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<title>上野笙子のブログ</title>
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<description>川柳、随筆、日々のつれづれなど</description>
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<title>家族葬儀とか密葬とか言うけれど。。。</title>
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<![CDATA[ 家族葬儀とか密葬とか言うけれど、普通にお葬式出しても、身内だけでやっても、<br>必要なお金なんて、見栄を張らなければ大して変わらないですね。<br><br>お葬式にかかるお金のほとんどは、豪華絢爛な祭壇とお坊さんに払うお布施や戒名料。<br><br>そこで見栄を張らなければ、どんな葬儀の形式にしても大したお金がかからないのは、一緒なのですよね。<br><br><a href="http://xn--22qx4xu6hx15a.net/" target="_self">家族葬儀はとても楽</a>で魅力的だけれども、義理堅い方は後々必ず訪ねてこられるものです。そのお相手も、1年近く続くと、多少面倒にもなったり。。。<br><br>結局、残された者のために葬儀という儀式があるのだと割り切って、自分に都合の良いようにやるのが一番ですね。気持ちの整理の面も当然含めて。。。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/shoko-ueno/entry-11517710221.html</link>
<pubDate>Wed, 24 Apr 2013 22:25:44 +0900</pubDate>
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<title>春は来る</title>
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<![CDATA[ 春ですね。春は来るんですね。地震があろうと原発が壊れようと。チューリップが満開です。一月初旬、孫が来た時、花大好きさんが一杯呑みながら球根植えるところを、孫を手まねきして見せてくれた。今度、咲いた頃に来られるといいね。でも地震が先にきちゃった。私の住いは県営住宅で九棟の一番県道沿い。県道との間に小さな公園もあり、県営の敷地内、個人の家でいえば南側庭にあたる部分もけっこう広い。この頃毎日鳥も来る。スズメより大きい、ハトより小さい、ちなみに今朝はこの三種類全部来てました。天気の良い日曜日はほぼ一日中子供の声がしてる。<br><br>一週間ほど前、例によって例のごとく、ワンコインランチ友達と、食後のココア（彼女と私はココアです。朝がコーヒーなんで）も済み、じゃあ又と別れ、県営の敷地に回り込んだところで、子供の泣き声に足が止まった。別にめずらしい事ではないけれど、ちょっと激しすぎる。四・五才位の女の子、前に似た年頃の男の子二人何か言ってる。<br><br>「コラ、コラ、どうしたの」笑いながら声かけた。いじめちゃいけないよと言うつもりはなかったけれど、二人の男の子、必死で訴えた。違うよ、違うよ、僕たちは遊ぼうよって言ってるだけなんだよ。ふうん。そうか、そうか。うちの孫よりちょっと大きいかな。私が近づく間に、二人の男の子あーよかったとばかりに急いで離れていっちゃった。ますますしゃくりあげる女の子を抱きしめた。<br>「あーん、あーん、パパに会いたい、あーん、パパー」<br><br>この団地、神奈川県の県営です。アジア系の外国人も多いのです。隣りといってもいい距離にタイレストランなんかも有ります。女主人は日本人で私の友人ですが、ご主人はタイの方。それはまあ、どうでもいいけれど、女の子の顔、ちょっと黒い。タイよりもブラジル？<br><br>「そうか、そうか、パパに会いたいのか、そうか、そうか」国に帰っちゃったのかな、この子置いて？ほんの少し泣き声が小さくなった。ちょっと離れて見ると鼻水だらだら、顔くしゃくしゃ。ちょっと待ってねとバッグからテッシュを取り出しふいてやる。私、二・三年前、しゃべり過ぎて喉痛めた。以来喉あめ持ち歩いてます。しゃべる方は止められないもんですから。一つしか残ってなかったけれどそれ出して渡してやった。困ったな、何と言ってやるべきかな？<br><br>「パパに会いたいのか、そうだよねえ」<br>「あーん、パパー、パパー、パパに会いたいよー」<br>「うんうん、で・・・・ママは？」<br>「あーん」<br><br>もっと声大きくなっちゃうだろうなあと覚悟した程でもなかった。<br><br>「－－－ちゃん」<br>にこにこ笑いながら近づいてきた若い女性。ママ？とも違うようだけど当面の女の子の保護者らしい。<br><br>「パパに会いたいって、大泣きなんだけど・・・パパ・・・は？」<br>「今ちょっと買い物に行ってるんですよ。だから---ちゃん、－－－君ちで遊んで待ってようよ。ね？」－－－君のママらしい。<br>「あ、そうなの。お買い物なの、そうなのー、私は又あんまりすごい泣き方なんで、お国にでも・・・あはは・・・じゃあ」手を振って自分の部屋の階段の方へ向った。子供にとって居るはずの親は、ほんのちょっと買い物で離れただけでもあの騒ぎです。津波に一瞬で親をさらわれた子、いったい何人いるんでしょうねえ。ドアの錠を開けながら涙がこみ上げました。この頃毎日、何度もこんな風に涙がこみ上げます。何にも出来ないんです。ほんの少しばかりの献金位しか。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/shoko-ueno/entry-10974765840.html</link>
<pubDate>Mon, 04 Jul 2011 00:06:47 +0900</pubDate>
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<title>顔は洗わない</title>
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<![CDATA[ 昔、といってもそれぞれの息子が三十五歳なので、正確には三十五年前、小さな建売りの六畳の居間に、儀妹と私はそれぞれの赤ん坊をかかえ、母は空身で居りました。玄関のチャイムが鳴りました。三人顔を見合わせ、空身の母が立ちました。時間的にセールスのようです。案の定・・・いえうちは関係ありません・・・さり気なく居間のガラス障子を閉めながら、母が答えています。出てくるなという合図です。儀妹と私は目くばせしながら気配を殺しました。赤ん坊も・・・覚えてはおりませんが、多分静かでした。<br><br>セールスはなかなか出て行きません。化粧品のようです。今の五十五歳と異なり、母は見るからに老婆です。そんなものいりませんの一点張りです。セールスのせっぱつまった声が大きくなります。・・・でも・・・ではお顔は何で洗ってらっしゃいますか・・・石鹸ならせめて洗顔クリームを・・・そんなところでしょう。<br>・・・顔？・・・母は答えました。・・・いえ、顔は洗っておりません・・・<br><br>玄関ドアが閉り、母が錠を下す音を聞いたとたん、儀妹と私は・・・多分それぞれの赤ん坊を座布団か何かに下し、笑いころげました。<br><br>二、三か月前、テレビで顔は出来るだけ弄らない方が良い、洗顔も石鹸の泡だけでそっとというのを見聞きしました。今時の情報番組ではありますが、答えているのは医学博士のようです。決して若くはありませんが、美しいとされている数人の女性タレントがのけぞり、顕微鏡で拡大されたそれぞれの顔面の映像が流れます。<br><br>・・・顔は洗っておりません・・・は正しかったのです。私は三十五年ぶりに笑いころげました。<br>・・・うちの母の凄さ・・・を他人に語る時、私はよくこの話をしたものです。<br><br>私とは筆舌に尽くし難い感情のやりとりをした母は、この春九十歳で逝きました。<br><br>喪中につき年賀の・・・<br><br>葉書の宛名書きをしながら、顔は洗わないは正しかったと、又、私は笑いころげました。<br><br>目の縁に微かに薄苦いような涙が滲みました。
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<link>https://ameblo.jp/shoko-ueno/entry-10966527891.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 09:50:06 +0900</pubDate>
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<title>アスパラガス</title>
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<![CDATA[ 生の高菜を買った。生まれて初めて。寒い春。<br>四月だというのにダウンジャケットの方が多い。天候不順で葉物野菜が高い。ホーレン草も小松菜も、ばかばかしくて手が出ない。<br>血圧測定の病院帰り、農家の庭先の百円野菜、育ち過ぎの高菜だけが積まれていた。どうしていいか分からないくせに買った。高すぎる青物のかわりにとりあえず茹でてみよう。狭い台所では、その葉はジャングルにでもある様に猛々しく、三時間余の病院行きが思いの外負担だった身体で、すぐに処理する気がおきない。<br><br>翌朝、とにかく茹でる。大きくて深いなべに活けるように縦につっこみ、まあなんとか茹で、引き上げてしぼり、大量の茹で汁を眺めていて、アスパラガスの買い過ぎを思い出す。前日買ってあったのを忘れ、安さにつられて、又手を出したメキシコ産。国産があまりに高騰するとメキシコならまあいいかと妥協する、このいい加減さ。メキシコなら何が良いのだか、ろくに知らぬ外国の事は、報道されるイメージで、中国よりは明るいとのみ。高菜の茹で汁にそのまま放り込んでとりあえず茹でることにし、一人身に多過ぎる2袋、急いで洗う。<br><br>アスパラは手で自然に折れるところで折る。このやり方は、包丁を持ってその度迷っていた数十年前、母親から、いつもの小ばかにした口調で、教えられたのだ。<br><br><br>二週間ほど前、特養から二度目の入院をした母親は、朦朧と起きたような寝たような顔で、娘と嫁と二つの顔を、何の興味もわかぬ風に少し眺め、目を閉じた。急な事もなさそうだから帰ろう。儀妹も頷く。<br><br>事務的に、淡々と事を運ぶ私に、もう苦笑すらしない。<br><br>いくら強がったって死んだら寂しいんだよ。大方の友人、知人に言われる通りなのか、過うのか、アスパラを茹でる度に思い出す、あの勝ち誇た顔は、しかし次第に遠くはなっている。<br>
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<link>https://ameblo.jp/shoko-ueno/entry-10966513492.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 09:27:35 +0900</pubDate>
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<title>自分だけ</title>
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<![CDATA[ 自分だけ、決して死なない気もするが。
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<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 09:26:30 +0900</pubDate>
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<title>気短かの</title>
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<![CDATA[ 気短かの、友皆あした死ぬつもり。
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<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 09:25:22 +0900</pubDate>
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<title>あの方は</title>
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<![CDATA[ あの方は、多分私の替りです。
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<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 09:23:34 +0900</pubDate>
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<title>待ってなさい</title>
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<![CDATA[ 待ってなさい、すぐに逝くかもしれないから。
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<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 08:28:04 +0900</pubDate>
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<title>あきました</title>
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<![CDATA[ あきました、色に出ずれど恋なんて。
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<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 08:26:54 +0900</pubDate>
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<title>気短かを</title>
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<![CDATA[ 気短かを、もてあます夜はひとり酒。
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<link>https://ameblo.jp/shoko-ueno/entry-10966463332.html</link>
<pubDate>Mon, 27 Jun 2011 08:25:57 +0900</pubDate>
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