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<title>企業法務担当者の書斎部屋</title>
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<description>読むとは、それにしても果てしないものだ。その読むこと、読んだことをこんなふうに綴ってみることも、またどうやら果てしない。(松岡正剛）</description>
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<title>その人の名前と写真だけしか知らなかった―「廉太郎ノオト」</title>
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谷津矢車「廉太郎ノオト」（中央公論新社）廉太郎ノオト (単行本)Amazon（アマゾン）1,549〜5,680円 この写真と、「荒城の月」くらいしか知らなかった。  改めて見ると、眉目秀麗な青年である。伝記によれば、運動神経も良かったらしい。頭も良い。音楽も得意。もはやモテる要素しかない。 しかし、彼はわずか２３年でその短い生涯を閉じる。残酷な話である。 が、その残酷さはなるべく後まで引っ張られている。それはそれで１つの大きなテーマがあると思うのだが、読後の印象は、むしろ爽快感が残る青春小説だ。
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<title>あの夏の吉祥寺駅がかえってくるー「海がきこえる」　</title>
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海がきこえる (徳間文庫) 氷室 冴子 海がきこえる (徳間文庫)Amazon（アマゾン）347〜3,334円 この本を最初に知ったのは映画からだった。１９９３年ですから、高校3年生の時にテレビで放送されたのがきっかけだ。里伽子が女子グループに問い詰められるシーンとか、ああウチの学校にもあるなあ、とか思いまながら茫洋と画面を眺めていたのを覚えている。 一浪して大学に入り、地方から上京した大学生と友人の家に入り浸る毎日になると、この映画の舞台となったホームに立つことがしばしばあった。吉祥寺駅。中央
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<title>保守・リベラルの両方に苦い味　沖縄問題の”不都合な真実”―「沖縄　憲法なき戦後」</title>
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古関 彰一・豊下 楢彦「沖縄 憲法なき戦後――講和条約三条と日本の安全保障」（みすず書房）  沖縄 憲法なき戦後――講和条約三条と日本の安全保障Amazon（アマゾン）2,600〜11,221円 古関彰一という人は、リベラル派なのにリベラルに耳の痛い事を書く人で、彼を一躍有名にした「新憲法の誕生」（中公文庫）（※１）の時にも、「憲法思想の敗北」という言葉を用いて、当時の日本人に“平和憲法”なるものを構想する力がいかに無かったかを鮮やかに喝破して見せたのだが、外交史の専門家との共著となる本書もそん
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