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<title>hirariの窓</title>
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<title>1. Live（舞台）</title>
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<![CDATA[ <br><br>ここは、舞台の上。<br>中心にはスタインウェイのピアノとわたし。<br>手が震える、足が震える。<br>大勢の観客たちがわたしを見ている。<br><br><br>あー、走って逃げてしまいたい。<br>それかここから全員いなくなればいい。<br>審査員も観客も先生もコンクールに出る人もお母さんも…<br>もうわたしを見ないで。<br>期待しないで。<br>限界なんだ。<br><br><br>もう、ふつうの女子高生になりたい。<br>おしゃれしたり、放課後に友達と寄り道なんかしたり、<br>あー、カラオケいってみたいな。<br>デパートでみんなで服も買いたい。<br>それから、ミスドでドーナッツもたべたい。<br>それで恋バナで盛り上がったりして。<br><br><br>それでも、いつもわたしの前には鍵盤がある。<br>まるで、宿命のように。<br>離れたい。けど、離れられない。<br><br><br>わたしの指が、頭が全身が心が。<br>「弾こう」っていうんだ。<br>今よりも煌く音を弾きたいと。<br>聴きたいと。<br>聴かせたいと。<br><br><br>素敵な演奏を聴くとその全てを吸収したと。<br>自分のものにしたいと。<br>とても傲慢に。<br>とても純粋に強く。<br><br><br>そのためにはどうすればいいかを頭で高速計算する。<br>すぐに、膨大な練習量が浮かび上がる。<br><br><br>そして、今日はここで練習の成果をお披露目する日。<br>寝る間も惜しんで仕上げたわたしのすべてを。<br><br><br>演奏が終わると静かな沈黙の後に一気に湧き上がる歓声と拍手が私は好きだ。<br>気づくと汗でベタベタだ。<br>わたしは自分をかっこいいと思う。<br>何よりも大きい満足感で満たされる。<br><br><br>真っ赤なドレスはわたしのトレードマーク。<br>舞台を出る最後まで堂々と背筋を伸ばし帰っていく。<br><br><br>結果をみるまでもなく優勝したと実感があった。<br>わたしは圧倒的存在だ。<br>負けることを知らなかった。<br>この舞台では女王でいられた。<br>その大きな存在感が心地よかった。<br><br><br>だが、その日以来わたしはピアノを弾かなくなった。<br><br><br><br>
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<pubDate>Sun, 19 Jun 2016 21:24:49 +0900</pubDate>
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<title>事故②</title>
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<![CDATA[ <br><br><br><br>自己紹介を終え、指定された席についた。<br>窓際の一番後ろの席。<br><br><br>ホームルームが終わると、私の周りに人が集まってきた。<br>どうやら、転校生が珍しいらしい。<br>主に質問は、「どこから来たの？」や「部活何部だった？」<br>というものだった。私は、それらの質問に丁寧に答えた。<br>そして、チャイムが鳴りそれぞれ席についていった。<br><br><br>１時間目は、生物の授業だった。<br>髭を生やしたおじいちゃん先生がでてきて授業を進める。<br>オタマジャクシの生態について話している。<br>先生は、教科書のページを言った。<br>だが、私の手元にはまだ教科書はなかった。<br><br><br>少しして、隣の机が動くのを感じた。<br>そして、私の机に生物の教科書の左半分が置かれる。<br>驚いて顔をあげると、「これ見ていいよ」と笑顔でいわれた。<br>とっさに「ありがとう」と小声でいった。<br>一瞬しかみていないが、その人はとてもきれいな顔立ちをしていた。<br><br><br>授業が終わり、今度は私も笑顔で彼に「ありがとう」<br>ということができた。<br>彼は、「まだない教科書あったら俺のみせるからいってね」<br>といってくれた。<br>すると、私の前に座っている短髪の女の子が<br>「こらこら、将太！さっそくくどいてんじゃないよ」といった。<br>「いや、そんなつもりないよ。篠田さんが困ってそうだっただけで・・・」<br>と、いい終える前に、短髪の女の子は私の方を向いて<br>「私、神崎ちづるっていうの。これからよろしくね」と、笑顔でいった。<br>「こちらこそ、よこしくね。ちづるちゃん」<br>「あー、呼び捨てでいいよ。みんなにもちづるって呼ばれてるし」<br>「あ、じゃあ私も春姫って呼んでほしいな」<br>「あ！じゃあ、俺も将太って呼んで」<br><br><br>それから、たくさんの人が再び集まってきて<br>今日中には覚えきれないほどの名前を教えてもらった。<br>帰り道、夕陽が空をオレンジや桃色に染めていた。<br>静かな道をちづると将太君と３人で歩いている。<br><br><br>
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<pubDate>Wed, 09 Sep 2015 10:10:19 +0900</pubDate>
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<title>事故①</title>
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<![CDATA[ <br><br><br>高校３年生の春、私は父の仕事の都合により転校することになった。<br><br><br>今、私は担任の花坂と紹介された若い男の先生と教室に向かっている。<br>そこは、小さな田舎の学校だった。<br>木造建築で歩くとときどきメシッという。<br>生徒数は一学年１００人もいない、と先ほど花坂先生に教えて頂いた。<br>ずっと、都会にある私立のマンモス校に通っていた私にとって、そこは別世界のように感じられた。<br><br><br>春の風がそっと私のながい髪を揺らす。<br>廊下の窓からみえる景色は元から知っていたかのような暖かさを私に与えてくれた。<br>名前の知らない鳥たちの話声が聞こえてくる。<br>建物の陰に咲いているタンポポはとてもかわいらしかった。<br><br><br>そのどれもあの時、あの場所では感じられなかったものばかりだ。<br>焦り、競争、嫉妬、裏切り、孤独、迷い、そしてあの場所で私は自分を見失った。<br>そして、ある事件を犯してしまった。<br><br><br>人の群は途切れることはなく、雑音は鳴りやむことを知らない。<br>建物のあかりは真夜中でも休ませてもらえない。<br>じきに、充電不足なのもわからず、無理を続けたせいで、<br>心の充電はなくなってしまう。<br><br><br>人々の目はみんな生気を失っている。電車の窓から見えた私の目も・・・<br>頭を抱えてしゃがみこんでも、泣き叫んでも、誰も助けてはくれない。<br>みんな自分のことで精一杯なのだ。<br>生きる目的もないくせに、自分のことは過剰に大事にする。<br>相手の悪口はいとも簡単に言うくせに、自分がいわれるとひどく傷つく。<br>たちが悪いと、やり返し、泥沼へとはまっていく。<br><br><br>学校の中は成績も部活動も人気度も顔もすべて順位づけがさせており<br>日々、競争の中に私たちは閉じ込められている。<br>順位が下の物はいじめの標的となり、<br>順位が高すぎても嫉妬の標的となる。<br>愚かな人間たちはしょせんその程度のものなのだ。<br>このシステムはどうせ大人になってもなくなることはないのだろう。<br>きっと、どの国でも、どの時代でも。<br>それが、人間の文化なのだろう。<br><br><br>３年３組の教室の前で花坂先生は私の方を振り返り<br>「ここが今日から篠田さんの教室だよ。入ってきてっていったら入ってきてね。<br>と笑顔でいって教室の中に入っていった。<br>クラスの中はいくつかの話声が飛び通っていた。<br>先生が話しはじめると次第にその声は小さくなっていき、<br>私が、教室の扉を開けるとざわざわとした声がそこら中から聞こえてきた。<br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Tue, 08 Sep 2015 20:37:52 +0900</pubDate>
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<title>電車</title>
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<![CDATA[ 私は電車で揺れていた<br>時刻は２２時過ぎ<br>私がいた車両には私を含め８人の人が乗っていた<br>４人は仕事帰りらしいおじさん、そのうち２人は酔っ払いだ<br>１人は新入社員らしい男の人<br>１人は女の人<br>そしてもう１人は黒猫だ<br><br><br>その日、私は非常に疲れていた<br>電車の揺れが心地よく<br>本を読みながら夢と現実を往復をしていたことを覚えている<br><br><br>何分経ったのだろうかいつの間にか眠り込んでしまっていた<br>電車はまだ動いていたので終点でないことは確認できた<br>周りを見渡すとまだ数人の人が残っていた<br>少し安心したせいかここがどこなのか確認する前にまた眠ってしまった<br><br><br>夢を見た<br>それはそれは素敵な夢だ<br>夢の中でも私は電車に乗っていた<br>しかしその電車はボロボロで錆びやコケがついていた<br>それに、線路も途中で切れていてとても走れそうにない<br><br><br>私は、だらしなく開きっぱなしの扉から外に出てみることにした<br>出たその先には、どこまでも広がるお花畑があった<br>色とりどりのお花は甘い香りがし、幻想的な模様をした蝶たちが楽しそうに舞っていた<br>空は青々としていて、かわいらしい雲がところどころ空を装飾していた<br><br><br>私はこんな美しい景色を今まで見たことがなかった<br>心の中が熱く、エネルギーが充ち溢れだすのを感じた<br>気づいたら走り出していた、澄んだ空気がとても心地よかった<br>どこまでも走られるような気がした<br><br><br>近くに湖があった<br>中をのぞいてみるとまるでステンドグラスのような鱗をした魚たちが<br>気持ちよさそうにみんなで泳いでいた<br>動く芸術品を見ているような気分になった<br><br><br>カサッという音がしたので振り向くと<br>そこには電車の中にいた黒猫がいた<br>黒猫は「ミャー」と泣いた<br>よく周りを見てみると、酔っ払いのおじさんや女の人も遠くの方にいた<br>みんなの顔に笑みがこぼれていたのを遠くからでも見ることができた<br><br><br>黒猫がまた「ミャー」と泣いた<br>青色の目がまっすぐこちらを見つめていた<br>黒猫が走り出したので私もついていくことにした<br><br><br>行き着いた先は元の電車があった場所だった<br>黒猫はその電車に乗り、またこちらを見た<br>私は、「こっちであそぼ」といった<br>しかし、黒猫はくる気配はなかった<br><br><br>だから、抱っこして連れて行こうとした<br>するとその時いきなり雷のような大きな音がした<br>驚いて心臓がドクンッというのと同時に後ろを振り向いた<br><br><br>そこにあったのは大きくひび割れた空の姿があった<br>そこから黒の雨が地面を打つかのように降り出し<br>あの美しかった景色はみるみるうちに黒に染まっていった<br><br><br>私は恐ろしくなった<br>黒の雨にまるで血のような圧力を感じた<br>急いで電車の中に入り全身の震えをなんとか抑えようとした<br><br><br>すると、扉から真っ黒の人が入ってきた<br>その人は同じ車両にいたおじさんだった<br>私は急いで電車に置き去りにしていた鞄からハンカチを取り出し<br>おじさんから黒い液体をとろうとした<br><br><br>上半身を拭いたらさすがにハンカチは真っ黒になってしまい<br>使い物にならんくなってしまった<br>おじさんと私は今のは何なんだ！と話し合った<br><br><br>ガタッと急にあの重そうな電車の扉が閉まりだした<br>おじさんと私は黙ってその様子を見ていた<br>扉から見える景色はもう真っ暗で何も見ることはできなかった<br><br><br>目が覚めた<br>とても不思議な気分だった<br>まだ意識がもうろうとしているせいだろうか<br>自分がどこにいたのか判断できなかった<br><br><br>そこは真っ暗闇だったからだ<br>何故か、体の所々が痛かった<br>外からは深夜なのに忙しい音がしていた<br>そして私は再び眠りに落ちた<br><br><br>次に目覚めたとき私は病室にいた<br>電車であったあのおじさんも同じ病院にいた<br>おじさんは車椅子に乗っていた<br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Fri, 14 Nov 2014 20:57:39 +0900</pubDate>
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<title>駄菓子屋</title>
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<![CDATA[ 今日私は夢をみた<br>夢の中で、私はいつも出てくる駄菓子屋にいた<br>私の夢には、よく駄菓子屋が出てくるのだ<br>レパートリーは３通りほどたしかある<br>今日の駄菓子屋は眼鏡をかけたおじいさんが経営している店だった<br><br><br>そこで、私は小さな子供たちと古い雑誌探すゲームをしていた<br>小さな子供たちは次々雑誌を見つけていく<br>なのに私はどこを探しても雑誌を見つけることができなかった<br>おじいさんや小さな子供たちにヒントをもらっても<br>結局、探し出すことはできなかった<br>仕方なくあきらめて帰ることにした<br><br><br>次の日、あきらめた敗北感に<br>また店を訪れることにした<br>店の中はもぬけの殻だった<br>おじいさんを呼んでみた<br>しかし、返事はかえってこなかった<br>店を後にした<br><br><br>帰り途中たまたまみた新聞の一面に<br>眼鏡をかけたおじいさんの顔が<br>大きく載っていた<br>
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<link>https://ameblo.jp/sky-m75/entry-11946662742.html</link>
<pubDate>Sat, 01 Nov 2014 10:38:57 +0900</pubDate>
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<title>飼い犬</title>
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<![CDATA[ 今日飼い犬に初めて頭突きをされた<br>動揺いてしばらく動けなかった。
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<pubDate>Fri, 31 Oct 2014 18:19:58 +0900</pubDate>
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<title>服</title>
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<![CDATA[ 今日の朝は寒かった<br>だから、私は厚着をした<br>しかしそれは今日最大のミスとなった<br>なぜなら、私は多くの人と密室に閉じこめられ<br>暑さという拷問を受ける体験をすることになったからだ<br><br><br>この時期にこんな暑さを体験するとは全く思いもしなかった<br>もちろん、私の友達たちもそうじゃない人たちも<br>皆そろって暑いと言っていた<br>まるでそれは、鍋の中に閉じ込められ<br>茹でてふにゃふにゃになる野菜の気持ちそのものだった<br><br><br>途中で耐えきれず逃げ出すものもいた<br>密室と言っても出ることは可能なのである<br>しかし、その者が後で再び戻ってくることはなかった<br>きっと、外の巨大な住民に恐ろしいことをされ<br>最後には殺されるのだと皆思っていたに違いない<br><br><br>何時間か経過した<br>さすがに皆疲れ果て、何も言葉を発せなくなっていた<br>そう、皆限界が来ていたのだろう<br>そんな時、鍋のふたがあいた<br>皆狂ったように外に出ようと走り出した<br>私のそれに便乗して走り出した<br><br><br>空気がこんなにも澄んでいたことを私は初めて知った<br>外には巨大な住民の姿はなかった<br>久しぶりに、友達と笑いあった<br>しかし、途中で逃げた者の姿はどこのも見当たらなかった<br><br><br><br>
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<pubDate>Thu, 30 Oct 2014 20:40:04 +0900</pubDate>
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<title>風邪</title>
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<![CDATA[ 今日、朝起きたら喉に激痛が走っていた<br>昨日久しぶりに運動をしたせいか<br>近頃の温度変化についていけなくなったのか<br>はたまた、深刻な病にかかってしまったのか<br>原因は不明なのである…<br><br>今までそんなことはなかった<br>なのに今年に入ってからというもの<br>すぐに、体調不良になってしまう<br>風邪をひかないとこが私の数少ない自慢であったのに<br>その数少ない自慢がなくなってしまうことは<br>非常に残念なことである…<br><br><br><br><br><br>
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<pubDate>Thu, 30 Oct 2014 20:13:31 +0900</pubDate>
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<title>現実</title>
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<![CDATA[ この世界はおとぎ話に出てくるお姫様のような夢の世界ではない…<br>現実はもっと過酷で恐ろしいんだ<br>だから、私みたいな落ちこぼれはそんなお姫様の世界を夢見ちゃいけないんだ<br>もし、私が夢の世界に墜ちてしまったら<br>私は現実において枯れてしまうから<br>おいて枯れるのは怖いから…<br><br>
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<pubDate>Thu, 30 Oct 2014 00:52:57 +0900</pubDate>
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<title>抜け道</title>
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<![CDATA[ 私の移動手段は自転車である<br>半年前、白色の寒がりネコに抜け道を教えてもらった<br>それはそれは、細い道だ<br>最近、その道は”通り抜け禁止”と書かれている<br>でも、それより前から私は通っているから別に気にしない<br><br>今日もその道を通ってきた<br>今日のその道はいつもと少し違っていた<br>いくらこいでも全く抜け出せないのだ<br><br>そういえば昨日私は人を２人ほど殺した夢を見た<br>やってもいない罪悪感に夜中中魘されたせいで今日は寝不足だった<br>きっと、そのせいだと思った<br><br>さすがに、息が切れしだした<br>まるで異世界に迷い込んでしまったのかと錯覚してしまうほど<br>精神的に追いつめられてきた<br><br>気が付いたら、お湯が沸いた音がけたたましくなっていた<br>私は家のリビングにいた<br>沸いたお湯でコーヒーを飲んだ<br>先ほどのは何だったのかはもう気にしない<br>なぜなら、無事いつもどうりに戻れたからだ<br><br><br><br><br><br>
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<link>https://ameblo.jp/sky-m75/entry-11945121214.html</link>
<pubDate>Tue, 28 Oct 2014 17:21:02 +0900</pubDate>
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