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<title>なまけもん♪♪♪のブログ　</title>
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<description>～更新はマメではありません～基本、怠け者です．．．。日記のはずでしたがいつのまにか「にじ」になりました。もちろん、原作者様、出版社様とは関係ありません。</description>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談１０</title>
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<![CDATA[ ここではなんだからと､たまたま会った局の廊下から連れ去られた貴島の楽屋｡10分くらいならと社の許可をもらい貴島についていくと貴島のマネージャーも人払いされた。<br><br>「あ～、その､なんだ…」<br><br>珍しい｡<br><br>貴島が言い淀んでいる｡うっすら頬が赤く､蓮に焦点が合っていそうで合っていない。はっきりいっておかしい｡熱でもあるのかと覗きこむ｡<br><br>「熱でもある？赤いよ。」<br><br>「んあ！？ない！ないよ｡」<br><br>妙に慌てる貴島に蓮は思いきり眉間に皺をよせた。<br><br>「ヘンだな｡何かあった？まさか最上さんに何か？！」<br><br>「あぁ､ないない｡特に何も情報はないよ。とりあえずその辺にでも座って。なんか飲む？」<br><br>「いや､すぐ行かなきゃいけないから。で､話って？」<br><br>やっぱり貴島は目を合わせないが､時間がないことを思い出してか話を始めた。<br><br>「その､敦賀君のマネージャーだけど…。」<br><br>「マネージャーって社さん？それがどうしたの？」<br><br>「そう､そのヤシロさん｡彼って、その…そっちの人なの？」<br><br>そっちとはどっちのことなのか。貴島の言いたいことが全くもってわからない｡蓮の怪訝な表情に貴島は意を決して言葉を足した。<br><br>「男が好きなの？」<br><br>「は？」<br><br>「だから女の子より男がいいの？」<br><br>蓮の恋愛はこれでもかとイジられているが､そういえば社本人の話は聞いたことがない。連と一緒に多忙を極めていて正直なところ恋愛している時間はないだろう｡<br><br>「さぁ､改めて聞いたことはないな｡つきあっている人がいるなんてのも聞いたことないし。ほとんど俺と一緒にいるから､時間がないんじゃないかな｡」<br><br>蓮の答えに貴島は不満そうだ。<br><br>「それじゃ答えになってないよ｡」<br><br>蓮はまことしやかに流れる噂のせいだろうと笑って言った。<br><br>「この質問は社さんと俺ができてるんじゃないかって続くんだろう？よく知ってるはずの貴島君から確認されるなんてビックリだね。」<br><br>「なんだ､知ってたの。」<br><br>「まあね｡たまに直接聞いてくる人もいるしね。誘われることもあるし｡」<br><br>「さすが敦賀君！男にもモテるんだ｡で？」<br><br>「しつこいな。あるわけないだろ。俺は彼女以外なんて考えたことないよ。」<br><br>「あっ､やっぱり？！まぁ､わかりきってたことだけど｡念のため確認ね｡で､この噂って京子ちゃん知ってるのかな？」<br><br>「えっ､そんなに有名なの？」<br><br>「有名って言えば有名かもね。でも､噂の半分は敦賀君のせいでもあるんだよ。声かけてきた女の子片っ端から断るからさ｡特にここのところは前みたいに『かわす』感じじゃなくて『キッパリ』って感じで断ってるだろ？だから本命ができたんだろうって｡なのに女の影が全くない。ってことで美しすぎるマネージャーに白羽の矢が向いたってわけ。それに､時々君ら耳打ちするだろ。そんなときの敦賀君の顔がいつになく可愛らしいって言われてるよ。心当たりあるんじゃないの？」<br><br>蓮が全くわからないという顔をしているので､貴島はからかう気満々といった目をして言った。<br><br>「全くわからないの？俺、なんとなくわかるよ｡耳打ちってことは聞かれちゃ不味いことだろ。それって彼女関係じゃないのかな。敦賀君って彼女の話してるときはすんごい表情豊かだもん｡そこを注意されたとか、そんなところじゃないの？」<br><br>思い当たる節のありすぎる蓮は真っ赤になる。社にはキョーコ関係ではいつもからかわれるか注意されるかだ。もちろん、聞かれちゃまずいので小声になる。まさかそんなことで誤解されるなんて…。<br><br>「まっ､そういうことだから気をつけてな｡それと京子ちゃんに誤解されていないことを祈るよ。」<br><br><br>〈社へのお願い？〉<br><br>「社さんって恋人いますか？」<br>「はっ？なんだよ､唐突に。いるわけないだろ､出会いがないよ｡」<br>「そうですよね､すみません。最後に恋人いたのっていつ頃ですか？」<br><br>蓮の質問に面喰らいはしたが隠すことでもない。<br><br>「うーん､いつだったかな。大学卒業して１年くらいか｡仕事し始めて忙しくなってすれ違っちゃって､別れたのが最後かな。」<br>「それって女性ですよね？」<br>「はぁ～？！何いっちゃってくれてんの？俺はいたってノーマルだよ｡」<br>「そうですよねぇ。」<br>「あぁ､あの噂か｡俺とお前ができてるってやつか？そんなのお前が一番わかってるだろ｡」<br>「そうなんですけど…｡社さん､恋人作ってください｡今すぐ｡時間がないって言うなら､俺一人で現場行きますから｡」<br>「お前なぁ、作ろうと思ってできるもんじゃないよ｡それに何でお前の噂を払拭するために俺が恋人作んなきゃいけないんだよ。そんなまわりくどいこと言う前にとっとと告ればいいだろ。」<br>「……」<br>正論過ぎて蓮は何も言い返せないところに社は追い討ちをかける｡<br>「フフン、いいこと教えてやろうか？その噂最近変わってきてるの知らないだろう？お前の相手､最近は俺じゃなくて貴島になってるぞ。女の子大好き貴島をその道に引き込んだって。恐るべし敦賀蓮ってな｡」<br>「なっ､なんでですか？！」<br>「何でも何も｡最近お前ら共演もしてないのに結構つるんでるだろ､それでだよ｡なっ､だから外堀埋めるより早く本丸を落とせよ。」<br><br><br><br><br><br>明けましておめでとうございます<br>そしてそして、前回から１年！！！<br>Σ(￣ロ￣lll)<br>なんてことでしょう｡<br>もう自分でビックリしてます。<br>もう少し更新できるよう頑張ります。<br>終わらせますよ～。<br><br><br>たぶん､きっと……<br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/seamese/entry-12119108079.html</link>
<pubDate>Tue, 03 Jan 2017 18:09:18 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談９</title>
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<![CDATA[ <p>「敦賀君は共働きでもいいの？」</p><br><p>これで何度目の貴島との『相談』になるのか。</p><p>蓮にとっては『相談』などではなく無理やり口を割らされてるような気がしなくもないが、一方で『藁』とも思い始めているので何とも言い難い。そして貴島の問いはいつも唐突だ。</p><br><p>「何のこと？」</p><br><p>「いや、敦賀君って独占欲も嫉妬心も『ひと一倍どころか十倍』じゃない。この仕事って人目に触れてなんぼじゃないか。それに芝居なんてきったはれたのオンパレードだろ？恋愛ものなんて演られた日には我慢できるのかと思ってさ。」</p><br><p>なんて鋭い。本心ではどこかに閉じ込めて誰の目にも触れさせたくない。</p><br><p>「あぁ、黙ってるってことはやっぱりイヤなんだな。」</p><br><p>「．．．うん。」</p><br><p>蓮は小さく小さくうなずいた。項垂れる蓮を見て思わず抱きしめて慰めてやりたくなった自分に貴島はあせった。待て、オレ。俺はそっちの趣味はない！！どうにか自分の中で折り合いをつけて何食わぬ顔で貴島は続ける。</p><br><p>「素直になったねぇ。でもその様子じゃひっかかることがあるんだ？」</p><br><p>蓮は下を向いたままぼそりぼそりと続ける。</p><br><p>「彼女が言ったんだ。芝居をして最上キョーコを作りたいって。それまでの彼女は他人のためにつくしてて</p><p>自分のために何かをするっていうのがなかったんだ。その彼女が芝居をしていると自分が作られていく気がするって。それを家庭に閉じ込めてしまったら、また『自分』がなくなってしまうんじゃないかって。そんなのは嫌なんだ！」</p><br><p>そこでガバリと蓮は顔をあげた。必死に耐える顔は．．．。なんて色っぽいんだろう。</p><br><p>「なぁ、貴島君もわかるだろう？！彼女の演技、彼女と共演するときの高揚感！あんな役者そうそういない。役者としての俺は彼女が演技しないなんて罪だと思うんだ。だけど、それでも、演技でも他の男と恋に落ちるなんて許せない。相手役は全部俺ができればいいのに．．．。」</p><br><p>そこまで言って蓮はまた項垂れる。</p><br><p>「あぁ、そこは耐えるしかないね。京子ちゃんのプライベートは全部敦賀君のものって思ってさ。女優京子はみんなのものって。だいたい、それってお互い様だろう？敦賀君だって芝居で誰かと恋愛しなきゃいけないんだし。」</p><br><p>蓮は視線だけ貴島に向ける。ちょっと拗ねた上目使いが可愛らしい。</p><br><p>「そうかなぁ。彼女が俺に嫉妬？してくれるのかな。仕事だから何でもないって言いそう。それどころか賛辞を贈られたら立ち直れない。」</p><br><p>「う～ん、そこは俺もわかんないな。世間の役者カップルはどう乗り切ってんのかね？」</p><br><p>そういえば、父さんたちはどうしていたっけ？母さんは濃厚なラブシーンのあるのは受けてない気がする。でもその分気持ちを入れなきゃいけなくて視線や言葉やなんかが濃密になって、下手な役者のラブシーンよりやばくなってた気がする。父さんは．．．ちゃんと見てたし賛辞も贈ってた。目を逸らすなんてしてなかったけど切なそうなのは覚えてる。ただ、耐えてた．．．でもないか。そんな母さんの仕事が終わると寝室からなかなか出てこなかったし。あのころはいい年してバカップルなんて思ってたけど今なら父さんの気持ちが痛いほどわかる。尊敬するよ、父さん！！！</p><br><p>長い沈黙の後に蓮はぽつりと言った。</p><br><p>「．．．耐えるよ。耐えてみせる。彼女のためなら耐えてみせる。さっきの貴島君の言う通り、女優京子はみんなのもの、最上キョーコは俺のもの。うん、それで手を打つよ。」</p><br><p>なんだか鬼気迫るものがあるが、この沈黙の間に蓮の心中で何があったのか。しかしこんな時に深追いは禁物。本人が耐えると言うならいいだろう。</p><br><p>「あっ、でも仕事はある程度選べばいいんだよ。そのためには、会社が協力してくれないとね。その点、ＬＭＥは大丈夫じゃない？愛に寛大だからさ。」</p><br><br><p>＜ラブモンスター押さえられる？＞</p><br><p>「社長！最上さんにラブシーンなんてさせませんよね？」</p><p>「なんだ突然。そんな話があるのか？」</p><p>「いえ、彼女にはその辺の表現は難しいのではないかと．．．。」</p><p>「今はな。」</p><p>「まだ未成年ですし。」</p><p>「今はな。」</p><p>「純情乙女ですし。」</p><p>「今はな。」</p><p>「！！！」</p><p>「はっは～ん。まっ、考えといてやるよ♪」</p><br><br><br><p>ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ </p><br><p>コメントお返ししなくてすみません。</p><p>ブログ見てはいるんですけど気持ちが．．．</p><p>というわけで（？）しばらくコメントは閉鎖したいと思います。</p><p><br></p><br><br><p><br><br><br><br><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/seamese/entry-12111797411.html</link>
<pubDate>Sat, 02 Jan 2016 21:20:21 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談８</title>
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<![CDATA[ <p>「さてさて、次はっと…。」<br><br>貴島はまじまじと蓮を見ると真剣に聞いた。<br><br>「敦賀君さぁ､親はいるよね？！」<br><br>あまりに真剣に見つめられたので何を言い出すのかと思えば大した内容でなくて､気が抜ける。<br><br>「いるけど？今は仕事の関係で海外にいるから滅多に会わないけどね。なんで？」<br><br>「それって人間？天馬博士が親とか言わないよね？」<br><br>貴島が何を言いたいのか全くわからない。そんな名前の博士だって知らない。蓮は片方の眉だけあげて「当たり前だろ」と目で訴える。それだけで答えを理解した貴島はホッとした表情をみせた｡<br><br>「いや､何となく､もしかしたらアンドロイドとか宇宙人とかだったりするのかなと｡そうだと言われても納得しちゃいそうで怖いんだけどさ。」<br><br>かつてのミュータントと言われた自分を思い返し苦い気分になるが貴島は貴島でしかない。蓮の表情のわずかな変化を見つけはしたがそのまま続けた。<br><br>「なんなんだよ｡だって１２頭身とか顔とか体の黄金比とかできすぎだろ？筋肉のつき具合とかさ｡まぁ､そこは努力してるんだろうけど｡」<br><br>貴島は横目で蓮を見やるとニヤリと笑う。<br><br>「でもその顔で恋愛初心者とか酷く嫉妬深いとか､紳士面して腹黒いとか…。うん､安心した｡敦賀君も普通の人間だったみたいだね。」<br><br>酷くみっともない部分で人間認定されて喜んでいいのか怒ればいいのかよく分からない。複雑な表情の蓮をしり目に一人納得したような貴島はさっさと話を本題に戻した。<br><br>「で､ご両親はご健在？」<br><br>「あぁ､二人とも元気だよ。」<br><br>「ふーん､仲はいい？」<br><br>良すぎる二人を思い出して苦笑いになる｡<br><br>「…いいよ｡」<br><br>「何？その間は？」<br><br>「いや､本当に良すぎて時々俺の存在を忘れるんだ。」<br><br>「ネグレクト?」<br><br>「まさか！親バカって言われるほど子煩悩だったよ｡」<br><br>「へー､兄弟は？」<br><br>「いないよ｡俺の家族構成がそんなに重要？」<br><br>質問の意図がわからない蓮に貴島はまたしても呆れ顔だ｡勝手に恋愛相談を始めてから随分たつが蓮の感覚に何度驚いたことだろう｡最近では蓮はトンでもないセレブ出身なのだと貴島は確信している｡あまりにも世間一般と感覚がかけ離れすぎている。<br><br>「だってさぁ､結婚すればキョーコちゃんは敦賀君のご両親とも家族になるだろう？とりあえず小姑はいないみたいだからいいけど。京子ちゃんは嫁って立場だからね｡京子ちゃんのことだからしっかりお姑さんをたてそうだけど、それはそれ古今東西古から嫁姑問題は家族問題の永遠のテーマだからね｡どう？敦賀君のお母さんは京子ちゃんと気が合いそう？」<br><br>母さんとの相性なんて考えたことがなかった｡家族かぁ。キョーコちゃんと家族になったらメチャクチャ喜ぶだろうなぁ。娘ができて嬉しいって言って連れまわしそうだよなぁ､二人とも。連れまわしすぎて帰ってこられないかも。それは困る。キョーコちゃんは俺のものなのに！！！<br>蓮が幸せそうな笑みを見せたから相性が良さそうなのかと思ったけれど途中から困惑に変わる｡<br><br>「あのさ､京子ちゃんじゃないんだから百面相やめない？で､いいの､悪いの？」<br><br>「んあっ？！あぁ､気が合いそうだよ｡前々から娘が欲しいっていってたし｡最上さんも母さんとは気が合いそうだ。」<br><br>「随分､はっきり断言するね。」<br><br>俺が言うのもヘンだけど､キョーコちゃんは母さんを見たら女神様とか言って崇め奉りそうだし、おかしな波長が合いそうだし。父さんに至っては既にお互いに父娘認定だし。<br><br>「敦賀君マザコン？」<br><br>「なんでそうなるんだ？」<br><br>「気が合いそうだってことは似てるってことでしょ｡母親と似てる人が好きってそういうことじゃないの？」<br><br>キョーコちゃんと母さんが似てる？そうなのか？<br><br>変な思い込みとか､斜め上の発想が似てると言えば似てるかもしれない｡でも､母さんは天然腹黒で無邪気に他人を操るけどキョーコちゃんはそんなことしないし｡あっ､でも天然たらしは一緒かぁ｡<br><br>「どうかなぁ。似てるところがあると言えばあるけど、やっぱり違うよ｡」<br><br>「マザコンは否定しないんだ？」<br><br>「親が大切なのは普通だと思うけど？」<br><br>「ふ～ん､でも､海外じゃなかなか会わせられないね。将来を考えてる人がいるんだくらい匂わしとく？突然連れてくのもありだけど、まだ早すぎるって言いそう？それとも喜ぶ？」<br><br>「それは、危険すぎる｡」<br><br>「そっか、早いか｡京子ちゃんまだ未成年だもんね。」<br><br>「いや､そっちじゃなくて。危険すぎるほど大喜びする｡仕事ほっぽりだしてすっ飛んで来て最上さんを拉致しそう｡」<br><br>「拉致?」<br><br>「うん､ドレスだ新居だと勝手にすすめそう。」<br><br>「えっ､いきなりそこ？！普通、人となりとか家の格とか気にするんじゃないの？」<br><br>「人となりは大丈夫｡息子が選んだんだから反対なんてしない。それに最上さんを気に入らないなら誰が行っても気に入らないんじゃないかな。それに家の格なんて気にしないよ､貴族でもあるまいし｡」<br><br>「やっ､なんか敦賀君ちってセレブっぽいから気にするのかなって｡」<br><br>貴島は俺のことどう見てるんだ？アンドロイドとかセレブとか｡まぁ､両親が有名人ってところは当たりだけど､こっちじゃセレブって上流とか金持ちって意味が強いけど､なんだかな｡<br><br>「そんなこと気にしないよ。」<br><br>「じゃ、敦賀君ちは最後でいっか｡」<br><br>「うん､それでいいと思う…。」<br><br>蓮は遠い目で答えた。<br><br><br><br><br>＜ジュリ・クーは抑えとく？＞<br><br>「くしゅん。」<br><br>「ジュリ!!まさか風邪か!?暖かくしてもう寝よう！薬！医者！いや､行ったほうが早いか？ヘリを呼べ！！！」<br><br>「もう､貴方ったら…。なんか急に鼻がね｡大丈夫よ、治まったから。」<br><br>「本当に?無理はしないでくれよ｡日本ではね､誰かに噂されるとくしゃみが出るって言うんだ。きっとジュリの美しさを誰かが噂しているんだね。」</p><br><p>「もう、バカねっ。」</p><br><br><br><br><br><p>ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ </p><br><p>コメント頂いているのにお返事しなくてごめんなさい！！！</p><br><p>蓮て12頭身でしたっけ？8頭身？まぁ、なんでもいいからかっこいいってことで（笑）</p><br><p><br><br><br><br><br><br><br><br><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/seamese/entry-12085798466.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Oct 2015 19:59:06 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談７</title>
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<![CDATA[ <p>「じゃあ､次は・・・実家だね。」<br><br>相も変わらず、貴島はのほほんと話しかけてくる。貴島の為にもキョーコを手に入れろと言うけれど､この頃ではもう遊ばれているだけなのではと思わなくもない。それでも八方塞がりでどうしてよいのか分からない蓮にとって､貴島は「藁」なのだから今はすがるしかない。<br><br>それにしても「実家」だって?!実家ってことはキョーコの母親だよな｡キョーコと母親の関係が一般的なそれとは異なることを知っているだけにどうアプローチしたものか。確かに結婚となれば当人同士だけの問題ではなくなるが。<br><br>が､それにしてもだ。<br><br>黙り込む蓮に貴島は訝しげな視線を送る。<br><br>「どうしたのさ。敦賀君のことだから彼女の家庭のことも知ってるんだろう？家族構成とかさ｡」<br><br>「会ったことはないけど､少しならね。」<br><br>「何？実家遠いの？あっ､京都だっけ｡さらに父ちゃんがほしいってつとか？」<br><br>「いってつ？何それ？」<br><br>「えぇ､敦賀君っていくつさ？知らないの？ほしいってつだよ｡野球嫌い？」<br><br>「野球は好きだけど。それとこれとは関係ないだろ｡」<br><br>「う～ん､となるとジェネレーションギャップかぁ。俺とそんなにかわんない筈なんだけどなぁ。年齢詐称してたわけじゃないんだな。」<br><br>勝手に話を逸らす貴島にイライラがつのり先を促す。<br><br>「で､実家の話は？」<br><br>蓮のイライラなんてどこ吹く風でどこまでも貴島はマイペースだ｡<br><br>「あぁ､そうそう。実家だよね｡やっぱり家族に反対されると面倒だろ。この業界浮き沈みが激しいから敬遠されることもあるし｡京子ちゃんも同じ業界とはいえ､だからこそ婿は堅気がいいって考える人もいるしね。う～ん､京都はちょっと遠いよねぇ。そこにわざわざ行ったら警戒されるよなぁ｡誰か親代わりとかいないの？未成年でこっちにいるんじゃ保護者代わりがいるんじゃないの。そういう人を味方につけておくのがいいよね。本当の親御さんが信用して預けてるんだからポイント高いでしょ。」<br><br>家出同然に上京して来ているからキョーコの母親に託されているわけではない｡しかもキョーコの母親は京都ではなく東京にいる｡会おうと思えば会えるのかもしれない。だがドライな人のようだからお付き合いもしていない自分が会いに行くのはいかがなものか｡キョーコを産んでくれたことには本気で感謝しているが事情があるにしろキョーコへの接し方は許しがたいものがある｡いや､でもそれがあったから今のキョーコができあがったといえなくもないのか｡そうでなければキョーコと会うこともなかった?いや､だとしてもやっぱり子どもは愛されて育つべきだ。ん､それでも彼女なりにキョーコのことを愛してはいたのか?う～ん､どう考えればいいんだ?<br><br>「つるがく～ん､戻ってきて。つるがく～ん､聞こえてる？」<br><br>気がつけば貴島が宇宙人でも見るような目で蓮のことを覗きこんでいた。蓮の焦点があうと､やっと戻ってきてくれたと安堵する。<br><br>「もう､敦賀君てば心ここに非ずでまるで京子ちゃんみたいになるんだもの｡ビックリするだろう。」<br><br>「えっ､そうかなぁ。」<br><br>なぜか頬を染める蓮に今度はあきれ顔になる｡<br><br>「まさか､京子ちゃんとお揃いで嬉しいとか思ってないよね？痛すぎるから。」<br><br>貴島は蓮にジロリと睨まれて話を元に戻した。<br><br>「で､東京での保護者は誰かいないの？」<br><br>「社長か・・・あっ､下宿先のご夫婦かなぁ｡」<br><br>キョーコは以前に下宿先のご夫婦には返そうと思っても返しきれない恩があると言っていた。旦那さんのことは職業人として尊敬しているようだし、奥さんは彼女のことを娘のように思ってくれているようだし｡親代わりだといってもいいかもしれない｡<br><br>「下宿先ね｡何やってる人？」<br><br>「確か､飲食店をしているよ｡」<br><br>「それはそれは。それならメシ食いにいっちゃえばいいじゃん。もともと春の日差しとか言われて猫被るのは得意なんだからお手のものだろう？」<br><br>本当に最近の貴島は容赦ない。一体どんな風に思われているのやら。まぁ､蓮にしても今さら貴島相手に本性を隠す気はないのだが｡<br><br><br><br>〈だるまや　押さえられる？〉<br><br>「敦賀さんって鯖味噌が本当に好きなんだねぇ。あんなバタくさい顔してるから、てっきりナイフとフォークで食べるようなもんが好きなのかと思ってたけどねぇ｡でもなんであんな図体であれっぽちで足りんのかね｡あれじゃ､キョーコちゃんが心配していろいろ食べさせようとするわけだわ。せっかくうちの料理を気に入ってくれたんだから､あたしらも協力して食べさせるようにしてやんないとね､ねぇ､アンタ｡」<br><br>女将の独り言に苦虫を噛み潰した顔を大将は見せたが後ろを向いていた女将は気づかなかったのだった。<br></p><br><br><br><p>☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*</p><br><p>本当に本当にお久しぶりです。</p><p>生きてます。</p><p>どうにか。</p><p>でも、仕事に追われています。</p><p>次がいつになるかはわかりません。</p><p>でもでも、絶対に終わらせる気はあるんです。</p><p>時どきのぞきにきてやってくださいませ。</p><p>ただ、ひっぱるほどの内容じゃないのが申し訳ないです．．．</p><br><br><p><br></p>
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<link>https://ameblo.jp/seamese/entry-12068853287.html</link>
<pubDate>Wed, 09 Sep 2015 17:55:10 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談６</title>
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<![CDATA[ <p>女友達を押さえろと貴島は宣った｡<br><br>「京子ちゃんの友達って誰かわかる？」<br><br>「琴南さんだね。」<br><br>「へぇ～､黒髪美人の？話したこと無いけどツンな感じであぁいうのもいいよねぇ。でも､意外な気もするなぁ。へぇ～。」<br><br>貴島の感想なんてどうでもいい。先を続けろと目で促すと小さく咳払いをして続けた。<br><br>「まぁ､女友達を知っていたことは及第点をあげよう。」<br><br>「それぐらいわかるだろう、普通｡」<br><br>「いやいや､結構知らないもんだよ｡趣味とかを通じて知り合ったんならともかく､それぞれの生活範囲が違うと全然だね。で､どの程度の仲良しかまでわかるかい？」<br><br>「程度？」<br><br>「そう､程度。たまにでかけるだけとか｡悩みを打ち明けられるとか。生涯に渡ってつきあいが続きそうかどうか｡」<br><br>「悩みねぇ｡それはわかんないけど､生涯に渡ってっていうのはありえると思うよ。」<br><br>蓮はいつかのキョーコの誕生日に駆け込みプレゼントに敗北したことを思いだし苦い顔をした。貴島はその表情をとらえてニヤリとする｡<br><br>「ダメダメ。生涯に渡ってつきあいが続きそうな女友達は邪険にしたら絶対にダメだから｡扱い方によっては味方にも敵にもなる｡敵にするとこれほど厄介な相手はいないよ｡」<br><br>「敵って…。彼女の友人なら味方だろ?」<br><br>チッチッチッと人差し指を振りながら､貴島はわかってないなぁという顔をした｡<br><br>「そう､味方だよ｡でも､彼女の味方であって敦賀君の味方じゃない｡そこは肝に命じておかないと痛い目をみるよ｡例えば、敦賀君が浮気をしたとする｡」<br><br>『浮気』の一言にそんなことあるわけないと貴島を睨み付けた。<br><br>「睨むなよ､例えばの話だろ。」<br><br>「例えでもイヤだ。するわけない｡」<br><br>子どもぽっく拗ねる蓮に貴島は呆れ顔で続ける。全く､温厚紳士って誰のことだ？<br><br>「とにかく、何か敦賀君がヘマをしたとする｡京子ちゃんが琴南さんに愚痴をこぼす｡このとき､敦賀君が良く思われていないと『そんな男なら別れてしまえ』となるわけだ｡行動力もありそうだから、いざとなったら別れる段取りまでつけてくれそうだし｡京子ちゃんのためにならないと判断したらテコでも動かなそうじゃないか｡」<br><br>なんで､話したこともないのにそんなことがわかるのか｡蓮だってたいして話したことはないけれど貴島の言う通りの気がしてならない｡俺から彼女を奪うならいないほうがいいか…なんて黒い考えが浮かぶ。<br><br>「今､なんか黒いこと考えたろ?ダメだって言ったろ。仮に敦賀君が全くヘマをしなかったとしても長く一緒にいると不満はでてくるんだよ｡女子はねそれを誰かに言うだけでストレス発散になるんだから､口の堅そうな彼女の友達は大事にしなきゃ｡いわゆるガス抜きだね｡敦賀君と琴南さんが上手くいってれば、『こんなことを不満に思ってるから気をつけなさい』みたいなアドバイスもしてくれるかもしれないし､曲解思考を正してくれるかもしれない｡不満の芽は小さいうちに摘んどかないとね。」<br><br>「不満があるなら直接俺に言ってくれればいいんだ｡」<br><br>「直接､言えないこともでてくるんだよ｡京子ちゃんって何でも我慢しちゃいそうじゃないか｡我慢できるうちはいいけど､キャパ越えたら心が壊れちゃうよ。そうなってもいいの?」<br><br>そこまでなる前に言ってほしい｡<br><br>「俺じゃダメなのか?」<br><br>「友達みたいな恋人もいるけどね｡でも､男はどんなに頑張っても『女友達』<br>の代わりにはなれない｡」<br><br>半信半疑だが､初めてできた彼女の友達を大切にしてあげたいのは本当だ。<br><br>「で､どうやって『押さえる』のさ｡」<br><br>「そうだなぁ｡京子ちゃんと琴南さんの時間を奪わないことだね。二人で出掛けたり電話したりしてるのを邪魔しないこと。それから､時々敦賀君も同じ時間を共有すること｡」<br><br>「一緒に出掛けるってこと?」<br><br>「何もそこまでしなくていいんだよ｡二人が会っているときに迎えに行ったついでに琴南さんも送ってあげるとか､少しお茶するとか、その程度でいいんだ｡下手に馴れ合いすぎると浮気?とか思われるしね。理想は琴南さんの彼氏ごとお近づきになることだね｡」<br><br>「ふ～ん｡」<br><br></p><p>▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲</p><br><p><br>&lt;奏江､押さえられる？&gt;<br><br>最近、敦賀さんがヘン､だ｡<br><br>前は私がいても全神経をキョーコにだけ向けていたのに､今は私にまで話を振ってくる。この間なんてつい芝居について話し込んでしまった。役を掴みかねていた私はその言葉で救われた。キョーコに対しては『ヘタレ』の一言だけど､役者としてはやっぱりすごいと思う。何かあったらメールしてなんてメアドまで渡された。いったい､何なの？!まぁ､役にたちそうだからありがたくもらっといたけど｡<br><br>本当にヘン､だと思うわ。</p>
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<link>https://ameblo.jp/seamese/entry-11999214102.html</link>
<pubDate>Thu, 12 Mar 2015 07:38:02 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談５</title>
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<![CDATA[ 「それって、そんなに重要?関係ないんじゃ…。」<br><br>「なくないよ｡だって､敦賀君のアプローチは軒並みなぎ倒されてるんだろ?思い込みの激しい京子ちゃんにどんな『刷り込み』をしたかは作戦をたてるのには重要じゃん｡」<br><br>自分がヘマばかりしてきた自覚はそれなりにあるが､それを貴島に話さなきゃならない義理も道理もない｡ここまでだって随分譲歩してる。黙りこむ蓮に苦笑いで貴島はたたみかけた。<br><br>「そんなに話したくないほど?だったら尚更､他人の意見は大切だと思わない？もうどうしようもないほどコジレてるんだからさ｡それでも自分でどうにかする､話したくないっていうんならいいけど｡ただし､俺も協力しないよ。敦賀君のいないところで京子ちゃんに群がる男どもを牽制してあげようと思ったけどそれも必要ないんだろ｡」<br><br>貴島は痛いところをついてくる｡キョーコが易々とその辺の男に落ちるとは思わないけれど､煩い蝿はいないにこしたことはない｡貴島は蓮とともにその手のランキングに必ずあがってくる､そばにいるだけでその場の半分はよってこないだろう｡なによりも人間関係をそつなくこなせるのだ､キョーコに不利にならないように巧みに牽制してくれるだろう｡それにミイラ取りがミイラになるという心配も､何故だか沸いてこない｡そういう意味では信頼しているのだ｡<br><br>あいかわらず､視線を明後日の方に向けたまま不承不承という体で蓮は話し始めた。<br><br><br><br>「えっと｡お礼でした頬チューは挨拶､泣くと困るから手は出さないと｡さらに先輩風をビュンビュン吹かせて男のいるメシにはいかせないし､プレゼントは受け取らせないと｡しまいにはラブミー部なのをいいことに純潔まで守らせる｡ざっと纏めるとそんなところかな｡」<br><br>貴島は蓮の話を要約するとたっぷりと間をとって深い深いため息をはいた｡<br><br>「敦賀君､僕は今､呆れるを通り越して憐れみを感じている。今時の小学生だって､もっと上手くやってるよ｡あぁ､どこから攻めればいいのか全く思い浮かばないね｡」<br><br>「そんな無責任な｡ここまで言わせといて､それはないだろ｡」<br><br>「でもなぁ､こんなにヒドイと思わないだろ｡う～ん､この際､押し倒して既成事実作っちゃえば?そんでもって責任とって結婚します！とかさ｡」<br><br>「それも考えたんだけど､彼女はなんかこう思考が曲解してるから｡俺に襲われたのに､不甲斐ない後輩を戒めたんだとか､魔が差しただけなのに責任なんてとらなくていいとかワケわかんないこと言いそうじゃないか｡それに初めてがそんなのは悲しすぎる｡俺は彼女を泣かせたくないし､彼女の中から抹消されたくもない。」<br><br>貴島は『イタイ子』を見るような目で蓮を見つめた。<br><br>「本当に考えたんだ…。敦賀君って､実は鬼 畜…。」<br><br>「だっ!!だから､本当にしてないだろ｡ちょっと上手くいかないからほんのちょっと自棄になって思い浮かべただけだよ。」<br><br>「ちょっとって言うわりに随分､具体的だったけど。まっ､いっか｡俺、思うんだけどもう敦賀君だけで何とかするのはもう無理じゃないかな｡周りの人に協力してもらって外堀から埋めるのはどう?」
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<pubDate>Wed, 25 Feb 2015 07:53:06 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談４</title>
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<![CDATA[ 「なんで?」<br><br>「…。」<br><br>「どうして演技なんて思うのさ。」<br><br>蓮は明後日の方を見ながらこたえる。<br><br>「いろいろあって､最初はつきあうとか考えてなかったんだ。それなのに､ふとしたときに､つい､ハグしちゃったんだ｡」<br><br>「ハグゥ?!あの京子ちゃんにぃ?!いきなり!?ハレンチぃとか言いそう!」<br><br>ゲラゲラ笑う貴島は､ハレンチだとは思わないらしい｡楽しむ気満々だ｡<br><br>「軽蔑とかしないの？」<br><br>「はい?なんで?泣いて拒否られたとかじゃないんでしょ｡そりゃ､無理やりとかはダメだけど､ハグだけでしょ?!今も仲いいんだから問題なかったんじゃない｡それに男ならそういうときあるでしょ｡で?」<br><br>品行方正､温厚紳士､春の日差しといわれる蓮なのだ｡日本なら絶対につきあってもいない女性にいきなりハグは軽蔑されて当然と思っていたが､まさか肯定されるとは｡まぁ､貴島は『ハグ』と聞いて軽いものを想像しているようだがアレは『抱き締める』だろう｡しかも不可抗力とはいえ横になった状態で上から覆い被さってた。『ハグ』の程度を教える気はサラサラないが詳細を教えたらさすがに軽蔑されそうだ｡いや､貴島なら『もったいない』とでも言いかねない｡<br><br>「たまたま、演技の練習中だったからアドリブってことでごまかしたんだ。」<br><br>「へぇ～。演技練習なんてするんだ｡真面目だねぇ｡それにしてもお互いに贅沢な練習相手だな。俺も交ぜてよ。」<br><br>絶対にそんなことするものかという目で貴島を睨む｡貴島は『はいはい､ムリなお願いでしたね。』と言うように肩をすくめて見せた。蓮の視線の意味を正しく理解したようなので先を続ける。<br><br>「それからは気をつけてたんだけど､ついそういう目で見てる時があるらしくて｡そんな時は妙に彼女は怯えるんだよ。」<br><br>「怯えられるほどって､どんだけ餓えてんだよ!?」<br><br>貴島はまだゲラゲラと笑っている。もう､ここまで笑われれば貴島の反応なんてどうでもいい｡<br><br>「で､ハッとしていつものように顔作ると彼女も普通に戻るんだ。運がいいのか悪いのかそういうときに限って､恋愛ものを撮っていて勝手に彼女は演技の延長だって理解するんだよ。『プライベートでも演技が抜けないなんて伝説の役者さんみたいですね』って｡」<br><br>「どうして演技じゃなくて本気だって言わないんだよ？」<br><br>「言ったさ。でも､そうすると今度は『からかわないでください。もう､その手にはのりません。』って言われるんだ。」<br><br>「『もう』ってことは何度かからかってごまかしたんだ｡」<br><br>「うっ｡だから､その､つきあうとか考えてなくて､好きでいるだけでいいと思っていた時期があったから｡」<br><br>「あぁ､もしかして俺も牽制されてた頃かな。他の男にも笑顔で脅してたよねぇ｡」<br><br>思い出を懐かしむように貴島は振り返る。<br><br>「好きでいるだけでいいとか言うわりに､他の男は近づけないって。随分､勝手だよなぁ。」<br><br>貴島はニヤニヤとしながらつまみの袋をあけにかかった｡蓮はといえばあまりにも的を射られすぎてグゥの音もでない｡ブスリとしたままビールを口にした｡<br><br>「まっ､それも恋だよね｡青春だなぁ｡」<br><br>今度はカラカラと老成した笑いをされたものだから､蓮は面白くない。貴島とはたいして年は違わないはずだ。<br><br>「どこの年寄りだよ？｡」<br><br>「この件に関しては、俺のほうがはるかに経験値があるからね｡で､『もう』の内容を教えてもらおうか?」<br><br>
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<pubDate>Wed, 18 Feb 2015 18:24:10 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談３</title>
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<![CDATA[ ピンポーン<br><br>地方での撮影のために今晩はホテルに泊まりだ｡どこかに雲隠れしたかったが明日も撮影がある｡この日を逃がす訳があるわけもなく､チャイムが鳴った｡<br><br>憂鬱な気分でドアを開ける。開けたくない気持ちが強いものだからドアまでのわずかな距離を必要以上に時間をかけた｡ドアノブを回す段になっても往生際悪くマネージャーでありますようになんて思ってしまう｡<br><br>ドアを細く開けて相手をうかがうが､やはりマネージャーではなかった｡ドアスコープから覗いて誰だかわかっているのに､それでも実物をみてガックリとする｡<br><br>「もう､早く開けてよ｡一応､俺も芸能人なんだからさ｡誰かに見られでもしたら面倒くさいだろう。」<br><br>「別に無理しなくていいのに｡女の子たちに誘われてたじゃないか｡」<br><br>「う～ん､あの子たちもいいんだけどね｡目先の数人より､将来のたくさんの女の子のほうが大事じゃない?」<br><br>貴島は当たり前のように自分が通れるようにドアを開けて蓮より先に部屋の奥へと進んでいく。手にしたレジ袋からビールやつまみを勝手にテーブルに並べる。<br><br>「ほら､早く｡」<br><br>貴島は蓮が座るのも待たずにビールのプルタブを開けて口にした｡いつまでも出入り口にいる蓮に目で合図をする｡ここまできてはどうにもならない｡諦めて貴島の向かいに腰をおろした｡<br><br>「で､こないだはどこまで話したっけ？あぁ､そうそう｡家でメシだけ食べて帰るって話しだった｡なんでそんなオイシイシチュエーションなのにバカ真面目にメシだけなの？」<br><br>前置きもなく､直球で痛いところをついてくる｡本当に勘弁してほしい｡蓮が黙りこんでいると貴島が愉しそうに目を細める。<br><br>「京子ちゃんはすごいなぁ｡抱かれたい男が抱きたい女は超天然鈍感娘なんて!」<br><br>「彼女は天然かもしれないけど､鈍感なんかじゃない。他人の心の機微には普通の人より敏感だよ｡ただ､自分に好意を向けられるはずがないと思いこんでるだけで。」<br><br>「あぁ､なるほど｡だから､誰に誘われても社交辞令だと思うんだな｡本気でそう思ってるから断られても『受け流されてる』感じじゃなくて『本気で相手にされてない』感じしかなくて男は玉砕感を味わうんだな…。」<br><br>貴島はそこまで言ってフフフと笑う。<br><br>「敦賀君も素直になったね｡『抱きたい』部分は否定しないんだ?」<br><br>蓮はごまかすようにビールを手に取り口に含む。<br><br>「京子ちゃん､綺麗になったもんな｡色気が出てきた｡それも聖女がもつようなね｡不可侵の女神っていうの?あれじゃ､男が放っておかな…。」<br><br>キョーコの美しさを褒められのは嬉しくもあるが男の目線で褒められるのは許せない。それこそそんな目で見られただけで不可侵のキョーコが侵された気がする。ついつい睨み付けると貴島はそこで話の方向を変えた。<br><br>「じゃあ､最初からだな。どうやって京子ちゃんを食事によぶの？」<br><br>「どうって?普通に食事の誘いをするけど｡」<br><br>「そんなわけないだろ?あの京子ちゃんが独り暮らしの男のところに一人で来るわけない｡何か敦賀君だけが使える手があるはずだ｡」<br><br>蓮はジトリと貴島を見る。イタズラをみつかってふて腐れた少年のようだ｡<br><br>「俺…食べないだろ。彼女は食事は健康の基本だと思ってるから､俺が食べないと怒るんだよ｡それに一番初めはラブミー部への依頼っだったし｡」<br><br>「なにそれ｡京子ちゃんは仕事のつもりでメシ作りにいくの？」<br><br>「はじめの初めは代理マネージャーの時だし､そのあとは俺のマネージャーが食べさせてくれって依頼してたからね｡」<br><br>「さすが､LME｡マネージャーも協力的だ｡で､まさか今もマネージャー経由?」<br><br>「…そういうときもあるけど､俺からお願いするほうが多いよ。」<br><br>「お願いって…。それじゃ､仕事の依頼だと思っちゃうじゃないか｡」<br><br>「…。」<br><br>ふて腐れる蓮に一応､慰め（?)の言葉らしきものをかける｡<br><br>「まぁ､京子ちゃんを食べたいとは言えないもんなぁ｡でも､なんかこうそういう雰囲気になったりしないの?」<br><br>「…。」<br><br>何も答えられずに､蓮はただひたすらビールを口に運ぶ。その姿に貴島は眉をひそめる｡<br><br>「ホントに?ただのちょっとも?敦賀君が熱い視線をむけるだけで普通なら腰砕けだよ？!」<br><br>「…。そんなことしようものなら､固まるか蒼い顔して子リスのように震えるかだね。」<br><br>「はい?!震えるなんて､どんだけ餓えた顔したの?」<br><br>「そんなことないと思うけど…。彼女も落ち着いたら『嘉月が美月を見るような目』って言ってたし。」<br><br>「なら､わかってるんじゃないか｡敦賀君が京子ちゃんをスキだってさ。なんで､そこから進まないんだよ。」<br><br>蓮はビール缶を手にしたままうなだれると深いため息をはく｡うつむいたままボソボソと答えた｡<br><br>「演技だと思ってるんだよ。」<br><br>「なに｡?聞こえない。」<br><br>二度も言わされるのは屈辱だと言いたげに視線だけ貴島に向ける。<br><br>「だ　か　ら　演技だと思ってるんだよ。」<br><br><br><br><br>
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<pubDate>Sat, 07 Feb 2015 20:27:38 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談２</title>
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<![CDATA[ <br>「で､今までにどんなアプローチを？」<br>「食事に誘ったりとかかな。」<br>「へぇ～､誘いにのるの?」<br><br>京子のガードの固さを知る貴島は意外な顔をする｡<br><br>「まぁね､仕事がなければ来るかな…。」<br>「何回くらい行った?」<br>「月に1～２回くらいかな｡」<br><br>せいぜい全部で４～５回だと思っていた貴島は蓮の言い方に更に意外に思う。ということは､かなり前から定期的にプライベートで会っているのだろう｡<br><br>「二人っきり？」<br>「だいたいは。」<br>「よくスクープされないな｡よっぽどしっかりした店なんだろうね｡参考までにその店教えてよ。」<br><br>蓮は苦虫を噛み潰した顔で小さくつぶやいた。<br><br>「店じゃないよ｡家。」<br><br>貴島は今度は目に見えて驚いた。<br><br>「家!?家って敦賀君の家？二人っきりで？」<br>「あぁ､たまにデリバリーとかもあるけど､大概は作ってくれる。」<br>「で!?メシ食べて､あとは？」<br>「彼女が食器を洗って俺が拭いて片付ける。食事のお礼に俺がお茶を淹れて少しおしゃべりして車で送るけど。」<br>「それだけ？」<br><br>貴島の言いたいことがなんとなくわかったので蓮はそっぽを向いた。社にはさんざんヘタレだと言われている。<br><br>「家で二人っきりでだよ?!普通､いい雰囲気になるだろう？っていうかその前に､家に来て手料理って時点でデキテナイなんておかしすぎるだろ!?」<br><br>それは蓮にだってわかっている。そういう流れが習慣になってしまったのだから仕方ない。<br><br>「はは～ん､なんか理由があるだろう？」<br><br>「別に…。」<br><br>そっぽを向き続ける蓮に貴島は立ち上がって回り込むと無理やり視線を合わせた。<br><br>「コッチは死活問題なんだから真剣に考えてもらわないと困るんだよね。」<br>「死活問題とは大げさだよ｡貴島君はちゃんとモテてるじゃないか｡」<br>「いんや､俺の狙った女の子は君のことを狙っている子が多いんだよ｡だから十分､死活問題だ｡」<br><br>貴島は姿勢を正し一伸びすると視線をセットへと向けた。<br><br>「撮影始まりそうだな。この話は長くなりそうだから､今度時間をとってきっちり作戦を練ろう。」<br><br>蓮は大きなお世話だと言いたげにチロリと貴島を見上げる。<br><br>「ダメダメ､そんな目をしても無駄｡この件がまとまるまで終わらないよ。なにせ俺の死活問題だからね｡」<br><br>貴島は蓮を置いて先にセットに向かった。<br><br>ーーーーー<br>今回はちょっと短め…。<br><br>やっぱり我が家の蓮さんはヘタレなのです<br><br><br>
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<pubDate>Tue, 03 Feb 2015 17:52:20 +0900</pubDate>
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<title>貴島君の勝手に恋愛相談１</title>
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<![CDATA[ 坊の恋愛相談とは関係ありません。<br><br>ーーーーーー<br><br>「敦賀君さぁ､無駄に色気振りまくのやめない?」<br><br>貴島に声をかけられて蓮は顔をあげた｡スタジオの隅で申し訳なさげにおかれているパイプ椅子に腰掛け､撮影の準備をするスタッフを見るともなしに眺めていただけだ｡一応､手には今日のＣMの台本も持ってはいるが明らかに持っているだけで読んではいなかった｡<br><br>貴島は蓮の横にパイプ椅子をガタガタと引っ張ってくると断りもなく腰掛ける。<br><br>「そんなことしてないよ｡」<br>「そんなことしてるよ｡」<br><br>まったくもって蓮には心当たりはなく､不審げに眉をひそめる｡<br><br>「さっき､ため息ついてたじゃないか｡」<br>「ため息なんてしてた?だからと言って､ため息がどうして色気を振りまくことになるのさ｡」<br><br>今度はわざとらしく貴島がため息をつく｡<br><br>「これだから､色男は…｡無自覚って嫌味だよねぇ｡」<br>「なんだか分からないけど､今日はつっかかるね｡」<br>「だって､さっきのため息なんてセツナサてんこ盛りの憂い顔､スタッフの女の子たちなんて動きが停まっちゃってたよ｡そのせいで無遅刻キングの名前に傷がついても知らないからな｡」<br><br>蓮がスタッフに視線を走らせると何人かはこちらを見て頬を染めているから貴島の言うこともあながち嘘ではないようだ｡多少､オーバーに言っている気はするが｡<br><br>「敦賀君さぁ､実は策士だけど真面目で一途なのはホントなんだからいい加減ハッキリさせたらどうかなぁ｡」<br>「それ､褒めてる？」<br>「事実を述べただけだよ。」<br>「ふ～ん｡で､何が言いたいのさ?」<br><br>辺りには蓮と貴島以外に誰もいなかったが､それでも貴島は様子を伺いながら声をひそめた｡<br><br>「だからさ､そろそろいいと思うんだよね。どうせ､他の女の子なんて眼中にないんだからちゃんとまとまってくれるとコッチとしては助かるわけ｡いっそのこと､結婚でもしてくれればおかしな期待もしないですむでしょ｡女の子たちを敦賀君の呪縛から解放してあげてよ｡」<br><br>「呪縛って…｡ひどいな｡」<br>「だって､そりゃあね｡ほとんどの女の子はわかってるよ｡敦賀君が手にはいるなんて夢のまた夢だってね｡でもさ､誰のものでもなければ夢をみるのは勝手だからね｡そうすると俺のところにまわってくる女の子が減るわけで｡ここらでハッキリさせてほしいんだよねぇ｡で､彼女とはどうなってんの?」<br><br>蓮はジロリとにらんでみるものの一向に気にすることなく貴島はニコニコとしている｡遠目には仲良さげに雑談しているだけに見えるだろう。<br><br>「はぁ～｡」<br><br>今度こそ蓮は自覚のあるため息を盛大についた｡<br><br>「別に｡どうにもならないよ｡深読みしすぎだよ｡」<br><br>肯定とはとてもいえない返事なのに、貴島は構わず先を続ける｡<br><br>「困るんだよね、そんなことじゃ｡相手が天然すぎるのもあるけど､敦賀君にも問題あるよね｡どうせ､いつも相手から惚れられちゃうから自分からどうにかしたことなんかないんだろう?これだから色男は…。」<br><br>まさか貴島に己の恋愛遍歴を言い当てられるとは思わず驚いてしまった｡隠したつもりだが､ほんの少し開いた瞳でわかってしまったらしい｡<br><br>「やっぱりか｡う～ん､どんな手がいいかな｡俺もああいう感じの子は初めてなんだよね｡」<br>「何か勝手に盛り上がってるみたいだけど､決めつけないでほしいな｡」<br>「ほ～､じゃあ､敦賀君は今のところ好きな人はいない､仕事一筋っと｡いいけどね､そういうことにしておいても｡なら､彼女に恋人ができても構わないよね？少なくとも片手に余る以上に彼女を狙っている男を知ってるんだけどな｡俺からみてもオススメってのもいるし､反対に厄介なのもいるけどね｡まぁ､それも敦賀君には何の関係もないよね｡」<br><br>ギリリと奥歯を噛みしめる蓮に貴島は苦笑いを返す｡<br><br>「だからさぁ､一番のオススメは敦賀君なんだよ｡彼女のためにも俺のためにもさ｡ここは素直になって､共同戦線を張るってのはどうかな｡」<br><br>否定をし続けるのも面倒になってきた｡貴島には彼女のことでは常にない余裕のないところを見られてしまっている｡貴島は浮わついた感じに見せてはいるが他人と争うことはしないし､実は筋もキッチリ通す。口も固い｡それに蓮自身も過去を受け止めることができた今､彼女を手に入れたいのは事実だ｡みすみす誰かに奪われるのは我慢ならない｡<br><br>「もう､どうしていいかわかんないよ｡」<br>「おっ､やっと認めたな。やっぱり､ちゃんと自分をわかってないと先には進めないからな。一応､確認するけどどの程度の気持ち?」<br>「どういう意味?」<br>「ん?とりあえず付き合ってみたいとか､結婚したいとか。まぁ､ないとは思うけど一晩お願いしたいだけとか｡」<br><br>最後の言葉は、蓮の逆鱗に触れた。今までとは比べ物にならないくらいの眼力で睨まれる。<br><br>「だ､だからないとは思うけどって言っただろう｡確認しただけじゃないか｡結婚を前提ってことでいいんだな?」<br>「俺は何も言ってない。」<br>「言ったも同然だよ。それに間違ってないだろう？」<br>「若い彼女を縛りたくない。」<br>「はいはい､じゃ､目標はいずれ結婚ってことで｡」<br>「…。」<br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/seamese/entry-11979743301.html</link>
<pubDate>Wed, 28 Jan 2015 21:41:06 +0900</pubDate>
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