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<title>ドキュメント08-16</title>
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<description>映画と自分の周辺についての個人的な備忘録</description>
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<title>のぼうの城</title>
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<![CDATA[ 野村萬斎演じる主人公のキャラクター設定がたまらなく痛快。<br><br>現代日本の会社で働くサラリーマンに重ね合わせると、彼のような生き方をしたら即叩かれてつまはじきにされること間違いなし。<br><br>自分が正しいと思うことを信じて貫く、それに仲間が志を同じくして一緒に戦ってくれる、そんな状況が全く望み薄の現代において、この映画は一種のファンタジーなのかもしれない。<br><br>長いものに巻かれない、大きいものに合わせない、あえてノーと言える日本人になることが、今の世の中では何と難しいことか。でもかつて、この国には自分の信じるもののために命を投げ出していった人たちが山のようにいて、私たちの命はその上に成り立っている。<br><br>現代では、彼らはいみじくも主題歌の「ズレてる方がいい」と夢物語に語られるのかもしれないけれど、今わたしが日々暮らすこの土地に、その生き方が別にズレてる生き方じゃなかった時代もあったんだということを忘れないようにしよう。そう思った。
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11421433904.html</link>
<pubDate>Thu, 06 Dec 2012 18:38:12 +0900</pubDate>
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<title>最強のふたり</title>
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<![CDATA[ 大富豪の白人と、貧乏な黒人。<br>事故で車椅子生活を余儀なくされた白人と、健康そのものの黒人。<br>家族に恵まれない白人と、家族に悩まされる黒人。<br><br>観ているうちに人種とか、その他諸々の雑多なステータスは関係なくなって、偶然出会ったふたりの人間の、一瞬の触れ合いから生まれる生命のきらめきみたいなものが浮かんでくる。<br><br>何かに似てるな、と思って思い出したら、借りぐらしのアリエッティだった。<br><br>人間の人生においてほんの一瞬の出会いが、その人の人生を丸ごと変えることもある。<br><br>人生って不思議だし、人間って面白いし、生きてるといいこともある。ずっと一緒にいなくても、繋がっていられる。（これは半分私の希望も入ってるけど）<br><br>ラストシーンの主役ふたりの、お互いを見つめ合う笑顔に、今年のベストスマイル賞をあげたい。
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11411159740.html</link>
<pubDate>Fri, 23 Nov 2012 16:59:35 +0900</pubDate>
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<title>母の肖像</title>
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<![CDATA[ 久しぶりに実家に帰って、母と一緒に犬の散歩に出掛けた。<br><br>先月末に、飼っていたもう一頭の犬が老衰で亡くなってから、今いる犬は元気がない。<br><br>ごはんもあまり食べないし、だからかうんちもあまりしないという。<br><br>今日は、何故か二回もうんちをした。両方とも量は少ないが、この二日してなかったそうで、母は喜んでいた。あなたが一緒に散歩に来たからかしらね。<br><br>犬のリードを持って歩きながら、確かに以前と比べて、リードを引っ張る力が弱くなっているな、やっぱり元気がないなあと考えていると、後ろを歩いている母が、急に可愛いねぇ、と声を上げた。振り向くと、私の方を見てニコニコしている母がいた。お尻がぷりぷりしてて可愛い。母がもう一度言った。犬のことかと思って訊き返すと、私のことを言っているのだという。<br><br>世間一般からみれば、四十近いいき遅れのおばさんをつかまえて、可愛い、という表現をするこの人は、ああ、本当に、間違いようもなく、私をこの世に連れて来てくれた母親なんだなぁ。私は何をどうしても、この人の娘なんだなぁ、と考えたら、急に涙が出てきた。<br><br>残された犬は、もしかしたらもう長くないのかもしれない。母と一緒に散歩に出掛けて、可愛いねぇ、と言ってもらえることも、もう何回もないのかもしれない。<br><br>この世に、無条件に自分を可愛いと表現してくれる人が何人いるだろう。その人と一緒にいられる時間はどれくらいだろう。家族というのは、どこにでもあるようでいて、実はどこにでもあるわけではないものなのだなぁという、至極当たり前のことにようやく気づかせてもらえた夏の夕方だった。
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<pubDate>Mon, 17 Sep 2012 23:16:51 +0900</pubDate>
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<title>フレンドリーリマインダー</title>
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<![CDATA[ 人生修行がまだまだ足りないので、よく、自分がブレる。<br><br>些細なことで、わたしはもうダメだと落ち込んだりする。高倉健と張るくらい不器用なので、そこからもう一度立ち上がって歩き始めるのに時間がかかる。<br><br>でも、そんな時、そばにいてくれる人がいると、頑張れる。道端にみっともなく転がった私に、王子様みたいに手を差し伸べるわけではなく、抱き起こしてくれるわけでもない。でも、ただそばにいてくれる。私が今転んで痛がっていることを知っててくれる。それだけで、また立ち上がって、パンパンと体についた埃を払って、歩き始められる。<br><br>なのに、そばにいるだけでなく、私に言葉をかけてくれる。私の中の本能が欲しがるような甘い言葉ではないけれど、私のことを思ってかけてくれる真摯な言葉。<br><br>単純だなって自分でも思うけど、その言葉を聞くだけで私はもう、歩くどころか走り始めている。人生という名前のレースはまだまだ続く。<br><br>長い道のりの中で私が転ぶたびにそばに立って語りかけてくれるその言葉は、「思い出して、あなたは価値のある人間だよ」「忘れないで、人と比べるのではなく、昨日までの自分と比べるんだよ」「自分の目で見たものだけが真実だよ」人生を走り抜ける上で忘れちゃいけない大切なことばかりだ。<br><br>感謝しながら走る。頬をなでる風が気持ちいい。
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11354171531.html</link>
<pubDate>Fri, 14 Sep 2012 00:53:48 +0900</pubDate>
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<title>ロック・オブ・エイジズ</title>
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<![CDATA[ 何とも楽しいロック・ミュージカル。あなたがもし、80年代に青春時代を送った人であれば、何も考えずに一緒に歌って楽しめる。<br><br>私はまさにドンピシャの年代なので、ノリノリで楽しめた。<br><br>あえていうなら、主人公の二人よりも、トム・クルーズ演じるカリスマロッカー、ステイシー・ジャックスが前面に出てきていたのが、ちょっと残念かもしれないけど、あれはあれでアリ、というほど完成されたキャラクターだった。それ以外のキャラクターの描き方も秀逸。<br><br>もう一度観たいとおもえる映画はなかなかないけど、この映画は素直にまた劇場に行きたい、と思えた。みんなでわいわい言いながら、合唱しながら観たい。例えて言うならインド風の映画。観客みんなが映画に参加して完成する映画だと思う。だからやっぱり、おうちでDVDとかで観るのもいいけど、劇場で臨場感を楽しみながら観ることを強くオススメする映画だなーと思った。
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<pubDate>Mon, 13 Aug 2012 22:52:51 +0900</pubDate>
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<title>素朴な疑問</title>
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<![CDATA[ 悶々としています。頭が痛いのも加わって、調子悪いです。<br><br>素朴な疑問なんですけれど、もしあなたがお酒を飲むのが大好きな人だとして。彼氏か彼女か、片思い中の相手か、とにかくあなたが好意を持っている人が、全く飲めない下戸だったとしたら、あなたは一緒に食事をしている時、その相手が「飲んだら？」と言っても遠慮しますか？そして、それを意識しないストレスとして蓄積して行きますか？<br><br>そのストレスはどんどん溜まって行って、飲みたい！という欲求に変わるのかもしれないけど、その時に、好きな相手と飲めないからと言って、別の気になる人とふたりきりで飲んだりしますか？しかもその相手は、自分の好きな人の天敵、は言い過ぎだけど、ほんとにほんとに嫌いな人だから、そのことは好きな相手にはひた隠しにしてたりしますか？<br><br>飲める人にとって、やっぱりお酒を飲むのはたくさん飲める人と一緒の方が楽しいですか？飲めない人とご飯食べても盛り上がらないけど、それを相手に伝えるのは傷つきそうだからそれは言わずに、別の相手と飲んで埋め合わせをしたりしますか？<br><br>もし、あなたにこの世で一番好きな人がいて、その人が最近ある異性と怪しい、って噂を耳にしたら、冷静でいられますか？しかも、その異性っていうのが、自分の嫌いな人で、よりによって何で自分の好きな人に、って思って、でも、自分の好きな気持ちは誰にも打ち明けられないから、誰にもこのイライラを話せなかったとしたら、どうしようもない気持ちになったりしませんか？<br><br>例えばその好きな相手とラッキーにもお付き合いしてたとして、誘導尋問なんて生まれてこの方したこともないし、自分より年上で頭いい相手を面と向かって問い詰めたとしても、仮に相手がほんとにクロだとしても、絶対にほんとのことは教えてもらえず、はぐらかされるだけだろうって思った時の、「私は何を信じればいいんだろう感」は想像つきますか？<br><br>そもそも、この世で一番好きな人なのに、何故相手を信じられないのか、自分の心の狭さと余裕のなさに、辟易したりしませんか？<br><br>生まれてから二回めのヤケ酒で、明日は二日酔い必至かなー。もうすでに気持ち悪い…
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11326004296.html</link>
<pubDate>Sat, 11 Aug 2012 19:54:33 +0900</pubDate>
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<title>また、会えるかな</title>
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<![CDATA[ 飼っていた柴犬が死んだ。<br><br>飼っていた、と言っても私はもう家を出ていて、実家で両親が飼っていた犬だから、正確には飼っていたのは私じゃないけど、でも、確実に家族の一員だったし、向こうも私のことを家族のメンバーとして認めてくれていたと思う。<br><br>初めて我が家にやってきた時は、両手を合わせてお椀型にしたらそこに乗るくらいのサイズで、本当に小さかった。そして、以前飼っていた柴犬とのあまりの違いに驚いた。<br><br>前の犬は、「バカ」という形容詞を生き物にしたらこうなる、という見本みたいな犬で、言うことは聞かない、やたらとケンカっ早い、目を離したすきにつまみ食いする（一度は玄関においていた買い物袋の中の焼き鳥を串ごと食べて肝を冷やした）、うっかりリードを離したら風のように逃げていく。絶対追いつけない距離まで離れてから振り返りこっちを見る様は、ほんとに腹立たしい犬だった。でもそんなところが愛おしくもあった。<br><br>一方、その犬がやはり老衰で死んで、その後我が家に来た犬は、メスということもあるのだろうけど、正反対の性格だった。こちらのいうことを聞く、目を離しても絶対そばを離れない、よそのおうちの犬に会っても吠えない、とにかくおとなしい。犬というのは個体によってこんなにも違うものなのかと思った。<br><br>あんなに小さくて、知らない人ばかりの我が家に来ても、怯えていたのか鳴き声ひとつ立てずにちんまりしていた子が、もう足腰が弱くなって、ひょっとすると目も耳も聞こえないみたいだ、と両親が気付いたのは、昨年くらいのことだ。もう、ばあさまだからなぁ。だけど、ごはんもよく食べるし、大丈夫だよ。そう言う父の横で、父に優しく撫でられながらしあわせそうに眠る犬は、毛並みも若い頃と変わらずつやつやしていた。<br><br>それが、散歩に行ってもすぐ疲れて帰りたがる、階段から足を踏み外して転がり落ちて以来、自分で上り下り出来なくなった、という話が出て来たのは、今年の春くらいだった。夏が始まると、今度は認知症が始まったよ、と聞かされた。自分はもう食べ終わったのに、もう一匹いる柴犬のごはんを勝手に食べたり、散歩に行ったばかりなのに部屋の中で粗相をするようになったのだという。<br><br>それから、すぐだった。朝、父から電話があったのは。<br><br>ゆうべね、ごはん食べ終わってから急に立てなくなって息が荒くなった。ずっとそばにいてさすってあげてたんだけど、深夜2時ごろ、最後に鳴いて、息をしなくなった。うん、これから火葬の手続きしてくるから。大丈夫、近所に、前から散歩してて、将来はここに入ればいいね、って言ってたペット霊園があるから。あのね、森の中にあっていいとこだよ。<br><br>父がわざと事務的にしゃべっている。がまんしているのだとわかった。ここで私が泣き叫んだら、父もこらえられなくなってしまうと思ったから、私もわざと平坦な声でしゃべった。<br><br>うん、悪いね、全部お任せしちゃって。連絡ありがとう。<br><br>ほんとに言いたいことは、父も私もそんなことじゃないのに。<br><br>その日の夜、空を見上げたら、ものすごく月がきれいだった。夏目漱石はI love youを日本語に訳せと言われて、「あなたといると、月が綺麗ですね」と訳した逸話を思い出して、もしかしたら死んだ柴犬がそばにいるのかもしれない、と思ったら急に泣けて来た。<br><br>嬉しいことがあると、尻尾だけじゃなくてお尻も振ってたよね。お手とかお座りは教える前から出来てたよね。仰向けに寝てる時にエンヤートット、エンヤートットって掛け声をかけると、前脚を動かして櫓を漕いでたね。<br><br>居間で家族がくつろいでる時、絶対誰かの脚に自分の身体をくっつけて座ってたね。毎晩、お父さんの布団の中のあしもとで丸まって寝てたね。<br><br>爪切りが嫌いで、爪切りの入ってる引き出しを開けようとしただけで、違う部屋に避難してたよね。<br><br>たまに私が実家に帰ると、足音だけで私が分かって、ドアを開けたらもう尻尾振って、「おかえり！」って書いてあるんじゃないかと思う顔で待っててくれたよね。ただいま！って言って身体中わしゃわしゃしてあげると、嬉し過ぎて中村玉緒みたいな声を出してたよね。<br><br>お散歩に行った時、たまたま私の足が石ころを蹴って前の方にポーンと飛んでったことがあったよね。あの時、ものすごい勢いで追いかけて、家まで石をくわえて帰ろうとしたね。それ以来、私が散歩に連れていくときは、いつ石を蹴るか振り返り振り返り、気もそぞろな散歩だったね。<br><br>散歩の時、私がいじわるして草むらに隠れると、心配そうにあちこちダッシュで探し回って、そして、私を見つけるとものすごくいい笑顔でわらってたよね。<br><br>お昼寝の時、よく夢見て手足を動かして、寝言をいってたね。わふわふって、自分の声にびっくりして、起きて辺りを見回したりするんだよね。「いや、今の声、自分」って私に突っ込まれてたよね。<br><br>もう、実家に帰ってもいないんだね。顔も見られないし、声も聞けないし、大好きだった耳の後ろの柔らかい毛にもさわれない。一緒に畳の上でお昼寝して、もものお腹の匂いをかぐこともできないし、散歩も行けない。 ふたりだけの秘密ねって言って、一枚多くジャーキーをあげることもできない。今日あったことや、嬉しいことや悲しいことを、じっと目を見て聴いてくれることもないんだね。<br><br>ねえ、もも。私はももがいなくても、やっていけるかな。いつかは、どんなにもものことを思い出しても、泣かなくて済む日が来るのかな。お父さんは、今も毎晩、骨壷を抱えて布団に入ってるそうだよ。私はお母さんに、「ももの写真が携帯にあったら、全部送って」と頼まれたけど、データフォルダを開くのが怖くて、どんな写真が保存されているか、まだ確認もできてないよ。<br><br>ねえ、もも。また会えるかな。<br><br><div align="left"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20120810/00/smoochholic/d4/fe/j/o0480048012125901328.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20120810/00/smoochholic/d4/fe/j/o0480048012125901328.jpg" alt="photo:01" width="300" height="300" border="0"></a></div><br clear="all"><br>
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<pubDate>Wed, 08 Aug 2012 08:16:33 +0900</pubDate>
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<title>とかく</title>
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<![CDATA[ とかく、人の世は住みにくい。<br><br>と書いたのは夏目漱石だが、最近、この言葉ばかり呟いている。機嫌良く過ごしたいのに、コバエ並みに小さなことでいらいらする。そんな自分の小ささにも腹が立つ。<br><br>例えば、駅のエスカレーターで、ちょいと疲れたからエスカレーターに上昇運動はお任せして、手すりに掴まって左側に立っていると、後ろから上がってくる足音。元気なんだなーと思っていると、私の横をすり抜け、私の一段上で止まって、左に寄る。つまり、私の目の前で立ち止まり、もうエスカレーターの段を登ることはない。その行動の目的は？単に私を抜かしたかっただけなの？<br><br>あるいは、同僚のささいな軽口。もう細かい言い回しも忘れてしまうくらいささいなんだけれど、要は私を自分よりしたに見ているってことだよね？と聞き返したくなる内容。<br><br>いずれにせよ、私は大した人間ではないことを、自分が一番知っているし、それに目くじらを立てたとて、自分の人生が劇的に改善されるわけでもないし、何より気が小さいから、いつも何も言えずに終わってしまうのだけど、だからといってそのことを豪放磊落にスパッとわすれることも出来ない。<br><br>自分の器の小ささに枕を濡らしながら、今夜も月に向かって呟く。<br><br>とかく、人の世は住みにくい。もしくは、とかく、自分の小ささに嫌気がさす。<br><br>
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11298749391.html</link>
<pubDate>Tue, 10 Jul 2012 00:14:16 +0900</pubDate>
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<title>個人的徒然草</title>
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<![CDATA[ 最近思うことを順不同で。<br><br>■自分の意見と異なる意見を持っているからって、その人を攻撃していい理由にはならないよね。<br><br>■最初の目的は正当であり、納得できるものであったとしても、主張を続けていくうちに、相手を言い負かすことが目的にすり替わっていくことが往々にしてある。自分のかなえたい現実が、最初に思い描いたものと変わっていないか、慎重に確認を続ける必要があるなと思った。<br><br>■私は攻撃的な人間ではないし、誰かから攻撃を受けると縮こまってしまうタイプ。だけど怒りを感じていないかというとそんなことはなくて、理不尽なことについては頭にくるし、相手の顔を見ただけで平常心ではいられなくなる。それを表に出さないのは、オトナのふりをしているだけで、本当は怖くて言い出せないだけ、というのが半分。それを表に出したからって、何が変わるのかという諦念が半分。でも、ストレスは確実にたまっていく。<br><br>■ストレスが、RPGみたいに自分の目に見える形ではっきり数値化されて、常にモニターできればいいのに。あ、これをすると私のストレスは減るんだ、とか、デジタルに認識できれば楽なのに。<br><br>■自分にできることを黙々とやるのが唯一の自分にできること。自分ひとりではとてもできないと思うこともあるけど、自分はひとりじゃない。昨日の自分も、おとといの自分も、一週間前の自分も一年前の自分も、明日以降の自分もいる。自分がたくさん集まって、手をつないでみんなで同じ方向を向けば、ひとりでもひとりじゃない。
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11295386412.html</link>
<pubDate>Fri, 06 Jul 2012 05:48:19 +0900</pubDate>
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<title>誕生日ディナー</title>
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<![CDATA[ 今まで、男の人にごはんをご馳走してもらったことがなくって、ゆうべ、お誕生日だからってご馳走してもらった。<br><br>今までは、そういう時も、奢ってもらうような立場ではないから、と頑なに自分の分は出してたけど、ゆうべは素直に、するっと、良心の呵責なくご馳走になれた。<br><br>そしたら、すっごく嬉しいのね！ご馳走になるって。自分の存在価値を認めてもらった気がする。<br><br>生まれて初めて、ご馳走になって嬉しかった夜でした。
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<link>https://ameblo.jp/smoochholic/entry-11214610387.html</link>
<pubDate>Thu, 05 Apr 2012 20:31:20 +0900</pubDate>
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