左に座ってました。」と彼は云いパスポートを見せてくれた。<br><br>　「なにか趣味とか職業的に剣やレイピアを使いますか？」僕は単刀直入に聞いた。犯人ならどうせノーと云うだろうし、調べればボロボロ出てくるからかまをかけなくてもいい。<br><br>　「職業がマジシャンですから剣は時々トリックなどに使います。しかし本物にフェンシングをやってる人から見たら私はド素人でしょう。」<br><br>　「じゃここにサインしてくれますか？」僕が云い、僕の手帳を差し出した。彼は右手でペンを持ち、アルファベットで僕の手帳にサインした。<br><br>　「すみません。日本語でどうサインして良いか分からないので。」ナンセが云った。<br><br>　「いやこれで良いですよ。では次にちょっと走ってくれますか？」僕が頼んだ。<br><br>ナンセは少し不審に思ったらしくとまどったが、会場の入り口まで走って、また戻ってきた。<br><br>　「ありがとうもう良いです。では次はあなたです。」僕がオドオドしている会社員に云った。<br><br>　「こんな雑な調べで良いのですか？」ナンセが聞いた。<br><br>　「僕らはどうせプライベートでここに来たので、後はここに来る仕事中の警官たちに頼むつもりです。」苦笑いしながら答えた。<br><br>　会社員が進み出たので、ナンセにと同じ質問を聞いた。<br><br>　「私は山本保険株式会社の海斗涼太（かいと＝りょうた）です。犠牲者の後ろに座ってました。」彼は云い、両手で名刺を差し出した。<br><br>　「私はこんな惨劇を見てしまって、どう処理して良いか分かりません。」彼が付け足した。<br><br>　「分かります。あなたは犠牲者と顔見知りですか？」<br><br>　「はい、あの方は私の上司で福田河南（ふくだ＝かなん）と云う者です。」<br><br>　「なぜこのオークションに来たのですか？」<br><br>　「上司が美術品が好きで、買えなくとも見るだけと云うことで来ました。」<br><br>　「だれがここに来るのを提案したのですか？」<br><br>　「...私です。」海斗さんが目を床に向けて行った。<br><br>　「ありがとうございます。これで十分です。さっきの女性も今は無理ですね。ではまたあとでお話を伺います。」<br><br>　「外国人さんが云った様に捜査が雑ですね。」海斗さんがさっきとは全然違うトーンで云った。<br><br>　「ご心配なく。もうすべて僕の手の中に有ります。」僕が微笑んだ。<br><br>　松田さんはなんかもじもじして、なにかを云おうとしていた。<br><br>　「松田さん、考えが有るのですか？」小声で彼の顔を覗き込んだ。<br><br>　「いや、私が思ったのは海斗凉太が上司のいざこざでかれをここに招待して殺した、だが他のやつもすごく怪しく見える。ナンセは剣を使ってると云うし、自分の隣で人が殺されても、眉一つ動かさないし、女性のほうはあの異常なリアクションだ、犠牲者が彼女の夫じゃない限り怪しいリアクションだ。」<br><br>　「松田さん、これがB.R.A.I.N.が関係している事件だと忘れないでください。あのこそ泥はおとりです。そして福田さんを殺したのは個人的な理由ではなく、依頼だったからです。とにかく犠牲者の左に座ってたのがナンセさん、後ろは海斗さんそして右はあの女性が座ってました。この中に福田さんを殺した犯人、つまりB.R.A.I.N.のメンバーがいるはずです。」<br><br>　「署に戻って連中を洗うか？」松田さんが提案した。<br><br>　「いや、そんな面倒なことはしません。今この事件を解決します。」僕はそういい、ナンセさん、海斗さんとまだ泣いている女性を集めた。<br><br>　「では皆さん、今からこの事件を解決します。」<br><br>　僕が思ったとうり会場の人々がざわめいた。<br><br>　「さて、被害者の福田さんは後ろから剣でさされて死んでいました。犠牲者の左にはナンセさん、右には海斗さんそして犠牲者の後ろにはあなたが座ってましたよね？」最後の部分は例の女性に向けた。<br><br>　彼女はよわよわしく頷いたので僕はにっこりして続けた。<br><br>　「次はどのように剣が刺さっていたのを見てみましょう。剣は首の後ろから、しかも歯が上向きに差し込まれていました。松田さんノートを丸めて、剣を持ってるつもりで剣の歯が上向きになる様に僕の首に差し込もうとしてください。」<br>　松田さんは云われたとうりにノートを丸め色々とポーズを試していたが、とうとうノートを右手で持ち僕の左側に立ち、片手でノートを後ろから僕の首に当てた。<br>　「そうです犠牲者が殺された様に剣を使うにはこの様なスタンスでは無ければ行けません。しかも犯人も犠牲者も座っていたのて、あまり動く場所が有りません。」<br><br>　僕は間を置いて誰かが意義を出すのをまったが、誰もがシーンとしていたので続けた。<br><br>　「犯人は犠牲者の左隣に座っていたもの、それに右利きの物すなわちナサニエル＝ナンセあなたです。」僕は精神力を振り絞って、B.R.A.I.N.のメンバーに対する憎しみを隠しながら云った。<br><br>　「で、証拠は？鑑識もなしに証拠が有るんですか？」ナンセが無表情で聞いた。<br><br>　「証拠？証拠はこれです。」僕はナンセのとこへ行き、ナンセの左足に鋭い蹴りを入れた。グシャンと鈍い音がしたがナンセはよろけただけだった。<br><br>　「証拠はこれです。この様な長い剣をどこに隠すのが問題です。さっきあなたを走らせたのもこのため、左足が不自然でしたよ。そして今蹴った時の音、肉の音とは思えない。鞘が入っているのでしょう。」<br><br>　「ふっ、確かに。僕のズボンの中には鞘が入っている。あいつを殺したのも僕だ。そしてあれは剣じゃない。レイピアだ。」ナンセがの通称が私から僕にかわった。<br><br>　「だが名探偵君、一つ見落としていることが有る。」彼は笑いながらいい、左手を右のポケットに突っ込んだ。<br><br>　ヤバイと僕は思う。ナンセが右のポケットから二丁目のレイピアを引き出す。持ち手を変えない。ナンセが横切りを繰り出す。僕は上半身を後ろに倒れる様に落とす。なんとかレイピアをよける。ナンセが僕の横腹をける。僕は回転しながら壁に激突する。<br><br>　「僕は二刀流だ！」ナンセはそういい残し、会場のドアを跳び蹴りで開け、森の暗闇に走っていた。<br><br>　僕はよろめきながら起き上がった。松田さんが心配そうに僕に駆け寄った。　<br><br>　「松下さん！速く追ってください！」そう云ったとたん血を吐いた。どうやら口をきったらしい、鼻血も出ている。<br><br>　松田さんは拳銃を取り出しナンセが逃げた方向に走って行った。僕は背広とＹ－シャツを脱ぎ、背中に付けてあった弓を取った。素早く弓を引いた。それからさっきのこそ泥が逃げない様に警備員に手渡した。僕は弓に矢を掛けながら海の様な闇の中へ走り出した。会場の人々はまだナンセの登場に驚いていて、シーンと静まっていた。<br><br>　森の中は走りにくかった。小枝が僕の体をかする。上半身に残った袖無しも破けて行く。まるで闇に個体ができ僕を攻撃しているようだ。月明かりを頼りに木々を避けて走る。僕の息の音、足が枝をおる音そして枝が肌を削る音が夜空の太鼓にこだまして歌を作る。木々が歌っている。僕も木々と一緒に歌おうか？<br><br>　「正義大丈夫か？ナンセが止まった。速く正義も来てくれ。」僕は我に返えった。<br><br>　「いやちょっと。松田さん、ナンセを殺さないでくださいよ。」<br><br>　「大...うっげ！」通信が切れた。<br><br>　「松田さん！」もう既にナンセにやられたのだろう。松田さんを倒すとはB.R.A.I.N.は恐ろしいほど強い。僕は全速力で走った。<br><br>　ナンセは僕のことを池のほとりの近くてまっていた。松田さんの背中の上に座りながら...<br><br>　僕は問答無用で最初の矢を放つ。ナンセは矢を座りながら切る。僕は矢を三本同時に掛ける。ナンセは飛び上がる。ナンセは闇に飲まれる。キョロキョロする。矢をランダムに放つ。腹に切られた痛みを感じる。倒れる。<br><br>　ナンセの足がほうを踏んだ。手を動かそうとしたが、ナンセはすぐに気づきほかの足で僕の手首を鋭く蹴った。激しい痛みが稲妻の様に僕の手に走った。手首が折れたらしい。<br><br>　「僕はB.R.A.I.N.のN（エヌ）だ。」ナンセがかがんで僕の耳に囁いた。<br><br>　「貴様は弱すぎる。貴様の父の代わりだって？笑わせるんじゃない。」<br><br>　「お前が僕の父を殺したのか？」<br><br>　Nは立ち上がり僕の横腹を蹴って云った。<br><br>　「自分で考えな。」<br><br>　Nはそう行って僕に背を向け闇の中に消えて行った。結局僕を殺さないのかと云う考えが気が遠くなる前に脳裏に走った。<br><br>ーーー）松田（ーーー<br><br>　松田は起き上がった。頭がいたい。ああ、確かナンセが後ろ首に剣のつかを叩き込んだことを覚えている。正義が危ない！正義はナンセにあったはずだ。正義はどこにいる？松田は携帯を探したか、倒れたときに落としたらしい。四つん這いになり手探りで携帯を探した。そのとき倒れてる正義が見えた。松田は正義に駆け寄り脈が有ることを確かめた時、正義の腹部に有る深い切り口が目に入った。このままだと血を大量になくしてしまう。松田はボロボロになった袖無しを脱がしてやり、自分のＹ－シャツを破って正義の傷口を覆った。応急処置だが会場につくまでだから大丈夫だろう。松田は正義を背おりきた道をゆっくり戻り始めた。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　それは赤と銀だった。銀から赤が飛び散り、銀は赤くなった。そしてすべてが赤だった。<br>　僕は思い出した。父の死体を。父は...、父は。ああ、STFは大富豪菊池がB.R.A.I.N.に狙われてると云うので父を菊池の警護に送り出した。しかし彼はある者に殺された、菊池と一緒に。父の死体には剣で心臓をつかれたあとが残っていた。やっと思い出した。今まで目を伏せていた事実に。Nが僕の父を殺したのだ。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　僕は体に妙な振動が掛かっているのを感じ目を開けた。どうやら松田さんが僕を背負っているらしい。<br><br>　「いやだなー、松田さんもう少し優しく背負ってくださいよ。」<br><br>　「そんなこと云うと云うことは血が少なくて頭が回らないと云うことだな。」<br><br>　確かに松田さんの云うとうりだった。森を走っているときも木と歌おうとするなんて、正気であったはずがない。<br><br>　「松田さん今日は惨敗でしたね。」僕がなぜかにっこり笑って行った。<br><br>　「ああ。」松田さんも苦笑いした。<br><br>　しかしなぜかまだ引っかかることがあった。なにかパズルに当てはまらない物。いや当てはまらない物はいっぱい有る。なぜNは僕らを殺さなかったのだろう？Nは松田さんをノックアウトしてから僕をまっていた。殺したほうが証拠が残らないはずだ。いやそもそもなざB.R.A.I.N.はこんなすぐバレる殺人方法をとったのだろう？我々がいなくとも警察が来たらすぐにNは捕まっていたはずだ。それにあのこそ泥、なぜ暗闇の中いちいち絵を盗もうとする囮がなければ福田を殺せなかったのだろう？まるで警察が観客にいることを知っていたみたいだ。<br><br>　その時稲妻みたいにことを理解した。<br><br>　「松田さん僕をおろしてください！速く会場に戻らなければ！僕はできるだけ速く付いて行きます。あなただけでも会場にできるだけ速く行ってください。」<br><br>　「なに行ってるんだ。正義お前はほとんど死んでいる状態だぞ。」<br><br>　「B.R.A.I.N.を捕まえるためです！だから速く！」<br><br>　松田さんは僕をゆっくり下ろし、走り出した。僕も枝を杖代わりにして、全速力で松田さんに続いた。腹の傷口が開いたのを感じたが今はそんなことはどうでも良かった。会場につくまでは地獄だった。血を何回も吐き、目眩が一秒ごとに酷くなった。しかし自分の精神力を最後まで振り絞ってなんとか会場についたがそこはすでに抜けのからだった。<br><br>　「松田さん、福田さんと云う者とこそ泥はどこに行きましたか？」<br><br>　「救急車とパトカーが来てみな連れて行ったようだ。客もみなもう帰ったようだ。とこの館長が行っていた。」<br><br>　「松田さん、なにが起こったのか分かります？」<br><br>　「正義が考えているのと同じだよ。さっき美術品館長が美術品がなくなっていると騒いでいた。あと正義用の救急車も呼んだ。さっききた救急車とパトカーはB.R.A.I.N.だろう。まんまと美術品すべて盗まれた。」<br><br>　「それだけではありません。まずあのこそ泥はN、Nはちなみにナンセですが、Nが福田を殺害する間我々の目をそちらに集めておく存在でした。しかしB.R.A.I.N.は我々が桜オークションに来ることを知ってました。つまり我々のスパイは二重スパイか、かB.R.A.I.N.にはすでにスパイのことを気がつきそのスパイにわざとその情報をつかませたのか、STFの中にB.R.A.I.N.のスパイがいると云うことです。しかしSTFは玲於奈を中心とした独立したチームです。我々の任務は玲於奈を始めとしたSTFのトップメンバーしか知らないはずです。今日からSTFのトップとスパイは信用できません。<br><br>　「さらに僕の考えでは、福田は殺されてないと思います。レイピアが後ろから刺さっていてしかも血が大量に吹き出していたので誰もが死んだと思っただけです。Nがマジシャンだと行ってたこと覚えています？あれは本当だと考えられます。マジックにもこの様なトリックが有ります。剣の刃がゴムでできてあり、襟の下を伝ってまた前から刃が出てくると云うトリックです。さらに襟に大量に偽物の血を用意していたのでしょう。このトリックも我々が来ると想定されて立てられた計画でしょう。だれが福田を殺したのもすぐにバレる設定でしたから。それに福田の周りに座っていた皆B.R.A.I.N.のメンバーだと考えられます。一人が僕らと相手している間にすでに用意されたあった偽の救急車とパトカーがB.R.A.I.N.のメンバーもちろんこそ泥も入れて、さらに美術品もすべて救急車かなんかに積んで逃げたのでしょう。この作業は警備員の助けなしでは無理だと思います。だから警備員すべてがB.R.A.I.N.のメンバーでしょう。証拠にここに一人も警備員が残ってません。そしてこの計画を依頼したのはこの桜オークションの館長だと考えられます。彼が警備員を雇ったのだから、わざとB.R.A.I.N.が作った警備会社に依頼したのでしょう。」<br><br>　「保険金目当てか...」松田さんが頷いた。<br><br>　「恐らくそうでしょう。でも僕はこの状況を考えすべての絵画に発信器を付けときました。B.R.A.I.N.はどうせ発信器検査をするでしょう。それでもSTFのメンバーをかき集めてB.R.A.I.N.を追ってください。」そう云って、僕は目を閉じた。もうすでに腹の痛みが限界を超えていた。<br><br>§§§〔※〕〔正義〕〔※〕§§§<br><br>　世界は赤ではなかった。白だった。白い天井に、白い掛け布団に白い服。云うまでもなくここは天国ではなく病院だった。僕の部屋は一人の患者のためには大きすぎたが、ベッドは一つしかなかった。手を顔に当てると色々とガーゼが張ってあった。森でできた傷だろう。僕は秋の風に揺れる枝の様に震える指で一つ一つ新品の白いシャツのボタンを取って行った。右手が折れているらしく、左手だけでは難しかったがなんとかシャツを脱いだ。あちこちにガーゼが張ってあった、肩は包帯でぐるぐる巻きにされてあった。そして一番気になる腹の包帯。僕は白い布を何度も触ったがいたくはなかった。いや腹の当たりなにも感じなかった。<br><br>　その時ノックなしに看護婦さんが入ってきて、上半身裸の僕を見た。<br><br>　「す、すみません！」彼女はそう云い、すぐに出て行った。僕は急いで服を着てもういいよと云った。彼女は僕の食事をトレイに持ってて、僕のベッドについているサイドテーブルに置いた。<br><br>　「すみません。手術後すぐに起きるなんて考えもしなくて。」すこし彼女が赤くなって云った。<br><br>　「みな僕に眠る時間をくれないからね。僕がどういう状態だったが教えてくれるかい？」僕が聞いた。<br><br>　「いやそれはドクターが...」<br><br>　「いやいや、細かい所はいい。ただカルテに乗ってることを。」僕が彼女を遮って云った。<br><br>　「はい分かりました。右腕の手首が折れてます。あと内臓出血に加え体のあちこちにかすり傷。そして腹に深くて長い切り傷。強度な披露。以上です。そしてあなたの腹を手術した時の麻酔が残ってますからあなたは腹の所はなにも感じないはずです。」<br><br>　Nが僕を最初に蹴った時内臓出血になったのだろうと僕は思った。<br><br>　「ありがとう。あと今何時ですか？」<br><br>　「午前八時をすぎた頃です。」<br><br>　「分かった。じゃタクシーを呼んでくれ。速く行かなければならない」僕が云った。速くSTFの本部に戻ってB.R.A.I.N.を追わなければ。僕はベッドから下りた。<br><br>　「だ、ダメです！何考えてるんですか！あなたは半分死んでる状況でここに担ぎ込まれたんですよ！手術の直後すぐに退院するなんてどう云う神経しているんですか！」看護婦が叫んだ。<br><br>　「大丈夫。あまり動かないから。」僕はそう行って歩き出した。なぜか体に力が入らない。<br><br>　「絶対安静です。」また彼女が叫んだ。<br><br>　「大丈夫だよ。安静にしている暇はないんだよ。」しかし云い終わる前に全身が電気ショックを受けたみたいに感じて、僕はマリオネットみたいにバラバラと倒れた。<br><br>　「もう無茶するんだから。」彼女は僕をまたベッドに乗せてくれた。<br><br>　「やはりまだ無理ですか。」僕が云った。「だったら携帯を貸してくれますか？」<br><br>　「絶対安静です！」前より彼女は前より強く云って僕の部屋を出て行った。<br><br>　僕はそして何もない白の世界に一人取り残された。ここには松田さんに電話掛けることも、生徒会の仕事をすることも出来ない。なぜか無人島にいるような気がした。<br><br>　仕方なく横になった。ちゃんとベッドに入って寝たのは何時頃前だったけ？昨日は桜オークションで一昨日は母の病院。ベッドで寝るのは二日ぶりだっけ？それとも三日ぶり？頭が疲れている証拠だ。桜オークションでは色々起こったがすべてあまりにもことが早かったので、今でも信じられなかった。眠ろうとしてもまだ血が騒いでいて落ち着かなかった。しかしだんだんとうとうとしてきた。強度な披露て看護婦が云ってたっけ？<br><br>～～～『』『雷牙』『』～～～<br><br>　雷牙には気に入らなかった。今日の朝萎利も正義も登校してこなかった。彼はバーレ部員からキラキラカラオケで起きたことを知って萎利が自分のことを誘ってくれなかったのをちょっと怒ったが、それより萎利とカラオケに云ってすぐ出て行った正義にもっと腹が立った。<br><br>　しかたなく彼は風邪と云って早退し、まず萎利の家へ向かった。途中で手軽ではまずいと思いフルーツバスケットを買った。<br><br>　萎利の家は前からよく行ったことが有るのですぐに分かった。彼女は中心地には住んでなかったので二階建ての一軒家に住んでいた。<br><br>　ベルを押しても彼女はなかなか出てこなかった。しつこくやってもだめだと思い彼はお見舞いの品をドアの前において立ち去ろうとした。しかしその時ドアがばっと開いて萎利が雷牙に後ろから抱きついた。<br><br>　雷牙はいきなりだったので最初は驚き、でもそのあとこの瞬間が永遠に続くのを願った。<br><br>　「まって、行かないで。」萎利が雷牙から離れ云った。「あの、ちょっと話を聞いてくれる？」<br><br>　雷牙は頷いた。<br><br>　「なんで正義はああなんだろう？なんで私のことを見てくれないんだろう？」<br>　雷牙はどう答えていいか分からなかった。<br><br>　「正義が名前で呼んでくれた時正義が私のことを思ってるとと思ったのに、...」<br><br>　萎利は雷牙にまた抱きついて泣き出した。雷牙の気持ちは複雑だった、正義が憎い気持ちと非常に幸福の気持ちが混ざり合っていた。普通なら、自分を中心にして考えて雷牙の気持ちを理解してない萎利のことを怒るだろうが、雷牙は萎利を嫌うと云うことはできなかった。<br><br>　萎利はまた雷牙を離れ今度はそわそわして云った。「雷牙ありがとうもう帰ってくれる？」彼女はそう云い残し家の手早くドアを閉めた。<br><br>　雷牙は目をつぶり萎利の体の感触を思い出そうとしたが、さっきの気持は蘇らなかった。なぜか目が湿ってきた。萎利はお見舞いのフルーツバスケットすら受け取らなかった。<br><br>　仕方なく雷牙は腹が立ったが正義の家に向かった。正義にはお見舞いの品は買わなかった。雷牙は今正義のことを酷く怒っていた。だいたい彼は忙しすぎる。細かい所を見ている暇がないから、萎利の気持ちを理解していないんだ。<br><br>　「白泉くんのことを怒ってるのかい～？」驚いて振り向いてみると霊が立っていた。<br><br>　「ああ、そうだ。だいたい霊はここで何してるんだ、学校じゃないのか？」<br><br>　「早退したよ。白泉くんをお見舞いに行かなきゃね～。美竜さんの所にも行こうと思ったけど、君に対しての反応を見たら、美竜さんと今は話さないほうがいいと思った。」<br><br>　「俺も正義の家に行く所だった。」<br><br>　「だったら一緒に行こう～。」霊はそう云って歩き出した。雷牙も仕方なく霊に続いた。<br><br>　「霊、俺がなぜ悩んでるのかよく分からない。だから霊が考えている範囲でなにをやればいいのか教えてくれるか？」<br><br>　「...萎利さんを捨ててしまえば？どうせ萎利さんには正義しか見えない視野が狭い女だよ。雷牙くんの美貌だったら学校のどんな女の子も手に入るんだし...」<br><br>　雷牙は霊が云い終わる前に霊のほうを目がけてパンチした。<br><br>　「俺の前で絶対そういこと云うな。」雷牙が唾を吐きながら叫んだ。<br><br>　霊はよろよろと立ち上がって行った。「ああ、痛かったな～、でも安心したよ。雷牙くんの萎利さんに対する気持ちがそんなに強いなら萎利さんはいつか君のことを見てくれるよ。あと萎利さんが落ち着いたら、一気に告白したら？答えはノーでも萎利さんは君のことを気がつき始めると思うよ。じゃ白泉くんの所へ行こうか。彼はいま中央病院で入院してるって正義のうちの家政婦さんから聞いたよ。」<br><font size="4"><br><a href="http://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10697683704.html">☜第一章</a><br><br><a href="http://ameblo.jp/ryusakisousaku/entry-10705720647.html">☞第三章</a></font><br>
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<pubDate>Fri, 12 Nov 2010 03:22:56 +0900</pubDate>
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