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<title>sasa19582000のブログ</title>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ５３</title>
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<![CDATA[ １昨日、「９月の雨」ＮＯ５２を２ヶ月ぶりに更新しました。<br>頂くメールの多さにびっくりしてしまいます。<br><br>こんなメールを頂いております。<br>【自宅に帰宅すると、真っ先にパソコンに向かいます。ＯＯさまのサイトをチェックして新しいカメオを探す毎日です。当然、出品のコメントも注意していましたが、ずっと更新されていなかったので、寂しく思っていました。この「９月の雨」に出会ったのが晩秋・・・去る１１月の事でした。丁度、３年間、お付き合いした方と悲しい別れを経験して、日々が虚しく、沈痛な毎日でした。そんな時、好きなカメオを探していて、たまたま、見つけてしまったのです。あの当時は毎日更新されていたので、帰宅途中に携帯からアクセスして「９月の雨」を読むのが、私にとって、唯一楽しみな癒しの時間でした。私にとっては、ほんとに辛い別れでした。３年間です。決して短い時の流れではありません。彼の瞳の奥に映っているのは、私じゃないと感じてまったから、別離を自分で決めました。「９月の雨」のＯＯ子さんみたいに、振舞うことが出来なかった私にも責任があります。彼の前で、どうしても素直になれない、自分自身に我慢が出来なくて・・・だから別離ました。「９月の雨」のＯＯ子さんの生き方にあこがれています。だから、更新されなくなって、とても残念に思っていました。何とか、再開してほしい！とメールでもと思っていたものですから、とても嬉しくて、メールをしちゃいました。お忙しいのは承知しています。毎日ではなくとも、１週間に２度くらいで結構ですので、どうか継続していただければと・・・私の勝手なお願いでした・・・・】（原文のまま）・・・<br>複雑な思いですね・・・<br>ひとりよがりの自己満足でこんなにへたくそな文章でも、こうして楽しみにしている方がいるんだ！そんなことを思うと、書かなければならない気持ちがフツフツと湧き上がります。<br><br>そして、書こうというきっかけを与えたくれたリピーターの方からも・・・<br>【ＯＯ様　”９月の雨”お願いしてその日に再開していただき感激です．この頃はあちこちから”ほっとかれ”ていますから．二ヶ月ぶりでも筆はなまっていないと思います．今後の展開も目が離せません。ひとことお礼まで・・・ＯＯ　ＯＯ】<br><br>さあ・・・行きましょう・・・『９月の雨』ＮＯ５３になります。<br>１本のエンジのマフラーに繋がれた、２人の姿が、商店街の蛍光灯の光と月明かりに照らされて、微妙なコントラストを見せています。<br>時折、通過する車のヘッドライトがまぶしくて・・・<br>「ねー貴方・・・ほんとに素敵な夫婦だと思わない？私、あんな夫婦になれればいいなあと思うんだ。場末の決して綺麗じゃない中華料理屋さんだけど、見た目じや・その中で働く人たちの意識まで、絶対解らないもん・・人ってどうしても外見だけで、その人の人柄を短絡的に判断しちゃうでしょ・・私、そんな人間になりたくない。私、あのマスターやママさんみたになれれば、いいなあと思うのよ・・」<br>「うん・・・俺も同感・・あの人達って言葉で尽くせない苦労をしてきたから、自然と相手の立場や思いをできるだけ、共有しようという意識が常にあるんだよ・・変な同情じゃなくて、格好いいい慰めの言葉じゃなくて、心の奥底から沸いてくる言葉で表現してくれるから、聞いてる人達の心を打つし、その言葉に素直に耳を傾けることができるんだ。やっぱり人生経験の違いなんだろうなあ・・決して、順風満帆の人生じゃないけど、素敵な夫婦だと思う！マスターが親友の保証人になったばかりに、借金取りに追われ、どん底の暮らしの連続、夜逃げも考えたし、自殺も考えた！あの時のマスターの目の光が今も、忘れられない・・壮絶な人生経験があるから、言葉に力がある・・俺は目指せマスターだな」<br>そんな話をしていると、下宿の前まで来ています。<br>時計の針は、ＡＭ１２：３０過ぎ・・・<br>ひっそりと静まり返った住宅街の下宿に到着です。<br>「ねー貴方・・私の部屋、全部引越しの準備で布団も何もかも、すべて梱包しちゃたの・・いいでしょ・・貴方の部屋に泊まって」・・<br>一瞬、戸惑いがありました。<br>《最後の最後までか・・あいつの引越しの動機は、大家さんとの確執が原因、たぶん俺以上にそれは承知しているはず・・でも自分で決断して行動しているんだから、それは仕方がない事。人の評価は関係ない。自分自身が何を言われても素直に受け止めるしかないんだ！・・》<br>「やっぱり、なるように、なりますように・・」しかないんだなあ・・・<br>「うーん・・俺の部屋に泊まればいいじゃん・・今から、梱包した布団袋をひっくり返すのも大変じゃん・・」<br>「ねー貴方・・・割と素直にＯＫなのね・・たぶん貴方のことだから、今夜は自分の部屋で！寝ろ！そんな返事を予測していたのよ・・なんかがっかり・・でも一緒に居たくて、昼間のうちに布団をかたずけのは本当なの・・だから、今夜は泊まってゆきます」<br>今日は、この辺で・・・続編はまた、あとで・・・・
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966476.html</link>
<pubDate>Sun, 09 Sep 2007 00:15:19 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ５２</title>
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<![CDATA[ １月１１日に『９月の雨』ＮＯ５１を更新して以来、２ヶ月ぶりに書いてみようと思います。<br>２００７年、年明けから新しい事業の立ち上げに奔走、ようやくこの４月から稼動できる見込みになりました。<br>日々の出品だけは、何とか時間を見つけながらこなして来ましたが、「９月の雨」を書く時間がなかったというのが、正直なところです。<br>毎日、リピーターの方々から加工のお礼メールとか、商品の質問、加工の問合せが、たくさん着ています。<br>問合せには、どんなに忙しくてもきちんと返信を出していますが、なかには失念メールもあると思います。<br>新規の方でも親しく、お声をかけていただけるので、商品コメントの重要性は認知しています。<br>ただ、書きたくても時間的な制約があり、書けなかったというのが本音です。<br>今日も、加工納品したリピーターの方からこんなメールがきています。<br>この方とは同年代の青春時代を生きてきたので、気の置けない同胞という思いがあります。<br>その方からのメールの紹介です。<br>【先程２点、インペの花カメオとダクントのパールネックレス頂きました。あまりに素敵で言葉が見つか<br>りません。特にダクントの作品は素晴らしいです。ルースはもちろんですが、粒揃いのパールと職人さんの技が加わるとこんなにも良いものができるのかと感心致しました。先日もどなたかが、製作の出来で作品が死んでしまうと言うような事を云って居られましたが、本当にそうだと思います。私は、カメオとの出会いがＯＯ様のサイトで本当に幸せだと実感しております。ますますのめり込みそうで困ってしまいます。そしてお忙しいとは存じますが、”９月の雨”続編を是非また再開してください。（厚かましいお願いですが・・・）この度も本当に有難うございました。】<br>何か、心の奥深いところをくすぐる感じがして、「ほっとけない」感じになっています。<br>２ヶ月ぶりに書くので、書けるかな？という不安もありますが・・・<br><br>行きましょう・・・『９月の雨』ＮＯ５２・・・・<br>昭和５３年２月の出来事です。<br>明日、２５日は彼女の引越し、そして懸案の親父さんとの初対面です。<br>同じ下宿で過ごす、最後の晩餐を行きつけの中華料理屋のマスターとママ、そして俺たち２人の４人・・・<br>ビールで乾杯になりました。<br>１杯目のビールを飲み干すと、神妙な顔つきで彼女が「マスター、ママ・・・ほんとにわずかな時間でしたが、とても良くして頂き、ありがとうございました。田舎者の私には、都会の両親みたいな感覚で接することが出来ました。私・・明日、引越しになりますが、ＯＯ君がＯＯさんの下宿にいる限り、ちょくちょくお邪魔すると思います。どうかこれからも、よろしくお願い申し上げます。」<br>いつも調子ではなく、厳粛な言葉のトーンでした。<br>《なーんだ、そんなに堅い話をしなくてもいいのに》と思いながら、彼女の横顔を覗くと、目頭が潤んでいるのです。<br>《どうしたんだ・・・そんなにオセンチになる必要もないのにね・・・》<br>するとマスターが「ＯＯさん・・・俺はさあ・・・野郎ばかり２人のドラ息子だったから、あんたが、わが娘のように可愛いかったんだ！ＯＯ君がひとりで来る時は、ＯＯさんどうした？ケンカしたのか？といつも問いかけていたんだよ・・明日から、寂しくなるよな・・・」としんみりしたムードが伝染しています。<br>「ＯＯ子が暗くなるような雰囲気を作るから、この世の別離みたいになっちゃうんだよ・・なんか、お通夜みたいでいやだよ・・・この雰囲気を変えようよ！」<br>すると、ママが、彼女の目を見つめながら・・<br>「ねーＯＯさん・・・めそめそしちゃ駄目よ・・私もマスターも貴方たち２人の応援団なんだから・・・これからもケンカしたり、すれ違い、そして、お互いの気持ちがわからずぶつかることもあると思うのよね・・でもそうした時、この夜の出来事を忘れないで・・・ＯＯさんは決してひとりじゃないのよ・・もしＯＯ君と大喧嘩したら、遠慮なく私たちに相談に来てね」<br>《まったくもう・・・》<br>なんでこんなにしんみりしたムードになってしまうのか？不思議です。<br>なんの「ゆかり」もない貧乏学生をここまで、面倒みてしまうこの初老の夫婦がほんとに好きでした。<br>この夫婦ならではの、人情物語があります。<br>昨年５月にはじめてこの店にきて、カウンターに１人座り、１番安い野菜炒めライスを注文したのが、昨日のようです。<br>ママが「あら・・・学生さん・・田舎はどこ？大学はどこ？学部は何？アパートは？ご両親は？」と質問攻めのオンパレードでした。<br>ただ受ける感じは嫌味ではなく、心配性の母親に似ていて、なんか、気持ちが和らぐ店でした。<br>その後、２人の行きつけの店になり、そしてこの夜を迎えています。<br>《ほんとに色々と面倒をみてもらった！・・》<br>感謝以外の言葉がみつからないのです。<br>「おーい・・俺はビールはもういい・・熱燗でゆくぞ・・ＯＯ君も付き合えよ」<br>「はい！・・・マスター付き合います。ただ、明日はＯＯ子の引越しなので、二日酔いにならない程度にやります・・」<br>「そーね・・私も熱燗にしようかな」とママが、厨房に消えてゆきました。<br>その後、しんみりムードが後退して、この夫婦の「出会いから結婚、そして店の開店から、現在に至るまでの、苦労話を延々と２時間・・・<br>一杯のラーメンの込める職人魂の話がとても印象的でした。<br>ＡＭ１２；００を回ったところで、お開きになりました。<br>今夜のお礼と、再会の約束をして店を後にしました。<br>ＯＯ子が「ねー貴方・・・私のマフラーを貴方の首につなぐの・・高校時代に見た映画のワンシーンにひとつに・・マフラーを２人の首に巻いて、歩くシーンなの・・いいでしょう・・やってみたい」<br>「どーぞ・・嫌だと言ったらケンカになるもん・・好きにしてください」<br>「どうして、そういう言い方しかできないの？ほんとにデリカシーがないんだから・・」<br>ブツブツ言いながら、マフラーで首が繋がりました。<br>エンジのＯＯ子のマフラー・・彼女のいつもの香り・・ほのかな柑橘系の匂いがします。<br>２人の吐く息が、すっーと白い放物線を描きます。<br>言葉を交わさなくても、マフラーから伝わる彼女の鼓動が、かすかに聞こえる下宿への帰り道でした。<br>続編はまた・・あとで・・・<br>２ヶ月ぶりに書いた感想・・<br>この文章書くのにやっぱり１時間はかかるんだ・・でも書けてよかった・・・・・・
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966473.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 23:59:35 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ５１</title>
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<![CDATA[ 昨日の「くしゃみ」症候群が一服です。<br>昨夜は夕食の後、パブロンの風邪薬を３錠そして、就寝時に念のために喉ぬーるを塗布、万全の体制で寝たので、何とか回復しています。<br>早めの対応が良かったみたいです。<br>家内は「医者に行け！」の連発でしたが、自分の身体なので本人が具合を承知しています。<br>小さい頃から扁桃腺が腫れるタイプでした。<br>今回は、喉から来ていないので、医者に行く必要もなし・・・・大丈夫・・<br>何とか、ひどくなる前に撃退した様子です。<br><br>さて・・・行きましょう・・『９月の雨』ＮＯ５１になります。<br>時計の針が、ＰＭ８；３０を指しています。<br>実家に電話をかけにいった彼女でしたが、既に３０分近くになりますが、戻って来ません。<br>混雑を極めていた店の風景も、１段落の感じです。<br>カウンター席は誰もいなくなり、テーブル席の家族連れも最後の中華丼が運ばれています。<br>先に食べ終わっている子供達は、手持ち無沙汰に「お父さん、早く食べてよ！」と父親に帰る催促をしています。<br>日曜日の夕飯時は、ＰＭ９；００を過ぎればお客さんがいなくなるのです。<br>厨房のマスターも、換気扇の下でタバコをくゆらしています。<br>ママは、自分のペースで洗い物を片付けています。<br>それにしてもＯＯ子の帰りが遅いのです。<br>《何かあったのかな？あと、１０分待って戻らなければ、外に出てみよう！》<br>テーブルに肘をつきながら、残りわずかな日本酒のグラスを持ち上げたところに・・ママが「ＯＯ君・・チューハイの注文聞いていたわよね・・・・ごめんね・・すっかり忘れてしまって・・」と生ビールの大ジョッキにチューハイを作って持ってきました。<br>「大ジョッキですか？僕、初めてです、大ジョッキのチューハイ！」<br>「いいのよ・・飲んでこれも私からのサービス・・ずいぶん待たせてしまって・・・それよりＯＯさんはどこに行ったの？」<br>「えー明日、岩手から親父さんが上京するので、細かい打ち合せで、電話をかけに行ってます」<br>「そーなの・・・お父さんが来るんだ・・・可愛い娘の引越しだもん、色々と心配になるわね・・・それで、ＯＯ君もお父さんに逢うんだ・・」<br>「先方の親父さんが、僕に逢いたいとの事で待ち合わせ時間と場所を電話して、決めているんです」<br>そんな話しをしているところにＯＯ子が戻ってきました。<br>「ごめんなさい・・・遅くなっちゃったわね・・心配した？」<br>「当たり前だろう・・電話をかけにいって３０分も戻らないだもん・・何かあったかな？と誰でも心配するよ・」<br>厨房からマスターも出てきて、彼女に向って「ＯＯ君、かなり深刻な顔をしていたぞ・・言葉をかけるのが気の毒な位に・・・」<br>「マスター勘弁してくださいよ・・深刻なんて、少し大袈裟ですよ・・」<br>最後の家族連れが、会計を済ませて店を出て行きました。<br>「さあ・・今夜はこれで閉店・・暖簾をはずして、４人で一杯飲みましょう・・・今夜はＯＯさんの引越し祝いよ・・マスター！暖簾をはずして、外の看板ネオンを落として！」とママが嬉しそうにマスターに指示しています。<br>今日は・・この辺で・・続編はまた、明日・・・
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966471.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 22:41:18 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ５０</title>
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<![CDATA[ 明け方、寒さを感じて目が覚めました。<br>肩口の毛布がはだけて、凍てつきそうなほど、冷えています。<br>仕方なく、トイレに行きます。<br>時計の針は、ＡＭ５；３０過ぎでした。<br>あまりに寒いので、寒暖計に目をやると室内の気温が３度です、外気温はたぶんマイナス４度前後まで下がっているでしょう・・<br>北側の窓は結露でぐっしょりです。<br>起きる気など毛頭ないので、また、布団の中にもぐり込みました。<br>しばらく、うとうとすると今度は、「くしゃみ」の６連発で起こされました。<br>鼻水がでます。<br>花粉症には、まだ季節はずれ・・鼻がムズムズして、その後、４連発の「くしゃみ」でした。<br>家内が「どうしたの？大丈夫！」と声をかけてくれます。<br>喉は痛くないので、風邪じゃないと思うのは、自分だけの思い込みかもしれません。<br>その後、この「くしゃみ」が一定の間隔で押し寄せて来ます。<br>午前中だけで、たぶん３０回・・午後も回復せず、この時間で２０回は「くしゃみ」に襲われています。くしゃみだけでなく、鼻水も出るので、デスク横のゴミ箱がテイッシュでいっぱいになりました。<br>以上、本日の「くしゃみ」物語でした。<br>さて・・プロローグはこの位にして・・・<br><br>行きましょう・・・『９月の雨』ＮＯ５０になります。<br>昨年中にＮＯ５０まで行きたかったのですが、バタバタしていて書けませんでした。<br>ＮＯ５０・・・ひとつの区切りになると思います。<br>書きながら、組みたてをしているので書いてみないと解りませんが、感慨深いＮＯ５０になるように・・・なりますように・・・・<br>彼女はビールから日本酒の熱燗に変えて、お猪口の手酌酒になっています。<br>俺は３本目のビールが残りわずか・・・・<br>「ママ、手が空いたら、チューハイを１杯ください・・」<br>家族連れの大量オーダーに、厨房の動きが激しくなっています。<br>マスターが、大型の中華鍋で３人前のチャーハンを一気に作る光景は、まさに気迫こもる職人技です。<br>ママは、注文の下準備に狭い厨房の中をバタバタしながら動きまわっています。<br>夫婦２人で切り盛りする小さな中華屋ですが、動きに無駄がなく、淡々と注文品をこなす作業に見とれていました。<br>「ねー貴方・・さっきから厨房ばかり、覗いているけど、何か、面白い事があるわけ・・」<br>「うーん・・俺もレストランでバイトしているから、職業柄、厨房の動きが気になるんだ・・２人しかいない店なのに・・たくさんの注文を瞬時に把握して、２度手間にならないように、マスターが細かくママに指示しているところが、凄いと思う！何でもそうなんだけど、仕事の優先順位を決めて準備をさせているから、流れるような仕事になっているんだ・・・・たくさんの注文でも決して慌てる素振りがないんだ・・冷静に仕事しているからミスが起きないと思う！慌てるからミスをする・・・勉強でも試験でも運転でも仕事でも、慌てるから間違えるし、ミスを起こす。この当たり前の事が、わかっていてもできないから、面白いんだ・・・ミスをすれば怒られる、ミスをしないようにしても、怒られるという不安がまた、ミスを招く・・心が萎縮して、窮屈になれば、なるほどドツボにはまってゆく・・・俺も散々、先輩たちに怒られたから、厨房に動きが、ほんとに自分の為になるんだ・・」<br>「ねー貴方・・・私・・つまんない・・さっきから、手酌でチビリ、チビリやっているのに、相手もしてくれないんだもん・・・貴方も少し日本酒飲めば・・・」<br>「それじゃーチューハイが来るまで、飲もうか・・」<br>「今、忙しそうだから、このビールグラスでいいよ！」<br>半分でいいのに、ビールグラス満杯に日本酒を注いでくれます。<br>「そんなに、ついで俺を二日酔いにさせたいの？」<br>「違うわよ・・この位だったら大丈夫でだと思ってるもん・・貴方の限界は私が１番、解っているから・・・心配しないで・・」<br>今夜は二日酔いになる訳に行きません。<br>心して飲まなければ・・<br>「それより・・・明日、岩手の親父さんが来るんだよね・・何時にどこで、待ち合わせをすればいいか？実家にＴＥＬして決めて欲しいんだ・・俺だって、心の準備があるから・・」<br>「解ったわ・・今、ＰＭ８；００過ぎだから、電話してくるね・・」<br>そう告げて、ＯＯ子が店を出て行きました。<br>明日・・どうなるのかな？別に悪い事をしている訳ではありません。<br>《普段のまま、いつも通りに親父さんに逢えばいいんだよ・・》背伸びなんかする必要もありません。<br>自然体で学生らしく、さわやかに・・そう・・<br>「なるように・・・なりますように・・・」<br>今日は、この辺で・・・続編はまた、明日・・・・
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<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 21:51:53 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ４９</title>
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<![CDATA[ 今日は１月９日、長い年末年始休みでした。<br>卸関係の得意先も、今日から仕事始めのところも多く、また１部の職人も今日から・・・<br>そんなことも重なり、ながーい休みを終えて、今日から本格的に仕事を始めました。<br>２００７年、５月を迎えるとサラリーマン生活に決別して、独立、起業・・<br>会社を始めて、満１０年を迎える記念すべき２００７年なります。<br>２００１年１０月にネットオークションに参入して６年目に突入しています。<br>この間、大過なく過ごしてきた事が、とても嬉しく思います。<br>小さなトラブルはいくつも経験してきました。<br>ただ、致命的なトラブルがなかったのが、救いでした。<br>月並みの言葉ですが、初心を忘れず、２００７年も元気に頑張ろうと思います。<br>たくさんのリピーターの方々に、支援されてきた５年間でしたが、今年もどーぞ・・よろしくお願い申し上げます。<br>仕事始めに寄せての雑感でした。<br><br>さて・・・中断していたお気楽日記『９月の雨』ＮＯ４９になります。<br>アサヒビールをグラスに並々と浸し乾杯です。<br>一気にビールを飲み干します。<br>彼女も負けじ、劣らずの勢いで１杯目のビールがあっと言う間に空になりました。<br>「ねー貴方・・・・おいしい！この最初の１杯に幸せを感じてしまうわね・・さあーさあー」と言いながら、俺のグラスに２杯目を注ぎます。<br>「うん・・ありがとう・・俺より、主役はＯＯ子だから」<br>そんな会話をしながら、１本目のビールが空になったところで、買出しに出かけていた、ママが帰ってきました。<br>「あーら・・ＯＯ君いらっしゃい・・・約束忘れずに、来ていたのね・・・」<br>するとＯＯ子が「ママさん・・明日、引越しなのですが、ＯＯ運送さんにお願いしたんです。運送屋さんがママさんからよろしく頼むと依頼されていたので、とても良くして頂いています。ほんとにありがとうございました・・・」<br>「いいのよ・・そんな事・・ウチの大事な常連さんなんだもん、別にお礼を言われるようなことじゃないの・・貴方達が来ると思っていたから、ついでにお惣菜屋さんで、巻き寿司といなり寿司を買ってきたのよ・・今、出してあげるからね・・待っててね」と告げて、厨房に消えて行きました。<br>間もなく、ママが大きなお皿に巻き寿司と、いなり寿司を綺麗に並べて運んできました。<br>「さあ・・・食べて・・これは私からのお祝いのサービス・・・あら、ビール空なの・・ＯＯ君・・アサヒビールで良いわね」<br>カウンター下の冷蔵庫からアサヒビールを威勢良くぬいて、テーブルに運んでくれます。<br>「それじゃ・・ママ・・遠慮なく頂きますけど、売上にも貢献しなければならないので、餃子とニラレバ、それに酢豚もお願いします」<br>巻き寿司をつまみにビールが進みます。<br>さっきまで、俺達しかいなかった店も夕飯どきで１人、２人と客が増えていつしかカウンターが満席になりました。<br>４つあるテーブル席も、２つが家族連れで埋まり、日曜日の夜の賑わいです。<br>「ねー貴方・・・・私、もうビールはお腹が膨れるから、日本酒にしたいの？いいでしょ・・・」<br>「いいさ・・何でも好きなものを飲んでよ、ただし、明日は引越しだから、二日酔いにならない程度にお願いします。」<br>「何よ・・それって・・二日酔いのセリフは私が、貴方に告げる言葉なの！貴方こそ今夜は、調子に乗ってたくさん飲んじゃ駄目よ！もし明日、二日酔いだったら、絶対に許さないから・・・別れることもあるわよ！」<br>「おーい、こんな夜に別れなんて言うなよ、大丈夫、任せて、それほど馬鹿じゃないよ」・・・・・・・<br>今日は、この辺で・・・続編はまた、明日・・・
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966468.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 21:37:48 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ４８</title>
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<![CDATA[ １２月らしい、お天気でした。<br>寒波襲来ですね・・<br>北風が強く、標高の高い山々はたぶん雪模様だと思います。<br>今夜は、定例無尽の最後の忘年会です。<br>今夜で忘年会もウチ止めになります。<br>ただ今、ＰＭ５；３０過ぎです。<br>放射冷却で綺麗な空です。<br>戸外では、木枯らしが木々を揺らしています。<br>北風のせいで、隣家のベランダの屋根が音を立てて風に抵抗しています。<br><br>さて・・・・行きましょうか・・『９月の雨』ＮＯ４８になります。<br>ＰＭ４；３０過ぎに渋谷駅に到着・・・運良く、特急の桜木町行きに乗れました。<br>途中、自由が丘で各駅に乗り換えて、下宿のある駅に降り立ちました。<br>駅前の商店街の外れに、目指す中華料理屋があります。<br>夕暮れどきの商店街・・買い物客で結構混雑しています。<br>５分ほどで到着・・見慣れた暖簾をくぐると自動ドアが開きます。<br>「いらっしゃーい」と大きな声でマスターが出迎えてくれます。<br>厨房で仕事中のようで、視線が合いませんでした。<br>ようやく２人の姿を確認・・・「ＯＯ君・・待っていたよ・・」と声をかけてくれました。<br>「マスターさ！・・ママはどこに行ったの？」の問いかけに「うーん・・あいつの仕入れミスで胡椒が切れて近くのスーパーまで買出しだよ・・直ぐ、帰ると思うから・・好きなところに座って・・」<br>いつものテーブルに座り、メニューを見ながら手持ち無沙汰にしていると「はいよ・・・アサヒビールと柿ぴー」と言いながら、グラスをテーブルにＳＥＴしてくれました。<br>「今、ちょっと手が離せないから、これで一杯やってて！」<br>いつもの感じなのです。<br>手際がいいというか・・仕込みをしている最中なのに、注文を出さなくても、ここまでちゃんとしてくれるのでほんとに嬉しい限りです。<br>学生街の場末の中華屋・・こうした対応が貧乏学生の心に響いています。<br>《サービス業、特に飲食業はこうした対応ができなければ、いけないんだ！》<br>自分自身もホテルのレストランでサービスをしているので、こうしたマスターの応対がとても参考になります。<br>「人まね」でいいのです。<br>マスターの気配りがとても嬉しい瞬間でした。<br>「ねー貴方・・・早く、乾杯しようよ・・私、電車の中が暑くて、喉、カラカラだもん！」<br>ビールの栓を抜いて、グラスにビールを注ぎます。<br>「貴方の私に注がせて・・・」<br>「そんじゃ・・ＯＯ子の引越しが無事、終わることを祈念してかんぱーい！」<br>今日はこの辺で・・・続編はまた、明日・・・・
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<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 11:41:17 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ４７</title>
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<![CDATA[ 昨夜の大荒れの天気・・<br>真冬の「かみなり様」には閉口しました。<br>雷鳴が凄く、自宅が雷鳴に共鳴しているのです。<br>夏場の天候不順、そして真冬の「かみなり」中央高速が上野原で土砂崩れで通行止め・・・<br>内房、外房、千葉方面のＪＲが運行中止・・・ほんとに大荒れのお天気でした。<br>そして、まさに台風一過の晴天です。<br>気温もグングン上がり、この地域外気温が２０度もあります。<br>フェーン現象みたいになっています。<br>そんな水曜日ですが、再び、実家からＴＥＬがあり、呼び出しです。<br>玄関が吹き抜けになっています。<br>飾り窓が２つありますが、この窓を拭きたいから手伝えという指示です。<br>昨年までは、老夫婦２人仲良く、大掃除をしていたようですが、今年は加齢からくる衰えで、無理みたいです。<br>そんな訳で午前中１１時に実家へ出向き、窓拭きになりました。<br>脚立に登り、不安定な姿勢での窓拭き作業・・確かに、８０歳目前の爺さんでは、無理な仕事でした。<br>しんどい作業を１時間あまり、高いところの窓拭きを全部仕上げてやりました。<br>婆さんはお昼の心配をしています。<br>爺さんは出前を取れてと言います。<br>２人でごちゃごちゃもめているので、駅前の中華料理屋に連れて行きタンメンの昼食になりました。<br>両親と３人だけで外食などする機会がないので、２人とも大喜びでした。<br>ささやかな昼食でしたが、２人の顔を見ていると「あー良かった・・良かった」と思う出来事でした。<br>プロローグはこの位にして・・・<br><br>行きましょう・・・『９月の雨』ＮＯ４７になります。<br>代々木公園・・・腕時計の針がＰＭ３；００過ぎを指しています。<br>相変わらず素晴らしいお天気です。<br>親子でサイクリングを楽しむファミリーが躍動しています。<br>フリスビーを楽しむ親子・・それぞれ思い思いの休日を楽しんでいます。<br>そんな風景を彼女とぼんやりと眺めながら、時間が過ぎて行きます。<br>「ねー貴方・・・今夜はＯＯ軒（中華屋）にゆく約束でしょ・・この間、ママと約束したこと忘れてないでしょうね・」<br>「もちろん覚えているよ・・約束がなければ、炉端焼「北海」で１杯飲むのも悪くないな！と思っていたんだけど、約束だからちゃんと行こう！今夜はＯＯ子のお別れパーテイーだもん・・・楽しくやらなきゃ・・」<br>そんな他愛もない話しをしていれば、時間があっという間に過ぎて行きます。<br>太陽が西に傾き・・帰り支度をはじめる家族連れが目立ち出しました。<br>「ねー貴方・・・もう４時よ・・私達もそろそろ・・・」<br>「そうだね・・・ブラブラしながら渋谷駅まで向えば、３０分くらいかかるから・・」<br>ブルーシートを畳んで、ゴミの後始末をして、代々木公園を後にしました。<br>今日は、この辺で・・・・続編はまた、明日・・・・
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<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 11:33:54 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ４６</title>
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<![CDATA[ 朝から、冷たい雨模様の火曜日です。<br>断続的に降りしきる細かい雨です。<br>雪にはなっていませんが、気温が上がらず、寒ーい昼下がりです。<br>午前中・・・実家から呼び出し・・リビングのＴＶが映らないと婆さんからでした。<br>早速、実家に・・・３年前に購入したＴＶですが、画像が映りません。<br>パソコンでは液晶がやられると修理にだせば、直りますが、ＴＶは経験がないので、わかりません。<br>行きつけの電気屋にＴＥＬして、見てもらいましたがコンデンサが破壊・・・修理代が￥５０，０００かかる・・<br>電気屋さんには、即答をさけて後程、連絡させてもらうことで了承・・￥５０，０００もかかるのか？<br>新品が購入できる修理代金です。<br>ノーテンキな老夫婦では、￥５０，０００かかると言われれば、そのままお願いしてしまうところでしたが、その状況をみていたので、即答させずに何とかクリアです。<br>自宅に戻り、ＮＥＴで検索・・・コンデンサの修理は￥１５，０００～￥２０，０００で済みそうです。<br>ただ、持ちこみで対応しなければ、ならないので、自分の仕事が増えてしまいました。<br>年金暮らしの両親・・・・息子とすれば、やはり余分な出費をさせる訳に行きません。<br>あの重たいＴＶを修理屋まで持参しなければ、なりません。<br>これも親孝行だと、割りきります。<br>さて、プロローグはこの位にして・・・<br><br>行きましょう・・『９月の雨』ＮＯ４６になります。<br>代々木公園の木立から、こぼれる春を感じさせる柔らかい陽光を浴びながら、至福の時が流れて行きます。<br>「ねー貴方・・・私、今、とても幸せな気持なの・・・・昨年の５月に初めて来たときには今日のこの風景なんかとても想像できなかったわ・・あの時は、まだ、まだぎこちなくて、貴方がリードしてくれるままに、行動していただけだった・・わずか９ヶ月でこんなに風景が変わってしまうんだもん・・あの時、木立の下でブルーシートを敷いて、お弁当を楽しそうに食べているカップルの事、覚えている？そしてその時、貴方が俺達もあんな感じになれればと？ポツリつぶやいたのも・・・・私はしっかり覚えているのよ・・・」<br>そんな事が確かにありました。<br>新緑の５月でした。<br>確かにこの木立の下でブルーシートを敷いて、楽しそうにお弁当を食べている仲のよいカップルの事を、俺もはっきり覚えています。<br>間違いなく「あんな感じになれれば・・・」と言った事を覚えています。<br>「あのさ・・ＯＯ子・・あの時と同じようにこの姿を見て、いいなあーと思う人たちがいるかも知れない・・・そんな人たちに俺達が今、舞台の上にいるんだよ・・」<br>「そーよね・・私達のこの風景を見て、いい感じに思う人達がいるのよ・・間違いない！」<br>「ねー貴方・・・私・・この空を真っ青なペンキで塗り潰すよりも、貴方の心の真っ白な部分を塗り潰す方が、はるかに簡単だと思って、貴方の心を私の色で塗ってきたの・・細かいケンカもしてるけど、ずっと・・ずっと今の気持ちを大切にしてゆきたいの・・」<br>「ねー貴方・・・ちゃんと聞いているの？」<br>「うーん・・・ＯＯ子の気持は全部、解ってるよ・・・今日の為に、おまえがどれだけ思いを込めていたのかも・・・・」<br>今日は・・この辺で・・続編はまた、明日
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966459.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 11:23:25 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ４５</title>
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<![CDATA[ とうとう１２月２５日、クリスマスになっています。<br>「ああ・無情」・・時の流れが早すぎて・・早すぎて中学生の頃読んだ、レ・ミゼラブルの小説がふと頭をかすめました。たった一切れのパンを盗んだために、１９年間を監獄生活で過ごした、ジャン・ヴァルジャンよりは、はるかにましなのですが、連日、つまらない用事の為に振りまわされています。<br>昨日も、実家から呼び出しがあり、午前中かけて、照明器具の交換を担当・・・<br>７９歳になるお爺さんの体調がすぐれず、ピンチヒッターでやることになりました。<br>８０歳を目前に控える爺さんですが、今年は、多くの同級生が他界した影響で、かなり気持が弱くなりました。<br>たぶん、気持の置き場を見失った状態だと思います。<br>親友が１人欠け、２人欠けしてゆくと、元気だった身体も何故か、不安定になり、痛いところや、気になる部分を探すようになっています。<br>できるだけ、実家に顔を出して、スマイル・・スマイルと声をかけて励ましています。<br>婆さんは「おまえが顔をだすと、ほんとに嬉しそうにしている！」そんな風に言われてしまうと、行かねばならない使命感になってしまいます。<br>家内も爺さんの通院や、婆さんの買い物に付き合いなどで、連日実家の面倒を見ています。<br>寝たきりになるような不具合はないのですが、年老いてゆく両親がいつまでも元気でいて欲しいと願う今日この頃でした。<br>さて・・・昨夜、そして今朝、ＴＶをかけるとディープインパクトの話題で盛り上がっています。<br>競馬に興味がない自分にとっても「あの走り」は圧巻でしたね・・<br>ゲートが開き、１４頭の選び抜かれた駿馬が一斉に飛び出した距離は２５００ｍ、ディープインパクトは後ろから３番目の位置、先頭からもう相当離されている。<br>素人の目には、それはもう絶望的な距離だったのに・・・３コーナーに差し掛かるや否やそれまで溜め込んでいた力を一気に爆発させ他の馬を追い越し、遂にはぶっちぎりでゴールに飛び込んでいます。<br>その雄姿たるや凄く輝いて見えて感動しました。<br>この馬の人気は、きっとこの勝ち方にある様な気がしてなりません。<br>競走馬としては今日が最後だけれど、有終の美を飾るってまさにこの事なんだろう。<br>この馬の強さと美しさに、強い衝撃を受けました。<br>さて、長いプロローグはこの位にして・・・<br><br>『９月の雨』ＮＯ４５になります。<br>渋谷の「詩仙堂」を後にして、代々木公園に向います。<br>時計の針はＰＭ１；１０過ぎ・・お腹も相当減ってきました。<br>穏やかな２月最後の日曜日です。<br>家族連れの姿が目立ち、バトミントンやサッカーボールを、親子で蹴っているファミリーで混雑しています。<br>適当な木立を探して、ブルーシートを敷いて、待望のお弁当になりました。<br>彼女が手際よく、準備をして行きます。<br>「ねー貴方・・まだ食べちゃ駄目よ・・今、おしぼりを出すから、ちゃんと手を拭いてからにして・・」「大丈夫だよ・・今まで待ったんだから、つまらないフライングはしないよ・・」<br>水筒からお茶を用意して、これで準備完了です。<br>「さあ・・・貴方、何でも、好きなものを召し上がれ！」<br>ホイルに包まれた「おにぎり」から手をつけました。<br>耐熱容器に綺麗に並べられた、お惣菜・・きんぴら、卵焼き、ウインナを順番に口の中に運んでゆきます。<br>「美味いよ・・美味いよ・・さすがＯＯ子！」<br>わずか１０分程度で、彼女が用意したお弁当が綺麗になくなりました。<br>「もうお腹いっぱい・・・食べた・・食べた・・美味かった！」<br>彼女の表情を観察すると「私も大満足！」そんな感じでした。<br>食べた後始末を、彼女がしています。<br>傍らで、ブルーシートに大の字になって寝そべる俺がいます。<br>スカイブルーに晴れ渡った青空を、一筋のひこうき雲が緩やかな放物線を描いています。<br>まぶたを閉じれば耳から聞こえるあたりの音に、心が研ぎ澄まされ行きます。<br>近くから聞こえる子供達のはしゃぎ声に、遠い昔の自分の姿がだぶっていました。<br>「ねー貴方・・今、何を考えているの？」<br>「うーん、小学生の頃、公園で暗くなるまで遊んでいて・・お母さんが探しに来た事」<br>「そーよね・・貴方って割りとマザコンなんだから・・」<br>《自分だってファザコンのクセによく言うよ・・・・・・》<br>今日はこの辺で・・・続編はまた、明日・・・
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966456.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 10:35:45 +0900</pubDate>
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<title>『９月の雨』Ｎｏ４４</title>
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<![CDATA[ １０日ぶりに、落ち着いてパソコンに向っています。<br>先週は、毎晩のように用事があって外出でした。<br>地域の重鎮が山梨県体育功労賞を受賞、そのパーテイーとか無尽のゴルフ（５０回記念コンペ）・・・<br>年末特有の忘年会も重なり、気が休まる時間がありません。<br>納期のある注文品の処理が最優先になるのですが、バタバタの連続でした。<br>今週は、１７日が同級生家族との忘年会、２１日がハンド部父兄との忘年会・・・<br>あと４つくらいの忘年会の予約がありますが、２００６年もあと、２０日間になりました。<br>今週は、落ち着いて仕事ができそうです。<br>今日は、午後から「あんべ光俊」の古いテープを聞きながら仕事しています。<br>『９月の雨』も１０日ぶりに更新をします。<br>彼の作品を２０年ぶりに聞きながら・・・青春時代の甘酸っぱい思い出が蘇る作品集です。<br>学生時代を過ごした、小さなアパートから生まれた物語を作品にしたいいテープです。<br>懐かしいですね・・・・<br><br>それでは行きましょう・・・『９月の雨』ＮＯ４４になります。<br>井の頭公園を後にして、代々木公園に移動です。<br>日曜日の昼下がり電車も比較的空いていて、３人掛のシートが空いていたので、しっかりと座ることができました。<br>それでも明大前で人並みが増えて、下北沢を過ぎる頃には電車が満員になっています。<br>学生と家族連れが目立ちます。<br>とても良いお天気なので、絶好のデート、買い物日和なのでしょう・・・<br>ハチ公前の交差店を渡り、公園通りを歩きます。<br>「ねー貴方・・・・パルコ前の詩仙堂でお茶して行こうよ・・」<br>この喫茶店は、彼女のお気に入りの店でした。<br>この店にはじめて来たのが、昨年の５月でした。<br>地方の高校を過ごした田舎者同士、見るものすべてが新鮮で新しい発見の連続でした。<br>「ＯＯ君・・・詩仙堂なんて言う名前の喫茶店があるんだ・・・あの京都の詩仙堂みたいな感じなのかな？・・・・ねー入ってみない」<br>彼女の言葉に背中を押され、地下１Ｆの店に続く階段を降りて行きます。<br>重厚な木目調のドアを開きます。<br>白と樹木の肌を基調とした、しっとり落ち着いた店内です。<br>アルプスの少女ハイジを連想させる、ウエイトレスの姿がとても印象的でした。<br>白のフリルがついたエプロンが素敵なのです。<br>茶色の皮革製のメニューを開きます。<br>昭和５２年当時、１杯￥５００のコーヒーは学生の身分では分相応でしたが、その後この店でコーヒーを飲むのが、楽しみのひとつになりました。<br>落ち着いた店内と、静かに流れるクラシック音楽を聞きながら、恋人と語らう最高のステージなのです。<br>初めて訪れた時、時間が過ぎるのも忘れ、１杯￥５００のコーヒーで２時間もお喋りをした記憶がはっきり残っています。・・・・店のドアを開けると、カウンター越しに、コーヒーを立てていたこの店のマスターが軽い会釈をしてくれます。<br>何度も通い詰めた店なので、言葉を交わさなくとも、自然と顔みしりになっていました。<br>いつもの２人掛のテーブルに座り、俺はブレンド、彼女はウインナコーヒーを注文しました。<br>「ねー貴方・・・初めて来た時もこの席だっわよね・・覚えているでしょ・・」<br>「うーん、しっかり覚えているよ・・・」<br>「あの時は、高校３年、冬の話しをしたわよね・・大学受験を控えて、すっごく勉強していた時の事・・・」<br>「そうだった・・お互いに受験生だったから、かなり盛り上がったよね・・」<br>そんな他愛もない話しをしているだけなのに、この店にいるとすべての雑念が消えて、心が洗われてゆく<br>のが、とても不思議なのです。<br>「あのさ・００子・・・俺、腹減った・・代々木公園でお弁当にしようよ・・」<br>「そーね・・・もう１時なんだ・・・ずいぶん「おあずけ」状態なのね・・それじゃ・・貴方・・会計お願いね・・」<br>レジで会計を済ませて、ようやく代々木公園で遅いお昼になりそうです。<br>今日はこの辺で続編はまた、明日・・・・・・<br>（そして２９年前の詩仙堂のことが知りたくて、グーグルで検索をかけましたが、店は無くなっているようです。）
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<link>https://ameblo.jp/sasa19582000/entry-12503966454.html</link>
<pubDate>Sat, 08 Sep 2007 10:15:00 +0900</pubDate>
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