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<title>オリジナル小説つらつらと</title>
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<description>オリジナル小説「人の自我と悪魔の理」書いていきまーす</description>
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<title>Fate/Allerabmu/ 第一章　歪んだ聖杯戦争2</title>
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<![CDATA[ 街の端の一角<br><br>そこは聖杯戦争に敗れたマスターが保護される場所として利用されることになった。<br><br>そこに一人の男が立っていた。<br><br>その男は金髪で丸メガネをかけ、祭服を身に着けていた。<br><br>そして常に笑みを絶やさない男だった。<br><br>「さて」<br><br>男が歩き出す。<br><br>この場所にありとあらゆるものが集まってきている。<br><br>動物、人間、虫等々<br><br>これら全てがこの街に集まってきた魔術師の使い魔たちだ。<br><br>「頃合いですね」<br><br>男が立ち止りしゃべりだす<br><br>「さて、お集まりの皆様<br><br>　今宵の聖杯戦争の監視役、ディールト・ベヘルセンでございます。」<br><br>ディールトと名乗った男は深々と頭を下げる<br><br>頭を上げると言葉を続ける。<br><br>「今宵の聖杯戦争、誰が、どんな目的で、まではわかりませんが<br><br>　冬月で起こった聖杯戦争、そこで使われた聖杯をコピーしたのはいうまでもないでしょう<br><br>　ですが、そのコピーも完璧ではないようでした。<br><br>　皆様もお気づきでしょうが、令呪を持っていたとしてもサーヴァントの召喚に<br><br>　成功しないという異常事態が起きていました。<br><br>　ですが、その辺はご安心をすでに解決済みでございます」<br><br>ディールトの後ろの暗くなっている場所からから二人組が出てくる。<br><br>顔まではわからない。<br><br>だが、二人とも右手に令呪を宿している。<br><br>「どうやら今宵の聖杯戦争<br><br>　同じ令呪を持つ魔術師同士が一緒にサーヴァントを召喚しなければ<br><br>　サーヴァントの召喚に成功しないようです。<br><br>　実際にこの二人組は成功いたしました。<br><br>　サーヴァントは見せることは出来ませんがね。」<br><br>ディールトの後ろにいた二人組が再び暗闇に戻っていく。<br><br>そしてディールトが話の流れを変える。<br><br>「それともう一つ、私が調べたところ<br><br>　配られた令呪は20のようですね。<br><br>　半分にしても10<br><br>　どうやら今回呼ばれるサーヴァントは10騎のようでございます。<br>　<br>　今宵の聖杯戦争は普通の聖杯戦争とは違うご様子<br><br>　魔術師の皆様、どうかご注意くださいませ」<br><br>ディールトが深々とお辞儀をする。<br><br>その場所に集まっていた使い魔たちが一斉に戻っていくのが感じられた。<br><br>ディールトが頭を上げると既にその場所には何もいなくなっていた。<br><br>彼は月を見上げ静かに笑みをこぼした。<br><br>「さぁ、今宵の聖杯戦争は荒れそうだ。」<br><br>その手には令呪が光り輝いていた。
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<pubDate>Sat, 25 Jun 2016 18:11:24 +0900</pubDate>
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<title>Fate/Allerabmu/ 第一章　歪んだ聖杯戦争1</title>
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<![CDATA[ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ<br><br>午後3時にセットしたアラームが鳴り響く。<br><br>もそっと布団からはい出た俺はゆっくりとした動きでアラームを止める。<br><br>午後3時とはいえ、太陽はまだまだ自己主張をしていて<br><br>カーテンの隙間から日光が入ってくる。かなり眩しい。<br><br>俺はうつ伏せになりながら三度寝をしようか考えた。<br><br>眠い、かなり眠い、夜更かしが立った。<br><br>布団に包まれているから、心地よい眠気が襲ってくる。<br><br>この眠気に身をゆだねようか…とか思っていたら<br><br>背中に「ぼすっ」と衝撃<br><br>なにやら背中が布団越しに踏みつけられる感覚<br><br>顔だけで後ろの方を見ると<br><br>「…なんだよ、カヨ」<br><br>「いい身分ね、と思っただけよ？マスター？」<br><br>高校の制服を着たカヨが立っていた。<br><br>「私に高校に行かせながらマスターがのんきに寝ているとは、えぇ、わかってます<br><br>　わかってますよ?夜中に何をしているのは知っていますが…何故か腹立たしいのです。」<br><br>体重を乗せてぐりぐりぐりと背中を踏みつけてくる。<br><br>そのせいで俺の背骨が悲鳴をあげそうになったその時、窓を叩く音が聞こえてきた。<br><br>カヨが足を離してくれたおかげで動けるようになった俺は立ち上がって窓を開ける。<br><br>そこにいたのは一羽のカラス、名前はヤタ、俺の使い魔だ。<br><br>空いた窓から部屋の中に入って来て、俺の右腕の上にとまる。<br><br>『マスターが調べて来いって言言っていたこと調べてきましたぜ』<br><br>心の中に声が聞こえてくる。<br><br>ヤタはしゃべれない、そのかわり念話でなら会話が出来る。<br><br>『マスターの思っている通り、聖杯戦争は起きているようですぜ？ただ？』<br><br>ただ？<br><br>『今回はなにやらおかしいようですぜ。<br>　<br>　令呪を持っていてもサーヴァントが召喚できないようで<br><br>　今夜監督役からなにか話があるようですぜ』<br><br>わかった、また何かあった時は頼む<br><br>『ラジャ』<br><br>ヤタが消える。<br><br>ヤタがのっていた俺の右の手のひらに刻まれている令呪を見つめていた。<br><br>これが浮かび上がったのはつい先日の事だ。<br><br>当初はかなり驚いた。<br><br>まだ実家にいる頃両親から聖杯戦争については教えられていた。<br><br>その時に聖杯戦争は基本冬月市でしか行われないと教えれらていた。<br><br>とはいえ、俺の右手には令呪が浮かび上がったのは事実<br><br>令呪を狙う魔術師にいつ襲われるかわからない<br><br>だから自分の身を守るための準備をし<br><br>つい先日サーヴァント召喚しようとしたが失敗<br><br>原因を探っていたところだったのだ。<br><br>ヤタを使って調べていた事なのだが…<br><br>やはり、この聖杯戦争は何かおかしい。<br><br>なぜこの街で聖杯戦争が起きるのか<br><br>どこか作為的なものを感じる…<br><br><br>別の場所<br><br>彼を同じ考えを持つ者がいた。<br><br>彼は構えた自身の工房で自ら調べてまとめた資料を読んでいた。<br><br>彼の名前は来須牧彩香（まきさか）時計塔から派遣された魔術師だ。<br><br>彼の目的はこの街で起ころうとしている聖杯戦争について調べる事<br><br>プロフェッサーによって派遣された彼も先日サーヴァントを召喚しようとして失敗<br><br>原因を探っていた。<br><br>原因を探っていく中で別な不可解な点が浮かんできたのだ。<br><br>調べてわかったことだがこの街は極上の龍脈の上に存在するのだ。<br><br>だが、調べてみる限り聖杯戦争の兆候が出る以前にこの街に魔術師の家系は存在せず<br><br>魔術師の工房の一個のみ<br><br>更にこの街の事はここに来る前資料を呼んだが、この龍脈の事など書かれていた無かった。<br><br>という事から誰かがこの街ごと、龍脈の存在をも隠せる規模の隠蔽の結界を<br><br>張っていた可能性がでてきた。<br><br>一体どこのだれが何の目的でこの街の事について隠していたか<br><br>彼の次の目的はそれになった。<br><br>彼は一端これまでの事を報告すべくプロフェッサーに連絡を入れた<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/sincrowsong/entry-12173721912.html</link>
<pubDate>Thu, 23 Jun 2016 21:47:45 +0900</pubDate>
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<title>Fate/Allerabmu･Moon　プロローグ</title>
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<![CDATA[ 火のない場所には煙は立たない。<br><br>全く根拠がない所に噂は立たないというコトワザだ。<br><br>有名人のスキャンダル、ニュース、ドキュメンタリー、インターネット等々<br><br>この世のすべてののものに根拠があり、それを起点に、話が作られる。<br><br>だからこそ人は話に興味をそそられる。<br><br>そこに真実が混じっているのではないか、と気になってしょうがなくなる。<br><br>怪談、心霊現象、都市伝説等々<br><br>肝試しをする、都市伝説について調べてみるなども<br><br>それが真実なのではないか、という思いから来る行動だと俺は思っている。<br><br>だが、噂、それは俺達の世界だと少し意味合いが変わる<br><br>言葉には力がこもっている。<br><br>1人1人の言葉の力は弱くて気が付かない。<br><br>大勢に人が言葉を発する事で大きな力となる。<br><br>口は災いの元、というように力を得た言葉は実体化する。<br><br>その言葉の力に注目して西洋の魔術と東洋の呪術を組み合わせ<br><br>作り上げたのが俺の家系に代々受け継がれる魔術だ<br><br>俺たちにとって言葉とは一種の呪文であり、召喚術でもある。<br><br>俺たちが火種を作って、人々に広げ業火にする。<br><br>そしてそれを利用して召喚術をしようする、そんな感じのもの<br><br>俺はそう理解している。<br><br>俺はこの魔術を継いだ五十代目。<br><br>先代たちは根源に至るため、とか言っていたけれども<br><br>俺にとってはそんなことはどうでもいいし、根源に興味なんてない。<br><br>俺の親や祖父母は「何をしている早く完成させろ」となにかとうるさいしつこい。<br><br>俺が受け継いだ魔術は江戸時代に由来する魔術<br><br>一世代につき2話、話を流布し、それを噂する人々の言葉を媒介に<br><br>自身の魔術回路と魔力量を増強するのに加えて、流した話の題材を使役する魔術「百物語」<br><br>それがこの俺、喜多村烈駆が親からそうそうに受け継いだ魔術<br><br>「百物語」は百の物語が作られ、流布された時にに完成する魔術<br><br>今作られ、流布された話は98、「百物語」は俺で完成する。<br><br>だから親や祖父母がうるさい。<br><br>だから俺は親や祖父母から逃げるために1人「百物語」を利用して<br><br>街の中に家を借り、1人――――――――――ひきこもっていた。
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<pubDate>Sat, 11 Jun 2016 16:07:28 +0900</pubDate>
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<title>Fake3巻について</title>
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<![CDATA[ つい最近Fate/strange Fake三巻買ったんですよ<br><br>3巻の中で真サーヴァント勢ぞろいしたわけなんですが<br><br>自分の考えをぶちまけたかったのでこうしてブログに書いてるわけです<br><br>てなわけで大量にネタばれを含むのでご注意を<br><br>・真セイバー<br><br>真名：獅子心王（ライオンハート）、リチャード一世<br><br>Fakeの中では「彷徨える王」、魔術とか神話の世界に<br><br>片足を踏み入れていた王として出ていましたね。<br><br>彼の宝具の二つの内一つは何が由来なのかちょっと自分にはわからなかったのですが<br><br>二つ目の宝具、名称がわからないので「手に持った物なんでもエクスカリバー」は<br><br>小説の内容から考えるにアポのケイローンと同じように伝承が宝具に昇華したタイプなのかな<br><br>とりあえず威力は持った物によって変化して、打てる回数も違うのが予想できる<br><br>アルトじゃなくて彼が呼ばれたのは、彼を召喚するのに使った鞘が入っていた箱が<br><br>アルトの持ち物じゃなくて、彼の物だった、というのが有力かな<br><br><br>・真アーチャー＆真ライダー<br><br>まぁ、ここら辺は考察の事が大体合っていたので言うことはあまりないかなー<br><br>あるとしたらマスターすげぇぇ…と思ったこと。<br><br>あの泥を耐えるか…という思いですな<br><br><br>・真ランサー<br><br>謎、謎すぎて何を言っていいのか分からない。「番人（ウォッチャー）」ってなんやねん<br><br>三騎士はエクストラクラスにならないはずなのだが…？<br><br>Σ自身がランサーになる的な事も言っていたし…アポのジークみたいな感じか？<br><br><br>・真アサシン<br><br>今までのハサンの中で一番の暗殺者としての風格を持つハサン。やだかっこいい<br><br>信念を問いただすところも結構好き<br><br>今までのハサンのようにはならないで欲しい(切実）<br><br>・真バーサーカー<br><br>真名：エジソン<br><br>みんな大好きライオンさん!バーサーカーの適性もあったなんて驚きだよ!!<br><br>しかも顔以外姿かたち変わっているってことも驚きだよ!!<br><br>サーヴァントというより完全に四足歩行ロボット((<br><br>召喚直後に電力をそそがれ激おこ状態でマスター殺しかけるという<br><br>ライバルがニコラ・ステラと言っていたのと、FGOの五章絡みで修正と言う話になると<br><br>該当するサーヴァントはこれかな、と。五章に出てましたしねライオンさん<br><br>マスターの「キャスターを譲らなければよかった」という発言も五章絡みかな？<br><br>ライオンさんキャスターで出ていたしね<br><br>ちなみに召喚に使った触媒の影響で彼以外に、<br><br>フィリアの肉体を乗っ取る英霊以上の力を持つ『何か』も同時に召喚されてしまうというね<br><br>『何か』ってなんだろうなぁ…この世全ての悪な気がしてしょうがない自分がいます<br><br><br>・真キャスター<br><br><font size="7">ちょっとまて</font><br><br>フランチェスカがフランソワ・プレラーティではという考察は出ていたが<br><br>フランチェスカがフランソワ・プレラーティ本人で<br><br>召喚したサーヴァントもフランソワ・プレラーティって<br><br><font size="7">どういうことだ!?</font><br><br>「僕が僕を召喚した」言っていたから確実なんだけど…<br><br>英霊って死んで座に行ってからじゃないと召喚出来ないよな？<br><br>え？え？どいうこと？<br><br>あれか？3daysに出てきたヴァルター的な肉体は死んだけど<br><br>魂は生きていました、てきな???<br><br>自分が考える今作の大きな謎のひとつやでー<br><br>あ、後ファルデウスとフランチェスの会話の中に出てきた「迷宮」って<br><br>コーバック・アルカトラスが創り出した迷宮のことなんでしょうかね？<br><br><br>後はスノーフィールドに現れたアヤカ・サジョウは一体誰なのか<br><br>アインツベルンのホムンクルスを乗っ取ったのは一体何なのか<br><br>今後が気になりますぞ！
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<pubDate>Tue, 24 May 2016 22:53:51 +0900</pubDate>
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<title>人の自我と悪魔の理3</title>
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<![CDATA[ 第一部第一話「始まり」2<br><br>第七学園「ラーフ」の二回生、火尾納ホナミは友人の水面ツキミ共に第七学園第１アリーナに来ていた。今日は噂の男の魔力持ちがラーフの学園一位古城ハナミと学園への入学をかけた勝負の日だ。<br>それに合わせて第七学園を含む全学園が休みとなり、他の学園の生徒もこの第1アリーナに押し寄せていた。外にはアリーナに入れなかった人が溢れており、この試合の注目度がよく分かる。<br>二人も席には座れず立見席でこの試合を観戦する事となった。<br>「いやしっかし、こう見ると私たちの学園だけが浮くねぇ。アリーナに入ってから視線をびんびん感じるよ。」<br>と周囲を見渡してツキミが言う。<br>「仕方ないでしょう。私たちの制服はあれなんだから」<br>はぁ、ため息をつきながらホナミは答える。<br>第七学園「ラーフ」の制服は他の学園と比べてかなりの異色を放っている。<br>第七学園「ラーフ」の学園長が掲げる理念は「羞恥心は人を殺す」<br>実際に戦場で戦っていた彼女はその目で実際にそのような場面に出くわしたことが多々あったらしい<br>それで学園長の如月ココハは権限を使い制服と学則を規定した。<br>第七学園「ラーフ」の制服の丈は短く胸の下部分が少しだけ見えている。スカートの裾も短く少し屈めばその中身が見えてしまいそうになる。更に極めつけは下着類の着用を一切認めないというこの学則、これを決めた学園長の頭は大丈夫かと密かにささやかれている。<br>そのせいで入学したての一回生は公の行事、参加が義務付けられていない行事には滅多に出てこない。二回生、三回生も同様に二回生で半数、三回生でも全員が出席する事はない。<br>この場に出てきたホナミとツキミは二回生の中では物好きな方に分類されるだろう。<br>二人は別にみられても別にかまわないと思っている。どうせ減るものでもないから、と。<br>アリーナ中から感じる全身を舐め回すような視線、彼女たちにとってはもう慣れた視線だ。<br>さらっと受け流しながらホナミはリングに目を向ける。ツキミは手に持っている携帯端末に目を向けている。<br>リングには既に第七学園学園一位シャルロッテ・ファーランドが既に佇んでいる。<br>黒を基調とした第七学園の制服に彼女の鮮やかな金髪、そのコントラストは彼女の美しさを引き立てる。彼女は誰から見ても美しいと言われる絶世の美女。彼女の容姿、体付きその全てが絶妙なまでに混じり合い彼女の美しさを引き立てている。<br>彼女の手にはレイピアが握られている。そしてそのレイピアはパチパチと音を立て帯電している<br>その目つきは鋭くリングに繋がる反対の入口の方をずっと見ている。<br>「お、ミレイユ様が来たぜ」<br>リング上にこの試合の審判を務めるミレイユさんが姿を現していた。<br>その手にはマイクを持っている。<br>「さぁお待たせしました！これより試験を始めさせてもらいたいと思います!」<br>ミレイユさんのその言葉にアリーナから一斉に歓声が上がる。<br>「まずは主役の前に対戦相手のご紹介をさせていただきます!彼女は第七学園学園一位シャルロッテ・ファーランド!7つの学園の中でも屈指の実力者!彼女相手に今日の主役はどう立ち回るのか見ものですよ!」<br>ミレイユさんの言葉に続いてシャルロッテがお辞儀をする。<br>その仕草だけでも会場から歓声が沸いた。<br>「さぁ、続いては今日の主役、黒城カナタさんの入場です!!」<br>その言葉に続いて反対のゲートから黒城カナタが入ってくる。<br>『おい・・・なんだあいつの恰好は』<br>『やだ、なにあれ』<br>反対のゲートから現れた黒城カナタは端的に言えば全員黒ずくめだった。<br>真っ黒のコートで口元まで隠し、黒の帽子を目深く被っているせいで顔が見えない。<br>コートの下に見えるズボンと靴も黒一色だ。<br>その手には彼の魔光騎手だと思われる刀が握られている。<br>そんな異様な恰好にアリーナがどよめき立つ。<br>そんな中シャルロッテは彼を警戒していた。<br>自分の約50メートル前に立っている彼だが、その立ち姿に一部の隙も無い。<br>対峙したからこそ分かる。彼は戦いなれている。<br>油断してはならない相手だと認識し身構える。<br>それに対してカナタは構える事もなく、素人目から見たらただ持っているだけのように見える。<br>「勝負の決着方法は私が「止め!」というまでか、どちらかが降参の意を示したらその時点で試合を終了とします。両者よろしいですね？」<br>ミレイユの言葉に両者は頷いて皇帝の意を示した。<br>「では試合を始めます。レディー…GO AHEAD!」<br>試合開始のその言葉と同時にアリーナの空気が一変した。<br>冷たく自分を押しつぶすような重たい空気、そして死を宣告してくる重圧<br>アリーナで見ていた観客のほとんどが宣告される死を恐れ、怖がり自分の身体を本能的に抱いていた。それはこの試合を見に来ていたホナミとツキミも例外ではなかった。<br>（な、何なの…これ…⁉）<br>この死を宣告してくる重圧を出しているのは間違いなくカナタだ。<br>まだ学生の身で戦場に出たことがないホナミは、彼がどのような経験をしたらここまでの重圧を、ここまでの死刑宣告が出来るのか彼女には分からなかった。<br>なぜ彼がここまで、と思うのはシャルロッテも同じだった。<br>彼女もホナミと同じように今まで戦場に出たことはない。<br>どのような経験をしたらここまでのことが出来るのか…ここまで恐ろしくなるのか<br>押しつぶしてくる重圧に対して彼女は学園一位としてのプライドで何とか対抗していた。<br>学園一位として情けないところを見せるわけにはいかない、そして男を学園に入れてはいけないという気持ちが彼女を奮い立たせた。<br>奮い立つ闘志を目に宿し、カナタの事を見据える。<br>カナタは自分の放った気で屈しない相手を見て少しだけ安堵した。<br>学園一位がこんな事ぐらいで心折れているようでは拍子抜けにも程がある、と。<br>だからこそ彼はこう思った。<br>（少しだけだが本気を出そうか）<br>そして彼が動いた。<br>対戦相手のシャルロッテには彼が突然消えたように見えた。<br>シャルロッテは彼の動きを見逃さぬようにしていたはずなのに、カナタの姿は忽然と消え、トスッという軽い衝撃と共に鈍い痛みが彼女を襲う。<br>シャルロッテは恐る恐る下を見る。<br>そこにあったのは自分の腹を貫いて飛び出している刀だった。<br>カチッという音がしたのと同時に形容しがたい痛みが彼女を襲う。<br>（な、に…これ…!）<br>どう表現していいのか分からない痛みの暴力が彼女を襲った。<br>斬られる、焼かれる、潰される、侵される、千切られるetc…ありとあらゆる苦痛で感じる痛みを全て同時に体内で彼女は味わった。<br>悲鳴を上げる事すら許されず、ただただ痛みに蹂躙される。<br>口と刀が突き刺さった場所からは血が溢れ出す。<br>カナタが刀が彼女の腹から抜くとシャルロッテはそのままリング上に倒れこんだ。<br>シャルロッテが倒れたのと同時にミレイユが彼女の元に駆け寄る。<br>シャルロッテ本人には何が起こったか分からなかっただろう、ただ離れたところで見ていたホナミは何が起こったのかが少しだけわかった。<br>（あんなこと…人の身体でできるの・・!?）<br>彼女が見た事をそのまま話すのであればこうだ。<br>カナタが少し横に動いたかと思うと次の瞬間、音も立てず風も立てず、一瞬で彼女の背後にまわり彼女の背から刀を差しいれたのだ。<br>（もしそんなことが可能ならあの人は既に学生の域を超えている!私達が適うレベルじゃない!!）<br>ホナミ自身も学園の中では上位に入る上位ランカーだ。<br>少しは彼女も自分の力には自信を持っていた、だが、彼の目の前では彼女の自信、力などちっぽけな蟻同然、蟻が象に適うわけもない。<br>ホナミは再び震え上がった。こんな化け物じみた人が第七学園に入学してくるのか、と<br>リング上ではミレイユによってシャルロッテの状態が確認されていた。<br>状態を確認したミレイユは立ち上がってマイクを手にした。<br>「勝者、黒城カナタさん!」<br>アリーナに歓声と悲鳴が湧きあがる。<br>歓声は彼を受け入れることに肯定的だった女子とほぼすべての男子、悲鳴は彼を受け入れたくないと考えた女子から上がったものだ。<br>「ミレイユ・スタッカートの名の元、あなたは学園に必要な人だと判断し、あなたを第七学園「ラーフ」への入学を許可します！ただし、学園に来るときはその恰好はやめてね？」<br>湧きおこる歓声と悲鳴<br>（私たちの学園はこれからどうなるのだろうか…）<br>心配するホナミをよそに隣で試合を見ていたツキミは楽しそうな笑みを浮かべるのであった。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sincrowsong/entry-12090163823.html</link>
<pubDate>Fri, 30 Oct 2015 01:45:00 +0900</pubDate>
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<title>人の自我と悪魔の理２</title>
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<![CDATA[ 第一部第一話「始まり」１<br><br>浮遊国際都市「リンドヴルム」及び7つの浮遊学園都市<br>これらは悪魔襲来に対応すべく15年前に作られた人工島だ。<br>20年前突如として世界各地に現れたゲートを介して悪魔たちがこの世界に侵攻してきた。<br>当時の最新技術を用いて人間たちは応戦したが、悪魔たちが持つ「魔力」の前には役に立たなかった。人間は為すすべなく悪魔たちに襲われ、悪魔たちが現れてそんなに時間が立たないうちにその時の人口の5分の3が死亡または行方不明になったと言われている。<br>このまま人間は絶滅するのか、そんな絶望的な考えが頭の中をよぎる中、一つの希望が浮かびあがる。それは悪魔たちを同じ「魔力」を持った少女たちの出現だった。<br>世界各地で現れ始めた魔力持ちの少女達。なぜ彼女たちが魔力を使えるようになったのかは今もなお不明のままだが、それは当時の人たちにとって希望の力となった。<br>魔力持ちの少女たちは世界各地で悪魔と戦い、次々と撃破または撤退させていく。<br>次第に魔力持ちの少女達も増え、最終的には激戦の後、悪魔たちを最初現れたゲートの付近まで追い返すことに成功するが、その戦いにおいて少女たちの半数が死亡、または行方不明となった。<br>ゲート付近まで追い詰められた悪魔たちはゲートを守るように城砦を建造し始める。<br>建造している最中に少女たちによる妨害を行ったが疲弊した彼女たちでは妨害しきれず、城砦の建造を許してしまう。<br>少女達には城砦を監視する体制と、今も現れ続ける後輩たちを育成するための場所が必要だった。<br>そして建造されたのが浮遊国際都市「リンドヴルム」及び7つの浮遊学園都市というわけだ。<br>少女たちの中でもリーダー格だった8人はそれぞれ浮遊国際都市と浮遊学園都市の代表につき、体制を整え始まる。それが今から15年前の話。<br>そして今ではリンドヴルムは人口100万人を超える都市に発展し、学園も悪魔たちと戦う技術を教える騎士科と騎士をサポートする技術を教える後方支援科を設立し多くの学生を抱えることとなる。<br>建造15年の節目を迎えたこの島で騒がれている一つの話題がある。<br>それは男の魔力持ちが現れた、というものである。<br>最初の魔力持ちが現れてから今まで魔力持ちは思春期真っ只中の少女か思春期にさしかかった少女にしか現れていない。男の魔力持ちが現れたなど前例がなく、それゆえに島全体を騒がせているのだ。<br>それともう一つ騒がれている理由がある。それは彼はどの学園に入るのだろうか?という事だ。<br>魔力持ちは必ず騎士科に入る事を義務付けられている。<br>将来騎士団に入る入らないにせよ、身に宿る魔力の扱い方を学ばないといけないからだ。<br>それゆえ彼も騎士科に入る事を義務付けられているのだが、そこで少し問題が出た。<br>それは騎士科の校舎と騎士科の現状にある。<br>騎士科の校舎は元々魔力持ちは女しかいなかったため、男が使うように設計されていない。<br>更に今現在騎士科は女の花園と化している。<br>そのなかに男を一人だけ入れても大丈夫なのだろうか、何か問題を起こしたりはしないだろうか、など意見が上がっており、学園の生徒からも反発の意見が出ている。<br>彼をどうするべきか、そのことを決める代表者会議が今日も行われていた。<br>出席しているのはリンドヴルムと7つの学園の代表者<br>リンドヴルム社および都市代表　ミレイユ・スタッカート<br>第一学園「エキドナ」代表　柊マスミ<br>第二学園「ヴァースキ」代表　コノエ・御国・アルデアート<br>第三学園「ファフニール」代表　李文縁<br>第四学園「ザッハーク」代表　ミレイナ<br>第五学園「ニーズヘッグ」代表　木葉坂ホノメ<br>第六学園「ヤトガミ」代表　夜刀神ミサキ<br>第七学園「ラーフ」代表　如月ココハ<br>がリンドヴルム社の大会議室に集まっていた。<br>会議室にある大型スクリーンには彼、黒城カナタの情報が映し出されていた。<br>「うーん…どうするかやね～、彼を。どう思う?マスミ？」<br>李文縁はスクリーンを見ながら退屈そうに手元の書類を見ながら隣に座っている女性に聞いた。<br>「私としては彼の人柄を見て判断したいのですが」<br>「それは問題ないわ、私が見てそう判断しました。」<br>と、ミレイユが笑顔を浮かべながら答えた。<br>「直接お会いになられたのですか?ミレイユさん?」<br>「えぇ、一応このリンドヴルム上では私が彼の書類上では母親になることにしましたし、そのために顔を合わせておかないといけまえんでしたし。」<br>「ミレイユさんがそういうのなら彼の人柄に問題はないね。問題は彼をどの学園に入れるかなんだけど…」<br>と夜刀神が苦笑いをする。<br>代表者達の頭を悩ませているのがそこだ。<br>どの学園に彼を入れるのが一番いいのか、そこを悩んでいる。<br>学則だけから考えるのであれば一番適しているのは第七学園「ラーフ」だ。<br>だが、だからと言って簡単に決めてしまうわけにもいかない。<br>彼をその学園に入れるだけの理由がなければ生徒たちから批判の声が上がるのは予想がつく、学園には有名企業の令嬢さんなどもいる。最悪の場合学園の機能不全に陥ることもあり得る。<br>リンドヴルム全体を支える会社の社長のミレイユの決定なら誰も文句は言わないだろうが、それにしても決断するまでに至った理由がいる。<br>会議室全体がしーんと静まり返ってしばらくした時だった。<br>あっと、コノエ・御国・アルデアートが声を上げた。<br>「どうしたんや?」<br>「こんなのはいかがでしょう?」<br>コノエはそういうと立ち上がり備え付けのホワイトボードに文字を書きだした。<br>書かれた内容はこうだ。<br>１入りたい学園は彼に決めさせる。<br>２ただし、それの学園に入学させる条件を付ける。<br>３その条件は彼が選んだ学園の生徒及び教師から選出、最終的に決定するのは学園長<br>４最終的に決定を下すのはミレイユ<br>５合格だと思ったなら入学、ダメなら我々と個別面談を行う。<br>と書きだした。<br>「いかかでしょう?」<br>「まぁ…大雑把で付け足さなければならないことがたくさんありますが…概ねいいんじゃないですか？私は賛成しますよ」<br>ホノメの言葉に続いて他の人たちも賛同の意を示す。<br>「なら、細かいことを詰めていきましょうか」<br>とミレイユの言葉に全員が頷くのであった。<br>話し合いの結果このような事となった。<br>・事前に黒城カナタに入学希望の学園を聞く<br>・彼が入学希望した学園の生徒に説明、アンケートを取る。<br>・アンケートの中から課題を代表が選出し、彼に通達<br>・課題は私たち代表者含め学園の生徒が全員見る事が出来る場所で行う。<br>・最終決定権はミレイユにあり、ミレイユの決定は絶対<br>・合格なら入学、不合格なら私たちと要面談し、今後の事を決める。<br>・日程については課題決定を通知してから一週間後とする。<br>と言う事になった。<br>この事はすぐさま黒城カナタ及び全島に知らされることとなった。<br>彼からの返事はその次の日、入学希望は第七学園「ラーフ」だった。<br>すぐさまこの事は第七学園に知らされ、課題が選出された。<br>選出された課題は「学園一位と戦い実力を示せ。」というものだった。<br>この事はすぐに彼に伝えられた。<br>彼からも了解の意が届き、一週間後第七学園第１アリーナで試合が行われることが決定した。
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<link>https://ameblo.jp/sincrowsong/entry-12089442527.html</link>
<pubDate>Thu, 29 Oct 2015 02:25:07 +0900</pubDate>
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<title>人の自我と悪魔の理1</title>
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<![CDATA[ ‐プロローグ‐<br><br>第３騎士団「グラム」騎士団長二アーナ・ストレイジアは魔光騎手（ブラッディナイト）についているスコープであるものを追ってチャンスを狙っていた。<br>追っているのはここ、第３学園島「ファフニール」に出現した「悪魔」と呼ばれる存在だ。<br>悪魔は今から20年前にこの世界の突如姿を現した異世界人の事を指す。<br>今のところ女性型しか確認されていない彼女らの事を「悪魔」というのは神話や物語に出てくる悪魔の姿にかなり似ている事、そしてその力が悪魔に例えられるほど強力だったからだ。<br>その悪魔が対悪魔養成施設であるこの第3学園に現れるのは極めて稀なことだった。<br>基本的にあの戦い以降、悪魔たちが出現した「ゲート」付近及び地上の一部分でしか確認されていなかったのだが、ここ最近悪魔たちがなぜか学園によく出現するようになっていた。<br>先週が第5学園、そして今日が第3学園だ。<br>民家の屋根の上に寝そべりながらスコープ越しに街の中を走り回る悪魔の背中を追い続けるニア―ナは弾丸を生成、狙撃銃型の魔光騎手に弾丸を装填する。<br>彼女は銃弾を生成しその中に込める魔力寄って銃弾が命中した時に様々な現象を引き起こすことが出来る。<br>炎上、氷結、風爆などに加え、貫通や束縛などの特性も与えることが出来る。<br>彼女が今弾丸に込めた魔力は束縛、悪魔を捕えるためだ。<br>騎士団上層部の命令により悪魔を捕縛し、その目的を聞き出す。それが今回の目的。<br>束縛後の確保のために周囲には魔力を隠した騎士団隊員が待機している。<br>そして彼女は静かに狙いを定め、静かにトリガーを引いた。<br>銃口から放たれた銃弾はまっすぐ街中を走り回る悪魔の背中目掛けて飛んで行った。<br>人であるならば銃弾が放たれてからの回避行動は無理に近い、だが、相手は悪魔、その力は人超える。悪魔は後ろを見ずにすぐさま回避行動をとる。横に飛び住宅の影に入り込む。<br>悪魔は既に車線軸上におらず、銃弾は地面に命中する、はず、だった。<br>「がっ!?」<br>悪魔は<u>背中</u>に受けた銃弾の衝撃で前にあった家の壁をドンドンぶち抜きながら吹き飛ばされた。家が次々と派手な音を立てながら倒壊していく。<br>１０軒近くなぎ倒したところで悪魔は残骸埋もれるように止まった。<br>当たらないはずの弾丸が必ず相手に命中する。<br>これが彼女を第３騎士団団長たらしめている能力だ。<br>騎士団全体で「二アーナ・ストレイジア」の放つ弾丸は決して外れることがない」ゆえに彼女は「不可避の銃弾（エネイブル・バレット）」と呼ばれている。<br>悪魔の背中に命中した弾丸に込められた束縛の魔法が発動し、悪魔を魔力の縄で縛りつけていく。さらに他の騎士団隊員がその場に集結、手に持っていた杭を用いて魔力と黄道を封じ込める陣を敷く。<br>悪魔は銃弾を受けた衝撃と吹き飛ばされた衝撃が身体の中に残っていたのかほとんど無抵抗のままお縄となった。<br>その様子をスコープ越しに見ていたニアーナはふぅ、と一息ついて、切っていたインカムをONにした。<br>（ひとまずは課せられた任務は完了ね）<br>魔光騎手を担いで屋根から降りてその場に行こうと背を向けた時だった。<br>彼女の背筋に今まで感じた事のない悪寒が走る。<br>（な、なに!?）<br>本能的に感じたのは悪魔をとらえた方向、咄嗟にスコープでその方向を確認する。<br>陣の中に捕えた悪魔を囲むように並ぶ騎士団隊員、そしてその上空、そこに黒い靄見たいなのが存在していた。それは一瞬のうちに人の形となり、ニアーナが通信を入れる前に、一瞬にして陣、そしてその周りにいた騎士団隊員を細切れの肉片にした。<br>そこにいるのは血に塗れた現れたのは漆黒の戦乙女、と例えれるような漆黒の鎧と翼をもった者だった。<br>頭は兜で見えないが兜から悪魔特有の角が出ていることから悪魔であるのは確定だが、その姿は悪魔の中では異質だ。悪魔は普段鎧など身につけない。それどころか露出過多の衣装を好む。<br>だが現れたやつは関節の一部やへそ、足の一部分は露出しているものの、悪魔にしては珍しい、というより見たことのない重装甲だ。それなのに太刀筋が全く見なかった。<br>そして一瞬のうちにあそこにいた騎士団隊員を肉片に変えた技量。<br>それだけであそこに現れた悪魔がかなりの実力者だということが分かる。<br>悪魔は手に持っていた剣で束縛の魔法を切り裂いて、つかまっていた悪魔を解放した。<br>そして数度言葉を交わしたと思われた後、囚われていた悪魔は再び走りだし、現れた悪魔は霞みのように消え去った。<u>そして誰かの手が私の頬に触れた。</u><br>「…っ！」<br>ただ触られているだけで、相手は何もしてこない。<br>相手は見なくても分かる。先程まであそこにいた悪魔だ。<br>その悪魔は<u>まるで最初からそこにいた</u>かのように後ろから私の頬をなでている。<br>頬から伝わる鎧の冷たさと、命を握られたという恐怖から私は動くことが出来ない。<br>頬を撫でられること数秒、永遠にも感じる数秒。<br>悪魔は「合格よ」という声を残し、再び消えさった。<br>開放された私はそのまま屋根の上にへたり込んだ。<br>未だに体が震えている。<br>しばらくは動けそうになかった。<br>（命拾い…したのですか?一体なぜ…）<br>悪魔は去り際に私に「合格よ」と告げた。<br>（合格…とは一体…？）<br>なぜ自分が生き残れたのか、合格とは一体なんだったのか、疑問に持ちながらも自分の命があることに安堵を覚えてしまったニアーナだった。
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<link>https://ameblo.jp/sincrowsong/entry-12088348267.html</link>
<pubDate>Mon, 26 Oct 2015 00:32:23 +0900</pubDate>
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<title>なんかものすごくお久しぶり</title>
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<![CDATA[ タイトル通りかなり久しぶりですねー<br><br>あ、よくなしに過去記事消去しましたー<br><br>恥ずかしかったのです←<br><br>多分またちんたら小説を書いていくと思うのでよろしくお願いします
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<link>https://ameblo.jp/sincrowsong/entry-12081380474.html</link>
<pubDate>Wed, 07 Oct 2015 00:53:41 +0900</pubDate>
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