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<title>催花雨 さいかう。</title>
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<description>〇。。実際の夢で見た話をもとにお話を書いてみる。</description>
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<title>奇妙な契約</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.83em;">※夢の出来事を文章化したものです</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　</p><p>「ねえ！ねえ！さとみじゃない？！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　駅のホームで誰かが叫んでいる。けれど私はさとみという名前ではないので気にすることなく出口へ続く階段を目指していた。今は学校のミステリーサークルが終わった帰り道である。お昼は何食べようかなあ、昨日はパスタ食べたからー今日はー…。</p><p>　考えを巡らせていたら肩に物凄い力が加わり、そのままぐるりと強引に振り向かせられる。見れば全身ふりふりした、ゴスロリ風の可愛らしい格好をした、ええと…少々太っていらっしゃる女の人が立っていた。パワーすご…。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「なんで無視すんのよ！」</p><p>「ええと…どちら様で…？」</p><p>「アンタさとみでしょ？」</p><p>「<span style="font-weight:bold;">全然違いますけど</span>」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　やけに自信満々に言われたが私はさとみではない。未だに掴まれたままの肩から手を払う。痛いなあもう。それじゃとさっさと退散しようとしたところで、再び同じように肩を掴まれた。んだこのデ…ああいえ、少々太ってらっしゃる方…。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「この際さとみじゃなくても良いわ、ちょっと付き合って」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　いややっぱなんだこのデ…こいつ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　なんなんだろうこの状況。駅からすぐ近くでお昼からやっていたお祭りに、初対面のゴスロリデ…。えーと、いいやもうフリフリしてるからフリフリにしよう。フリフリに付き合わされている。目の前で焼きそばをすするフリフリ。私も焼きそばにしようかと思ったけど同じにするのもなんか癪なのでお好み焼きにした。…というのに彼女の手元にはお好み焼きと更にたこ焼き、袋に入ったわたあめまである。わたあめに関しては三袋もある。いつの間にそんな買ったんだ…動けるタイプかこのフリフリ…。</p><p>　大人しく食べ終わるのを待って、それから帰らせてもらおうと思っていたのに、フリフリは私が食べ終わるより先に全てを平らげていた。はええ…。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「で、相談なんだけど」</p><p>「はい？」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　どうしてそうなった。初対面なのに唐突にも失礼にも程がある。あからさまに嫌な顔をしているのに、フリフリはそれをスルーして話を続けようとする。なんかもう面倒臭くなって黙ってそれを聞く。聞くだけ聞いて無理ですと言って帰ろう。</p><p>　まとめると、友達と連絡がとれなくなって、住んでいるアパートを訪ねたのだが、それにも応答がないらしい。で、その友達が、さとみさんということだ。そりゃまあ、勘違いだけどさとみさんを見付けたと思ったらあんな腕力になるわけだ。…いや元々かな。そういうのは警察に相談するべきなんじゃないのか、と提案するも、それはまだだめなのよ、と曖昧に返された。まだ？</p><p>　頼まれたことは断れない性分で、結局フリフリと共にさとみさんが住むアパートにやって来た。ごく普通のアパートを想像していたけれど、なんともまあお洒落な、白く塗られたコンテナがモチーフのアパートだった。実質部屋は一つ一つのコンテナということになる。アパートっていうよりもコンテナ街だ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「こっちよ」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　さとみさんの部屋はそのコンテナ街の奥の方にあった。少し地面から高さが合って、玄関へ行くには三段の階段を使うようだ。フリフリがインターホンを押す。やはり応答はない。近くにあったポストを覗いてみると、郵便物が溜まっていた。</p><p>　階段から降りたフリフリが同じようにポストを確認すると、なにか考え込むようにして私を見た。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「ねえ」</p><p>「なんでしょう」</p><p>「あなたは此処を開けられるでしょう」</p><p>「…はい？ピッキングなんて御免だし出来ないっての」</p><p>「開けられるわよ」</p><p>「何言ってんの…」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　いきなり頼まれてついて来てやってるのに、訳のわからないことを言われて不快に感じる。もう無視して帰るべきかな。来た道を戻ろうとしたところで、フリフリは私のカバンを指差した。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「その中にあるもの」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　一体何があるというのか。私の持ち物しかねえよ、と最早キレ気味でカバンの中を見せてやる。チリン、と聞き慣れない音がした。え？、驚いて中を見れば、鈴の付いた、見慣れない鍵が入っていた。なにこれ。得体の知れない鍵にぞわりとする。まさか。おそるおそる玄関を見る。フリフリはそうよ、と頷いた。</p><p>&nbsp;</p><p>　苛々していた先程とは一変、私は恐怖を感じながら、震える手で鍵を持ち、玄関の扉を前にしている。開くのか？この鍵で。どうして私が持っているの？疑問は浮かぶも、開くはずがない、と言い聞かせ、鍵を押し込む。入ってしまった。鍵穴が合っているのだ。どうして…。回してみる。カチャリ、と音が鳴る。開いてしまった。嘘でしょ…。ドアノブに手をかけたところで、フリフリが待って、と制止した。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「私が開けるわ」</p><p>「……」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　無言で一歩退いて、フリフリの様子を窺う。ゆっくりとドアが開かれる。広くない、どちらかというと狭い部屋が見えてくる。ベッドが見えてきた。そこに、――――女の人が、横たわっていた。外傷はなさそうで、寝ているようにしか見えないが実際はどうなのか。というか私に全くと言っていいほど似てないんですけど…。フリフリが中へ入って行く。私は足が動かず、それを見ていた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「やっと見つけられた…、さがすのに苦労したのよ」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　横たわる女の人に話し掛けるフリフリ。ベッドから視線を外してみると、壁には不気味なポスターが貼られていて、なんとも悪趣味だと思ってしまった。そのポスターの横を見て、目を見開く。――写真がたくさん貼られていた。友達と撮った写真かと思ったのだが違う。全て私の写真だった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「あのね」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　いつの間にか目の前まで来ていたフリフリに身体が跳びはねる。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「さっきあなたのカバンに勝手に鍵を入れたのは私なのよ」</p><p>「…意味が…わからないんだけど…」</p><p>「あなたは彼女が好きだった人なの。駅ですれ違う程度の面識しかなかったから、あなたはあの子のことなんて知らないと思うけれど」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　肩を掴まれる。だめだ。逃げないと。そう思うのにメキメキと音が鳴るほどに強い力で振りほどけない。ろくな抵抗も出来ず、部屋へと引きずり込まれる。玄関の扉が勝手に閉まった。逃げないと。逃げないと。掴まれた肩を捻り、必死に離そうとして、フリフリの手を掴んだ。が、感触がおかしい。人間の手ではないようなザラザラした感触。そして細さ。こんな腕じゃなかった、とフリフリを見れば。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「ヒッ…」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　赤黒い、言うならば悪魔がそこにいた。もうフリフリの面影など無い。床に叩きつけられ、痛みに耐えながら起き上がろうとすると、床に転がっていた本が目に入った。“黒魔術”、“悪魔との契約”。これは――。下卑た笑いが部屋中に木霊する。悪魔の笑い声だ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「こいつはお前になりたいんだとよ、そのためにオレと契約したんだ。今はその準備のために一週間くらい前から眠ってもらってるがな」</p><p>「けい…やく…」</p><p>「お前を連れてくるのは面倒だったがこれも仕事なんでね、悪く思うなよお嬢ちゃん。今からお前の魂もらって、代わりにこいつの魂を入れるから。まあお前はこいつになるかと言うと違ってだな、お前の魂とこいつの魂のない身体はオレの報酬として金になるからヨロシク」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　なんだってこんな回りくどい真似をして此処まで連れてきたんだ。それにわざわざ私のカバンに鍵を入れる意味もわからない。此処に連れてくるのが目的なら、最初から扉を開けておいたってあら、開いているわ、で解決したはず。</p><p>　私の疑問を感じ取ったのか、悪魔はご丁寧に説明してくれる。人間の魂は恐怖を感じた後の方が高価になるらしい。その為の子芝居だったと。ついでに言えば酔狂な、クレイジーな脳を持つ人間の身体も高価らしいのだ。つまり鍵をきっかけに恐怖を感じていた私と、私になりたいと思っている頭のネジが外れたそこの彼女の身体は両方合わせれば中々儲けられるということだ。</p><p>　そして悪魔は仕事の時じゃないと人間に化けられないらしい。外見もその時によって勝手に決められるとか。悪魔界の掟なんて考えたこともなかったし知る由もなかったが結構縛りがあるのね。</p><p>　…なんてのんきにしてられる状況じゃないけど。死ぬかもしれないなら突破口を探るまでだ。ミステリーサークル入ってるんだよ舐めんなよ…。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「……ちょ…ちょっと待って」</p><p>「なんだ命乞いなら聞かねえぞ」</p><p>「いや…そう、そうだ、私と、私とも契約してくれない？」</p><p>「はあ？」</p><p>「私とも…というよりは、そこの女の人の契約を破棄して、私と契約してくれない…かな？ふふ」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　舐めんなとは言ったものの悪魔の姿を見る度、恐怖は倍増だ。声も情けなく震えている。恐怖によって変な笑いも出てしまった。ああ…魂高価になっちゃう。</p><p>　悪魔がそんな要求吞むこともなく、ふざけんなよと声を荒げると床を思い切り踏み抜いた。ひいいこわ…。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「あ、悪魔は…人間になっている時じゃないと人間界の物は買えないの？？」</p><p>「当たり前だろ、こんな姿で買えるか」</p><p>「悪魔なんだから盗んだりはしないの…？」</p><p>「それは窃盗だろ」</p><p>「え、それはそうだけど」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　悪魔のくせにルールはしっかりとしているらしい。悪魔のくせに…。</p><p>　もう良いだろと鋭い爪を持った手が伸びてくる。ああ待って待って…一か八か、輝け私の推理！！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「<span style="font-weight:bold;">私と契約してくれたら！！わたあめ買ってあげるよ！！！！作ってもあげられるよ！！！！！</span>」</p><p>「……なんだと？」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　悪魔の動きがぴたりと止まった。い、いけたか…？これいけるか…？！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「あなた、わたあめ大好きなんでしょ！！仕事がないときはわたあめ買えないんでしょ？でも私が買ったり作ったりすれば、悪魔の姿のままでも、いつでもわたあめ食べられるよ！！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　お祭りでは他にもたくさんの屋台があったのに、この悪魔はわたあめを三つも買っていた。しかも美味しそうに、一瞬の内にして食べてしまっていた。残念そうにわたあめ屋の方を二度見していたのも印象的だったし。見た目恐ろしいくせに可愛いものだ。…いや嘘やっぱり怖い。</p><p>　調子に乗るんじゃねえぞ、と今度は首を掴まれた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「オレはなにをすればいい」</p><p>「え。」</p><p>「<span style="font-weight:bold;">ああ”？！オレはわたあめもらう代わりになにすればいいって聞いてんだよゴラ！！</span>」</p><p>「ひい！大声出さないでよ怖い！！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　不良かよこいつ！ていうかえ？交渉成立すんの？マジでわたあめ好きなの？</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「わ、私を殺さない…ならいいよ」</p><p>「それじゃ契約にならねえ、継続しれくれねえと食い続けられねえ」</p><p>「ええ…継続しないといけないんですか…」</p><p>「お前がいつでも、って言ったんだろうが」</p><p>「そうでした…ならええと…危ないことから守ってくださるとか…家事をやってくださるとか…」</p><p>「……」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　ボディガード？家政婦？悪魔が？おかしくねと自分でも冷や汗が流れる。ギラギラ光る切れ目が怖いですマジで怖いやばいごめんなさい嘘です！！</p><p>　がしっとそれはそれは力強く両手を握られた。いや最早潰されたに近い。おおおううう寒気が！！！！！骨折れる！！！</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「<span style="color:#ff0000;">契約成立</span>」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　それはそれは不適な笑みを浮かべた悪魔は真正面から言い放った。マジか。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「た、ただいま～…」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　学校が終わっていつも通り家に帰る。自分の家なのにこそこそするのはもう察してほしい。奥からずかずかと足音がする。可愛らしいピンクのエプロンをつけた悪魔さんが玄関へと向かってきた。わあ可愛い…くない怖い怖い。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「報告は！！？」</p><p>「な、なにもありませんでした至って良好な一日でしたハイ」</p><p>「お腹は！！？」</p><p>「す、すいてます！！」</p><p>「今日はオムライス！！！」</p><p>「はいいい！！！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　一々大声出すのはほんとにやめてほしい。リビングに向かえば彼とは違う悪魔がひいふうみい…解せぬ。その悪魔たちと食卓を囲み、オムライスをつつく…ケチャップで書いてあるこれはなんだろう…、もこもこした枠に一本の線…あ、わたあめかな…。</p><p>　無言でそれを見ていたらこれを作ってくれた彼は圧力が凄すぎる眼でこちらを睨んでいた。慌てて美味しいよ、わたあめ可愛いね、うふふ、と言ってみるとどうやら100点満点の答えだったらしい。上機嫌に当たり前だコノヤローと暴言(？)を吐いてきた。周りの悪魔も美味いっす！流石先輩！！とか褒め称える。こいつらかなりの頻度で居座ってるけど契約違反と見なしちゃだめなんですかね！？</p><p>　お皿は洗うと申し出て、全員分の食器を洗う。リビングではわたあめを作る機械でわいわいとわたあめ作りが始まっていた。やっぱ他の悪魔いるの契約違反だろ。その内の一匹…一体？がこちらへやってきて、至極嬉しそうに言ってきた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「あんた先輩がいるから一生彼氏できねえな！」</p><p>「……」</p><p>「あだ？！！！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　洗い掛けのまな板で遠慮なくぶんなぐってやった。頭に泡ついたけど知らね。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「オイ洗い終わったらさっさと風呂に入っちまえ！！沸かしてあるからよ！！！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　……もう彼氏いなくてもいいかもしれない、その考えは血迷っただけだと思いたい。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff7f7f;"><span style="font-size:1.96em;">奇妙な契約</span></span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#e3c7ff;"><span style="font-size:0.83em;">　　　　　　　「わたがしが導いたふわふわの奇跡…ヒヒヒウケる！！！」</span></span></p><p><span style="color:#e3c7ff;"><span style="font-size:0.83em;">　　　　　　　「アンタまたぶんなぐられたいの？」</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>―――――――</p><p>後半はオリジナルで書いてみました。</p><p>ツッコミどころが多いけどそれはドリームだと思ってスルーして頂きたい←</p><p>こういう悪魔ならいても……いや怖いな。</p><p>ホラーミステリーかと思いきやギャグでした。</p><p>&nbsp;</p><p>良かったら応援よろしくお願いします！↓</p><p>&nbsp;</p><p><a href="//novel.blogmura.com/novel_short/ranking.html?p_cid=01647114" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 小説ブログ 短編小説へ" border="0" height="31" src="https://novel.blogmura.com/novel_short/img/novel_short88_31_purple_2.gif" width="88"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saikau12/entry-12404125628.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Sep 2018 02:00:03 +0900</pubDate>
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<title>宣告</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:0.83em;">※夢の出来事を文章化したものです</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　すこぶる体調が優れない。出勤するために家を出ないといけないというのに、身体はいうことを聞いてくれなかった。最近、こんなことばかりで、スマホの電話履歴を見れば、私がかけた会社の電話番号がずらりと並んでいる。今まで築いてきた信用、信頼、その他全てのものが、完全に堕落してしまっているのだろう。こんなはずではなかったのに。</p><p>　遅れる事を会社に電話して、のろのろと起き上がりなんとか支度をして、会社に着いたのは昼過ぎだった。同僚は普通に話し掛けてくれていたけれど、一部のあまり関わりのない人間には白い目で見られているように思える。勝手な思い込みなのかもしれないが。</p><p>　基本的に今やっている仕事は一人で進めるようなもので、部屋には自分しかいない。そこへ、直属の上司がやってきた。いつも見せている笑顔はなく、冷ややかな視線を向けている。お疲れ様です、と言おうとしたのに、喉が震えて声は出なかった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「明日から、来なくていいから」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　そう言い捨てて、上司は去っていく。冷水を浴びせられたかのように、背中が寒い。震えがとまらない。違う、違うんです。どうして起きられないのかわからないのです。どうして体調が優れないのか、悪いところは見つからないのです。どうしてこうなってしまうのか理解ができないのです。そう言いたくても言えず。言っても相手にされないと察した私は、ただそこへ蹲るしかなかった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:1.96em;">　<span style="color:#d3a900;">　宣告<span style="text-decoration:underline;">　　　　</span></span></span></p><p>　　　　　　　<span style="color:#cc0000;"><span style="font-size:0.83em;">わかっていたのです、こうなってしまうと。でもどうすればよいのかは、わからなかったのです。</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>――――――――</p><p>夢の話ですけれど、半分くらい本当の話。</p><p>体調で悩んで息詰まっていた時があったのでこんな夢見たんだろうなあ…。</p><p>実際にこうなってしまう人っていると思います、辞めさせられるのは別としても。</p><p>&nbsp;</p><p>良かったら応援よろしくお願いします！↓</p><p>&nbsp;</p><p><a href="//novel.blogmura.com/novel_shortshort/ranking.html?p_cid=01647114" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 小説ブログ ショートショートへ" border="0" height="31" src="https://novel.blogmura.com/novel_shortshort/img/novel_shortshort88_31_darkgray_3.gif" width="88"></a></p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saikau12/entry-12404049351.html</link>
<pubDate>Tue, 11 Sep 2018 05:58:04 +0900</pubDate>
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<title>それだけでよかったのに―― (ルパン三世)</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:0.83em;">※夢の出来事を文章化したものです</span></p><p><span style="color:#ff0000;"><span style="font-size:0.83em;">※残酷表現有、暗いです</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　なんとも呆気ないことだ。足元に転がるものをただ見つめる。それは私の父だ。この男は暴力が激しく、このままでは殺されると思った。こうなることは必然だったのではないだろうか。なんて、言い訳を考えたところで、私はもう殺人者。……隠して、逃げなくちゃ。</p><p>　この場所は工場の二階。周りにはガラクタが散乱している。ガラクタを廃棄する為のアルミ製のカゴの一番下に、父を放り投げた。嫌な音がする。それを掻き消すように、上にガラクタを投げて積んでいく。カゴがいっぱいになる頃には、もうその姿は見えなくなっていた。</p><p>　……愛が、欲しかった。ただ、それだけだった。涙があふれる感覚がしたというのに、頬に触れてもなにも流れてはいない。代わりとばかりに、汚れた服はそのまま、自分の姿は何故か幼い子供へと変化していた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「……行かなきゃ」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　ぼそり、と呟いて、一階へ降りる為に業務で使っている荷物専用のエレベーターに乗った。</p><p>　下につくと、なんとも露出度が高い女の人が腕組みをして待っていた。不二子だ。私の視線に合わせるように屈んだ彼女は、何度か頭を撫でたあと、さ、服を着替えましょうね、と微笑んだ。</p><p>　横を見れば、どこかの服屋かと思うほどの長いレールに、ハンガーで服がかけられていた。工場には不釣り合いだ。というか普通はない。</p><p>　好きなのを選んでいいのよ、と言われるも、どれも自分に似合うのか分からず、比較的気に入ったパッチワークのワンピースを選んだ。隣では不二子があらそれ？と少し不満そうだ。好きなのでいいって言ったくせに。着てみてから、なんかパジャマみたいだな、と思い不二子の言いたいことが分かったような気がする。やっぱりやめようか、なんて考えていたら、工場の入り口からルパンと次元がやってきて、あ～ら可愛い、なんて言うものだから、もうこれでいいや。時間もない。</p><p>　次元に無言で手を差し出され、おずおずとそれを握る。それを合図に工場から歩き出した。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「よぉ～くやったじゃないの」</p><p>「まさか本当にやるとは思ってなかったがな…」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　ルパンにも頭を撫でられ、次元は溜め息をつく。殺しをしたことに対してだろう。褒められたものではない。けれど、色々と悪に手を染めているこの人達といることによって、ほんの少しだけ罪悪感が薄れたのは事実だ。幼いくせに、これから苦労すんぞ、次元がどこか他人事の様に言う。私は子供なのだろうか？さっきまでは大人だったのに。本当の自分もわからなくなっている。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「…五右衛門は？」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　苦しまぎれに問えば、修業中で、今からそこに向かうらしい。そうなんだ、と適当に返した。</p><p>　後ろを振り返る。もう工場は見えない。愛なんてものも、もうこの先ずっと、見えないのだろう。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#ff0000;"><span style="font-size:1.4em;">それだけでよかったのに――</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>　　　　　　　　　　　　　　　<span style="color:#7f7fff;">　<span style="font-size: 13.28px;">この人達の手のぬくもりも、愛だとは気付かない。</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>―――――――――――</p><p>&nbsp;</p><p>夢にキャラクターが出てきたら二次小説に分類しようと思ってます。</p><p>オリジナルの二次小説をあげることもあるかもですが。</p><p>&nbsp;</p><p>子供に戻る夢は後退を表わすそうですよ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>良かったら応援よろしくお願いします↓</p><p>&nbsp;</p><p><a href="//novel.blogmura.com/novel_secondary/ranking.html?p_cid=01647114" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ" border="0" height="31" src="https://novel.blogmura.com/novel_secondary/img/novel_secondary88_31_lightred_4.gif" width="88"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saikau12/entry-12403894611.html</link>
<pubDate>Mon, 10 Sep 2018 08:42:31 +0900</pubDate>
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<title>嘘つき占い師とシューティング</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">※夢の出来事を文章化したものです</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　何処かの、食堂のようなところで友人と食事をとっていた時だった。…下唇が痙攣する。そのお蔭で上手く食べれない。友人もそれに気が付いて、ヤバいんじゃない？大丈夫？とスプーン片手に聞いてきた。そしてそこは病院に行った方が良い、と言うべきところで、何故かこの友人は、占い師に見てもらおう、と言い放った。何故だ。</p><p>　丁度すぐ近くに必ず当たるという有名な占い師がいるそうだ。ネットやテレビで占いとか心理テストを見たりするのは好きでよくやるが、実際の人間に真向から見てもらったことはなかった。でもまずは病院ではないのかと思う反面、ちょっと占ってほしいななんて思ったりして、結局友人について行き、薄暗い地下にいる、胡散臭そうなばあさんの前まで来てしまった。</p><p>　丸い水晶玉に手をかざしながら、こちらをじろじろ見てくるばあさんに、やっぱやめときゃよかったかななんて後悔する。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「…アンタ、なにか隠していることはあるかい」</p><p>「……いやそりゃあ…人間誰しも隠し事くらいはあるでしょう」</p><p>「なら…初めて隠し事をしたのはいつだい」</p><p>「えー……幼稚園とかじゃないですかね…？」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　これは占いに関係あるんだろうか。言いたくないことを言わされそうで内心帰りたいと思う。そういや友人どこ行った。</p><p>　ばあさんは次に、魔法陣のような模様が描かれている床を指差して、横になれと言い出した。え、なにか召喚するの？ネズミにでもかえられちゃうの？嫌です無理ですオーラを出してるというのに、ばあさんの目力に圧倒され（充血してて怖いとか思ってない絶対）、に渋々床に手をついて横になる。友人何処行ったあいつマジで。</p><p>　意味不明な呪文を唱え始めたばあさん。占い師じゃないだろもう。魔女だろ。やっぱ帰ろうか、あ、今更だけど金とられんのかな？！凄い料金を要求してきそうな雰囲気。やべえどうしようとか考えていたら、フッ…という突然の浮遊感。え？</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「ぎゃあああああ！！」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　色気なんてあったもんじゃない奇声を発しながら、突然開いた床から更に地下へと落ちて行く。ふぁ！？</p><p>　何メートル落ちたか知らないが、それなりの衝撃に再び変な声が出た。なんだあのババア、治療費請求すっぞ！？…と思うも悲しいかな、骨太の私はどこも怪我せずに立ち上がれた。くそ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>≪今隠していることを白状しなさい、さもなくば殺すよ≫</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　何処からかスピーカー？マイク？のように響いてくるさっきのババアの声。なんだなんだこうして白状させて百発百中です凄い当たる占い師なんですってやってたのか？あほか！</p><p>　そんなの言うわけないだろ！と上に向かって叫んで、ご丁寧に正面にある階段へと向かう。するとなんということでしょう。目出し帽をかぶった武装した男たちがわらわらと出てきて、吐け！言え！何が悩みなんだ！とか怒鳴りながら走って来る。いやもう悩み聞くんだったら普通に相談に乗って！？</p><p>　あろうことか銃を所持していらっしゃるようなので、ではわたくしも…と懐からシルバーに輝く拳銃を二丁取り出す。いや私一般市民だぞ。何故だ。さながらゲームのように両手に銃を装備し、向かって来る男たちを倒していく。華麗に一回転して階段へ降り立ち、はいはい終わりとババアがいるであろう元の階へと向かった。</p><p>　ババアは予想していなかったらしく、さっきの態度はどこへやら、あたふたしながらこちらを見ていた。男たちも倒しちゃったことだし、別にもういいよね。さっさと帰ろ。地下から更に地上に上がったところで、消えていた友人がたこ焼きを食べながらシューティング100点まんて～ん♡とウインクしてきたので、その顔擦れ擦れに一発撃ってやった。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#8f20ff;">嘘つき占い師とシューティング</span></p><p>&nbsp;</p><p><span style="color:#e3c7ff;"><span style="font-size:0.83em;">　　　　　あれ、そういや痙攣治ったわ。</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>―――――――――</p><p>&nbsp;</p><p>はちゃめちゃな夢だったけど華麗に戦ったのは楽しかった←</p><p>占い師よりもやっぱり取り敢えず病院行こう。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>良かったら応援よろしくお願いします↓</p><p>&nbsp;</p><p><a href="//novel.blogmura.com/novel_shortshort/ranking.html?p_cid=01647114" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 小説ブログ ショートショートへ" border="0" height="31" src="https://novel.blogmura.com/novel_shortshort/img/novel_shortshort88_31_purple.gif" width="88"></a></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saikau12/entry-12403853498.html</link>
<pubDate>Mon, 10 Sep 2018 00:41:11 +0900</pubDate>
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<title>ねえ、本物だったの？</title>
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<![CDATA[ <p>&nbsp;</p><p><span style="font-size:0.7em;">※夢の出来事を文章化したものです</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　夜、仕事を終えた私は家へ向かって歩いていた。実家暮らしなので、帰るといつも母が晩ご飯を作ってくれている。有難いことだ。今の時間からすると、まだ作っている途中かなあ。そんなことを思いながら玄関の扉を開けた。</p><p>　台所にいた母はこちらに気付いていない様子で、私は声をかけようとした。が。…ギシ、と階段から音がした。今から帰ると母にラインをした時に、他の家族はまだ帰って来ていないと聞いていた。ならば誰？</p><p>&nbsp; &nbsp;ゆっくりと階段を見上げれば、それはえらくニコニコと笑っている母だった。背筋が凍った。台所を見る。そこにも母がいる。<span style="font-weight:bold;">なんで？！</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「お帰り」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　階段にいるニコニコした母が言う。笑顔が恐い。台所を振り返る。台所の母に向かって声を出そうとするも、声が出ない。なんで気付いてくれないの。</p><p>&nbsp;階段の方を見ればいつの間にか母が一番下の段を降りたところだった。恐ろしさで声は出なかったが身体は動いた。台所の母のもとへと駆け出し、その母の袖を掴んだ。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>「ね、ねえ！階段に…っ」</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp; &nbsp;やっと声が出て、本物の母に助けを求めれば。こちらを見た母は、階段にいた母と同じように酷くニコニコしていて。片手に包丁を持っていた母は、反対の手で人間とは思えない程の力で私の腕を握った。</p><p>&nbsp; &nbsp;台所の入り口を振り返る。階段にいた母が立っている。その顔は泣いていた。</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h3><span style="font-size:1em;"><span style="color:#ff0000;">ねえ、本物だったの？</span></span></h3><p><span style="color:#ff7f7f;">　　　　　<span style="font-size:0.83em;">偽者なのか、本物なのか。もうわからない。</span></span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>――――――――――</p><p>&nbsp;</p><p>階段の母を最初から偽者だと思い込んでました。</p><p>結局どっちも偽者だったのでしょうか…。</p><p>&nbsp;</p><p>どうでもいいけど風呂上りに髪が濡れたまま階段に座って携帯いじっていたら</p><p>母に悲鳴をあげられたことがあります。幽霊に見えたのかな…。</p><p>&nbsp;</p><p>良かったら応援よろしくお願いします↓</p><p>&nbsp;</p><p><a href="//novel.blogmura.com/novel_shortshort/ranking.html?p_cid=01647114" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 小説ブログ ショートショートへ" border="0" height="31" src="https://novel.blogmura.com/novel_shortshort/img/novel_shortshort88_31_darkgray_1.gif" width="88"></a></p>
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<link>https://ameblo.jp/saikau12/entry-12403740753.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Sep 2018 16:34:11 +0900</pubDate>
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<title>あなたの代わりに。</title>
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<![CDATA[ <p><span style="font-size:0.7em;">※夢の出来事を文章化したものです</span></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>　――高い建物の、薄暗い部屋の中、忍の男は窓から見える景色を、ただ見下ろしていた。その視線の先には、燃え盛る炎。</p><p>　ここから見える海の先の町を焼き、暗い夜を轟々と照らして、揺らめいている。</p><p>　同じ部屋にいた私は、男の横顔を眺めている。なんと声を掛ければよいのだろうか。</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>「…助けなくて、よいのですか」</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>　考えた末に出た言葉がそれだった。なにも答えてはくれないだろうと思っていたが、男はこちらを見ずに口を開いた。</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>「…奴らは敵だぞ、何故助けなければならない」</p><p>「……」</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>　あの町を焼いているのは、何処かの敵国で、焼かれているのは、この男の、かつての仲間だった。</p><p>共に任務を遂行している時、彼は仲間に裏切られ、敵の囮にされた。死には至らなかったものの、致命傷を負った彼は、もう忍として生きて行くのは難しい身体になってしまった。</p><p>　炎を見てから、もう一度男の横顔を見る。</p><p>その横顔は、無表情であるのに、私には泣いているようにしか見えない。憎しみの言葉を幾度と聞いてきたけれど、知っていた。あなたがまだ、それでも裏切った仲間を想っていることを。</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>「何故お前が泣く」</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>　いつの間にか彼は私の前に来ていた。</p><p>あなたの瞳に映る炎が悲しくて悲しくて。心の底では助けたいと思っているのだろうに。</p><p>あなたが一番苦しい筈なのに。</p><p>そう言いたいが、彼はきっと喜ばない。だからせめて。</p><p data-placeholder="">&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><h2><span style="color:#ffe57f;"><b>あなたの代わりに。</b></span></h2><h4><span style="color:#ffe57f;">　　　　　あなたの痛みの分まで、泣かせてください。</span></h4><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>――――――――――</p><p>&nbsp;</p><p>最近みた、今も強く印象に残っている夢です。</p><p>これをきっかけに話書きたいなあなんて思いました。</p><p>&nbsp;</p><p>良かったらお願いします↓</p><p>&nbsp;</p><p><a href="//novel.blogmura.com/ranking.html?p_cid=01647114" target="_blank"><img alt="にほんブログ村 小説ブログへ" border="0" height="31" src="https://novel.blogmura.com/img/novel88_31_orange.gif" width="88"></a></p><p>&nbsp;</p>
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<link>https://ameblo.jp/saikau12/entry-12403737396.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Sep 2018 16:17:38 +0900</pubDate>
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