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<title>老年性うつ病の父と私</title>
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<description>厳格な父が老年性うつ病と診断されました。仕事をしながら、うつ病の父と向き合いながら、スルーしながら生活しています。記録として残していきたいと思いました。同じ様な方の意見も聞きたいです。少しずつ書いていこうと思います。</description>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった　（ちょっと母の事）</title>
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<![CDATA[ <p>救急搬送された父をおいて1人で帰ってしまった母。<br><br>えー！最悪ーー！と思ってしまいそうですが、これも認知症の症状なのか……<br><br>母は生まれてから今まで、正社員として働いた事がありません。<br><br>ちょっと本屋の店番をするバイトとお中元、お歳暮の時だけ荷物の仕分けをするバイトしかした事がありません。<br><br>母はいわゆるお嬢様。短大を卒業後、実家で花嫁修行をし、父と見合いで結婚。専業主婦でたまーに人から頼まれてバイトをするくらい。<br><br>なので世間知らずのところがあり、私が就職した時もちょっと強いかなーという雨が降ったりした時は「大雨だし危ない！今日は会社休ませてもらいなさいっ！」とか言い出して私を困らせました。</p><p><br></p><p>日々、ほわわーんと幸せに暮らしていた母ですが、父が定年で第2の人生を始めた頃から母の言動がおかしくなり始めました。</p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877453134.html</link>
<pubDate>Wed, 04 Dec 2024 19:41:57 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった12</title>
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<![CDATA[ <p>「娘さんの携帯でいいですか？救急隊の者です。今、搬送先の病院が決まりました。B総合病院です。来れますか？」</p><p><br></p><p>職場から30分位の位置にある病院。</p><p><br></p><p>「すぐ向かいます！」</p><p><br></p><p>病院に着くと父は処置室で点滴を受けていました。</p><p><br></p><p>受付の人に家族と伝えると、先生からの話があるので、待合室で待つ様言われました。</p><p><br></p><p>熱中症かな？</p><p>意識もあるみたいだし、大丈夫かな？</p><p><br></p><p><br></p><p>そこへ、隣の家の人から連絡があった。と言って母が病院にやってきました。</p><p><br></p><p>「あら、あんた仕事中に悪いね。父さんどっか悪いん？私の方が腰痛いし、今もリハビリに行ってたのに途中で隣の家の人から電話がかかってきて、やめてきたんだけど、なんなんだろっ？！」</p><p><br></p><p><br></p><p>あーこれも認知症の症状なのかなー。</p><p><br></p><p>と母の言葉は聞き流し、先生から呼ばれるのを待ちました。</p><p><br></p><p>「どうぞー。あー奥様と娘さんでいいですか？こちらもはじめ、熱中症かな？と思ったんですが、念のため検査してみましたら、コロナ陽性でした」</p><p><br></p><p>「えっ？！コロナ？」</p><p><br></p><p>「はい、でも数値から見て、もう終盤ですね。症状に合う薬を出しておきますので、家で様子を見られてください。点滴終わったら帰っていいですよ」</p><p><br></p><p>待合室に戻ると途端に母が</p><p><br></p><p>「やだ！うつるじゃない！私、一緒に帰りたくない！1人でタクシーで帰るから」</p><p><br></p><p>父の点滴が終わるのも待たずに母は先に帰ってしまいました。</p><p><br></p><p><br></p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877360005.html</link>
<pubDate>Wed, 04 Dec 2024 00:13:03 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった11</title>
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<![CDATA[ <p>その日は母親に</p><p>「また金曜に病院連れた行ってみるよ」と伝え</p><p>そのまま、自分の家に帰りました。</p><p><br></p><p>母は波がありますが、認知症の症状が数年前から出ていて、今の父親の状況を理解できている様には私には見えません。</p><p><br></p><p>翌日、次の日の休みを取る申請書を作っている時にまた私の携帯がなりました。</p><p><br></p><p>父からです。</p><p><br></p><p>「どうしよう！上半身は暑いのに、足は氷の様に冷たい！フラフラする！助けて！」</p><p><br></p><p>「母さんは？！」</p><p><br></p><p>「買い物に行くって言っていない！俺死ぬかも！どうしよう！！」</p><p><br></p><p>「救急車呼べる？今日、めちゃくちゃ暑いし熱中症かもしれないよ。私がそこにつくには1時間はかかるし、救急車呼べるならよんで！」</p><p><br></p><p>「呼んでいいのかな？」</p><p><br></p><p>「いいよ！父さんの年で熱中症なったらそのまま命落とす人もいるんだから、すぐ呼んで！」</p><p><br></p><p>「わかった」</p><p><br></p><p>「救急隊の人に私の電話番号伝えることできたら伝えて」</p><p><br></p><p>「わかった」</p><p><br></p><p>それから20分後、救急隊の方から連絡がありました。</p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877358113.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 23:51:50 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった10</title>
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<![CDATA[ <p>翌日、会議から自分の机に戻って携帯を見て目を疑いました。</p><p><br></p><p>着信46件……</p><p><br></p><p>全て父から</p><p><br></p><p>また慌てて電話をすると。</p><p><br></p><p>「助けて！！もうめちゃくちゃだ！裸足で外に駆け出したい！！服なんて着なくていい！とにかく不安で不安で俺、死んでしまうんかな！！」</p><p><br></p><p>パニックになっている父にびっくりしながらも、大丈夫だから、すぐ行くから！と言ってなんとか落ち着かせ、仕事を早退し実家へ。</p><p><br></p><p>家に着くと父はベッドの座り、うなだれていました。</p><p><br></p><p>「やっぱり薬、漢方だと無理なのかな？また病院行く？」</p><p><br></p><p>「今日は水曜日だけど、もうこの時間からは行きたくない。明日は先生いないし、金曜までなんとか様子みる」</p><p><br></p><p>「大丈夫？まだ日にち結構あるよ」</p><p><br></p><p>「しょうがない。寝て過ごす」</p><p><br></p><p>そのまま、父はベッドに横になり、眠ってしまいました。</p><p><br></p><p>あの電話の時のパニックはなんだったの？</p><p>と思うくらい、静かな時間かけてでした。</p><p></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877355497.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 23:24:16 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった9</title>
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<![CDATA[ <p>薬を変更して2週間後、父は安定していました。<br><br>またA心療内科クリニックの受診日。</p><p><br></p><p>「どうですか？もう大丈夫でしょ？」</p><p><br></p><p>「そうですね。眠れるし、食べれるし、不安になることもないです」</p><p><br></p><p>そう言って父の顔は明るく、もう大丈夫だと思いました。</p><p><br></p><p>「では、何にもないと不安なので、漢方を出しましょう。それで様子をみてください」</p><p><br></p><p><br></p><p>その日の帰りに昼食を一緒に食べ、家に帰ろうとした時、急に父が吐き気がするといい、その場で嘔吐しました。</p><p><br></p><p>「ちょっと多く食べ過ぎちゃったかな？薬も軽いのになって調子にのっちゃったかな？」</p><p><br></p><p>と父は平然としていましたが、私は嫌な予感がしました。</p><p><br></p><p><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877353970.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 23:10:28 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった8</title>
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<![CDATA[ <p>心療内科に行って2日後<br><br>仕事中に父から着信。<br><br>仕事柄、いつでも個人携帯に出る事が難しいため、すぐに出る事が出来ませんでした。<br><br>やっと電話を見る事が出来た時には着信が17件。全て父から。<br><br>何かあったのかと慌てて電話をしました。<br><br>「どしたっ？！」<br><br>「あの薬、ダメだ、気持ち悪い。フラフラする！吐き気が止まらない。動けない」<br><br>「ちょっと病院に電話して、先生に聞いてみる。横になって安静にしてて、ふらつくのに転んだりしても危ないから！」<br><br><br>病院に電話して事情を話すと、とりあえず薬をやめてみてください。明日はいないので明後日病院に来てください。と言われました。<br><br><br>急遽休みをとって、翌々日、病院へ<br><br>父は見た目には何も変わったところはない様でしたが、初診の時に比べると話をする気はなさそうでした。</p><p><br></p><p>「最初からちょっと薬が強かったかもしれないですね。違うのに変更しましょう」</p><p><br></p><p>違う薬が出て、吐き気もふらつきも無くなり、また私は安心してしまいました。</p><p><br></p><p><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877352829.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 23:00:39 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった7</title>
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<![CDATA[ <p>A心療内科クリニックに行った帰り、父の好きな蕎麦屋に行きました。<br><br>蕎麦ができるまでの間、久しぶりに父と正面で向き合い、話をしました。<br><br>「ねえ、どこか行きたいところとか、したい事ないの？」<br><br><br>「もう一度、あの銅山に行きたいなー。今は閉山はしてるけど、事務所の建物とかは残っていて資料館の様になってて見れるんだよ。それと、銅山で一番仲が良かった人が久留米にいるから、その人に会いたいなー」<br><br>銅山の場所は日帰りは厳しいくらいの距離。<br>それならゆっくりどこかで１泊して、ついでに観光もするのもいいかも。なんて楽しい旅行計画みたいになり、話が盛り上がりました。</p><p><br></p><p>翌日、仕事の休憩中に父に電話をしました。</p><p><br></p><p>「どお？薬飲んでみて？昨日は寝れた？ご飯、食べれた？」</p><p><br></p><p>「うん。寝れたよ。ご飯も食べた。いい様にあるよ」</p><p><br></p><p><br></p><p>声も明るくて、ほら薬さえ飲めば大丈夫。そう思っていました。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877350407.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 22:39:50 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった6</title>
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<![CDATA[ <p>その後も先生と楽しそうに自分の話をし、いつもの父に戻っている様に見えました。<br><br>「いろいろお話しして、あなたがどんな方なのか、少しわかりました。最初に言った様に、うつ病なんかじゃないですよ。今は仲の良かった方が次々と亡くなったりした事が原因で気分が落ちてるだけです。眠れる薬を処方するので、2週間飲んでみてください。」</p><p><br></p><p>そうして初めての診察が終わりました。</p><p>また待合室で待っていると、1人の女性の患者さんがいました。</p><p><br></p><p>その女性が受付の人に</p><p>「ねえ、私、臭くない？このポスター、私の事言ってる？私、臭いかもしれないからここにいない方がいい？」<br></p><p><br></p><p>やっぱりそう思う人、いたかー。</p><p><br></p><p>と思いながら会計を待ちました。</p><p><br></p><p>「お薬2週間分出ましたので、2週間後にまたきてくださいね。うちは月、水、金しか先生がいないので、それ以外の日は診察出来ませんので気をつけてください」</p><p><br></p><p>また2週間後、仕事休んでかー。まあ、ちょっとくらいなら休んでも大丈夫かな？今日の感じだと大丈夫そうだし。</p><p><br></p><p>ちょっとくらい……</p><p><br></p><p>これからが本当の始まりでした。</p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877349285.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 22:30:20 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった5</title>
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<![CDATA[ <p>「私は若い頃、銅山で働いていたんです。入社した会社から銅山の作業員の管理をする仕事を任されました。山の中で、なんの楽しみもない場所で、いつもどうやってこの場から逃げようか？と考えてました。<br><br>それでもそれなりに仲間が出来て、楽しみも見つけ慣れてきた頃、叔父から会社を作るので手伝ってくれと頼まれ、会社を辞めました。<br><br>そこからは、ただただ必死に仕事をし、気がつけばなんの遊びも知らないまま、年をとっていました。」<br><br>私が子供の頃の父のイメージは、無口な仕事人間。<br><br>家で仕事をしてる姿は見たことはありませんが、それでも子供なりに、お父さんは真面目な仕事熱心な人だ。と思っていました。</p><p><br></p><p>「定年が近くなった頃、仕事ばかりで何も趣味がない事に気がついて、やってみたかったゴルフを始めました。それと学生時代から好きだった古文書を読む事も始めたんです。」</p><p><br></p><p>「ほぉー古文書ですか。私は詳しくはありませんが興味があります。その事を詳しく教えてくれませんか？」</p><p><br></p><p>父は嬉しそうに自分が古文書教室に通った事。ハマり過ぎて逆に教室で先生を何度か頼まれてした事を話していました。</p><p><br></p><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877347929.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 22:18:30 +0900</pubDate>
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<title>父さん、おかしくなっちゃった4</title>
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<![CDATA[ <p>父を迎えに行き、A心療内科クリニックへ。<br><br>他の患者さんは誰もいない待合室。<br><br>少し、気になる……<br><br>受付に貼ってある自作の様なポスター<br><br>「あなたの臭い、他の人はいい香りだと思っているでしょうか？」と書いてある。<br><br>ここ、心療内科だよね？心が疲れてる人が見たらどう思うんだろ？<br><br>そんな事を考えていると診察室に呼ばれた。<br><br>先生は大柄な優しそうな先生。<br><br>「こんにちは。問診票見ましたよ。辛いですね。でも、見た感じ全然普通ですね。うつ病じゃないと思いますよ。ほんとのうつ病はそんなんじゃないですから。」</p><p><br></p><p>父は、ハハハッと笑い「いやー私もうつ病だなんて思ってませんよ。でもなんて言うのかなー檻に入ってる気分と言うか、とにかく自分はひとりぼっちだ。と感じるんですよ、、今までそんな事思った事ないのに」</p><p><br></p><p>「あなたの若い頃から今に至るまでの事を私に聞かせてください。自由に、時系列なんてどうでもいいですから」</p><p><br></p><p>そう先生が言うと父は結婚した頃からの話を始めた。</p><p><br></p><p><br></p><p><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/sango-1006/entry-12877346209.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Dec 2024 22:04:15 +0900</pubDate>
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