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<title>スクールデイズのブログ</title>
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<description>学校生活が楽しい</description>
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<title>南島譚 中島敦</title>
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<![CDATA[ <p>喰わせものであろうとは、南洋へ来てまだ間も無い私にとって頗（すこぶ）る意外であった。<br>其の頃、私はパラオ民俗を知る為の一助にもと、民間俗信の神像や神祠などの模型を蒐集していた。それ故、知合いの島民の一人からマルクープ老人が比較的故実（こじつ）にも通じ手先も器用であると聞伝えた私は、彼を使って見ようという気になったのである。最初私の前に連れて来られた老人は、瞼を時々つまみ上げて私の方を見ては私の質問に答えた。コロールばかりでなく、パラオ本島各地の信仰に就いても、一通り知っているものの様に思われた。其の日私は彼に悪魔除けのメレックと称する髯面（ひげづら）男の像を作って来るようにいいつけた。二三日して老人の持って来たものを見ると、仲々巧く出来ている。<a href="http://www.mypaidmail.biz/" target="_blank">パソコン 買い取り 査定</a>パソコン買い取り査定最短はここから。礼として五十銭紙幣を一枚渡すと、老人は又瞼をつまみ上げて紙幣を見、それから私の顔を見て、ニヤリとしながら軽く頭を下げた。<br>以後、私は度々魔除や祭祀用器具の類を彼に作らせた。小神祠（ウロガン）や舟型霊代（カエップ）や大蝙蝠（オリ<br></p>
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<pubDate>Wed, 05 Dec 2012 13:33:08 +0900</pubDate>
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<title>恋衣 山川登美子・増田雅子・與謝野晶子</title>
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<![CDATA[ <p>!!寒菊に涙さびしき夕別れせつなき別れ西の京にして<br>わがなれぬ寒さの袖にまたも雪風は愛宕の北のおろしよ<br>そのおもざし姉に似たるにまた泣きぬ雨のまくらをふた夜の人や　（弟と京にてよめる）<br>ptsd治療は病院でなくこれで治る<a href="http://xn--ptsd-jd7i116b8ya239p.com/" target="_blank">トラウマ治療 病院</a>。知らざりしほころべば［＃「ほころべば」は底本では「ほころべは」］黄に紫にきのふ垣根に名なかりし草<br>舟にして蓮きる御手の朝うつくし十九を滋賀の水によき君　（友に）<br>なぐさめむ人なき寮の夜のさくらおなじ愁の君にちるべき<br>夜の柳ひくき浪華の水なりき歌うて過ぐる君とのみ見し<br>笛を追ひてゆふべ船やる水一里蓮（はす）の香のせて櫓にやはらかき<br>なぐさみぬ都の旅の秋の身も歌に笑む夜は足る人のごと<br>李（すもゝ）ちる京の夕かぜ又も泌（し）むひととせ見たる美くしき窓<br>ゆく春をひとりしづけき思かな花の木間（このま）に淡（あは）き富士見ゆ<br>江戸川のさくら黄ばめる朝靄にわかれし人をえこそ忘れね<br>春雨に山吹うかぶ細ながれみどりこなたへ君をいざなへ　（東の京より西の京の友へ）<br>秋の日のこがねにほへる遠木立（とほこだち）そこにか母のありかたづねむ<br>磯にして君を思ふに清き夜や歌とは云はじ浪に得し珠　（以下二首上総の海辺にて）<br>汐あむや瑠璃を斫りたる桂なし海松（みる）ぶさささとも額（ぬか）ふれにける<br>とほく行く身にたまはりぬ琵琶だきて秋の雲みる西のみづうみ<br>この世にはあらずと知りしかたらひをしづかに思ふ森かげの道<br>春うたふ小鳥追ひ打つ世と知らずあくがれ出でし花の木（こ）づたひ　（以下拾首さることにふれて）<br>うるはしきゆめみごこちやこのなさけこの歌天（あめ）の母にそむかじ<br>彼の天（あめ）を知らぬ土鼠（もぐら）の宮守（みやもり）にわが歌悪しと憎まれにけり<br>耳しひしひじりはわかきうぐひすのよき音（ね）は問はず籠（こ）に閉ぢてのみ<br>われ咀ひ石のものいふ世と知りぬつめたき声に心こほりぬ<br>みなさけかねたみか仇かあざけりかほほゑみあまた我をめぐれる<br>歌はみな天（あめ）のひかりにあこがれぬ母なき国に栖みわ<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11420449971.html</link>
<pubDate>Wed, 05 Dec 2012 11:50:06 +0900</pubDate>
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<title>保吉の手帳から 芥川龍之介</title>
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<![CDATA[ <p>人か、熱心に勝負を争っている。コオトの上の空間は絶えず何かを破裂させる。同時にネットの右や左へ薄白（うすじろ）い直線を迸（ほとばし）らせる。あれは球（たま）の飛ぶのではない。目に見えぬ三鞭酒（シャンパン）を抜いているのである。そのまた三鞭酒（シャンパン）をワイシャツの神々が旨そうに飲んでいるのである。保吉は神々を讃美しながら、今度は校舎の裏庭へまわった。<br>裏庭には薔薇（ばら）が沢山ある。もっとも花はまだ一輪もない。彼はそこを歩きながら、径（みち）へさし出た薔薇の枝に毛虫（けむし）を一匹発見した。と思うとまた一匹、隣の葉の上にも這（は）っているのがあった。毛虫は互に頷（うなず）き頷き、彼のことか何か話しているらしい。保吉はそっと立ち聞きすることにした。<br><a href="http://jasc.info/kaosimi.html" target="_blank">顔のシミを薄くする方法</a>。第一の毛虫　この教官はいつ蝶（ちょう）になるのだろう？　我々の曾々々祖父（そそそそふ）の代から、地面の上ばかり這（は）いまわっている。<br>第二の毛虫　人間は蝶にならないのかも知れない。<br>第一の毛虫　いや、なることはなるらしい。あすこにも現在飛んでいるから。<br>第二の毛虫　なるほど、飛んでいるのがある。しかし何と云う醜（みにく）さだろう！　美意識（びいしき）さえ人間にはないと見える。<br>保吉は額（ひたい）に手をかざしながら、頭の上へ来た飛行機を仰（あお）いだ。<br>そこに同僚に化（ば）けた悪魔が一人、何か愉快そうに歩いて来た。昔は錬金術（れんきんじゅつ）を教えた悪魔も今は生徒に応用化学（おうようかがく）を教えている。それがにやにや笑いながら、こう保吉に話しかけた。<br>「おい、今夜つき合わんか？」<br>保吉は悪魔の微笑の中にありありとファウストの二行（にぎょう）を感じた。――「一切の理論は灰色だが、緑なのは黄金（こがね）なす生活の樹（き）だ！」<br>彼は悪魔に別れた後（のち）、校舎の中へ靴（くつ）を移した。教室は皆がらんとしている。通りすがりに覗（のぞ）いて見たら、ただある教室の黒板の上に幾何（きか）の図（ず）が一つ描（か）き忘れてあった。幾何の図は彼が覗<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11419213394.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Dec 2012 20:08:31 +0900</pubDate>
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<title>入社の辞 芥川龍之介</title>
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<![CDATA[ <p>う解釈する事は独（ひと）り礼を昨日の上官に失するばかりでなく、予に教師の口を世話してくれた諸先生に対しても甚だ御気の毒の至（いたり）だと思ふ。だから予は外（ほか）に差支（さしつか）へのない限り、正に海軍当局の海の如き大度量に感泣して、あの横須賀工廠（よこすかこうしやう）の恐る可き煤煙を肺の底まで吸ひこみながら、永久に「それは犬である」の講釈を繰返して行つてもよかつたのである。<br>が、不幸にして二年間の経験によれば、予は教育家として、殊に未来の海軍将校を陶鋳（たうちう）すべき教育家として、いくら己惚（うぬぼ）れて見た所が、到底然るべき人物ではない。少くとも現代日本の官許教育方針を丸薬の如く服膺（ふくよう）出来ない点だけでも、明（あきらか）に即刻放逐さるべき不良教師である。勿論これだけの自覚があつたにしても、一家眷属（けんぞく）の口が乾上る惧（おそれ）がある以上、予は怪しげな語学の資本を運転させて、どこまでも教育家らしい店構へを張りつづける覚悟でゐた。いや、たとへ米塩（べいえん）の資に窮さないにしても、下手（へた）は下手なりに創作で押して行かうと云ふ気が出なかつたなら、予は何時までも名誉ある海軍教授の看板を謹（つつし）んでぶら下（さ）げてゐたかも知れない。しかし現在の予は、既（すで）に過去の予と違つて、全精力を創作に費さない限り人生に対しても又予自身に対しても、済（す）まないやうな気がしてゐるのである。それには単に時間の上から云つても、一週五日間、午前八時から午後三時まで機械の如く学校に出頭してゐる訣（わけ）に行くものではない。そこで予は遺憾（ゐかん）ながら、当局並びに同僚たる文武教官各位の愛顧に反（そむ）いて、とうとう大阪毎日新聞へ入社する事になつた。<br>新聞は予に人並の給料をくれる。のみならず毎日出社すべき義務さへも強（し）ひようとはしない。<a href="http://xn--8mrq9ebg012hehdus0b8g1a.com/kouketuatujoseidaredemonarubyouki.html" target="_blank">血圧 高い 病気</a>高血圧女性高血圧は誰でもなるうる病気。これは官等の高下をも明かにしない予にとつて、白頭（はくとう）と共<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11419132004.html</link>
<pubDate>Mon, 03 Dec 2012 19:11:35 +0900</pubDate>
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<title>彌次行 泉鏡花</title>
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<![CDATA[ <p>（いま）は然（さ）る憂慮（きづかひ）なし。大塚（おほつか）より氷川（ひかは）へ下（お）りる、たら／＼坂（ざか）は、恰（あたか）も芳野世經氏宅（よしのせいけいしたく）の門（もん）について曲（まが）る、昔（むかし）は辻斬（つじぎり）ありたり。こゝに幽靈坂（いうれいざか）、猫又坂（ねこまたざか）、くらがり坂（ざか）など謂（い）ふあり、好事（かうず）の士（し）は尋（たづ）ぬべし。田圃（たんぼ）には赤蜻蛉（あかとんぼ）、案山子（かゝし）、鳴子（なるこ）などいづれも風情（ふぜい）なり。天（てん）麗（うらゝ）かにして其（その）幽靈坂（いうれいざか）の樹立（こだち）の中（なか）に鳥（とり）の聲（こゑ）す。句（く）になるね、と知（し）つた振（ふり）をして聲（こゑ）を懸（か）くれば、何（なに）か心得（こゝろえ）たる樣子（やうす）にて同行（どうかう）の北八（きたはち）は腕組（うでぐみ）をして少時（しばらく）默（だま）る。<br>ボトコラックスハイアクアゲル<a href="http://xn--pckht2bxa3jyd.idealpeak.com/" target="_blank">ボトコラックス</a>。氷川神社（ひかはじんじや）を石段（いしだん）の下（した）にて拜（をが）み、此宮（このみや）と植物園（しよくぶつゑん）の竹藪（たけやぶ）との間（あひだ）の坂（さか）を上（のぼ）りて原町（はらまち）へ懸（かゝ）れり。路（みち）の彼方（あなた）に名代（なだい）の護謨（ごむ）製造所（せいざうしよ）のあるあり。職人（しよくにん）眞黒（まつくろ）になつて働（はたら）く。護謨（ごむ）の匂（にほひ）面（おもて）を打（う）つ。通（とほ）り拔（ぬ）ければ木犀（もくせい）の薫（かをり）高（たか）き横町（よこちやう）なり。これより白山（はくさん）の裏（うら）に出（い）でて、天外君（てんぐわいくん）の竹垣（たけがき）の前（まへ）に至（いた）るまでは我々（われ／＼）之（これ）を間道（かんだう）と稱（とな）へて、夜（よる）は犬（いぬ）の吠（ほ）ゆる難處（なんしよ）なり。件（くだん）の垣根（かきね）を差覗（さしのぞ）きて、をぢさん居（ゐ）るか、と聲（こゑ）を懸（か）ける。黄菊（きぎく）を活（い）けたる床（とこ）の間（ま）の見透（みとほ）さるゝ書齋（しよさい）に聲（こゑ）あり、居（ゐ）る／＼と。<br>やがて着流（きなが）し懷手（ふところで）にて、冷（つめた）さうな縁側（えんがは）に立顯（た<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11418255032.html</link>
<pubDate>Sun, 02 Dec 2012 17:27:58 +0900</pubDate>
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<title>中尊寺〔二〕 宮沢賢治</title>
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<![CDATA[ <p>白きそらいと近くして<br>みねの方鐘さらに鳴り<br>青葉もて埋もる堂の<br>ひそけくも暮れにまぢかし<br>僧ひとり縁にうちゐて<br>自宅で大人ピアノレッスン<a href="http://www.dbng.info/" target="_blank">大人 ピアノ レッスン</a>。ふくれたるうなじめぐらし<br>義経の彩ある像を<br>ゆびさしてそらごとを云ふ<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11417385225.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Dec 2012 15:39:13 +0900</pubDate>
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<title>作者の言葉（『貧しき人々の群』） 宮本百合子</title>
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<![CDATA[ <p>い弟と床の中にいた。そこへもって行って、よんでおいて、と云った。AGA・発毛治療にHARG療法(ハーグ療法)の四谷ローズクリニック<a href="http://happy.redshanhu.com/haagu/" target="_blank">四谷ローズクリニック</a>。一二時間たって、もう自分がねようとしていたら、わたしが机を置いていた玄関わきの小部屋へ母が入って来た。母は感動していた。そして、涙をおとした。<br>「農民」という題をつけて書いたその小説は、やがて父が紹介者をもっていたという関係から私の知らないうちに坪内雄蔵氏のところへ送られた。そして、中央公論に紹介され、そこに発表されることにきまった。坪内雄蔵氏の注意で、二百何十枚かあったところを百五十枚ほどに整理し、かなづかいや字のあやまりを訂正した。題をそのとき「貧しき人々の群」とつけ直した。<br>今日よみかえしてみると、「貧しき人々の群」はいかにも十八歳の少女の作品らしい稚なさ、不器用さにみちている。けれども、何とまたその年ごろの感覚でしか描き出せないみずみずしさに溢れているだろう。すべての穢らしさが、現実的につよく作品の中に描かれているが、その穢なささえ、よごれた少年の顔のようにやっぱりその地は、人生のよろこびで輝やいている。ロマン<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11417258011.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Dec 2012 11:46:42 +0900</pubDate>
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<title>彌彦山 長塚節</title>
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<![CDATA[ <p>見て街道を半里ばかり來ると彌彦の神社になつた。神社の前に相接して居る宿屋も起きて間もない樣子で客が朝の參詣に出る所であつた。鳥居をくゞつて左へとつて行くと手入の屆いた杉林がある。杉林を出ると山坂で、低い峰ではあるが廻しつゝ登る。まだ早朝のことであるから前後に登山するものは余の外にはない。頂上には棚をめぐらして中に少しばかり石が積んである。此が祭神高倉下の廟である。あたりには痩せた薄の穗が五六本疎らに立つて居て重さうに傾いた儘搖ぎもせぬ。廟の傍にあつて見渡すと渺茫たる日本海はすぐ山の脚もとからひらいて居て悠然たる佐渡が島が此海を掩うて長く横はつて居る。島の上には一抹の白雲が斜に棚引いて一二の峰が僅に其雲に相接して居る。沖は一帶に唯拭つた如く平らで踏ん込んだ山の脚近くには丁度建て干した網の目のやうな菱形がほのかに水面に現はれて居る。此は靜かに動く波の姿である。よもぎ蒸しナプキン藤原紀香も愛用する「よもぎホットシート」｜お...<a href="http://bty.successart.biz/yomogi/contact.html" target="_blank">よもぎパット 妊娠</a>。見渡す限り一片の白帆もない。佐渡から今朝も船が出たとしても此所からぽつちりとでも目につく距離まで來るのにはまだ時間が經つて居らぬ。氣がついて見ると相接した一村の人家があつて此所から屋根が見下ろされる。小舟が漁に出る所と見えて磯近く羽蟻のやうに散らばつて居る。地圖を披いて見たら此漁村は寺泊であつた。寺泊がこんなに近くに見えようとは思はなかつた。寺泊から長汀南下して其所には半分海へ突出した米山が遙かの空に聳えて居る。米山のうしろに模糊として蟠つて居るのは、蓋し能登の半島である。廟の一歩下には小さな建物があつて廟の看守人が居る。此へ腰を掛けさして貰ふと土器へ冷酒を一杯くれた。佐渡はうしろになつて蒲原の平野が雙眸のうちに聚る。平野は悉く黄熟した水田で信濃川が竪に走つて其間に隱見する。平野のさきには國境の高山が綿々として相連互して居る。其連山の高低した間に眞正面に峙つたのは粟が嶽だといつた。其遙かな粟が嶽の山腹から二筋の青い煙が立ち騰つて居る。煙の末は薄らいて横に棚引いて居る。今朝は一帶にぼんやりと霧がかゝつて居るが此二筋の青い煙だけは極めてはつきりとして山よりも近く見える。此懶い樣な天地の間に眼をあいたものは此ばかりだと思ふ程青い煙は活々として居る。彌彦の峰つゞきが角田（かくた<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11416492423.html</link>
<pubDate>Fri, 30 Nov 2012 12:23:23 +0900</pubDate>
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<title>七面鳥のこゑ 櫻間中庸</title>
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<![CDATA[ <p>七面鳥のこゑは<br>空までとほる<br>あをい空だから<br>カロカロカロロととほる<br>MTOSムーバブルタイプテンプレートでサイト構築<a href="http://xn--mtos-tp4cma8hvhlc2e.idealpeak.com/" target="_blank">mtosテンプレート</a>。七面鳥のこゑは<br>若草をぬける<br>よい風だから<br>カロカロカロロとぬける<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11415740886.html</link>
<pubDate>Thu, 29 Nov 2012 13:15:05 +0900</pubDate>
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<title>尹主事 金史良</title>
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<![CDATA[ <p>答えられんだろうと言うみたいに私を指差しひっくり返りそうにけらけら悦びながら歸って行った。<br>――それから野ずらに陽炎が緑にけぶる頃のことである。彼は小屋の壁に寄りかかり肌をさらけ出しで虱をとっていた。暖い陽光は彼の六十年來の垢肌をくすぐったくうずうずさせる。それに大きな奴が何匹も威勢のいい所を見せて炭のような指先に白く乘り出してきたので彼は全くいい氣嫌になっていた。<br>その時嗄れ聲が近くに聞えてきたのである。<br>「そうでやす、旦那。ここらが一等の候補地でやすよ」するとそれをうけて阿彌陀聲がぼやく。<br>「うむ。今の所買占めて來月からでも起工するとしようかね」<br>主事は地に片手を棹さし首を長くして二人を怪訝そうに見送った。<br>「まあ、このことはいずれ……」<br>洋服と周衣（ツルマギ）氏は煙をはきステッキを振りながら向うの方へと立ち去っていった。<br>その日から彼はちっとも町へは姿を現わさなくなった。いつにもまして版圖の檢分を嚴重にし、身仕度を終えると彼の小屋が眺められる丘の上へのぼる。そして寢轉んで青空を眺めながらその日その日を暮した。（わっしの領分はあんなにじめじめして狹いのに、空はどうしでこんなに青く廣いのだろう）彼はそれ以來天國に遊ぶようになった。（空は淋しいだろうな）<br>或る夕暮私はこの丘の上に立ったことがある。入日の反照を受けた荒蕪の野の遙か遠くには、小川の流れが仰向けに黄色くなって倒れている。丘の下尹主事の版圖はいつの間にか紡績工場の基地として占領され、方々に赤い旗や白い旗が立ち並んで野風にひらめいていた。そこここに歸り支度をすましたらしい五六人宛の職人が焚火を圍んで騷いでいる。<br>偶々カチ鴉が二羽慌ただしく飛んで來て近くのアカシアの梢で啼いた。そしてその後を追いかけるようにして、一人の男が大きな板をふり廻しつつ熊みたいに薄暗がりの中を驅け上ってきたのである。<br>「學生さん！」彼は遠くから私を見てとったとみえ喘ぎ喘ぎ叫んだ。私はそれが尹主事の聲であるのを知った。彼は私の鼻先まで近付いて息をはあはあ吐いた。<br>「やっぱり學生さんだべ」<br>私は彼の顴骨が異樣に突き出し兩眼が深く落ち窪んで、この一月の間にみるめもなく衰えているのを見た。<a href="http://free2click.info/sinagawakinsihukuoka.html" target="_blank">品川近視クリニック 福岡</a>。<br>主事は息を嚥んで板をさし向けながら彼の版圖を示した。名札の板を擔い<br></p>
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<link>https://ameblo.jp/schooldaysman/entry-11415489889.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Nov 2012 23:54:07 +0900</pubDate>
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