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<title>日々のため息をコーヒーに溶かして</title>
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<description>でも、カフェインと相性が悪いです。実は。</description>
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<title>夏のこと</title>
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<![CDATA[ <br><br>この夏、いかがお過ごしでしたか。<br><br>わたしは、<br>宇宙ミュージアムに行ったり、<br>ももクロのライブですごくいい席を引き当てて久しぶりにフォーメーション組んで歌うあの子たちの表情までちゃんと肉眼で見れたり、ずぶ濡れになったり、<br>引っ越したばっかりの友人の家にお邪魔したり、<br>雲田はるこ先生の展示見に行ったり、<br>長岡花火を久しぶりに右岸の土手で見れたり、<br>ドラえもん観にいってドラ泣きしたり、<br>大地の芸術祭の里に行って遭難しかけたり、<br>天然かき氷食べに行ったり、しました。<br><br>あと、<br>甲子園に熱くなったり、<br>マンガ読んだり、ゲームしたり、おいしいもの食べたり、久しぶりの人たちに会ったり<br>ナスを重点的に食べたり（紫推しになる前からナスが一番好きな野菜です）しましたね。<br><br><br>わたし基本的に夏が苦手なんですが。<br>なんかすげー楽しんでるっぽいな。<br><br>毎日一分一秒に幸せなんて感じなくていいのかもしれない。<br><br>その人の幸せはその人にしかわからないから<br>周りがとやかく言うことでも、他人と比べることでもないなぁと<br>思うんですが<br>他人と関わって生きていくっていうことは、<br>そういうものにさらされて生きていくことだなぁとも思うし。<br><br>そういうのを煩わしいなぁと思うわたしはとても子供なんでしょうけど<br>もう、そういうこと言ってられる年でもないなぁとも思う。<br><br><br>秋は、大阪に行きたいです。<br>ＵＳＪ行く。<br><br>・・・めっちゃ楽しそうじゃん、わたし。笑<br><br><br>その瞬間、その瞬間は楽しんでるんだけど、<br>日常に、生活に、満足していないからなんだろうなぁ。この感じ。<br><br><br><br><br>＊<br><br>ドライブに行ったときにあげたＣＤについて。<br><br><br>「DJ SHIORI SUMMER DRIVE MIX 2014（急ごしらえVer.）」<br><br>01．そうだレキシーランド行こう　／レキシ　Feat.MC末裔，MC四天王　－－レキツ<br>02．愛の標識　／クリープハイプ　－－死ぬまで一生愛されてると思ってたよ<br>03．BGM（!!!!!?mix）　／アナログフィッシュ　－－KISS<br>04．ライフスタiLL・メイクスマイル　／the chef cooks me　－－ライフスタイル・メイクスマイルコンパクトディスク<br>05．WE　LOVE　CITY　／the chef cooks me　－－ライフスタイル・メイクスマイルコンパクトディスク<br>06．スタンディング・ニッポン　／氣志團　－－日本人<br>07．放課後ゲタ箱ロッケンロールMX　／私立恵比寿中学　－－中人<br>08．Cheese　Burger　／フジファブリック　－－シングルB面集2004-2009<br>09．SHIP　／group_inou　－－FAN<br>10．ばらの花　／奥田民生　－－くるり鶏びゅ～と<br>11．雨のぼり　／セカイイチ　－－淡い赤ときれいな青と<br>12．BGMの向こう側　／the　ARROWS　－－昨日　今日　トゥモロー<br>13．大人はわかってくれない　／私立恵比寿中学　－－中人<br>14．サニーサイドメロディー　／EGO-WRAPPIN'　－－BRIGHT TIME<br>15．誘惑したいや　／私立恵比寿中学　－－中人<br><br><br><br>一応、ドライブっぽいイメージを持ちつつもゆるやかに挫折。<br>エビの「誘惑したいや」がすごく名曲。<br><br>
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<pubDate>Tue, 02 Sep 2014 12:17:05 +0900</pubDate>
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<title>暗闇の中で手探りで触れたもののしなやかさを思う</title>
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<![CDATA[ このたび、我らが高城れにちゃんが表紙を飾り、１００ページに迫る大特集を組まれた「Quick Japan」が発売された。<br><br>それを読んだ、感想を書くことにする。<br><br><br>＊<br><br><br>ももクロに出会ってから、高城れにちゃんに出会ってから、<br>幾度となくその魅力を言語化しようと試みてきた。<br><br>このブログでも何度も、書いては消し書いては消しを繰り返し、挫折し、アップしたとしても伝わらないもどかしさしか残らないという葛藤を３年近く続けてきた。<br><br>友人に話すときも同じで、<br>数年前まで同性はもちろん異性のアイドルにも興味を示さなかったわたしが、<br>なにがどうなってももクロにここまで執着するようになったのか。<br>中でも、どうして紫のあの子に執着するのか。<br>「なんで？」と聞かれることも多くて、<br>説明したいけど絶対伝わらない自信があるため、曖昧に濁すことがほとんどだった。<br><br>彼女たちについて語られている言葉は、それぞれが本当のようで真実ではない。<br>「全力」、そんな便利な言葉で言い表さないでほしい、<br>「泣ける」、彼女たちは我々のノスタルジーやセンチメンタリズムを満たすものじゃない、<br>彼女たちの一分一秒はそんなに簡単で軽くはない。<br><br>と、言うように非常に面倒くさいことになるので<br>最終的に一言、「感じてくれ」としか言いようがない。<br><br><br><br>きっと、ももクロの特集記事を書いた小島さんも<br>同じ思いだと思う。<br><br>特にれにちゃんがまとっている、にじみ出るような人間愛とか優しさとか、<br>変なことを堂々と宣言した一秒後に絶望的に自信をなくすみたいなところとか、<br>なのにまたその一秒後にそれを忘れてはしゃぎまわる、みたいなところとか、<br>理解不能なタイミングで変なポーズしたり奇声を発したり、<br>誰かのために自分をいとも簡単に犠牲にしたり、必死に誰かを守ったり、<br>それを当然と思っていたりするところ、<br>初めて出会った人に神様みたいに愛しげに微笑んだり、<br>一方で鬼のように人見知ったりするところ、<br>なんていうんだろう、彼女の危なげな儚げな雰囲気と相反するような逞しさや強かさみたいな部分って<br>インタビューとして文字にされると途端にありきたりな文章になってしまう感じがして。<br><br><br>今までも何度もももクロとして、一人一人のインタビューがあったし、<br>夏菜子に関しては１００ページを超える特集が組まれたり、<br>その他のメンバーも単独で特集を組まれていたことがあって、どれもたいていは目を通しているんだけど、<br>どうも、肩透かし感がぬぐえなかったのが本当のところで。<br><br><br>それってなんでかな、と考えていたんだけど、<br>たぶん、彼女たちが「考えていなかった」からなんじゃないかと。<br><br>わたしたち大人は、彼女たちの痛みとか苦しみとか悲しみとか<br>そういうのを隈なく想像できてしまって（正確に想像できているかどうかは置いておいて）<br>彼女たちの苦悩を自分たちで勝手に解釈してしまうし、<br>そのあとに見せた彼女たちの表情や仕草で心の動きを想像できてしまう。<br><br>それを言語化しようとして理解しようとして言葉にする。<br>きっと、こう感じてこう考えてこうしたに違いない、と。<br><br>きっと、もしかして、彼女たちも同じ思考回路をたどったのかもしれない。<br>しかし、そこに彼女たちの意図は介在していない。<br>無意識に彼女たちは強くなる、<br>というと語弊があるけど、<br><br>たぶん、ものすごく、無駄なこともやっているんだと思うけど、<br>「無駄なことなんて何一つないよ」<br>とか<br>「夢は絶対叶うよ」<br>とか<br>そういう一見滑らかで心地よさそうな布に乱暴に包んでしまうみたいな強さっていうか、雑さっていうか、<br>傍から見たらどう考えてもあれごわごわした布じゃね？と思われているのにも気づかない夢中感、<br>ただひたすらに目の前のものだけに熱中してる感じ<br><br>で、終わったら忘れてしまう。<br>血肉にはなっているかも知れない。<br>でも、それになにが紐づけられているかは本人たちもわからないままだったのだと思う。<br><br>そこに意図を見出して、ドラマを展開させていくのは大人の役割で。<br>それを受け取った大人は大人で、大人の中だけで意図を作り拡散していく。<br><br>だからこそ、<br>アイドルっていうのはイタイケナ少女が似合うわけで、<br>それを裏で操るおっさんたちは嫌われるわけだ。<br><br>だから、普通、ドルヲタってのはアイドル本人たちを罵ったりしないものだ。<br>それを回避させるためのスケープゴートがプロデューサーなんだから。<br><br><br>つまり、我々はイタイケナ少女たちがもがき苦しみ、キラキラ輝いていく過程を<br>演出家や作詞家や作曲家、マネージャーや衣装やメイクの担当の大人たちの手によって<br>作り上げられた壮大なフィクションを追っているに過ぎない。<br><br>そんなこたぁ百も承知なのだが。<br><br>だけど、一方で少女たちは等身大で傷つく、もがく、喜ぶ、泣く、舞い踊る。<br>強くなる。<br>わたしたちの見えないところで、わたしたちに知る由もない方法で。<br>（その過程を“余すことなく”見せていると感じさせられるレベルのフィクションでみせることをしてきたのがももクロの強みだし、ファンたちにその過程を一共犯者として共有させたことがももクロの成功の要因であるのは語りつくされていることだが）<br><br><br>だから彼女たちは、<br>自分自身の中に起きている変化を、進化を、体現はできるかもしれないけれど、<br>意識的にインタビューの中で言葉として伝えたり、分析したりできなかったのだと思う。<br>無意識に彼女たちは強くなる、<br>というのはそういうことで<br>ある日朝起きたら、乳歯がぐらぐらしていて少し経ったら抜けて永久歯が生えてきて、<br>っていうそういうレベルで彼女たちは変化してきたのだと思うのだ。<br><br>だからこそ、<br>彼女たちのインタビューに肩透かし感がいなめなかったのだろうと。<br><br><br><br>＊<br><br>だから、今回れにちゃんの特集も正直不安のほうが大きかったのだけれど、<br>わたしは驚いたのだ。<br><br><br>れにちゃんは闘ってるんだな、と感じたから。<br>毎日毎日闘ってるんだな、と感じたから。<br><br>彼女の敵はなんだろう。<br>きっとそれは本人にもわかってない。<br><br>だけど、一秒前も過去だと言う目に浮かぶのはきっと闘志だろう。<br><br>彼女が闘うのは、一秒前の自分かもしれない。<br>止まらない時間かもしれない。<br>誰も見たことのない場所かもしれない。<br><br><br>彼女が素敵なのは、<br>漠然としたそういう闘志を糧に変えられるところだ。<br><br><br><br>そしてあいかわらず彼女の言葉の端々ににじみ出る眼差しの優しさと神経の細やかさに<br>胸を締めつけられた。<br><br>わたしもこういう風に生きたい。<br>心底、そう思った。<br><br><br><br><br>＊<br><br>紫のあの子を思いながら凍える雪国にて<br><br>夢みた舞台に立つ春を思う<br><br><br><br><br><br><br>※ずっとアップできなかったので加筆修正してアップすることにする。<br><br>春の嵐吹き荒れた国立が５色に染まり、彼女たちはまた、前へ進む。<br>まだ肌寒い夜風に吹かれ、聖火を背に彼女たちが紡いだ言葉。<br>驚くことなかれ、これがアイドルだ。<br>毎度そう思いつつ、心底驚く。<br><br>そうだね、<br>やっぱりアイドルってすごい。<br><br>
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<pubDate>Mon, 17 Feb 2014 16:38:40 +0900</pubDate>
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<title>ハロー、ハロー、君に届くかな</title>
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<![CDATA[ <br>雨の雪国。<br><br>暗い事務所に一人。<br><br><br>ぽっかりと浮かぶPC画面。<br><br>世界に一人になったようだよ。<br><br><br><br><br>＊<br><br><br><br><br>かつて交わった道は、つながったり、離れたりを繰り返す。<br><br>共に見た風景をわたしは事あるごとに思い出したりしていて。<br><br>あのとき、拭えなかったものや覆えなかったものを数えながら<br><br>日々を過ごしていたけど。<br><br><br><br>なぜだろう。<br>君とはもうさよならな気がするな。<br><br><br>一つ一つの選択に。決断に。敬意をこめて。<br><br><br><br>愛しい君に、幸多からんことを。<br><br><br><br>＊<br><br>雨は降り続ける。<br>しとしとと。<br>ぴちゃぴちゃと。<br><br>聴く者の聴かれるがままに。<br><br><br><br><br><br><br><br><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/zo3rUsggmPo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br><br>andymori／革命<br>
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<pubDate>Fri, 23 Aug 2013 08:56:43 +0900</pubDate>
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<title>熱い　atsu-i</title>
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<![CDATA[ どうも、ご無沙汰しております。<br><br>雪国はようやく春を迎え、桜が満開でございます。<br><br>書きたいことがたくさんある。<br><br>ももクロの新しいアルバムのこと、それを伴った西武ドームでのライブのこと、その夜の居酒屋での友人との会話のこと、そして次の日の近年稀にみる体調不良のこと、そしてその中で帰らねばならない我が家の遠さのこと。<br><br>それらを差し置いてわたしはこれを書くことにする。<br><br>どんっ<br><br>朝ドラ「あまちゃん」について。<br><br><br><br><br>＊<br><br><br>わたしは元来朝ドラをみない人種だ。<br>ゲゲゲもちゅらさんもみていない。<br>なぜか。<br>毎日みるのがめんどーくさいから。<br>出てる人たちが魅力的でないから。<br>結局底抜けに明るい主人公がストーリーのすべてを握っていて少しも感情移入できそうにないから。<br><br>でも、まあ人ってのは変わるもんだ。<br>年を取ればいろんなものに無頓着になるし、いろんなものに無駄な情報をくっつけて感情移入をするものだ。<br>それを人は「まるくなる」と言うのだろう。<br>これが世の中の真理だ、なんて思っていない。<br><br>わたしはなるようになっているだけだ。流れに身を任せただけだ。<br><br>ただ、今の自分が興味のあるものや心を打たれるものが確かに存在していて、その潮目のようなものを読み取りたいし、<br>総じてそれらが世界とどう関わっていくのか（ひいてはそれは自分自身がどうやって世界と関わっていくのか、ということに等しい）を見たいし考えたい。<br>この欲求も少し前に比べたら随分弱くなったけど、それにヒットしてるのがももクロであったり、朝ドラであったりするわけだ。<br><br><br>＊<br><br><br>「あまちゃん」は宮藤官九郎脚本の岩手北三陸地方が舞台のドラマだ。<br>これは大河ドラマ「八重の桜」と同様、震災の影響を受けた舞台設定だ。<br>宮城出身のクドカン。舞台は東北。北三陸地方の“海女”の話。<br>しかしそれだけでは終わらない。<br>若くて可愛い女の子が海女となり地方のアイドルとなって地域を盛り上げる話。らしい。<br><br>なんて胸熱な！<br>クドカンってだけで見るけど、クドカンが震災を語りアイドルを語るなんて！<br>このタイミングって本当に、ある意味アイドルと震災の関係＝ももクロのストーリーが紅白出場で一段落したことへの私信な気がするんだけどどうでしょう。<br><br><br><br>実際４週間近くみてみて、なんにせよ面白い。<br>ヒロインのアキ役の能年ちゃんが文句なしに可愛い。脇を固める人たちがいちいちイイ。<br>小ネタがいちいち面白い。田舎あるあるも満載。<br>さらに東京と地方のギャップとか東京への憧れとか地元に帰ってきて馴染めないこととか都会への劣等感とか親子のすれ違いとかそういう胸をぎゅっとされることが詰め込まれてる。<br><br>だからいつも笑いながら泣いてしまう。<br><br>若かりし頃のアキの母・春子（小泉今日子）が東京に憧れて、田舎を抜け出したくて落書きした「海　死ね」に笑いながら泣いてしまう。<br>「あの頃の春ちゃんがいたこの町が好きだ！」と言いながら当時の流行歌？「ゴーストバスターズ」を歌う（と言ってもサビの＼ゴーストバスターズ／しか歌えない）大吉さん（杉本哲太）に笑いながら泣いてしまう。<br><br><br>舞台は２００８年の夏である。<br>微笑ましく底抜けに明るい人たちを見守りながらもなぜだか泣きたくなるのは、<br>3年後にあの震災が起き、この人たちも被害を受けるのだろうと思うからだろう。<br><br>わたしだけでなく、おそらく世の中の多くの観客が、多くの表現者が、あの震災を無しにして物事を考えることができなくなっているのだと思う。<br><br>朝ドラをみない人種だったわたしがこうして「あまちゃん」をみているのもあの震災があったからだ。<br>そう、人ってのは変わるもんだ。<br><br><br><br><br><br>＊<br><br>いちいちわたしの胸に迫ってくるエピソードがてんこ盛りなんだけど、<br>特にわたしがこうしてブログを書きたいと思う理由は、<br>震災以降わたしがももクロに出会って「アイドル」を知って、教わって、考えて、自分なりに落とし前をつけてきた事柄をこのドラマが表現しようとしてくれているのではないか、と思ったからだ。<br><br>わたしが２０１１年夏にももクロに出会ってからの心境の変化とか救われようとかのめり込みようってのはブログを遡ってみてもらえばわかるのだけれども、<br>こういうようなことがまったくアイドルに興味のなかった人の身にいくつも起きていて（ももクロ周辺だけではなく、アイドル全般において）、<br>何年か前まででは考えられないくらい広がって許容されている、という現実がある。<br><br><br>先日まで放送されていたドラマ『最高の離婚』で瑛太演じる主役が傷心中に周りに誘われてでんぱ組.incのライブに行き、がっつり心突き動かされて「うりゃおい」する姿が描かれた。<br>それをみたわたしはかつての自分を重ねてちょっと泣きながら漠然と「ここまで来たんだな」と思った。<br>アイドル現場ってものが、中目黒が舞台のちょっとおしゃれな感じのドラマに出てくるようになったんだなと。<br>しかも描かれ方が従来の「気持ち悪い異世界」ではなく、「救済」に傾いていることにも胸を打たれた。<br><br>その流れを「あまちゃん」は継いで、さらに丁寧に描いてくれる。はずだ。<br><br><br><br>＊<br><br>東京生まれ東京育ちで地味で大人しくて友達がいなかったヒロインのアキは、田舎に来ておばあちゃんやおばさんたちと触れあい、どんどん訛ってどんどん自分を確立していく。<br><br>そんな中で出会ったユイ（橋本愛というなんと胸熱なキャスティング！）と親友になる。<br>ユイは田舎が嫌いで東京に憧れていて早くこんなところ出ていきたいと思っている。<br><br>なんで東京に拘るのか、とアキに問われ、<br>「夢があるから。わたし東京に行ってアイドルになるの。」と宣言する。<br><br>何度だって言う。<br>舞台は２００８年だ。<br>AKB48が世間的に脚光を浴び、テレビを見ない層や興味のない層にまで知られるのは２０１０年ころだろう。<br>今のようにアイドルが身近ではないし、地方の人間（しかも思春期真っ盛りの高校生！）が簡単に自分と結び付けられるものではない。<br><br>当然、アキは「なに言ってんのこの人」という態度をとる。<br>だけどその後もう一度ユイは大声で「アイドルになりたい！！」と叫ぶ。<br><br>それを見たアキは（というか心の声はアキのおばあちゃんの夏：宮本信子なのだけど）<br><br>（ユイは可愛い。そして自分が可愛いことを知っている。<br>そのことに対して迷いも戸惑いもないんだ。）<br>「・・・・かっけー」<br><br>と目を丸くする。<br><br><br>アキはいわゆる、「無自覚」な女の子だ。<br>天然というか、無自覚。<br>可愛いのにどんくさくてなんか冴えない友達と一緒にいるような。<br>妙にジャージや制服の着方がダサかったり、授業中に機能重視の全然可愛くないメガネを平気でかけたりするような。<br>自分を飾り立てたり、異性の目を意識したりしない子だ。<br>自分のことを恋愛対象として見ているユイの兄・ヒロシ（小池徹平）の視線に１ミリたりとも気づかない。<br><br><br>そんな子であるアキが上記のように思ったか、の信憑性はさておき（もしかしたらアキならこう思うだろうっていう夏のフィルターがかかった心の声なのかなと思ったりもするし）、<br>わたしはここにものすごく痺れた。<br><br>それは、かつてわたしも味わったことのある感覚だからだ。<br><br><br>＊<br><br>容姿が優れない自分をどうにか自分として受け入れて生きていくために我々はいくつもの自己暗示と試行錯誤を繰り返すだろう。<br>どうにかして誰かに認めてほしくて、褒めてほしくて、かっこいい音楽を聴き本を読み勉強をしスポーツをする。<br>自分の存在意義を探すために。<br>容姿以外の部分で満ち足りた気持ちを味わうために。<br><br>好きなものやかっこいいもので自分を飾り立てて自己表現できたつもりになる。<br>それはそのままの自分で戦うことができないから武器をたくさん纏うことと同じだ。<br>傷つきたくないから、丸裸の自分では怖いから、いろいろなものを身に纏う。<br><br>でも、わたしが好きになったアイドルの女の子は何かで自分の価値をあげようとすることもなく、そのままの自分で自己表現をする子だった。<br>自分の顔と体を使って衒いもなく迷いもなくまっすぐに自分であろうとする子だった。（かつて「緑と紫についての考察」で書いた）<br><br>それに気づいたときの衝撃。<br>もちろん、彼女たちは生まれながらに容姿が優れているわけで、その時点で他の人間よりも武器が多いんだけど、<br>その武器を使うことへの躊躇いのなさ、潔さに感服する他なかったというか。<br>「アイドル」というものが同性から疎まれたり蔑まれたり、「可愛くねーじゃん」とか簡単に言われるのって、そういう部分への妬みとか羨望があるんじゃないかな、と。<br><br>特にわたしのような卑屈な人間にとっては、彼女たちの潔さってこっぱずかしくって直視できない種類のものだし、鼻で嗤ってあしらいたくなるものだ。<br><br>でもそれを圧倒的な力でねじ伏せられたり、すごい勢いで懐に入られたりすれば白旗を振るしかない。<br>そうやって今いろんな人たちがいろんなところで「アイドル」を選んだ女の子たちにねじ伏せられているんじゃないかと。<br>それほど彼女たちのエネルギーや腹の括り方はすごい。<br><br><br><br>＊<br><br>だが、アキは卑屈な人間ではなく素直ないい子だ。<br>劣等感や焦燥感を感じていても、それを歪ませることなくむしろユイに恋心のようなものを感じている。<br>だからこそ、夏が代弁したアキの心の声はちょっと違うんじゃないかなーとも思ったんだけど、<br>それはまさにアキがユイに「圧倒的な力でねじ伏せられて白旗振らされた」ことを説明した描写なんじゃないか、と思うのです。<br>だからわたしは心底震えた。<br><br>＊<br><br>秋祭りで、初代「ミス北鉄」に選ばれたユイが多くの人に手を振って笑顔を向けながら地元のアイドルになっていく姿をみて、アキは「自分も頑張らなきゃ！」と思う。<br>その夜、アキはユイにサインと握手をねだる。<br>「サインけろ！今日のユイちゃんみてたら吹っ切れた！勇気もらった気がする！だからその記念！サインけろ！」<br>ユイは困惑しながらも、おそらく何度も想像してきたであろう「アイドル」の自分とそのファンの会話を思いがけず目の当たりにして「あーここから始まっていくんだなぁ」っていういい表情をしていた。<br>そして、ひっそり練習していたサイン（ハートが入ったいかにもなやつ）を書き、片手同士の握手の最後にそっと左手を添えてまっすぐ微笑む。<br><br>・・・泣かずにいられますか。笑<br>おそらくアイドルを応援したことのある人ならかなり胸を鷲掴みにされる描写だと思う。<br>すげーな、クドカン。<br><br><br><br>「あまちゃん」でもユイ目当てのアイドルオタクや鉄道オタクたちは気持ち悪く・・・というか従来のステレオタイプのまま描写されているが、<br>アキが言った<br>「ユイちゃん見てると明日もがんばっぺって思う。きっとあの人たちもそうだよ。」<br>という記念碑のような一言で、世の中のアイドルを語る潮目がさらに「救済」に傾いたと思う。<br><br><br>これから、そのアキ自身もアイドル側として「発見されて」いくわけなんだけど、どうやら母・春子も「アイドル」に対して黒歴史を持っているようで(繰り返すがキャスティングはキョンキョンである)ますます目が離せないです。はい。<br><br><br>これは単なる朝ドラじゃない！アイドルドラマだ！革命だ！って偉い人が叫んでたけど、まったくその通りだと思います。<br>今、アイドルがこんなことになってるのってきっと時代の要請なんですよね。<br>その時代の流れに飲まれて得たものをこういう形で見せてもらえるってすごく喜ばしいことですよ。<br><br>おかげさまで毎日、楽しいっす。<br>
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<link>https://ameblo.jp/siohitotumami/entry-11515703068.html</link>
<pubDate>Fri, 26 Apr 2013 01:00:33 +0900</pubDate>
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<title>問う　to-u</title>
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<![CDATA[ ひさしぶりに友達に向けてMIX　CDなるものを作ってみる。<br><br>今回は一応、マヤのなんとかみたいのもあったし、今の音楽業界に起きている（と同時にわたしの中にも起きている）ロックの崩壊と世界が終わる系のストーリーで作ってみました。<br><br><br><br><br>曲名/アーティスト名－－アルバム名<br><br>『DJ Shiori 2012to2013 World End MIX』<br><br>01.Homosapiens Experience (Save Our Rock Episode.1)　/avengers in sci-fi－－Science Rock<br>02.売れたいエモーション!　/私立恵比寿中学－－エビ中の絶盤ベスト ～おわらない青春～<br>03.デスコ　/女王蜂－－モテキ的音楽のススメ ～映画盤～<br>04.つけまつける　/きゃりーぱみゅぱみゅ－－ぱみゅぱみゅレボリューション<br>05.姫君Shake!　/レキシ Feat. 齋藤摩羅衛門－－レキミ<br>06.女子たちに明日はない　/チャットモンチー－－生命力<br>07.オーマイゴースト? ～わたしが悪霊になっても～　/私立恵比寿中学－－エビ中の絶盤ベスト ～おわらない青春～<br>08.東京炎上　/フジファブリック－－シングルB面集 2004-2009<br>09.アイデンティティ　/サカナクション－－DocumentaLy<br>10.世界が終わる夜に　/チャットモンチー生命力<br>11.空のカーテン　/ももいろクローバーZ－－僕等のセンチュリー<br>12.墾田永年私財法　/レキシ Feat. 田ンボマスター－－レキミ<br>13.Light Bright　/アナログフィッシュ－－Life Goes On<br>14.星の王子さま (バイオリンのための)　/毛皮のマリーズ－－ティン・パン・アレイ<br>15.愛のテーマ　/毛皮のマリーズ－－ティン・パン・アレイ<br><br><br><br><br><br>JCやらアヴちゃんやらきゃりーちゃんやらゾンビやら総攻撃をかけられて、てんてこまいな中、女神が降臨して最後には愛を歌うわけなんですが。<br><br><br><br>毎度ながらレキシはいい楽曲作るなあと。<br>これほど聴いていて笑っちゃうアーティストってそういない。<br><br>レキシこと池ちゃんはエビ中と番組をやっていた縁で楽曲も提供してたりして、これもかなり良曲。<br><br><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/q_3KQdlFOiQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br>私立恵比寿中学／頑張ってる途中<br><br><br>最近、ロキノン系のアーティストがアイドルに楽曲提供するのがよくあって、両者にとってとてもいいことなんじゃないかなぁと思っている。<br>両者のファンにとって面白い発見になるし。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/siohitotumami/entry-11471948227.html</link>
<pubDate>Sat, 16 Feb 2013 16:31:45 +0900</pubDate>
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<title>走り続ける</title>
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<![CDATA[ つづき。<br><br>＊<br><br><br>そして、迎えた夢の舞台。<br>紅白歌合戦。<br><br>せっかくのご馳走も味わうことができずに丸呑みして一人、テレビに向かった。<br>彼女たちは笑顔だった。<br><br>細川たかしとのコラボレーションが素晴らしくて、審査員席の樹木希林が机を叩きながら爆笑していた。<br>全国のおじいちゃんおばあちゃんの寿命を今まさにこの子たちが延ばしている！と誇らしかった。<br>この瞬間の為の横アリ以来の昭和の大物たちとの共演だったのではないかとすら思った。<br>この子たちほど紅白歌合戦に似合う子たちはいない。<br><br>そして、<br>ももクロ自体のパフォーマンスは、紛れもなく強烈なメッセージを我々ファンに投げかけていた。<br><br>サラバの天使と悪魔をイメージしたであろう白と黒のエリザベス女王のような衣装を脱ぎ捨て、歌い踊ったのは怪盗少女。<br><br>間奏でアクロバットをこなし、会場にいるモノノフがMIXを打つ。<br>それを遮るように夏菜子がなにか叫ぶ。<br>そのままソロを歌いながら胸のボタンを押す。すると胸が開きそこからライトが出てくる。<br>「なになに？？？」と思っていると、次のしおりんもあーりんも同じ行動をする。<br><br>その謎は最後の最後に解けた。<br><br>レニ　カナコ　アカリ　シオリ　アヤカ　モモカ<br><br>アカリ部分でみんながカメラに向かって指をさす。<br><br>驚いて呼吸が止まる。<br>そして滝のように涙が出る。<br>もう、泣かさないでくれよ・・・。<br>胸のライトは「アカリ」を指していた。今でもアカリはちゃんと胸の中にいる、と。<br><br>あえて６人Ver.の怪盗少女を歌い、いつもであれば杏果が入れるフェイクもない。<br>６色のリボンが降り、決めポーズも６人のときのもの。<br>全員笑顔で(杏果は最後危なかったけど)パフォーマンスを終えた。<br><br><br>これはノスタルジーではない。<br>過去との決別だ。そして、早見あかりへの激励だ。<br><br>彼女たちの結成当時からの夢は叶った。<br>そして、彼女たちの第２章が幕を閉じた。<br><br><br><br><br>＊<br><br>元日８時。<br><br>Ustreamで重大発表があると数日前から告知されていた。<br>期待と不安でないまぜになりながらパソコンの前に集まったファンは、３万人。<br><br>安定の15分押し(ちょっと前に比べればだいぶ時間守るようになったけどね笑)でスタート。<br>オープンバスに乗った寒そうな彼女たちが映され、説明もないままいつも通りゆるく展開される。<br><br>縁の地を巡り、２時間半後に辿り着いたのは「国立競技場」。<br><br>夏菜子が代表して言う。<br>「紅白の向こう側に何がありましたか？何もなかったんですよ。<br>紅白の向こう側、なんてなかった。<br><br>紅白が終わって、解散だ、高城が脱退だ、改名だといろいろ言われてましたけど、<br>冗談じゃない。<br>私たちはまだまだ走り続けます。<br><br>私たちがずっと抱いていたけど口に出せなかった夢。<br>紅白出場の夢が叶った今なら言える。<br><br>国立競技場でコンサートがしたい。<br>それを次の目標にしたいと思います。」<br><br>れにちゃんが言う。<br>「みるな　作れ　紅白の向こう側」<br><br>そこに集まったモノノフに向けて夏菜子が宣言する。<br>「いつになるかはわからないけど・・・絶対いつか国立競技場でコンサートをします！」<br><br>国立でコンサートができるのは１年に１組。<br>過去それを成し得たのはたったの４組。SMAP、ドリカム、嵐、ラルク。<br><br><br><br>それはただの動員拡大を意味するものではない。<br>2014年から改修工事が始まる国立競技場で次にコンサートができるのはもしかしたら６年後かもしれない。<br>メンバーの平均年齢が２０代半ばになっても第一線で活躍し続けている女性アイドルグループはいない。<br>彼女たちはAKB48になりたいのではない。Perfumeになりたいのでもない。<br><br>SMAPや嵐になりたいのだ。<br>いや、なるというのだ。<br><br>彼女たちの横顔は凛々しく美しい。<br><br>ともに年老いていこう。<br><br><br><br>ここから第３章が幕を開ける。<br><br>
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<pubDate>Wed, 02 Jan 2013 18:08:56 +0900</pubDate>
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<title>走る</title>
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<![CDATA[ 2013年が始まった。2012年が終わった。<br>つまり、大晦日が終わった。紅白歌合戦が終わった。<br>あの子たちの第２章が幕を閉じた。<br>そして、第３章が幕を開けた。<br><br><br>＊<br><br><br>夏の西武ドーム以来、ももクロに関してブログを書いていなかった。<br>というか、何度も書くのだけど最終的に下書き保存したままで終わってしまう。<br>言いたいことは山ほどあって、考えていることも山ほどあるのだけど、結局まとまらない。<br><br>でも、今書いておきたいことがあるので。<br>正月で時間もあるし。<br><br>ももクロに対してはいろんな事情が込み入っていて、<br>・・・というか世の中のものすべてそうなんだろうけど、わたしが気に入ったものの中でぐんを抜いて変化が速くて規模が大きいし、ジャンルがジャンルだけに偏見や思い込みとか誤解されたくないポイントが多くて、ひとつずつその誤解を解いていきたい心情に駆られるんだけど。<br><br><br><br>＊<br><br><br>たとえば、わたしが好きな「ラーメンズ」を例にとってみると。<br>だいたい好きな層が決まっているし、おそらく彼らを好いている人とわたしは気が合うと思う。<br>趣味趣向が似ている。「あるある」が通じる。彼らが曖昧な表現をしてもそれとなく何を意味しているのかわかる。それは、同じ道を通ってきたからだ。<br>唐突に「おふくろさんよぉ」と言ったとしても森進一のマネだとわかるように、「お約束」を知っている。(ちなみに彼らは森進一のマネをするような芸風ではありません。あしからず。笑)<br><br>その「お約束」前提で笑いは構築されていく。<br>だから、たまに「お笑いってどこで笑っていいのかわからない」という人がいるけど、それはその前提がないから仕方のないことなんだよね。<br>良い悪いではなく。<br>まぁ今の漫才がそういう「あるある」に依拠しすぎているってのもあるけど。<br>だからこそ、ラーメンズのように日本人ならば誰しも持ち得ている「日本語」や「語感」を面白がるっていう芸風は(公演をしないのにも関わらず)一定の新しいファンを獲得し続けられているわけなんだけども。<br><br>そういう彼らのことを日々発見して好きになる人たちは、なんていうか自分たちでその世界に「入っていく」感覚があるのだと思う。<br>それだけ間口がせまい、とも言える。<br><br>＊<br><br>一方、ももクロは、とにかく間口が広い。<br>老若男女様々な層のファンがいる。<br>彼女たちを「お姉さん」と見ている人も、「同級生」「彼女」と見ている人もいる。さらには、「妹」、「娘」、「姪」、「孫」、「親戚の子供」、「救世主」、「神」などと見ている人もいるのだから、それぞれ感じ方が変わって当然。<br>気の合わない人がいて当然。<br>それだけ多くの人間を取り込んで、ざぶんと飲みこんで受け止めて、どんどん大きくなるももクロに、わたしは正直、戸惑っていた。<br><br>「距離が遠くなって寂しい」とか<br>「チケット取れなくなるから嫌だ」とかそういう個人的感想で言っているのではない。<br>むしろそんなのはくだらない、とすら思っている。<br><br>彼女たちは「売れたい」と思って活動してきたのだ。<br>紅白に出場できるほど「認知されたい」と思って活動してきたのだ。<br>だから、もっと売れてほしいし知られてほしい。日本にとどまらず世界クラスの活躍をしてほしい。本気でそう思っている。<br><br><br>ただ、その規模の拡大が想定外のスピードで進み、環境が激変したことに彼女たち自身が一番驚いているし戸惑っている。<br>なぜか。<br>彼女たちは、自分たちはなにも変わっていないと思っているから。<br>おそらく、彼女たちは自分を分析したり考察したりしない。<br>個別インタビューを読むたびに思う。「彼女たちは語る側ではなく、語られる側だ」と。<br><br>もちろん、自分たちのステージを見返してフォーメーションのチェックをしたり、ここはこうすればよかったと思うことはあるだろう。<br>でも、それを評価するのは観客であり、マネージャーであり、演出家であり、ダンスの先生だ。<br><br>やりたくないことをやらされてるなんてこれっぽっちも思っていない。<br>ただ、なんて言ったらいいんだろう・・・<br>彼女たち自身が置いてけぼりになっていやしないかとふと思うのだ。<br><br>「ただ忘れちゃいけないのは、(我々が女神と崇拝する)彼女も心無い言葉に傷つき、涙する、女子中学生だということです」(「鈴木先生」第６話)<br>たまたま見返していた「鈴木先生」にはっとした。<br>これを当時みていた頃には、この「女神」という感覚がいまいち掴めないなーと思っていたけど、今ならわかる。<br><br>つまり、わたしが言いたいことはそういうことなんだよな。<br><br><br>＊<br><br><br><br><br>彼女たちが結成当時から掲げていた「紅白歌合戦出場」という夢。<br>それは、代々木公園で路上ライブをしているときに「いつかその隣のNHKホールでやりたいね」と話していたことから端を発している。<br>それがメンバー内から出てきたことなのか、マネージャーが言い出したことがいつしか話しているうちに自分たちの目標になったのか、はわからない。<br>(他のエピソードでも誰か一人が唐突に言い出した言葉や話がメンバーの総意になり、別の現場のインタビューで個人の言葉になって出てくる、という場面がいくつもある。それは、一緒にいすぎて自分の気持ちなのか他人の気持ちなのか区別がつかなくなっているからだと思う。それだけ気持ちが一つなんだと言えばそれまでなんだけど。)<br><br><br>そして、つい先日さいたまスーパーアリーナで行われた『ももいろクリスマス2012』。<br>その２日めの最後、メンバーが一言ずつ話した。<br>メンバーそれぞれが紅白出場への感謝とその先にあるものへの不安と期待を綴った。<br><br>その一番最後、リーダーの夏菜子が珍しく言葉に詰まった。<br>今までに見たこともないくらいの間をとって、涙を流すわけでもなく、誰かに抱きつくわけでも、曖昧に言葉を濁すわけでもなく、<br>ただまっすぐ斜め上を見て胸に手をあてて口を真一文字に結んでいた。<br>そのたびに「夏菜子ー」「頑張れー」と歓声があがる。<br><br>２年前の『ももいろクリスマス2010　脱皮』、日本青年館での初めての単独ホールコンサート。その自己紹介のあとにも夏菜子は言葉に詰まった。<br>同じようにあがる歓声に大粒の涙を流し、照れ笑いをしながら「もー、みんなのせいでいつもこうなるんだからね！」と自分の顔を指さす。<br>耳を真っ赤にして、涙を止められず大口を開けて笑う。<br><br>その頃のあどけなさは、もうない。<br><br>精悍な顔つきで空間を見つめ続け、時間をかけすぎていることに気づき、破顔する。<br>メンバーを見まわしてから言葉を紡ぐ。涙はない。<br><br>「今、私たちの目の前にある紅白、という壁。そして大きな夢。いつだって、私たちの前に立ちはだかる壁は、私たちの夢でもあるんです。」<br><br><br>・・・・そうか。<br><br>彼女たちは、自ら紡いだ夢も誰かに与えられた夢も、それを信じて努力したのが自分なのであれば、<br>間違いなくその夢を実現したのは自分自身なのだと高らかに宣言した。<br><br>紅白に出たいと初めに言い出した人間が誰だって関係ないのだ。<br>それを信じて、自らの夢として、そこに向かって努力してきたのだから。<br><br>紅白歌合戦を終えてすぐに彼女たちは新しい夢を持てるのか？とわたしは不安だったのかもしれない。<br>ももクリで発表された春の全国ツアー(名阪札1万人キャパのホール2DAYSずつ)、そして西武ドーム2DAYSは、今の彼女たちの夢と言うには頼りない気がした。<br><br>しかし、夏菜子のその言葉を聞いてわたしは彼女たちはこの先も紅白の向こう側でも夢を持ち続けられると安堵した。<br><br>＊<br><br>ちょっと長すぎるので、つづく。
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<link>https://ameblo.jp/siohitotumami/entry-11440554898.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Jan 2013 13:56:36 +0900</pubDate>
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<title>２０１３年</title>
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<![CDATA[ あけましておめでとうございます。<br><br>全然実感が伴わないうちに一年がまた過ぎていきました。<br><br>これが繰り返されるんでしょうね。<br><br>だからこそ我々は誰かを慕うのだし、誰かの人生を生きたいと願うのだし、誰かの抱く夢を自分の夢にしたいと思う。<br><br>・・・と、すっかり「受け手側」の意見に飼い慣らされているわたしです。<br><br>でも、それでいいと思っています。<br><br>自意識過剰でいられるということは、それはすなわち若いということ。<br><br>悲しいとか辛いとか苦しいとか、そういうことに鈍感になるということは、<br>嬉しいとか楽しいとか美味しいとか幸せとか、そういうことに鈍感になることとイコールだと思う。<br><br>今は、自分の考えていることをなにかで表現したいとは思いません。<br><br>「何か出来るかもしれない」と漠然と信じて夢見ていた自分に見切りをつけるまで２７年もかかってしまった。笑<br><br>ここからが始まりだと思っています。<br><br><br><br>明日、世界が終わってくれたらこれほど嬉しいことはないんですけどね。<br>生きていかなきゃいけないんですね。<br>マヤ文明の野郎。期待させやがって。<br><br><br><br><br><br>＊<br><br><br><br><iframe width="420" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/loQxCXaAOWM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br>ももいろクローバーＺ／空のカーテン<br><br>作詞は元チャットモンチーの、高橋久美子さん。<br><br>れにちゃんがかわいい。(結局そこ。)
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<link>https://ameblo.jp/siohitotumami/entry-11440535012.html</link>
<pubDate>Wed, 02 Jan 2013 13:03:43 +0900</pubDate>
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<title>緑と紫に対する考察</title>
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<![CDATA[ 個人的には、今回の西武ドームのMVPは、れにちゃんと杏果の２人だと思っている。<br>わたしがこの２人が好きだからそう言ってるのだと思われると心外なのだが。<br><br>前回の横アリ１日目はあーりん(２日目は全員でレベルアップした感があるのでドロー)、ももクリはかなこだった。<br>(ちなみにしおりんは、そもそもポテンシャルが一番高く、あかりんが抜けて一番に変化し、成長した。どこかのタイミングでぐんと成長した、というよりはじわじわとっていう感じ。)<br><br>横アリでは、あーりんが小さい頃から作り上げてきたアイドル「あーりん」を生身の彼女が飛び越えていく様を目の当たりにし、<br>ももクリでは、夏菜子がすべての業を受け入れ受け止めたかのような圧倒的なオーラを放っている姿を目撃した。<br><br>そのときに感じた「圧倒的ななにか」を、今回はれにちゃんと杏果に感じた。<br><br>＊<br><br><br>津軽三味線、尺八など和楽器Ver．の超絶かっこいいOvertureからの１曲め。<br>『ワニとシャンプー』の冒頭で杏果が泣いてるのがわかった。<br><br>あれは緊張で泣いてたんじゃない。<br>あんなにたくさんの人たちが自分たちの為に集まってくれたことに感極まって泣いてたんです。杏果はそういう子ですから。<br>誰よりもファンのことを考えていて、１０００件近いブログのコメントを毎回全部読んでいたり、自分たちを応援してくれている人全員に感謝の思いを伝えたくてブログや話が長くなってしまう、そういう子。<br>我々ファンが何を考えているのか知りたくてツイッターを見たり、Ustでは毎回決まって一番にコメント読みたい！と言う、そういう子なんです。<br><br><br>だから、杏果の言葉にいつも泣かされるし、杏果が泣いてるとわたしまで泣いてしまう。(まぁ、ももクロに関しては誰が泣いてても泣いてしまうんだけど)<br><br>杏果はももクロの中でやっぱり異質なんです。<br>もう語り尽くされていることだけど、彼女は努力の天才。<br>才能溢れる他のメンバーの中にあって、一番苦しんできたのは彼女だろう。<br>(れにちゃんとはまた違う苦しみ方。れにちゃんはその才能との折り合いがつかなかったタイプ。でも、この経験から二人は真逆な性格なのに共鳴している部分があるように思う)<br><br><br>みんながふざけてる中「明日の夢叶えるのは今日の自分」と書く。<br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120808/18/siohitotumami/1f/97/j/o0610040612123484182.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120808/18/siohitotumami/1f/97/j/t02200146_0610040612123484182.jpg" alt="$日々のため息をコーヒーに溶かして" border="0"></a><br><br>自分の器をよく知っている。<br>それでも努力することを惜しまない。<br>そうやっていくつもの壁を乗り越えてきたから。そして、そんな自分を好きだと言ってくれる多くの人がいることを知っているから。<br><br>いつも冷静でネガティブで、自分に自信がなかった彼女が、<br>インタビューで「生まれ変わったら何になりたい？」という問いに、「また自分になりたい」と答えているのを読んで、わたしは心底彼女が「ももクロ」に出会えたことに感謝した。<br><br>＊<br><br>その一方で、フランスで行われた「JAPAN EXPO」でのライブでもわかるように、音響が悪い時や、メンバーが動揺しているときなど逆境になると顔がキリっとなってみんなを引っ張っていく、本当に頼りになる子でもある。<br>口には出さないけど、自分の中でメラメラと闘志を燃やして背中で語る。<br>歌とダンスは誰にも負けないというプライドも持っている。<br><br><br>「推され隊」という名前をもらってからの杏果のキレキレ具合はすごい。<br>れにちゃんのことが好きなんだよね、杏果って。<br>だけど、れにちゃんは誰とでも親和性高いから、<br>わたしなんかは、「もっと杏果のことかまってあげてよー！」って思ったりもするんだけど。笑<br><br>今書いてて思ったけど、わたし、昔の自分を杏果に重ねてる部分があるんだな。<br>今はさすがにないけど、中学のときそういうシチュエーションあったなぁ。<br>だから、わたしれにちゃんのこと好きなのかも。憧れてるんだよね要は。<br><br>最近は推され隊で番組やったり二人で撮影行ったり、楽しそうな杏果を観られるだけで嬉しいです。わたしは。<br><br><br>＊<br><br><br>そして、れにちゃん。<br>自己紹介での挨拶、『オレンジノート』の前の一言、涙ながらの最後の挨拶。<br>その度に、ゾクっとした。この子は本物だ、と推しながら改めて思った。<br>彼女の毎日ヒロインになってからの成長ぶりというのは、<br>NHKレギュラー「青山ワンセグ開発」の月一回の深夜生放送のMCを見ていれば一目瞭然なのだが、やはり彼女の本質はライブにあると思った。<br>今まで伝わりづらかった彼女の持っている魔力・・・独特な魅力を遺憾なく発し、表現できるようになったのだな、と。<br><br><br>かなこの目の前のフロアだったから、れにちゃんは遠くてあまり見えなかったんだけど、れにちゃんが大好きな曲『オレンジノート』で目の前のフロアに来てくれて、クレーンに乗ってくれた。<br>「伝えたい言葉があるんだ　ありがとう」<br>のところなんて、もう感動的すぎた。れにちゃんからの“ありがとう”のシャワーを浴びた気分だった。<br><br>わたしにとっては『オレンジノート』は曲云々よりも、れにちゃんがこの曲が一番好きだと言っていることにこそ価値がある。<br>そこにこそ彼女の本質があると思っているから。<br><br><br><br>＊<br><br>なんでれにちゃんのことが好きか。<br><br>れにちゃんのすべてを受け止めてくれるような笑顔、全身からあふれ出す愛情・慈悲、そこにわたしは彼女に聖母マリアを崇めるかのような思いを抱いていると前回書いた。<br><br>それに加えて、何かに憑りつかれたかのようなダンスや、驚くほど純粋無垢な眼差し・発言、そこに本当にこの世のものではないような感覚を抱く。<br>彼女がよく「巫女」に例えられるのはその激しいダンスもそうだが、<br>彼女が持つ独特な魔力のようなもの、の匂いがあるからだと思う。<br><br>そして、一方で彼女は「ぶっ飛んだ」発言をする。<br>彼女を指して“不思議ちゃん”だと言う人がいる。いや、違う。<br>彼女は単にマイペースで常識知らずの子ではない。<br>彼女の発する言葉は、伝わりづらいが彼女自身の中では明確な筋道に沿って成り立っている。<br>その筋道の大部分が言葉にされず、その根拠となる部分が自身の「感覚」や「第六感」であることから、しばしば彼女の言葉は周囲に理解されずに「何言ってるの？」で処理されてしまう。<br>だからこそ、彼女は小さな頃から極度の人見知りであったのだし、<br>引っ込み思案で保育園に行ってもお母さんのスカートの中に隠れているような子供だった。<br>いや、逆かもしれない。<br>極度な人見知りで一言も喋らずいたから、自らの中での明確なルールを誰に干渉されることなく作り上げてこられたのかもしれない。<br><br>だから彼女が言うことは突拍子もない。<br>一見、脈絡がないように思える。しかし、彼女の中では理論立てて話が展開されている。はずだ。<br>そして、彼女は自分のことを喋りすぎない。<br>常に一緒にいるメンバーが「え？そうなの？初めて知った」と言うようなことがいまだにある。<br>そこも面白い。底が知れない。末恐ろしい。<br><br><br><br>彼女は芸術家肌だ。天才肌。超感覚派。<br>絵を描かせれば、ピカソのような絵を描くし(もちろん本人は無意識で)、字を書かせれば武田双雲のような書をシタタメルし(↑上の写真)、もも見でアーティスティックなこと(フラワーアレンジメントとか）をさせられればメンバー内でダントツにセンスがいいのはもちろん、プロすら驚かせるほどの独創性を見せつける。<br>しかし、それを鼻にかけないし、そもそもそれをなんとも思っていない。<br>それによって「自己表現」しようなんて彼女は微塵も思わないのだ。<br>だって、彼女自身が彼女を表現するツールに他ならないから。<br><br>それに対する照れや迷いも一切ない。<br><br>わたしはたぶん、メジャーな曲やビッグバンドに素直に共感したり、感動できる人間に憧れている。<br>そうでない自分に優越感を抱いている部分ももちろんある。<br>でもおそらくわたしは、西野カナやコブクロをみて、ミスチルや浜崎あゆみを聴いてじーんとできる人間にある意味嫉妬している。<br>おそらく、そちら側の人間には、わたしのような歪んだ考えは一切ないのだろうなという劣等感もある。<br><br>だから、「オレンジノート」は神だね！とか言うれにちゃんに恋をするのだよ。<br>友達から西野カナを薦められて涙しちゃうれにちゃんを愛しく思うのだよ。<br>高校が大好きで卒業したくなくてそれを考える度に号泣しちゃうれにちゃんに、わたしはやっぱり憧れているし、自分が恥ずかしくて言えなかったことややれなかったこと、それらをやってほしいと思うんだよね。<br><br>１００％純粋であること。まっすぐであること。<br>等身大の自分であること。なにかを利用して自分の価値を上げようとしないこと。<br><br>わたしが、自分の価値だと思ってきたネガティブな部分だったり、アーティスティックなものを好んだり、サブカルを好きだという部分が、鮮やかに否定されてわたしは白旗を振らざるを得なかったのです、彼女の前では。<br><br>そんなわたしを彼女はきっと笑ってくれると思うからね。<br>とんでもなく優しい笑顔で。<br><br><br>ちなみにれにちゃんは「高城れにのKing of Rock!」というラジオ番組を持っていて、とてつもなく洋楽に詳しい(・・・・設定かどうかはわからない)んだけど、それを自身の価値をあげるツールとして使わないのが彼女の魅力だと思っています。<br><br><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/2cQxY2mpWrA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br><br>ももいろクローバーＺ／オレンジノート＠男祭り<br><br><br>＊<br><br>最後に、西武でのスタメンがあまりにも彼女たちの性格をよく表していて興味深かったので書いとく。<br>野球好きなあの子への私信になっちゃうかしら。笑<br><br>１番　ショート　玉井(背番号１)<br>２番　セカンド　有安(背番号３)<br>３番　ピッチャー　高城(背番号５)<br>４番　キャッチャー　佐々木(背番号４)<br>５番　センター　百田(背番号２)<br><br>※背番号は『行くぜっ！怪盗少女』の出席番号順。<br><br><br><br><br><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/reT_ZGlypk0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br><br>お暇なときに、どうぞ覗いてみてください。<br>得体の知れない物体として現れた彼女たちが、生身の人間として、アイドルとして、パフォーマーとして、いかに見るものの心を掴んでいくか、それがすべて詰まっている動画だと思います。<br><br>これが、わたしの好きなももクロです。<br>
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<pubDate>Sat, 11 Aug 2012 20:08:08 +0900</pubDate>
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<title>moga-ku</title>
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<![CDATA[ ８／５(日)<br>ももいろクローバーＺ『ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour-最終戦-』＠西武ドーム<br><br>キャパシティ37000。<br>西武ライオンズの本拠地。<br>埼玉県所沢・・・・・の、山の中。<br>思っていた以上に辺鄙なところで、思った以上にアクセスしにくかった。<br><br><br>カラフルなバカたちと(もちろんわたしもバカげた格好)レオライナーに乗り、<br>暴力的に生い茂る緑の中を進んでいくと、目の前に現れた巨大な白い怪物。<br>思わず声が漏れる。<br>で・・・でけぇ・・・。<br>駅に着き、電車を下りるとそこにはもう、カラフルな人、人、人。<br>すごい、人。<br>みんな思い思いの衣装を着て、オフィシャルグッズを身に着けて勇み集結している。<br>さながら、合戦前の武士のよう。<br>みな、主君に見える今日という日を心から楽しみにしている。<br><br><br>オフ会を繰り広げる多くの人たちを横目に、日差しから逃れるため早々に入場する。<br>どれだけの広さなのか、どんなステージが組まれているのか、自分の席はどこか早く見たかったというのもある。<br><br><br>西武ドームは、屋根はあるが、ほとんど野外。<br>自然の風が吹き込み、日差しが差し込む。<br>夏は地獄のような暑さになると、各方面から脅しをかけられていた。<br>自慢じゃないが、毎回夏フェスに行くたびに熱中症になるわたしだ。去年は、あわや救急車沙汰だった。<br>そんなわたしだ。恐くないはずがない。憂えないはずがない。体調がいいはずがない。<br>ももクロちゃんたちの為じゃなきゃこんなとこにこんな季節に来ない。絶対にだ。<br><br>幸運なことに、そんなに暑くなく、むしろ各所に用意された霧吹き扇風機が寒いほどだった。なんとか第一関門クリア。<br><br><br>さて、今回、わたしは史上最高だと思われる(前回の観覧は除く)良席を引き当てた。・・・はずだった。<br>チケを見た時は小躍りして何回も何回もチケットを見直すくらいには興奮した。<br>その後、いろんな人に神席だ神席だと言われ、ガッカリしたくないからと禁じていた妄想をいくつもしてしまった。<br>それほど、威力があるんですよ『アリーナＡ』って言葉には。<br><br>なのに、まさかの座席表。<br>アリーナＢやそれ以降の人よりも離れたところで見ることになるとは微塵も考えてなかったわたしは、正直かなり落胆した。<br>さらに、背の低いわたしは、多くの人の頭やサイリウムでほとんどステージは見えず、やっとヴィジョンが見える程度だった。<br>その合間からたまにももクロちゃんらしき姿が見えても、角度のせいなのか照明が反射して眩しくて直視できない。結局、ヴィジョンを見続けることしかできなかった。<br>わたしは端だったからまだ横に逃げることが出来たけど(初っ端係員の人に注意されてそれ以降は無理になったけど)四方を男性に取り囲まれた女の子や小さいお子さんたちは可哀想だった。<br><br><br>だけど、三味線の音が鳴り響き、吉田兄弟がコールされたときは頭が真っ白になったし（来ると予想はしてたけど）、尺八が超絶かっこよくて鳥肌たったし、史上最高にかっこいいOvertureに全部持って行かれた。<br>桃黒亭一門としての新曲『ニッポン笑顔百景』も素晴らしかった。<br>和楽器をバックに着物をたくし上げ扇子を片手に汗まみれで踊る彼女たちはやはりこれでこそ彼女たちだった。<br>彼女たちはニッポンを背負っている。至極勝手に、ではあるけれど“背負う覚悟”を持っている。<br>背負わされているのではない。背負いたいのだ。<br>この日本という国を。<br><br><br><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/EP1ufxFagC0" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br><br>※EDは1:30頃から<br><br><br><br>＊<br><br><br><br>スタンド席から中央ステージに戻るときのトロッコがわたしのすぐ横を通って行ったんだけど、<br>メンバー全員が、前後左右のお客さんへ絶え間なく手を振って「ありがとう」とずっと言ってた。<br>そんなに躍起になって手を振らなくても彼女たちを近くで見られるだけでお客さんは満足だと思うんだけど、<br>彼女たち自身がお客さんの顔を見たいし、その声援に手を振り返したいんだろうな、と感じた。<br>そうであるからこそ彼女たちは眩しい。<br><br><br><br>正直、この彼女たち自身の魅力がなければ、成立しなかった規模のライブだったと思う。<br>彼女たちがこうであるからこそ、我々は彼女たちに恥ずかしくないファンでありたいと思うし、<br>アンコールの途中で我先に帰ろうとする人たちや、開演直前に食べ物を買ったりする人に対してイライラする。<br>37000人も集えば全員が武士のように真摯たり得ないことも今回のライブで身に染みた。<br>自分と同じ濃度で応援してくれなんてとても言えないことがわかった。<br><br>でも、わたしは、彼女たちに真摯でありたい。<br>ただそれだけ。<br><br><br>＊<br><br>まぁ、西武ドームがあまりにも現実に引き戻す要因(アクセスしにくいとか、電波がないとか)を孕んでいたということもあったな。<br>せめて土曜日にしてくれれば雰囲気は変わったんじゃないかなと思いますけど。<br><br>でも、ヴィジョンを見ていて、汗まみれで笑顔満開の夏菜子の後ろに緑が生い茂ってキラキラ輝いてるのを見たとき、来てよかったなと思いましたよ。<br><br>彼女たちは野生児ですね。<br>真夏の野外でやられるのはキツイけど、ありかなーと思い始めました。<br>いや、きついかなー。<br>でも、彼女たちの為なら行っちゃうんだろうなー。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/siohitotumami/entry-11323376308.html</link>
<pubDate>Fri, 10 Aug 2012 21:28:46 +0900</pubDate>
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