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<title>テレビドラマで斬るプロジェクトマネジメント　改</title>
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<description>某翔泳社のＰＭＩＮＦＯの連載していた記事を転載。そして、新しいネタもついでに連載予定。</description>
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<title>「こんなプロジェクト･･･消滅すればいい」と叫ばせる絶望的な状況　by牛に願いを</title>
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<![CDATA[ <p minmax_bound="true"><strong>■高清水が叫んだ不条理な状況</strong></p><p minmax_bound="true"><strong><br></strong></p><p minmax_bound="true">「牛に願いを　Love&amp;Farm」の第８話。ストーリーを説明すると、主人公たちは大学の研修で、北海道にきている。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><em><font color="#0000ff">「EXPERIENCE TEACHES YOU EVERYTHING(経験に勝る教育はない）」の理念</font></em>に基づき、牧場で３ヶ月の実習を積んでいく。ある日、あしざきファームの牧場主の富貴子が病気で亡くなる。あしざきファームは経済的にかなり追い詰められており、富貴子の1人息子である克也（田中圭）は、農協から離農勧告を勧められる。周りでは、いろいろと援助を考える。しかし克也は静かに語る。</p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><strong>「みんなに気つかわせて、無理させて、それだけは耐えられない。みんなが好きだからそれだけはいやだ」<br minmax_bound="true"></strong></p><p minmax_bound="true">克也は結局、離農勧告を受け入れ牧場を閉め、酪農ヘルパーとして鹿児島に旅出つ。</p><p minmax_bound="true">「牛の願いを」の中でも、屈指のいい場面である。正直泣ける。</p><p minmax_bound="true">そして、考えさせられるのは、第８話の最後のシーン、主人公高清水高志(玉山鉄二)の最後の言葉である。</p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><strong><font color="#ff0000" size="3">「もう･･･別にどうでもいいや。･･･こんな町、消滅すればいいんだって。･･･克也一人助けられないこの町。消えてなくなりゃいいんだ。」</font></strong></p><br><p>気持ちはとても分かる。プロマネ、いやＳＥもプログラマもこんな言葉を叫びたくなることは、現実にはよくある。そう、自分のプロジェクトがボロボロになったときに、そして自分の打つ手が全てなくなったときに。<strong minmax_bound="true"><br></strong></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true"><br></strong></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true"><br></strong></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■プロマネの絶望と不条理なコンピュータ</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">プロマネは、決してプロジェクトを失敗させようとはしていない。自分が担当するプロジェクトを、問題なく完了させようと努力する。しかし、プロジェクトは生き物であり、トラブルが発生しないことはありえない。そのトラブルが解決できるようなことであれば、問題ない。しかし、自分の手にあまるようなトラブルであった場合、いやそれよりも、絶対に解決しきれない問題であった場合、プロマネは絶望する。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">例えば<font color="#000000">、『システムが完成したけれども、その<strong><font color="#ff0000">システムが使われない</font></strong>』、『プロジェクトに関係のない<strong><font color="#ff0000">第三者の一声</font></strong>で、プロジェクトがトラブってしまう』、『<font color="#ff0000"><strong>法律の改正</strong></font>により、突然大規模な修正がはいってしまう』、『<strong><font color="#ff0000">予算が突然縮小</font></strong>してしまう』、『一生懸命作ったパッケージが<strong><font color="#ff0000">全く売れない</font></strong>』、『プロジェクトメンバーが<strong><font color="#ff0000">自殺</font></strong>する』、『<font color="#ff0000"><strong>上司のわがまま</strong></font>によって、プロマネが更迭される』</font>など。真面目なプロマネほど、自分の責任を考え、自分の力のなさを嘆き、無力感に涙するかもしれない。また、力のとどかない相手に対して、何もできずに、怒りのやりどころがなく、帰り道で並んでいる自転車に蹴りをいれているかもしれない。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">日経コンピュータ誌では、一時期「<strong><font color="#0000ff">不条理なコンピュータ</font></strong>」という言葉で定義された。つまり、「<strong><font color="#0000ff">問題が分かっていてもさまざまな事情でどうしても軌道修正できない道理が通らない失敗プロジェクト</font></strong>」である。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■リスクマネジメントで回避ができるか？</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">「牛に願いを」はドラマであり、脚本家の腕ひとつで全ての問題が解決できるかもしれない。しかし、現実に発生している絶望的な状況は、プロマネの力で解決できるものは少ない。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">プロジェクトマネジメント的には、「<strong><font color="#ff0000">リスクマネジメントを行うことで対処する</font></strong>」といえば完了である。リスクを識別し、分析し、発生した時の影響を勘案し、対策案を考える。これが、リスクマネジメントの手続きであり、PMBOKでのプロセスである。<br minmax_bound="true">しかし現実には、リスクの分析を行い、対策案まで策定するが、リスクが顕在化した場合（リスクが実現の問題となった場合）に、事前に考えていた対策を打っている場合は少ない。そもそも、『不条理な問題』が発生するというリスクを洗い出していない場合も多い。プロジェクトの計画時に、『プロジェクトメンバーの自殺』、『突然の予算縮小』などのリスクを洗い出しているプロジェクトがいくつあるだろうか？</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090423/16/shimo-tuki/e8/7a/g/o0540034710170059576.gif"><img height="141" alt="テレビドラマで斬るプロジェクトマネジメント　改-3-1" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090423/16/shimo-tuki/e8/7a/g/t02200141_0540034710170059576.gif" width="220" border="0"></a> <br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">また、今回のドラマのような状況をリスクマネジメントで分析しても、酪農家の過酷な状況、借金、リソースの確保などを考えると、やはりあしざきファームの離農という結論になる可能性が非常に高い。プロマネの悩みを解決するにはほど遠い。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■プロマネの絶望感からの脱出</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">プロマネの絶望は、他の関係者にも影響を及ぼす。プロジェクトメンバーの士気に影響し、客にも影響し、上司にも影響を及ぼす。プロマネの心理状態は、プロジェクトにとって非常に重要であり、「プロジェクトに悪影響を及ぼすプロマネは更迭すべきだ！」と言われているかもしれない。<br minmax_bound="true">プロマネが絶望的な状況に陥った場合の対応案は少ない。考えを切り替えることしかない。そして、いまは全てを心にしまおう。絶望は何も生まない。悔しさを心にしまい、ただ前に進むしかない。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">プロジェクト終了後に、教訓として残すのはプロジェクトマネジメント的であり、推奨されていることでもある。しかし、教訓を残すだけで完了させるのは、現場を知らないコンサルタントだけである。この悔しさ・無力感は決して忘れてはならない。そして、この経験はムダにはならないだろう。プロマネを育てるのは経験であり、自分の無力さを知っているプロマネは、成長するものである。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><em>「牛に願いを　Love &amp; Farm」</em></font></p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><em>2007年7月3日～9月11日、関西テレビ企画・制作、フジテレビ系列火１０枠で放送。主演：玉山鉄二。他に小出恵介、戸田恵梨香、香里奈、相武紗希らが出演している。</em></font></p><p minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><em>東京から北海道の北美別に、酪農研修のために滞在している6人の大学生。彼らがこの町で起こしていく騒動の数々。そして、彼らは、「生命の煌き」「本当の牛乳のおいしさ」、そして「酪農家の厳しさ」を学んでいく。<br minmax_bound="true">トヨタラクティスとのコラボCM（ドラマ出演者がCMに出演）も有名。主題歌は槇原敬之「GREEN　DAYS」。</em></font></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">翔泳社 PMINFO　2007年9月5日　初出</p><p minmax_bound="true"><a href="http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=191"><font color="#4448d3">http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=191</font></a> </p><p minmax_bound="true"><font color="#4448d3"><br></font></p>
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<link>https://ameblo.jp/shimo-tuki/entry-10247716175.html</link>
<pubDate>Fri, 24 Apr 2009 18:30:00 +0900</pubDate>
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<title>「天使」になるか？　「悪魔」になるか？　byファーストキス</title>
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<![CDATA[ <p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■「ファーストキス」、手術の成功率の「悪魔」になった原因</strong></p><p minmax_bound="true"><strong><br></strong></p><p minmax_bound="true">夏ドラマ月9「ファーストキス」。小さい頃は綿菓子のような妹が、10年後に再会して<br minmax_bound="true">みると、悪魔、いや小悪魔のようになっていた。</p><p minmax_bound="true">「病人生活が長いとね、天使みたいに優しくなるか、悪魔みたいにひねくれるか、どっちかなんだよ」</p><p minmax_bound="true">なんとなくわかる気もするが、主人公の美緒（井上真央）が選んだのは、「自分を覚えておいて欲しいので」、悪魔である。美緒は心臓病を患っており、その手術の成功確率は、50%である。もしかしたら、失敗するかもしれない。そして美緒は10年間離れ離れだった兄に会うため、日本へ帰国する。小悪魔と化した美緒の想い（orわがまま）を叶えるために、まわりの人たちは、毎回振り回される。そう、まるで、わがままプロマネに苦労しているプロジェクトメンバーのように。</p><p minmax_bound="true">手術の成功率が50%とは、微妙な数字だが、ドラマに出てくるスーパードクター、例えばゴッドハンド進藤医師（救命病棟24時・江口洋介）、ドクターコトー（「Drコトー診療所」・吉岡秀隆）、医龍・朝田（「医龍」・坂口憲二）などが執刀すれば、成功するんじゃないか、と思ってしまう。そういえば、井上真央は、救命病棟24時第三シリーズに出演していたのだが、その時に治療してもらえば良かったのに。</p><p minmax_bound="true">50%の成功率で、「天使」か「悪魔」になるしかないとすると大変だ。2003年に実施された調査によると、ＩＴプロジェクトの成功率は、26.7%しかないらしい。これではＩＴプロジェクトのプロマネは「堕天使」か「大悪魔」になるしかないのだろうか？　そもそも「悪魔」なプロマネっているのだろうか？</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■プロマネのスタイル　その１　レヴィンのリーダーシップ論</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">　プロマネのタイプにもいろいろある。まさに、「天使」のようなプロマネもいれば<br minmax_bound="true">「悪魔」のようなプロマネもいる。プロジェクトメンバーに優しい「天使」のプロマネ。細かいことまで口を出し、メンバーを全く信用しない「悪魔」のプロマネ。両極端である。ここで、いくつかのマネジメントのスタイルを紹介する。まずは、<strong><font color="#ff0000">レヴィンのリーダーシップ類型</font></strong>である。</p><p minmax_bound="true">　レヴィンらの研究では、以下の3つのタイプを定義して、そのリーダーの効果を実験をして確かめている。</p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><table cellspacing="1" cellpadding="0" width="520" bgcolor="#cccccc" border="0"><tbody><tr><td valign="top" width="150" bgcolor="#fcd066" height="35"><div align="center"><strong>専制型のリーダー</strong></div></td><td valign="top" bgcolor="#ffffff"><strong>リーダーへの依存性が高まった。個性の発現が抑圧され、敵意・不満も強かった。しかし、作業効率は最も高かった。</strong></td></tr><tr><td valign="top" align="right" bgcolor="#fcd066" height="35"><div align="center"><strong>民主型のリーダー</strong></div></td><td valign="top" bgcolor="#ffffff"><strong>人間関係がよく、集団を意識した発言も見られた。作業効率は、専制型の次に高かった。</strong></td></tr><tr><td valign="top" align="right" bgcolor="#fcd066" height="35"><div align="center"><strong>放任型のリーダー</strong></div></td><td valign="top" bgcolor="#ffffff"><strong>遊んでいる時間が長く、作業の出来は質量ともに劣っていた。</strong></td></tr></tbody></table><p></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true"><br></strong></p><p minmax_bound="true">実験の結果は、以下のとおりである。<br minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><table cellspacing="1" cellpadding="0" width="520" bgcolor="#cccccc" border="0"><tbody><tr><td valign="top" width="150" bgcolor="#fcd066" height="35"><div align="center"><strong>専制型のリーダー</strong></div></td><td valign="top" bgcolor="#ffffff"><strong>リーダーへの依存性が高まった。個性の発現が抑圧され、敵意・不満も強かった。しかし、作業効率は最も高かった。</strong></td></tr><tr><td valign="top" align="right" bgcolor="#fcd066" height="35"><div align="center"><strong>民主型のリーダー</strong></div></td><td valign="top" bgcolor="#ffffff"><strong>人間関係がよく、集団を意識した発言も見られた。作業効率は、専制型の次に高かった。</strong></td></tr><tr><td valign="top" align="right" bgcolor="#fcd066" height="35"><div align="center"><strong>放任型のリーダー</strong></div></td><td valign="top" bgcolor="#ffffff"><strong>遊んでいる時間が長く、作業の出来は質量ともに劣っていた。</strong></td></tr></tbody></table><p></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true"><br></strong></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■プロマネのスタイル　その２　三隅のＰＭ理論</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">他にも、三隅二不二のＰＭ理論がある。ＰＭとはProject Managerの略ではなく、目標達成能力（Performance）と集団維持能力(Maintenance）の意味である。Ｐは、目標達成を指向した能力であり、仕事の計画を立てたり、課題解決を意味する。<br minmax_bound="true">そしてＭとは、集団を維持し強化しようとする能力であり、良好な人間関係を維持し、強化することを意味する。<br minmax_bound="true">ＰとＭの２つの次元をそれぞれ強く果たす場合(P/M)と弱く果たす場合(p/m)に分けて座標軸を表すと、リーダーシップは<strong>PM</strong>、<strong>Pm</strong>、<strong>pM</strong>、<strong>pm</strong>の<strong>４類型</strong>になる。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090414/08/shimo-tuki/4b/3b/g/o0500050010165846169.gif"><img height="220" alt="テレビドラマで斬るプロジェクトマネジメント　改-2-1" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090414/08/shimo-tuki/4b/3b/g/t02200220_0500050010165846169.gif" width="220" border="0"></a> <br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">一連の実験の結果、基本的には生産性は、高い順に、PM＞Pm＞pM＞pmとなり、メンバーのやる気の高さは<strong><font color="#ff0000">PM＞pM＞Pm＞pm</font></strong>の順に高かった。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">他にも、「マネジアル・グリッド理論」、「ＳＬ理論」など多数あり、最近では「カリスマ的リーダーシップ」やビジョンを重要視する「変革的リーダーシップ」がある。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■最も良いマネジメントは「天使」か「悪魔」か</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">ここまで、いくつかのリーダーシップ論を説明してきたが、美緒のスタイルは<br minmax_bound="true">　専制型<br minmax_bound="true">であり<br minmax_bound="true">　Pm型<br minmax_bound="true">である。 （2007年7月時点）</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">兄がだらしないことをすると「甘えるな」などと手厳しい。可愛いから、周りは許してしまうが、並の器量だと、反撃される可能性が高い。<br minmax_bound="true">一般的には、「民主型」が良いとされ、PMIでも推奨されている。しかし、現実では、理想論を追いかけてもしかたがない。短納期のプロジェクト、未熟な要員の多いプロジェクトでは「専制型」、メンバーが優秀であり、それぞれの仕事のやり方がお互い理解している場合には「放任型」などのように使い分けるのが、望ましい。<br minmax_bound="true">「自分を覚えて欲しいから」悪魔になるのではなく、プロジェクトを成功させるために、プロマネが悪魔になるのもひとつの道である。<br minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><em>「ファーストキス」</em></font></p><p><br minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><em>2007年7月9日～9月17日、フジテレビ系列月９枠で放送。主演：井上真央。<br minmax_bound="true">ある日、20才の美緒（井上真央）は、ロスから日本に帰国する。それは、成功率が50%の手術を受ける前に、ある願いをかなえるために、そしてステキな恋をするために。兄（伊藤英明）は、「お前の願い事は、いつだってお兄ちゃんがかなえてやる！」と叫び、美緒の想いをかなえようとする。<br minmax_bound="true">主題歌は小田和正「こころ」。初回（7月9日）関東地区視聴率は19.7%。</em></font></p><p minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><em><br></em></font></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">翔泳社 PMINFO　2007年8月1日　初出</p><p minmax_bound="true"><font color="#4448d3"><a href="http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=189">http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=189</a> </font></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><a href="http://peta.ameba.jp/p/addPeta.do?targetAmebaId=shimo-tuki&amp;guid=ON"><img height="50" alt="ペタしてね" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_04.gif" width="150"></a> <!-- /本文 --><!-- trackback ping --><!--<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"          xmlns:trackback="http://madskills.com/public/xml/rss/module/trackback/"          xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"><rdf:Description     rdf:about="http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=189"     trackback:ping="http://www.pminfo.jp/a/tb.aspx/189"     dc:title="テレビドラマで斬るプロジェクトマネジメント 第2回"     dc:identifier="http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=189"     dc:description="ドラマ「ファーストキス」のように50%の成功率で、「天使」か「悪魔」になるしかないとすると、成功率26.7%のプロジェクトでは（2003年調査）、関係者は「堕天使」か「大悪魔」になるしかないのだろうか？"     dc:creator="MarkeZine"     dc:date="2007-08-01T00:00:00+09:00" /> </rdf:RDF>--><!-- /trackback ping --><!-- ページ制御 --></p>
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<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 15:00:00 +0900</pubDate>
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<title>先生、世界を変えることができますか？　by　私たちの教科書</title>
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<![CDATA[ <p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■「わたしたちの教科書」最終回</strong></p><p minmax_bound="true"><strong><br></strong></p><p>2007年4月ドラマの最終回を飾ったのは、「わたしたちの教科書」である。<br minmax_bound="true">学校での「いじめ」をテーマにしており、初回で志田未来演じる藍沢明日香が転落死して、視聴者に衝撃を与えた。その後も、やる気のない教師、心が読めない生徒などが登場し、現代の教育現場の不透明さ・不条理さを上手く表現していたと思う。そして、後半の裁判編では、「いじめ」の存在を否定する立場と認める立場のせめぎあいが見事でした。</p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">名シーンはたくさんあったが、最初に藍沢明日香（志田未来）が担任の教師である加地先生（伊藤淳史）に問いかけたセリフ「先生、世界を変えることができますか？」が一番有名であり、心に響いた言葉といえる。このセリフはドラマの番宣にも使われ、当時いろいろな機会で耳にしたことがあるだろう。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">さて、ここで質問をしてみる。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><strong><font color="#ff0000">「プロジェクトを変えることができますか？」</font></strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">あなたはどう答えるだろうか？</p><p minmax_bound="true">プロジェクトマネジメントを教育している会社は「Yes」と答え、現場で日夜苦しんでいるPMやSEたちは「No」と答えるかもしれない。プロジェクトマネジメントが導入されても、「苦労は変わらず、相変わらずプロジェクトの成功率が低い」。かえって、「プロジェクト管理関係の書類が増えてしまった」、という声もよく聞かれる。プロジェクトマネジメントという武器は、プロジェクトの現場を変えることができるのか？　現場の苦労は減っていくのか？　立場によって、様々な回答がでることが予想される。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090413/13/shimo-tuki/04/bd/g/o0500032410165482754.gif"><img height="143" alt="霜月のブログ-1-1" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090413/13/shimo-tuki/04/bd/g/t02200143_0500032410165482754.gif" width="220" border="0"></a> <br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><strong minmax_bound="true">■「世界を変えることができますか？」</strong></p><p minmax_bound="true"><strong><br></strong></p><p minmax_bound="true">ドラマの中でこの質問（「世界を変えることができますか？」）に対して、最終回で、子供達が様々な意見を述べている。 </p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">「できると思います。僕たち一人ひとりがそれを信じて、頑張ることが必要です」 </p><p minmax_bound="true">「私は、できないと思います。私たちにできるのは、ただ毎日を大事に生きることではないでしょうか？」 </p><p minmax_bound="true">「世界を変える前に自分を変えたいです。自分を変える方が難しいと思います」 </p><p minmax_bound="true">「この質問は間違ってると思います。人は世界を変えてます。私たちは生きているだけで世界を変え続けてるんだと思います」 </p><p minmax_bound="true">「世界は別に誰のものでもないし、誰かの考えに合わせて変えるとかいうのはおこがましい感じがします」 </p><p minmax_bound="true">「答えはこの質問そのものにあると思います。僕たちは、社会に向け、自分自身に向け、問いかけ続けるべきです」 </p><p minmax_bound="true">「何も世界を変えたりしなくてもそう悪くはないんじゃないでしょうか？」 </p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">そう。子供たちの回答は、そのままプロジェクトにも当てはまる。</p><p minmax_bound="true">「できると思います。僕たち一人ひとりがそれを信じて、頑張ることが必要です」 </p><p minmax_bound="true">「私は、できないと思います。私たちにできるのは、ただ毎日を大事に仕事をすることではないでしょうか？」 <br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">「プロジェクトを変える前に自分を変えたいです。自分を変える方が難しいと思います」 </p><p minmax_bound="true">「この質問は間違ってると思います。人はプロジェクトを変えてます。私たちは仕事をしているだけでプロジェクトを変え続けてるんだと思います」 </p><p minmax_bound="true">「プロジェクトは別に誰のものでもないし、誰かの考えに合わせて変えるとかいうのはおこがましい感じがします」 </p><p minmax_bound="true">「答えはこの質問そのものにあると思います。僕たちは、お客様に向け、自分自身に向け、問いかけ続けるべきです」 </p><p minmax_bound="true">「何もプロジェクトを変えたりしなくてもそう悪くはないんじゃないでしょうか？」 </p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">立場や考え方によって、この質問の回答は千差万別であり、どれも絶対的に正しいわけではなく、間違っている答えもない。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090413/13/shimo-tuki/cb/de/g/o0500032410165482841.gif"><img height="143" alt="霜月のブログ-1-2" src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090413/13/shimo-tuki/cb/de/g/t02200143_0500032410165482841.gif" width="220" border="0"></a> <br><br></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><strong>■「プロジェクトを変えることはできますか？」</strong></p><p minmax_bound="true"><strong><br></strong></p><p>ドラマに戻る。このドラマの第1話で、「先生、世界を変えることができますか？」と問い掛けられた加地先生（伊藤淳史）は、答えに窮して、雨木副校長（風吹ジュン）に相談し、結果、</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><strong>「それは、君次第なのではないか。勉強すれば、おのずと道は開けてくる。」</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">という回答している。それに対し、弁護士の積木珠子（菅野美穂）</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><strong>「そんなもの代わるわけないじゃない。たかだか一中学生が学校の勉強したからって、食糧危機が解決するわけないでしょ。」</strong></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true">と流します。片方は<strong><font color="#ff0000">理想主義（「きみ次第」）</font></strong>であり、片方は<strong><font color="#ff0000">現実主義（「変わるわけない」）</font></strong>の考え方である。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">プロジェクトマネジメントではどうなのでしょうか？プロジェクトマネジメントやPMBOK、品質管理やコーチングを学習しても、プロジェクトは変わらないのだろうか？だからといって、プロジェクトの危機に眼を閉ざして、自分のことだけを考えるのも問題である。<br minmax_bound="true"><br minmax_bound="true">「勉強すればおのずと道は開けてくる」とも思いませんが、勉強したことを活かして、道を開いていくようにすべきなのでしょう。プロジェクトマネジメントという武器を活かすも殺すも自分次第なのですから。</p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><font color="#0000ff"><strong>「わたしたちの教科書」<br minmax_bound="true"><br></strong></font><em><font color="#0000ff">2007年4月12日～6月28日、フジテレビ系列で放送。主演：菅野美穂。他に伊藤淳史、谷原章介、真木よう子、酒井若菜、水嶋ヒロなどの教師陣、志田未来、冨浦智嗣、谷村美月などの生徒が出演（とんでもなくすごいキャスティング！）。内容は第一部は学校編、第二部は裁判編。<br minmax_bound="true">「世界を変えることができますか？」というセリフは、番組のキャッチコピーであり、最終回には、この言葉をテーマに、生徒たちが自分の考えを言うホームルームのシーンが放送された。第26回向田邦子賞受賞作である。</font></em></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><br><br></p><p minmax_bound="true">翔泳社 PMINFO　2007年7月18日　初出</p><p minmax_bound="true"><a href="http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=186">http://www.pminfo.jp/a/article.aspx?aid=186</a> </p><p minmax_bound="true"></p><p minmax_bound="true"><a href="http://peta.ameba.jp/p/addPeta.do?targetAmebaId=shimo-tuki&amp;guid=ON"><img height="50" alt="ペタしてね" src="https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_04.gif" width="150"></a> </p>
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<pubDate>Mon, 13 Apr 2009 15:00:00 +0900</pubDate>
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