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<title>火影の日々</title>
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<description>火の影は里を照らす</description>
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<title>誕生日おめでとう</title>
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<![CDATA[ 誕生日おめでとう、ナルト。<br>任務が落ち着いたら、きちんとお祝いするからね。<br>いつも元気なナルトでいてくれ。<br>ラーメンばかりじゃなくて、ちゃんと野菜も食べるように。<br><br>お前はオレの自慢の息子だ。<br>大好きだよ。<br>
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<pubDate>Sun, 10 Oct 2010 13:55:00 +0900</pubDate>
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<title>遠方任務</title>
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<![CDATA[ 悪いね、みんな。<br>第一回ブログネタ勝負の締め切りを9月2日にしたけど、9月12日に変更するよ。<br>それまでにブログネタが書けたら、各自上げてくれてもいい。<br>勿論、ブログネタ以外に、自由に書くのも構わないよ。<br>ただ、オレがチェック出来ないという事だ。<br><br>オレはこれから、遠方任務に赴く事にする。<br>任務は早めに済ませてしまいたいね。<br>じゃあ、行ってくるよ、みんな。
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<pubDate>Sun, 29 Aug 2010 12:09:42 +0900</pubDate>
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<title>第一回目ブログネタ勝負開始宣言</title>
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<![CDATA[ この頃下書き保存での、不具合が多いような気がする。<br>これは、アカデミーの夏休みのせいかもしれない。いつも以上にみんなが、ブログを書くからかな。<br>しばらく様子を見ていたけど、全くブログが上げられない訳じゃない。何度かやり直しをする羽目になるけど。<br><br>この辺りで一度、肩慣らしをしようか。<br>ずっとなにも書かずにいると、みんなのやる気がなくなっちゃうからね。<br><br>と、言う事でみんなへ。<br>「第一回ブログネタ勝負」をするよ。<br>今回の課題はそうだね、各自自由に決めていい。自由に一つ必ず書く事、これでいいかい？<br>締め切りは9月2日、次の週の木曜日だ。<br><br>もし、今回一つブログネタが書けなかった子には、軽い罰ゲームをしてもらおう。<br>罰ゲームについては、せっかくだからなにかブログを書いてもらおうかな、と考えているよ。<br>みんながちゃんとブログネタを書いて、書けなかった子が誰もいなかったら、それはそのまま次の時の罰ゲームにするね。<br><br>じゃあ、第一回ブログネタ勝負、いくよ！<br>
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<pubDate>Thu, 26 Aug 2010 18:30:00 +0900</pubDate>
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<title>ブログ競争宣伝</title>
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<![CDATA[ 朝食の時ナルトが、みんなでブログネタ勝負をすると言った。<br>ブログネタを久し振りに書かないかと、水月に誘われたらしい。<br>その時ナルトが続けて書く為の工夫として、ブログネタで勝負する事を提案したようだ。<br>なるほど、競争ならみんな頑張るだろう。いいアイディアだと思った。<br><br>最初はサスケと水月とナルトだけだったようだが、サクラや香燐も参加する事になったらしい。<br>「何かかけるのか？」<br>「ああ、勝った奴が負けた奴に命令出来るとかよ、負けた奴が罰ゲームとかな。サスケが負けたら楽しいだろうなァ。ぜってェコテンパンに負かせてやるぜ！」<br>どんどん話を大きくしていったのは、ナルトのような気がする。これは父親としてのカンかな。<br><br>「それは負けられないね。みんなすごい罰ゲームを用意しそうだ」<br>「そうだな、オレもすっげーやつ考えねーと。それからさ、一番の奴がサクラちゃんと、デー……オホン、いやー、へへへ」<br>「おやおや」<br>どうやらナルトは自分の楽しい事まで、勝者の戦利品にしようとしているようだ。多分、ナルト一人が勝手に。<br>「ん、応援するよ、ナルト。頑張れ！」<br>楽しそうな我が子の様子に、自分まで勝負をするような気持ちになる。オレはグッと拳を握りしめていた。<br><br>「オッス、頑張る！んでさ、父ちゃんも参加しねェか？人が多い方が盛り上がるからさ」<br>ナルトの参加要請に対してオレは少し考え、否と答えた。どうしてと聞くナルトに、笑顔でこう返事をした。<br>「オレはあくまでも、中立になりたいな」<br>子供相手にムキになって、競争するのは大人としてどうもね。<br>「そっか。わかったってばよ」<br>ナルトはすぐに納得し、これ以上オレに参加要請をしてこなかった。オレを困らせる事をしないナルトはいい子だ。（親バカかい？）<br><br>「せっかくだから、オレは審判みたいな事をしよう。特定のブログネタを書くように、みんなに指示をしたりとか。このアイディアはどうだ？」<br>「オウ、それいいってばよ！すっげー楽しそう！」<br>ぱーっとナルトの顔が明るくなる。<br>「そして、応援の為、オレのブログにみんなのブログのリンクを貼るよ。少しでもみんなのブログを見てもらう機会が増えるようにね」<br>「ありがとう、父ちゃん！」<br>爽やかな笑顔を浮かべ、ナルトは元気にもう一度頑張ると力強く言った。<br><br>と、言う訳で、ナルトとの約束通り、みんなのブログへリンクを貼るよ。時間のある時にでも、見てくれたらうれしいな。<br><br><a href="http://ameblo.jp/blackcatleapstothemoon/entry-10623582424.html">サスケ</a><br><a href="http://ameblo.jp/baby-bule/entry-10623208276.html">水月</a><br><a href="http://ameblo.jp/snowstrawberry-kiss/entry-10623236990.html">サクラ</a><br><a href="http://ameblo.jp/le-nid-de-faucon/entry-10623260642.html">香燐</a><br><a href="http://ameblo.jp/chastolite/entry-10623219052.html">ナルト</a><br><br>こちらは、ナルトの報告だよ。<br><br><a href="http://ameblo.jp/chastolite/entry-10624974776.html">ナルト</a><br>
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<pubDate>Fri, 20 Aug 2010 18:00:00 +0900</pubDate>
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<title>家族と囲む食卓</title>
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<![CDATA[ 夕べは、かなり遅くなってしまった。<br>お腹を空かせて、クシナとナルトがオレの帰りを待っているだろう。そう思うと、自然と歩みが早くなる。<br>空を見上げると暗い山吹色と言うか蜜柑色と言うか、不思議な色の月が在った。<br>時折横切る雲に、その姿を消したり現したりしている。<br>美しいが恐怖すら覚えるその月を見ながら、オレは帰宅を急いだ。<br><br>曇ってきているようだが、雨の気配はどこにも感じられない。<br>一雨降って、涼しくなってくれたらいいのだが。<br>暑いがそれでも夜の風は、随分秋らしくなってきたように思う。<br><br>帰宅するとナルトが待ちかねたように、オレを笑顔で出迎えてくれた。<br>クシナはオレが帰るタイミングに合わせようと、食事を大体用意していたらしい。それほど待つ事もなく、夕飯が出てきた。<br>家族を待たせるのは申し訳ない思うが、みんなで食事を摂る事が、オレの楽しみだったりする。<br>オレを気遣い、文句一つ言わずに待っていてくれる家族に、改めて感謝をした夜だった。<br><br>とても美味しいご飯をいつもありがとう、クシナ。<br>食卓で楽しい話をいつもありがとう、ナルト。<br>
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<pubDate>Thu, 19 Aug 2010 18:15:00 +0900</pubDate>
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<title>ささやかで贅沢な時間</title>
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<![CDATA[ 息をするのも辛いような、暑い日が続く。<br>余りに暑くて不快だと思うけど、暑い夏は嫌いじゃなかったりする。雨の続く夏も、好きだよ。<br>結局オレは、どんな季節のどんな気候でも楽しめるらしい。<br><br>今日はまだしばらく、任務に従事していないといけないようだ。執務室で、書類に追われる。<br>さすがに集中力が落ちてきたので、いったん休憩するべくペンを置いた。<br>窓から空を見上げると夜になりかかった藍色の空と、淡く光る半月が見えた。<br>半月はやや黄色がかっているだろうか。辺りを柔らかく照らしている。<br>窓を開けると風が吹き込み、外を覗くと、木々が微かに揺れているのにも気が付いた。<br><br>日が落ちると、夜になるのが早い気がする。<br>徐々に夜空の色を深め、半月がはっきりするようになった。<br>虫の音が、涼やかに耳に届く。心地好い一時だ。<br><br>任務途中のオレのささやかで贅沢な時間、これを充分に楽しんだ後、オレは執務に戻った。<br><br><br>
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<pubDate>Wed, 18 Aug 2010 18:50:00 +0900</pubDate>
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<title>忘れ物</title>
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<![CDATA[ 任務に向かう途中で自分が忘れ物をしたのに気が付き、とても慌てた。<br>それは、任務に必要な物ではない。<br>だが、オレにとっては、無くてはならない物だ。<br><br>家まで取りに戻ろうか。<br>そう考えてきびすを返したところで、声をかけられる。<br>三代目火影のヒルゼンさまだ。シワの刻まれた顔に、優しい笑顔が浮かんでいる。<br>オレが姿勢を正して挨拶をすると、ヒルゼンさまは益々笑顔が深くされる。<br><br>いつもならここでヒルゼンさまと一緒に、打ち合わせをしながら任務先に向かうところだ。<br>しかし、今日は忘れ物がある。どうするべきか。<br>そんなオレの様子を察せられたのだろう、ヒルゼンさまが少し怪訝な顔をなさった。<br>一瞬躊躇ったがオレは正直に忘れ物の事を、ヒルゼンさまに打ち明けた。<br>話を聞いたヒルゼンさまは、声を上げて笑われた。<br>ヒルゼンさまはお優しくも厳しい顔で頷き、時間には必ず間に合うようにと告げられた。<br>オレはヒルゼンさまに頭を下げ、印をすばやく結ぶと家に戻った。<br><br>自室の机の引き出しを開けると、オレの忘れ物が置いてあった。オレの教え子達からもらったお守り、そして、我が妻と我が子からもらったお守りが。<br>教え子のお守りには、カカシ、オビト、リンの、オレに向けたそれぞれの言葉の書かれた紙が三枚。<br>家族のお守りには、クシナのオレへの愛の言葉がつづられた紙が一枚。<br>そして、ナルトの汚いクチャクチャな字で、ガンバレと大きく書いてある紙が一枚入っている。<br><br>実はナルトの紙には、裏にも言葉が書かれていた。<br>火影への憧れと抱負が力強く書かれていて、それを読むたびにオレの気持ちが引き締まる。<br>お守りの言葉を任務先で、オレは何度も読む返す。これらの言葉は、オレの力の源だ。<br><br>それぞれの紙を読み終えると、自分のポケットにお守りを入れる。<br>確かにポケットに入れたのを手で触って確かめると、時計に目を走らせる。そろそろ任務の時間になりそうだ。<br>玄関から出てオレは今度こそ任務に就くべく、来た時と同様に素早く印を結び家を後にした。<br>
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<pubDate>Sat, 14 Aug 2010 08:30:00 +0900</pubDate>
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<title>夕立</title>
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<![CDATA[ 自来也先生の著書「ド根性忍伝」を読んでいたら、いきなり激しい雨の音が聴こえてきて、オレは現実に引き戻される。<br>読んでいた本を閉じ、開けてあった窓から外を眺める。<br><br>今日は朝から風がなく、蒸し暑い日だった。<br>空には、白い雲と灰色の大きな雲がゆったりと流れていく。ところどころ青空の覗く曇りだった。<br>それがいつの間にかどんよりした雲が空一面に拡がり、青空が見えなくなっていた。<br>湿り気を帯びた風が強く吹き込み、汗ばんだ身体には心地好く感じる。<br>まるで煙るように白く、雨が辺りを染め上げていた。<br><br>玄関の方がにわかに騒がしくなった。<br>どうやら修行をしていて、雨に降られたナルトが帰宅したようだ。<br>クシナが慌てて、タオルを持って玄関まで急ぐ。<br>ナルトはそのまま、風呂に向かったようだ。<br>身体が冷え過ぎたら、下手をすると風邪を引く。ちょうど汗もかいているだろう。<br>ホッとしたように部屋に戻ってきたクシナに、お疲れさまとオレは声をかけた。<br>クシナは花のように可憐な笑顔を、オレに向けた。<br><br>夜の気配が漂う頃には、雨音が時折ぽつりぽつりと、微かに聴こえる程度になった。<br>このまま、雨が止みそうな感じだ。<br>それを残念に思うと、オレの気持ちに応えたかのように、雨は激しく降り出す。<br>そして、またぽつりぽつりと、微かに聴こえる程度の雨になる。<br>何度かそれを繰り返すと、すっかり辺りは夜になっていた。<br><br>ふと気が付くと、どこからか虫の音が聴こえてくる。雨はどうやら止んだようだ。<br>家の前を誰かが話しながら歩いていく。<br>オレは中断していた自来也先生の著書を広げ、作品世界に没頭する事にした。<br>
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<pubDate>Fri, 13 Aug 2010 18:30:10 +0900</pubDate>
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<title>雨の気配</title>
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<![CDATA[ 簡単な任務を済ませ、オレは空を見上げた。そこには、夏らしい青い空が見えた。<br>だが、その青い空には白い雲より、灰色の雲が多くなっていた。ゆっくりだが確実に、灰色の雲の範囲が拡がっている。<br>風もやや湿り気を帯び、待ち望んだ雨の気配を感じさせた。<br>今日こそ降るか。オレはホッとして、自然と頬がゆるむのを感じた。<br><br>家に戻ってくるとオレを出迎えたクシナは、この頃挨拶の一つになっている雨の話題を口にした。<br>「今日こそ降るわよね」<br>オレはああ、雨は降るよと力強く頷くと、クシナはよかったと笑顔で呟く。<br>クシナに笑いかけ、オレは肩を抱いて居間に向かった。<br><br>家に戻ってからも期待に何度か外を見ていたが、意外に雨はなかなか降らなかった。<br>ナルトも気にしているようでオレの傍にわざわざやってきて、まだ雨が降らないと少し不満そうな顔で告げる。<br>「今日こそ降るよな」<br>オレは大丈夫、絶対に振ると自信を持って頷くとよほど嬉しかったのか、よし、と小さくガッツポーズをする。<br>その後オレを照れ臭そうに笑いながら見つめると、ナルトは居間から出て自分の部屋に戻っていった。<br>ナルトの軽い足取りで去る背中を、微笑ましく思いながら見送った。<br><br>オレ達家族の誰もが、雨を望んでいた。なのに雨はオレ達を焦らすように、気配だけを伝えてくる。<br>夕方遅くにようやく、空一面に厚い雲が拡がってきた。澄んだ青い空が見えないのは、何日振りだったか。<br>朝より雨の気配が強くなっていた。湿り気を帯びた風も、強く吹くようになった。<br><br>家族揃って夕食を食べ、それぞれの時間を過ごす。明日の任務用に、オレは書類をまとめていた。<br>ふと、何かが落ちる音に気が付いた。それはずっと願っていた、雨音ではなかったか。<br>窓を開け、気のせいではない事を確かめる。<br>湿りきった風がオレの頬を撫で、サーっと柔らかく静かな音を耳に伝えてくる。<br>静かで小さな音だったが、確実に聴こえてきた。少し前まではよく聴いていた、懐かしい音だ。<br>任務の書類をまとめるのをやめ、オレは雨音をしばらく聴いていた。<br><br>
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<pubDate>Thu, 29 Jul 2010 18:30:00 +0900</pubDate>
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<title>雨を望む</title>
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<![CDATA[ 今日は朝から暑い日だ。<br>セミの声が随分近くから聞こえる。<br>囁き声なら人の声すら消し去ってしまうんじゃないかと思うくらいの、大きな声で鳴いている。<br>カーテンを開けると夏らしい強い日差しがオレの部屋に差し込み、部屋の温度が一気に上がった。<br>窓を開けて外に少し乗り出してみると、すぐに熱気がオレの身体を包み込む。<br>これは昨日より暑くなりそうだ。<br><br>書類をまとめていても汗がドッと噴き出すので、タオルで拭き取りながらの作業だ。<br>幾種類かの鳥達の声に励まされ、任務に必要な書類を書く事に専念する。<br>時折暑さでペンを止めてふうと息を吐き、窓から外を眺め様子をうかがう。雨が降らないだろうか、と。<br>しかし、雨の気配はどこにも見当たらない。<br><br>一昨日雲の範囲が拡がっていたので、日記を書いた後に雨が降るのではないかと思っていた。<br>でも、予想に反して、雨が降る事はなかった。<br>雨が降ったのはいつだっただろう。<br>思い出そうと考えてみたが、どうも思い出せない。<br>麦茶を持ってきたクシナに聞いても、覚えていないという答えだった。<br>これはしばらく雨が降っていないのではないのか。<br><br>麦茶で喉を潤しながら、空を見上げる。<br>やはりそこにはオレの期待に応えてくれそうにない、ほとんど雲のない澄んだ青い空が広がっていた。<br>少しだけうらめしい思いでカーテンを閉め、再びオレは書類をまとめる事に専念した。<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/schatten-des-feuers/entry-10596636081.html</link>
<pubDate>Wed, 21 Jul 2010 09:40:35 +0900</pubDate>
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