神晃講通信 https://ameblo.jp/shinkoukou/ 日本古来から伝わる『古神道』『修験道』の実践を旨として信仰行事を執り行っております。 ja-jp 己亥(つちのとい)年・謹賀新年の御言葉 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12424014831.html 己亥(つちのとい)年・謹賀新年の御言葉平開けて、御代の移ろい駆け落ちぬ、深泥の沼の蓮の如くに、(たいらけて、みよのうつろいこけおちぬ、みどろのぬまの、はすのごとくに、)平ら成る御代も明けて全く新たなる御代の到来と思えば、今までの苦労や思案も蓮の花が開く如くに消えて浄化を成す。(要約)今年は己亥の年廻りで腐葉なる土壌に種を仕込み、ただひたすらに耕す事に精を出す年です。亥年は猪突猛進ですが己の亥は頑固盲進で人の言うことに耳を貸さぬ頑固さが在ります。今年は御代の交代もあり思わぬ変化が起こる時でもあるの 2018-12-06T10:02:30+09:00 師走の御言葉 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12424001505.html 師走の御言葉一年の、終わりを示す師走月、名残を惜しみ始まりを告ぐ(ひととせの、おわりをつげるしわすつき、なごりをおしみはじまりをつぐ)(要約)一年の計は師走から紡ぐものである。終わりと始まりは連なっている、今年度の終計をよく考慮して元旦には始まりの志願を立てなければならない、師走は言葉のごとく忙しさを告げるが、この時こそ落ち着いた展望を立ち上げることが肝要である。(要所)私達は終わりと始まり、または善と悪を区別しがちであるが、それは入り交じって一体である事を知るべきである、ただ、けじめをつけて線 2018-12-06T08:52:51+09:00 霜月の御言葉 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12416220560.html 晩秋に、神の御和えを整えば、祭りて祝う神嘗の宴に(ばんしゅうに、かみのみあえを、ととのえば、まつりていわう、かんなめのえに、)(要約)収穫の秋深まり、年越しの準備に入る前の潤いを分かち合う時、11月はそんな季節です。下旬には神嘗祭が祭行されて正に神様との御和(みあえ)=(大自然との調和)が成される時です。現代においてもあらゆる仕事の成果を祝い、また或は反省して、全ては大自然(神)よりもたらされた天命の成就に服する事、(大自然の大いなる意思に立ち戻る)事に意識を回帰して、天人地の和合を図るべく皆で 2018-11-02T15:27:43+09:00 神無月の御言葉 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12413505119.html 神集う、御霊の増ゆの祭り事、実る命に祈り捧げて (かむつどう、みたまのふゆのまつりごと、みのるいのちにいのりささげて)(要約)神無月は出雲に置いては神有月、物事は表裏一体で巡って居ますが、神嘗祭(収穫祭)に向かって実りある大自然の力に感謝奉納を行う神無月(秋祭り)の賑わいは、私達の進化繁栄に喜びと潤滑を与える秋食い(食欲の秋)である。この時に大自然の恵みに感謝奉納して御霊のふゆ(身霊の増殖)を活性化させる事が重要である。(要所)食欲の秋と言うが、先ずは毎年大自然が栄えて恵みあることこそ、人の世に 2018-10-21T21:08:37+09:00 【長月の御言葉】 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12402420815.html 赤トンボ、向かう夕日に風受けて、夕やけこやけ、吾が夏思う、(あかとんぼ、むかうゆうひにかぜうけて、ゆうやけこやけ、あがなつおもう)(要約)酷暑や天変地異が如実なる昨今、生命の生死や人々の本性が人知れず現れ出る時、その激しい天候は正に現在の世相(人心)を表している。命は天命でありそれを運ぶ心根(運命)であり自ずと定められたものである。くれ行く晩秋に向かう文明社会で夕やけにこやけにどの様な人生を演ずるのかその心根が大自然の一部であることを知り懸命に生きた夏を振り返り反省を促す、秋の夜長である。    2018-09-03T20:37:57+09:00 【文月のことのは】 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12388051252.html 露草も 晴れて輝く文月に 誠の姿 醸し出しけむつゆくさも はれてかがやく ふみつきに まことのすがた かもしだしけむ[要約]梅雨も終えて、光輝く時なれば、潤い満たす青葉の勢いに乗せて、あらゆる生命は躍動する。人の活動も夏越しの大祓へを越えて自己の本質が良くも悪しくも現れる時である。上半期に蓄えた想いや祈りを、乗りを越えずに確りと行い示す時節である。[要所]日々想いは募り集積された祈りはやがて目を吹き花を咲かせる。それがどの様な花であるかは日々の思いの集積に他ならない事を知り、勢いのままに他者を侵 2018-07-02T23:24:18+09:00 【皐月のご神意】 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12373897912.html 新緑に 萌え立つ御魂新霊の 汚れを捨てつ 改まるらむしんりょくに もえたつみたまあらたまの けがれをすてつ あらたまるらむ [要約]新緑の季節に新たな希望が芽吹き出す時節、私たちは希望と発展を祈念して甦り立ち返りの修行(活動)を活発化させる時折の到来です。取り越し苦労をやめて、希望と夢を新ためて抱き楽しく潤いのある心持ちで活動を再開する時、自ずと幸福と楽は身辺をつつみます。何事も心の底から新たまることが肝心です。修行就業が活発に成る季節は無垢な心持ちで自信を持って歩みを進めましょう。[要所] 知 2018-05-06T16:36:53+09:00 卯月のご神意 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12369501623.html 日本晴れ 春の嵐も吹き抜けて 新たな御代は 始まりにけり[要約]雲一つない日本晴れを迎えるには嵐の祓いを幾度も越えて塵一つない御代を体現するために自然は動くのである。それは神の永遠の悲願であり受け継がれるべき先祖達が成し得なかったユートピアへの思いである。人の世はとかく欲望が渦巻く社会ではあるが神の子である人間には必ず真実の誠が秘められている。神はそれを洗い出すが如く試練を与えるのてある。4月年度が始まる卯月には先祖に礼拝供養して其々の誠を奉り実行に移して行くのが新世を迎える心構えと知るべきてあ 2018-04-19T08:24:36+09:00 彌生月の御詩 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12356745503.html 清水湧く 瑞穂彌生の朝ぼらけ 命の泉清めこそすれしみずわく みずほやよいのあさぼらけ いのちのいずみきよめこそすれ[要約]瑞穂の国、日本国の彌生月3月は、水の御祀りを幸栄える春先にして、奈良では二月堂のお水取りが有名な季節の行事である。2月には火を清めて荒神に参じ、3月には水の御祀りを行い、水神弁財天に参じ、火水=『神』の御祀りを整える。彌生は水分(みくまり)の月である。清めた水を稲穂の茂る時のために整えて春には大地に分け与えるのである。人の世の仕事や諸事万端も清め改めて整える事を怠らざれば新年 2018-03-01T17:38:56+09:00 如月の御詩 https://ameblo.jp/shinkoukou/entry-12349409623.html 古の 思いを繋ぐ節目には 過去現在も 未来と新たむいにしえの おもいをつなぐふしめには かこげんざいも みらいとあらたむ[要約]神から連なる古人の浮き沈みなる思いのたけは時の節目にて新たまることで和合して行く、おおよそ生死とは生き通しであり、辛い思いも未熟なる自我の産物にして記憶を失うことで次の修行に打ち込めるのも神の采配である。春芽が出て、めでたく進めるのも今迄の思い違いとこだわりを捨て去る事によって、誠が見出だされて、新たな未来を迎える事が出来るのである。懺悔の後は須賀しく芽出たい弥栄の境涯 2018-02-02T07:29:57+09:00