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<title>せんせいのブログ</title>
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<title>眠れる森</title>
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<![CDATA[ 覚えているかしら。<br><br>まだ月９絶頂時代の大成功作。<br><br>当時、高校生だったけど、結構気合入れて見たんだよ。<br><br>１．中山美穂の大ファンだったから出演ドラマは全て見ていた<br>２．本上まなみが出てきて好きになって、初出演したドラマがつまらなかったもので次に期待<br>３．好きなキムタクが出てる<br><br>というわけで、要するに普通は１人くらいは嫌いな人が混ざりこんでしまうドラマって媒体で、これは好きな人しか出てなかったわけ。<br><br>脚本、野沢尚先生。<br><br>テレビドラマにあんまり期待した事もなければ、感銘を受けた事もないけど、野沢尚先生のドラマは期待できる。<br><br>傷だらけの天使、北の国から、野沢尚先生、このくらいじゃなかろか。<br><br>好きなドラマだった割には、それ以降一度も見た事無かった。<br><br>で、久々に見ました。結構ぶっ通して。ここ3日くらいで。<br><br>昨日は6時間くらい見た事になる（暇人）<br><br>すんげー素晴らしいのな。<br><br>今まで、それなりには色々な物を見てきたつもりだけど、この歳になって本当に凄さがわかるというような物ばかり。<br><br>一度見てしまってるから犯人を知ってしまっているのは残念だったけども。<br><br>演出はともかく、脚本に関しては、こんなんヒッチコックの仕事やん、という感じ。<br><br>あとは時代だろうけども、今よりも随分エッジ効いてる。<br><br>キムタクのキャラクターとか、最初はだいぶ気持ち悪くて、恐らく今の人気タレントさん達は事務所にやらせてもらえなそうなキャラクター。<br><br>急に中山美穂の前に現れて、あなたの15年ずっと追いかけてみてましたって迫る役だからね。<br><br>完全にストーカーものみたくなっちゃう。<br><br>それに、キムタクの事を愛してる本上まなみへの扱いが容赦ない。もう本当にひどいんだから。<br>見ていてそんなに言っちゃって平気かしらとアワアワする。<br>ま、俺がそうできないからそう思うだけで、そういう人は多いのかもしれないけど。<br><br><br>いやぁ素晴らしい物語です。ストーリーテリングも素晴らしい。<br>何とかテレビドラマの枠の中で人間の本質を突こうとしている（これはテレビドラマとしては珍しい事）。<br><br>でもみんないい～役もらってんだなぁ。みんなに見せ場がある。<br><br>優しい婚約者に仲村トオル、そのパパに岡田真澄、ママに原田美枝子、<br>平凡に生きてきたのに突然自分の影に対峙する事になる女性に中山美穂、<br>その前に急に現れて謎をつきつける木村拓哉、<br>その恋人の本上まなみ、<br>キムタクとつるみ、尚且つその恋人の本上が好きなユースケサンタマリア、<br>中山美穂の過去に深く関係がある謎の男、陣内孝則、<br>陣内を待ち続ける妻、横山めぐみ、<br>森の中で社会から忘れられた精神科医をやる夏八木勲<br><br>み～んないい。ハズれがない。<br>本上まなみさんなんかは、全然ドラマに向かない人なんだなぁと別のドラマで思ったもんだけど、不思議な事にその不器用さによって本上まなみ役の悲劇感がよりドラマティックになってるし、ユースケさんもいい～仕事してらっしゃる。<br><br>ただ、1つだけ言えるのは徹底的に暗い話という事だな。<br><br>上の皆のキャラクターがちゃんと書かれてるから、みんなの世界に感情移入できるものの、それだけにみんなの最後には凹む。最後にハッピーになる奴ひとりもいないだろ。<br>ユースケと本上なんかは余りにショッキングで当時からそのシーンだけは鮮明に覚えてた。<br><br>映画の「深紅」も大変面白かったけど、やっぱり暗い。<br><br>でも野沢先生の話を見たり読んだりするのに躊躇してしまう1つの理由は、この人の話読むと、やっぱり絶望サイドの人だと思うのよね。<br>何で自殺されたかは知らないけども、わかってしまう気もしないでもない。<br><br>「繊細」枠に分類するにしても野島伸治の繊細とは違う。<br>もっと根深い、絶望。<br><br>いや、知らないよ。明るい人だったかもしれないけど。どうもそう思えない。<br><br>何にせよ、余りポジティブな話で感動ってしないね。<br><br>北の国からも、傷天も、基本的には救いがない。
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11561413857.html</link>
<pubDate>Thu, 27 Jun 2013 00:43:54 +0900</pubDate>
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<title>贖罪</title>
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<![CDATA[ 見ました。すげーな。良く見た。<br><br>他の作業やりながら、なんかあんま煩くなくて冗長なやつを流しておきたいなぁと思う事があって。<br><br>1900年はあんまり静かじゃないし、ファニーとアレクアサンデルは片手間で見るのは勿体無すぎる。<br><br>スカーフェイスと続・荒野の用心棒は既に結構ヘビロテしちゃってる。<br><br>ゴッドファーザーだと見入ってしまうし、甘い生活や山猫は絶望しちゃう。<br><br>で、この間ＷＯＷＯＷで放送していた黒澤清の「贖罪」を。<br><br>テレビドラマって事で興味なかったけど、５話（？）分を１つにまとめたインターナショナル版てのがでたんでね、見てみた。<br><br>いやぁ長い長い。他の事しながらじゃなきゃ絶対見なかったな。<br><br>4時間半くらい（笑）<br><br>ま、普通だけどね、あくまでも。ただその普通がありががい事もある。<br><br>前も同じような事書いちゃったけども、黒澤清のよさはあのバランス感覚なんだろうね。<br><br>だから結構普通の”ちゃんとした人”なんだと思う。<br><br>あなたの映画のファンですって丁寧に挨拶すれば、丁寧に返してくれそうな。<br><br>愛すべきＢ級映画への偏愛や、映画の文法の解釈、ホラー固執、そういう側面を持ちながら、でも普通の人気が出そうなお話も、いいあんばいに仕上げますよっていうね。<br><br>で、それなりのスターも使えてきっとそれなりのリーダーシップもある。<br><br>ものすごい万能プレイヤー。<br><br>全然普通の話でも、その中でしっかり自分のやりたい事もやっちゃうっていうかね。<br><br>サスペンスみたいな話なんだけど、その中でキョンキョンに廃屋の中を包丁片手にウロウロさせるシーンなんか、完全にやりたいだけという感じがして好感がもてる。<br><br><br>ま、楽しかったかと言えば、イマイチなんだけど・・<br><br>というのは個人的には、やっぱりもう少しやりたい事を思い切りやったような映画の方が見ていてこっちも面白いから。<br><br>話は、田舎町の小学校で仲良し５人組の女の子の中の１人が殺される。<br><br>他の４人は犯人を見たが有益な目撃証言は得られず迷宮入りになる。<br><br>その母親のキョンキョンはその４人に対し憎しみを抱く。<br><br>その４人は４人で、心に闇と罪の意識を抱えて生きていく。<br><br>５人がそれぞれ１５年経ってどのようにその罪に振り回され、対峙していったかという話。<br><br>やっぱりＢ級感はちゃんと出してる。哲学的にはしない。そこが黒澤節。<br><br>ま、それぞれの終わり方なんかは全体的に良いんだろうけど、出てくる男はことごとく気持ち悪い。それはちょっと生理的にキツいものがあるな。<br><br>香川照之、加瀬亮、森山未来、あと池脇の不倫相手、総じて気持ち悪い。<br><br>水橋研二や伊藤歩は懐かしくてよかったね。<br><br>主演女子４人（蒼井、小池栄子、池脇千鶴、わかんない人）が大して好きじゃないのもキツかったが、そこを補う程度にはキョンキョンさんを好きなのでね。<br><br>相変わらず小泉今日子は魅力爆発でした。<br><br>大人気のアマちゃんも実家で見る事あるけど、小泉今日子は大変良い。
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11557749093.html</link>
<pubDate>Sat, 22 Jun 2013 03:08:38 +0900</pubDate>
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<title>GUCCIシネマ</title>
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<![CDATA[ GUCCIがスコセッシなんかに出資して、旧フィルムの復元をする活動をやっておりますが、最近、GUCCI銀座ビルの一室で、復元した映画の上映（と言ってもフィルム映写じゃない）をやっている。<br><br>で、その第一段を先日見て参りました。<br><br>甘い生活。<br>復元したものを去年BSでも放送してたね確か。<br>ブルレイも出てる筈。<br><br>観客は２０名くらい。<br>なかなか座り心地の良いソファーで良かった。<br>映画館じゃないから、フィルム映写でもないし、スクリーンも折りたたみの物のようで、真ん中に線が入ってしまうのだけども、ま、こういうのは雰囲気雰囲気。<br><br>現状では７本手がけているようで、夏の嵐、こわれゆく女、アントニオーニの聞いたことないやつもあったな。<br><br>来月は山猫だそうで。<br>こちらも去年WOWOWでやってた。<br><br>こちらもまたね、なんというか絶望の映画を続けるなと。<br><br>国家、世界、共同体。<br><br>何をやっても巧くなどいくわけがない。なぜなら失敗の要因の全ては人間のエゴだから。誰も世界なんか良くしたくない。良くしたいのは己の待遇、境遇だけだと。<br><br>多くの誰かを搾取し貴族が成り立つ。貴族を倒し民衆が立つ。しかし結果は変わらない。<br>むしろ民衆を犠牲にし特権階級を生み出した事で高度な文化が生まれたのも事実。<br>特権階級を無くすとやはり何かが生まれる力は極端に弱まる。<br>しかしそんな不公平は許せない。<br>許せないが己が特権の側であれば大歓迎だと。<br><br>そういう絶望の映画（だと俺は思う）。<br>ニーチェが発狂しドストエフスキーが滅入った問題でもあると思うね。<br><br>そもそもだ。貴族を倒して民主化してみたものの、ヴィスコンティの映画を尊んでしまう＝貴族文化への憧憬やまずというところが、自分含めてもうみっともない。<br><br>自分がそうなりたかっただけやん。と。<br><br>ヴィスコンティだから撮れたんだろう。貴族側の視点なんてそうわからない。貴族の経験ないから。<br><br><br><br>美しさ、雰囲気だけでこの映画を見るのは狡いな。<br>もちろん、甘い生活も、おしゃれさだけで見るのは狡い。<br><br>それだけ気が滅入る主題の映画だ。<br><br>それだけに良い映画だけども。<br><br>それに、山猫はね、自然光撮影でテクニカラー、ヴィスコンティでニーノロータでＣＣでドロン、やっぱり映画的な楽しみも沢山。<br><br>ま、長い映画だけど、楽しみにしとります。
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11551641057.html</link>
<pubDate>Thu, 13 Jun 2013 22:35:00 +0900</pubDate>
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<title>アスファルトジャングル</title>
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<![CDATA[ ジョンヒューストン。見ました。<br><br>今でいうところのクライムサスペンス。再利用されやすそうな題材。<br><br>出所した天才犯罪者が大きな宝石強盗を企み、その仲間として数名のアウトローを集めて行動に移すが・・というようなお話。<br><br>主役はメンバーの中の「用心棒」役を引き受ける事になるチンピラ。<br><br>大きな牧場で育ち、その事を誇りに思っていたにも関わらず、父が死に牧場を手放す事になり、それから道を踏み外していった根は純粋なチンピラ。<br><br>こういうキャラクター付けが非常に巧い。<br><br>そんなに複雑でも無ければテーマ主義も無い。<br><br>キャラクターを見る映画。キャラを立たせる為の、シーン、小道具、ディティール。<br><br>読後感が全くない。それだけ純度高く“映画的”であるという事。<br><br>ただ、やっぱりジョンヒューストン、ただの映画は作らない。<br><br>クライムサスペンスともフィルムノワールともハードボイルドとも群像劇とも言えるけども、本当に骨太。甘くない。<br><br>例えば、「カリートの道」って映画があったじゃない。好きな映画だし、大好きなパチーノの代表作の１本。<br><br>あれもハードボイルドのおいしいとこ取りの映画。<br><br>アブない仕事してた悪党が、嫌気がさして、次の仕事を最後に金を稼いで、女と知らない土地へ逃げようとするが、最後の仕事でトラブって逃げられない。<br><br>そういう典型。<br><br>でも、そういう甘い方へは決して転ばない。<br><br>女と逃げようともしないし、最後まで女に気を許して甘えてしまう事をしない。<br><br>辛うじて老いた天才犯罪者（ボス）が最後に女の踊りに見とれて逃げるのが遅れる程度。<br><br>しかし、この犯罪者はこの己の行為を冷静に振り返って分析すらする。<br><br>決してメロドラマに転ばない。<br><br>こういう骨太さが偉い。どうしてもドラマにシフトしちゃうもんが多いから。<br><br>今同じ題材を今やれば、オーシャンズ１１みたくなっちゃう。<br><br>大仰で作為的なメロドラマの骨頂。<br><br>そうしない我慢強さ、素晴らしいね。脚本も素晴らしい。<br><br>勿論、メロドラマにも良い所はあるけどもね、非メロに対しての方が、敬意はある。、
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11546546273.html</link>
<pubDate>Fri, 07 Jun 2013 02:47:18 +0900</pubDate>
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<title>アラバマ物語</title>
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<![CDATA[ ＷＯＷＯＷで放送していたので見てみた。<br><br>さすがに巧い。余りにアメリカ的な世界観ぽいから、何となく敬遠してきちゃった作品。<br><br>で、確かにアメリカ的”正義”で、アメリカ的”閉鎖世界”で、アメリカ的”差別主義”で、アメリカ的”家父長制”の世界観であるんだけども、思っていたよりもずっと中和されてる。<br><br>番組紹介やＤＶＤのジャケットなんかでは「正義の弁護士が人種差別と戦う」的な触れ込みをされてる。<br><br>でも、実際には子ども達の物語なんだな。<br><br>子ども達（お兄ちゃんと妹と友達）がやんちゃ心で街の色々を見ていく。<br><br>自分の父がどういう人間なのか、どういう仕事なのか、アメリカというのがどういう世界か。<br><br>だから凄く優しい目線というか、押し付けがましくない、中和された世界観。<br><br>テクニックの賜物だな。<br><br>で、「正義の弁護士」という紹介も随分悪いなと。実際には正義の弁護士と言っても全然力が足りない、ただの良きパパ。でも彼なりの正義を思って、信念に基づいた行動をする。<br><br>というまぁそこがアメリカ的なわけだけど、でも、彼自身にも人種差別感覚が全く無いわけでは決してない。そういう所が真面目に作ってるなという印象はある。<br><br>ただ、こういういかにも説教臭くなりそうな題材を、決して正面からは書かない。<br><br>子どもの遊びの延長として描く。そこが巧いし偉い。だから映画的。<br><br>ハロウィンのハムの衣装のまま森を走る妹なんかはね、とても映画的で良いシーン。<br><br>でもあれだ、何よりも、映像の美しさだろうな。思いもよらぬ収穫だったけども。<br><br>モノクロ映像で映る、月夜の森や、そのハロウィンの夜や、庭のブランコや、子ども達の恐い隣の家への冒険や、畑の作物や、そういう映像がとても美しい。<br><br>特に終盤のハロウィンの夜の森のシーンだなぁ。あぁやっぱりモノクロ映像っていうのは綺麗だなぁとしっとり浸れた事が、一番良かった。<br><br>子ども達のキャラクターも良いね。<br><br>スカウトっていうニックネームの妹が全体の語り部なんだけども、いやぁこの娘のキャラクターのよさも去ることながら、なんかとてもかわいい。<br><br>いよいよ歳とってロリコンになってきたのかしら。と危機感を持ったね。<br><br>あぁ白人女子の子どもなら持ってもいいのにな。<br><br>自分と似た子どもなんて却って愛せない（笑）
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11539621702.html</link>
<pubDate>Tue, 28 May 2013 11:32:59 +0900</pubDate>
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<title>勝利への脱出</title>
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<![CDATA[ 相変わらず追いかけてますジョンヒューストン。<br><br>いやぁ期待裏切らないなぁ。<br><br>彼に比べればイーストウッドなんて随分ヒューマンなのかもしれんなぁ。<br><br>それ程豪胆。もう全くテーマ主義に折れない。<br><br>「は？」って言うあの恐い顔が思い浮かぶもの（笑）<br><br>役者に言う事聞かすのも巧いし、役者にいい気にならせない反面で、結果としてはちゃんと見せ場を作ってあげる。親分だなぁと。<br><br>今回は「勝利への脱出」。原題「Ｖｉｃｔｏｒｙ］。<br><br>いやぁアメリカ的で豪快なタイトル。そしてヒューストンぽい。アメリカの魂。<br><br>世界大戦中のドイツ軍の捕虜収容所にいる連合国側の軍人達。<br><br>で、元サッカー選手の捕虜とドイツの軍人が意気投合して、捕虜対ドイツで試合をすることになる。<br><br>これが話が大きくなって、パリのスタジアムでドイツ軍の宣伝としてやることになる。<br><br>連合側は嫌がるんだけども、捕虜チームのリーダーはサッカー愛してるから受ける。<br><br>で、この皆がチームとして練習を重ねていくスポ根世界あり、いやいや試合は試合として脱出する脱獄劇あり、そして最終的には実際の手に汗握るサッカー試合がありと盛り沢山。<br><br>一瞬もつまらん瞬間がない。<br><br>で、役者も凄い。<br><br>キーパー役にスタローン。<br><br>捕虜側リーダーにマイケルケイン。<br><br>捕虜側エースにペレ（！）<br><br>ドイツ軍少佐にマックスフォンシドー。<br><br>もう最高の役者陣。<br><br>で、本当に使い方が巧い。<br><br>ペレなんかも最初に名前見て、カメオかと思ったら、もうバッチ格好良い役で、サッカーの超絶テクニックも惜しむことなく披露してくれる。<br><br>題材としては、ロバートアルドリッチにもこんなのあったね。囚人がアメフトの試合で看守チームと戦い、お互いに格闘アメフトみたいになるやつ。セガールかな。<br>そういう楽しさもある。<br><br>で、脱獄してなんのかんのの大脱獄的楽しさもある。<br><br>マックスフォンシドーは大いなる幻影のシュトロハイム的な役をやっていて、良い役。<br><br>それに大いなる幻影の「ラ・マルセイエーズ」合唱が、こちらではスタジアム全体での合唱という直球の使い方をする。<br><br>ドイツをすっかり悪者にして、本来ならばそういう善悪二元論の世界をもう楽しめない筈なんだけど、この人にかかると、あーそういう細かい事は知らんわっていうね、豪胆さがある。<br><br>やりすぎってくらい大団円エンドなんだけど、ここまでやると清々しい。<br><br>それでいて、敢えてハズしていって楽しませる。<br><br>デビットリンチなんかはそういうのが好きで、男と女が出てきていかにも恋に落ちるのかと思わせておいて、なんも関係ない相手だった、みたいなハズし方をして楽しんでるわけだけど、そういう焦らすのが巧い。<br><br>なにせロッキー後のスタローンだからね、ヒーロー的に立ち回るのかと思いきや、サッカーが下手すぎて仕方なくトレーナーとして帯同したり、試合にやる気出したかと思えば脱獄しちゃったり、そういうハズし方がなんとも楽しい。<br><br>次は何にしようかしら。いよいよアフリカの女王かなぁ。
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<pubDate>Mon, 27 May 2013 00:56:53 +0900</pubDate>
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<title>世界史</title>
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<![CDATA[ Ｗ・Ｈ・マクニールの「世界史」、上巻読みました。<br><br>結構時間かかっちゃったな。訳下手すぎるしな。<br><br>「世界で一番読まれてる教科書」「東大生が選ぶナンバー１」みたいな、日本人特有の馬鹿みたいなキャッチコピーで売られてるアレ。<br><br>確かに面白い。何より文庫で読めるってのはいいね。助かる。書いてる側にも何かこう情熱的な物があっていいね。<br><br>Ｈ・Ｇ・ウェルズの世界史とも迷ったけどもこちらにしてみた。ウェルズも目通したいな。<br><br>索引がないのは不便だけども、参考文献の表記は丁寧。ウェルズも入ってる。<br><br>外国から見た日本評というのもなかなかに面白い。<br><br>まーこういう本をこの歳になって読んでるようじゃ駄目だな。本当は高校生や大学生で読まなきゃいけないんだろうな。<br><br>でも、個人としてはこの歳になって読んで幸せだけども。<br><br>若い時にはもっとこう観念的に世界を見ていたというかね、で、それは今も続いてる。<br><br>そこを個人的には捨てたくないからね。<br><br><br><br>下巻行こうと思いますが面倒だなぁ。もう少し普通に訳せなかったかな。<br><br>なんか却って面倒なんじゃねーかって訳し方してる。<br><br>彼は本を捨てた　って言えばいいのに、彼は彼の本を捨てた　みたいに訳す。<br><br>日本語ではその「彼の」はいらんだろというね。<br><br>原文に忠実にって事なのかもしれないけど（全然ニュアンス違ってたりしてね）。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11537909567.html</link>
<pubDate>Sat, 25 May 2013 21:25:34 +0900</pubDate>
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<title>北の国から84　夏</title>
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<![CDATA[ 以前にも、北の国から、について書いた事があったけども、いやぁやっぱり素晴らしい出来の作品。<br><br>最近連続ドラマが再放送しているので、その気になって84を見てみました。<br><br>やはりいつか、完全制覇しないといかんだろうな。<br>「失われた時を求めて」みたいなもんか。<br><br>以前と概ね同じ事を言ってしまうと思うけどもね、この作品84もまた素晴らしい。<br><br>話の位置としては、正吉が一緒に暮らし始めて純と大の親友になってやんちゃしている時期から、正吉が親の元に帰り、またユキコおばさんが不倫相手と結婚する事になって東京に帰り、また３人になるまで。<br><br>とにかくね、やはり罪の物語なんだよねこれは。<br><br>言い換えればエゴイズム。つまり夏目漱石先生あたりの追った主題。<br><br>ユキコ、純、蛍、五郎、母、誰かが己の美しい信念や愛を通し、そしてそれが誰かを傷つける。<br><br>美しくあろうとすればするほど、誰かを傷つけて罪を負い、もう皆が傷だらけ。<br><br>そういう世界。<br><br>元ネタがアメリカのドラマだけあってね、非常にアメリカ的題材。<br><br>自分で土地を探し、耕し、森を拓いて生活する。それが人間の生活というものだというね。<br><br>で、やっぱりどこかキリスト教的。<br><br>罪を負って負って負って、やっと告白してというさ。<br><br>この罪との葛藤がもう連綿と続く。<br>その一部のお話。壮絶。<br><br>考えてみればね、丸太小屋が燃えたのはやっぱり象徴的なんだよな。<br><br>あの丸太小屋は、一家がネガティブな事情からも北海道へきてアメリカ的開拓生活を送り、その世界を構築していく。<br>その事のポジティブな面全ての象徴だった。<br>あの小屋が燃えてから、彼らには本当に幸せな瞬間は一瞬もない（と俺は感じる）。<br>そして実際の人々の人生も常にそういう脆弱な物。<br>幸せに向かって手を取り、幸せに到達すると、今度はやはりそれは崩れ去り戻る事がない。<br>この天の残酷さ。<br><br>だから、この後はもう延々と罪との戦い。<br><br>五郎さんはその内、聖なる者みたくなってしまい、それに対して己の醜さを痛感し傷だらけになる子ども達の話は、もっと後の話。<br><br>で、罪を一番感じてるのはやはり主役の純君だろうなぁ。<br><br>家燃やしたのは彼だから。<br><br>そしてその後、丸太小屋を再建する為に木を少しずつ買い集めるけども、それもまた純の東京での粗相の為に売り払う事になる。<br><br>二度も彼は家を破壊する。<br><br>で、最終的にできた石の家を見る度に、罪の意識でいっぱいだろうな。<br><br><br>倉本先生の作品が全てそうかと言うとそうでもないが、これは素晴らしい。<br><br>日本人は苦手。こういう罪というテーマと正面から取っ組み合うのが。<br><br>だから日本の多くの作品からは、そこが抜ける。<br><br>日本で「思いやりとは」なんてやったって、どこか空疎で絵本みたいな世界になっちゃう。<br><br>エゴイズムが欠如したヒューマニズムなんてのは何の意味もないからな。<br><br>例えば自分の家族を守る為に、アメリカに原爆を落として何万人も死んだとして、それで家族が助かったらね、やっぱりヒューマニズムなんだよそれは。<br><br>愛ってそういうもの。<br><br>愛する者の為には誰かを殺しもしよう。愛する者の為には己の魂も汚そう。<br><br>でもこの一面だけを取り出して語るのは、やはりペテンなのよ<br>
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11537406501.html</link>
<pubDate>Sat, 25 May 2013 02:50:00 +0900</pubDate>
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<title>夢のような３年間</title>
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<![CDATA[ ついに恐れていた事が現実の物となってしまった。<br><br>モウリーニョ監督、退団発表。<br><br>尊敬する人。憧れる人。<br><br>バルサもレアルも好きだけど、イブラヒモビッチ退団あたりからバルサが好きでなくなった上、大好きなモウリーニョが赴任して、圧倒的にレアルのファンになった。<br><br>毎年のように退団の噂され、チーム内の不和を噂され、口撃を批判され、１試合毎に結果を吟味される。<br><br>世界一センセーショナルなチームに、世界一センセーショナルな監督。<br><br>クリスティアーノロナウドという、非常に闘志溢れるタイプのエースも加わり、最高の取り合わせだった。<br><br>試合毎に監督のインタビューを気にして、追いかけたな。<br>発言が知りたくて。<br><br>どうすれば彼のように、自信に満ちあふれたリーダーたり得るか。<br><br>何の“監督”をやっても成功するタイプ。野球でも映画でも。<br>いや、そう思わせる自信と魅力を持ってるというべきか。<br><br>この３年間がどういう時代だったかと言えば、やっぱりバルセロナが最高の栄誉を手に入れ、史上最高のチームと言われた時代だろう。<br><br>だけど、俺にとっては、ジョゼモウリーニョがレアルの指揮をとった時代、だ。<br><br>結局、モウリーニョがいたから、レアルを応援していた３年間だった。<br><br>月並みな表現だけど、彼の試合に、発言に、どれ程の勇気をもらったかわからない。<br><br>願わくば契約いっぱいの６年間見たかった。<br>でも夢のような３年間だった。<br><br>あぁ。本当に残念。ぽっかり穴があいたようだ。<br><br>ロッテからボビーバレンタインが帰った時に並ぶショック。<br><br>ベッカム引退もショック。<br><br>来年はチェルシーかな。<br><br>チェルシーを復活させて、チャンピオンズリーグなんかで、レアルやバルサの監督を挑発する姿を見たいものだね。<br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11534811413.html</link>
<pubDate>Tue, 21 May 2013 11:08:00 +0900</pubDate>
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<title>タタール人の砂漠</title>
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<![CDATA[ 岩波の４月新刊かな。<br><br>ブッツァーティというイタリアの作家。<br><br>光文社の新訳シリーズで名前だけ見た事あるね。<br><br>全然知らない作家だったけども、ジャケットが綺麗で、ネーミングセンスが素晴らしいので、衝動買いしてこの週末で読んでみました。<br><br>なかなか面白い。他のも読んでみたいね。<br><br>カフカの再来、と言われてもいるようだけど、カフカとはちょっと違う。<br><br>一見似ている部分もあるけど、もっとずっとウェット。<br><br>幻想小説の古典とも言われてるようだけど、幻想小説ともちょっと違う。<br><br>軍に入隊し、やる気に満ちて赴任先の砦に向かう若者。<br><br>でもその砦はかなりの辺境で何も起こらない。<br><br>何か起こって軍人として英雄になる事を夢見ながら、ひたすら陳腐な事しか起きない。<br><br>カフカ的な”不条理”やボルヘスの”迷宮”ほど、遠いイメージの世界でなくて、もっと皆の身近にある運命の冷淡さというか、そんな感じの世界観。<br><br>だから不思議な世界観。それが、幻想文学とか南米文学みたく、別に不思議さを前面に出してるわけでもなくて、ただ、普通の人間が普通の事をひたすらやっていて、なぜかそれが不思議になってくる。<br><br>砂の女のようかとも思ったらそれともちょっと違って、あんなに狙ってない。<br><br>何も起きない話なんだけど、読んでいる間は不思議と楽しい。<br><br>つかみ所がないのに、読んでいると意外と中に入れる。<br><br>衝動買いして衝動読みして満足。<br><br>他の作品も魅力的なタイトルだなぁ。<br><br>「シチリアを征服した熊の物語」「神を見た犬」かぁ。<br><br>「偉大なる幻影」というのを読んでみたい（今すぐにでも映画化できそうな話でいて、手塚治虫なんかが漫画にしても最高に仕上がりそうなお話のよう）が、ハヤカワＳＦの絶版の模様。<br><br>再販を期待しましょう。
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<link>https://ameblo.jp/sadgenius54/entry-11534367846.html</link>
<pubDate>Mon, 20 May 2013 18:55:30 +0900</pubDate>
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