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<title>天晴！静岡に集いし者どもよ</title>
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<description>静岡の静岡による静岡のためのページです</description>
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<title>歴史が人を生む</title>
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<![CDATA[ <p>時代が混沌とした時、歴史はターニングポイントを作る者を誕生日させる。<br>そして、役目を終えた時に歴史は彼らを歴史の表舞台から消し去る。<br>それとも多くの血が流れた呪いなのか。<br>見事なまでに例外が無い。<br>歴史の教科書レベルのお話ですが、紐解いてみましょう。<br><br>聖徳太子<br>仏教の伝来により、日本の進む道は大きく変わる。<br>また、朝廷に勢力を集中させる礎を築く。そして死去。<br>彼の息子の山背大兄皇子は蘇我氏により殺されてしまう。<br>聖徳太子本人でさえ、暗殺説があり。<br><br>天智天皇<br>蘇我氏の専横を打破し、天皇の権力を取り戻そうと、<br>中臣鎌足らと共に蘇我氏を滅ぼす。<br>そして天智天皇の息子の弘文天皇は天智天皇の弟の天武天皇と戦い滅ぼされる。<br><br>平清盛〜源頼朝<br>奈良時代に完成した律令制度により、平安時代名の通り、<br>長い平和な時代の中、腐敗は進む。<br>地方に根付いた天皇の分家達がやがて武士となり、国家を動かす勢力となるも、<br>清盛は一代限りの栄華、腐敗した平家を滅ぼした頼朝も息子が相次いで暗殺され、<br>嫡流は途絶える。<br><br>後醍醐天皇<br>破綻しつつある北条氏の世をひっくり返すべく立ち上がり、<br>有力な武士達を味方につけ、ついには北条氏を滅ぼすが、<br>建武の新政は2年で破綻。南朝は有力な支持者が相次いで亡くなり、<br>ついには北朝と合体させられ、南北交互の天皇擁立も反故にされる。<br><br>織田信長〜豊臣秀吉<br>力を持ちすぎた宗教勢力を一掃。<br>内部抗争が続き先の見えない室町幕府に終止符を打つも、本能寺にて斃れる。<br>息子達も最終的には小大名となったり討死、自害など。<br>政権を簒奪し、国家の仕組みを整えた秀吉も息子の代で滅びる。<br>維新三傑<br>木戸、西郷、大久保は綻びの出た徳川幕府にトドメをさすが、<br>木戸は病死、西郷は戦死、大久保は暗殺。全員が天寿を全うせず。</p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12564834928.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Jan 2020 19:20:03 +0900</pubDate>
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<title>意外な！！</title>
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<![CDATA[ <p>自分は戦争を美化するつもりも推奨するつもりもありません。<br>あくまで戦争はあってはいけません。この大前提にて書きます。<br>実際のコメントは長いものばかりなので、<br>文字数の都合上、掲載を控えます。第二次世界大戦、評価で検索してみて下さい。<br>驚くほど多くの方が日本に対して肯定的なコメントを残しています。<br>さて、このコメントを読んで行くうちに、殆どの日本人は涙を抑えられなくなると思います。<br>多くの方々が亡くなったが、その方々が残したものは今の日本の平和だけではなかったって事です。<br>こんなコメントを残した人々がいれば、亡くなった方々も少しだけ浮かばれるような気がします。<br>戦争の悲惨さ、二度と起こしてはいけないって事だけをクローズアップして伝えてしまった結果です。<br>歴史を正確に捉えるためには、１つだけの情報源だけでなく、<br>色々な角度から眺めて見るのも良いと思います。<br>さて、オープニングはここまで。次回からは定着してしまった有名人を違った角度で書きます。<br><br>織田信長<br>トップバッターほこの方です。<br>どちらかというと女性にはストイックなイメージのある織田信長ですが、<br>意外にも分かっているだけで息子が13人、娘は10人いました。<br>てことは、当然側室は複数。正室の帰蝶、信忠、信雄の母である側室の吉乃は有名ですね。<br>ほかにお鍋の方、稲葉一鉄の孫娘など、諸説あるため正確な人数は分かりませんが<br>10人近い側室がいたようです。ここで面白いのは側室の素性。<br>家康は雑食、秀吉は由緒正しい血筋に偏っているのに対し、<br>信長の側室は大名の家臣クラスの武士の娘が多い。まさに秀吉と家康の中間です。<br>そして、吉乃をはじめ、後家さん率が高い！ここて勝手な解釈を追加します。<br>信長の母である土田御前、うつけ者の信長に愛想を尽かし弟の信行ばかり可愛がってました。<br>まだ多感な時期に母親の愛に飢えていたってことです。<br>後家さんが多いのはその影響かもしれません。秀吉の側室は高貴な生まれが多いのは、出自が低いことに対しコンプレックスを持っていたなんて説もありますね。だとすれば信長のそれもうなづけます。家康は？はい、現実主義の現れだったんではないでしょうか？その結果かどうかわかりませんが、家康の息子、それぞれちゃんと特技を持っていて、丈夫で出来がよかったですね。<br><br>北条早雲<br>生前この方をそう呼んだら、誰だそれ？とびっくりされるでしょうね。<br>北条を名乗ったのは、息子の氏綱の代から。上杉氏に対抗するため鎌倉幕府の執権北条氏にあやかってます。<br>生前は、伊勢盛時、号として早雲庵宗瑞を名乗ってます。<br>さて、一介の素浪人だった若き日の早雲、妹が今川に嫁に行っていた縁から今川のお家騒動を解決し、<br>甥にあたる今川氏親を相続させ、お礼に興国寺城を手に入れて初めて城持ちになります。<br>と、ここでこれらはダウト！そもそも今川家は足利の分家、しかも将軍継承権まである家柄です。<br>妹の北川殿は今川義忠の正室です。一介の素浪人の妹がなれる身分ではありません。<br>早雲の出自は、れっきとした室町幕府の要職にあった伊勢盛貞の息子のようです。<br>まあ、その時期の室町幕府の要職は権威はあっても権力は無かったので、<br>そう言った意味では素浪人と同じだったのかもしれませんが。<br>そして、研究が進めば、興国寺城が早雲の最初の城ではないと言った定説が生まれるかもしれません。<br>焼津市の石脇城がもしかしたら最初の城かも知れません。今後の研究を待ちたいところです。<br><br>保科正之<br>誰それって？徳川秀忠の御落胤です。<br>そもそも恐妻家の秀忠に側室がいたのも十分意外ですが。<br>とにもかくにも、正之は保科家に預けられ、育ちます。<br>さてこの保科正之、家光や忠長と母親が違います。<br>真偽の程ははともかくとして、同母兄に対し俺は弟だ！オーラを出しまくった忠長。<br>彼とは違い正之は家光に対し常に臣下として振る舞い、それが家光からは高い評価を得ます。<br>そして、トントン拍子の出世をします。<br>最初は高遠3万石から、最後には会津藩主となります。<br>仲の悪かった家光と忠長の両方と仲良くやってたようです。<br>名君として数々の逸話を残してますよ。<br>江戸城の天守が振袖家事の後に再建されなかったのも、<br>彼が火災からの復興を優先させたためとか。<br>はい、のちに残る会津の家訓は正之が定めたものです。<br>さて、何が意外かって？<br>その1、正室に実の娘を殺された。<br>側室の娘が正室の娘より良い家に嫁いだことから正室が嫉妬し、<br>側室の娘を毒殺しようとしたところ、侍女が我が娘に毒入り膳を置いてしまったため、<br>正室の娘が死ぬこととなった。<br>その2、会津は松平だけど、正之は死ぬまで保科姓を通した。<br>幕府は家光が弟として扱った正之に対し、徳川の親戚である松平姓を名乗る事を許可しましたが、<br>育ててくれた保科家に恩義を感じ、松平を名乗らなかった。<br>3代目から松平性になります。<br>彼の残した家訓は代々受け継がれるわけですが、幕末の松平容保は、<br>正之の子孫ではありません。高須松平家、つまり尾張徳川家の分家からの養子です。<br><br>武田信玄<br>名言逸話、色々ありますよね。人は城、人は石垣。<br>巧みな外交戦略で甲斐、信濃を我がものにし、一方では治世に辣腕を振るう。<br>ひとたび戦となれば無敵の騎馬隊で敵を蹴散らし、徳川家康でさえも討死しかけた。<br>子供は男女合わせて10人以上、それなりに側室もいたようです。<br>そんな武田信玄にも意外な一面があります。<br>彼にもラブロマンスがあったのです。<br>しかもお相手は女性ではなく男。<br>高坂弾正、すなわち高坂昌信。実際には春日虎綱という名前ですが、<br>ややこしいので名前の通った高坂昌信とします。そう、武田四天王の一人です。<br>農民からの異例の出世は信玄の夜のお供から始まったのです。<br>さて、ロマンスだけでは意外性が足りませんね。信玄が高坂昌信に送ったラブレターです。<br>これが信玄のイメージとは全く違う。<br>別の男にうつつを抜かし、高坂がすねた場面でしょうか。<br>別の男に手を出そうとしたけど拒絶された。何もしてない。<br>嘘じゃない、これからもそんなことしない。かいつまんで言えばこんな感じですが、<br>信玄像からは想像もできない女々しい文面です。<br>戦国の英雄も、どこかで子供にならなきゃやってられなかったのかもしれません。<br><br>徳川秀忠<br>家康の影に隠れてしまいがちな存在ですね。<br>殆どの方々は堅実な二代目。出来心で出来てしまった子供を会いもせずに<br>保科家に養子に出した恐妻家。父家康からは何かと大目玉を食らう。<br>そして関ケ原の戦では上田城で38000人の大軍で、僅か2000人の真田親子に翻弄され、<br>見事に引き立て役、果ては父家康に会ってももらえなかった。<br>将軍になっても父家康が駿府で大御所となって二元政治、<br>家康からは将軍としての資質を一時は疑われる。<br>そんなイメージで捉えている方も多いのではないでしょうか。<br>秀忠の目立った功績、政治面ではなかなかの方ですが、どうもパッとしません。<br>さて、そんな秀忠の意外な一面を掘り返してみましょう。<br>秀忠の遺体には銃痕があった！つまり、戦では先陣を切っていた可能性があります。<br>体格にも恵まれていたようです。<br>政治家としても辣腕を振るいます。本来の恐ろしさとも言うべきか。<br>まずは福島正則はじめ40家以上を改易、娘を天皇に嫁に出す、<br>紫衣事件にかこつけて天皇を退位させ孫を天皇に、そしてキリシタン弾圧。<br>御三家の設立。どれも徳川体制の確立に寄与するものでした。<br>え？他にも出来の良い兄弟はたくさんいたのになんで末っ子に近い3人を御三家にしたかって？<br>他の兄弟は全て他家に養子に入ってますよ。え？松平も何人かいるでしょって？<br>実は、徳川の親戚筋の松平家に養子に入ってたんですよ。<br><br>松平定信<br>歴史の教科書でもおなじみ、寛政の改革を手掛けた老中です。<br>おそらく皆さんお持ちのイメージは、改革を行った老中、<br>厳しすぎる改革の推進により短い期間で失脚、こんな感じではないかと思います。<br>でもこの方の出自、ご存知でしたか？<br>白河藩、つまり小峰城主。はい、それはそうです。<br>父は田安宗武。暴れん坊将軍、徳川吉宗の息子、つまりは吉宗の孫です。<br>城を持たない田安家ですので、幼少時は江戸城に住んでいました。<br>田安家の六男であるものの、兄は早世、または凡庸、病弱であったので<br>もしかしたら田安家の当主、ひいては将軍になっていたかもしれない人です。<br>田沼意次の賄賂政治を批判したことから田沼の陰謀により松平家に養子に出された結果、<br>その夢は潰えてしまいました。そのため、定信は田沼意次を恨み、<br>そのくせ幕閣の中心にいたいがために田沼を賄賂を送るといった行動にでます。<br>さて、老中としての松平定信は失脚しましたが、白河藩主としての彼は名君です。<br>飢饉の際にも一人も餓死者をだしていません。そして、城ファンにとっての最大の功績は、<br>小峰城の建物の絵図面を起こしたことです。<br>家臣が書いたのですが、藩主の許可もなしにそんなものを作れるはずがありません。<br>絵図面があれば、避雷針もなく防火、消化設備の貧弱な当時において<br>破損した建物の修理で時間と費用を大幅に節約できたはずです。<br>それが現在の小峰城三階櫓復元に役立つことになりました。<br>今は法律の厚い壁に阻まれて、明確な資料無しでの城再建はほぼ不可能なんです。<br><br>足利、徳川、執権北条の共通点<br>一見脈絡の無さそうな３つの政権、実は意外な共通点があったりします。<br>まずは政権の成立です。いずれも短期政権からの簒奪です。<br>北条は源氏から、足利は建武政権から、徳川は豊臣です。<br>次に、体制を固めたのは北条はルールブックを整備した泰時、<br>足利は邪魔な守護大名を征伐し、貿易により巨利を得た義満、<br>徳川は幕藩体制を完成させた家光。そう、体制を固めたのはいずれも3代目。<br>次に、中興の祖というか、中だるみを引き締める役の人が真ん中あたりで出現してます。<br>北条は元の襲来を退けた6代時宗、足利は幕府の権威回復を目指した6代義教、<br>徳川は米将軍と言われた8代吉宗。この3人、更に意外な共通点が。<br>時宗の場合、執権北条氏代々の、後ろにつくはずの時の字が前にありますよね。<br>これは、北条得宗家の家臣って意味合いの名前です。<br>吉宗は、家の字がついていませんよね？つまり本流の嫡男ではないってことです。<br>ちなみに、吉の字は徳川綱吉から一文字もらってます。<br>ついでに、吉宗は綱吉に恩を感じていたので将軍になっても改名しませんでした。<br>義教は？うん、将軍になる前は出家してたから改名してます。<br>そして、この方はくじ引きで将軍になってます。<br>つまり、3人とも本来の流れで跡継ぎになったわけではないってことです。<br>そして最後に、幕引きはいずれも15代で終わってます。高時、義昭、慶喜です。<br>そして、これが皮肉なことに、北条が牛耳る鎌倉幕府にトドメを刺したのは<br>六波羅探題を滅ぼした足利、そして鎌倉府を制圧した徳川の先祖の新田だったのです。<br><br>細川藤孝<br>細川氏は元々足利の分家です。<br>足利の分家は他にも沢山ありますが、<br>吉良、吉良の分家の今川、一色、斯波、畠山とか。<br>幕臣でありながら後に明智光秀同様に織田信長に仕える。<br>関ヶ原の戦いの時には田辺城にてわずか500の手勢で<br>西軍の15000の大軍の攻撃をしのぐ名将でありながら、<br>和歌や茶の湯、蹴鞠にも通じた一流の文化人。<br>皆さんの持つイメージはこんな感じではないでしょうか？<br>藤孝は、足利義輝が暗殺されるまでは順風満帆の人生でした。<br>生まれも良く才覚ある彼は幕府内でも地位を得る。<br>32歳の時に足利義輝が暗殺され運命は一転。<br>それからは義輝の弟の義昭を将軍にするために流浪の旅に出る羽目になります。<br>織田信長と知り合った後は皆さんご存知の通りですね。<br>さて、この藤孝にも意外なお話はあります。<br>はい、実は足利義晴の子、つまり足利義輝の兄弟との説があります。<br>藤孝の父親の三淵晴員に足利義晴の側室を下げ渡し、その側室から生まれたのが藤孝です。<br>昔は主君が家臣に側室を下げ渡すって事が行われてたんですね。<br>その際に懐妊してたってお話。<br>この手の話多いんですよね。<br>平清盛の天皇ご落胤、斉藤義龍の土岐氏ご落胤などなど。<br>こちらは、足利義輝の兄弟説を支持します。<br>あってもおかしくないし、断絶した義昭嫡流の事を考えたらそうあって欲しいと思ってしまいます。<br><br>足利義満<br>桔梗やと共に一休さんに散々やっつけられるやられキャラ、<br>実態は、長きにわたって続いた南北朝の争いを終結、<br>対抗勢力となり得る有力大名の征伐、明国との勘合貿易にて巨万の富を得る、<br>そして極め付けは室町幕府の象徴、花の御所。さらには北山の金閣。<br>足利氏最大の権力を持った将軍、この辺りが皆さんの認識ではないでしょうか。<br>一休さんのイメージが強い方は、そそっかしくてどこか憎めないけど、<br>怒れば怖い鬼将軍、それでいて思いやりもある、そんな風に捉えているのかも。<br>さてその義満、明国に対して日本国王と名乗ってます。<br>明国からは、家来なんぞと取引なんぞせんわ！と突っぱねられた結果ですが、<br>そこから天皇の位を簒奪しようとしてたなんて説もあります。<br>出家したのも、家来という立場では無いことをアピールしたかったからかも。<br>さて、ここで義満の意外です。「日本国王臣源」と名乗ったのです。<br>早い話、明国の家来の日本国王の源（足利の姓は源氏です）<br>さて、家来としての貿易は朝貢貿易です。わかりやすく言えば日本は貢ぎ物を送り、<br>明国からは返礼品を送る。<br>北条時宗が守りきった日本の意地を義満はあっさりとひっくり返したのです。<br>君主としてプライドは無いのか？<br>いえいえ、実は朝貢貿易の場合、貢ぎ物に対しては、<br>明国としては威信に関わるから何倍もの返礼を返すのです。<br>名より実を取ったのですよ。ちなみに、明国は各国に対する返礼が経済を圧迫してたとか。</p>
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<pubDate>Sun, 05 Jan 2020 19:19:03 +0900</pubDate>
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<title>本当は怖い日本昔話</title>
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<![CDATA[ <p>本当は怖い童話ってありましたよね？<br>実は日本のお話も負けていません。<br>源氏物語だって一見ラブロマンスのようで生き霊と化した六条の御息所が<br>恋敵を呪い殺したり、夕顔を幼子のうちから育て上げてから手を出すなんて、<br>およそ現代の常識に合いません。<br>今回取り上げるのは東海道中膝栗毛。<br>弥次さん喜多さんが繰り広げるズッコケコメディ、江戸時代最大のベストセラー。<br>実はここで書くのもはばかられる内容が多々あります。<br>今なら原文の直訳なんぞ出版したら、確実に廃刊に追い込まれます。<br>お子さんもいますのでなるべくオブラートに包むことにして、<br>弥次さん喜多さんの喜多さん、実は弥次さんの愛人だったのです。<br>年を重ねて魅力が無くなり弥次さんとは遊び友達になったという設定。<br>当時は今と違って男同士も一応は社会的地位を得ていました。<br>旅に出る直前、弥次さんの奥さんが亡くなるのですが、<br>慌てて弥次さんは奥さんを棺桶に逆さまに放り込みます。<br>そして、棺桶の中を見た嫁の父親、あれ？頭がない！おまけにうちのやつ、<br>こんなに胸毛が濃かったかな？と。<br>更に行く先々で失敗を繰り返しますが、<br>これは女遊び絡みの失敗も多くあります。<br>他にもとんでもないエピソードが沢山あります。<br>東海道中膝栗毛は、江戸時代の作品のため、<br>古文も平安時代のものと違い比較的現代文に近いく読みやすいです。<br>冗談の通じる方は一度読んでみても良いかと思います。<br>江戸時代の生きた民俗文化に触れることができます。<br><br>さて、お次は宇治拾遺物語です。<br>グロい内容もありますので、そういったのが苦手な方は読まないでください。<br>子供さんでもなんとか読めるようにオブラートで包みました。<br>宇治拾遺物語は、こぶとりじいさんや舌切り雀のように昔話の出典元なので、<br>さぞかし昔話の宝庫かと思いきや、とんでもない話が混じってます。<br>古文の解読はかなり難しいので、少し疲れます。<br>当然、鎌倉時代と令和の今ではモラルの基準は違いますが、今、<br>丸々訳したものは廃刊に追い込まれるでしょう。<br>いくつかご紹介しましょう。<br>まずは、煩悩を捨てたとほざく坊さん。下半身に大事なものが無い。<br>とある貴族がそんな事はないとかわいい子供になでなでさせたら起き上がる。<br>そう、隠してただけ。<br>次は、大事な場所が病気になった美人さん。<br>すけべ医者が治そうと必死に治療しながら口説く機会を狙う。ところが完治直前に逃げられる。<br>娘のところに夜な夜な通う男をもてなそうとした父親、<br>娘と男の男女のふれあいの後に酒を差し入れようと娘が席を空けた時に男の元へ、<br>かたや男は娘が戻ったと勘違いして脅かす。あわれ父親は寝込んでしまった。<br>愛する妻に死なれた男、葬儀もせずに毎日遺体にキスをするが、<br>遺体が腐敗臭を放つようになると疎ましく思い、葬った。悲しいような猟奇的なような。<br>二日酔いの鮎寿司売りの女、売り物の上に吐いちゃった。でもそのまんまかき混ぜて、、、げげ！<br>とまあ、こんな感じです。<br>現代の方がどう感じるかは別として、ここには明らかに鎌倉時代の生活が生き生きと描かれています。<br><br>さて、今回は今昔物語です。<br>千話を超えるお話の中で、まんが日本昔ばなしにても<br>わらしべ長者など、多くのお話が出典されています。<br>まさに、昔話の宝庫！！<br>昔話どころか、芥川龍之介の「鼻」や「羅生門」は今昔物語を<br>モチーフにしてます。<br>しかし、そんな今昔物語にも暗黒の部分はありますよ。<br>とある女性がもよおして来たので立ったまま用を足そうとして、<br>はい、その昔は女性も立ったままだったんです。<br>草むらに行ったまま戻って来ない。<br>様子を見ると、蛇ににらまれ、身動きが取れない。<br>通りがかりの男が蛇を退治して、やっと逃げられた。<br>とある男が、道を歩いていたら、急に女性が欲しくなった。<br>我慢できずに畑のカブを相手にしたまま捨てちゃった。<br>通りがかりの女性がそのカブを見て、食べちゃった。<br>そしたら妊娠しちゃった！<br>若いお坊さんがお昼寝したら、夢の中で美しい女性とイチャついた。<br>目を覚ますと大きな蛇が隣で死んでいた。<br>イチャついて相手は実は蛇だった。<br>もっとヤバい話は沢山ありますが、筆者は変態ではありませんし、<br>お子さんも読んでいるはずですのでこれくらいにしておきます。<br>え？なんでこんな話を扱うのかって？<br>考えてみてください。この時代、身分の低い、貧しい大多数の人は<br>文字を読めないんですよ。<br>つまり、このような暗黒の部分でも、貴族や知識人の文化だったわけです。<br>臭いものにフタをしたら、物事の本質は見えなくなります。<br>結果、歴史が間違って書き換えられるケースも多いってことです。<br><br>日本霊異記<br>これ、いわゆるお化け話として伝わっているお話が多いですね。<br>宇治拾遺物語より更に遡り、平安初期のものですので<br>古文は更に難解になります。<br>でもこれ、仏教説話集なんです。<br>説法だとまともに聞いてもらえないから、不思議話で引きつけ、戒める。</p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12564834473.html</link>
<pubDate>Sun, 05 Jan 2020 19:17:56 +0900</pubDate>
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<title>ホラー話！</title>
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<![CDATA[ <p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「もうここには来ない方が良いよ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ポツリとフクちゃんは呟いた。色白で愛嬌のある顔立ちからは想像もできないような、一切の妥協を許さない言い方である。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「一体何なんだ？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">残念ながら俺には何も見えない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">正直、何が何だか分からない状況である。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">俺が何を聞いてもフクちゃんはそれ以上何も言わない。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そう、あれは</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">30</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">年前の夏のある日。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">相棒と内で二台の車に分乗、男1人女1人のペアで肝試しに心霊スポットに行ったのだ。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">女性を怖がらせれば抱きついてもらえるなどと不謹慎な下心を隠しながら男達は各々ハンドルを握った。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ところが、案に相違してフクちゃんは冷静なのである。霊感があるってやつか。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">俺も怖くはない。だって、見えないんだから。血まみれの落ち武者だろうが悪鬼の形相の女性だろうか知ったことではない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「落ち武者？女の子？それともお婆さん？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">俺は半分茶化してみた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">フクちゃんはキッと睨むように俺を一瞥しただけで、やはり何も言わない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「見えないっていいね」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">外を見れば相棒の車もすぐ近くにある。中きらは、キャアキャア黄色い歓声が。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「ち！あいつだけ楽しそうだ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「ねえ、フクちゃん」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">瞬間、フクちゃんは鞄から何かを取り出した。カチカチカチ！何かを打ち付けている。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そして、白い粉を車の中に撒き始めた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">見えない俺にとってはこっちのほうが怖い。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「魔除けの火打ち石と塩だよ。もう行こう。ここ、ホントにやばいから」 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ヤバイと言われても何も見えないいし、そもそも愛車の中で火打ち石打たれるわ、塩撒かれるわで不愉快である。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">フクちゃんは続けた。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「あんたもこれだけ私と一緒にいたら見えるんじゃない？あそこ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">フクちゃんの指差す方向を見て俺は愕然とした。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">自殺した老婆、若い女性、そして得体の知れない生首。全部噂だと思っていたのに。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">いつしか気を失っていたようだ。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">気づけば朝。隣にいたはずのフクちゃんはいない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">訳の分からぬまままだ停まってる相棒の車に駆け寄る。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「フクちゃん、知らない？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「お前寝ぼけてるのか？フクちゃん、去年亡くなったじゃんか」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">夏になると思い出す。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">その頃陽子は悩んでいた。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">息子の猛が変態男に付きまとわれているようなのである。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「お母さん、今日もセーラー服着たおじさんと遊んだんだよ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">いじめられているのを助けてくれたり、キャッチボールの相手をしたりと、猛もなついているようだ。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「知らない人について行っちゃダメでしょ！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">陽子が叱っても猛は意に介さない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「いつか警察に突き出してやる！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そう思って注意をしているのだが、ある時はうとうとした隙に、またある時はちょっと目を離した隙に猛はいなくなっている。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">小一時間もすれば戻って来るのだが、いつ誘拐されるか気が気ではない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そんなある日、その男と相見えることとなる。港から近くの公園で居眠りしたフリをして駆け出した猛の後をつける。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「おじさん！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">駆け寄った猛を出迎えたのは紛れもなくセーラー服姿の若い男。真っ黒に日焼けした顔から白い歯が眩しい。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">陽子はたまらず駆け寄る。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「あんたでしょ？いつも猛を連れ出してどういうつもり？！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">男は何も答えず、にっこり笑うと被っていた帽子を陽子に投げつけた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「大日本帝国海軍」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">帽子には書かれた文字を読み、ハッとなった。ただ事ではない。陽子は母親の元に向かった。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">一部始終を話すと、母はおもむろに席を立ち、一枚の写真を抱えて現れた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「この人でしょ？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">陽子は絶句した。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「あんたのお爺さんだよ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">陽子は祖父の顔を知らない。以前、母に聞いても答えようとしなかった。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ポツリポツリと母は話し出す。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">昭和</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">20</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">年、大平洋戦争末期の頃の事である。呉の軍港にて、呉の大空襲で戦艦伊勢は大破着底、多くの乗組員が犠牲になったが、その中に当時勤務していた祖父の名前もあった。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「おじいちゃんが猛を守ってくれてたんだね」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">蝉の声がいつしか止んでいた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「これて</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">100</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">話目」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">最後のロウソクを吹き消しながら徹は生唾を飲み込んだ。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「何も起きないよ？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">美紀子が笑い声混じりで茶化す。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ここはとある廃屋。心霊スポットとして名高い場所であるが、誰からともなく百物語をやろうと言い出し、男女</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">5</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">人で徹の狭い軽自動車でやってきた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">隣で黙って</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">2</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">人のやり取りを聞いていた麻子が苦痛に歪んだ顔で徹の顔を見る。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「麻子、お前のその顔！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">徹が素っ頓狂な声を上げる。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">見る見るうちに麻子の頭から真っ赤な血がほとばしり始めた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">達は腰を抜かした。他は腰を抜かす者、飛び上がったまま動けなくなる者様々だが、不思議と車に向かって走る者はいない。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「キャハハ、、、！」 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">突然、麻子が高らかに笑い出した。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">すると、他の連中も笑い出した。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「徹、ごめん。俺たち全員でお前を騙そうと思ってさ」 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">明が笑いをこらえながら謝る。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「それにしても麻子、すごいな。最初は気が狂ったフリするだけの約束だったけど、血しぶきまで、しかも消えるインクなんだね」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">麻子は先ほどの血しぶきが消え、髪の毛は濡れたままだ。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">しかし、ショックが大きかったのか、徹は顔面蒼白のままだ。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「徹！さっきのはぜーんぶお芝居！お前をからかおうとしたんだよ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">徹はようやく正気に戻ったようだ。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そしてようやく口を開いた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「お前ら、さっきから麻子麻子って、一体誰なんだ？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">皆が振り向くと、そこに麻子の姿はなかった。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">今回は自分自身が体験した実話を基にしたフィクションです。 </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">家にある、</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">30</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">年以上使い古された電話帳。小学校の頃から使われている。物持ちの良い話だ。その中にある、山田雄司。ここだけは丁寧に住所まで書かれている。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">菊次郎戦友。子供心ながらに山田氏の名前が追記された日のことを思い出す。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">遥か小学校時代のことだ。ミンダナオ沖で輸送船に乗船中爆撃に遭い戦死した大叔父菊次郎の法事が他の年忌と合わせて行われた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">親戚一同が集まる法事。当然ながら出席者は見知った顔だ。その中で、山田氏だけ見知らぬ顔だった。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「おかあさん、あの人誰？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">法事の後で母に聞くと、大叔父菊次郎の戦友だと答えた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">菊次郎の亡くなった時の様子を教えてくれたと言う。当時、軍艦が沈没しても、３つのハードルを抜けねば生きることはできない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">最初は沈みゆく軍艦のスクリューや水流、爆発時の破片にやられる。第二に、トドメを刺しに現れた敵機の機銃にやられる。そして、救命ボート不十分な状況下、泳いで付近の島や味方の軍艦にたどり着く。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そんな中山田氏と大叔父菊次郎は共に岸に向け泳いでいたが、菊次郎は力尽きて海底に沈んでいったと言う。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そんな話が走馬灯のように頭をよぎる。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「山田さん、もう、亡くなったのかな？今でも連絡取ったりしてる？」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">法事に呼ぶくらいだから当然だろう。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「それがねえ、山田さん、なぜか誰も呼んでないのに法事に来たのよ。家の住所や日にちまで知ってるなんて」 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">大叔父菊次郎の思いが</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">50</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">年の時を経て戦友を呼んだのだろうか。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「驚くだろうなあ。今回は金かけたからな。」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">親戚が衣装屋の淳が甲冑を安く借りることができたからだ。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">会社のリクレーションとして古戦場跡で肝試しを提案したのは淳だから、張り切っている。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「さてと、あとは甲冑だな。」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">お化け屋敷の最奥は、淳と宏樹の演じる落ち武者である。そのままでは面白くない、と淳が考えた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「宏樹、この槍は、穂先はゴムでできていて、銀紙が貼ってある。つつくとゴムが柄の中に引っ込む。こいつで俺をつつけ。そしたら、この鮮血がドバっと！うん？消えるインクさ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">宏樹もニヤリと笑う。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">肝試しのヤマ場の落ち武者。宏樹は何度も淳に槍を突き立て、その度に女子社員は悲鳴を上げ、ある者は泣き出す。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「淳、やったな！最高だよ」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">他の連中が打ち上げのために街に繰り出したあと、残って片付けをやりながら宏樹が話しかける。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「、、、」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">淳からの返事はない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「淳！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">淳は仰向けになり、口を開けたまま動かない。槍を突き立てた所から血のようなものが吹き出している。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">宏樹は正気を失った。そう、血糊は消えるインク。赤いままな訳はない。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「淳！」</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そして淳が死んだと分かった瞬間、宏樹は気を失った。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">どれほど経ったのか。ようやく我に帰った宏樹が目を開けると、そこには顔を覗き込む淳の姿。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「よかった！夢だったか、生きてたんだな、淳！」 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">淳はにっこり笑って答えた。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">「死んだのはお前だよ」 </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">さて、お話を始める前に、引き返すなら今です。どうしても読みたい方だけ、どんな事があっても筆者に文句言わない、恨まないことをお約束頂き、進んで下さい。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">呪いの話ってありますよね？</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">聞いたり見たりしたら呪われる。あれってあるんですよ。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">おいらの高校で大騒ぎとなり、先生からストップがかかるほどの騒ぎになりました。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">高校に入学してすぐの頃、女性の殺人事件が近くでありました。美人で愛嬌があって、近所の評判も良かったそうです。しかも結婚式の一週間前。さて、遺体は近くの空き地で見つかったんですが、なぜか右足だけは切断されており、見つかりませんでした。遺体を見た近所の焼きそば屋のおばさんの話では、びっくりするようなすごい形相で亡くなっていたとか。犯人は結局分からずじまい、迷宮入りとなってしまったんです。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">さて、以上が呪いの話です。この話を見たり聞いたりした方のうち、霊感がある無しに関係なく半分くらいの方はその女性の姿を見る事になります。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">自分は見ましたが、これから話すやり方を忠実に守ってことなきを得ましたが、バカにしていたクラスメートが1人ノイローゼになりました。数ヶ月で元気になりましたが、その時の記憶を失ってたので何が起こったかは知りません。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">仲間にも聞きましたが、女性の表れ方は色々。突然目の前に現れたとか、夢に出たとか、肩を叩かれて振り向いたらいたとか。自分は肩を叩かれました。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">女性は美人だったのが嘘かと思うくらいにとにかく恐ろしい顔です。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">でも、どんなに恐ろしくても声を上げてはいけません。鼻と口を手で押さえて、一切声を出さないで下さい。そして、心の中で話しかけて下さい。自分は犯人ではないことを。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">その時、いくら怖くても決して目をそらさないで下さい。 </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">そうすれば、まもなく女性は消えます。そしたら、女性のいたところにコップで良いので水を置いて、早く足が見つかるよう、祈っていますと念じて下さい。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">さて、どうでしょうか？</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ホラー話の最終話。これぞまさしくホラー（ホラ）話！ぜーんぶ嘘ですのでご安心くださいね。下らないオチ？筆者を恨まない、文句言わないって約束ですよね</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">ホラー話いかがでしたか？</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">番外編として静岡の心霊スポットを実体験を交えてご紹介致します。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">魔の山</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">夜景で有名な静岡市の山、週末はカップルの車で賑わいます。ここ、実はかなり怖い山です。ホラー話のモチーフにしたのですが、霊感の強い方と一緒に行ったら、もうここには来ない方が良いと言われました。自分も友達と二人で冷やかし半分に行き、女性が一人で運転する車とすれ違いました。暗闇の中、なぜか運転する女性の顔ははっきりと見えました。こんな場所で女一人で何かな？と振り向くと車ごと消えてる。しかも、その先は行き止まり！後日知ったのですが、車で堤に飛び込み自殺した方だったとか。他にも、二度ほど霊感の強い方が、一人は動物霊の霊障で立っていられなくなり、一人はおもむろに除霊のお祈りを始めてしまいました。うちの母は霊感なんぞないけど、あるカーブだけ、いつも引き込まれそうになると言ってました。 </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">私鉄電車</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">大学時代、文化祭の準備にくたびれて乗った電車。ふと向かいの窓を見ると、白いワンピの女性が乗り込む。ベンチシートだから車内の見晴らしは良い。美人っぽかったような気がしたのでついつい周りを見回すも、誰もいない。あれ！</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">あの付近から通学してる友人に聞いたけど、飛び降り自殺した方だとか。目撃談がちらほらあるらしく、いずれも白いワンピの美人っぽい女性。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">学生下宿</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">大学時代の友人が、下宿に幽霊が出るから泊めてくれと言う。問いただすと夜中に金縛りがあり、白い物体が目の前に浮いてたと言う。怖がる友人を説き伏せ、他の友達</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;">2</span><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">人と泊まってみた。2時になったら静かにしろと言われ、聞き耳を立てると、チリンチリンと風鈴のような音がする。あれ？と声をあげると、待ってろ、次は天井が揺れるぞ、と。</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">すると間もなく地震もなく、ただただ天井だけがきしみ始めた。一体何だったんだろう。 </span></p><p>&nbsp;</p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">本当に怖いのは生きてる人！</span><span data-tt="{&quot;paragraphStyle&quot;:{&quot;alignment&quot;:4}}" style="white-space: pre-wrap;"> </span></p><p><span data-tt="{}" style="white-space: pre-wrap;">これ、一筆に書いたけど冗談や皮肉でなかったんです。生き霊と死霊の同時攻撃を食らったことあります。前述の内容は自分が姿を見てますがこちらは違う。でも半端なく怖かったです。お子様もご覧になっているこのアプリ、ふさわしくない内容を含んでいますので、うまくオブラートに包めるようにできた時にご紹介するかもしれません。</span></p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12528996732.html</link>
<pubDate>Mon, 23 Sep 2019 21:26:42 +0900</pubDate>
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<title>静岡オフ会・・・今川の足跡を追って：その２</title>
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<![CDATA[ <p>さて、二日目、こちらも見逃しちゃいけない内容を織り込んであります。</p><p>今回のオフ会、実は静岡流おもてなし精神の集大成とも言える。</p><p>集合場所も数箇所に分け、行動も希望により分けるようになっている。</p><p>はい！筆者は山登り担当を外れで駿府城担当！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/b3/7e/j/o1296086414412729837.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/b3/7e/j/o1296086414412729837.jpg" width="420"></a></p><p>発掘中の天守台を前に各地から集まったツワモノが・・・・・</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/1b/cd/j/o1620108014412730405.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/1b/cd/j/o1620108014412730405.jpg" width="420"></a></p><p>奥の赤いポールのあたりが中村一氏時代の天守石垣！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/79/a7/j/o1296086414412731115.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/79/a7/j/o1296086414412731115.jpg" width="420"></a></p><p>家康公の銅像前にて</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/cf/70/j/o1296086414412731540.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/cf/70/j/o1296086414412731540.jpg" width="420"></a></p><p>城！しろ！シロ！では疲れる方はこんなのはどうですか？</p><p>本丸の花畑は満開でした。</p><p>さて、いよいよ臨済寺へ。</p><p>ここは修行寺のため、年に２度しか公開しません。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/39/fe/j/o1210090814412732729.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/39/fe/j/o1210090814412732729.jpg" width="420"></a></p><p>まずは今川の軍師でもあり、家康公の師匠でもあった太原雪斎木像。</p><p>はい、ここの住職さんだったんですよ。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/2c/e4/j/o1210090814412733346.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/2c/e4/j/o1210090814412733346.jpg" width="420"></a></p><p>お次は今川義元公木像。</p><p>時代劇などでは貴族化した軟弱な大名に書かれていますが、</p><p>兄亡き後、実の兄弟と骨肉の争いを制した英雄です。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/72/4a/j/o1210090814412734714.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/72/4a/j/o1210090814412734714.jpg" width="420"></a></p><p>庭園！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/d1/03/j/o1296086414412734835.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/d1/03/j/o1296086414412734835.jpg" width="420"></a></p><p>茶室！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/4c/e6/j/o1200080014412735114.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/4c/e6/j/o1200080014412735114.jpg" width="420"></a></p><p>そして山登り組と合流し、今川さんとの集合写真！</p><p>はい、なかなか有名になりきれないゆるキャラですが、これを機会にぜひ</p><p>覚えてください！</p><p>これでおしまい。再会を期し、各々はそれぞれの思い出、次への野心などなどを胸に</p><p>方方に散るのであった。</p><p>う～ん、超手抜きモードごめんなさい！！</p><p>&nbsp;</p><p>fin</p><p>&nbsp;</p><p>producer</p><p>saasa、kuroneko、tama</p><p>&nbsp;</p><p>cast</p><table border="0" cellpadding="0" cellspacing="0" style="border-collapse: collapse;width:246pt" width="328"><colgroup><col style="mso-width-source:userset;mso-width-alt:10496;width:246pt" width="328"></colgroup><tbody><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt;width:246pt" width="328">(*￣(ｴ)￣*)pu-</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">aines</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">akashi</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">doukan</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">ekeberia-saki</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">gier</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">jarinko-mirai</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">masakado</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">mikaduki-neko</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">mikeneko～ｗｉｆｅ of kuroneko</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">mimi</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">musashi</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">nagao-kagetora</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">neko</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">ramne～daughtor of neko</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">ryouma</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">sakubei</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">suzuma</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">takatakataka</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">take</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">taros</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">yu-bin-ua</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">yujirohu</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">yumoiko</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">yururin@yuki</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">zen-chan</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">さて、ここでお知らせがあります。<br>静岡オフ会は次回より名前を<br>甲相駿三国同盟オフに名前を変えます。<br>この三国同盟、おそらく戦国最強の同盟です。<br>武田は北だけ、北条は東だけ、今川は西だけ<br>向いていれば良く、さらにどこか１国が攻めこまれれば他国が挟み撃ちできる、です。<br>しかもそれぞれの軍事力はハンパ無い。<br>それにちなみ、神奈川、山梨に活法範囲を広めます。<br>次のオフ会、乞うご期待！</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr><tr height="32" style="height:24.0pt"><td height="32" style="height:24.0pt">&nbsp;</td></tr></tbody></table>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12462452288.html</link>
<pubDate>Sun, 19 May 2019 20:04:28 +0900</pubDate>
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<title>静岡オフ会・・・今川の足跡を追って：その１</title>
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<![CDATA[ <p>今回のオフ会、いろいろな意味での静岡オフ会のターニングポイントを迎えた。</p><p>１つは一人幹事からの卒業、１つは人数制限無し、そしてもう一つは新たなる展開への布石。</p><p>まあ、前置きは程々にして、今年は今川義元公生誕500周年記念行事として、</p><p>今川絡みのメニューで行うこととした。</p><p>まず一番目</p><p>興国寺城である。北条早雲が今川家の内紛を収めたことから与えられた城と伝わり、ここから</p><p>早雲が国を興す発端となったネーミングの興国寺城。</p><p>&nbsp;</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/08/df/j/o1130084814412708357.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/08/df/j/o1130084814412708357.jpg" width="420"></a></p><p>本丸は高い土塁に囲まれ、更に背後は高所恐怖症の方にはムリ！の一言。</p><p>スタートは本丸跡にある穂見神社から。</p><p>お初の方、お久しぶりの方、馴染みの方それぞれとの楽しい時間の始まりである。</p><p>おっと！小説じゃないんだからもっとシンプルに行こう。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/6e/3f/j/o1291096814412710879.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/6e/3f/j/o1291096814412710879.jpg" width="420"></a></p><p>はい！本丸裏から大堀切を降ります。高低差１５mくらいか。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/5b/42/j/o1210090814412712696.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/5b/42/j/o1210090814412712696.jpg" width="420"></a></p><p>こんな感じです。</p><p>人が豆粒状態ですね～。</p><p>興国寺城を堪能したら腹が減る。</p><p>はい！静岡といえば桜えび、今年は不漁ですが、桜えび館にて昼食！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/8d/c6/j/o1210090814412713927.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/8d/c6/j/o1210090814412713927.jpg" width="420"></a></p><p>桜えびとシラスの天ぷら、生桜えびです！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/3a/fa/j/o1210090814412714511.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/3a/fa/j/o1210090814412714511.jpg" width="420"></a></p><p>今回の参加人数は昼の部で27人、過去最高です。</p><p>県外の方も多いことから静岡を堪能してもらう、そして大人数受け入れ可能としたら、</p><p>やはり桜えび館かな？</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/d7/00/j/o1296086414412715889.jpg"><img alt="" contenteditable="inherit" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/d7/00/j/o1296086414412715889.jpg" width="420"></a></p><p>午後の部は蒲原城！北条が今川との同盟を守るための籠った城です。</p><p>ここは狼煙台。城の弱点を補うために作られたとか。</p><p>公園化されてます。ここにいる七人の方、なんかカッコいいな。</p><p>左からタカタカタカ、ｍｉｍｉ、エケベリアさき、あいねす、じゃりんこみらい、明石、マサカド</p><p>（敬称略）です。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/da/c7/j/o1296086414412717991.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/da/c7/j/o1296086414412717991.jpg" width="420"></a></p><p>狼煙台の近くにはつり橋もあり！ただし遠いですよ～</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/0b/a4/j/o1296086414412719234.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/0b/a4/j/o1296086414412719234.jpg" width="420"></a></p><p>蒲原城での一幕。</p><p>半分くらいの方はへばってます。</p><p>一番手前で娘さんを気遣うのはnekoさんです。</p><p>それにしてもあまりにも蒲原城はジャングル状態！場所変えるぞ！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/88/bb/j/o1296086414412720780.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/88/bb/j/o1296086414412720780.jpg" width="420"></a></p><p>てなわけでやって来たのは小島陣屋。</p><p>陣屋だって？いえいえ、侮るなかれ。国の史跡です。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/a4/a5/j/o1296086414412721496.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/a4/a5/j/o1296086414412721496.jpg" width="420"></a></p><p>ほらね。立派な石垣でしょ？</p><p>今回のフルメンバーです。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/c9/bf/j/o1210090814412722592.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/c9/bf/j/o1210090814412722592.jpg" width="420"></a></p><p>さて、小島陣屋を後にすればいよいよ大宴会！</p><p>総勢24名です。</p><p>手に手に持つのはビンゴシート！</p><p>すっかりおなじみになりましたが、静岡名物、下剋上ビンゴです。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/0c/dd/j/o1210090814412723513.jpg"><img alt="" height="315" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20190519/19/saasa2017/0c/dd/j/o1210090814412723513.jpg" width="420"></a></p><p>今回の優勝者は(*￣(ｴ)￣*)プーさんです。</p><p>こうして１日めは終わるのであった。。。。。</p><p>この後、一部のツワモノは、エンドレスの宴会へと向かう。</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12462445986.html</link>
<pubDate>Sun, 19 May 2019 19:37:29 +0900</pubDate>
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<title>2018年東国合同オフ会</title>
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<![CDATA[ <p>プロローグ</p><p>第一回井伊直虎足跡、第二回は丸子～駿府と、皆さんの多大なるご協力のもと、</p><p>成功を収めさせて頂いたのであるが第三回は何か変わった事をしたい。</p><p>そんなワガママに近い思いを遂げるべく、あれこれ考えていたのであるが、</p><p>考えた挙げ句に栃木の御大の力を借りることにした。</p><p>そう、GWの終わりから二人でああでもない、こうでもないを繰り返し、当日に至ったのである。</p><p>&nbsp;</p><p>変わった内容とは？一部の行き先は皆さんに告げず、静岡メンバーをチームS、栃木メンバーを</p><p>チームT合同として別行動、当日発表のミステリーツアーとすることである。そして、お互いアウェイとなる場所で合同の宴会を行うことである。</p><p>さて、能書きはこのくらいにして、というか、文章書く気力が尽きているのでさっさと写真をアップしよう。</p><p>我らがチームSが目指したミステリーツアーは浜御殿！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/50/13/j/o1000066714288521942.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/50/13/j/o1000066714288521942.jpg" width="420"></a></p><p>こちらも知らなかったのであるが、浜御殿は御殿と言いながらもほぼ城！石垣と土塁、そこここに見えるトラップ。ここでAMの時間を過ごしてもらうこととした。</p><p>さて、皆さん足取り軽く浜御殿を散策！それぞれの楽しみ方があると思うので一旦解散し、自由行動とした。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/a2/85/j/o1000066714288521944.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/a2/85/j/o1000066714288521944.jpg" width="420"></a></p><p>意外であるが、皆さん、単独での行動が多かった。やはりそれぞれの楽しみ方があるようだ。</p><p>こちら撮影班は、ウロウロして見かけた人たちを順次撮影したが、浜御殿広い！</p><p>見つけたのは僅かであった。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/e7/18/j/o1000066714288521888.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/e7/18/j/o1000066714288521888.jpg" width="420"></a></p><p>はい！複数いたのはここのショットだけ！腹痛オヤジとカメラ女子！</p><p>時間が足りない感満載のまま、我々は汐留で中華を堪能し、坂本龍馬の足跡を追う事とした。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/58/e3/j/o1125075014288530213.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/58/e3/j/o1125075014288530213.jpg" width="420"></a></p><p>え？くたびれてる？うんうん、実はこのメンバー男性陣は全員アラフィフです。</p><p>はい、かく言う自分もそうです。</p><p>はい、どんどん次行きましょう。</p><p>立会川駅近くに立つ龍馬像！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/ef/c5/j/o1000066714288531834.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/ef/c5/j/o1000066714288531834.jpg" width="420"></a></p><p>はい、次砲台行きます！</p><p>実は、栃木メンバーとは夜合流と称してサプライズで昼合流したのであります。</p><p>その割に静岡メンバーあまりびっくりしていなかったような。。。。。</p><p>以下は静岡、栃木混在モードです。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/85/da/j/o1000066714288521895.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/85/da/j/o1000066714288521895.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/05/a7/j/o1000066714288521892.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/05/a7/j/o1000066714288521892.jpg" width="420"></a></p><p>はい、どんどん行きましょう。</p><p>三菱美術館、千葉定吉道場、土佐アンテナショップですね～</p><p>あれ？撮った写真が消えてる？ま、いっか！次行こう！</p><p>実はここまでで夕方を迎える予定が、さすがはさあさ、肝心なところで詰めが甘い！</p><p>ここで東京在住のS、Tの皆さんの機転で江戸城見学に！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/bd/c0/j/o2000133314288521904.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/bd/c0/j/o2000133314288521904.jpg" width="420"></a></p><p>おなじみ二重橋～。実は当方、実物は初見だったのです。</p><p>ここで栃木の御大、コスプレ登場です！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/e7/66/j/o1000066714288521908.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/e7/66/j/o1000066714288521908.jpg" width="420"></a></p><p>楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。</p><p>さ！宴宴～</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/ca/52/j/o1000066714288521936.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/ca/52/j/o1000066714288521936.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/9d/26/j/o1000066714288521939.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/9d/26/j/o1000066714288521939.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/57/c2/j/o1000066714288521919.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/57/c2/j/o1000066714288521919.jpg" width="420"></a></p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/76/92/j/o1000066714288521918.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/76/92/j/o1000066714288521918.jpg" width="420"></a></p><p>栃木名物、じゃんけん大会を初めて経験しました！</p><p>すっごい盛り上がり～</p><p>ここで素晴らしいプレゼントが。。。。感動です！</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/2e/f0/j/o1000066714288521929.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/2e/f0/j/o1000066714288521929.jpg" width="420"></a></p><p>チームTの綺麗どころさんにも参加頂いて。。。。</p><p><a href="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/b4/7a/j/o1000066714288521932.jpg"><img alt="" height="280" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20181021/22/saasa2017/b4/7a/j/o1000066714288521932.jpg" width="420"></a></p><p>ふう、駆け足でしたので乱筆乱文ご容赦ください。</p><p>え？写真まで手抜き？</p><p>どうもすみません。</p><p>最後に、チームS、チームTの皆さんからひとかたならぬご厚情を頂いた事、沢山のお土産を</p><p>カバンにも心にも頂けたことをお礼申し上げたいと思います。</p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Fin</p><p>&nbsp;</p><p>Produce　　</p><p>Saasa</p><p>&nbsp;</p><p>Cast</p><p>Ainesu</p><p>Hinachon</p><p>Kuroneko</p><p>Marutakedabishi</p><p>Nagaokagetora</p><p>Shinsaku</p><p>Suzuma</p><p>Takatakataka</p><p>Tama</p><p>&nbsp;</p><p>Special Thanks</p><p>Tomozo＆Team T</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12413536516.html</link>
<pubDate>Sun, 21 Oct 2018 23:05:39 +0900</pubDate>
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<title>愛憎の果てに</title>
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<![CDATA[ <p>細川忠興<br>父藤孝は一流の文化人であり、田辺城では朝廷から助け舟が出るほど。足利義輝の弟説もあります。もっとも、元々細川家は足利の分家ですが。妻ガラシャは悲劇のヒロイン。忠興はそんな中でイマイチパッとしないが実は文武両道です。<br>さて、この忠興、信長に対する尊敬はハンパなかったようです。若い頃、信長にもらった自筆の感状を生涯大事にしてます。<br>性格は短期でこだわりの強い忠興、妻のガラシャに対する態度もそれを反映しています。<br>ガラシャの父明智光秀が信長に対し謀反を起こすと、当然追放か下手すれば殺される</p><p>ところを、ほとぼりが冷めるまで幽閉。<br>庭木の手入れ中にガラシャに見惚れた植木職人を手打ち、朝鮮出兵中は、秀吉にちょっかい出されるなよ！的な手紙を何通も。そして妻の非業の死の後は、怒りに狂い関ヶ原へ。</p><p>結果、豊前へのご栄転。皮肉なものです。側室はいたものの、ガラシャの死後、正室は迎えなかったそうです。<br>しかし、当のガラシャ、一度は離婚したいと宣教師に相談したこともあったとか。</p><p>&nbsp;</p><p>お市の方<br>有名すぎるので細かい解説は不要ですね。<br>最初の夫、浅井長政とは夫婦仲も良く、美男美女で。え？長政の肖像画、とても美男には見えないって？いえいえ、最後までお市の方に相手にされなかった秀吉が嫉妬のあまり、不細工に書かせたそうです。<br>さて、お市の方ですが、政略結婚とは皆が知るように、家と家の絆を深めるために行うのですが、他に二つの側面があります。一つは人質として。二家に戦が始まれば実家に返されたり。もう一つは実家のためのスパイ活動です。夫婦仲が良ければ当然、自分の役目と気持ちの葛藤に悩まされる事となります。お市の方の行為。これは浅井が裏切った際に袋の両端を結んだ小豆を兄信長に送ることで知らせます。戦国の女性って割としたたかだったんですね。結果、自分が最愛の夫を失う事となっても、です。ま、侍女と言う名の実家からの監視役はおりましたが。ただ、今回の趣旨、愛憎としてはとお市は一度目は実行犯として、二度目は指揮者として夫を殺した秀吉に対し命がけで反抗したこと、秀吉は本人がダメなら娘を！といった意地と意地のぶつかり合いでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p>佐々成政<br>この方は何故か信長譜代家臣の中でも活躍度合いの割に金森長近や河尻秀隆並みに目立たぬ存在です。成政は黒母衣衆から武功を重ね、やがては越中一国の主として富山城主となります。しかしながら、本能寺の変後の秀吉の台頭はご存知の通り。徳川家康と織田信雄が小牧長久手にて秀吉と相対するものの、信雄が勝手に秀吉と和睦。家康も撤退。成政は家康に再起を促すために雪深い峠を越えて浜松城に向かいます。しかし、多くの家臣を失いながらの談判の旅は失敗、ボロボロになって富山に帰り着きます。ところで、成政には早百合という美しい愛妾がいたのですが、この旅の最中に家臣と密通したとの情報が入ります。早百合があまりにも成政に愛されたため、他の側室の妬みを買い、讒言されたからだとか。必死に無実を訴える早百合の言葉に耳を貸さず、成政は早百合を斬り捨てます。死の直前、早百合は、立山に黒百合が咲く頃佐々の家は滅びる、と呪いの言葉を発します。その後の成政は、秀吉から攻撃→降伏と改易→九州征伐の武功で肥後一国を得るもの失政により切腹となり佐々の家は滅びてしまいました。さて、その時に黒百合は咲いたのでしょうか。</p><p>&nbsp;</p><p>陶晴賢<br>愛憎とは、何も男と女に限った事ではありません。さてこのお方、大河ドラマでは大内家の重臣でありながら、主の大内義隆が公家化してしまい、大内家の将来を危ぶんで謀反を起こしたとしていますね。結果、大内義隆は自害。しかし明智光秀と違い、陶晴賢は養子の大内義長を大内家の当主とします。<br>さて、大内義隆ですが、戦国大名の多くがそうであったように、男を愛していました。他にもいますよ。武田信玄と高坂弾正、織田信長と森蘭丸なんか有名ですね。愛情云々もそうですが、主従の親密度がアップすれば当然出世にも関わります。まあ、この大内義隆の男好きは有名です。他にも、毛利元就の息子の小早川隆景もそうです。さて、陶晴賢も若い頃は美しい少年であり、義隆のお相手であったようです。それが年とともに美しさは薄れ、武辺の武将も何かしら芸を磨けば違う形で主人の心を繋ぎとめる事も出来たのでしょうが、残念ながら、、、です。さて、大内義隆の滅亡の本当の理由はどっちだったんでしょうね。男の自分はこのネタ、好きじゃないですが。</p><p>&nbsp;</p><p>千姫1<br>燃え盛る大阪城の紅蓮の炎はまさに豊臣家の運命のピリオドに相応しく、、。<br>大阪城から、坂崎出羽守、うーん、宇喜多一族ってのは皮肉ですが、とにかく坂崎出羽守により救出された千姫は江戸に送られる途中の桑名で美しい若侍と出会う。まさに前夫秀頼を忘れさせてくれる新しい恋の予感であった。その男の名は本多忠刻。徳川四天王の本多忠勝の孫です。やがて二人は結ばれ、忠刻の父忠政には姫路城と15万石の禄高、千姫には10万石の化粧料のほか、徳川家からの破格の引き出物をもらい豪華な御殿で夫と暮らす事になります。さて、ここで面白くないのは坂崎出羽守。彼は家康が、千姫を救ったものには千姫を嫁にやる！と言われていたのです。それが何故か本多の御曹司と相思相愛。当然むくれます。しまいには千姫奪還計画まで立てます。これを知った幕府、やばい！と坂崎の家臣を</p><p>そそのかします。<br>「このままじゃあ坂崎の家も終わりだぜ。どうだ。お前の所のバカ殿に腹を切らせては？」<br>慌てた家臣、坂崎の寝首をかいて幕府に差し出します。これを見た幕府。主人の寝首をかくとはとんだ不忠者！とばかりに彼らを罰し、坂崎の津和野藩は改易となったのであります。</p><p>&nbsp;</p><p>千姫2<br>さて、坂崎の事件を知ってか知らずか、姫路城三の丸の武蔵野御殿で本多忠刻との甘い生活を過ごす千姫、子宝にも恵まれます。女の子と男の子です。大阪城と違い家臣の家だから姑も大事にする。千姫にとって最も幸せな日々だったと思います。ところがその幸せも長く続きません。世継ぎに続き最愛の夫、忠刻までも病で失います。30才で二度目の未亡人、しかも没日は前夫秀頼の命日。祟りかと噂も流れます。そんな千姫を気遣い、弟の将軍家光が江戸に呼び戻します。<br>ここから怖い話になります。江戸の吉田御殿での千姫、二階から外を見て見目佳き若い男を侍町人問わず御殿に引き入れ慰み者にして殺す事を繰り返す。こんな話が噂になり吉田御殿の前を誰も通らなくなる。今度は御殿勤の花井という侍と良い仲になります。花井が別の女中と良い仲になったのを知った千姫は女中の顔を焼いた上に斬り殺し、花井も斬り殺し、井戸に放り込む。井戸から2人の幽霊が出ると千姫も乱行をやめ、2人の夫を弔いながら70の天寿を全うするのです。ご乱行は伝説ですが、背景には千姫の美貌と二回も未亡人になった他、何らかの陰謀も考えられます。</p><p>&nbsp;</p><p>秀吉と家康<br>秀吉の女好きは有名ですよね。なんてったって側室16人、それにひきかえ家康は、たったの20人、あれ？多い？そてさて、家康のストイックで堅実な私生活がそんなイメージを植え付けたのか。ちなみに信長は6人とか。<br>どうやらもう少し深くお話しした方が良さそうです。信長も家康も子沢山である以上、それなりの側室はいました。ただし、傾向が全く違います。信長や家康の側室は身分が低く、そしてバツイチが多い。丈夫な子供を産むのに良い条件の女性陣です。つまり、大名として必要な、家名存続のための行為であったとも言えます。現に戦国大名は側室が多くて当たり前でしたので。反面秀吉は？浅井、京極、織田、前田、蒲生、なんだなんだ、高貴な生まれかい！しかも朋友だった前田利家や主君、織田信長の娘まで。現代でも同じですが、甘やかされて育っている子は弱い子が多い。秀吉に子ができにくかったのはそのせいか？秀吉、茶々との間以外にちゃんと秀勝って子供を若い頃作ってますよ。そして、お市の方にフラれた後の茶々との事に代表されるように、美女とあればとことん執着する執念深さも特徴です。ましてや晩年近くに側室を増やし、異常行動や、本来の秀吉の良いキャラ、即ち殺さず攻めるの方針が吹っ飛んでしまってますから、これではフォローしにくいです。</p><p>&nbsp;</p><p>額田王<br>一流の女流歌人でもあり、日本最古のロマンスを演じた女性でもあります。皇族出身で、最初に大海人皇子、後の天武天皇に嫁ぎます。<br>ところが、彼女の才能と美貌に惚れた兄の中大兄皇子、後の天智天皇から、俺の娘4人嫁にやるから、代わりに額田王を俺にくれよと要求されます。<br>中大兄皇子、以前小説でも触れたように政敵を次から次へと葬り去った恐ろしい人です。大海人皇子は泣く泣く彼女を手放し、額田王<br>は中大兄皇子の後宮に入る事になります。<br>残された歌から、大海人皇子と額田王の間には忍ぶ恋が残っていたようです。さて、この後の彼女の消息は不明です。少なくとも、後の壬申の乱にて、娘の十市皇女の夫である大友皇子と元夫で、別れてからも思いを寄せ合った大海人皇子が争い、結果として大友皇子と娘の十市皇女は自害します。天智系憎しの天武天皇により歴史から抹殺されたのか、はたまたひっそりと長生きしたのか。真相は不明です。全ては残された歌から想像するのみです。<br>​</p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12410259970.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Oct 2018 17:35:12 +0900</pubDate>
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<title>こんなはずでは・・・・</title>
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<![CDATA[ <p>吉川広家<br>南宮山に陣取った毛利一派と長宗我部。西軍総攻撃の狼煙が上がるも不動の吉川の陣が邪魔で誰も動けない。毛利秀元、長宗我部盛親、吉川広家、安国寺恵瓊の総勢25000名の軍勢は結局は参加せぬまま西軍の敗北。<br>さて、毛利両川と呼ばれた吉川元春と小早川隆景。毛利を守ることを父元就に叩き込まれます。小早川は秀吉の親族、秀秋を養子に迎えてまでして秀吉による毛利家乗っ取りを阻止します。そのDNAは元春の息子、広家にも受け継がれます。宗家の毛利輝元が安国寺恵瓊に口説かれ西軍の総大将を受けたからやむなく従ったものの、関ヶ原の戦いに西軍は勝てないと読んだ広家、家康に誼を通じておきます。そうです。何もしないことを条件に本領安堵。しかしながら説得されて大阪城を出た毛利輝元を待っていたのは改易、そして周防と長門は広家に。広家は奔走し、周防と長門は毛利にて決着。ひたすら毛利家の安泰を図った広家なのに毛利からは裏切者呼ばわれ。毛利には３つの支藩があったが、広家の岩国藩は支藩とみなされず、冷遇。まさにこんなはずではなかったかと。</p><p>&nbsp;</p><p>蘇我倉山田石川麻呂<br>なんだこの長い名前は？などと怒らないでください。ご存知、大化の改新では中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我蝦夷と入鹿親子を打ち滅ぼし、天皇の世を取り戻したクーデター。<br>実はこのメンバーの中に蘇我一族がいたのはご存知ですか？蘇我倉山田石川麻呂って、蘇我入鹿の従兄弟です。早い話が大化の改新とは、蘇我一族の利権争いも絡んでいたわけです。石川麻呂が天皇宛の文書を読み上げている間に中大兄皇子達が入鹿に斬りかかる。こんな計画だったのに、石川麻呂はガタガタ震えて入鹿に怪しまれる。結局は中大兄皇子は仕方なく入鹿に斬りかかり入鹿を暗殺。ヘタレな石川麻呂、それでも改新後は右大臣に出世しますが、結局は粛清され、自殺させられてしまいます。入鹿を亡き者にして自分が蘇我一族の総帥に、どころかまんまと騙されてしまってます。</p><p>&nbsp;</p><p>坂田金時<br>ご存知、足柄山の金太郎です。クマにまたがり相撲の稽古、実際にやったかどうかはわかりませんが、それだけ胆力のある少年だったんでしょうね。さて、この金太郎、都では源頼光に見出され、家来になります。そして頼光の家来の内で四天王と呼ばれるまでに至ります。源頼光といえば大江山の酒呑童子の退治ですね。都を荒らした鬼と伝えられますが、恐らく盗賊の類であったのでしょう。<br>酒呑童子に酒を飲ませて退治。子供の頃に読んだことがあるのではないですか？<br>この辺りが金太郎の人生のピークだったんじゃないでしょうか。その後は大きなエピソードもなく、やがて九州征伐の途上で病死します。童話に残るような人物でも、一家臣として終わる、パッとしない人生です。ムカデ退治の俵藤太、すなわち藤原秀郷も晩年は詳しく分かっていないし、ヒヒ退治の岩見重太郎、すなわち薄田隼人も女郎屋で遊んでいる時に砦を攻め取られる。後世に残る豪傑話を残す人ってどうもハッピーエンドになっていないようです。</p><p>&nbsp;</p><p>天正の少年使節<br>伊東マンショ、千々石ミゲル、原マルチノ、中浦ジュリアンの事で、大村純忠や大友宗麟等の縁者です。彼らは本能寺の変の直前に大名の名代として西洋のお歴々と謁見し視察するため、そしてイエズス会としては布教資金をスペイン国王におねだりするため、長崎を出発します。そんな事をする立場なんですから、当然将来は大名の片腕として将来を期待されていたはずなんですが、帰国したらちと違う。天下は秀吉のものに、、、。バテレン追放令が出されてます。そまそも信長も秀吉もキリスト教を仏教勢力の牽制と貿易による利益を狙って布教を許したのですから、天下を取り財を得たらキリスト教の教義が邪魔になります。秀吉からは仕官のお誘いがあるも断り、四人の運命は変わります。伊東は司祭になり、宣教師の学校の教師で一生を終え、原は江戸幕府のキリシタン追放令によりマカオで生活。過激なのは中浦です。穴吊るしという拷問にかけられ刑死。千々石だけはキリスト教に疑問を持ち、棄教し大村氏に使えます。将来を期待されたエリート達を襲った運命のいたずらでした。</p><p>&nbsp;</p><p>源頼朝<br>保元の乱で祖父を亡くし、平治の乱で父と兄を亡くし、自身は死刑になるところを池禅尼の嘆願により伊豆国に流刑、弟達はそれぞれ流されたり寺に預けられたり。そんな配流先の伊豆で頼朝は運命の出会いを得ます。<br>はい、歴史でお馴染みの北条時政の娘、政子です。さて、頼朝と政子は深い仲になりますが、別の豪族と結婚させられそうになるも駆け落ち同然にて結婚。流人の頼朝としては最愛の妻と後ろ盾を一気に得て、結婚三年にして平家打倒の兵を挙げます。初回は失敗に終わりますが後に範頼や義経他の達、三浦や和田など各地で平家に不満を持つ平家も加わり、5年後には遂に平家を滅ぼし、さらには征夷大将軍となります。ここまでは完璧にサクセスストーリーですね。さて、ここからが計算違い。生前から死後にかけ、体制を盤石化するために、よくある粛清が行われました。異母弟の義経を亡き者にしたまではともかく、死後には他の弟達、更には実子2人と孫まで北条の陰謀により殺されてしまいます。政子がどこまで絡んでいたかは分かりませんが、少なくとも義弟の義時が首謀者です。サクセスストーリーとしてもラブストーリーとしても成り立つコンビのパートナーが疫病神を呼び込んでしまったパターンです。<br>​</p>
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<link>https://ameblo.jp/saasa2017/entry-12410259098.html</link>
<pubDate>Sun, 07 Oct 2018 17:30:48 +0900</pubDate>
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<title>バカ殿？</title>
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<![CDATA[ <p>武田勝頼<br>嫡男の義信死去の後、信玄は勝頼ではなく、その息子の信勝を後継に指名、勝頼を陣代とし、武田累代の旗を持たせることを禁じます。<br>信玄亡き後、無理に家臣を新府城に移住させ、結果として離反を招く。<br>木曾義昌、穴山信君のような親族にまで裏切られる。<br>織田の力を過小評価して倍の大軍と大量の鉄砲を相手に惨敗した長篠の戦い。<br>これだけでも十分にバカ殿認定ですが、果たして本当にバカ殿だったのでしょうか？<br>人望のなさはともかく、新府城への移動は近代戦を意識すればある意味妥当な選択、長篠の戦いは大量の鉄砲なんぞ完璧に想定外、信長が凄過ぎた。死者の数がさほど変わらない、馬防柵は実際には破られていた。てことは武田軍大善戦？強いて言えば軍容と鉄砲の数の情報収集が甘かった。片や信長は、桶狭間の論功行賞が物語るように、情報に重きを置いた。<br>父信玄の影がでか過ぎたために焦りだけが先走り、空回りしてしまった悲劇の武将と</p><p>思います。<br>ついでに武田氏はれっきとした源氏、新興勢力で、陪臣の織田には到底屈服する気などなかったでしょうね。</p><p>&nbsp;</p><p>今川氏真<br>こちらもまた、偉大な父親を持った可哀想な後継さんです。血筋はすごい！今川は足利の分家の家柄、母親は武田信虎の娘。え？親父も貴族化した上に少数の信長に首を取られた情けない奴だって？とんでもない！坊さんの状態から血みどろの家督争いを勝ち残った、文字通り戦国大名ですよ。さて、父義元はさておき、父の死後、甲駿の同盟はあっさり破られて信玄に領地取られ放題、家康には見切りをつけられ領地取られ放題、唯一味方したのは北条だけ。最後には領地を失い、徳川の世話になってわずかな領地をもらって天寿を全う。しかし、実は領国経営にそれなりの実績を残していたんですよ。<br>彼の不幸は、太原雪斎のような名軍師に恵まれなかったこと、そして、今川氏の悪しき慣習。秀吉も今川に使えるのを断念したように、今川は外部から来た人が出世できない古い体制だったのです。能力のある人材が外部より来れないのは戦国時代では致命傷だったと思います。それでも国を滅ぼしながら天寿を全うできたのは、一流の処世術の持ち主だったのかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>北条氏政<br>秀吉の小田原征伐で従うか、抗戦か？決まらぬままズルズル。気がつけば味方の裏切りもあって敢え無く開城。そう、ことわざの小田原評定ですね。結局は氏政、氏照兄弟は切腹、息子氏直は高野山に配流され北条は滅亡。さて、優柔不断のお陰で国滅ぼした氏政ですが、この方、なかなかの方です。<br>武田信玄の娘を妻に迎え、父は偉大なる戦国大名の北条氏康。若い頃から父と共に上杉謙信と関東の諸城を取ったり取られたり。駿河との同盟を破棄した信玄に怒り、今川を応援。元々は甲州、駿州、相州の三国同盟だったんですよ。しかも、鉄壁の。均衡は今川義元の死により崩れます。その後は時流に乗って武田と同盟や、織田に臣従、離反と戦国の世を巧みに渡ります。そう、最後の選択ミスを除いては。やはり下克上の象徴である早雲でも、曾孫の代になればプライドが芽生えてしまったんでしょうか。<br>しかし、元を正せば甲相駿三国同盟を破った信玄が勝頼、氏真、氏政を滅ぼしたのかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>斎藤龍興<br>岐阜城を織田信長に奪われた以外はご存知ない方も多いのでは？斎藤道三の孫ですが、父義龍は道三が前主の土岐氏から奪った女に産ませた自分は道三の息子ではないと思っており、道三の孫ではないかもしれません。若かったせいもあるのでしょうが、能力ある家臣を重用せず、奸臣を重用、酒と女に溺れ、美濃三人衆や竹中半兵衛などの有力家臣を抜かれ、その後も家臣に裏切られるなどして遂には難攻不落の稲葉山城も落城させてしまいます。ここまでは間違いなくバカ殿認定です。しかしここからが凄いんです。長島一向一揆に参加、三好三人衆と結託して信長の擁立した足利義昭を攻撃、さらには三好三人衆を本願寺とも結託して支援、朝倉義景に従軍して討死したとされます。武将としての能力は祖父や父には遥かに劣りますが、終始一貫とした反信長のブレなさは賞賛に値すると思います。それが愚かな証拠だと言われればそれまでですが。</p><p>&nbsp;</p><p>大友宗麟<br>この方をここで扱って良いのかと思いましたがやはり扱います。前半生は素晴らしい戦国武将でした。鎌倉時代からの名門、大友氏に生まれ、貿易に注力、早くから鉄砲に着目、巧みな外交手腕、立花道雪や高橋紹運などの優秀な家臣にも恵まれ北九州北部を手にします。しかし、キリスト教への入信後、運命は一転します。<br>寺社の破壊、宮司の娘だった妻とはソリが合わず、酒に溺れ美女とあれば家臣の娘や妻にも手を出す、そんなんだから家臣の心は離れる、極め付けは妻を追い出すのではなく自分が府中城を出て臼杵城に移る、そして離縁。<br>さらにはキリシタン王国の樹立を目指し、かつ九州の覇権をかけた耳川の戦いでもろくに大将らしいこともせず部下に丸投げ、島津には完膚なきまで叩きのめされてその後は衰退、しまいには秀吉に頼り九州征伐が始まります。結局は他力本願でなんとか自領を確保したのですが、後に、さらに凡庸な長男により大友家は滅びたのです。宗麟自体、後継騒動を経験しているので凡庸でも長男以外を後継にできなかったとか。明君が暗君に化けた例です。</p><p>&nbsp;</p><p>毛利輝元<br>やはりこの方も認定しなくちゃ！毛利元就の孫として生まれましたが、父隆元は早世、祖父元就と二人の叔父、小早川隆景と吉川元春から教育を受けます。二人の叔父からの教育、かなり厳しかったようですよ。室町幕府の役職もらったり、名前は足利義輝の諱をもらったりと、すっかり貴公子の少年時代を過ごします。元就の死後は二人の叔父の補佐を受け大大名の毛利家のリーダーです。しかしながら、信長の二度目の二度目の本願寺攻めの救援での水軍の敗北、宇喜多直家の離反、三木城や鳥取城、高松城の救援失敗と、ズルズルと領地を削られ、やがては安国寺恵瓊の奔走により豊富臣下となります。関ヶ原の戦でも西軍の総大将に祭り上げられ、戦わずして西軍敗北、本領安堵に騙され大阪城を出るが、あわや改易。吉川広家の奔走により大幅減封にて決着します。どこかお人好しで損をしているようで、しっかりと誰かが救ってくれていた。ちょっと憎めないキャラではあります。こんな感じの人って身の回りにもいませんか？</p><p>&nbsp;</p><p>織田信雄<br>うーん、この方も少し誤解されてるようですね。父信長により北畠家乗っ取りのために養子として送り込まれ、18歳にして北畠家の当主、そして北畠一族を謀殺し完全に北畠家を乗っ取ります。あれ？なんかイメージが違う！その後ちょくちょく失敗しながらも各武将の助力を得て伊賀平定、織田家中においても嫡男信忠の次の序列。あれれ？どこがバカ殿なんだ？さらには天正壬午の乱では徳川と北条の仲直りの斡旋。しかしその後が良くない。家康と組んで小牧長久手の戦いでは秀吉に大打撃を与えるも勝手に秀吉と和睦。パートナーの家康も織田信雄擁護といった大義名分を失い撤退。小田原攻めでは武功を上げるも、論功による転封を拒否して改易。わずかな碌で大名復帰後、今度は関ヶ原の戦で改易、豊臣家に居候。大坂冬の陣直前に徳川に走り五万石を得る。なんやかんや言いながら本能寺で討死した信忠、秀吉に自害させられた信孝に比べたら家名を残せた分良しとしよう。<br>最後に、信長は声がでかかったのですが、信雄はその声に震え上がっていたとか。</p><p>&nbsp;</p><p>信長の子供達<br>信長の子供達って、信忠、信雄、信孝、さらに秀吉の養子になった秀勝くらいしか知られてないですよね。バカ殿認定はともかくとして、偉大なる戦国大名の息子達がパッとしなかったのはある意味凡庸な証拠かも。<br>今回は趣旨に外れますが夭折した子供を除き紹介します。意外と子沢山ですよ。<br>信正、村井貞勝養子？信長死後出家<br>勝長、本能寺の変にて信忠と共に討死。子は前田家家臣<br>信秀、キリシタン。秀吉臣下<br>信高、関ヶ原で西軍につき改易？子は徳川幕府で旗本となる<br>信吉、関ヶ原で西軍に味方し改易<br>信貞、関ヶ原では西軍に組して改易されるも、大坂の陣で徳川に味方。茶人。子孫は旗本に<br>信好、豊臣家家臣、茶人<br>長次、関ヶ原の戦で大谷吉継隊にて討死<br>武将としてはパッとしない方が多く、武将として表舞台で活躍できたのは、信忠、信雄、信孝の3人だけでした。それだけでも子供達の力量は推して測るべし、です。信長が家康の息子達に嫉妬したのも無理もないですね。</p><p>&nbsp;</p><p>松平忠直<br>数奇な運命を辿った方です。徳川家康の子の結城秀康の息子として生まれます。秀康は家康の次男、秀忠は三男のため、本来なら長男信康亡き後は秀康が徳川を継ぐはずでしたが、一旦結城家を継いだため、徳川の家督を継げませんでした。というより容姿が醜く家康から嫌われていたからとも。さて、それでも秀忠には気に入られ、娘の勝姫を嫁にもらい、父秀康の死後13才で越前75万石の大大名となります。<br>家中の騒動に巻き込まれるも大坂夏の陣では真田幸村を討ち取るなどの手柄を立てます。<br>しかし論功行賞が茶入れ１つだった事に不満を持ち、以後は参勤交代を仮病で休む、家臣に軍勢を向けて殺す、勝姫を殺そうとするなどの不行状により改易となります。ここからは憶測を混ぜますが彼の暗愚は、本来なら自分が将軍になれたはずと思い込んだ事、茶入れが実は一国に値する名器と認識しなかった事、そして何より将軍の身内でさえ粛清される世の中となっている事に気づけなかった事です。とはいうものの、越前では善政を敷いたとの記録もあり、幕府にハメられたのかもしれません。</p><p>&nbsp;</p><p>長谷川平蔵<br>ご存知、鬼平犯科帳の鬼の長谷川平蔵です。旗本の家に生まれ、若い頃は放蕩三昧、京都町奉行だった父の跡を継いだ後は遊郭通いで父の遺産を使い果たす。ここまでは完璧にバカ殿認定ですね。31歳で役について以来は、田沼意次の賄賂の受け取り役などもこなして順調にに出世、やがて火付盗賊改に就任します。さて、ここからが鬼平の活躍が始まります。時代劇ばりに連続強盗犯、婦女暴行犯の大物など、凶悪犯を捕らえて行きます。犯罪者の更生施設として、更には給料で当座の生活ができるよう石川島人足寄場も彼の発案で作られました。<br>しかし、ネックは時の老中、松平定信に嫌われた事です。実力を認められながら。<br>予算の増額が認められないからと、博打まがいの方法で予算を増やしたり、元々の素行の悪さ、お金の面では清廉潔白ではなかったからです。火付盗賊改方、結構お金がかかるんです。おまけに町奉行と比べれば格下です。この職務、目立った手柄を上げて出世するための一時的な役で、殆どの方が1〜3年で解放されるのに鬼平だけは8年も務め、そしてようやく解放された三ヶ月後に亡くなっています。<br>若い頃のツケは官僚の世界では払いきれなかったようです。ただし、民衆には人気があった事を加えておきます。</p><p>&nbsp;</p><p>松平忠長<br>徳川秀忠の次男に当たります。秀忠や妻の江は容姿端麗、才能のある忠長に後を継がせたがったのですが、春日局の家康への直談判により次期将軍は家光に決定。徳川の苗字を失って庶子扱いの松平姓となります。家康の考え方で、後継機がとそうでない者に明確な区別をつける事によりお家騒動を起こさないようにしたんですね。のちに駿河55万石の大名となり、御三家同等に大納言まで与えられますが春日局が余計なことをしなければ自分が将軍になっていた。父母からは兄家光よりも優秀と認められていた忠長、これでは収まりがつきませんね。暴君となり、やがては父秀忠の忌の際にも対面できず自害させられる事となります。さて、暴君伝説ですが、摂政禁止の地での狩、ちょっとした事で家臣を手打ちなど数々ありますが、イマイチ信憑性に欠けます。忠長改易の背景は、やはり父母の愛情を一手に受けた弟への兄の嫉妬でしょうか？それともお家騒動を恐れた幕府の粛清でしょうか？いずれにせよ、父秀忠からは、兄に対する失礼な態度を戒められていたようですので、身の処し方を間違えていたのは確かなようです。そう、弟の保科正之とは正反対で。</p><p>&nbsp;</p><p>大谷吉継<br>秀吉子飼いの武将にありがちですが、この方の生い立ちもはっきりしません。秀吉の小姓となり、さらには加藤や福島と肩を並べて馬周り衆となって歴史の表舞台に顔を出します。はい、れっきとした武官だったんです。その後文官としても辣腕を振るい、文字通りオールマイテォな才能を豊臣政権で発揮、越前敦賀にて城持ち大名となります。そこから先はご存知の通り、関ヶ原前夜の舞台へと飛びます。<br>徳川家康相手に勝てるはずのない戦を仕掛けた朋友、石田三成。<br>必死に思いとどまるよう説得する大谷吉継。それでも揺らがぬ友の心を感じ取り、「この命、くれてやるわ！」<br>はい、ダウト！大谷吉継の所領は五万石、動員可能兵力は1500人。つまり、殿様の決心にて1500人の家臣に対して死刑宣告です。<br>義理の為に命を投げ出すのは美談ですが、鎌倉時代の一族郎党と違い、家臣は赤の他人が多い。人徳もあり、オールマイテイな才能の持ち主が最後にやらかしてます。<br>関ヶ原では大谷隊は小早川や脇坂、小川、赤座、朽木の裏切りの攻撃をまともに受けて壊滅。<br>本当にこれで良かったんでしょうか？今の社長さんも同じですが、リーダーは部下の生活の心配をしなきゃいけないんですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>浅野長矩<br>「この間の遺恨、覚えたるか」<br>「浅野殿！殿中でござる！」<br>「止めてくれるな、武士の意地」<br>はい、有名な忠臣蔵の松の廊下のくだりですね。<br>この方もどうでしょうか？彼の暴挙が赤穂藩の家臣たちを一気に失業させました。<br>赤穂城を立派に作りすぎて財政難、これを家臣たちの活躍で塩ビジネスにて財政立て直し。ようやくといったところでこれです。<br>吉良上野介に何も知らぬ田舎侍とコケにされ、武士のプライドをズタズタにされ、それでも我慢しなきゃいけないんですが、実は浅野長矩、史実は少々違うようです。幼くして藩主になり、勅使饗応役、つまり天皇のお使いさんのおもてなし隊を10台でこなし、あれ？はい、そうです。初めてじゃないんです。しかもこの時も吉良上野介とペアです。それに吉良上野介、地元吉良では名君ですよ。浅野が一方的な被害者にとられがちですが、どうも違う。しかも、浅野は心を病んでいたフシがあります。結局原因は諸説あるものの分からずじまいですが、強烈なストレスを抱えていたのは事実のようです。そのような状態の主人に対し病欠させなかった家臣にも責任はあると言えるでしょう。<br>​</p>
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<pubDate>Sun, 07 Oct 2018 17:27:25 +0900</pubDate>
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