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<title>病気と私と私の夢</title>
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<description>ガンの発病、手術、転移、抗がん剤拒否。それでも幸せに生きる私の日記です。</description>
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<title>発病（7）</title>
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<![CDATA[ <p><strong>診断（4）</strong></p><p><strong><br></strong></p><p>有明にある癌研のセカンドオピニオンの予約を取ってきたのは夫だった。</p><p>すでに数日の入院を経てきた私は、</p><p>「どうせ癌研にうつるんでしょ？」といった看護士の視線にも</p><p>「とんでもない。こちらで手術していただきます」と真顔で首を振った。</p><br><p>だが、鳥のひなが最初に見たものを親鳥と思うような刷り込みは</p><p>癌研の診察室で一瞬に崩れた。</p><p>セカンドオピニオンの領域を超えようとしない医師に食い下がって尋ねると</p><p>「当院ならばこの症例は腹腔鏡下で行います。理由？　それは当院がそう決めたからです」</p><p>明快な説明に、その場で転院を決意した。</p><br><p>だが、この転院のために１２月の１０日前後に行われる予定だった手術は、１カ月延びることとなった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10770138798.html</link>
<pubDate>Sun, 16 Jan 2011 14:35:43 +0900</pubDate>
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<title>発病（6）</title>
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<![CDATA[ <p>診断（3）</p><br><p>内視鏡検査を受けた病院にそのまま入院した。</p><p>入院した先は１５の診療科と２５０人の職員と１５０床を抱える総合病院だった。</p><p>自宅から徒歩１０分という条件を思えば、まずまずと思うべきかもしれない。</p><br><p>直腸癌でステージⅡ、これは難しい場所なので、開腹手術が妥当という所見に何の疑問も抱かなかった。</p><p>生まれて初めての病気入院という事態で、私はひどく従順になっていたのだと思う。</p><p>大病院ではないが、癌の手術ができないほどの小さいクリニックでもない。</p><p>そんな病院にも疑問を感じなかった。</p><p>そもそも病院を選ぶという発想がなかった。</p><p>むしろ、こんなに大変な事になってしまったのだから、細かいことをごたごた言っている場合ではないと</p><p>いつにもまして医者に忠実な生徒だったように思う。</p><br><p>カーテンを閉め切った病室、窓を開けても暗い壁が見えるだけ。</p><p>入院生活は退屈だった。</p><p>手術に向けての検査以外は全く元気なので、毎日外出して、本を買い、生活雑貨を整えて、</p><p>バッドの上でヨガをやったり、肌のパックをやったりと毎日を過ごしたが、</p><p>入院生活とは、こんなにも閉塞的な環境だったのかと驚くばかりだった</p><br>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10770116896.html</link>
<pubDate>Sun, 16 Jan 2011 13:56:05 +0900</pubDate>
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<title>発病（5）</title>
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<![CDATA[ <p><strong>診断（2）</strong></p><br><p>それからが大変だった。</p><p>会報誌を一人で編集している身の私には、仕事の状況が分かっている人もいなければ、</p><p>仕事を引き継いでくれる人もいない。</p><p>ちょうど前の号を校了し終えた直後だったとはいえ、</p><p>１か月にもわたる休みへの対応をどうするか、だれに引き継ぐのか未定のまま、</p><p>とりあえず第三者が見て進行状況が分かるようにするために、勤労感謝の日を含む三連休をフルに休日出勤して、状況を整理し、対応マニュアルを作って</p><p>翌月曜日から自宅近くの総合病院に入院した。</p><br><p>むしろ、これまで仕事に穴をあけられないと張りつめ続けてきたものが、</p><p>事ここに至って、やっと仕方ないと開き直ったような気持だった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10770078176.html</link>
<pubDate>Sun, 16 Jan 2011 11:46:06 +0900</pubDate>
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<title>発病（4）</title>
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<![CDATA[ <p><strong>診断（１）</strong></p><br><p>結果を聞くための診察予約は１週間後だったが、１週間を待たずに会社に電話がかかってきた。</p><p>「早くお知らせしたほうがいいと思うので、明日来てくれ」とのことだった。</p><p>足から力が抜ける気がした。</p><br><p>「良性か悪性かと言われたら悪性で、初期かと言われたら、初期ではないと言わざるを得ない」</p><p>との結果を聞いた。</p><p>そこからは展開が早かった。</p><p>翌日は休日だったが、家族にも説明するというので、夫とともに再度訪院。</p><p>否応なく入院・手術が決まった。</p><p>２００７年の１１月のことだった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10766184824.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Jan 2011 17:16:47 +0900</pubDate>
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<title>発病（3）</title>
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<![CDATA[ <p><strong>発端（３）</strong></p><br><p>健康診断の結果は１月ほど後の１０月半ばに届いた。</p><p>「便潜血あり、要再検査」という表示に、ああ、なるほどと当然のことを聞いた気がした。</p><br><p>結果が届いたのが１０月半ばの金曜日の午後。その日私は取材で外出し、</p><p>直帰したので、月曜まで結果を見なかった。</p><br><p>週末を越えてしまうとアクションを起こすまで１週間のロスとなる。</p><p>なんてタイミングの悪いことと思ったが、</p><p>仕事を休みたくなかったのでどの病院にしようかとリサーチしながら週末をじりじり待った。</p><br><p>簡単な病気なら会社の近くがいいが、もし、大きな病気なら家の近くがいい。</p><p>会社の近くで、仕事の合間に通うだけで済ませられる自信がなかった。</p><p>とうとう土曜まで待ち切れずに金曜日（なんて半端な！）に、家の近くの総合病院で診察を受ける。</p><br><p>若い医者は「１回血便が出たぐらいで、そんなに騒ぐことはない」と簡単に言い、</p><p>その言葉に泣くほどうれしかった。</p><br><p>しかし、「もう一回検便をしてみますか?」との問いに、首を横に振った。</p><p>時間を無駄にしたくなかった。</p><p>つまり、自覚はあったのだ。</p><p>しかし、内視鏡検査はいっぱいで、１カ月先まで予約が取れなかった。</p><br><p>腸の内視鏡検査はとても辛かった。</p><p>排便を促す溶液を極限まで飲み続け、トイレに通い続けて</p><p>以前ならとてもムリ！と思ったに違いない屈辱的かつ苦しい検査。</p><br><p>痛みの向こうで、「ああ、これだこれだ、あ～、これはどっちにしろ切らなきゃダメだね」</p><p>という医師の声を聞いた。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10766171179.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Jan 2011 16:54:27 +0900</pubDate>
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<title>発病（2）</title>
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<![CDATA[ <p><strong>発端（２）</strong></p><br><p>自然におさまると思っていた便通の異常はなかなか治らなかった。</p><p>２、３か月経つうちにはさすがの私も異常を認識するようになってきた（それまではほとんど認識することもなかったのだ）。</p><p>でも、どうすればいい？</p><p>こんなことで病院へ？</p><br><p>夏には排便の後、血が出ている気がしたことがあった。</p><p>無意識ですぐ流してしまったから、気のせいかとも思った。</p><br><p>どんな診察をするのかWebで調べてみると・・・、いやいや、とてもムリ。</p><br><p>９月になって２度目の血便を見たのは、会社の健康診断の数日前だった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10766152717.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Jan 2011 16:40:50 +0900</pubDate>
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<title>発病（1）</title>
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<![CDATA[ <p><strong>発端（１）</strong></p><br><p>色白でやせ形だから病弱そうに見られたけれど、実は小さいころから病気らしい病気をしたことがなかった。</p><p>特に中年といわれる年になって、周りを見渡すとあちこちの不調を訴える声ばかり。</p><p>全く何のトラブルもない珍しい存在だったのだと思う。</p><br><p>ただ、実は私は大きなストレスをかかえ、それを忘れるために誰にも内緒で飲酒を続けてきた。</p><br><p>それでも、何とかつじつまは合わせられると思っていた。</p><p>血圧は高くなってきたが、とりあえず、大きなトラブルはなかった。</p><br><p>50歳を迎えた春だった。</p><p>下の子が高校生になり、フルタイムでの仕事に軸足がかけられるようになった頃、</p><p>便通の様子が変わったことに気付いた。</p><p>細くて回数の多い便。</p><br><p>でも、もともと健康状態で心配したことなどなかったので、あまり気にすることもなかった。</p>
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<link>https://ameblo.jp/sheherazade1002/entry-10766145599.html</link>
<pubDate>Wed, 12 Jan 2011 16:20:43 +0900</pubDate>
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