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<title>田中啓介 青春日記</title>
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<description>営業で日本一を目指す田中啓介</description>
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<title>ホリデーインウエダ編⑧</title>
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<![CDATA[ 水曜日、バイトは今日休みだ。<br>溜まった洗濯をして夕方に大学の友人と飲み会だ。今日は久しぶりに遊ぶ。<br> まずは待ち合わせ場所は東宝幸楽ビル一階、クラブハイツのエレベーターの前た。次から次にいわゆる同伴出勤のホステスさんと中小企業の社長さんらしき方がエレベーターに消えて行く。<br><br>｢田中お待たせ｣ <br>タケチャンと小野寺くんが来た。タケチャンはアイビースタイルの緑に袖が皮革のスタジアムジャンバーにチノパンにバスケットシューズ、小野寺くんはストーンウオッシュ革ジャンに黒デニムにコインローファー、小野寺くんは顔がハーフみたいにカッコイイ男だ。リチャード・ギアに少し似ている。<br>俺は藤井フミヤの着ていたピンクのジャンパーに白いデニムに、白いコインローファー。みんな、メンズnon-noなど雑誌を見て、大学生らしいスタイルだ。<br><br>今日は初めて、話題のパセ・カムイに来た。<br>男女が入り混じり、話したりゲームをしたりする店だ。<br>生バンドは無く、ダンスタイムはあるのかな？ミュージックビデオがたまに入るだけ。<br>小林克哉のベストヒットU.S.Aだ。<br>デビットボウイのＭＴＶがカッコイイ。<br>1<br>9時に店に入るとたくさんの女の子のお客がいる。<br>ウエイターにある女の子のグループの前の席に案内される。<br>｢こんばんは、あなた達どこの学生？｣<br>高校生のような若さでいきなり品定めされた。<br>（お前らこそなんだ）<br>｢どこかわかる？｣<br><br>｢うーん、多分、あなた達、学園大かな｣<br><br>｢ガーン｣ <br>（ダサいわね）と言われたような気がしたのは、三人共、一次志望は北大、教育大だったからかな。<br><br>（学園って、<br>なんでわかるのか）聞く事も出来ずに、飲まずに11時に帰って来た。<br>バイト先で面白い事がたくさんあるから、一般人になると、つまらない。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130627/22/sada19630503/aa/fe/j/o0800106712590628615.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130627/22/sada19630503/aa/fe/j/t02200293_0800106712590628615.jpg" alt="田中啓介 青春日記 -130627_223635.jpg" width="220" height="293"></a><br>
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<pubDate>Thu, 27 Jun 2013 20:49:08 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編⑦</title>
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<![CDATA[ 大学はさっぱり面白くない。 女生徒がいないし、むさ苦しい男ばかりがいるからと思う今日この頃。<br><br>応援団は先輩に会う時は｢おーす、失礼します｣とでかい声で立ち去る。就職に有利みたいだか、俺はできないなあ。<br>部活は先輩後輩が苦手だからやらない。というかやる時間が無い。<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20130625/20/sada19630503/13/7b/j/o0480064012588260977.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20130625/20/sada19630503/13/7b/j/t02200293_0480064012588260977.jpg" alt="田中啓介 青春日記 -130625_203747.jpg" width="220" height="293"></a><br>最近は100円ショップで買物をして憂さを晴らしている。<br><br>
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<pubDate>Tue, 25 Jun 2013 20:11:34 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編⑥</title>
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<![CDATA[ 都会はストレスが溜まるようだだ。<br>毎週、学校関係の団体で予約席が埋まっている。<br>悪酔いしたり、８オンスタンブラーを割るのが、警察と学校の先生らしい。乱れ方が激しい。<br><br>若い後輩に飲ませて、潰すのも、官庁や大企業の宴会に良くある光景だ。<br><br>自分自身が学校教師や公務員や警察になるのは人生の選択肢から消えた。<br><br>この店にいると人生の裏側が見える。<br><br>相変わらず、ホリデーには若い女性は少ない。<br><br>いわゆるディスコ、釈迦曼陀羅やエクシングに行くみたいだ。チェーン店だから、一度、釈迦曼陀羅に応援に行ったが、中学生みたいなお客がいた。<br>あまりに若い女性が多くてかなり緊張した。<br><br>ディスコは好きじゃない。<br>
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<pubDate>Mon, 24 Jun 2013 00:35:12 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編⑤</title>
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<![CDATA[ 毎週金曜日は大学も朝から夕方まで授業が詰まっている。<br><br>ホリデーもまた戦争だ。<br>予約席は満席でセットに時間がかかり、バイキングが始まってから満席が終わりまで続く。<br>常にお客様が100名や50名というグループで待っている。帰ったらすぐにコップ、灰皿を下げる。<br>トレンチに８オンスタンブラーを満杯に載せて、その上におしぼりを敷いて滑り止めにして、またトレンチを重ねて、また８オンスタンブラーをのせて、またおしぼりを敷いて、トレンチを載せる８オンスタンブラーをまた載せる。三段重ねはめちゃくちゃ重い。<br>左手三本指だけでひょいと持ち上げて、颯爽と歩けるならカッコイイ。<br>お客様が口々に｢凄いなあ｣とか話している。<br>この一瞬のパフォーマンスの為に腕立て伏せ、指立て伏せをしているのである。<br><br>
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<pubDate>Mon, 24 Jun 2013 00:22:10 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編④</title>
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<![CDATA[ 今日はまた授業中は始めから最後まで寝ていました。学食で昼食を食べるとすぐに部屋に帰ると１時間寝る。<br>昨日は朝まで、大通とススキノを行ったり来たりしていたから、疲れた。<br>ナイトクラブだから、とにかく歩く、さんざん仕事で歩き回り疲れているのに、、終わってからも、仲間のウエーターと話ながら歩き回る事を週に一回くらいしている。<br><br>酒を飲む訳では無く、ただ歩いて馬鹿な話をして笑うのが、楽しい。<br> 大通りにはナンパ待ちの女の子がうろうろしている時が多い。<br>たくさんの男が現れては消えていく。<br><br>次の日にホリデーに出勤したら、パンチパーマの小沢が顔が腫れて、頭と左腕に包帯を巻いていた。<br>ドリンク担当の渡辺が｢あいつら、なんか暴走族と揉めて鉄パイプで殴られたみたいだよ｣と教えてくれた。<br><br>俺は｢馬鹿な奴らだ｣と思いながら、夜は危険があるんだと初めて思った。<br><br>勿論、トラブルには巻き込まれないように生きなくちゃ。<br><br><br>
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<pubDate>Mon, 24 Jun 2013 00:02:58 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編③</title>
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<![CDATA[ なかなかきついからか、授業がつまらないからか、大学には足が向かない。<br>経済学部だけど、お金の稼ぎ方が無い。<br>マルクスや<br>社会がまだ工業一辺倒の時代の学問は、サービス業が中心の現代に合わない内容ばかり。<br><br>経済学は資本主義は資本家が労働者を搾取して、材料を仕入れ、加工して付加価値をつけて販売し、利益を得ている社会だという事しか記憶に無い。<br><br>起業家を育成するメニューは無く、<br>勤め人を養成しているのが大学という気がする。<br><br>ホリデーインウエダを習った経済学にあてはめると、資本家はオーナーであり、労働者は支配人以下の全従業員だ。<br>しかし何も作ってはいない。<br>作っているのは、バイキング料理と安い水割りとポッキーと枝豆だけだ。<br><br>マジックショーも生バンド演奏も何かを作ってはいない。<br><br>お客さんはただ酒を飲んで、同じステップで同じタイミングで手を叩く踊りで楽しんでいる。<br><br>皆、楽しそうだ。<br><br>だけど何も産んでいない。<br>ただウサを晴らすだけで何かを作らないから、水商売というのか？ <br><br>経済学は時代に合った学問をやるならもっと日本は素晴らしい国になるのに。<br><br>夢や希望を話せない学生ばかりだ。<br><br>
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<pubDate>Mon, 17 Jun 2013 20:22:29 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編②</title>
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<![CDATA[ 今日は入店してたしか七日目だ。週給だから毎週お金が入るのだ。<br>また食堂には入る前に冷蔵庫があって、俺はそこに豆腐を二丁入れてある。<br>ご飯の代わりに豆腐を食べたら痩せるから。<br>炭水化物をとらないで<br>一日中歩き回るからみるみる痩せるはず。<br><br>仕事はなかなかきついのに、体重は増える一方だから今日からはダイエットだ。<br><br>仕事が終わり、カクテルカウンターの渡辺と数人でススキノ交番あたりをぶらぶらする。<br>交番横のゲームセンターに若い女が二人いる。<br>一人はまあまあかな、一人は前歯が出てるしなあちとかわいそうなビジュアル。<br>二人ともかなり若い。<br><br>違う男二人に誘われている。<br>やさ男の渡辺が、おいでおいでをしたらこっちに来た。<br>｢あのさ俺達と遊ばない｣<br><br>｢いいよ｣<br>割とシンプルだ。<br><br>あーこれが<br>ナンパってもんかあ。<br><br>弾けた感じの黒田とも子とはこの日から、偶然に何回か会う事になる。<br><br>渡辺の部屋に着いたら、とりとめの無い話をして、朝になったから解散した。<br>７時かあ、眠いなあ。<br>
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<pubDate>Mon, 17 Jun 2013 00:52:23 +0900</pubDate>
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<title>ホリデーインウエダ編①</title>
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<![CDATA[ １年が経ち、バイトを変えたくなった。なぜなら勤務は11時迄だがもう少し働いてみたいからだ。<br>募集雑誌にあったナイトスポットで働いてみようと思い。面接に来た。黒服の面接担当はパンチパーマで、少し恐い。<br><br>｢田中くんだね、うちはきついけど、明日から来れますか？｣<br>｢すいません、来週火曜日までは契約があります｣<br><br>｢わかった、じゃあ、水曜日から来て｣<br><br>水曜日４時にロッカーにて着替えるとホールに出た。<br>挨拶をして回ると、数人の黒服さんが腕立て伏せをしていた。<br>トイレの小便器に氷を入れて、テーブルに箸とおしぼりをセットして<br>朝礼が始まった。<br>支配人から<br>｢おはようございます。本日はバイキング予約250名目標総数は750名！｣<br>とアナウンスが終わると<br>｢接客用語はじめっ｣<br>｢いらっしゃいませ－、かしこまりましたあ－、少々お待ち下さいませえ－｣お待たせいたしましたあ－、どうぞごゆっくりぃー｣ <br>いかついウエーター30名で、声を出すと。<br><br>音楽がかかって、予約した旅行者達がどんどん入って来た。<br><br>ステージでは司会者がアナウンスを<br>｢ようこそ、バービー小宮山のマジックショーからスタートです｣<br><br>空中浮揚や人体切断などが始まった。<br><br>みんな大喜びだ。<br>
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<pubDate>Sat, 15 Jun 2013 22:50:05 +0900</pubDate>
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<title>ローヤルホテル編⑦</title>
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<![CDATA[ 東さんは空手初段にて、頭を殴られると火花が出たように感じる。<br>余った宴会料理をしまう冷蔵庫にて、少しつまみ食いをしたら、えらい殴られた。<br>しかし、<br>成功者になるには、こんなアルバイトでへこたれない。殴られてなんぼだだ。｢クソッ｣<br>今日はなかなかお客様が入って来ない。<br><br>バンドのメンバーの熊さんが、ホールをうろつき始める。<br>風貌はコメディアン、テレビ番組で見たような芸人である。<br>彼はウエーター仲間ではひそかに馬鹿にされているようだ。<br>自分自身の<br>大学生は三流なのに、｢三流芸人｣と呼ぶ傲慢さが嫌な感じがする。<br><br>｢親の金で大学に行って車のローンを払う為に、バイトしているんだろうに｣<br>勘違いしたエリート意識は世の中には要らないと感じた。<br><br>
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<pubDate>Sat, 15 Jun 2013 21:18:38 +0900</pubDate>
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<title>ローヤルホテル編⑥</title>
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<![CDATA[ ドイツレストランのサービスメニューは覚えたが、たまに和食や宴会に応援に行かされる。<br>旅行者をエージェントと呼び、日曜日に昼食が入る。<br><br>中国や香港、台湾、韓国の旅行者が数百人入って、コースメニューを食べる。多分1500円くらいだと思うが、鮭入りコーンスープをスープボールから、お客様をかきわけてスープ皿に注ぐ。<br>ナプキンから熱さが伝わるので、左手はかなり熱いし重たい。<br>その後に野菜サラダ、メインディッシュ、バターライスとデザートはアイスクリームで終わる。<br><br>皆さん喜んで、帰りには鮭のはさみ漬けを買って帰る。<br><br>ホテルには貴重な収入だと思う。<br><br>キャバレー出身のの副総支配人は、｢ニイハオ｣とか挨拶して、愛想良く動きまわる。<br><br>口は笑っているが目は恐い人だ。<br><br><br>
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<pubDate>Fri, 14 Jun 2013 20:55:51 +0900</pubDate>
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